JP6809146B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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本発明は、開閉可能な原稿トレイを備えた画像読取装置に関する。
画像読取装置において、クレジットカードなどの固い媒体を搬送するために専用の搬送口(挿入口)や搬送経路が設けられ、また、カードの重ね置きや大きな原稿を置く等の用途に、専用の搬送口に開閉可能な原稿トレイが設置される構成が既に知られている。
しかし、従来のカード搬送可能な装置では、原稿トレイを開いてから搬送を開始するため、装置の設置面積を大きくとる必要があり、また、原稿トレイを開かないと搬送開始できず、操作性が良くないという問題があった。
例えば、特許文献1には、装置の設置面積を抑え、十分な長さの原稿トレイを画像読取装置に持たせるという目的で、原稿トレイを折り畳みでき、折り畳んだ状態でも原稿トレイからの給紙が可能な構成が開示されている。
特許文献1に記載の画像読取装置は、原稿トレイがトレイ本体と可動板部とから構成され、装置の設置面積に余裕があるときはトレイ本体に対し可動板部を開いて2つの載置面で原稿を支持し給紙口に原稿を給紙する。また、装置の設置面積に限りがあるときは、可動板部をトレイ本体に対し対向するように閉じ合わせ、可動板部とトレイ本体との間に形成される挿入口から原稿を挿入し、給紙口に原稿を給紙する。これにより、装置の設置面積の縮小および操作性の維持を図っている。
しかしながら、特許文献1に記載の画像読取装置は、例えば、カード等の固い媒体を搬送する専用の搬送経路を有しておらず、カード等の原稿を装置の設置面積を増やさず、操作性を維持しつつ搬送することはできない。また、原稿トレイを半分に折り畳む構成であり、装置本体に対して原稿トレイを閉じる構成にはなっていないため、設置面積を必要なレベルまで充分に小さくできない場合も有り得る。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、カード用の給紙口に原稿トレイが設置された画像読取装置において、装置の設置面積を小さく抑えつつ、操作性をより向上させることを目的とする。
本発明に係る画像読取装置は、上記目的を達成するため、画像の読み取り対象となる原稿を積載する第1の原稿トレイと、前記第1の原稿トレイに積載された前記原稿を給紙する第1の給紙口と、前記第1の給紙口より前記原稿を排紙口に向けて搬送するための搬送経路と、前記搬送経路の中途部近傍に開閉可能に取付けられ、開いた状態で前記原稿を積載する第2の原稿トレイと、前記第2の原稿トレイに積載された前記原稿を給紙する第2の給紙口と、を備える原稿搬送部と、前記搬送経路を搬送中の前記原稿の画像を読み取る読取ユニットと、を備えた画像読取装置において、前記第2の給紙口より給紙された前記原稿は前記搬送経路の中途部以降の後半部から前記排紙口に向けて搬送され、前記第2の原稿トレイは、前記第2の給紙口に設置され、前記原稿を挿入するための挿入口を有し、前記第2の原稿トレイを開いた状態で、前記第2の原稿トレイに積載された前記原稿を前記第2の給紙口より給紙可能であり、かつ、前記第2の原稿トレイを閉じた状態であっても、前記挿入口を通じて前記第2の給紙口より前記原稿を給紙可能であることを特徴とする。
本発明によれば、画像読取装置の設置面積を小さく抑えつつ、原稿トレイを閉じた状態で搬送開始可能であり操作性をより向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の構成を示す横断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の構成を示す横断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の第2の原稿トレイを閉じた 状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の第2の原稿トレイを閉じた 状態で原稿を挿入している状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の第2の原稿トレイを開いた 状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像読取装置の第2の原稿トレイを開いた 状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像読取装置の第2の原稿トレイを開いた 状態で原稿を載置した状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像読取装置の第2の原稿トレイを開いた 状態を示す拡大斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像読取装置の第2の原稿トレイを開いた 状態を示す拡大斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る画像読取装置の第2の原稿トレイを開い た状態を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る画像読取装置の第2の原稿トレイを閉じ た状態で原稿を挿入している状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1および図2を参照して、本発明の実施の形態に係る画像読取装置1の全体構成について説明する。図1は第2の原稿トレイ26を開いた状態を、図2は第2の原稿トレイ26を閉じた状態を示している。
図1に示すように、画像読取装置1は、画像読取部10と原稿搬送部20とを含んで構成されている。
画像読取部10は、キャリッジ11、フラットベッドコンタクトガラス15、白基準シート16、DFコンタクトガラス19等を含んで構成されている。画像読取装置1は、自動搬送中に原稿画像を読み取るDFスキャナモード(搬送原稿読取りモード)と、平坦なコンタクトガラス上に載置された原稿の画像を読み取るフラットベッドスキャナモード(載置原稿読取りモード)と、に切替え可能に構成されている。フラットベッドスキャナモードにおいて、画像読取部10は、フラットベッドコンタクトガラス15上の原稿(例えば原稿シート、厚紙、本等)の画像面に光を照射して、その画像面からの反射光を画像信号に変換することにより原稿画像を読み取ることができる。
また、DFスキャナモードにおいて、原稿搬送部20は、原稿載置台である第1の原稿トレイ25上に積載された原稿束から原稿Sを1枚ずつ分離して搬送経路23内に搬入し、搬送経路23に沿って搬送する。そして、その搬送中、原稿Sが、その搬送方向の上流側部分から順次部分的に画像読取部10の上面側のDFコンタクトガラス19に対面するようになっている。すなわち、画像読取装置1は、原稿搬送部20により搬送される原稿S上の画像を画像読取部10のDFコンタクトガラス19上で順次読取りすることにより、DFスキャナの機能を発揮できるようになっている。
キャリッジ11は画像読取部10内に副走査方向(図中左右方向)に沿って設けられたキャリッジレール14上を移動するようになっている。キャリッジ11は図中左端側の点線で示す傾斜部ホームポジションから右端側までの間を往復移動する。キャリッジ11には裏面用読取素子13が搭載され、フラットベッドコンタクトガラス15を通して各原稿Sの裏面の画像を読み取るようになっている。また、DFコンタクトガラス19の上方には表面用読取素子12が設けられ、搬送される原稿S上の表面の画像を読み取るようになっている。キャリッジ11と表面用読取素子12および裏面用読取素子13は本発明に係る読取ユニットを構成する。
キャリッジ11の位置を検知するセンサとして、傾斜部ホームポジションセンサ18とFBSホームポジションセンサ17がキャリッジレール14の下方に設けられている。傾斜部ホームポジションセンサ18は、所定の角度θで傾斜しているDFコンタクトガラス19の下方にキャリッジ11があるか否かを検知する。FBSホームポジションセンサ17は、フラットベッドコンタクトガラス15の左端部の下方にキャリッジ11があるか否かを検知する。白基準シート16はフラットベッドコンタクトガラス15の上方に設置され、シェーディング補正のための白基準情報を読み取る。
原稿搬送部20は、画像読取部10の上部に設けられ、第1の原稿トレイ25と、第1の給紙口21と搬送経路23と第2の原稿トレイ26と第2の給紙口22と排紙口24等を含んで構成されている。
第1の原稿トレイ25は画像の読取対象となる原稿Sを積載し、特に普通紙等の反転搬送が可能な原稿Sが積載される。第1の原稿トレイ25に積載された原稿Sは第1の給紙口21より給紙され、各搬送ローラ27a、27b、27c、27dにより搬送経路23上に搬送され、最終的に排紙口24より排出される。
搬送経路23は、第1の給紙口21から搬送ローラ27bまでの前半経路部23Aと、原稿Sが反転する搬送ローラ27bから搬送ローラ27cが設けられた区間であり搬送経路23全体の中途部分の中途経路部23Bと、搬送ローラ27c以降の側面視で原稿Sが略直線状に搬送される略平面状のストレート搬送経路部23Cとから構成されている。原稿Sは図1中の搬送経路23の矢印方向に搬送される。
第2の原稿トレイ26は、中途経路部23Bの近傍に画像読取装置1に対して開閉可能に取り付けられ、開いた状態で原稿Sを積載するようになっている。第2の原稿トレイ26には、主としてカード等の反転搬送では搬送できない固い原稿を積載するが普通紙等他の原稿を積載しても構わない。なお、ここにいうカードとは、IDカード(身分証明書カード)、交通系カード等である。第2の給紙口22は、第2の原稿トレイ26に積載された原稿Sを給紙するようになっている。
第2の給紙口22より給紙された原稿Sは、中途経路部23B以降のストレート搬送経路部23Cから排紙口24に向けて搬送される。ストレート搬送経路部23Cは本発明に係る後半部を構成する。図1に示す第2の原稿トレイ26を開いた状態では、第2の原稿トレイ26の積載面とストレート搬送経路部23Cは略同一平面上にあるため、第2の原稿トレイ26上に積載されたカード等の固い原稿Sを曲げることなく排紙口24まで搬送させることができる。
図2に示す第2の原稿トレイ26を閉じた状態では、第2の原稿トレイ26は画像読取装置1の外面に密着するので図1に示す状態と比較して装置の設置面積を小さくすることが可能となる。また、後述するように第2の原稿トレイ26には挿入口26Aが設けられており第2の原稿トレイ26を閉じた状態であっても第2の給紙口22より原稿Sを給紙可能となっている。
次に図3〜図5を用いて第2の原稿トレイ26の詳細について説明する。
図3は原稿搬送部20の斜視図であり、第2の原稿トレイ26を閉じた状態を示している。第2の原稿トレイ26はカード等の原稿Sを挿入するための挿入口26Aを有している。挿入口26Aは、第2の原稿トレイ26を閉じた状態で第2の給紙口22と対向するよう設けられているので、図4に示すように挿入口26Aを通じて第2の給紙口22より原稿Sが給紙可能となる。挿入口26Aの幅、大きさは図3に示すサイズに必ずしも限定されず、他のサイズであってもよい。
また、第2の原稿トレイ26を閉じた状態のままでも挿入口26Aを通じて第2の給紙口22より原稿Sが給紙可能であるので、給紙の際に第2の原稿トレイ26を開く手間が省けることからユーザの操作性が向上している。
図5は原稿搬送部20の斜視図であり、第2の原稿トレイ26を開いた状態を示している。この状態で、ユーザは原稿Sを原稿トレイ26に積載して、第2の給紙口22より給紙する。第2の給紙口22の幅はカード等よりも幅の広い原稿Sを給紙することができるようトレイ幅に近いサイズとなっている。第2の給紙口22より給紙する原稿Sはカード等の固い媒体が主となることから搬送する経路は曲がることのないストレート搬送経路部23Cとなる(図1参照)。このため、第2の原稿トレイ26の原稿載置面の傾斜角度は、ストレート搬送経路部23Cの傾斜角度と略等しくなっており、原稿トレイ26の原稿載置面とストレート搬送経路部23Cは略同一平面上に存在するようになっている。これにより、第2の原稿トレイ26上に積載された原稿Sを曲げることなく排紙口24まで搬送させることができる。
以上のように、本実施の形態に係る画像読取装置1は、画像の読み取り対象となる原稿Sを積載する第1の原稿トレイ25と、第1の原稿トレイ25に積載された原稿Sを給紙する第1の給紙口21と、第1の給紙口21より原稿Sを排紙口24に向けて搬送するための搬送経路23と、搬送経路23の中途経路部23Aの近傍に開閉可能に取付けられ、開いた状態で原稿Sを積載する第2の原稿トレイ26と、第2の原稿トレイ26に積載された原稿Sを給紙する第2の給紙口22と、を備える原稿搬送部20と、搬送経路23を搬送中の原稿Sの画像を読み取るキャリッジ11と、を備えている。
また、第2の給紙口22より給紙された原稿Sはストレート搬送経路部23Cから排紙口24に向けて搬送され、第2の原稿トレイ26は、原稿Sを挿入するための挿入口26Aを有し、第2の原稿トレイ26を閉じた状態で、挿入口26Aが第2の給紙口22と対向する位置となることにより、挿入口26Aを通じて第2の給紙口22より原稿Sを給紙可能である。
この構成により、第2の原稿トレイ26を画像読取装置1に対して閉じた状態であっても挿入口26Aが第2の給紙口22と対向するよう設けられているため、第2の給紙口22は塞がれず、挿入口26Aを通じて原稿Sを給紙可能となっている。したがって、第2の原稿トレイ26を開いた状態と比較して装置の設置面積を小さく抑えることができる。また、第2の原稿トレイ26を開かなくても第2の給紙口22より給紙が可能であることから、ユーザが第2の原稿トレイ26を開く手間が省け、操作性が向上している。
(第2の実施の形態)
次に、図6〜図9を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態に係る画像読取装置は、第1の実施の形態とは、第2の原稿トレイ26にガイド等を設けた点で異なるが、他の構成は基本的に同様である。したがって、同一の構成要素については、図1〜図4に示した第1の実施形態と同一の符号を用いて説明し、特に相違点について説明する。
図6は原稿搬送部20の斜視図であり、第2の原稿トレイ26を開いた状態を示している。第2の原稿トレイ26は、挿入口26Aとガイド31とガイドレール32と把手33とトレイヒンジ34と挿入口ヒンジ35とを有している。
ガイド31は第2の原稿トレイ26上に設けられ、突状部31aと半円部31bで構成されている。突状部31aは原稿Sの搬送方向に平行となるよう2つ設けられ、載置された原稿Sが第2の給紙口22に真っ直ぐに挿入されるよう搬送方向と垂直な方向を両側からガイドして支える。ガイド31は原稿幅に応じてガイドレール32上を搬送方向と垂直な方向に動くことができる可動式となっている。半円部31bは対向する各突状部31aの内側の中央付近に設けられており、載置された原稿Sを下から支えるようになっている(図7参照)。
ガイドレール32は、第2の原稿トレイ26の搬送方向と垂直な方向に直線状に設けられ、ガイド31を載せて移動させるようになっている。把手33は第2の原稿トレイ26の挿入口26Aが設けられた側と反対側の端部に半円状に第2の原稿トレイ26をくり抜いて形成されており、ユーザが第2の原稿トレイ26を閉状態から開状態にする際に把手33をつかむことで、ユーザが第2の原稿トレイ26を容易に開状態とすることができる。
把手33は大きい方が第2の原稿トレイ26を開きやすいが、原稿Sの幅よりも把手33の幅を大きくしてしまうと、原稿Sを載置したときの原稿Sの安定性が悪くなる。また、ガイド31を移動、特にガイド幅が小さくなるよう移動させたときに把手33と干渉しないようにする必要がある。これらを考慮して把手33のサイズは図6に示す程度のものとしているが、原稿幅より幅が小さく、ガイド31と干渉しなければ他のサイズであってもよい。
トレイヒンジ34は第2の原稿トレイ26と原稿搬送部20本体との連結部分の原稿Sの挿入方向に垂直な方向の両端に計2つ設けられており、第2の原稿トレイ26が原稿搬送部20本体に対して回動することで開閉可能な構成としている。挿入口ヒンジ35は挿入口26Aの原稿Sの挿入方向に垂直な方向の両端部に計2つ設けられている。このように第2の原稿トレイ26には計4つのヒンジが設けられ原稿搬送部20に連結されている。
図8はトレイヒンジ34と挿入口ヒンジ35を見やすくするよう図7を拡大した図である。図9は、挿入口ヒンジ35が設けられている様子を示した図であり、説明のため、突き出し部26Bを省略している。図9のように挿入口ヒンジ35は設けられている。そして、挿入口ヒンジ35は、突き出し部26Bの軸受部26Cに図8に示すように挿入されている。突き出し部26Bは、原稿トレイ26を開いた状態で原稿搬送部20の原稿トレイ26側の端面より原稿搬送方向上流側に突き出た部位である。軸受部26Cは挿入口ヒンジ35の軸受となる部位である。
また、第2の原稿トレイ26を開いた状態で挿入口26Aの開口部を小さくすることが、原稿Sの載置の安定性の観点から望ましい。図8に示すように2つの挿入口ヒンジ35
の間に位置する突き出し部26Bが第2の原稿トレイ26側に突き出している。そのため、原稿トレイ26が開くと、原稿トレイ26が倒れ、突き出し部分26Bが挿入口26Aの一部と重なり、挿入口26Aの開口部は小さくなる。
本実施の形態においてトレイヒンジ34および挿入口ヒンジ35を設けたのは、第2の原稿トレイ26に挿入口26Aを設けたことに伴い第2の原稿トレイ26の強度が弱くなる懸念があるので、ヒンジの設置数を増やすことで強度を高めるためである。
以上のように、本実施の形態に係る画像読取装置1は、ストレート搬送経路部23Cは、略平面状であり、第2の原稿トレイ26は、開いた状態で原稿Sを載置するための可動式のガイド31を備え、原稿Sを載置する載置面とストレート搬送経路部23Cがなす平面とが略同一平面上に存在するようになっている。
この構成により、ガイド31が第2の原稿トレイ26に載置された原稿Sをガイドするので、原稿Sが小さいカード等であっても歪ませることなく搬送させることができる。また、原稿Sを載置する載置面とストレート搬送経路部23Cがなす平面とが略同一平面上に存在するので、原稿Sがカード等の固いものであっても折り曲げることなく搬送させることができる。また、ガイド31は可動式であるので、原稿Sのサイズに応じてガイド31のガイド幅を設定し適切に原稿Sをガイドすることができる。
また、第2の原稿トレイ26は原稿搬送部20との連結部分で原稿Sの挿入方向に垂直な方向の両端部の2箇所および、挿入口26Aの原稿Sの挿入方向に垂直な方向の両端部の2箇所の計4箇所でヒンジにより原稿搬送部20に連結されるようにしてもよい。この構成により、第2の原稿トレイ26のヒンジの設置数が増えるため第2の原稿トレイ26の強度を高めることができる。
(第3の実施の形態)
次に、図10と図11を参照して、本発明の第3の実施の形態について説明する。
本実施の形態に係る画像読取装置は、第2の実施の形態とは、第2の原稿トレイ26に設けたガイドが異なるが、他の構成は基本的に同様である。したがって、同一の構成要素については、図6〜図9に示した第2の実施形態と同一の符号を用いて説明し、特に相違点について説明する。
第2の原稿トレイ26上に設けられたガイド36は、突状部36aと半円部36bとで構成されている。図10に示すように載置された原稿Sをガイドする突状部36aは第2の実施の形態におけるものと異なり、挿入口26A側の端部が原稿搬送部20本体側まで伸びている。これにより図11に示すように第2の原稿トレイ26を閉じた状態でも、挿入口26Aから挿入する原稿Sを突状部36aがガイドすることができる。この際にガイド36は原稿Sの原稿幅に応じた位置にガイドレール32上を移動し挿入口26に挿入可能な原稿Sの幅を規制するようになっている。第2の原稿トレイ26を開いた状態でも第2の実施の形態における場合と同様に、突状部36aが原稿Sをガイドする。
以上のように、本実施の形態に係る画像読取装置1は、第2の原稿トレイ26を閉じた状態または開いた状態のいずれの状態においても、ガイド36が挿入口26Aの幅を規制し、原稿Sをガイドするようになっている。この構成により挿入口26Aのサイズによらず、第2の原稿トレイ26が閉じた状態で任意のサイズの原稿Sをガイドすることができる。また、第2の原稿トレイ26が閉じた状態で操作することで画像読取装置1の設置面積を小さく抑えつつ、第2の原稿トレイ26を開く手間が省け、操作性を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
本発明によれば、画像読取装置の設置面積を小さく抑えつつ、操作性をより向上させることができ画像読取装置全般に有用である。
1 画像読取装置
11 キャリッジ(読取ユニット)
12 表面用読取素子(読取ユニット)
13 裏面用読取素子(読取ユニット)
20 原稿搬送部
21 第1の給紙口
22 第2の給紙口
23 搬送経路
23A 前半経路部
23B 中途経路部(中途部)
23C ストレート搬送経路部(後半部)
24 排紙口
25 第1の原稿トレイ
26 第2の原稿トレイ
26A 挿入口
31、36 ガイド
34 トレイヒンジ(ヒンジ)
35 挿入口ヒンジ(ヒンジ)
S 原稿
特開2000−128367号公報

Claims (4)

  1. 画像の読み取り対象となる原稿を積載する第1の原稿トレイと、
    前記第1の原稿トレイに積載された前記原稿を給紙する第1の給紙口と、
    前記第1の給紙口より前記原稿を排紙口に向けて搬送するための搬送経路と、
    前記搬送経路の中途部近傍に開閉可能に取付けられ、開いた状態で前記原稿を積載する第2の原稿トレイと、
    前記第2の原稿トレイに積載された前記原稿を給紙する第2の給紙口と、を備える原稿搬送部と、
    前記搬送経路を搬送中の前記原稿の画像を読み取る読取ユニットと、を備えた画像読取装置において、
    前記第2の給紙口より給紙された前記原稿は前記搬送経路の中途部以降の後半部から前記排紙口に向けて搬送され、
    前記第2の原稿トレイは、前記第2の給紙口に設置され、前記原稿を挿入するための挿入口を有し、
    前記第2の原稿トレイを開いた状態で、前記第2の原稿トレイに積載された前記原稿を前記第2の給紙口より給紙可能であり、かつ、前記第2の原稿トレイを閉じた状態であっても、前記挿入口を通じて前記第2の給紙口より前記原稿を給紙可能であることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記搬送経路の前記中途部以降の後半部は、略平面状であり、
    前記第2の原稿トレイは、開いた状態で前記原稿を載置するための可動式のガイドを備え、
    前記原稿を載置する載置面と前記中途部以降の前記搬送経路がなす平面とが略同一平面上に存在することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記第2の原稿トレイは前記原稿搬送部との連結部分で前記原稿の挿入方向に垂直な方向の両端部の2箇所および、前記挿入口の前記原稿の挿入方向に垂直な方向の両端部の2箇所の計4箇所でヒンジにより前記原稿搬送部に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 前記第2の原稿トレイを閉じた状態または開いた状態のいずれの状態においても、前記ガイドが前記挿入口の幅を規制し、前記原稿をガイドすることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
JP2016217265A 2015-11-16 2016-11-07 画像読取装置 Active JP6809146B2 (ja)

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