JP6808696B2 - 供給装置、塗布装置、および供給方法 - Google Patents

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Description

本発明は、高粘度の液体を供給先へと供給する供給装置、当該供給装置を備えた塗布装置、および高粘度の液体を供給する供給方法に関する。
従来、液晶表示装置用ガラス基板、半導体基板、PDP用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、カラーフィルタ用基板、記録ディスク用基板、太陽電池用基板、電子ペーパー用基板等の精密電子装置用基板、矩形ガラス基板、フィルム液晶用フレキシブル基板、有機EL用基板(以下、単に「基板」と称する)の製造工程では、基板の表面にフォトレジスト等の液体を塗布する塗布装置が使用されている。従来の塗布装置については、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1の塗布装置は、水平方向に移動自在なステージに吸着保持された基板に対して、スリット状の吐出口を有するスリットダイから塗布液を吐出している。
特開2017−23990号公報
この種の塗布装置では、液体に溶存気体が存在すると、スリットノズルにおいていわゆる「泡がみ」が発生しやすくなる。「泡がみ」が発生すると、吐出口から均一に液体を塗布できなくなり、塗布膜の均一性が低下する場合がある。このため、従来、塗布前の液体から溶存気体を除去する脱気処理が行われている。従来の塗布装置では、塗布前の液体が貯留された脱気用のタンク内を負圧にすることによって、予め液体中の溶存気体を気泡化させていた。液体の粘度が低い場合には、液体中に発生した気泡を、容易に液面まで浮上させて、容器外へ排出することができる。
しかしながら、高粘度の液体を用いる場合には、気泡が液面まで浮上するのに、非常に長い時間がかかる。特に、細かい気泡ほど浮上しにくい傾向がある。したがって、塗布工程を連続で行うなど、液体の消費速度が大きい場合には、脱気用のタンクの数を増やす必要がある。その結果、装置全体が大型化するという問題が生じる。近年では、フレキシブルデバイスや電池の製造工程において、処理対象となる面に高粘度の液体を塗布する装置の需要が高まっている。これに伴い、装置の体格を大きくすることなく、高粘度の液体から効率よく溶存気体を除去できる技術が求められている。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、粘度が高い液体中の溶存気体を効率よく除去できる供給装置、当該供給装置を備えた塗布装置、および供給方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、が千cP以上の処理液を供給先へと供給するための供給装置であって、前記処理液を貯留するタンクと、前記処理液を前記供給先へと供給する供給口と、前記タンクと前記供給口とを流路接続する送液配管と、前記送液配管に介挿され、前記タンクから前記供給口に向けて前記処理液を送液するメインポンプと、前記メインポンプの上流側において前記送液配管に介挿される脱気ユニットと、前記脱気ユニットの上流側において前記送液配管に介挿され、前記脱気ユニットに向けて前記処理液を加圧するアシストポンプと、前記脱気ユニットおよび前記アシストポンプの上流側において前記送液配管に介挿されるフィルタと、を備え、前記脱気ユニットは、筒状のケーシングと、前記ケーシングの内部に収容された複数の中空糸膜と、前記ケーシングの内部であって前記中空糸膜の外側の空間を減圧する減圧機構と、を有する。
本願の第2発明は、第1発明の供給装置であって、前記アシストポンプは、内部の体積を増減可能な流体貯留室と、流路を構成し、前記流体貯留室の内側に配置された収縮可能なチューブと、を有し、前記流体貯留室の体積が小さくなると、前記チューブの外周面にかかる圧力が大きくなり、前記チューブ内の体積が小さくなることにより前記チューブから前記処理液が排出される。
本願の第3発明は、第2発明の供給装置であって、前記アシストポンプは、CTポンプである。
本願の第4発明は、第1発明ないし第3発明のいずれかの供給装置であって、前記処理液は、ポリイミド前駆体を含むワニスであり、前記供給先は、前記ワニスを吐出するノズルである。
本願の第5発明は、処理対象となる面に液体を塗布する塗布装置であって、第1発明ないし第4発明のいずれかの供給装置と、前記供給装置の前記供給先であって、前記処理液を吐出する吐出口を有するノズルと、を備える。
本願の第6発明は、第5発明の塗布装置であって、上面に処理対象となる基板を載置するステージを有する筐体をさらに有し、前記ノズルは、前記ステージの上部に、移動可能に配置され、前記筐体の内部に、前記メインポンプおよび前記脱気ユニットが収容される。
本願の第7発明は、が千cP以上の処理液を供給先へと供給するための供給方法であって、a)前記処理液を貯留するタンクからの前記処理液をフィルタで濾過した後、アシストポンプによって脱気ユニットに向けて前記処理液を加圧して供給する工程と、b)前記脱気ユニットにおいて、外側の空間が減圧された複数の中空糸膜内を前記処理液が通過することによって、前記処理液中の溶存気体が除去される工程と、c)前記脱気ユニットを通過した前記処理液をメインポンプによって送液する工程と、を有する。
本願の第1発明〜第7発明によれば、粘度が高い処理液中の溶存気体を効率よく除去できるとともに、装置を小型化することができる。
特に、本願の第2発明および第3発明によれば、アシストポンプ内でパーティクルが発生して、処理液に混入することを抑制できる。
特に、本願の第6発明によれば、脱気ユニットがノズルのすぐ近傍に配置されることにより、脱気処理を行った処理液を、気体を再び吸収する前にノズルへと供給できる。
塗布装置の概略図である。 塗布部の斜視図である。 脱気ユニットの構造を示した断面図である。 アシストポンプの構造を示した断面図である。 アシストポンプの構造を示した断面図である。 他の例のアシストポンプの構造を示した断面図である。 塗布装置において処理液になされる各工程の流れを示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.塗布装置の構成について>
図1は、本発明の一実施形態に係る塗布装置1の概略図である。この塗布装置1は、フレキシブルデバイスの製造工程において、ガラス製のキャリア基板9(以下、「基板9」と称する)の上面に、高粘度の液体である処理液(被塗布材料)を塗布する装置である。基板9の上面に塗布された処理液は、その後に固化されて薄膜となる。また、当該薄膜の表面に電極等のパターンが形成され、当該薄膜を基板9から引き剥がすことによって、フレキシブルデバイスが形成される。
処理液には、例えば、粘度の高い流体であるポリイミド前駆体を含む溶融樹脂が用いられる。処理液の粘度は、例えば、千〜1万cP程度となる。以下において、「高粘度」とは、千cP以上であることを表す。
図1に示すように、塗布装置1は、塗布部20と、塗布部20に処理液を供給する供給部30と、制御部10とを有する。
塗布部20は、供給部30から供給された処理液を基板9に塗布するための構成である。図2は、塗布部20の斜視図である。なお、以下では、説明の便宜上、塗布装置1におけるスリットノズル22の移動方向を「前後方向」と称し、前後方向に直交する水平方向を「左右方向」と称する。
図2に示すように、本実施形態の塗布部20は、筐体21、スリットノズル22、ノズル保持部23、および走行機構24を有する。
筐体21は、基板9を載置して保持するステージ210を有する。筐体21の内部には、供給部30の一部が収容される。ステージ210の上面は平坦であり、多数の真空吸着孔(図示省略)が設けられている。ステージ210上に基板9が載置されると、真空吸着孔の吸引力によって、基板9の下面がステージ210の上面に吸着する。これにより、ステージ210上に基板9が水平姿勢で固定される。また、ステージ210の内部には、複数のリフトピンが設けられている。ステージ210から基板9を搬出するときには、ステージ210上に複数のリフトピンが突出する。これにより、ステージ210の上面から基板9が引き離される。
スリットノズル22は、処理液を吐出するノズルである。スリットノズル22は、左右方向に長いノズルボディ221を有する。ノズルボディ221の下端部には、左右方向に延びるスリット状の吐出口223が、設けられている。吐出口223は、ステージ210上に載置された基板9の上面に向けられている。供給部30からノズルボディ221内に処理液が供給されると、スリットノズル22の吐出口223から、処理対象となる基板9の上面へ向けて、処理液が吐出される。
ノズル保持部23は、スリットノズル22をステージ210の上方に保持するための機構である。ノズル保持部23は、左右方向に延びる架橋部231と、架橋部231の両端を支持する一対の柱状の支持部232とを有する。スリットノズル22は、架橋部231の下面に取り付けられている。また、各支持部232は、架橋部231の端部の高さを調節する昇降機構233を有する。左右の昇降機構233を動作させると、架橋部231とともにスリットノズル22の高さおよび姿勢が調節される。
走行機構24は、スリットノズル22を前後方向に移動させるための機構である。走行機構24は、一対の走行レール241と、一対のリニアモータ242とを有する。一対の走行レール241は、ステージ210の左右の側部において、前後方向に延びている。走行レール241は、一対の支持部232をそれぞれ支持しながら、各支持部232の下端部を前後方向に案内する。すなわち、一対の走行レール241は、一対の支持部232の移動方向を前後方向に規制するリニアガイドとして機能する。
リニアモータ242は、ステージ210に固定された固定子242aと、支持部232に固定された移動子242bとを有する。固定子242aは、ステージ210の左右の側縁部に沿って、前後方向に延びている。塗布部20の稼働時には、固定子242aと移動子242bとの間に磁気的吸引力または磁気的反発力が生じる。これにより、移動子242b、ノズル保持部23、およびスリットノズル22が、一体として前後方向に移動する。
供給部30は、供給タンク31、送液配管32、メインポンプ33、脱気ユニット34、アシストポンプ35、およびフィルタ36を有する。供給部30は、高粘度の処理液を供給先である塗布部20のスリットノズル22へと供給するための供給装置である。
供給タンク31は、供給前の処理液を貯留するためのタンクである。本実施形態の供給部30は、6つの供給タンク31を有する。
送液配管32は、供給タンク31からスリットノズル22へと処理液を供給するための配管である。送液配管32の一端(上流側の端部)には、各供給タンク31から延びる供給配管311が接続される。送液配管32の他端(下流側の端部)は、処理液を供給先であるスリットノズル22へと供給する供給口320となっている。すなわち、送液配管32の他端は、スリットノズル22と接続される。
メインポンプ33は、送液配管32に介挿される。メインポンプ33は、供給タンク31から供給口320に向けて処理液を送液する。メインポンプ33には、例えば、CT(Coaxial Tubephram)ポンプや定量吐出PT(Parallel Tubephragm)ポンプ等のチューブフラムポンプが用いられる。
脱気ユニット34は、メインポンプ33の上流側かつアシストポンプ35の下流側において、送液配管32に介挿される。図3は、脱気ユニット34の構造を示した断面図である。脱気ユニット34は、いわゆる中空糸膜脱気モジュールである。図3に示すように、脱気ユニット34は、筒状のケーシング41と、複数の中空糸膜42と、減圧機構43とを有する。
ケーシング41は、流入口411、流出口412、および2つの排気口413を有する。流入口411は、ケーシング41の一端に設けられ、送液配管32の脱気ユニット34よりも上流側の部分と流路接続する。流出口412は、ケーシング41の他端に設けられ、送液配管32の脱気ユニット34よりも下流側の部分と流路接続する。排気口413は、ケーシング41の側部に設けられ、減圧機構43と接続する。
中空糸膜42は、細い筒状の膜である。全ての中空糸膜42の一端は、それぞれ流入口411に流路接続される。また、全ての中空糸膜42の他端は、それぞれ流出口412に流路接続される。これにより、送液配管32内に処理液の流れが生じると、流入口411から中空糸膜42に処理液が供給され、流出口412から当該処理液が排出される。
この中空糸膜42は、脱気処理に用いられるため、液体を通過させず、かつ、気体を透過可能な気体透過膜により形成される。本実施形態の脱気ユニット34で用いられる中空糸膜42の内径は、0.5mm〜3mmである。また、本実施形態の脱気ユニット34に用いられる中空糸膜42の数は、100本〜1000本程度である。なお、脱気ユニット34に用いられる中空糸膜42の内径および数は、処理液の種類や流量によって適宜変更する。
減圧機構43は、減圧配管431および減圧ポンプ432を含む。減圧配管431の一端は、2つに分岐し、ケーシング41の排気口413に接続される。また、減圧配管431の他端は、減圧ポンプ432に接続される。減圧ポンプ432が駆動すると、減圧配管431および2つの排気口413を介して、ケーシング41内の空間から気体が吸引される。これにより、ケーシング41内の空間の気圧が低下する。すなわち、中空糸膜42の外部の空間の気圧が低下する。なお、図3の例では、排気口413が2つであったが、排気口413は1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
このように、中空糸膜42の外部の空間を中空糸膜42の内部よりも低い圧力とすることにより、中空糸膜42の内部を通過する液体中の気泡や、当該液体に溶解している気体を、中空糸膜42の外部の空間に排出することができる。これにより、中空糸膜42内の液体に脱気処理を行うことができる。
アシストポンプ35は、脱気ユニット34の上流側かつフィルタ36の下流側において、送液配管32に介挿される。アシストポンプ35は、脱気ユニット34へ向けて処理液を加圧して供給する。本実施形態のアシストポンプ35は、CT(Coaxial Tubephram)ポンプと呼ばれる、チューブフラムポンプの一種である。図4および図5は、アシストポンプ35の構造を示した断面図である。図4および図5に示すように、アシストポンプ35は、筐体50、下側チェック弁51、上側チェック弁52、チューブ53および流体保持部54を有する。
筐体50は、その下端部に流入口501を有し、上端部に流出口502を有する。流入口501には、送液配管32のアシストポンプ35よりも上流側の部分が流路接続される。流出口502には、送液配管32のアシストポンプ35よりも下流側の部分が流路接続される。流入口501から流出口502まで、下側チェック弁51、チューブ53の内部空間および上側チェック弁52が順に流路接続されて、流路500を構成している。下側チェック弁51および上側チェック弁52はともに、下方から上方へ向かう流体の流れのみを通過させる逆止弁である。
チューブ53は、流体保持部54の内側に配置された収縮可能な管状の部材である。上記の通り、チューブ53は、流路500の一部を構成する。
流体保持部54は、チューブ53の外側に配置される、筒状の部材である。流体保持部54の内部空間は、流体貯留室540を構成する。すなわち、チューブ53は、流体貯留室540の内部に配置される。流体貯留室540のチューブ53よりも外側の空間には、間接流体が充填される。チューブ53の内部の空間と、チューブ53の外部の空間とは、連通していない。このため、流路500内を流れる処理液と、流体貯留室540内に充填される間接流体とは混合しない。なお、間接流体は、液体であってもよいし、気体であってもよい。
流体保持部54は、小径ベローズ541、大径ベローズ542、ベローズセンタ543および移動機構544を有する。小径ベローズ541および大径ベローズ542はそれぞれ、上下方向に沿って配置される蛇腹状の管状部材である。ベローズセンタ543は、リング状の部材である。移動機構544は、ベローズセンタ543の上下方向の位置を移動するための機構である。小径ベローズ541の管径は、大径ベローズ542の管径よりも小さい。小径ベローズ541の一端は、筐体50に固定される。小径ベローズ541の他端と、大径ベローズ542の一端は、ベローズセンタ543に固定される。大径ベローズ542の他端は、筐体50に固定される。
図4に示すように、移動機構544によりベローズセンタ543が上方に移動すると、小径ベローズ541が上下方向に短くなるとともに、大径ベローズ542が上下方向に長くなる。これにより、流体貯留室540の体積が増加し、流体貯留室540内の圧力が低下する。その結果、チューブ53内の圧力も低下し、チューブ53の内部に流入口501および下側チェック弁51を介して送液配管32の上流側から処理液が吸引される。
一方、図5に示すように、移動機構544によりベローズセンタ543が下方に移動すると、小径ベローズ541が上下方向に長くなるとともに、大径ベローズ542が上下方向に短くなる。これにより、流体貯留室540の体積が減少し、流体貯留室540内の圧力が増加する。その結果、チューブ53の外周面に間接流体からの圧力がかかり、チューブ53内の処理液が、上側チェック弁52および流出口502を介して送液配管32の下流側へと排出される。
このように、ベローズセンタ543の位置を移動することにより、流体貯留室540の内部の体積が増減可能である。その結果、アシストポンプ35における処理液の吸引および排出を行うことができる。
アシストポンプ35には、このように、収縮可能なチューブの外周面に対して流体の圧力がかかることによって送液されるタイプの、いわゆるチューブフラムポンプが用いられることが好ましい。このように、処理液の充填されたチューブを外側から押圧することで処理液を排出することにより、アシストポンプ35内でパーティクルが発生して、処理液に混入することを抑制できる。
図6は、他の例のアシストポンプ35Aの構造を示した断面図である。図6の例のアシストポンプ35Aは、定量吐出PT(Parallel Tubephragm)ポンプと呼ばれる、チューブフラムポンプの一種である。
図6の例のアシストポンプ35Aは、液体貯留室540Aが、チューブ53Aが内側に配置される機能部61Aと、駆動軸55Aが内部に配置される軸配置部62Aと、機能部61Aおよび軸配置部62Aを流路接続する接続部63Aとを含む。駆動軸55Aは、軸配置部62Aの内部に突出することができる。なお、駆動軸55Aの側面は蛇腹状のベローズを有していてもよい。
図6中矢印で示すように、軸配置部62A内に駆動軸55Aが突出すると、軸配置部62A内の間接流体の圧力が増加する。これにより、機能部61A内においても間接流体の圧力が増加し、チューブ53Aの外周面に間接流体からの圧力がかかる。その結果、チューブ53Aから流出口502Aを介して処理液が排出される。
反対に、突出していた駆動軸55Aがもとの位置に戻ると、軸配置部62A内の間接流体の圧力が低下する。これにより、機能部61A内においても間接流体の圧力が低下し、チューブ53A内の圧力も低下する。その結果、チューブ53A内に流入口501Aを介して処理液が吸引される。
図6の例のアシストポンプ35Aのように、CTポンプ以外のチューブフラムポンプであっても、アシストポンプ35A内でパーティクルが発生し、処理液に混入することを抑制できる。
フィルタ36は、脱気ユニット34およびアシストポンプ35の上流側において送液配管に介挿される。フィルタ36は、送液配管32中を流れる処理液中に含まれる異物を除去する。
制御部10は、塗布装置1内の各部を動作制御するための手段である。図1中に概念的に示したように、制御部10は、CPU等の演算処理部11、RAM等のメモリ12、およびハードディスクドライブ等の記憶部13を有するコンピュータにより構成されている。制御部10は、上述したリフトピン、走行機構24等の塗布部20内の各部と、それぞれ電気的に接続されている。また、制御部10は、供給部30内に設けられたバルブや、メインポンプ33、アシストポンプ35、減圧ポンプ432、および移動機構544とも、電気的に接続されている。制御部10は、記憶部13に記憶されたコンピュータプログラムやデータを、メモリ12に一時的に読み出し、当該コンピュータプログラムおよびデータに基づいて、演算処理部11が演算処理を行うことにより、塗布装置1内の各部を動作制御する。これにより、基板9に対する塗布処理が進行する。
この塗布装置1の供給部30では、処理液の脱気を行うための機構として、脱気ユニット34およびアシストポンプ35が備えられている。複数の中空糸膜42を有する脱気ユニット34では、中空糸膜42の内径が送液配管32の内径に比べて非常に小さいため、脱気ユニット34における流路抵抗は、送液配管32における流路抵抗よりも大きい。そこで、スリットノズル22における吐出速度を調整するメインポンプ33とは別に、脱気ユニット34のすぐ上流側に、脱気ユニット34へ処理液を送液するためのアシストポンプ35を配置している。これにより、脱気ユニット34の各中空糸膜42に円滑に処理液を供給することができる。
上述の通り、従来の脱気機構である脱気用のタンクでは、脱気に時間がかかる。このため、処理液の消費速度が大きい場合には、脱気用のタンクの数が多くなり、装置全体が大型化する。これに対し、この供給部30では、小型の脱気ユニット34によって脱気を行うことができる。中空糸膜42を用いた脱気ユニット34では、比較的大きな流速で処理液が通過する場合であっても、十分に脱気処理を行うことができる。すなわち、この供給部30では、粘度が高い処理液中の溶存気体を効率よく除去できるとともに、装置を小型化することができる。
また、本実施形態では、図1中に概念的に示すように、供給部30の脱気ユニット34およびメインポンプ33が、塗布部20の筐体21の内部に収容される。送液配管32を形成する素材によっては、送液配管32が気体を僅かに透過させる場合がある。このように、脱気ユニット34がスリットノズル22のすぐ近傍に配置されることにより、脱気処理を行った処理液を、気体を再び吸収する前に、すぐにスリットノズル22へと供給できる。
<2.塗布装置における各工程について>
次に、塗布装置1における各工程について説明する。図7は、塗布装置1において、処理液になされる各工程の流れを示したフローチャートである。
図7に示すように、塗布装置1において、メインポンプ33およびアシストポンプ35により送液配管32内に供給タンク31からスリットノズル22へと向かう流れが発生すると、供給タンク31から送液配管32へと供給された処理液は、まず、フィルタ36において異物が除去される(ステップS101)。
続いて、フィルタ36を通過した処理液は、次に、アシストポンプ35へと供給される。そして、当該処理液は、アシストポンプ35によって、脱気ユニット34に向けて、送液配管32の下流側へと加圧して供給される(ステップS102)。これにより、流路抵抗の比較的大きな脱気ユニット34へと円滑に処理液が供給される。
アシストポンプ35から供給される処理液は、アシストポンプ35からの排出の直後に、脱気ユニット34へ供給される。脱気ユニット34において、外側の空間が減圧された複数の中空糸膜42内を処理液が通過する。これによって、処理液中の溶存気体が除去される(ステップS103)。
そして、脱気ユニット34で溶存気体が除去された処理液は、メインポンプ33により送液され、スリットノズル22へと供給される(ステップS104)。メインポンプ33では、スリットノズル22における塗布工程に必要な処理液を、塗布工程において必要な量供給する。スリットノズル22へと供給された処理液は、基板9の上面に向かって吐出され、塗布される(ステップS105)。このようにして、供給タンク31内の処理液は脱気処理をされた後、基板9へ塗布される。
<3.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
上記の実施形態において、高粘度の処理液を供給する供給装置である供給部30は、供給先であるスリットノズル22を有する塗布部20とともに用いられ、全体として塗布装置1を構成するものであった。しかしながら、本発明はこれに限られない。本発明の供給装置は、処理液の塗布を目的とする塗布部以外の装置を供給先としてもよい。
また、上記の塗布装置1は、フレキシブルデバイスの基材自体を製造するプロセスに用いられるものであったが、本発明の塗布装置は、デバイス形成後の基材の表面に、保護膜を形成するプロセスに用いられるものであってもよい。また、本発明の塗布装置は、基板と基板とを貼り合わせる際の接着剤を塗布するプロセスに用いられるものであってもよい。また、本発明の塗布装置は、フレキシブルデバイス以外の液晶表示装置や半導体基板の製造工程に用いられるものであってもよい。また、本発明の塗布装置は、リチウムイオン二次電池や燃料電池などの電池の製造工程に用いられるものであってもよい。すなわち、本発明の塗布装置は、高粘度の材料を塗布するプロセスに特に好適である。
また、供給装置および塗布装置の細部については、本願の各図に示された構成と、相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 塗布装置
20 塗布部
21 筐体
22 スリットノズル
30 供給部
31 供給タンク
32 送液配管
33 メインポンプ
34 脱気ユニット
35,35A アシストポンプ
36 フィルタ
41 ケーシング
42 中空糸膜
43 減圧機構
50 筐体
53,53A チューブ
54 流体保持部
55A 駆動軸
61A 機能部
62A 軸配置部
63A 接続部
320 供給口
540,540A 流体貯留室

Claims (7)

  1. が千cP以上の処理液を供給先へと供給するための供給装置であって、
    前記処理液を貯留するタンクと、
    前記処理液を前記供給先へと供給する供給口と、
    前記タンクと前記供給口とを流路接続する送液配管と、
    前記送液配管に介挿され、前記タンクから前記供給口に向けて前記処理液を送液するメインポンプと、
    前記メインポンプの上流側において前記送液配管に介挿される脱気ユニットと、
    前記脱気ユニットの上流側において前記送液配管に介挿され、前記脱気ユニットに向けて前記処理液を加圧するアシストポンプと、
    前記脱気ユニットおよび前記アシストポンプの上流側において前記送液配管に介挿されるフィルタと、
    を備え、
    前記脱気ユニットは、
    筒状のケーシングと、
    前記ケーシングの内部に収容された複数の中空糸膜と、
    前記ケーシングの内部であって前記中空糸膜の外側の空間を減圧する減圧機構と、
    を有する、供給装置。
  2. 請求項1に記載の供給装置であって、
    前記アシストポンプは、
    内部の体積を増減可能な流体貯留室と、
    流路を構成し、前記流体貯留室の内側に配置された収縮可能なチューブと、
    を有し、
    前記流体貯留室の体積が小さくなると、前記チューブの外周面にかかる圧力が大きくなり、前記チューブ内の体積が小さくなることにより前記チューブから前記処理液が排出される、供給装置。
  3. 請求項2に記載の供給装置であって、
    前記アシストポンプは、CTポンプである、供給装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の供給装置であって、
    前記処理液は、ポリイミド前駆体を含むワニスであり、
    前記供給先は、前記ワニスを吐出するノズルである、供給装置。
  5. 処理対象となる面に液体を塗布する塗布装置であって、
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の供給装置と、
    前記供給装置の前記供給先であって、前記処理液を吐出する吐出口を有するノズルと、
    を備える、塗布装置。
  6. 請求項5に記載の塗布装置であって、
    上面に処理対象となる基板を載置するステージを有する筐体
    をさらに有し、
    前記ノズルは、前記ステージの上部に、移動可能に配置され、
    前記筐体の内部に、前記メインポンプおよび前記脱気ユニットが収容される、塗布装置。
  7. が千cP以上の処理液を供給先へと供給するための供給方法であって、
    a)前記処理液を貯留するタンクからの前記処理液をフィルタで濾過した後、アシストポンプによって脱気ユニットに向けて前記処理液を加圧して供給する工程と、
    b)前記脱気ユニットにおいて、外側の空間が減圧された複数の中空糸膜内を前記処理液が通過することによって、前記処理液中の溶存気体が除去される工程と、
    c)前記脱気ユニットを通過した前記処理液をメインポンプによって送液する工程と、
    を有する、供給方法。
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