JP6809077B2 - 搬送パレットおよび搬送方法 - Google Patents

搬送パレットおよび搬送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6809077B2
JP6809077B2 JP2016183382A JP2016183382A JP6809077B2 JP 6809077 B2 JP6809077 B2 JP 6809077B2 JP 2016183382 A JP2016183382 A JP 2016183382A JP 2016183382 A JP2016183382 A JP 2016183382A JP 6809077 B2 JP6809077 B2 JP 6809077B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
plane
pallet
transport pallet
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016183382A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018049888A (ja
Inventor
亮介 江副
亮介 江副
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2016183382A priority Critical patent/JP6809077B2/ja
Publication of JP2018049888A publication Critical patent/JP2018049888A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6809077B2 publication Critical patent/JP6809077B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

本発明は、部品の搬送技術に関するものであり、特に、加熱工程における搬送技術に関するものである。
情報装置や通信装置の小型化や高性能化が進み、情報装置や通信機器に使用される配線基板や半導体装置等の電子基板の微細化や高密度化が進んでいる。また、微細化や高密度化にともない、配線基板や半導体装置等の電子基板上に実装される部材も微細化されている。また、特性変動の抑制や高密度化のため、電子基板上に微細な部材を実装する際には、高い位置精度が要求される場合がある。
基板に電子部品を実装する際に、電子部品同士を事前にロット単位で接合した部材を基板に実装する方法が用いられることがある。そのような場合には、例えば、粘着シートを有する搬送パレット上に、複数の電子部品を精度よく整列して載置し、粘着シートで保持した状態でリフロー処理を行って電子部品間の接合を行う。リフロー処理によって接合を行う際に、複数の電子部品を搬送パレットに載せて処理を行うことで、その後のSMT(Surface Mount Device)工程等では、搬送パレットから各電子部品をピックアップして基板に実装することができる。
しかし、リフロー処理のための加熱工程後に搬送パレットから電子部品をピックアップする場合に、粘着シートの粘着力の上昇や接合材の染み出しによって、電子部品を搬送パレットから剥離することが困難になることが生じる。粘着シートの種類によっては加熱によって粘着力が上昇するため、搬送パレットからの剥離が特に困難になりうる。そのような状態で電子部品のピックアップを行うと、電子部品にストレスがかかり損傷や動作不良が発生する恐れがある。
そのため、電子部品を搬送パレットに載置した状態で加熱処理を行った後に、信頼性を損なわないように搬送パレットから電子部品を容易に剥離できる技術あることが望ましく、関連する技術の開発が行われている。そのような、搬送パレットに載置された電子部品を
加熱処理後に容易に剥離するための技術としては、例えば、特許文献1のような技術が開示されている。
特許文献1は、シリコーンゴム製の粘着シートを上面に有する回路基板を保持するパレットに関するものである。特許文献1のパレットには、粘着シートの上面からパレットの下面まで貫通する貫通孔が形成されている。特許文献1では、クリームはんだを介して電子部品を載置した回路基板をパレットに粘着シートで保持した状態でリフロー処理が行われる。また、特許文献1では、リフロー処理後に、有機溶剤中においてパレットの下面の貫通穴から剥離治具に取り付けられた複数のピンが挿入される。特許文献1では、下面から挿入された複数のピンによって1つの回路基板が押し上げられ、回路基板とパレットの剥離が行われる。特許文献1は、このような方法で回路基板を剥離することで、電子部品の実装後に回路基板をパレットから容易に剥離することができるとしている。
特開2002−185126号公報
しかしながら、特許文献1の技術は次のような点で十分ではない。特許文献1では、剥離治具に取り付けられた複数のピンで、1つの回路基板の剥離を行っている。しかし、複数の電子部品をパレット上に載置し、次工程のために位置精度を維持しようとした場合に、個々の電子部品の粘着強度や剥離のタイミングが異なるため、押し上げる力の制御が困難となる。例えば、ピンによって押し上げる力に余裕を持たせた場合に、粘着力に比べてピンで押し上げる力が強くなり、電子部品のパレットからの剥離時に強い力がかかり、電子部品の水平方向の位置にずれが生じる恐れがある。水平方向の位置にずれが生じると、次工程における電子部品をピックアップする際の精度が低下する。また、場合によっては、電子部品がパレット外に落下する恐れがある。そのため、特許文献1は、加熱処理後に、複数の電子部品を、位置精度を低下させることなく容易にパレットから剥離する技術としては十分ではない。
本発明は、上記の課題を解決するため、加熱処理後に、複数の電子部品を、位置精度を維持しつつ容易に剥離することができる搬送パレットを得ることを目的としている。
上記の課題を解決するため、本発明の搬送パレットは、本体部と、複数の穴と、突起部と、粘着層を備えている。本体部は、上面側に第1の平面を有する。穴は、本体部に形成され第1の平面にそれぞれ開口部を有する。突起部は、穴の中にそれぞれ備えられ、開口部側に第2の平面を有する。粘着層は、第1の平面または第2の平面のうちいずれか一方の表面に形成され粘着性を有する。また、第1の平面または第2の平面のうち加熱時と非加熱時で異なるいずれか一方で電子部品の底面を保持し、粘着層は、第1の平面または第2の平面のうち非加熱時に電子部品を保持する平面に形成されている。
本発明の搬送方法は、搬送パレットの第1の平面または第2の平面のうち粘着層が形成されている平面において複数の電子部品の底面を、非加熱状態で保持する。搬送パレットは、上面側に第1の平面を有する本体部と、本体部に形成され第1の平面にそれぞれ開口部を有する複数の穴と、穴の中にそれぞれ備えられ、開口部側に第2の平面を有する突起部とを備えている。また、搬送パレットは、第1の平面または第2の平面のうちいずれか一方の表面に形成され粘着性を有する粘着層をさらに備えている。本発明の搬送方法は、電子部品を保持した搬送パレットを加熱する。本発明の搬送方法は、搬送パレットを加熱した際に、第1の平面または第2の平面のうち粘着層が形成されていない平面で電子部品の底面を保持する。本発明の搬送方法は、加熱後に搬送パレットの温度が下がった際に、第1の平面または第2の平面のうち粘着層が形成されている平面で電子部品の底面を保持する。
本発明によると、加熱処理後に、複数の電子部品を、位置精度を維持しつつ容易に剥離することができる。
本発明の第1の実施形態の構成の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態の構成の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態の搬送パレットの構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態における加熱時の状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態における加熱後の冷却状態を示す図である。 本発明と対比した構成における加熱時の状態の例を示す図である。 本発明と対比した構成における加熱後の冷却状態の例を示す図である。 本発明の第3の実施形態の構成の概要を示す図である。 本発明の第3の実施形態の搬送パレットの構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態における加熱時の状態を示す図である。 本発明の第3の実施形態における加熱後の冷却状態を示す図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態の搬送パレットの構成の概要を示したものである。本実施形態の搬送パレットは、本体部1と、複数の穴2と、突起部3と、粘着層4を備えている。本体部1は、上面側に第1の平面を有する。穴2は、本体部1に形成され第1の平面にそれぞれ開口部を有する。突起部3は、穴2の中にそれぞれ備えられ、開口部側に第2の平面を有する。粘着層4は、第1の平面または第2の平面のうちいずれか一方の表面に形成され粘着性を有する。また、第1の平面または第2の平面のうち加熱時と非加熱時で異なるいずれか一方で電子部品の底面を保持し、粘着層4は、第1の平面または第2の平面のうち非加熱時に電子部品を保持する平面に形成されている。
本実施形態の搬送パレットは、本体部1の第1の平面と突起部3の第2の平面のうち、非加熱時に電子部品を保持する側の平面に粘着層4を備えている。そのため、本実施形態の搬送パレットは、非加熱時に電子部品を粘着層によって確実に保持することができる。また、加熱時には、第1の平面または第2の平面のうち粘着層4が形成されていない平面で電子部品を保持している。そのため、加熱時に粘着層4の粘着性が向上して、電子部品が冷却後に離れにくくなる状態を抑制することができる。その結果、本実施形態の搬送パレットを用いることで、加熱処理後に、複数の電子部品を、位置精度を維持しつつ容易に剥離することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図2は、本実施形態のリフロー処理システムの構成の概要を示したものである。本実施形態のリフロー処理システムは、搬送パレット10と、リフロー炉20を備えている。搬送パレット10上には、第1の電子部品31と、第2の電子部品32と、接合材33が組み合わされて載置されている。
本実施形態のリフロー処理システムは、搬送パレット10上に載置した第1の電子部品31、第2の電子部品32および接合材33をリフロー炉20で加熱し、接合材33のリフロー処理によって第1の電子部品31と第2の電子部品32を接合する。
本実施形態の搬送パレット10の構成について説明する。図3は、搬送パレットの構成を示した斜視図である。搬送パレット10は、パレット本体11と、粘着シート12と、穴13と、ピン14を備えている。
パレット本体11は、搬送パレット10の構造材としての機能を有する平面状の部材である。パレット本体11の電子部品を載置する位置には、穴13が形成されている。穴13の開口部周辺は、電子部品の底面を保持するために平面状に形成されている。
パレット本体11は、室温環境下、すなわち、非加熱状態において、上層に形成されている粘着シート12の表面の高さがピン14の上面の高さよりも高くなるように形成されている。以下の説明において高さとは、パレット本体の底面からの垂直方向の長さのことをいう。また、パレット本体11は、リフロー炉20内で加熱された際に、粘着シート12の表面の高さが、ピン14の上面の高さよりも低くなるように形成されている。このようにパレット本体11、粘着シート12およびピン14の厚みを設計することで、搬送パレット10は、非加熱時にパレット本体11上の粘着シート12の表面で第1の電子部品31の底面を保持する。また、搬送パレット10は、加熱時にピン14の上面で第1の電子部品31の底面を保持する。すなわち、本実施形態の搬送パレット10では、加熱時に粘着シート12と第1の電子部品31の底面が接していない。
そのような構成とするために、パレット本体11は、ピン14よりも熱膨張係数が相対的に小さい材料によって形成されている。パレット本体11は、例えば、チタンによって形成されている。チタンの熱膨張係数は、約8.0ppm(parts per million)である。また、本実施形態のパレット本体11は、第1の実施形態の本体部1に相当する。
粘着シート12は、パレット本体11の上面側、すなわち、電子部品が載置される側に電子部品の底面を粘着力によって保持する粘着層として形成されている。粘着シート12は、例えば、粘着性を有するシリコーンゴムを用いた樹脂シートによって形成されている。また、粘着シート12には、パレット本体11の穴13に対応する位置に穴が形成されている。すなわち、パレット本体11の穴13は、粘着シート12に形成された穴を介して搬送パレット10の上面側に開口部を有する。本実施形態の粘着シート12は、パレット本体11の上面側のほぼ全面に形成されている。また、粘着シート12の厚み、すなわち、パレット本体11および粘着シート12の平面に対して垂直方向の高さは、パレット本体11の厚みに比べると十分に小さい。粘着シート12は、電子部品が載置される領域にのみ形成されていてもよい。また、パレット本体11の上面部の外周に粘着シート12が形成されていない領域を形成してもよい。また、本実施形態の粘着シート12は、第1の実施形態の粘着層4に相当する。
穴13は、パレット本体11の上面側に開口部を有するように複数、形成されている。穴13は、第1の電子部品31を載置する位置の中央と、穴13の中心部がそれぞれ一致するように形成されている。穴13は、例えば、開口部が円状となるように形成されている。穴13の開口部の形状は楕円や多角形など円以外の形状であってもよい。また、穴13の開口部の大きさは、載置する第1の電子部品31の底面側の面積よりも小さくなるように形成されている。また、本実施形態の穴13は、第1の実施形態の穴2に相当する。
ピン14は、パレット本体11の穴13の内部に形成されている。ピン14は、室温環境下、すなわち、非加熱状態において、上面の高さがパレット本体11上の粘着シート12の表面の高さよりも低くなるように形成されている。また、本実施形態のピン14は、リフロー炉20内で加熱された際に、上面の高さがパレット本体11上の粘着シート12の表面の高さよりも高くなるように形成されている。
ピン14を形成する材料は、パレット本体11上の粘着シート12の表面の高さとピン14の上面の高さが非加熱状態と加熱状態において、相対的に異なるように選択される。ピン14は、リフロー炉20内で加熱された際に、上面の高さがパレット本体11上の粘着シート12の表面の高さよりも高くなるような熱膨張係数を有する材料で形成されている。すなわち、ピン14の材料には、高さ方向すなわちパレット本体11の平面に対して垂直方向の熱膨張係数が、パレット本体11の材料よりも相対的に大きい材料が用いられる。ピン14には、例えば、SUS304が用いられる。SUS304の熱膨張係数は、約17.3ppmである。パレット本体11の材料とピン14の材料の間の必要な熱膨張係数の差は、ピン14の形状とリフロー炉20での加熱温度によって異なるが、少なくとも9ppm以上あることが望ましい。また、本実施形態のピン14は、第1の実施形態の突起部3に相当する。
パレット本体11およびピン14を形成する材料は、上記の構成を得られるような熱膨張率の差を有する組み合わせであればSUS304およびチタン以外の金属であってもよい。また、パレット本体11およびピン14を形成する材料は、無機材料や樹脂材料であってもよい。
リフロー炉20は、熱風やヒータによって加熱した加熱炉内において、搬送ユニットによって搬送される搬送パレット10上の接合材33のリフロー処理を行う。加熱によってリフロー処理を行う加熱炉内の温度は、接合材33が溶融する温度よりも高くなるように設定される。リフロー炉20は、加熱炉の他に真空ユニットや冷却ユニットによって構成されていてもよい。また、加熱炉は、複数のユニットに分かれていてもよい。
第1の電子部品31は、底面側、すなわち、搬送パレット10のパレット本体11上の粘着シート12と接する側の面に平面形状を有する。第1の電子部品31の上面側は、接合材33を介して第2の電子部品32と接合される。
第2の電子部品32は、底面側において接合材33を介して第1の電子部品31と接合される。
接合材33は、リフロー炉20の加熱炉内で溶融し、冷却によって固化する。接合材33は、固化した際に第1の電子部品31および第2の電子部品32を接合する。接合材33には、金属はんだのペーストや熱可塑性樹脂など、熱によって溶融し冷却によって固化する材料が用いられる。
本実施形態のリフロー処理システムの動作について説明する。始めに、非加熱状態において、搬送パレット10の穴13に対応する位置に、第1の電子部品31、接合材33および第2の電子部品32が載置された状態で、搬送パレット10が、リフロー炉20の搬送ユニットにセットされる。
加熱前の状態では、第1の電子部品31は、粘着シート12を介してパレット本体11の上面部によって保持されている。すなわち、加熱前の状態では、第1の電子部品31は、図2の状態と同様にピン14の上面とは接していない。
搬送パレット10がセットされると、搬送ユニットは、搬送パレット10をリフロー炉20内の加熱炉に搬送する。搬送パレット10がリフロー炉20内の加熱炉に搬送されると、各部材の温度は、徐々に上昇する。
温度が上昇すると接合材33は、溶融状態となる。また、各部材は、加熱によって膨張するが、熱膨張係数がパレット本体11よりも大きいピン14は、熱膨張係数が小さいパレット本体11よりも膨張量が大きい。そのため、ピン14の上面の平面部の高さが、パレット本体11の上面の粘着シート12の表面の高さよりも高くなる。ピン14の上面の平面部の高さの方が高くなることで、第1の電子部品31の底面はピン14で上に押された状態となる。
第1の電子部品31の底面がピン14で上に押された状態となったときに、粘着シート12の粘着性による保持力よりも押し上げる力が上回ると、第1の電子部品31の底面は、パレット本体11の上面の粘着シート12の表面から剥離し、浮いた状態となる。図4は、加熱した際に熱膨張したピン14によって第1の電子部品31の底面が押し上げられ、パレット本体11の上面の粘着シート12の表面から浮いた状態を示している。
加熱によって第1の電子部品31の底面が粘着シート12から離脱する際に、第1の電子部品31は、ピン14の熱膨張によって静的に押し上げられる。そのため、過剰な押し上げ力や衝撃が瞬間間的に第1の電子部品31にかかり、第1の電子部品31の水平方向に動くような状態や損傷が生じるような状態は生じない。また、各第1の電子部品31は、粘着シート12との間のそれぞれの粘着力よりも押し上げる力が大きくなった際に、粘着シート12から剥離する。よって、各第1の電子部品31は、それぞれのタイミングで、パレット本体11上の粘着シート12から剥離する。また、リフロー炉20内で加熱している際に、粘着シート12の粘着力の向上や接合材33の第1の電子部品31の底面縁部への回り込みによって、加熱完了後に第1の電子部品31の粘着シート12から剥離が困難になる状態を避けることができる。
加熱が完了すると、搬送パレット10は、搬送ユニットによって冷却ユニットに送られる。冷却ユニットに送られると、接合材33が再び、固化することで第2の電子部品32は、第1の電子部品31に固着され、第1の電子部品31と第2の電子部品32が接合した状態となる。
冷却されると、熱膨張していたパレット本体11およびピン14は、それぞれ収縮する。ピン14とパレット本体11がそれぞれ収縮すると、ピン14の上部の平面は、パレット本体11上の粘着シート12の表面の高さよりも低くなる。そのため、第1の電子部品31の底面は、粘着シート12を介してパレット本体11に保持されて状態となる。すなわち、第1の電子部品31の底面は、ピン14と接していない状態となる。図5は、冷却された際に、第1の電子部品31の底面が、パレット本体11の上面の粘着シート12の表面で保持されている状態を示している。
冷却が行われると、搬送パレット10は、搬送ユニットによってリフロー炉20から取り出されて、表面実装装置等の次工程の装置や部材ストッカーに搬送される。
図6および図7は、本実施形態の構成との比較として、裏面側から剥離治具61を使って第1の電子部品71および第2の電子部品72を、貫通穴および粘着シート52を有するパレット本体51から剥離した場合の例を示している。図6は、剥離治具61で押し上げられた第1の電子部品71および第2の電子部品72が、パレット本体51から剥離したときの状態を示している。図6では、剥離したときの力で第1の電子部品71および第2の電子部品72の中心位置がランダムに移動している状態を示している。このような状態から、剥離治具61を裏面側に後退させると、図7に示すように穴の中心と第1の電子部品71および第2の電子部品72の中心がずれている。このように、搬送パレット上の電子部品の位置ずれが生じると、位置精度が要求される工程において搬送パレット上から電子部品を直接、ピックアップして実装を行うことが困難になる。一方で、本実施形態の搬送パレット10では、加熱時に第1の電子部品31の底面が粘着シート12に接していないので、冷却後に第1の電子部品31を粘着シート12上から剥離する際に大きな力を必要としない。そのため、第1の電子部品31の位置ずれ等を抑制することができる。
本実施形態のリフロー処理システムでは、パレット本体11の表面に粘着シート12が形成されているので、非加熱時に複数の第1の電子部品31を粘着シート12の粘着性で確実に保持することができる。
また、本実施形態のリフロー処理システムでは、第1の電子部品31は、パレット本体11とピン14の熱膨張の差によって生じる高さの差によって生じる力で粘着シート12から剥離する。よって、第1の電子部品31に急激に大きな力が加えられることはない。そのため、第1の電子部品31は、粘着シート12から剥離し、再び、粘着シート12上に戻るまでの間で、搬送パレット10上の水平方向のほぼ同じ位置に存在する。
また、リフロー炉20における加熱時、すなわち、リフロー処理時に、各部材の熱膨張によって、パレット本体11の表面よりもピン14の表面の高さが高くなる。そのため、加熱時に、パレット本体11に代わって、ピン14の表面が第1の電子部品31の底面を保持するようになる。加熱時には、粘着シート12が形成されていないピン14で第1の電子部品31を保持するので、温度上昇によって粘着シート12の粘着性が向上しても、第1の電子部品31には影響を与えない。また、加熱後の冷却状態では、再び、パレット本体11の表面が第1の電子部品31の底面を保持するようになる。そのため、搬送パレット10から複数の第1の電子部品31等をピックアップする際に非加熱状態と同じように容易に剥離することができる。その結果、本実施形態のリフロー処理システムは、加熱時に搬送パレット10から第1の電子部品31を剥離する際の位置ずれや損傷を抑制することができる。以上より、本実施形態のリフロー処理システムは、加熱処理後に、複数の電子部品を、位置精度を維持しつつ容易に剥離することができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図8は、本実施形態のリフロー処理システムの構成の概要を示したものである。本実施形態のリフロー処理システムは、搬送パレット40と、リフロー炉20を備えている。搬送パレット40上には、第1の電子部品31と、第2の電子部品32と、接合材33が組み合わされて載置されている。
本実施形態のリフロー処理システムは、第2の実施形態と同様に、搬送パレット40上に載置した第1の電子部品31、第2の電子部品32および接合材33をリフロー炉20で加熱し、第1の電子部品31と第2の電子部品32を接合する。第2の実施形態の搬送パレットは、非加熱時にパレット本体の上面の粘着シートの表面で電子部品の底面を保持し、加熱時にピンで電子部品の底面を保持していた。本実施形態の搬送パレット40は、そのような構成に代えて、非加熱時にピンの上面に形成された粘着シートの表面で電子部品の底面を保持し、加熱時にパレット本体の上面で電子部品の底面を保持することを特徴とする。
本実施形態のリフロー炉20、第1の電子部品31、第2の電子部品32および接合材33の構成は、第2の実施形態と同様である。
本実施形態の搬送パレット40の構成について説明する。図9は、本実施形態の搬送パレット40の構成を示す斜視図である。搬送パレット40は、パレット本体41と、粘着シート42と、穴43と、ピン44を備えている。
パレット本体41は、搬送パレット40の構造材としての機能を有する平面状の部材である。パレット本体41の電子部品を載置する位置には、穴43が形成されている。穴43の開口部周辺は、電子部品の底面を保持するために平面状に形成されている。
パレット本体41は、室温環境下、すなわち、非加熱状態において、上面の高さがピン44の上面に形成された粘着シート42の表面の高さよりも低くなるように形成されている。また、パレット本体41は、リフロー炉20内で加熱された際に、上面の高さが、ピン44の上面の粘着シート42の表面の高さよりも高くなるように形成されている。このようにパレット本体41、粘着シート42およびピン44の厚みを設計することで、搬送パレット40は、非加熱時にピン44上の粘着シート42の表面で第1の電子部品31の底面を保持する。また、搬送パレット40は、加熱時にパレット本体41の上面で第1の電子部品31の底面を保持する。すなわち、本実施形態の搬送パレット40では、加熱時に粘着シート42と第1の電子部品31の底面が接していない。
そのような構成とするために、パレット本体41は、ピン44よりも熱膨張係数が相対的に大きい材料によって形成されている。パレット本体41は、例えば、SUS304によって形成されている。SUS304の熱膨張係数は、約17.3ppmである。
粘着シート42は、ピン44の上面側、すなわち、電子部品が接する側に形成されている。粘着シート42は、ピン44の上面部分と同じ大きさとなるように形成されている。粘着シート42は、ピン44の上面部分よりも小さくなるように形成してもよい。また、粘着シート42の厚み、すなわち、パレット本体41および粘着シート42の平面に対して垂直方向の高さは、パレット本体41の厚みに比べると十分に小さい。
穴43は、パレット本体41の上面側に開口部を有するように形成されている。穴43は、第1の電子部品31を載置する位置の中央と、穴43の中心部が一致するように形成されている。穴43は、例えば、開口部が円状となるように形成されている。穴43の開口部の形状は楕円や多角形など円以外の形状であってもよい。また、穴43の開口部の大きさは、載置する第1の電子部品31の底面側の面積よりも小さくなるように形成されている。
ピン44は、パレット本体41の穴43の内部に形成されている。ピン44は、非加熱時、すなわち、室温環境下において、上面の高さがパレット本体41上の粘着シート42の表面の高さよりも高くなるように形成されている。また、本実施形態のピン44は、リフロー炉20内での加熱時においてパレット本体41およびピン44が熱膨張した際に、上面の高さがパレット本体41表面の高さよりも低くなるように形成されている。
そのような構成とするために、ピン44の材料には、高さ方向すなわちパレット本体41に平面に対して垂直方向の熱膨張係数が、パレット本体41の材料よりも相対的に小さい材料が用いられる。ピン44には、例えば、チタンが用いられる。チタンの熱膨張係数は、約8.0ppmである。パレット本体41の材料とピン44の材料の間の必要な熱膨張係数の差は、ピン44の形状とリフロー炉20での加熱温度によって異なるが、少なくとも9ppm以上あることが望ましい。
パレット本体41およびピン44を形成する材料は、上記の構成を得られるような熱膨張率の差を有する組み合わせであればSUS304およびチタン以外の金属であってもよい。また、パレット本体41およびピン44を形成する材料は、無機材料や樹脂材料であってもよい。
本実施形態のリフロー処理システムの動作について説明する。始めに、非加熱状態で搬送パレット40の穴43に対応する位置に、第1の電子部品31、接合材33および第2の電子部品32が載置された状態で、搬送パレット40が、リフロー炉20の搬送ユニットにセットされる。
加熱前の状態では、第1の電子部品31は、粘着シート42を介してピン44の上面部によって保持されている。すなわち、加熱前の状態では、第1の電子部品31は、図8の状態のようにパレット本体41の上面とは接していない。
搬送パレット40がセットされると、搬送ユニットは、搬送パレット40をリフロー炉20内の加熱炉に搬送する。搬送パレット40がリフロー炉20内の加熱炉に搬送されると、各部材の温度は、徐々に上昇する。
温度が上昇すると接合材33は、溶融状態となる。また、各部材は、加熱によって膨張するが、熱膨張係数がピン44よりも大きいパレット本体41は、熱膨張係数が小さいピン44よりも膨張量が大きい。そのため、パレット本体41の上面部の高さが、ピン44の上面の粘着シート42の表面の高さよりも高くなる。パレット本体41の上面部の高さの方が高くなることで、第1の電子部品31の底面はパレット本体41で上に押された状態となる。
第1の電子部品31の底面がパレット本体41の上面で上に押された状態となったときに、粘着シート42の粘着性による保持力よりも押し上げる力が上回ると、第1の電子部品31の底面は、ピン44の上面の粘着シート42の表面から浮いた状態となる。図10は、熱膨張したパレット本体41の上面によって、第1の電子部品31の底面が保持されている状態を示している。
加熱によって第1の電子部品31の底面が粘着シート42から離脱する際に、第1の電子部品31は、パレット本体41の熱膨張によって静的に押し上げられる。そのため、過剰な押し上げ力や衝撃が瞬間間的に第1の電子部品31にかかり、第1の電子部品31の水平方向に動くような状態は生じない。また、リフロー炉20内で加熱している際に、粘着シート42の粘着力の向上や接合材33の第1の電子部品31の底面縁部への回り込みによって、加熱完了後に第1の電子部品31の粘着シート42から剥離が困難になる状態を避けることができる。
加熱が完了すると、搬送パレット40は、搬送ユニットによって冷却ユニットに送られる。冷却ユニットに送られると、接合材33が再び、固化することで第2の電子部品32は、第1の電子部品31に固着され、第1の電子部品31と第2の電子部品32は接合された状態となる。
冷却されると、熱膨張していたパレット本体41およびピン44はそれぞれ収縮する。パレット本体41およびピン44がそれぞれ収縮すると、パレット本体41の上面は、ピン44の上面の粘着シート42の表面の高さよりも低くなる。そのため、第1の電子部品31は、粘着シート42を介してピン44の上面で保持された状態となる。すなわち、第1の電子部品31の底面は、パレット本体41の上面とは接していない状態となる。図11は、冷却された際にピン44の表面の粘着シート42よって、第1の電子部品31の底面が保持されている状態を示している。
冷却が行われると、搬送パレット40は、搬送ユニットによってリフロー炉20から取り出されて、自装置や部材ストッカーに搬送される。
本実施形態のリフロー処理システムでは、ピン44の表面に粘着シート42が形成されているので、非加熱時に複数の第1の電子部品31を粘着シート42の粘着性で確実に保持することができる。また、リフロー炉20における加熱時、すなわち、リフロー処理時に、部材の熱膨張によって、ピン44の上面の粘着シート42に表面よりもパレット本体41の上面の高さが高くなる。そのため、加熱時に、ピン44に代わって、パレット本体41の表面が第1の電子部品31の底面を保持するようになる。加熱時には、粘着シート42が形成されていないパレット本体41で第1の電子部品31を保持するので、温度上昇によって粘着シート42の粘着性が向上しても、第1の電子部品31には影響を与えない。また、加熱後の冷却状態では、再び、ピン44の表面が第1の電子部品31の底面を保持するようになる。そのため、搬送パレット40から複数の第1の電子部品31等をピックアップする際に非加熱状態と同じように容易に剥離することができる。そのため、本実施形態のリフロー処理システムでは、加熱後の剥離時における第1の電子部品31の位置ずれや損傷を抑制することができる。その結果、本実施形態のリフロー処理システムは、加熱処理後に、複数の電子部品を、位置精度を維持しつつ容易に剥離することができる。
第2の実施形態および第3の実施形態では、リフロー炉20で加熱を行ってリフロー処理を行っているが、加熱は加熱炉方式以外で行ってもよい。例えば、ステージ加熱等の加熱方式で加熱を行ってもよい。
第2の実施形態および第3の実施形態の各図では、パレット本体上に穴およびピンが3つ形成されている構成の例を示しているが、穴およびピンは2つであってもよく、また、4つ以上形成されていてもよい。また、第2の実施形態および第3の実施形態では、パレット本体上に、複数の穴が1列に形成されている構成について示したが、穴は、パレット本体上に複数列で形成されていてもよい。穴をパレット本体上に複数列で形成する場合には、例えば、穴は、格子状に配置される。
第2の実施形態および第3の実施形態のパレット本体およびピンは、それぞれ、単一の材料で形成されていたが、パレット本体およびピンは、それぞれ2種類以上の材料で形成された部材であってよい。例えば、パレット本体またはピンのうち、熱膨張量が大きい側の部材に金属と樹脂材料の組み合わせによって形成されていてもよい。熱膨張しやすい樹脂を組み合わせることで、パレット本体とピンの上面の間での加熱時と非加熱時の高さの違いを容易に生み出すことができる。また、第2の実施形態および第3の実施形態のパレット本体およびピンを形成するSUS材やチタン等の表面は、さらに他の材料でコーティングされていてもよい。
第2の実施形態および第3の実施形態において、パレット本体またはピンの一方または両方の高さを搬送パレットの水平方向の位置によって異なるように形成してもよい。例えば、搬送パレットの水平方向の位置によって温度や熱膨張量に差があるような場合に、高さを変えて設計することで、電子部品の搬送パレットからの剥離動作をより正確に制御できるようになる。
第2の実施形態および第3の実施形態では、1つの穴およびピンが1つの電子部品に対応していたが、搬送パレット上の1つの電子部品の載置位置に、複数の穴およびピンが形成されていてもよい。そのような構成とする場合は、電子部品の底面に均一に力が加わるように複数の穴およびピンを配置することで、電子部品の搬送パレットからの剥離動作をより正確に制御することができる。
1 本体部
2 穴
3 突起部
4 粘着層
10 搬送パレット
11 パレット本体
12 粘着シート
13 穴
14 ピン
20 リフロー炉
31 第1の電子部品
32 第2の電子部品
33 接合材
40 搬送パレット
41 パレット本体
42 粘着シート
43 穴
44 ピン
51 パレット本体
52 粘着シート
61 剥離治具
71 第1の電子部品
72 第2の電子部品

Claims (10)

  1. 上面側に第1の平面を有する本体部と、
    前記本体部に形成され前記第1の平面にそれぞれ開口部を有する複数の穴と、
    前記穴の中にそれぞれ備えられ、前記開口部側に第2の平面を有する突起部と、
    前記第1の平面または前記第2の平面のうちいずれか一方の表面に形成され粘着性を有する粘着層と
    を備え、
    前記第1の平面または前記第2の平面のうち加熱時と非加熱時で異なるいずれか一方で電子部品の底面を保持し、前記粘着層は、前記第1の平面または前記第2の平面のうち非加熱時に前記電子部品を保持する平面に形成されていることを特徴とする搬送パレット。
  2. 非加熱時に、前記第1の平面上に形成されている前記粘着層の表面の垂直方向の高さが前記第2の平面の高さよりも高く、加熱時に、前記第2の平面の高さが前記第1の平面上に形成されている前記粘着層の表面の高さよりも高いことを特徴とする請求項1に記載の搬送パレット。
  3. 前記本体部を形成する第1の材料よりも前記突起部を形成する第2の材料の方が熱膨張係数が大きいことを特徴とする請求項1または2いずれかに記載の搬送パレット。
  4. 非加熱時に、前記第2の平面に形成されている前記粘着層の表面の垂直方向の高さが、前記第1の平面の高さよりも高く、加熱時に、前記第1の平面の高さが前記粘着層の表面の高さよりも高いことを特徴とする請求項1に記載の搬送パレット。
  5. 前記突起部を形成する第2の材料よりも前記本体部を形成する第1の材料の方が熱膨張係数が大きいことを特徴とする請求項1または4いずれかに記載の搬送パレット。
  6. 請求項1から5いずれかに記載の搬送パレットと、
    前記電子部品を保持した前記搬送パレットを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記搬送パレットを加熱する加熱手段とを有する加熱炉と、
    を備えることを特徴とするリフロー処理システム。
  7. 上面側に第1の平面を有する本体部と、前記本体部に形成され前記第1の平面にそれぞれ開口部を有する複数の穴と、前記穴の中にそれぞれ備えられ、前記開口部側に第2の平面を有する突起部と、前記第1の平面または前記第2の平面のうちいずれか一方の表面に形成され粘着性を有する粘着層とを備える搬送パレットの前記第1の平面または前記第2の平面のうち前記粘着層が形成されている平面において複数の電子部品の底面を、非加熱状態で保持し、
    前記電子部品を保持した前記搬送パレットを加熱し、
    前記搬送パレットを加熱した際に、前記第1の平面または前記第2の平面のうち前記粘着層が形成されていない平面で前記電子部品の底面を保持し、
    加熱後に前記搬送パレットの温度が下がった際に、前記第1の平面または前記第2の平面のうち前記粘着層が形成されている平面で前記電子部品の底面を保持することを特徴とする搬送方法。
  8. 非加熱時に、前記電子部品の上面に加熱時に溶融する接合材を形成した状態で、第2の電子部品を前記接合材の上に積層し、
    前記搬送パレットを加熱した際に、前記接合材を溶融させ、
    加熱後に前記搬送パレットの温度が下がった際に、固化する前記接合材によって前記電子部品と前記第2の電子部品を固着させることを特徴とする請求項7に記載の搬送方法。
  9. 前記第2の電子部品を固着させた前記電子部品を前記搬送パレット上からピックアップし、前記電子部品を実装する電子基板の表面に載置することを特徴とする請求項8に記載の搬送方法。
  10. 複数の前記電子部品の底面の中心部と、前記電子部品それぞれに対応する前記第2の平面の中心部がそれぞれ一致するように前記搬送パレット上に前記電子部品を載置することを特徴とする請求項7から9いずれかに記載の搬送方法。
JP2016183382A 2016-09-20 2016-09-20 搬送パレットおよび搬送方法 Active JP6809077B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016183382A JP6809077B2 (ja) 2016-09-20 2016-09-20 搬送パレットおよび搬送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016183382A JP6809077B2 (ja) 2016-09-20 2016-09-20 搬送パレットおよび搬送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018049888A JP2018049888A (ja) 2018-03-29
JP6809077B2 true JP6809077B2 (ja) 2021-01-06

Family

ID=61767794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016183382A Active JP6809077B2 (ja) 2016-09-20 2016-09-20 搬送パレットおよび搬送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6809077B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3794693B2 (ja) * 2003-02-07 2006-07-05 松下電器産業株式会社 基板保持具、基板保持具の製造方法、および、金型の製造方法
JP2006332476A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Process Lab Micron:Kk プリント配線基板保持搬送用治具
JP4557832B2 (ja) * 2005-07-26 2010-10-06 信越ポリマー株式会社 回路板の実装接合具及び回路板の実装接合方法
JP2010177608A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Suzuka Fuji Xerox Co Ltd 半導体装置の製造方法
JP5963395B2 (ja) * 2011-03-04 2016-08-03 タツタ電線株式会社 保護テープ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018049888A (ja) 2018-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6426564B1 (en) Recessed tape and method for forming a BGA assembly
US7916495B2 (en) Universal solder pad
US7985621B2 (en) Method and apparatus for making semiconductor packages
JP2009130269A (ja) 半導体製造装置および半導体装置の製造方法
TW201347629A (zh) 柔性電路板的製作方法
KR20160108196A (ko) 반도체 장치의 제조 방법
JP2006147888A (ja) 回路チップパッケージの取り外し方法および回路チップパッケージ用取り外し治具
KR100950523B1 (ko) 프린트 기판 조립체 및 전자 장치
JP2011199184A (ja) 基板実装装置及び基板実装方法
JP6809077B2 (ja) 搬送パレットおよび搬送方法
JP2007059652A (ja) 電子部品実装方法
US20080012193A1 (en) Heat treatment jig and heat treatment jig set
JP2007184362A (ja) 積層型半導体装置及びその製造方法
JP2013041999A (ja) モジュール部品の製造方法、モジュール部品の製造装置及びモジュール部品集合体
JP4706925B2 (ja) 被収納物のテーピング方法及びテーピング装置
US7019403B2 (en) Adhesive film and tacking pads for printed wiring assemblies
JP2015216256A (ja) 搬送パレット、プリント基板製造装置およびプリント基板製造方法
JP2005286147A (ja) 治具付プリント配線板およびその製造方法
KR200497050Y1 (ko) 부품 캐리어 구조체의 변형을 억제하기 위한 온도 처리 중의 부품 캐리어 구조체의 핸들링
JP4618186B2 (ja) 電子部品搭載装置および半田ペースト転写ユニットならびに電子部品実装方法
JP6855721B2 (ja) 部品供給装置および部品供給方法
JP2002353262A (ja) 導電性ボールの搭載装置および搭載方法
JP4830957B2 (ja) タインプレート及びこれを用いたコネクタ
JP2010183013A (ja) 回路基板の製造方法
TWI656582B (zh) Semiconductor device mounting method and mounting device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200609

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6809077

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150