JP6812954B2 - ハイマウントストップランプの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイマウントストップランプの取付構造に関するものである。
車両の尾灯の一つを構成し、後方からの視認性を高めるべく、車体後部中央の相対的に高い位置に設置されるとともに、運転者のブレーキペダル操作に連動して点灯することで後続車に対し減速中または停止中であることを示すブレーキランプであるハイマウントストップランプ(High Mount Stop Lamp)が従来から知られている。
このハイマウントストップランプは、後方からの視認性をより高めるべく、車両のリヤウィンドの上端部に設けられることが多いが、意匠性等を考慮して、ラゲージルームを覆うラゲージドアの後端部に設けられることも少なくない。
例えば特許文献1には、トランクリッド(ラゲージドア)の後面の上部に形成した開口部に、レインフォースメントを介して、ハイマウントストップランプと、ラッチユニットを操作する押しボタンとを取付けた自動車の後部開閉構造が開示されている。
特開2007−196957号公報
ところで、上記特許文献1のものでは、レインフォースメントを介してハイマウントストップランプをラゲージドアに取り付けているが、構造の簡易化を図るべく、例えば図4に示すように、ラゲージドア120を構成するアウタパネル130の後端部における車幅方向中央部に、直接ハイマウントストップランプ101を配置することが考えられる。
より詳しくは、例えば図5に示すように、アウタパネル130の上板部131の後端部における車幅方向中央部に、当該上板部131よりも一段下がった段差面133を形成し、かかる段差面133に外側から直接ハイマウントストップランプ101を配置する構成が考えられる。
しかしながら、かかる構成には以下のような問題がある。すなわち、上板部131よりも一段下がった段差面133に外側からハイマウントストップランプ101を配置すると、図5の矢印で示すように、上板部131とハイマウントストップランプ101の前端との見切り部101bから、雨水や洗車水等が浸入する場合がある(以下、これら浸入した雨水や洗車水等を「浸入水」ともいう。)。そこで、見切り部101bから浸入した浸入水を排出するために、段差面133を後方へ向かって下方に傾斜する傾斜面とし、傾斜した段差面133に沿って浸入水を流下させることが考えられる。
しかしながら、このように段差面133を傾斜させると、後方へ行くほどハイマウントストップランプ101の高さ寸法h2が大きくなり、ラゲージドア120の後板部132におけるハイマウントストップランプ101の占める割合が大きくなるため、ハイマウントストップランプ101およびラゲージドア120の見栄えが悪いという問題がある。
また、見切り部101bから浸入した浸入水は、傾斜した段差面133に沿って流れた後、ハイマウントストップランプ101よりも下側の後板部132を伝って流下するため、ラゲージドア120(後板部132)に水跡が残り、残った水跡が目立ってしまうという問題もある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ラゲージドアの後部に直接取り付けられるハイマウントストップランプの取付構造において、ハイマウントストップランプおよびラゲージドアの見栄えが悪くなるのを抑えつつ、ラゲージドアに水跡が残らないように、浸入水を排出する技術を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係るハイマウントストップランプの取付構造では、ハイマウントストップランプが配置される段差面を略水平に形成するとともに、かかる段差面に流れて来た浸入水を、ラゲージドアの内部に配設された排水管を用いて、車外に排出するようにしている。
具体的には、本発明は、ラゲージドアの外板を構成し、ラゲージドアを閉じた状態で、ラゲージルームの上方で車両前後方向に延びる上板部と、当該上板部の後端部から下方へ延びる後板部とを有するアウタパネルを備え、当該上板部の後端部における車幅方向中央部にハイマウントストップランプが取り付けられるハイマウントストップランプの取付構造を対象としている。
そして、この取付構造は、上記ハイマウントストップランプは、上記上板部の後端部における車幅方向中央部に形成された、当該上板部よりも一段下がった略水平な段差面に配置されており、上記ハイマウントストップランプとの見切り部を構成する、上記後板部の車幅方向中央部における上端は、上記段差面よりも高い位置まで延びており、上記段差面には、上記アウタパネルを上下に貫通する排水孔が形成されており、上記排水孔と接続され、上記ハイマウントストップランプと上記段差面との間に浸入した浸入水を、車体に形成された排水口へ案内する排水管が、上記ラゲージドアの内板を構成するインナパネルと上記後板部との間に配設されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、ハイマウントストップランプが配置される段差面が略水平に形成されていることから、例えば段差面を後方へ向かって下方に傾斜する傾斜面とする場合に比して、ハイマウントストップランプの後端の高さ寸法が大きくなるのを抑えることができる。しかも、ハイマウントストップランプとの見切り部を構成する、後板部の車幅方向中央部における上端が、段差面よりも高い位置まで延びていることから、車両の後方から見て、後板部の上端部でハイマウントストップランプの一部(下端部)が覆われるので、ハイマウントストップランプを上下に細いスリムな形状に見せることができる。これらにより、後板部におけるハイマウントストップランプの占める割合を相対的に小さくして、ハイマウントストップランプおよびラゲージドアの見栄えが悪くなるのを抑えることができる。
ここで、段差面が略水平に形成され、且つ、後板部の上端が段差面よりも高い位置まで延びていると、ハイマウントストップランプと段差面との間に浸入した浸入水が行き場を失うとも思われるが、本発明では、段差面に排水孔を形成するとともに、かかる排水孔から排出される浸入水を、インナパネルと後板部との間に配設された排水管介して、車体に形成された排水口へ案内するようにしている。このように、ラゲージドアの内部に設けられた排水管を用いて浸入水を排出することから、ハイマウントストップランプ近傍におけるラゲージドアの外観を損なうことなく、且つ、後板部に水跡が残らない態様で、浸入水を排出することができる。
以上説明したように、本発明に係るハイマウントストップランプの取付構造によれば、ハイマウントストップランプおよびラゲージドアの見栄えが悪くなるのを抑えつつ、見切り部からの浸入水を、ラゲージドアに水跡が残らないように排出することができる。
本発明の実施形態に係るハイマウントストップランプの取付構造が適用されるラゲージドアを備える車両の後部を模式的に示す斜視図である。 アウタパネルおよびインナパネルを透視して示す、図1のA部に相当する斜視図である。 図2のIII−III線の概略矢視断面図である。 従来のハイマウントストップランプの取付構造が適用されるラゲージドアを備える車両後部を模式的に示す斜視図である。 図4のV−V線の概略矢視断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。なお、以下では、車両前後方向や上下方向等の方向を用いた説明は、ラゲージドア20を閉じた状態を基準としている。また、各図中の矢印Upは上方を、矢印Frは車両前後方向前側を、矢印Rhは車幅方向右側をそれぞれ示している。
図1は、本実施形態に係るハイマウントストップランプ1の取付構造が適用されるラゲージドア20を備える車両10の後部を模式的に示す斜視図である。この車両10は、リヤバンパー11の上端部に設けられた左右のテールランプ12と、ラゲージルームR(図3参照)を開閉するラゲージドア20の後端部に設けられたハイマウントストップランプ1と、から成る3つの尾灯を備えている。
ラゲージドア20は、車両前後方向に延びてラゲージルームRの上方を覆う上壁部21と、当該上壁部21の後端部から下方へ延びる後壁部22と、を有している。このラゲージドア20は、ラゲージルームR上方の車体に設けられたヒンジ軸(図示せず)に連結される、上壁部21に設けられたヒンジアーム(図示せず)を介して、車体に対し回動可能に取り付けられている。また、ラゲージドア20は、車両10に設けられたスプリング(図示せず)によって、開く方向(ラゲージドア20を前方かつ上方へ回動させる方向)に常時付勢されており、後壁部22に設けられたロックアッセンブル(図示せず)を、車体側に設けられたストライカ(図示せず)に係合させると、スプリングの付勢力に抗してラゲージドア20を閉じた状態が維持される一方、ロックアッセンブルとストライカとの係合を解除すると、スプリングの付勢力によってラゲージドア20が開くようになっている。
図2は、アウタパネル30およびインナパネル40を透視して示す、図1のA部に相当する斜視図であり、図3は、図2のIII−III線の概略矢視断面図である。ラゲージドア20は、当該ラゲージドア20の外板を構成するアウタパネル30と、当該ラゲージドア20の内板を構成するインナパネル40と、を備えている。アウタパネル30は、上壁部21の外側面(上面)を構成する、ラゲージルームRの上方で車両前後方向に延びる上板部31と、後壁部22の外側面(後面)を構成する、上板部31の後端部から下方へ延びる後板部32と、を有している。一方、インナパネル40は、上壁部21の内側面(下面)を構成する、上板部31と対向するように車両前後方向に延びる下板部41と、後壁部22の内側面(前面)を構成する、下板部41の後端部から下方へ延びる前板部42と、前板部42の下端部から後方へ延びて、アウタパネル30の後板部32の下端部と接続される底板部43と、を有している。
図3に示すように、上板部31の後端部における車幅方向中央部には、後方に行くほど下方に鋭く傾斜する、段差部としての前側縦板部34を介して、上板部31よりも一段下がった略水平な段差面33が形成されており、ハイマウントストップランプ1は、この段差面33に配置されている。このように、本実施形態では、ハイマウントストップランプ1が配置される段差面33が略水平に形成されていることから、例えば図5に示すように、段差面133を後方へ向かって下方に傾斜する傾斜面とする場合に比して、ハイマウントストップランプ1の後端の高さ寸法h1が大きくなるのを抑えることが可能となっている。
なお、ハイマウントストップランプ1は、複数の取付部(図示せず)で、前側縦板部34や段差面33に取り付けられているが、図3では図を見易くするために、取付部以外の箇所で生じる、アウタパネル30との隙間を誇張して示している。また、ハイマウントストップランプ1は、例えば前側縦板部34に形成された孔(図示せず)に通されたハーネス等を介して車載機器(図示せず)と電気的に接続されている。
さらに、車両10の後部におけるハイマウントストップランプ1との後側見切り部1aを構成する、後板部32の車幅方向中央部における上端32aは、段差面33よりも高い位置まで延びている。より詳しくは、後板部32は、図3の仮想線33aで示すように、その上端32aが段差面33と同じ高さになるように形成することも可能であるが、本実施形態では、敢えて後板部32の上端32aを段差面33よりも高い位置まで延ばすことで、車両10の後方から見て、後板部32の上端部でハイマウントストップランプ1の一部(下端部)を覆うようにしている。これにより、車両10の後方から見て、ハイマウントストップランプ1を上下に細いスリムな形状(図3のh参照)に見せることができる。
以上のように、本実施形態に係るハイマウントストップランプ1の取付構造では、段差面33を略水平に形成することで、ハイマウントストップランプ1の後端の高さ寸法h1が大きくなるのを抑えられることと、後板部32の車幅方向中央部における上端32aを段差面33よりも高い位置まで延ばすこととが相俟って、ラゲージドア20の後壁部22におけるハイマウントストップランプ1の占める割合を相対的に小さくして、ハイマウントストップランプ1およびラゲージドア20の見栄えが悪くなるのを抑えることができるようになっている。
この後板部32の車幅方向中央部における上端32aは、当該上端32aから前方に行くほど下方に鋭く傾斜する後側縦板部35を介して、段差面33の後端と接続されている。また、段差面33の車幅方向両端部は、当該段差面33における車幅方向の端部から上方に延びる妻板部(図示せず)を介して、それぞれ上板部31と接続されている。それ故、上板部31の後端部には、段差面33を底面とし、且つ、前側縦板部34、後側縦板部35および妻板部で前後左右が区画された凹部3が形成されており、ハイマウントストップランプ1はかかる凹部3に配置されていると言い換えることができる。
ところで、上板部31よりも一段下がった段差面33に外側から直接ハイマウントストップランプ1を配置すると、ハイマウントストップランプ1の前端と上板部31との前側見切り部1bから、雨水や洗車水等が浸入する場合がある(以下、これら浸入した雨水や洗車水等を「浸入水」ともいう。)。この点、従来のハイマウントストップランプ101の取付構造では、図5に示すように、浸入水を傾斜した段差面133に沿って流した後、ハイマウントストップランプ101よりも下側の後板部132を伝って流下させることで、浸入水を排出していたが、これでは、後板部132に水跡が残り、残った水跡が目立ってしまうという問題がある。
そこで、本実施形態の取付構造では、段差面33に第1排水孔37を形成するとともに、かかる第1排水孔37から排出される浸入水を、インナパネル40と後板部32との間に配設されるドレインホース50介して、車体に形成された排水口13へ案内することで、後板部32に水跡が残らない態様で、浸入水を車外に排出するようにしている。
より詳しくは、段差面33には、図3に示すように、アウタパネル30を上下に貫通する断面円形の第1排水孔37が形成されている。この第1排水孔37には、当該第1排水孔37にドレインホース50を接続するための樹脂製のグロメット60が取り付けられている。グロメット60は、筒状の本体部61と、本体部61の一方側(図3では上側)の端部から筒径方向外側に延びる円環状のベース部62と、本体部61の他方側(図3では下側)の端部に設けられた、一方端が本体部61の外周よりも大径で且つ他方端が本体部61の内周と同径に形成された先端に向かって窄むテーパ状の挿入部63と、本体部61におけるベース部62と挿入部63との間に形成された、筒径方向外側に突出する突条部64と、を有している。このグロメット60は、上側から挿入部63、突条部64の順で第1排水孔37に押し込まれて、ベース部62と突条部64との間に第1排水孔37の周縁部を挟むことで、第1排水孔37に取り付けられている。なお、図3の符号65は、ベース部62の下面と段差面33の上面との間に挟まれることで、ラゲージドア20内部への浸入水の漏水を防止するエプトシーラーを示している。
また、リヤバンパー(車体)11の上部には、図2に示すように、車幅方向中央部よりも右側に、上方に開口する排水口13が形成されており、当該排水口13に案内された浸入水が、リヤバンパー11内部を通って車外に排出されるようになっている。そうして、図3に示すように、インナパネル40の底板部43における当該排水口13に対向する箇所には、インナパネル40を上下に貫通する断面円形の第2排水孔44が形成されている。なお、排水口13には、受口が上方に向かって広がる排水受け具14が取り付けられており、第2排水孔44から流下した浸入水が確実に排水口13に導入されるようになっている。
ドレインホース(排水管)50は、その他方側(図3では下側)の端部にグロメット51が一体形成されている。このドレインホース50は、一方側の端部(上端部)50aにグロメット60の挿入部63が挿し込まれることで、第1排水孔37側に取り付けられている一方、グロメット51で第2排水孔44の周縁部を挟むことで、他方側の端部(下端部)50bが第2排水孔44側に取り付けられている。ドレインホース50は、上端部50aが第1排水孔37側に取り付けられ且つ下端部50bが第2排水孔44側に取り付けられることで、インナパネル40の前板部42とアウタパネル30の後板部32との間で、図2および図3に示すように、下方に行くほど右側且つ前側に湾曲しながら、第1排水孔37と第2排水孔44とを繋いでいる。
このような構成により、図3の矢印で示すように、ハイマウントストップランプ1の前端と上板部31との前側見切り部1bから浸入した浸入水は、アウタパネル30の第1排水孔37からドレインホース50内に流れ、ドレインホース50に案内されながらラゲージドア20の後壁部22内を流下してインナパネル40の第2排水孔44に至り、第2排水孔44からリヤバンパー11の排水口13へ流下し、リヤバンパー11内部を通って車外に排出されるようになっている。これにより、前側見切り部1bから浸入した浸入水を、後板部32を伝うことなく、且つ、凹部3に溜まることなく、車外に排出することができる。
−作用・効果−
以上のように、本実施形態に係るハイマウントストップランプ1の取付構造によれば、ハイマウントストップランプ1が配置される段差面33が略水平に形成されていることから、ハイマウントストップランプ1の後端の高さ寸法h1が大きくなるのを抑えることができる。しかも、ハイマウントストップランプ1との後側見切り部1aを構成する、後板部32の車幅方向中央部における上端32aが段差面33よりも高い位置まで延びていることから、車両10の後方から見て、ハイマウントストップランプ1を上下に細いスリムな形状に見せることができる。これらが相俟って、ラゲージドア20の後壁部22におけるハイマウントストップランプ1の占める割合を相対的に小さくして、見栄えが悪くなるのを抑えることができる。
また、インナパネル40の前板部42とアウタパネル30の後板部32との間に設けられた、換言すると、ラゲージドア20の後壁部22の内部に設けられたドレインホース50を用いて浸入水を排出することから、ハイマウントストップランプ1近傍におけるラゲージドア20の外観を損なうことなく、後板部32に水跡が残らない態様で浸入水を排出することができる。
したがって、ハイマウントストップランプ1およびラゲージドア20の見栄えが悪くなるのを抑えつつ、前側見切り部1bからの浸入水をラゲージドア20に水跡が残らないように排出することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
上記実施形態では、第1排水孔37と第2排水孔44とをドレインホース50で繋ぐようにしたが、これに限らず、第1排水孔37と第2排水孔44とを、硬質の素材から成るドレインパイプ(図示せず)で繋ぐようにしてもよい。
また、上記実施形態では、リヤバンパー11の車幅方向中央部よりも右側に形成された排水口13に浸入水を案内するべく、ドレインホース50を下方に行くほど右側且つ前側に傾斜するように湾曲させたが、これに限らず、例えばストライカと干渉することなく、リヤバンパー11の車幅方向中央部に排水口13を形成することができるのであれば、ドレインホース50を略真っ直ぐに延びる態様で設けてもよい。
さらに、上記実施形態では、上板部31よりも一段下がった段差面33に第1排水孔37を形成したが、これに限らず、例えば、段差面33に当該段差面33よりも更に一段下がった第2の段差面(図示せず)を形成し、当該第2の段差面に第1排水孔37を形成してもよい。
このように、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明によると、ハイマウントストップランプおよびラゲージドアの見栄えが悪くなるのを抑えつつ、ラゲージドアに水跡が残らないように、浸入水を排出することができるので、ラゲージドアの後部に直接取り付けられるハイマウントストップランプの取付構造に適用して極めて有益である。
1 ハイマウントストップランプ
1a 後側見切り部
11 リヤバンパー(車体)
13 排水口
20 ラゲージドア
30 アウタパネル
31 上板部
32 後板部
33 段差面
37 第1排水孔
40 インナパネル
50 ドレインホース(排水管)
R ラゲージルーム

Claims (1)

  1. ラゲージドアの外板を構成し、ラゲージドアを閉じた状態で、ラゲージルームの上方で車両前後方向に延びる上板部と、当該上板部の後端部から下方へ延びる後板部とを有するアウタパネルを備え、当該上板部の後端部における車幅方向中央部にハイマウントストップランプが取り付けられるハイマウントストップランプの取付構造であって、
    上記ハイマウントストップランプは、上記上板部の後端部における車幅方向中央部に形成された、当該上板部よりも一段下がった略水平な段差面に配置されており、
    上記ハイマウントストップランプとの見切り部を構成する、上記後板部の車幅方向中央部における上端は、上記段差面よりも高い位置まで延びており、
    上記段差面には、上記アウタパネルを上下に貫通する排水孔が形成されており、
    上記排水孔と接続され、上記ハイマウントストップランプと上記段差面との間に浸入した浸入水を、車体に形成された排水口へ案内する排水管が、上記ラゲージドアの内板を構成するインナパネルと上記後板部との間に配設されていることを特徴とするハイマウントストップランプの取付構造。
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