JP6813109B1 - 遊戯画像撮影装置および遊戯画像撮影設定プログラム - Google Patents

遊戯画像撮影装置および遊戯画像撮影設定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】遊戯画像撮影装置の演出力を高める。【解決手段】遊戯画像撮影装置は、1回のプレイにつき、ユーザを連続的に複数回撮影する撮影処理部と、複数回の撮影の終了後、撮影画像に対するユーザからの編集入力を受け付ける編集処理部と、編集後の撮影画像である編集画像を外部媒体に出力する画像出力部と、を備える。撮影処理部は、ユーザを複数回撮影するとき、複数回の定常撮影に加えて非定常撮影(サプライズ撮影)を含めて実行する。また、定常撮影のあとに非定常撮影を実行するとき撮影条件を自動的に変更する。【選択図】図19

Description

本発明は、遊戯画像の撮影、特に、撮影時の演出技術に関する。
プリクラ(登録商標)とよばれる遊戯画像撮影装置は、女子高校生を中心として根強い人気を誇る。ユーザは、自らを撮影し、編集用のディスプレイにて撮影画像にさまざまな装飾を施す。装飾後の画像はシール台紙に印刷される(特許文献1,2参照)。
特開2004‐32213号公報 特開2016‐184287号公報
遊戯画像撮影装置では、複数のユーザがいっしょに撮影を楽しむことが多い。また、交際の記念日や誕生日、卒業など、特別な日(以下、まとめて「記念日」とよぶ)の思い出として記念撮影することもある。本発明者らは、遊戯画像撮影装置が「思い出づくり」にも利用されている現状に着目し、撮影をいっそう盛り上げる方法について検討した。
本発明は、本発明者らによる上記着眼点に基づいて完成された発明であり、その主たる目的は、遊戯画像撮影装置の演出力を高める技術、を提供することにある。
本発明のある態様における遊戯画像撮影装置は、1回のプレイにつき、ユーザを連続的に複数回撮影する撮影処理部と、複数回の撮影の終了後、撮影画像に対するユーザからの編集入力を受け付ける編集処理部と、編集後の撮影画像である編集画像を外部媒体に出力する画像出力部と、を備える。
撮影処理部は、ユーザを複数回撮影するとき、複数回の定常撮影に加えて非定常撮影を含めて実行し、定常撮影のあとに非定常撮影を実行するとき撮影条件を自動的に変更する。
本発明のある態様における遊戯画像撮影設定プログラムは、メッセージの入力をユーザから受け付ける機能と、入力されたメッセージを設定データとして登録する機能と、遊戯画像撮影装置の受付装置に、登録済みの設定データを送信することにより、遊戯画像撮影装置における撮影時にメッセージを表示させる機能と、を携帯型通信端末において発揮させる。
本発明によれば、遊戯画像撮影装置の演出力を高めやすくなる。
遊戯画像撮影システムの全体構成図である。 遊戯画像撮影装置の外観斜視図である。 撮影ブースの外観斜視図である。 遊戯画像撮影装置におけるプレイの流れを示すフローチャートである。 遊戯画像撮影装置を上から見た平面図である。 遊戯画像撮影装置の機能ブロック図である。 ユーザ端末の機能ブロック図である。 サプライズ撮影を含む撮影処理過程のタイムチャートである。 図9(a)は、第1特殊モードにおけるサプライズ撮影プロセスを示すタイムチャートである。図9(b)は、第2特殊モードにおけるサプライズ撮影プロセスを示すタイムチャートである。 スタート演出画面の画面図である。 既定演出画面の画面図である。 オリジナルメッセージ画面の画面図である。 ユーザIDを表示させたときのユーザ端末の画面図である。 接続コードの入力画面図である。 設定データの選択画面である。 設定データの送信完了後の画面図である。 遊戯画像撮影装置の受付処理過程を示すフローチャートである。 編集画面の画面図である。 開封ボタンをタッチしたあとの編集画面の画面図である。
本実施形態における遊戯画像撮影装置は、撮影ブースと編集ブースを備える。ユーザは撮影ブースにて自らを撮影する。以下、撮影ブースにおいて被写体(ユーザ)を撮影した画像のことを「撮影画像」とよぶ。遊戯画像撮影装置は、撮影ブースにおいて肌の美白化、髪のつや出しなどの画像修正を撮影画像に施す(以下、このような画像修正を「事前修正」とよぶ)。本実施形態における遊戯画像撮影装置は、撮影ブースにおいて静止画像だけでなく動画像も撮影する。撮影画像のうち、動画像として取得されるものを「撮影動画像」、静止画像として取得されるものを「撮影静止画像」とよぶ。本実施形態においては、最大5セットの撮影画像(撮影動画像と撮影静止画像のセット)が取得される。
事前修正を施された撮影画像は、編集ブースに送られる。ユーザは、編集ブースにおいて、スタンプ画像の貼付やスタイラスペンによる落書きなど任意の装飾を撮影画像に施すことができる(以下、このような画像の装飾を「装飾加工」または「編集」とよぶ)。編集ブースにおいて編集対象となっている撮影画像のことを「対象画像」とよぶ。また、対象画像のうち、撮影動画像を編集対象としたものを「対象動画像」、撮影静止画像を編集対象としたものを「対象静止画像」とよぶ。編集後の対象画像のことを「編集画像」とよび、編集画像のうち、対象動画像を編集したものを「編集動画像」、対象静止画像を編集したものを「編集静止画像」とよぶ。本実施形態においては、最大5セットの撮影画像が取得されるため、最大5セットの編集画像(5つの編集動画像と5つの編集静止画像)が生成される。
なお、後述の「サプライズ撮影」を含むサプライズモードにおいては、サプライズ撮影に対応した編集静止画像が1枚追加される。
遊戯画像撮影装置は、編集静止画像をシール台紙(外部媒体)に印刷する。また、遊戯画像撮影装置は、編集動画像および編集静止画像をサーバ(外部媒体)にアップロードする。ユーザは、スマートフォンなどのユーザ端末からサーバにアクセスすることにより、編集画像(編集動画像と編集静止画像)をダウンロードすることもできる。以上のように、本実施形態における遊戯画像撮影装置は、撮影機能、編集機能(装飾加工機能)、印刷機能および通信機能を備える。
本実施形態の遊戯画像撮影装置は、複数のユーザによる撮影に際して、一部のユーザがサプライズ(嬉しい驚き)を仕掛ける側(以下、「実行ユーザ」または「Aユーザ」とよぶ)となり、別のユーザはサプライズを仕掛けられる側(以下、「反応ユーザ」または「Rユーザ」とよぶ)となる。Aユーザは、Rユーザに気づかれないように後述の「サプライズ撮影(非定常撮影)」を仕掛けることができる。
図1は、遊戯画像撮影システム200の全体構成図である。
遊戯画像撮影システム200においては、遊戯画像撮影装置100はインターネット204を介してサーバ202およびユーザ端末206(携帯デバイス)と接続される。遊戯画像撮影装置100においてユーザは自らを撮影する。遊戯画像撮影装置100は、被写体(ユーザ)を含む撮影画像を取得し、必要に応じて事前修正を撮影画像に施し、ユーザによる装飾加工を受け付ける。
装飾加工後の編集画像はユーザIDとともに遊戯画像撮影装置100からサーバ202にアップロードされる。サーバ202は、ユーザID、撮影日時および編集画像(編集動画像と編集静止画像)を対応づけて保存する。ユーザは、ユーザIDを指定してサーバ202にアクセスすることにより、サーバ202から編集画像をダウンロードできる。
図2は、遊戯画像撮影装置100の外観斜視図である。
遊戯画像撮影装置100は、受付装置102、撮影ブース104、編集ブース106および印刷装置110を備える。ユーザは、受付装置102において遊戯画像撮影装置100の使用を予約する。ユーザは、受付装置102においてユーザIDを入力するとともに、現金または電子マネーにてプレイ料金を支払う。
撮影ブース104においてユーザは写真撮影を行う。撮影終了後、ユーザは編集ブース106に移動する。編集ブース106には、編集装置126が設置される。編集装置126は、編集モニタ120を備える。編集モニタ120には対象画像(装飾加工の対象となる撮影画像)が表示される。本実施形態における編集モニタ120は、静電容量式タッチパネルにより形成される。1つの編集モニタ120に対して、2つのスタイラスペン122a、122bが用意される。ユーザはスタイラスペン122および指を使って対象画像に装飾加工を施す。編集終了後、印刷装置110は編集静止画像をシール台紙に印刷する。また、編集装置126は、編集画像をサーバ202にアップロードする。
図3は、撮影ブース104の外観斜視図である。
撮影ブース104は、カーテン124により外部から遮蔽される。撮影ブース104には、撮影装置128が設置される。撮影装置128は、被写体となるユーザを3方向から照らす3つのライト116、撮影静止画像および撮影動画像を取得するためのカメラ118、第1撮影モニタ112および第2撮影モニタ114を備える。
第1撮影モニタ112は、ユーザの撮影画像(撮影動画像と撮影静止画像)をプレビュー表示させる。第2撮影モニタ114は、被写体となるユーザ以外の人物、たとえば、モデルの撮影画像(以下、「サンプル画像」とよぶ)を表示させる。ユーザは、第2撮影モニタ114に表示されるサンプル画像を参考にしながら、カメラ118の前で任意の撮影ポーズをとる。第2撮影モニタ114には、撮影方法に関する各種説明も表示される。上述したように、撮影ブース104においては、撮影動画像および撮影静止画像を取得できる。
また、第1撮影モニタ112にはユーザが自らの姿を確認するためのライブビュー画像(姿見画像)のほか、撮影タイミングを示すためのカウントダウン画像も表示される。
図4は、遊戯画像撮影装置100におけるプレイの流れを示すフローチャートである。図5は、遊戯画像撮影装置100を上から見た平面図である。
ユーザは、受付装置102において使用予約を行うと、受付装置102は受付処理を実行する(S10)。受け付け後、ユーザは撮影ブース104に入室する。撮影装置128は、ユーザの撮影画像を取得する(S12)。撮影ブース104においては、ユーザは所定数の撮影画像を取得できる。撮影動画像と撮影静止画像は同時に取得され、撮影動画像と撮影静止画像のペアを1セットの撮影画像とカウントする。本実施形態においては、通常、5セットの撮影画像(撮影動画像と撮影静止画像のセット)が取得される。撮影に際し、ユーザは撮影装置128が提供する複数の事前修正メニューから事前修正の方法を選択できる。また、ユーザは撮影画像の背景色等も撮影装置128において選択できる。撮影装置128は、撮影画像を取得するごとに事前修正を実行する。なお、事前修正メニューは、受付装置102においてプレイ前に選択できてもよい。
撮影後、第1撮影モニタ112には、2つの編集ブース106のいずれかを指示する指示情報が表示される。ユーザは、2つの編集ブース106a、106bのうち、第1撮影モニタ112により指定された編集ブース106に移動する。撮影装置128からは、編集装置126に撮影画像(対象画像)が転送される。ユーザは、編集装置126において転送された撮影画像(対象画像)に装飾加工を施す(S14)。
編集後、編集装置126は編集画像を印刷装置110に送り、印刷装置110は編集画像をシール台紙に印刷する(S16)。また、編集装置126は、インターネット204を介して編集画像をサーバ202にアップロードする(S18)。ユーザは、サーバ202にアクセスすることにより、編集画像をサーバ202からユーザ端末206にダウンロードできる。
一般的には、撮影作業よりも編集作業に時間がかかる。本実施形態における遊戯画像撮影装置100においては、1つの撮影ブース104に対して2つの編集ブース106a、106b(編集装置126a、126b)を設けることにより、顧客回転率を高めている。
図6は、遊戯画像撮影装置100の機能ブロック図である。
遊戯画像撮影装置100の各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)および各種コプロセッサなどの演算器、メモリやストレージといった記憶装置、それらを連結する有線または無線の通信線を含むハードウェアと、記憶装置に格納され、演算器に処理命令を供給するソフトウェアによって実現される。コンピュータプログラムは、デバイスドライバ、オペレーティングシステム、それらの上位層に位置する各種アプリケーションプログラム、また、これらのプログラムに共通機能を提供するライブラリによって構成されてもよい。
上述したように、遊戯画像撮影装置100は、撮影装置128、受付装置102、編集装置126および印刷装置110の集合体として構成される。以下に説明する各ブロックは、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。図7に示すユーザ端末206の機能ブロックについても同様である。
遊戯画像撮影装置100は、ユーザインタフェース処理部130、データ処理部132、通信部134およびデータ格納部136を含む。また、上述したように、遊戯画像撮影装置100はカメラ118およびライト116を含む。
ユーザインタフェース処理部130は、受付モニタ108、編集モニタ120等を介したユーザインタフェース処理を担当する。通信部134は、インターネット204を介してサーバ202との通信処理を担当する。通信部134は、Wi-Fi(登録商標)等の近距離無線通信によりユーザ端末206と直接通信することもできる。たとえば、通信部134からユーザ端末206に編集画像を直接送信してもよい。データ格納部136は各種データを格納する。データ処理部132は、通信部134により取得されたデータおよびデータ格納部136に格納されているデータに基づいて各種処理を実行する。
ユーザインタフェース処理部130は、ユーザによる操作入力を受け付ける入力部140と、ユーザへの情報提示を行う出力部142を含む。
入力部140は、受付装置102、撮影装置128、編集装置126等に設置されるタッチパネルに対するユーザの操作入力を検出する。入力部140は、スタイラスペン122による操作入力も検出する。入力部140は、また、受付装置102においてユーザIDを検出する。
出力部142は、受付装置102、撮影装置128、編集装置126等における画像表示のほか、音声出力、印刷出力など各種の出力処理を実行する。
出力部142は、確認表示部208とプレビュー表示部210を含む。確認表示部208は、撮影時において、第1撮影モニタ112にユーザ(被写体)のライブビュー画像(姿見画像)を表示させる。ユーザはライブビュー画像により自分の姿を鏡に映すように確認しながら撮影を実行する。ただし、後述のサプライズ撮影のときには一時的にライブビュー画像は表示されなくなる。プレビュー表示部210は、撮影直後において、第1撮影モニタ112に撮影静止画像をプレビュー表示させる。ただし、後述のサプライズ撮影のときには、撮影静止画像のプレビュー表示は行われない。
データ処理部132は、撮影処理部144、編集処理部146、受付処理部148および印刷処理部150を含む。
撮影処理部144は、撮影ブース104における撮影処理を制御する。撮影タイミングを時刻t1とすると、撮影処理部144は時刻t1よりも1.5秒前から0.1秒前まで動画像(以下、「前半動画像」とよぶ)を記録し、時刻t1において撮影静止画像を取得し、時刻t1の0.1秒後から1.5秒後まで動画像(以下、「後半動画像」とよぶ)を再び記録する。撮影処理部144は、前半動画像と後半動画像をつなげることにより撮影動画像を生成する。撮影処理部144は、カメラ118に撮影の開始指示および停止指示を送信することにより、カメラ118を制御する。また、撮影処理部144は、撮影静止画の取得時においては、図示しないストロボを発光させる。撮影動画像は、撮影静止画の取得期間、いいかえれば、ストロボ発光時の動画が含まれないため、ストロボ発光が映り込むことがない。
撮影処理部144は、ユーザの選択にしたがって、撮影タイミングの時刻t1よりも前に撮影動画像を取得し、撮影動画像の取得後に続けて撮影静止画像を取得することもできる。
撮影処理部144は、照明制御部212および撮影案内部214を含む。照明制御部212は、ライト116を制御する。具体的には、ライト116の点灯/消灯、光量、色彩など照明に関する設定を制御する。撮影案内部214は、カウントダウンの表示および音声による通知を出力部142に指示することにより、ユーザに撮影タイミングを通知する。
出力部142は、撮影画像を対象画像として編集モニタ120(静電容量式のタッチパネル)に表示させる。編集処理部146は、ユーザからの操作入力にしたがって対象画像を装飾加工する。受付処理部148は、受付装置102においてユーザによるプレイ料金の支払いを管理する。受付処理部148は、撮影ブース104において撮影作業が終了するごとに、予約中のユーザを撮影ブース104に案内する。印刷処理部150は、印刷装置110における編集画像の印刷を制御する。
通信部134は、データを受信する受信部216と、データを送信する送信部218を含む。受信部216は、設定取得部220を含む。設定取得部220は、サプライズ撮影のための「設定データ(後述)」をユーザ端末206またはサーバ202から受信する。
図7は、ユーザ端末206の機能ブロック図である。
ユーザは、サーバ202に対して会員登録をしたとき、専用のアプリケーション・ソフトウェア(以下、「会員ソフトウェア」とよぶ)をサーバ202からダウンロードできる。会員ソフトウェアによりユーザIDが設定される。会員ソフトウェアにより、ユーザ端末206において遊戯画像撮影装置100およびサーバ202とアクセスするための各種機能が実現される。また、会員登録後に、会員ソフトウェアを介して、メールアドレス等の連絡先を含む個人情報をサーバ202に登録できる。
ユーザ端末206は、ユーザインタフェース処理部222、データ処理部226、通信部224およびデータ格納部228を含む。
ユーザインタフェース処理部222は、ユーザ端末206のタッチパネルを介したユーザインタフェース処理を担当する。通信部224は、インターネット204を介してサーバ202との通信処理を担当する。通信部224は、Wi-Fi(登録商標)等の近距離無線通信により遊戯画像撮影装置100と直接通信することもできる。データ格納部228は設定データ等の各種データを格納する。データ処理部226は、通信部224により取得されたデータおよびデータ格納部228に格納されているデータに基づいて各種処理を実行する。
ユーザインタフェース処理部222は、ユーザによる操作入力を受け付ける入力部230と、ユーザへの情報提示を行う出力部232を含む。
入力部230は、背景選択部234とメッセージ入力部236を含む。背景選択部234は、サプライズ撮影のための設定データの一部として、背景画像の選択を受け付ける。メッセージ入力部236は、サプライズ撮影のための設定データの一部として、メッセージの入力を受け付ける。
通信部224は、サーバ202および遊戯画像撮影装置100にデータを送信する送信部238と、データを受信する受信部240を含む。
データ処理部226は、設定登録部242を含む。設定登録部242は、ユーザからの入力にしたがって設定データをデータ格納部228に保存する。本実施形態における設定データは、サプライズ撮影の内容を定義するためのデータセットであるが、詳細は後述する。
図8は、サプライズ撮影を含む撮影処理過程のタイムチャートである。
複数のユーザのうち、代表者は、受付装置102において受付を行う。ここでは、サプライズを仕掛ける実行ユーザ(Aユーザ)がグループの代表として受付を行う。受付が完了すると、受付処理部148は撮影ブース104への入室をユーザに指示する(以下、このような指示を「入室案内」とよぶ)。サプライズ撮影のための受付方法の詳細については後述する。
撮影方法は、サプライズ撮影を含まない「通常モード」とサプライズ撮影を含む「特殊モード」のいずれかから選択される。後述の受付方法により、Aユーザ(仕掛ける側)はRユーザ(仕掛けられる側)に気づかれないように特殊モードを設定する。通常モードは、5枚分の撮影を連続実行する一般的な撮影モードである。特殊モードは、5枚分の定常撮影に加えて1枚分のサプライズ撮影を実行する撮影モードである。以下、サプライズ撮影ではない、一般的な撮影をサプライズ撮影(非定常撮影)と区別する意味で「定常撮影」とよぶことがある。
時刻t0に受付が完了したあと、撮影処理部144はタイマーをスタートさせる。身だしなみ等の準備のため撮影開始までに一定の時間が確保される。
Rユーザは、Aユーザによって特殊モードが設定されているとは知らずに、いいかえれば、通常モードを想定して撮影ブース104に入室する。まず、時刻t0から所定時間が経過したあとの時刻t1において1枚目の定常撮影が行われる。このとき、撮影処理部144は撮影静止画像および撮影動画像を取得し、それぞれに事前修正を施す。事前修正は、たとえば、肌色、唇の色、髪のつや、睫毛や涙袋の形状などに関する画像補正である。撮影案内部214は、定常撮影の前にカウントダウンを示す数字を第1撮影モニタ112に表示させるとともに、カウントダウンを音声によっても出力させる。
一定時間経過後、時刻t2に2枚目の定常撮影が自動的に実行される。2枚目の撮影の直後、撮影処理部144は、後述のサプライズ撮影のために撮影条件を自動的に変更する。本実施形態における「撮影条件」とは、ライト116の消灯とカウントダウン方法の変更であるとする。Rユーザがライト116の突然の消灯に戸惑っているときサプライズ撮影が行われる。撮影案内部214は、サプライズ撮影時にはカウントダウン表示は行わず、音声のみによりカウントダウンを通知する。このような制御方法によりサプライズを仕掛けられる対象者(Rユーザ)には気づかれないようにしつつ、それ以外の関係者(Aユーザ)が撮影のタイミングを計れるようにしている。サプライズ撮影の詳細については次の図9以降に関連して後述する。
サプライズ撮影のあと、撮影処理部144は時刻t4に撮影条件を元に戻す。時刻t5には3枚目の定常撮影が行われる。以後、時刻t6,t7においても4枚目、5枚目の定常撮影が行われる。定常撮影時には撮影静止画像および撮影動画像の双方が取得され、サプライズ撮影時(非定常撮影時)には撮影静止画像のみが取得される。この結果、定常撮影に対応した5セット分の撮影静止画像および撮影動画像と、1枚のサプライズ撮影(非定常撮影)に対応した撮影静止画像が得られる。
特殊モードは、通常モードのプレイ料金(基本料金)にオプション料金が加算される。更に、特殊モードには、第1特殊モードと第2特殊モードがある。第1特殊モードのオプション料金に比べると第2特殊モードのオプション料金は低額設定される。したがって、プレイ料金は、通常モード、第2特殊モード、第1特殊モードの順に高くなる。なお、店舗等が提供するクーポン券の利用により、オプション料金の割引または無料のサービスを受けることもできる。
図9(a)は、第1特殊モードにおけるサプライズ撮影プロセスを示すタイムチャートである。
時刻t2に2枚目の定常撮影をした直後の時刻u0に、撮影処理部144は撮影条件を自動的に変更する。本実施形態においては、照明制御部212はライト116を消灯することにより撮影ブース104を暗転させる。撮影処理部144は撮影中に流れるBGM(背景音楽)も変更させてもよい。
時刻u0から時刻u1までの期間V1においては、プレビュー表示部210はライブビュー画像(姿見画像)の代わりにスタート演出画面250を第1撮影モニタ112に表示させる(図10)。スタート演出画面250においては、複数の風船が飛び立つアニメーションが表示される。スタート演出画面250は、撮影条件の変更とともに、Rユーザを驚かせるための演出として表示される。Aユーザは、あらかじめ、設定データの一部として「誕生日」「記念日」「ありがとう」などの複数のカテゴリからいずれか一つを設定しておく。Aユーザが選択したカテゴリに応じて、スタート演出画面250の表示内容は変化する。
時刻u1から時刻u2までの期間V2においては、プレビュー表示部210はスタート演出画面250に代えて既定演出画面260を表示させる(図11)。ここでは、Aユーザが「誕生日」を選択したので、バースデーケーキを描いた画像として既定演出画面260が表示される。既定演出画面260の一部には、Rユーザの名前を含めることができる。名前は、Aユーザが設定データの一部として登録したものである。既定演出画面260の表示中である時刻t3に撮影処理部144はサプライズ撮影を実行し撮影静止画像を取得する。
以下、サプライズ撮影により取得された撮影静止画像のことを「サプライズ撮影画像」とよぶ。また、サプライズ撮影画像に編集を施した画像を「サプライズ編集画像」とよぶ。
上述したように、定常撮影のときには、撮影案内部214は撮影タイミングを知らせるためにカウントダウンを示す数字を第1撮影モニタ112に表示させる。また、撮影案内部214は音声によりカウントダウンを音声出力する。一方、サプライズ撮影(非定常撮影)のときには、撮影案内部214は音声によるカウントダウンのみを行い、カウントダウン表示は行わない。これは、カウントダウン表示を行うことでRユーザが身構えるのを防ぐためである。撮影タイミングをまったく通知しないとすれば、仕掛ける側のAユーザもサプライズ撮影のタイミングを認識しづらくなる。このため、本実施形態においては、サプライズ撮影時には音声のみによりカウントダウンを通知する。Aユーザは、サプライズ撮影の前後において、Rユーザに隠し持っていたプレゼントを与えるなど撮影以外のサプライズを行ってもよい。
時刻u2から時刻t4までの期間V3においては、プレビュー表示部210は既定演出画面260に代えてオリジナルメッセージ画面270を表示させる(図12)。Aユーザは、設定データの一部として、写真やメッセージ、背景画像を含むオリジナルメッセージ画面270をあらかじめ作成しておく。Aユーザは、背景選択部234によりオリジナルメッセージ画面270の背景画像を選択または編集し、メッセージ入力部236によりRユーザへのメッセージを入力することでオリジナルメッセージ画面270をユーザ端末206において作成しておく。サプライズ撮影中にオリジナルメッセージ画面270を表示させることで、Rユーザに嬉しい驚きを提供できる。Aユーザは、オリジナルメッセージ画面270によりRユーザをお祝いするための独自の工夫をすることができる。
オリジナルメッセージ画面270に含まれる写真は、たとえば、Aユーザたちの写真であってもよいし、AユーザとRユーザを含む過去に撮影した思い出の写真であってもよい。また、期間V3においては、Aユーザがあらかじめ入力したメッセージを出力部142に音声出力させてもよい。たとえば、Aユーザは、設定データの一部として、Rユーザへの祝福や感謝の言葉を音声メッセージとして登録しておき、期間V3において出力部142は音声メッセージを再生してもよい。時刻t4に撮影処理部144は撮影条件を元に戻し、以後、残り3回分の定常撮影が実行される。
定常撮影のときには、上述したように、確認表示部208はライブビュー画像を第1撮影モニタ112に表示させる。ユーザはライブビュー画像により自分の姿を確認しながら撮影できる。一方、サプライズ撮影のときにはライブビュー画像の代わりにスタート演出画面250、既定演出画面260などが表示されるため、ユーザは自分の姿を確認することなく撮影が行われる。
定常撮影のときには、撮影後、プレビュー表示部210は撮影静止画像を第1撮影モニタ112にプレビュー表示する。このため、ユーザは定常撮影が行われるごとに撮影静止画像を確認できる。一方、サプライズ撮影のときには、プレビュー表示を行わない。サプライズ撮影の場合、撮影準備のできていなかったRユーザにとっては満足のいかないサプライズ撮影画像が出来てしまう可能性も排除できないため、撮影ブース104においてはプレビュー表示をしないことで次回以降の定常撮影を気持ちよく続けられるように配慮している。サプライズ撮影画像は、編集時に初めて確認できる。このため、撮影ブース104ではサプライズ撮影画像を表示しないことにより、サプライズ撮影画像の出来栄えに対する期待感を高めることができる。
図9(b)は、第2特殊モードにおけるサプライズ撮影プロセスを示すタイムチャートである。
第2特殊モードは、第1特殊モードよりも低価格にて提供されるサービスである。期間V1におけるスタート演出画面250の表示、期間V2における既定演出画面260の表示は行われるが、期間V3におけるオリジナルのオリジナルメッセージ画面270は表示されない。それ以外は、第1特殊モードと同様である。
上述したように、Aユーザは、設定データにより、オリジナルメッセージ画面270等を準備できる。本実施形態における設定データには、オリジナルメッセージ画面270に含まれる背景画像、テキストメッセージ、写真が含まれる。また、設定データには、編集後にシール台紙へ印刷するときの背景画像、Rユーザの名前も含まれる。このほかにも、ライト116の光量、消灯/点灯/点滅、カメラ118の画角(広角・拡大)、カウントダウンの通知方法などのサプライズ撮影に関するさまざまな撮影条件を設定データに含めてもよい。Aユーザは、設定データにおいて「誕生日」などのカテゴリも含めて登録できる。出力部142は、設定データにより指定されたカテゴリにあらかじめ対応づけられたスタート演出画面250、既定演出画面260を期間V1、V2に表示させる。
次に、Rユーザに気づかれないように、サプライズ撮影を含む特殊モードを設定する方法について説明する。
図13は、ユーザIDを表示させたときのユーザ端末206の画面図である。
Aユーザは、あらかじめ会員登録するとともに、会員ソフトウェアをダウンロードしておく。Aユーザ(会員)は、会員ソフトウェアに対する指示によりユーザIDを示す二次元コード280をユーザ端末206の画面に表示させる。ユーザは、受付装置102に二次元コード280をかざす。受付処理部148は、受付装置102が備えるカメラ(不図示)により二次元コード280を読み取り、AユーザのユーザIDを認識する。遊戯画像撮影装置100の送信部218は、認識したユーザIDをサーバ202に送信し、受信部216はサーバ202からユーザの個人情報を取得する。上述したように、サーバ202においてはあらかじめユーザIDと個人情報が対応づけて登録されている。
図14は、接続コードの入力画面図である。
受付処理部148は、受付モニタ108の右下に4桁の接続コードを常時表示させる。接続コードは遊戯画像撮影装置100を識別するIDである。Aユーザは、ユーザIDを読み取らせたあと、コード入力領域282に接続コードを入力し、接続ボタン284をタッチする。このとき、ユーザ端末206と遊戯画像撮影装置100はWi-Fi(登録商標)により接続される。Aユーザは、遊戯画像撮影装置100とユーザ端末206の接続後、図示しない選択画面において通常モードまたは特殊モードを選択する。ユーザ端末206は選択された撮影モードを遊戯画像撮影装置100に送信する。なお、特殊モードを選択したときには、第1特殊モードまたは第2特殊モードのいずれかも選択する。Aユーザは、現金または電子マネーによりプレイ料金を支払う。
図15は、設定データの選択画面である。
特殊モードが選択されたときには、ユーザ端末206は図15に示す画面を表示する。Aユーザは、あらかじめ設定データを作成しておく。上述したように、設定データにはオリジナルメッセージ画面270に含まれる背景画像、メッセージ、写真のほか、シール台紙の背景画像、カテゴリ、ライト116あるいはカメラ118に関連した各種撮影条件、Rユーザの名前などが含まれる。Aユーザは、複数の設定データを事前に作成し、ユーザ端末206の設定登録部242は設定データをデータ格納部228に保存しておく。
Aユーザはあらかじめ作成・保存しておいた複数の設定データから、適用したい設定データを選択する。図15においては、「あきこ」の誕生日のために作成した設定データを示す設定ボタン286aと、「ふゆこ」の誕生日のために作成した設定データを示す設定ボタン286bが表示されている。Aユーザは、設定ボタン286aまたは設定ボタン286bのいずれかを選択する。ユーザ端末206の送信部238は、選択された設定ボタン286に対応する設定データを遊戯画像撮影装置100に近距離無線通信により直接送信し、遊戯画像撮影装置100の設定取得部220は設定データを受信する。
設定データの送信に際しては、受付モニタ108には送信中である旨は一切表示されない。これはRユーザにサプライズが仕掛けられることを気づかせないためである。
図16は、設定データの送信完了後の画面図である。
設定データの送信完了後、遊戯画像撮影装置100の送信部218は受信完了通知をAユーザのユーザ端末206に送信する。ユーザ端末206の出力部232は、受信完了通知を受信したとき、完了通知288を画面表示させ、Aユーザに設定データの送信が完了した旨を通知する。なお、Rユーザにサプライズを気づかせないため、受付モニタ108には送信完了に関する情報は一切表示させない。
送信完了後、撮影処理部144は設定データにしたがって特殊モードのための準備を行う。以下、このような準備を「サプライズ準備処理」とよぶ。第1特殊モードが選択されたときには、設定データにしたがってスタート演出画面250、既定演出画面260およびオリジナルメッセージ画面270の生成のほか、各種撮影条件の設定準備も行う。第2特殊モードが選択されたときには、指定されたカテゴリにしたがってスタート演出画面250および既定演出画面260を生成するほか、各種撮影条件の設定準備を行う。サプライズ準備処理の完了後、受付処理部148は撮影ブース104への入室案内を表示させる。
Rユーザは、Aユーザが接続コードを入力し、設定データを送信していることに気づかなければ、サプライズ撮影が行われることを予期しないまま撮影ブース104に入室することになる。
図17は、遊戯画像撮影装置100の受付処理過程を示すフローチャートである。
受付に際して、通常モードが選択されたときには(S20のN)、受付処理部148は撮影ブース104への入室を案内する(S30)。特殊モードが選択されたとき、すなわち、サプライズを実行するときには(S20のY)、設定取得部220はユーザ端末206から設定データを受信する(S22)。
設定データを受信できたときには(S24のY)、撮影処理部144は設定データにしたがってサプライズ準備処理を行う(S26)。一方、設定データの受信に失敗したとき、あるいは、設定データを所定時間以内に受信できなかったときには(S24のN)、撮影処理部144は、送信失敗時用にあらかじめ用意された設定データ(以下、「規定設定データ」とよぶ)により簡易設定を行う(S28)。簡易設定においては、オリジナルメッセージ画面270は表示されない。設定データの受信に失敗しても、遊戯画像撮影装置100があらかじめ保存している規定設定データに基づく簡易なサプライズ準備処理を行うことにより、サプライズ撮影を仕掛けたのにサプライズを実行できないというミスが発生しないように処置している。サプライズ準備の完了後、処理はS30の案内表示に移行する。
本実施形態においては、受付処理部148は、特殊モードが選択されたときには、通常モードが選択されたときよりも入室案内のタイミングを遅らせる。たとえば、通常モードが選択されたときには(S20のN)、10秒後に撮影ブース104への入室案内を行い、特殊モードが選択されたときには(S20のY)、15秒後に撮影ブース104への入室案内をするとしてもよい。特殊モードが選択されたときには、サプライズ準備処理の時間を確保する必要がある。特殊モード選択時には入室案内のタイミングを遅らせることでサプライズ準備処理に必要な時間を確保している。なお、特殊モードのときには通常モードのときよりも必ず入室案内のタイミングを遅らせる必要はない。たとえば、特殊モードが選択されたときに実行されるサプライズ準備処理に所定時間以上かかったことを条件として入室案内のタイミングを遅らせるとしてもよい。
図18は、編集画面160の画面図である。
編集処理部146は、編集画面160のグラフィックデータを作成し、出力部142に編集画面160を表示させる。編集画面160は、編集モニタ120に表示される。図18では、二人のユーザ170a、ユーザ170bを含む対象画像が編集対象となっている。編集処理部146は、編集画面160を第1編集領域162a(第1の編集画面)と第2編集領域162b(第2の編集画面)に分割する。第1編集領域162aおよび第2編集領域162bには第1画像表示領域166aと第2画像表示領域166bがそれぞれ設定される。なお、第1編集領域162aと第2編集領域162bに対応して2つの編集モニタ120を別々に設けてもよい。第1画像表示領域166aと第2画像表示領域166bには個別に対象画像が表示される。編集画面160においては、二人のユーザ170a、ユーザ170bは2つの対象画像を個別に装飾加工できる。
図18においては、ユーザ170aは第1画像表示領域166aに表示される対象画像を装飾加工する。ユーザ170bは第2画像表示領域166bに表示される対象画像を装飾加工するものとして説明する。編集モニタ120は静電容量式タッチパネルであるから、ユーザは、スマーフォフォンと同様の操作感にて、スタイラスペン122または指により各種操作入力を行う。ユーザ170aは第1編集領域162aの左隣りに設置されるスタイラスペン122aを使用する。ユーザ170bは第2編集領域162bの右隣りに設置されるスタイラスペン122bを使用する。スタイラスペン122aは導電コード172aを介して編集装置126と接続され、ユーザ170bは導電コード172bを介して編集装置126と接続される。
定常撮影においては、上述したように最大5セットの撮影画像が取得される。1つの撮影画像は、撮影静止画像と撮影動画像を含む。出力部142は、画像表示領域166に撮影静止画像を対象画像(対象静止画像)として表示する。画像表示領域166においては、5枚の対象静止画像が重ねて表示される。ユーザは5つのタブ168(タブ168aおよびタブ168b)を選択することにより、編集対象となる対象静止画像を選択できる。また、ユーザが再生ボタン192をタッチすると、出力部142は対象静止画像に対応する約3秒間の対象動画像を再生表示する。編集処理部146は、対象静止画像に対する装飾加工の結果を対象動画像にも反映される。
編集処理部146は、編集の制限時間を管理する。出力部142は、残余時間表示領域174に残余の制限時間をカウントダウン表示する。制限時間が満了すると、編集処理部146は、編集作業を強制終了させる。制限時間未了であっても、ユーザは終了ボタン176をタッチすることにより、編集処理を強制終了させることができる。
編集作業に際し、ユーザは、装飾ボタン180から「スタンプ」「ペン」「文字」を適宜選択する。出力部142は、装飾ボタン180の選択に応じて、装飾選択領域182の表示を切り替える。図18の第1編集領域162aにおいては「スタンプ」が選択されているため、出力部142はさまざまなスタンプ画像を装飾選択領域182に表示する。ユーザ170aは、装飾選択領域182からスタンプ画像を選択して、第1画像表示領域166aの任意の箇所にスタンプ画像を貼り付ける。具体的には、ユーザ170aは指またはスタイラスペン122aによりいずれかのスタンプ画像をタッチし、第1画像表示領域166aの貼付箇所をタッチすると、編集処理部146は対象画像にスタンプ画像を合成する。
同様にして、「ペン」を選択したときには、ユーザはスタイラスペン122により自由に線を描くことができる。本実施形態におけるスタイラスペン122は、静電容量式のパッシブスタイラスである。「文字」を選択したときには、あらかじめ用意された文字画像をスタンプ画像と同様のユーザインタフェースにて対象画像に貼り付けることができる。消去ボタン178をタッチすれば、スタイラスペン122は「消しゴム」となり、画像表示領域166に記載されたスタンプ画像や線画等を消しゴムの要領にて消去できる。
編集モニタ120は、投影型静電容量式タッチパネルであり、いわゆるマルチタッチが可能である。このため、ユーザは右手にスタイラスペン122を握って操作しつつ、左手で装飾ボタン180等の選択をすることもできる。ユーザは両手を使って編集作業ができるため、効率的な編集が可能となる。編集作業の効率化は編集時間の短縮にもつながるため、顧客回転率を高める上でも有用である。
特殊モードによる撮影後の編集においては、出力部142は開封ボタン190を画面中央部に表示させる。いずれかのユーザが開封ボタン190をタッチすると、サプライズ撮影画像が対象画像として第1画像表示領域166aおよび第2画像表示領域166bに双方に表示される。このとき、ユーザはプレビュー表示されていなかったサプライズ撮影画像を初めて視認できる。
図19は、開封ボタン190をタッチしたあとの編集画面160の画面図である。
ユーザが開封ボタン190をタッチしたとき、第1画像表示領域166aおよび第2画像表示領域166bにはサプライズ撮影画像が表示される。サプライズ撮影画像は静止画像のみであるため、再生ボタン192は表示されない。ユーザは、定常撮影時の対象画像と同様のユーザインタフェースにて、サプライズ撮影画像に装飾加工を施すことができる。なお、開封ボタン190のタッチ後は、サプライズ撮影画像に対応してタブ168が1つ追加される。
編集処理部146は、サプライズ撮影画像を編集対象とするときには、定常撮影時の撮影画像を編集するときとは異なる編集ツールを追加する。たとえば、サプライズ撮影のカテゴリが「誕生日」のときには誕生日に対応づけられる1以上のスタンプ画像を専用の編集ツールとして追加してもよい。このようにカテゴリごとにスタンプ画像を用意してもよい。図19においては、追加スタンプ群194に示す複数のスタンプ画像が装飾選択領域182において新たな編集ツールとして追加されている。
上述したように、編集画面160においてはスタイラスペン122でも指でも編集入力できる。編集処理部146は、スタイラスペン122と指のいずれによるタッチであるかは、静電容量の計測により判別できる。スタイラスペン122で入力するための装飾選択領域182(編集ツール)と指で入力するための装飾選択領域182(編集ツール)を別々に設けてもよい。また、同一のスタンプ画像をタッチしたときでも、スタイラスペン122でタッチしたときと指でタッチしたときではスタンプ画像の表示態様(色、形状、キャラクタのポーズなど)を異ならせてもよい。
対象画像に装飾加工を施した編集画像は外部媒体(シール台紙、外部装置など)に出力可能である。印刷処理部150は、編集中にユーザに選択された背景画像にしたがってシール台紙に編集画像を配置して印刷できる。特殊モードが選択されるときには、シール台紙の背景画像を設定データにより指定してもよい。また、会員登録をしているユーザは、あらかじめメールアドレスを登録しているため、送信部218は編集画像を指定されたメールアドレスに送信してもよい。
遊戯画像撮影装置100の送信部218は、ユーザIDとともに編集画像をサーバ202にアップロードしてもよい。会員登録しているユーザは、サーバ202から編集画像をユーザ端末206にダウンロードすることもできる。
編集処理部146は、ユーザから指示されたときには編集画像から装飾加工をオフして元の撮影画像に戻すこともできる。ただし、サプライズ編集画像からは、装飾加工をオフすることはできない。本実施形態においては、サプライズ撮影画像にスタンプ画像やペン書きによる装飾加工が施され、編集作業を終了したときにはサプライズ編集画像を確定させ、以後、装飾加工をオフすることはできない。あるいは、サプライズ編集画像に関しては消去ボタン178による編集消去を不可に設定してもよい。
サプライズ撮影は、Rユーザの心の準備ができていない状態で行われる。このため、Rユーザはサプライズ撮影画像における自分の表情が気に入らない可能性がある。Rユーザは、編集作業によって、サプライズ撮影画像の一部をスタンプ画像等で隠したい場合もあると考えられる。サプライズ編集画像に関しては、装飾加工による隠蔽を解除できないように設定することにより、「素のままでは気に入らない」サプライズ撮影画像がそのまま残らないようにしている。いいかえれば、編集作業により許容できる程度の装飾加工を保証することで、サプライズ撮影の楽しさとRユーザのプライバシーの尊重を両立させる。
以上、実施形態に基づいて遊戯画像撮影装置100、サーバ202および遊戯画像撮影システム200を説明した。
本実施形態における遊戯画像撮影システム200によれば、AユーザはRユーザに対してサプライズ撮影を仕掛けることにより、Rユーザに「嬉しい驚き」を与えることができる。特に、撮影中にライト116を消灯させ、暗室化した撮影ブース104の中でスタート演出画面250等を表示させることで、AユーザからRユーザへお祝いのメッセージを伝えることができる。
定常撮影時には、出力部142はカウントダウンを音声および画像の双方にて出力することによりユーザに撮影タイミングを知らせる。サプライズ撮影時には、カウントダウンの音声出力のみを行い、カウントタウン表示は行わない。Rユーザはカウントダウン表示がなされないため撮影タイミングがわかりづらくなる。これにより、サプライズ撮影画像においては身構えていないRユーザの素の表情を捉えやすくなる。一方、仕掛ける側のAユーザはカウントダウンの音声出力により撮影タイミングを認識できる。
本実施形態の遊戯画像撮影装置100は、撮影プロセスにおいてはサプライズ撮影画像のプレビュー表示を行わない。このため、サプライズ撮影画像がRユーザにとって満足のいかない出来栄えになったとしても、撮影中においてはRユーザに不安を与えないように配慮できる。また、サプライズ撮影画像を編集ブース106において初めて確認できるので、サプライズ撮影の直後からどのようなサプライズ撮影画像になったのかという期待感を高めることができる。
本実施形態においては、サプライズ撮影画像を対象とした編集画像からは装飾加工をオフ(除去)できない。このため、Rユーザ本人が気に入らない表情でサプライズ撮影画像が取得されてしまったとしても装飾加工で気に入らない部分を確実に隠すことができるので、ユーザのプライバシーや満足感にも配慮できる。
Aユーザは、スタート演出画面250、既定演出画面260およびオリジナルメッセージ画面270による演出内容をあらかじめ設定データとして準備しておくことができる。事前に設定データを準備しておき、受付時にRユーザに気づかれないように設定データを送信することで、Rユーザに提供する驚きを自由自在に演出できる。Aユーザは、設定データを遊戯画像撮影装置100に送信したあとは、遊戯画像撮影装置100は設定データにしたがって自動的にサプライズ撮影を実行する。このため、Rユーザにサプライズ撮影が実行されると気づかれにくい構成となっている。
本実施形態においては、通常モードが選択されたときよりも特殊モードが選択されたときの方が、受付から撮影ブース104に入室案内されるタイミングが遅くなるように設定される。特殊モードが選択されたときには入室案内を遅らせることでサプライズ準備処理の時間を確保しやすくなる。
なお、通常モードが選択されたときにも特殊モードと同様、入室案内のタイミングを十分に遅くしてもよい。この場合には、Rユーザに「特殊モード」であるか否かを更に気づかれにくくなる。その一方、通常モード選択時においても入室案内を遅くすると顧客回転率が不必要に低下する可能性がある。そこで、通常モード選択時よりも特殊モード選択時においてはRユーザに気づかれない程度に入室案内のタイミングを遅らせることで、顧客回転率の維持とサプライズ準備処理時間の確保という2つの要求を両立させている。
特殊モードが選択されたときの入室案内のタイミングを遅くしすぎると、Rユーザが異変に気づいてしまう可能性があるため、入室案内のタイミングをどの程度遅延させるのが適切であるかは、ユーザのアンケート等により最適設定値を決めればよい。
本実施形態における特殊モードとして、第1特殊モードとそれよりも低価格の第2特殊モードの2種類を用意している。Aユーザは、Rユーザにサプライズを仕掛けるために練習(リハーサル)をしておきたいこともある。Aユーザは第2特殊モードによりサプライズの練習を行い、本番では第1特殊モードを実行すればよい。第1特殊モードよりも低価格な第2特殊モードを用意することで、Aユーザが練習しやすい環境を提供できる。もちろん、練習に限らず、本番においても低額な第2特殊モードを選択してもよい。
サプライズ撮影画像の編集に際しては、編集処理部146は追加スタンプ群194として示した特別な編集ツールを追加している。このため、ユーザは、サプライズ撮影画像だけに特有の特別な編集作業を楽しむことができる。
なお、本発明は上記実施形態や変形例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。上記実施形態や変形例に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成してもよい。また、上記実施形態や変形例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。
遊戯画像撮影装置100とサーバ202、ユーザ端末206により、特に、遊戯画像撮影装置100とサーバ202により遊戯画像撮影システム200が構成されるとして説明したが、遊戯画像撮影装置100の機能の一部はサーバ202により実現されてもよいし、サーバ202の機能の一部が遊戯画像撮影装置100に割り当てられてもよい。また、遊戯画像撮影装置100やサーバ202以外の第3の装置が、これらの装置の機能の一部を担ってもよい。1つまたは複数のハードウェアに対して、本発明を実現するために必要な複数の機能をどのように配分するかは、各ハードウェアの処理能力や遊戯画像撮影システム200に求められる仕様等に鑑みて決定されればよい。
[変形例]
本実施形態においては、ユーザ端末206から遊戯画像撮影装置100に設定データをWi-Fi(登録商標)により直接送信するとして説明した。Wi-Fi(登録商標)以外にも、RFID(Radio Frequency Identification)、Bluetooth(登録商標)など他の近距離無線通信手段により設定データを送信してもよい。
ユーザ端末206は、設定IDおよびユーザIDとともに設定データをサーバ202に保存してもよい。ユーザ端末206から二次元コード280によりユーザIDを遊戯画像撮影装置100に読み取らせたあと、ユーザは設定IDを遊戯画像撮影装置100に送信してもよい。このとき、遊戯画像撮影装置100はサーバ202から該当する設定データを受信することでサプライズ準備処理を実行してもよい。
受付時において、受付処理部148は受付モニタ108に、たとえば、「撮影準備中なのでちょっと待ってね」のような所定のメッセージを表示させてもよい。このような表示を行うことにより、サプライズ準備処理に時間がかかる場合であってもRユーザに「サプライズ準備中」であることを気づかれにくくできる。
本実施形態においては、ユーザ端末206において特殊モードを選択するとして説明した。変形例として、受付装置102において特殊モードを選択できてもよい。たとえば、サプライズ撮影の練習をしたいときには、ユーザ端末206ではなく受付装置102から特殊モードを選択してもよい。
サプライズ撮影の演出を遊戯画像撮影装置100に任せてもよい。たとえば「サプライズのお任せ」設定のときには、撮影処理部144は連続する定常撮影のうち、どのタイミングでサプライズ撮影を実行するかをランダムに選択してもよい。また、サプライズ撮影時に表示されるスタート演出画面250等の画像をランダムに選択してもよいし、ライト116等の撮影条件についてもランダムに選択してもよい。このような制御方法によれば、ユーザは遊戯画像撮影装置100がいつどのようなサプライズを提供するかを期待しながら撮影に臨むことができる。
本実施形態においては、定常撮影時は音声および画像により撮影タイミングをカウントダウン方式で通知し、サプライズ撮影時(非定常撮影時)には音声のみにより撮影タイミングをカウントダウン方式で通知するとして説明した。このほかにも定常撮影時とサプライズ撮影時においてはカウントダウン音声の音量または音質を異ならせてもよいし、カウントダウン表示の文字の大きさや文字の種類を異ならせてもよい。たとえば、サプライズ撮影時には第1撮影モニタ112ではなく第2撮影モニタ114に比較的小さな気づかれにくい数字によりカウントダウン表示をしてもよい。また、サプライズ撮影のときには数字によるカウントダウン表示ではなく、たとえば、爆弾の導火線が短くなるといった画像表現によりカウントダウンを示唆してもよい。
本実施形態においては、サプライズ撮影時にはライブビュー表示をせず、第1撮影モニタ112にスタート演出画面250等を表示するとして説明した。変形例として、第1撮影モニタ112へのライブビュー表示を継続しつつ、第1撮影モニタ112の一部または第2撮影モニタ114にスタート演出画面250等を表示させるとしてもよい。
Aユーザは、サプライズ撮影時の撮影条件を設定データの一部として送信してもよい。撮影条件は、たとえば、ライト116の消灯、点滅、光量、色彩に関する設定であってもよいし、サプライズ撮影時のBGM、音声メッセージであってもよい。あるいは、撮影条件として、スモーク、送風、爆音などを設定してもよい。また、撮影条件は、たとえば、セピア色画像やモノクロ画像など、撮影画像の画質に関する設定であってもよい。撮影条件は、撮影ブース104における撮影環境、撮影品質および撮影方法を定義する条件であればよい。
本実施形態においては、連続的に実行される複数回の定常撮影の途中でサプライズ撮影が挿入されるとして説明した。定常撮影は、一定時間ごとに自動的に実行されてもよいし、ユーザが撮影ボタンを押すごとに実行されてもよい。所定枚数、たとえば、5枚の定常撮影が終了したとき、撮影処理は終了する。
本実施形態においては、第1特殊モードではオリジナルメッセージ画面270を表示させ、第2特殊モードではオリジナルメッセージ画面270を表示させないとして説明した。これに限らず、比較的低価格の第2特殊モードにおいては第1特殊モードに比べて編集画像の出力に制限を設けてもよい。たとえば、第2特殊モードにおいては、サプライズ編集画像の印刷を不可としてもよいし、ユーザ端末206へのサプライズ編集画像の送信を不可としてもよい。あるいは、第2特殊モードにおいては追加スタンプ群194に示したスタンプ画像の一部または全部を使用不可としてもよい。第2特殊モードを選択したあとでも、プレイ料金の差額を支払うことで第1特殊モードに変更できるとしてもよい。
本実施形態においては、サプライズ撮影画像の編集時においては、追加スタンプ群194に示した特別なスタンプ画像(編集ツール)を追加するとして説明した。サプライズ撮影画像の編集に際しては、定常撮影時の撮影画像において使用可能なスタンプ画像を使用可能としたまま専用のスタンプ画像を追加してもよいし、定常撮影時の撮影画像において使用可能なスタンプ画像の一部を使用不可能とした上で専用のスタンプ画像を追加してもよい。また、スタンプ画像に限らず、サプライズ撮影画像の編集時においてはペンの線種を追加してもよい。
本実施形態においては、サプライズ撮影のときには撮影静止画像のみを取得するとして説明したが、変形例として撮影動画像も取得するとしてもよい。たとえば、サプライズ撮影により撮影静止画像を取得したあと、ライト116を点灯させ、撮影ブース104が明るくなったあと所定時間だけサプライズ後の撮影動画像を取得してもよい。
本実施形態においては、設定データの受信に失敗したときには、規定設定データに基づいてサプライズ準備処理を実行するとして説明した(図17参照)。変形例として、設定データの受信に失敗したときには、撮影処理部144は特殊モードではなく通常モードに変更して撮影処理を実行してもよい。この場合には、受付処理部148はプレイ料金の全部または一部をユーザに払い戻すとしてもよい。
本実施形態においては、サプライズ撮影時の編集画像については、装飾加工をオフできないとして説明した。ここでいう「オフ不可能」は、すべての装飾加工をオフ不可能としてもよいし、一部の装飾加工をオフ不可能としてもよい。たとえば、編集処理部146はサプライズ撮影画像を画像認識することにより、目および口といった所定部位を特定し、これらの所定部位から所定範囲内にある装飾加工物(例:スタンプ画像)のみをオフ不可に設定してもよい。
Aユーザは、ユーザ端末206においてRユーザの記念日を登録してもよい。たとえば、7月5日があるRユーザ(友達)の誕生日であれば、出力部232は誕生日が近づいたときにリマインド表示をしてもよい。Aユーザは、リマインド表示を認識したときには、Rユーザを誘って遊戯画像撮影装置100でサプライズ撮影によりお祝いをしてもよい。このようなリマインド機能をもたせることにより、ユーザはさまざまな記念日のために設定データを準備しておき、記念日においては確実に他のユーザをお祝いできる。
100 遊戯画像撮影装置、102 受付装置、104 撮影ブース、106 編集ブース、108 受付モニタ、110 印刷装置、112 第1撮影モニタ、114 第2撮影モニタ、116 ライト、118 カメラ、120 編集モニタ、122 スタイラスペン、124 カーテン、126 編集装置、128 撮影装置、130 ユーザインタフェース処理部、132 データ処理部、134 通信部、136 データ格納部、140 入力部、142 出力部、144 撮影処理部、146 編集処理部、148 受付処理部、150 印刷処理部、160 編集画面、162a 第1編集領域、162b 第2編集領域、166 画像表示領域、166a 第1画像表示領域、166b 第2画像表示領域、168 タブ、170a ユーザ、170b ユーザ、172a 導電コード、172b 導電コード、174 残余時間表示領域、176 終了ボタン、178 消去ボタン、180 装飾ボタン、182 装飾選択領域、190 開封ボタン、192 再生ボタン、194 追加スタンプ群、200 遊戯画像撮影システム、202 サーバ、204 インターネット、206 ユーザ端末、208 確認表示部、210 プレビュー表示部、212 照明制御部、214 撮影案内部、216 受信部、218 送信部、220 設定取得部、222 ユーザインタフェース処理部、224 通信部、226 データ処理部、228 データ格納部、230 入力部、232 出力部、234 背景選択部、236 メッセージ入力部、238 送信部、240 受信部、242 設定登録部、250 スタート演出画面、260 既定演出画面、270 オリジナルメッセージ画面、280 二次元コード、282 コード入力領域、284 接続ボタン、286 設定ボタン、288 完了通知

Claims (11)

  1. 1回のプレイにつき、ユーザを連続的に複数回撮影する撮影処理部と、
    複数回の撮影の終了後、撮影画像に対するユーザからの編集入力を受け付ける編集処理部と、
    編集後の撮影画像である編集画像を外部媒体に出力する画像出力部と、
    撮影に際し、ユーザに自らの姿を確認させるための姿見画像を表示させる確認表示部と、を備え、
    前記撮影処理部は、ユーザを複数回撮影するとき、複数回の定常撮影に加えて非定常撮影を含めて実行し、定常撮影のあとに非定常撮影を実行するとき撮影条件を自動的に変更し、
    前記確認表示部は、前記非定常撮影の実行に際しては、姿見画像の代わりに、あらかじめ準備されたメッセージ画像を画面表示させることを特徴とする遊戯画像撮影装置。
  2. 1回のプレイにつき、ユーザを連続的に複数回撮影する撮影処理部と、
    複数回の撮影の終了後、撮影画像に対するユーザからの編集入力を受け付ける編集処理部と、
    編集後の撮影画像である編集画像を外部媒体に出力する画像出力部と、を備え、
    前記撮影処理部は、撮影に際し、ユーザに撮影タイミングを指示する撮影案内部を含み、
    前記撮影処理部は、ユーザを複数回撮影するとき、複数回の定常撮影に加えて非定常撮影を含めて実行し、定常撮影のあとに非定常撮影を実行するとき撮影条件を自動的に変更し、
    前記撮影案内部は、定常撮影と非定常撮影において異なる方法により撮影タイミングを指示することを特徴とする遊戯画像撮影装置。
  3. 1回のプレイにつき、ユーザを連続的に複数回撮影する撮影処理部と、
    複数回の撮影の終了後、撮影画像に対するユーザからの編集入力を受け付ける編集処理部と、
    編集後の撮影画像である編集画像を外部媒体に出力する画像出力部と、
    1回の撮影が行われたあと、ユーザに撮影画像を確認させるためのプレビュー画像を表示させるプレビュー表示部、を備え、
    前記撮影処理部は、ユーザを複数回撮影するとき、複数回の定常撮影に加えて非定常撮影を含めて実行し、定常撮影のあとに非定常撮影を実行するとき撮影条件を自動的に変更し、
    前記プレビュー表示部は、定常撮影による撮影画像についてはプレビュー画像を表示させ、非定常撮影による撮影画像についてはプレビュー画像を表示させないことを特徴とする遊戯画像撮影装置。
  4. 1回のプレイにつき、ユーザを連続的に複数回撮影する撮影処理部と、
    複数回の撮影の終了後、撮影画像に対するユーザからの編集入力を受け付ける編集処理部と、
    編集後の撮影画像である編集画像を外部媒体に出力する画像出力部と、
    ユーザからの指定にしたがって、非定常撮影のための設定データを取得する設定取得部、を備え、
    前記撮影処理部は、ユーザを複数回撮影するとき、複数回の定常撮影に加えて非定常撮影を含めて実行し、定常撮影のあとに非定常撮影を実行するとき撮影条件を自動的に変更し、
    前記画像出力部は、非定常撮影の実行に際しては、設定データにより指定されるメッセージ画像を画面表示させることを特徴とする遊戯画像撮影装置。
  5. 1回のプレイにつき、ユーザを連続的に複数回撮影する撮影処理部と、
    複数回の撮影の終了後、撮影画像に対するユーザからの編集入力を受け付ける編集処理部と、
    編集後の撮影画像である編集画像を外部媒体に出力する画像出力部と、
    ユーザから、非定常撮影を含まない通常モードと非定常撮影を含む特殊モードのいずれかの選択を受け付けたあと、撮影空間への案内指示を出力する受付処理部と、
    外部装置から非定常撮影のための設定データを取得する設定取得部と、を備え、
    前記撮影処理部は、ユーザを複数回撮影するとき、複数回の定常撮影に加えて非定常撮影を含めて実行し、定常撮影のあとに非定常撮影を実行するとき撮影条件を自動的に変更し、
    前記受付処理部は、特殊モードが選択されたときには通常モードが選択されたときよりも、案内指示の出力タイミングを遅らせることを特徴とする遊戯画像撮影装置。
  6. 1回のプレイにつき、ユーザを連続的に複数回撮影する撮影処理部と、
    複数回の撮影の終了後、撮影画像に対するユーザからの編集入力を受け付ける編集処理部と、
    編集後の撮影画像である編集画像を外部媒体に出力する画像出力部と、
    ユーザからの指定にしたがって、非定常撮影のための設定データを取得する設定取得部、を備え、
    前記撮影処理部は、ユーザを複数回撮影するとき、複数回の定常撮影に加えて非定常撮影を含めて実行し、定常撮影のあとに非定常撮影を実行するとき撮影条件を自動的に変更し、かつ、
    所定時間以内に設定データの取得が完了しなかったときには、非定常撮影を含めずにユーザを複数回撮影する、または、あらかじめ用意している別の設定データにしたがって非定常撮影を実行することを特徴とする遊戯画像撮影装置。
  7. 1回のプレイにつき、ユーザを連続的に複数回撮影する撮影処理部と、
    複数回の撮影の終了後、撮影画像に対するユーザからの編集入力を受け付ける編集処理部と、
    編集後の撮影画像である編集画像を外部媒体に出力する画像出力部と、を備え、
    前記撮影処理部は、ユーザを複数回撮影するとき、複数回の定常撮影に加えて非定常撮影を含めて実行し、定常撮影のあとに非定常撮影を実行するとき撮影条件を自動的に変更し、
    前記画像出力部は、最終的な編集結果を残すことなく定常撮影された撮影画像を外部媒体に出力可能であり、非定常撮影された撮影画像への編集結果は必ず残した上で外部媒体に出力することを特徴とする遊戯画像撮影装置。
  8. 前記撮影処理部は、撮影空間の照明を制御する照明制御部を含み、
    前記照明制御部は、定常撮影のあと非定常撮影を実行するときに、撮影空間の照明方法を変化させることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の遊戯画像撮影装置。
  9. ユーザから、第1のプレイ料金を設定される第1モードまたは第1のプレイ料金よりも低額の第2のプレイ料金を設定される第2モードのいずれかの選択を受け付けたあと、撮影空間への案内指示を出力する受付処理部、を更に備え、
    前記画像出力部は、第2モードが選択されたときには、非定常撮影された撮影画像を対象とした編集画像の出力を制限することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の遊戯画像撮影装置。
  10. 前記編集処理部は、非定常撮影された撮影画像が編集対象となるとき、定常撮影された撮影画像を編集するための編集ツールに、新たな編集ツールを追加することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の遊戯画像撮影装置。
  11. メッセージの入力をユーザから受け付ける機能と、
    前記入力されたメッセージを設定データとして登録する機能と、
    遊戯画像撮影装置の受付装置に、登録済みの設定データを送信することにより、前記遊戯画像撮影装置における撮影時にメッセージを表示させる機能と、を携帯型通信端末において発揮させることを特徴とする遊戯画像撮影設定プログラム。
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