JP6818561B2 - スマートデバイス用スタンド - Google Patents

スマートデバイス用スタンド Download PDF

Info

Publication number
JP6818561B2
JP6818561B2 JP2017004000A JP2017004000A JP6818561B2 JP 6818561 B2 JP6818561 B2 JP 6818561B2 JP 2017004000 A JP2017004000 A JP 2017004000A JP 2017004000 A JP2017004000 A JP 2017004000A JP 6818561 B2 JP6818561 B2 JP 6818561B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
stand
smart device
main plate
paperboard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017004000A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018113634A (ja
Inventor
純一 岩尾
純一 岩尾
Original Assignee
株式会社一九堂印刷所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社一九堂印刷所 filed Critical 株式会社一九堂印刷所
Priority to JP2017004000A priority Critical patent/JP6818561B2/ja
Publication of JP2018113634A publication Critical patent/JP2018113634A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6818561B2 publication Critical patent/JP6818561B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

本発明は、スマートフォン、タブレット端末、電子書籍リーダー、デジタルオーディオプレイヤー、携帯型ゲーム機などのスマートデバイスを支えるためのスタンドに関する。特に、本発明は、デザインの自由度が高く、デザインの異なる多数のバリエーションの商品を簡単、迅速且つ安価に市場に投入することが可能な紙製のスマートデバイス用スタンドに関する。
スマートフォンやタブレット端末等のスマートデバイスを支えるためのスタンドとしては、例えば、特許文献1〜8で提案されているような構成のものがある。
特許文献1、3、4には、合成樹脂製の帯体の中にスチール製の芯体を挿入したスタンドが提案されている。特許文献1、3、4のスタンドは、吸盤によってスマートフォンの背面に吸着され、有端輪形に曲げられて支持体を構成する。このような特許文献1、3、4のスタンドは、手で曲げることが可能な柔らかい金属と合成樹脂とで製造される。
特許文献2には、長方形状のベースフィルムからなるスタンドが提案されている。ベースフィルムは、粘着物によってスマートフォンの背面に粘着され、スマートフォンを支えるスタンドを構成する。このような特許文献2のスタンドは、合成樹脂の薄いフィルムによって製造される。
特許文献5には、箱型の立てかけ収容部に、USBケーブルのコネクタ、イヤホンジャックの挿入口及び立て脚を設けたスタンドが提案されている。立てかけ収容部にスマートフォンを収容すると、USBケーブルのコネクタがスマートフォンに接続され、スマートフォンが充電される。挿入口を介して、イヤホンジャックをスマートフォンに接続することができ、音楽を聴くこともできる。このような特許文献5のスタンドは、金属、合成樹脂又は木のいずれか一つ以上によって製造される。
特許文献6には、スマートフォンの液晶画面を拡大することが可能なスタンドが提案されている。特許文献6のスタンドは、拡大レンズが設けられた枠体と、スマートフォンの押さえ部が設けられた台座とを備える。スマートフォンは、台座の押さえ部によって自立され、枠体の拡大レンズによって液晶画面が拡大される。このような特許文献6のスタンドは、枠体を自立させる剛性と、台座を弾性変性させる可撓性とを兼ね備えた合成樹脂によって製造される。
特許文献7には、スマートフォンを支えていないときは、しおり及び定規として使用することができるスタンドが提案されている。特許文献7のスタンドは、長方形の枠体の中央にコ字状の切れ込みを入れて、舌片状の押さえ部を設けた構成となっている。押さえ部の先端には、一対の支持片が設けられる。枠体には、各支持片に対応する一対の爪が設けられる。また、枠体の一の長辺に沿って、定規のメモリが設けられる。スマートフォンは、横向きの状態で押さえ部と爪との間に挟持される。スマートフォンが挟持されていないときは、押さえ部と枠体との間に紙を挟み、しおりとして使用することができる。また、枠体の一の長辺に設けられた定規によって、直線を引いたり、長さを図ったりすることが可能である。このような特許文献7のスタンドは、爪及び支持片が変形しない程度の剛性と、枠体を弾性変性させる程度の可撓性とを兼ね備えた合成樹脂によって製造される。
特許文献8には、組立、展開が可能なスマートフォン用のスタンドが提案されている。特許文献8のスタンドの展開状態は、後面部、前面部及び底面部が連続する平板状となっている。展開状態のスタンドは、後面部と前面部との境界、及び前面部と底面部との境界をそれぞれ折り曲げて、後面部と底面部とを互いに結合させることによって、立体的な組立状態になる。このような特許文献8のスタンドは、補強用のリブを一体的に突出させるため、合成樹脂によって製造される。
特開2016−131307号公報 特開2016−019149号公報 実用新案登録第3203617号公報 実用新案登録第3196668号公報 実用新案登録第3192129号公報 実用新案登録第3185649号公報 実用新案登録第3184866号公報 実用新案登録第3174433号公報
<スタンドの素材>
従来のスマートデバイス用スタンドは、金属、合成樹脂又は木のいずれか一つ以上によって製造されることが一般的である。スマートデバイス用スタンドの素材として、金属、合成樹脂又は木が採用されるのは、簡単に壊れることなく、長期に亘って使用可能な耐久性をもたせるためである。このため、商品として市場に流通するスマートデバイス用スタンドの殆どが金属製、合成樹脂製又は木製である。近年、紙製のスマートデバイス用スタンドが、宣伝広告のための販促品として無料配布されるようになったが、商品として販売される紙製のスマートデバイス用スタンドは、その数は極めて少ない。
<デザインの制限>
金属、合成樹脂又は木は、デザインどおりの形状とするために加工を必要とする。例えば、金属を所望の形状とするには、打ち抜き、曲げ、切削等が必要である。合成樹脂を所望の形状とするには、金型による成形が必要である。木を所望の形状とするには、切断、切削、研磨等が必要である。このため、従来のスマートデバイス用スタンドの形状は、既存の設備で加工することが可能なデザインに制限される。
<バリエーションの制限>
金属製、合成樹脂製又は木製のスマートデバイス用スタンドは、せいぜい色違いのバリエーションがあるだけで、異なる形状のバリエーションを数多く設けることができなかった。形状が異なれば加工方法も異なり、全てバリエーションを含む商品シリーズの製造コストが高価になるからである。例えば、合成樹脂製のスマートデバイス用スタンドでは、異なる形状を成形するために異なる金型が必要になる。金属製及び木製のスマートデバイス用スタンドでは、異なる形状に加工するために異なる製造工程が必要になる。色違いの商品は、同じ金型、同じ製造工程を経て製造することができるが、色違いのバリエーションだけでは、多様化する需要者のニーズに応えることはできない。
<リニューアルの制限>
金属製、合成樹脂製又は木製のスマートデバイス用スタンドは、製造を開始するまでのイニシャルコストが高価である。このような経済的事情により、既存の商品の売れ行きが低迷した場合でも、直ちに商品のデザインをリニューアルすることは難しい。今後も、商品のライフサイクルは一層短縮化する傾向にあるが、従来のスマートデバイス用スタンドでは、短いサイクルで次から次へと新商品を市場に投入することは到底できない。
<占有スペースの問題>
金属製、合成樹脂製又は木製のスマートデバイス用スタンドは、折畳式又は組立式のものを除き、立体的な形状を有する。このため、商品を店頭に陳列するときに、幅、奥行及び高さの各方向にスペースを占有する。この結果、大量の商品在庫を店頭に陳列することができない。したがって、商品のバリエーションを数多く設け、且つバリエーションごとの商品在庫を大量に店頭に陳列することができない。なお、商品の占有スペースが問題になるのは、店頭に陳列する場合に限らない。嵩張る商品を人手によって大量に搬送することは困難である。このため、一人の需要者が、従来のスマートデバイス用スタンドを店頭で大量に購入することは期待できない。
<製造工程及び製造コストの問題>
金属、合成樹脂又は木は、長期に亘る商品の使用を可能とする耐久性を有する素材であるが、いずれも素材自体の単価が高い。また、金属、合成樹脂又は木を加工してスマートデバイス用スタンドを製造するには、完成までに複数の製造工程を経なければならない。デザインが複雑であったり、部品点数が多くなったりすれば、製造工程が必然的に多くなり、これに伴って、製造コストが高価になり、この結果、商品価格が高くなる。スマートデバイス用スタンドは、万人が使う日用品であり、商品価格が高くなるほど万人に売れなくなる。これでは、商品の大量販売は見込まれず、商品のバリエーションを数多く設けることなど到底できない。
<紙の適用可能性>
本出願人は、1910年の創業後、長年にわたり紙製のパッケージの研究開発及び製造を続けている。紙は、たとえ高級紙であっても、金属、合成樹脂又は木材のいずれよりも単価が安く、どのような形状にも容易に加工することができる。また、最先端の印刷技術を駆使すれば、紙には、どのようなデザインでも美しくフルカラー印刷することが可能である。したがって、スマートデバイスを支えるスタンドとして、長期にわたり使用可能な耐久性が得られれば、商品として十分な価値を備えた紙製のスマートデバイス用スタンドが実現するものと考える。さらに、紙製のスマートデバイス用スタンドによれば、上述した商品のデザイン、バリエーション及びリニューアルの制限、商品の占有スペース及びコストの全ての問題が解決され、大量生産及び大量販売の事業展開が可能になるものと考える。
<本発明の目的>
本発明のスマートデバイス用スタンドは、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、下記の事項を目的とする。
・紙製でありながらスタンドとして長期にわたり使用可能な耐久性を有すること
・商品のデザインの自由度が高いこと
・デザインの異なる商品のバリエーションを数多く設けることができること
・商品のデザインを短いサイクルでリニューアルすることができること
・商品を簡単に製造することができ、迅速に市場に投入することが可能なこと
・商品の占有スペースが極めて小さいこと
・製造コスト及び商品価格を極めて安価にできること
(1)上記の目的を達成するために、本発明のスマートデバイス用スタンドは、スマートデバイスを支えるためのスタンドであって、厚さ0.8mm以上の板紙からなり、前記スマートデバイスの正面又は背面を支えるための主板と、前記スタンドの底面を構成する底板と、前記主板を背後から支えて傾斜した状態で立たせる支持板と、前記スマートデバイスの上部、下部、左側部又は右側部のうちの一か所が載置される載置板と、を含み、前記主板を基準に上下左右を定義した場合に、前記主板の下方には、前記底板が連続し、前記底板の下方には、前記支持板が連続し、前記支持板の下方には、前記載置板の基部が連続し、前記主板と前記底板との境界は、第1半切線によって画定され、前記底板と前記支持板との境界は、第2半切線によって画定され、前記第1及び第2半切線は、いずれも前記板紙の第1面上に形成され、前記載置板の基部は、前記載置板の他の部分よりも横幅が狭く、前記主板には、上部の横幅が広く下部の横幅が狭い、左右に段状輪郭を有する長孔が形成され、前記長孔の上部の横幅は、前記載置板の横幅よりも広く、前記長孔の下部の横幅は、前記載置板の基部の横幅とほぼ等しい構成としてある。
(2)好ましくは、上記(1)のスマートデバイス用スタンドにおいて、前記載置板が、前記載置板の中央に形成された第3半切線と、前記第3半切線を軸にして前記載置板の基部と対称的に設けられた第2基部と、前記第2基部の下方に連続し、前記第2基部よりも横幅の広い抜止板と、を含み、前記第3半切線が、前記板紙の第1面上に形成された構成にするとよい。
(3)好ましくは、上記(1)又は(2)のスマートデバイス用スタンドにおいて、前記長孔の左右の段状輪郭の頂部が、前記長孔の内側に向かって僅かに突出し、前記載置板の基部(又は前記載置板の基部及び第2基部)が、前記頂部を乗り越えて前記長孔の下部と結合する構成にするとよい。
(4)好ましくは、上記(1)〜(3)のいずれかのスマートデバイス用スタンドにおいて、前記主板の左右のいずれか一方に連続する補強板をさらに含み、前記補強板には、前記主板の長孔に対応する第2長孔が形成され、前記主板と前記補強板との境界は、第4半切線によって画定され、前記第4半切線が、前記板紙の第1面上に形成された構成にするとよい。
(5)好ましくは、上記(1)〜(4)のいずれかのスマートデバイス用スタンドにおいて、前記板紙が、厚さ0.8mm以上の単紙である構成にするとよい。
(6)好ましくは、上記(1)〜(4)のいずれかのスマートデバイス用スタンドにおいて、前記板紙が、厚さ0.8mm以上の合紙である構成にするとよい。
(7)好ましくは、上記(1)〜(6)のいずれかのスマートデバイス用スタンドにおいて、少なくとも前記主板の第1面にデザインが印刷された構成にするとよい。
(8)好ましくは、上記(7)のスマートデバイス用スタンドにおいて、少なくとも前記主板の輪郭形状が、前記主板の第1面に印刷されたデザインと関連性をもってデザインされた構成にするとよい。
(9)好ましくは、上記(8)のスマートデバイス用スタンドにおいて、前記主板の第1面に印刷されたデザインと、前記主板の輪郭形状とが一つのキャラクターデザインを構成するようにするとよい。
(10)好ましくは、上記(9)のスマートデバイス用スタンドにおいて、前記主板の第1面に印刷されたデザインと、前記主板の輪郭形状と、前記補強板の第1面に施された印刷とが一つのキャラクターデザインを構成するようにするとよい。
<組み立て>
本発明のスマートデバイス用スタンドは、誰でも簡単に組み立てることが可能である。まず、第1半切線に沿って主板と底板とを山折りし、第2半切線に沿って底板と支持板とを山折りする。次いで、主板の長孔の上部に載置板を挿通させ、主板の長孔の下部に載置板の基部を結合させる。これでスマートデバイス用スタンドの組み立ては完了する。
<耐久性>
本発明のスマートデバイス用スタンドは、全体が厚さ0.8mm以上の板紙からなり、スタンドを構成する主板、底板、支持板及び載置板のそれぞれが、容易に変形しない強度を有する。また、主板と底板、底板と支持板、支持板と載置板がそれぞれ連続し、各部が分離しない一体性を有する。さらに、主板の長孔の下部よりも下の部分、底板及び支持板が、スタンドの側面から見て三角形状の基台を構成する。三角形状の基台は、荷重に対して変形しにくく、構造体としての強度が高い。そして、三角形状の基台の頂点には、主板の長孔の下部に結合された載置板の基部が位置する。この結果、三角形状の基台は、主板及び載置板に加えられるスマートデバイスの荷重を二方向に分散させて受け止める。以上の構成により、本発明のスマートデバイス用スタンドは、紙製でありながらスタンドとして長期にわたり使用可能な耐久性を発揮する。
また、載置板の中央に第3半切線を形成することにより、載置板を二重の板紙で構成することができる。この構成により、スマートデバイスの荷重を支える載置板の強度がさらに向上する。これに加え、載置板の基部が二重の板紙で構成され、基部の厚みが増すことにより、主板の長孔の下部との結合力が増大される。
さらに、長孔の左右の段状輪郭の頂部を、長孔の内側に向かって僅かに突出させた場合は、載置板の基部(二重の板紙で構成される場合を含む)が、頂部を乗り越えて長孔の下部と結合するようになり、載置板の基部との結合力がより増大される。
一方、主板の左右のいずれか一方に、第4半切線を介して補強板を連続して設けることができる。この構成により、スマートデバイスの正面又は背面が、主板及び補強板の二重の板紙で支えられ、スタンドの強度が大幅に向上する。
<デザイン>
本発明のスマートデバイス用スタンドは、印刷した板紙を打抜き加工することによって簡単に製造することができ、商品のデザインの自由度が極めて高い。すなわち、板紙の表裏には、どのようなデザインでも美しくフルカラー印刷することができる。また、打抜き加工によって、板紙の輪郭をどのような形状にも容易に加工することができる。さらに、印刷機及び打抜き機によるデザインの制限を受けることがない。
<バリエーション>
本発明のスマートデバイス用スタンドは、板紙の単価、イニシャルコスト及び製造コストがいずれも安価であるので、デザインの異なる商品のバリエーションを数多く設けることができる。すなわち、板紙の打抜き加工には、デザインに応じた抜き型が用いられる。抜き型は、木板の表面に鋼製の刃物を埋め込んだ構成になっており、樹脂成形の金型と比較して安価であり、短期間で容易に製造することができる。一方、板紙の印刷には、デザインに応じた版を用いる場合があるが、これもまた、樹脂成形の金型と比較して安価であり、短期間で容易に製版することができる。このため、本発明のスマートデバイス用スタンドは、製造を開始するまでのイニシャルコストが安価である。そして、本発明のスマートデバイス用スタンドは、印刷した板紙を打抜き加工して製造することができ、製造コストも安価である。商品のデザインが異なる場合でも、板紙の印刷及び加工の工程が変わらないので、製造コストはほとんど変動しない。したがって、本発明のスマートデバイス用スタンドの構成であれば、経済的事情に制限されることなく、デザインの異なる商品のバリエーションを数多く設けることが可能となる。
<リニューアル>
本発明のスマートデバイス用スタンドは、製造を開始するまでのイニシャルコストが安価であるので、商品のデザインを短いサイクルでリニューアルすることができる。上述したように、板紙を打抜き加工するための抜き型、及び板紙を印刷するための版は、樹脂成形の金型と比較して安価であり、短期間で容易に製造及び製版することができる。したがって、本発明のスマートデバイス用スタンドの構成であれば、経済的事情に制限されることなく、商品のデザインをリニューアルすることができ、短いサイクルで次から次へと新商品を市場に投入することが可能となる。
<製造工程、市場投入>
上述したように、本発明のスマートデバイス用スタンドは、印刷した板紙を打抜き加工して簡単に製造することができる。特に、第1〜第4半切線の全てを板紙の同一面上に形成する構成としたことにより、主板、長孔、底板、支持板、載置板、補強板、第2長孔、第1〜第4半切線からなるスタンド全体を、一回の打抜き加工で製造することが可能である。また、板紙を打抜き加工するための抜き型、及び板紙を印刷するための版は、いずれも短期間で容易に製造及び製版することが可能である。したがって、本発明のスマートデバイス用スタンドの構成であれば、商品を簡単に大量生産して、迅速に市場投入することが可能となる。
<占有スペース>
本発明のスマートデバイス用スタンドは、全体が厚さ0.8mm以上の板紙からなり、未組立のときは平面的な形態となる。このため、商品を店頭に陳列するときに、奥行方向のスペースを占有しない。この結果、大量の商品在庫を奥行方向に重ね合せて店頭に陳列することができる。したがって、本発明のスマートデバイス用スタンドの構成であれば、商品のバリエーションを数多く設け、且つバリエーションごとの商品在庫を大量に店頭に陳列することが可能となる。また、平面的な紙製の商品は、軽くて嵩張らず、大量の商品を重ね合せた状態にすれば、人手によって容易に搬送することができる。このため、一人の需要者が、本発明のスマートデバイス用スタンドを店頭で大量に購入することが大いに期待できる。
<コスト>
上述したように、本発明のスマートデバイス用スタンドは、板紙の単価、イニシャルコスト及び製造コストがいずれも安価であり、金属製、合成樹脂製又は木製のスマートデバイス用スタンドと比較して、商品価格を極めて安価にすることができる。
図1(a)、(b)は、第1実施形態に係るスマートデバイス用スタンドの展開図である。図1(c)は、主板に形成された長孔の拡大図である。 図2は、第1実施形態に係るスマートデバイス用スタンドの斜視図である。 図3は、第2実施形態に係るスマートデバイス用スタンドの展開図である。 図4は、第2実施形態に係るスマートデバイス用スタンドの斜視図である。 図5(a)は、第1実施形態に係るスマートデバイス用スタンドの主板のデザインの具体例を示す正面図であり、図5(b)は、前記主板のデザインの具体例を示す背面図である。図5(c)は、第2実施形態に係るスマートデバイス用スタンドの主板及び補強板のデザインの具体例を示す正面図である。
<第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態に係るスマートデバイス用スタンドについて、図1及び図2を参照しつつ説明する。図1は、未組立状態のスマートデバイス用スタンド1を示す。図2は、組立状態のスマートデバイス用スタンド1を示す。なお、以下の説明において、本実施形態のスマートデバイス用スタンド1の上下左右は、スタンドの正面を構成する主板11を基準に定義する。
<<構成>>
図1(a)、(b)に示すように、本実施形態のスマートデバイス用スタンド1は、主板11、底板12、支持板13及び載置板14の四つの部分を含む一枚の板紙からなる。板紙には、厚さ0.8mm以上、坪量650g/m以上の単紙又は合紙を用いる。板紙の厚さを0.8mm以上とすることにより、スマートフォンやタブレット端末等のスマートデバイスを支えるための十分な強度が得られる。また、板紙の坪量を650g/m以上とすることにより、スマートデバイス用スタンド1が適度な重量をもち、スタンドとしての十分な安定性が得られる。本実施形態では、板紙として、厚さ1.0mm、坪量770g/mのインバーコート(登録商標)の単紙を用いている。インバーコート(登録商標)の単紙は、針葉樹のバージンパルプを主原料とし、強度が高く、白色度に優れている。
主板11の下方には、底板12が連続している。底板12の下方には、支持板13が連続している。支持板13の下方には、載置板14の基部14aが連続している。主板11と底板12との境界は、第1半切線HC1によって画定されている。底板12と支持板13との境界は、第2半切線HC2によって画定されている。載置板14の中央には、第3半切線HC3が形成されている。第1〜第3半切線HC1〜HC3は、いずれも板紙の第1面(表面)から板厚の半分(0.5mm)に達し、第2面(裏面)には達していない。第1〜第3半切線HC1〜HC3が達していない板厚の残り0.5mmの部分がヒンジの役割を果たし、主板11、底板12、支持板13、及び載置板14の下半分を、それぞれ第2面の側に折り曲げ可能としている。
図1(a)に示すように、主板11には、上部111aの横幅が広く下部111bの横幅が狭い、左右に段状輪郭を有する長孔111が形成されている。長孔111の上部111aの横幅は、載置板14の横幅(第3半切線HC3の全長と同じ)よりも広い。一方、長孔111の下部111bの横幅は、載置板14の基部14a及び第2基部14bのそれぞれの横幅とほぼ等しい。
ここで、図1(c)に示すように、長孔111の左右の段状輪郭の頂部111cは、長孔111の内側に向かって僅かに突出している。この構成により、載置板14の基部14a及び第2基部14bが、頂部111cを乗り越えて、長孔111の下部111bと結合するようにしてある。
図1(a)に示すように、載置板14の下半分は、第3半切線HC3をヒンジにして第2面の側に折り曲げられ、載置板14の上半分と重なり合う。つまり、本実施形態の載置板14は、二重の板紙で構成される。第2基部14bは、第3半切線HC3を軸にして、基部14aと対称的に設けられている。第3半切線HC3をヒンジにして、載置板14の下半分と上半分とを重ね合せたとき、第2基部14bの横幅は、基部14aの横幅に一致する(図1(c)を参照)。
また、第2基部14bの下方には、長方形状の抜止板14cが連続している。抜止板14cの横幅は、第2基部14bの横幅よりも広く、これと同様に長孔111の下部111bの横幅よりも広い。つまり、第2基部14bを長孔111の下部111bに結合させたとき、抜止板14cは、主板11の第2面に当接して、第2基部14bが長孔111の下部111bから抜けないようにする。
<<組み立て>>
まず、図1(a)、(b)に示す板紙を、第1〜第3半切線HC1〜HC3に沿って折り曲げる。すなわち、第1半切線HC1に沿って、主板11と底板12とを山折りする。第2半切線HC2に沿って、底板12と支持板13とを山折りする。第3半切線HC3に沿って、載置板14の下半分を山折りし、載置板14の上半分と重ね合せる。
次に、二重にした載置板14を、主板11の長孔111の上部111aに挿通させる。その後、載置板14の基部14a及び第2基部14bを、主板11の長孔111の下部111bに結合させる。これにより、図2に示すスマートデバイス用スタンド1の組み立てが完了する。
図2に示す組立状態において、主板11は、スマートデバイス用スタンド1の正面を構成する。底板12は、スマートデバイス用スタンド1の底面を構成する。支持板13は、主板11を背後から支えて傾斜した状態で立たせる。載置板14には、図示しないスマートデバイスの上部、下部、左側部又は右側部のうちの一か所が載置される。このスマートデバイスの正面又は背面は、主板11によって支えられる。
ここで、主板11の長孔111の下部111bよりも下の部分、底板12及び支持板13が、スマートデバイス用スタンド1の側面から見て三角形状の基台を構成する。三角形状の基台は、荷重に対して変形しにくく、構造体としての強度が高い。そして、三角形状の基台の頂点には、主板11の長孔111の下部111bに結合された載置板14の基部14a及び第2基部14bが位置する。この結果、三角形状の基台は、主板11及び載置板14に加えられるスマートデバイスの荷重を二方向に分散させて受け止める。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係るスマートデバイス用スタンドについて、図3及び図4を参照しつつ説明する。図3は、未組立状態のスマートデバイス用スタンド2を示す。図4は、組立状態のスマートデバイス用スタンド2を示す。なお、以下の説明において、第1実施形態のスマートデバイス用スタンド1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
<<構成>>
図3において、本実施形態のスマートデバイス用スタンド2は、主板11の左側に連続する補強板15をさらに含む。主板11と補強板15との境界は、第4半切線HC4によって画定されている。第4半切線HC4は、板紙の第1面(表面)から板厚の半分(0.5mm)に達し、第2面(裏面)には達していない。第4半切線HC4が達していない板厚の残り0.5mmの部分がヒンジの役割を果たし、補強板15を主板11の第2面の側に折り曲げ可能としている。
補強板15には、主板11の長孔111に対応する第2長孔115が形成されている。主板11の長孔111と同様に、第2長孔115は、上部115aの横幅が広く下部115bの横幅が狭い、左右に段状輪郭を有する。但し、第2長孔115は、長孔111のよりも全体の寸法が大きく、長孔111に干渉しない。また、第2長孔115の下辺は、長孔111の下辺と同じ高さに形成されている。
<<組み立て>>
まず、図3に示す板紙を、第1〜第4半切線HC1〜HC4に沿って折り曲げる。すなわち、第1半切線HC1に沿って、主板11と底板12とを山折りする。第2半切線HC2に沿って、底板12と支持板13とを山折りする。第3半切線HC3に沿って、載置板14の下半分を山折りし、載置板14の上半分と重ね合せる。
さらに、本実施形態では、第4半切線HC4に沿って、補強板15を山折りし、主板11の第2面に重ね合せる。これにより、長孔111と第2長孔115とが連通し、且つ長孔111の下辺と第2長孔115と下辺とが一致する。
次に、二重にした載置板14を、長孔111の上部111a及び第2長孔115の上部115aに挿通させる。その後、載置板14の基部14a及び第2基部14bを、長孔111の下部111bと、第2長孔115の下部115bとの両方に結合させる。これにより、図4に示すスマートデバイス用スタンド2の組み立てが完了する。
<デザインの具体例>
第1及び第2実施形態に係るスマートデバイス用スタンド1、2のデザインの具体例を図5(a)〜(c)に示す。
第1実施形態のスマートデバイス用スタンド1は、主板11、底板12、支持板13及び載置板14の両面に、任意のデザインを印刷することが可能である。第2実施形態のスマートデバイス用スタンド2は、主板11、底板12、支持板13、載置板14及び補強板15の両面に、任意のデザインを印刷することが可能である。印刷方法は、特に限定されるものではなく、オフセット印刷、デジタル印刷、グラビア印刷又は凸版印刷などの種々の印刷方法を適用することができる。また、主板11、底板12、支持板13、載置板14及び補強板15の輪郭形状は、任意のデザインに打抜き加工することが可能である。
ここで、上述したデザインの印刷及び打抜き加工は、主板11、底板12、支持板13、載置板14及び補強板15の全部又は一部に施してもよいが、少なくとも、主板11の第1面にデザインを印刷し、主板11の輪郭形状を任意のデザインに打抜き加工することが好ましい。主板11の第1面は、スマートデバイス用スタンド1、2の外観において、最も見やすい正面を構成するものであり、美しくデザインすることで、需要者の購買意欲を喚起できるからである。
より好ましくは、主板11の輪郭形状を、主板11の第1面に印刷されたデザインと関連性をもってデザインするとよい。例えば、図5(a)に示すように、主板11の第1面に印刷されたデザインと、主板11の輪郭形状とで、一つのキャラクターデザインを構成してもよい。主板11の第1面には、キャラクターの正面のデザインを印刷し、印刷したキャラクターデザインの輪郭形状に沿って主板11を打抜き加工する。
図5(b)に示すように、第1実施形態のスマートデバイス用スタンド1においては、主板11の第2面に、キャラクターの背面のデザインを印刷してもよい。一方、図5(c)に示すように、第2実施形態のスマートデバイス用スタンド2においては、補強板15の第1面に、キャラクターの背面のデザインを印刷してもよい。
第1及び第2本実施形態のスマートデバイス用スタンド1、2は、印刷した板紙を打抜き加工して簡単に製造することができるので、多種多様なデザインのキャラクターを容易、迅速且つ安価に商品化することができる。
<作用効果>
上述した第1及び第2実施形態のスマートデバイス1、2は、以下に挙げる作用効果を奏する。
<<組み立て>>
本実施形態のスマートデバイス用スタンド1、2は、誰でも簡単に組み立てることが可能である。すなわち、図1及び図3に示す板紙を、第1〜第4半切線HC1〜HC4に沿って山折りし、主板11の長孔111の下部111bに、載置板14の基部14a及び第2基部14bを結合させることで、図2及び図4に示すスマートデバイス用スタンド1、2の組み立てが完了する。
<<耐久性>>
本実施形態のスマートデバイス用スタンド1、2は、全体が厚さ0.8mm以上の板紙からなり、スタンドを構成する主板11、底板12、支持板13、載置板14及び補強板15のそれぞれが、容易に変形しない強度を有する。また、主板11と底板12、底板12と支持板13、支持板13と載置板14、補強板15と主板11がそれぞれ連続し、各部が分離しない一体性を有する。さらに、主板11の長孔111の下部111bよりも下の部分、底板12及び支持板13が、スタンドの側面から見て三角形状の基台を構成する。三角形状の基台は、荷重に対して変形しにくく、構造体としての強度が高い。そして、三角形状の基台の頂点には、主板11の長孔111の下部111bに結合された載置板14の基部14a及び第2基部14bが位置する。この結果、三角形状の基台は、主板11及び載置板14に加えられるスマートデバイスの荷重を二方向に分散させて受け止める。以上の構成により、本実施形態のスマートデバイス用スタンド1、2は、紙製でありながらスタンドとして長期にわたり使用可能な耐久性を発揮する。
また、載置板14の中央に第3半切線HC3を形成することにより、載置板14を二重の板紙で構成することができる。この構成により、スマートデバイスの荷重を支える載置板14の強度がさらに向上する。これに加え、載置板14の基部(14a、14b)が二重の板紙で構成され、基部(14a、14b)の厚みが増すことにより、主板11の長孔111の下部111bとの結合力が増大される。
さらに、長孔111の左右の段状輪郭の頂部111cを、長孔111の内側に向かって僅かに突出させた場合は、載置板14の基部(14a、14b)が、頂部111cを乗り越えて長孔111の下部111bと結合するようになり、載置板14の基部(14a、14b)との結合力がより増大される。
一方、主板11の左側に、第4半切線HC4を介して、補強板15を連続して設けたことにより、スマートデバイスの正面又は背面が、主板11及び補強板15の二重の板紙で支えられ、スタンドの強度が大幅に向上する。
<<デザイン>>
本実施形態のスマートデバイス用スタンド1、2は、印刷した板紙を打抜き加工することによって簡単に製造することができ、商品のデザインの自由度が極めて高い。すなわち、板紙の表裏には、どのようなデザインでも美しくフルカラー印刷することができる。また、打抜き加工によって、板紙の輪郭をどのような形状にも容易に加工することができる。さらに、印刷機及び打抜き機によるデザインの制限を受けることがない。
<<バリエーション>>
本実施形態のスマートデバイス用スタンド1、2は、板紙の単価、イニシャルコスト及び製造コストがいずれも安価であるので、デザインの異なる商品のバリエーションを数多く設けることができる。すなわち、板紙の打抜き加工には、デザインに応じた抜き型が用いられる。抜き型は、木板の表面に鋼製の刃物を埋め込んだ構成になっており、樹脂成形の金型と比較して安価であり、短期間で容易に製造することができる。一方、板紙の印刷には、デザインに応じた版を用いる場合があるが、これもまた、樹脂成形の金型と比較して安価であり、短期間で容易に製版することができる。このため、本実施形態のスマートデバイス用スタンド1、2は、製造を開始するまでのイニシャルコストが安価である。そして、本実施形態のスマートデバイス用スタンド1、2は、印刷した板紙を打抜き加工して製造することができ、製造コストも安価である。商品のデザインが異なる場合でも、板紙の印刷及び加工の工程が変わらないので、製造コストはほとんど変動しない。したがって、本実施形態のスマートデバイス用スタンド1、2の構成であれば、経済的事情に制限されることなく、デザインの異なる商品のバリエーションを数多く設けることが可能となる。
<<リニューアル>>
本実施形態のスマートデバイス用スタンド1、2は、製造を開始するまでのイニシャルコストが安価であるので、商品のデザインを短いサイクルでリニューアルすることができる。上述したように、板紙を打抜き加工するための抜き型、及び板紙を印刷するための版は、樹脂成形の金型と比較して安価であり、短期間で容易に製造及び製版することができる。したがって、本実施形態のスマートデバイス用スタンド1、2の構成であれば、経済的事情に制限されることなく、商品のデザインをリニューアルすることができ、短いサイクルで次から次へと新商品を市場に投入することが可能となる。
<<製造工程、市場投入>>
上述したように、本実施形態のスマートデバイス用スタンド1、2は、印刷した板紙を打抜き加工して簡単に製造することができる。特に、第1〜第4半切線HC1〜HC4の全てを板紙の同一面上に形成する構成としたことにより、主板11、長孔111、底板12、支持板13、載置板14、補強板15、第2長孔115、第1〜第4半切線HC1〜HC4からなるスタンド全体を、一回の打抜き加工で製造することが可能である。また、板紙を打抜き加工するための抜き型、及び板紙を印刷するための版は、いずれも短期間で容易に製造及び製版することが可能である。したがって、本実施形態のスマートデバイス用スタンド1、2の構成であれば、商品を簡単に大量生産して、迅速に市場投入することが可能となる。
<<占有スペース>>
本実施形態のスマートデバイス用スタンド1、2は、全体が厚さ0.8mm以上の板紙からなり、未組立のときは平面的な形態となる。このため、商品を店頭に陳列するときに、奥行方向のスペースを占有しない。この結果、大量の商品在庫を奥行方向に重ね合せて店頭に陳列することができる。したがって、本実施形態のスマートデバイス用スタンドの構成であれば、商品のバリエーションを数多く設け、且つバリエーションごとの商品在庫を大量に店頭に陳列することが可能となる。また、平面的な紙製の商品は、軽くて嵩張らず、大量の商品を重ね合せた状態にすれば、人手によって容易に搬送することができる。このため、一人の需要者が、本実施形態のスマートデバイス用スタンド1、2を店頭で大量に購入することが大いに期待できる。
<<コスト>>
上述したように、本実施形態のスマートデバイス用スタンド1、2は、板紙の単価、イニシャルコスト及び製造コストがいずれも安価であり、金属製、合成樹脂製又は木製のスマートデバイス用スタンドと比較して、商品価格を極めて安価にすることができる。
1、2 スマートデバイス用スタンド
11 主板
111 長孔
111a 上部
111b 下部
111c 段状輪郭の頂部
12 底板
13 支持板
14 載置板
14a 基部
14b 第2基部
14c 抜止板
15 補強板
115 第2長孔
115a 上部
115b 下部
HC1〜HC4 第1〜第4半切線

Claims (9)

  1. スマートデバイスを支えるためのスタンドであって、
    厚さ0.8mm以上の板紙からなり、
    前記スマートデバイスの正面又は背面を支えるための主板と、
    前記スタンドの底面を構成する底板と、
    前記主板を背後から支えて傾斜した状態で立たせる支持板と、
    前記スマートデバイスの上部、下部、左側部又は右側部のうちの一か所が載置される載置板と、を含み、
    前記主板を基準に上下左右を定義した場合に、
    前記主板の下方には、前記底板が連続し、
    前記底板の下方には、前記支持板が連続し、
    前記支持板の下方には、前記載置板の基部が連続し、
    前記主板と前記底板との境界は、第1半切線によって画定され、
    前記底板と前記支持板との境界は、第2半切線によって画定され、
    前記第1及び第2半切線は、いずれも前記板紙の第1面上に形成され、
    前記載置板の基部は、前記載置板の他の部分よりも横幅が狭く、
    前記主板には、上部の横幅が広く下部の横幅が狭い、左右に段状輪郭を有する長孔が形成され、前記長孔の上部の横幅は、前記載置板の横幅よりも広く、前記長孔の下部の横幅は、前記載置板の基部の横幅とほぼ等しく、
    前記載置板が、
    前記載置板の中央に形成された第3半切線と、
    前記第3半切線を軸にして前記載置板の基部と対称的に設けられた第2基部と、
    前記第2基部の下方に連続し、前記第2基部よりも横幅の広い抜止板と、を含み、
    前記第3半切線が、前記板紙の第1面上に形成された、スマートデバイス用スタンド。
  2. 前記長孔の左右の段状輪郭の頂部が、前記長孔の内側に向かって僅かに突出し、
    前記載置板の基部(又は前記載置板の基部及び第2基部)が、前記頂部を乗り越えて前記長孔の下部と結合する、請求項に記載のスマートデバイス用スタンド。
  3. 前記主板の左右のいずれか一方に連続する補強板をさらに含み、
    前記補強板には、前記主板の長孔に対応する第2長孔が形成され、
    前記主板と前記補強板との境界は、第4半切線によって画定され、
    前記第4半切線が、前記板紙の第1面上に形成された、請求項1又は2に記載のスマートデバイス用スタンド。
  4. 前記板紙が、厚さ0.8mm以上の単紙である、請求項1〜のいずれか1項に記載のスマートデバイス用スタンド。
  5. 前記板紙が、厚さ0.8mm以上の合紙である、請求項1〜のいずれか1項に記載のスマートデバイス用スタンド。
  6. 少なくとも前記主板の第1面にデザインが印刷された、請求項1〜のいずれか1項に記載のスマートデバイス用スタンド。
  7. 少なくとも前記主板の輪郭形状が、前記主板の第1面に印刷されたデザインと関連性をもってデザインされた、請求項に記載のスマートデバイス用スタンド。
  8. 前記主板の第1面に印刷されたデザインと、前記主板の輪郭形状とが一つのキャラクターデザインを構成する、請求項に記載のスマートデバイス用スタンド。
  9. 前記主板の第1面に印刷されたデザインと、前記主板の輪郭形状と、前記補強板の第1面に施された印刷とが一つのキャラクターデザインを構成する、請求項に記載のスマートデバイス用スタンド。
JP2017004000A 2017-01-13 2017-01-13 スマートデバイス用スタンド Active JP6818561B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017004000A JP6818561B2 (ja) 2017-01-13 2017-01-13 スマートデバイス用スタンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017004000A JP6818561B2 (ja) 2017-01-13 2017-01-13 スマートデバイス用スタンド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018113634A JP2018113634A (ja) 2018-07-19
JP6818561B2 true JP6818561B2 (ja) 2021-01-20

Family

ID=62912464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017004000A Active JP6818561B2 (ja) 2017-01-13 2017-01-13 スマートデバイス用スタンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6818561B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2726835A (en) * 1951-02-06 1955-12-13 Hummel Robert Stuart Collapsible display stands
JP3113539U (ja) * 2005-06-10 2005-09-08 日本臓器製薬株式会社 ディスプレイ用具
KR200458168Y1 (ko) * 2010-04-22 2012-01-25 엄세영 접이식 핸드폰 거치대
JP2014165598A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Seiwa Material:Kk 携帯情報端末機器の簡易スタンド
JP3183829U (ja) * 2013-03-22 2013-05-30 株式会社トラスト スタンドホルダ
KR200481557Y1 (ko) * 2015-05-28 2016-10-13 황교준 거치형 페이퍼 토이

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018113634A (ja) 2018-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7290714B2 (en) Stored-value card with light
US7980475B2 (en) Cake topper transaction product
CN107951290B (zh) 一种展示架
US2206728A (en) Display stand
JP6818561B2 (ja) スマートデバイス用スタンド
JP3206861U (ja) 贈答用商品収容箱
KR101602452B1 (ko) 인조속눈썹 케이스
JP3224715U (ja) 筆記具用陳列セット
JP2014091261A (ja) 紙製スタンド
KR200417500Y1 (ko) 메모리카드 수납 케이스
JP6340883B2 (ja) 陳列棚
JP6303432B2 (ja) 展示台
JP3172813U (ja) 電子機器の音響スタンドに変形可能なケース
JP2005017671A (ja) 表示札
JP4244581B2 (ja) 商品宣伝用ディスプレイ
JP6522267B1 (ja) 自立式表示体支持用スタンド
JP4064706B2 (ja) 広告表示具
JP7413679B2 (ja) ダミー体
KR101188989B1 (ko) 포장용 상자 구조
JP7257454B2 (ja) 展示品陳列台
CN213365986U (zh) 立牌、立牌组件及支付设备组件
JP3213444U (ja) 筐体
JP3106043U (ja) ティッシュ箱
JP3146197U (ja) 表示用スタンド
CN206699893U (zh) 悬挂式盒状产品的展示架

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20170119

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6818561

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250