JP6808279B2 - 箱詰め装置 - Google Patents

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本発明は、複数の物品を外装箱に収容する箱詰め装置に関する。
従来より、複数の物品を段ボールケース等の外装箱の内部に収容する箱詰め装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような従来の箱詰め装置は、複数の物品を整列させる整列コンベアと、一対の床板(シャッタ)を有し、床板を開閉駆動する床開閉装置と、整列コンベアで整列させられた複数の物品を一対の床板上に押し出す押出しプレートと、押出しプレートで物品を押し出したときに物品を挟んで押出しプレートと対向するように配置されて物品を床板上で停止させるための平板状のストッパプレートと、外装箱を上記床板の直下まで上昇させる昇降装置と、床板上に押し出された複数の物品をその整列方向の両側から挟圧して保持する一対の平板状の保持プレートと、床板上に押し出された複数の物品を床板が開いた際に上方から外装箱の内部に押し込む押し込みプレートとを備えている。なお、外装箱は床板の下方で4つのフラップ(蓋)が起立した状態で配置されており、その中へ物品が押し込まれるようになっている。
ここで、整列コンベアでは、その搬送方向に並んだ複数の仕切板の間に物品が収容されて整列される。そして、押出しプレートには、仕切板を避けるための複数のスリットが設けられており、この押出しプレートの押出し動作によって仕切板の間に収容された物品が床板上に押し出される。このときに押出しプレートが通過する通路部の両側には、物品が散乱することを防止するための一対の案内板が配設されている。
特開2005−8185号公報
上記従来の箱詰め装置において、物品が袋に内容物を収納したものであって厚みが薄いものである場合には、物品が押出しプレートによって整列コンベアから押し出される際に、物品の押出方向後方側の袋の端部分が、押出しプレートのスリットや、押出しプレートと案内板との間の隙間に入りこんで物品の姿勢が乱れ、正しい姿勢で押し出せなくなる場合がある。
図6は、従来の箱詰め装置において、押出しプレートが厚みの薄い複数の物品を床板上へ押し出す際に通路部を通過するときの状態を示す正面図である。
図6に示すように、押出しプレート170には、整列コンベアの仕切板(図示せず)を避けるための複数のスリット170sが設けられている。そして、通路部73には、押出しプレート170によって押し出された複数の物品Wが散乱することを防止するために一対の平板状の案内板174が設けられている。
この図6では、複数の物品Wがきれいに押し出されている状態が示されているが、前述のように、物品Wの押出方向後端の袋の部分(シール部Wb)が、押出しプレート170のスリット170sに入りこんで物品Wの姿勢が乱れ、正しい姿勢で押し出せなくなる場合がある。また、押し出される両端の物品Wの場合には、その袋の後端のシール部Wbが、押出しプレート170と案内板174との間の隙間に入りこんで物品Wの姿勢が乱れ、正しい姿勢で押し出せなくなる場合がある。このように物品Wの姿勢が乱れた場合、床板上で物品Wをきれいに整列させることができず、外装箱へ物品を正確に収容できない場合がある。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、袋に内容物が収納された厚みの薄い物品でも正確に外装箱へ収容することができる箱詰め装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある態様に係る箱詰め装置は、コンベア上に該コンベアの搬送方向と直交する方向に延在しかつ前記搬送方向に並列して立設する一群の仕切板の各々の間に、物品を収容することによって、該コンベア上に複数の物品を整列させる整列コンベアと、一対の床板を有し、前記床板を開閉駆動する床開閉装置と、前記床板が閉じられた状態において、前記整列コンベア上に整列した複数の物品を前記仕切板の延在方向と平行な方向へ押出しプレートで押し出すことによって前記床板上に前記複数の物品を移動させる押出し装置と、前記床板が開放された状態において、前記床板上に押し出された前記複数の物品の上面を下方に押して外装箱に押し込む押込み装置と、を備え、前記押出しプレートは、前記物品を押し出す際に前記仕切板を避けるための複数のスリットが設けられ、前記スリットの高さが前記仕切板の間に収容された前記物品の高さよりも低いように構成されている。
この構成によれば、押出しプレートのスリットの高さが仕切板の間に収容された物品の高さよりも低いように構成されている。そのため、袋に内容物が収納された厚みの薄い物品であっても、物品の押出方向後端の上部部分が必ず押出しプレートに接して押し出されるので、物品の押出方向後方側の袋の端部分がスリットに入りこむことなく、正しい姿勢で物品を床板上へ押し出すことができる。これにより、複数の物品を正確に外装箱へ収容することが可能になる。
前記整列コンベア上に整列した前記複数の物品の両端側の2つの前記仕切板の各々の延在方向に沿って設けられ、前記整列コンベアから前記複数の物品が前記床板上に押し出されるときに前記複数の物品を案内する主案内部を有する一対の案内板をさらに備え、前記押出しプレートは、前記スリットが、前記整列コンベアから前記複数の物品を押し出す際に前記仕切板の間を通過して各々の前記物品を当接して押し出す複数の櫛歯部の間の隙間によって構成されており、前記整列コンベアから前記複数の物品を押し出す際に前記両端側の前記仕切板を避けるようにして前記複数の櫛歯部の両端の前記櫛歯部よりも外側へ張り出して設けられた張出し部を有するように構成されていてもよい。
この構成によれば、押出しプレートが、複数の櫛歯部の両端の櫛歯部よりも外側へ張り出して設けられた張出し部を有するように構成されている。そのため、袋に内容物が収納された厚みの薄い物品であっても、複数の物品の両端の物品の押出方向後端の上部部分が張出し部に接して押し出されるので、両端の物品の押出方向後方側の袋の端部分が、押出しプレート(両端の櫛歯部)と案内板(主案内部)との間の隙間に入りこむことなく、正しい姿勢で物品を床板上へ押し出すことができる。これにより、複数の物品を正確に外装箱へ収容することが可能になる。
前記押出しプレートは、複数の前記スリットと対応する複数の第1スリットを有する櫛歯状プレートと、前記櫛歯状プレートと重なるようにして前記櫛歯状プレートに取り付けられ前記櫛歯状プレートからはみ出した両端部分によって前記張出し部を構成し、かつ前記櫛歯状プレートへの取付高さの位置が変更可能な矩形の調整プレートとを有し、前記第1スリットの前記調整プレートと重なっていない部分によって前記押出しプレートの前記スリットが構成されるようにしてもよい。
この構成によれば、矩形の調整プレートの櫛歯状プレートへの取付高さの位置を変更することにより、仕切板の高さ等に応じて、押出しプレートのスリットの長さ(高さ)を変更ないし調整することができる。
前記一対の案内板の各々は、鉛直に配置された下部の前記主案内部と、鉛直に配置された上部の副案内部と、前記主案内部と前記副案内部とを連結する連結部とを有し、前記一対の案内板の前記主案内部は、前記両端側の2つの前記仕切板の間の間隔と同じ間隔となるよう設けられ、前記一対の案内板の前記主案内部の間を、前記押出しプレートの前記複数の櫛歯部が通過するよう構成され、前記一対の案内板の前記副案内部は、前記押出しプレートの前記張出し部が通過できるように前記一対の案内板の前記主案内部間の間隔より広い間隔となるよう設けられていてもよい。
前記仕切板の高さが前記整列コンベア上に整列したときの物品の高さよりも低いように構成されることが好ましい。
前記複数の物品が押し出される方向の前方側に前記押出しプレートと対向するように配置され、前記床板上に押し出された前記複数の物品と当接するストッパプレートと、前記ストッパプレートと近接し、かつ、前記複数の物品が前記床板上に押し出されたときに前記複数の物品の整列方向の両側に位置して対向する一対の保持プレートを有し、前記一対の保持プレートで前記複数の物品を挟圧する挟圧装置とをさらに備え、前記一対の保持プレートは、各々の前記ストッパプレート側の端縁近傍の所定部分が、前記ストッパプレートに近づくにつれて互いに近づくように構成されていてもよい。
この構成によれば、一対の保持プレートの各々のストッパプレート側の端縁近傍の所定部分が、ストッパプレートに近づくにつれて互いに近づくように構成されている。そのため、耳部の長い袋に内容物が収納された物品であっても、整列コンベアから押出しプレートによって耳部がストッパプレートに当接する向きで複数の物品が押し出されることにより、両端の物品は、その耳部が一対の保持プレートの所定部分に沿って内側へ曲げられて押し出される。これにより、保持プレートとストッパプレートとの隙間から耳部がはみ出すのを防止でき、複数の物品が外装箱に押し込まれる際に、耳部が外装箱のフラップ間の隙間等に引っ掛かるのを無くし、正確に外装箱へ収容することができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、袋に内容物が収納された厚みの薄い物品でも正確に外装箱へ収容することができる箱詰め装置を提供することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施形態の箱詰め装置の一例の概略を示す斜視図である。 図2は、実施形態において押出しプレートが物品を床板上へ押し出す際に通路部を通過するときの状態を一方向から視た斜視図である。 図3は、実施形態において押出しプレートが物品を床板上へ押し出す際に通路部を通過するときの状態を図2とは異なる方向から視た斜視図である。 図4は、実施形態において押出しプレートが物品を床板上へ押し出す際に通路部を通過するときの状態を示す正面図である。 図5は、実施形態の箱詰め装置において複数の物品の床板上での状態の一例を示す平面図である。 図6は、従来の箱詰め装置において、押出しプレートが厚みの薄い複数の物品を床板上へ押し出す際に通路部を通過するときの状態を示す正面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。なお、図面は、概略を示すものであり、各部の寸法比などにおいては正確でない場合がある。また、本発明は、以下の実施形態に限定されない。
(実施形態)
[全体構成]
図1は、本発明の実施形態の箱詰め装置の一例の概略を示す斜視図である。
本実施形態の箱詰め装置100は、例えば、ピロー袋等の包装材で包装された複数の物品Wを整列させた状態で外装箱110に箱詰めする装置である。この箱詰め装置100及び外装箱110において、便宜上、前後左右を図1に示すように決めて説明する。なお、図1に示す上下は真である。
この箱詰め装置100は、供給コンベア200から順次供給される物品Wを複数(所定個数)整列させて所定の整列位置Tまで搬送する整列コンベア(物品整列装置)6と、整列コンベア6の整列位置Tから複数の物品Wを整列状態で床板11上の物品載置位置Aへ押出しプレート70で押し出す押出し装置7と、押出し装置7によって複数の物品Wが整列コンベア6から床板11上へ押し出されるときの通路部73に設けられた一対の案内板74と、物品載置位置Aへ押し出された複数の物品Wからなる物品群と当接するストッパプレート17と、物品載置位置Aへ押し出された物品群を押出方向と直交する水平方向から挟圧する挟圧装置8と、物品群が載置されている床板11を開閉する床開閉装置10と、物品群を外装箱110に押し込む押込み装置9と、外装箱110を床板11の下方に配置する外装箱配置装置20と、箱詰め装置100の動作を制御する制御装置30と、これら箱詰め装置100の各構成要素を所定の位置に支持する枠体1と、を有している。
各物品Wは、菓子類等の内容物が袋に収納されてなる物品である。ここでは、一例として、袋には、ヘッダー付袋のように、一端側に長い耳部(ヘッダー部)Waが設けられ、他端部にはシール部Wbが設けられている。ヘッダー付袋の場合、耳部Waであるヘッダー部には、商品吊り下げ用のフック棒などに吊り下げるための穴が設けられている。
このように耳部Waの長い袋が用いられている物品Wの場合には、長い耳部Waの側が押出しプレート70で押されることによって物品Wの姿勢が乱れることを回避するために、複数の物品Wは、整列コンベア6上で、各々の耳部Waが押出しプレート70とは反対側の位置となるようにして整列させられる。この場合、床板11上へ押し出される各々の物品Wは、長い耳部Waがストッパプレート17に当接する向きで押し出される。
[供給コンベアの構成]
供給コンベア200は、例えばベルトコンベアによって構成され、包装機等の前段の装置(図示省略)から複数の物品Wが順次供給されると、これらの物品Wを搬送して整列コンベア6へ供給する。
[整列コンベアの構成]
整列コンベア6は、無端軌道60からなるコンベア上に該コンベアの搬送方向と直交する方向に延在しかつ搬送方向に並列して立設する一群の仕切板61の各々の間に、物品Wを収容することによって、該コンベア上に複数の物品Wを立てた状態で1列に整列させるものである。
すなわち、この整列コンベア6は、複数の物品Wを一方向(図1では左から右に向かう方向)に搬送する無端軌道60と、無端軌道の搬送面60aに搬送方向に間隔を隔てて設けられた複数の仕切板61とを有している。複数の仕切板61によって仕切板61間の無端軌道60上に物品Wを収容できる収容部62が複数連なって形成される。
無端軌道60は、4本の環状ベルトが一対のスプロケット63によって支持されている。4本の環状ベルトは2本ずつに分かれて第1ベルト群64及び第2ベルト群65を構成している。第1ベルト群64及び第2ベルト群65にはそれぞれ、仕切板61が複数装着されている。第1ベルト群64は、一方のスプロケット63によって回転駆動され、第2ベルト群65は、他方のスプロケット63によって回転駆動されるように構成されている。一対のスプロケット63のそれぞれは、別々のモータによって駆動される。これによって、第1ベルト群64及び第2ベルト群65を互いに独立して循環駆動することができ、一方のベルト群が暫時停止を繰り返しながら物品取り込み位置Sにおいて収容部62に物品Wを受け入れる動作と、他方のベルト群が収容部62の物品Wを整列位置Tにおいて停止させた状態を保持する動作とを同時に行うことができる。
また、整列コンベア6の上流側には、物品取り込み位置Sに移送されてきた物品Wの存在を検出する物品検出装置69が設けられている。整列コンベア6は、物品取り込み位置Sにおいて供給コンベア200から移送されてくる物品Wを順次受け取り、これら物品Wの姿勢を寝た姿勢から直立した姿勢に転換すると共に一列に整列し、整列位置Tへ搬送する。
[押出し装置の構成]
押出し装置7は、複数のスリット70sが形成された押出しプレート70を備えている。そして、押出しプレート70は、駆動装置(図示せず)の駆動力によってレール部材(図示せず)に案内されて、整列コンベア6の一方の側に沿って位置する退避位置と、整列コンベア6の他方の側の所定の進出位置との間で、水平方向に進出及び退避動作するように構成されている。複数のスリット70sは、押出しプレート70が退避位置から進出位置へ進出動作する際に、整列位置Tに位置する複数の仕切板61と接触しないよう仕切板61を避けるために設けられ、押出しプレート70の下端から中間部にかけて鉛直方向に延びるように形成されている。
押出しプレート70が、退避位置(図示されている位置)から進出動作(x方向へ移動)して進出位置まで進出することにより、整列コンベア6上に整列された複数の物品Wが通路部73上を通って物品載置位置Aへ押し出される。なお、通路部73には、押出しプレート70によって押し出された複数の物品Wが散乱することを防止するために一対の案内板74が配置されている。
したがって、整列位置Tに位置する一連の収容部62に収容された複数の物品Wは、押出しプレート70によって、整列コンベア6の搬送方向(整列コンベア6上での複数の物品Wの整列方向)と直交する水平方向(x方向)へ押し出されて一対の案内板74の間を通って移動し、整列コンベア6の搬送方向と同方向に整列した物品群となり、閉じた床板11上に設定された物品載置位置Aに載置される。
図2は、押出しプレート70が物品W(図2では図示せず)を押し出す際に通路部73を通過するときの状態を一方向から視た斜視図であり、図3は、押出しプレート70が物品W(図3では図示せず)を押し出す際に通路部73を通過するときの状態を図2とは異なる方向から視た斜視図である。また、図4は、押出しプレート70が物品Wを押し出す際に通路部73を通過するときの状態を示す正面図である。
図1では、押出しプレート70が1枚の板状部材によって構成されている例が示されているが、図2〜図4では、押出しプレート70が2枚の板状部材(71,72)によって構成されている例を示している。
いずれの例の場合でも、押出しプレート70は、例えば図4に示すように、スリットが無い矩形領域部70cと、矩形領域部70cの下方に設けられた複数の櫛歯部70aと、矩形領域部70cの左右両側に設けられた張出し部70bとを有している。矩形領域部70cの上方部分は押出しプレート70を移動させるための部材(図示せず)に取り付けられる部分となっている。また、各スリット70sは、互いに隣接する櫛歯部70aの間の隙間である。
押出しプレート70が移動して整列コンベア6から複数の物品Wを押し出す際に、各櫛歯部70aが、仕切板61の間を通過して各々の物品Wを当接して押し出すようになっている。このときに各櫛歯部70aが所定間隔で配置される仕切板61と接触しないように、各スリット70sが同じ第1の所定幅となり、各櫛歯部70aが同じ第2の所定幅となるように形成されている。櫛歯部70aの個数は、整列コンベア6から押し出される物品Wの個数と同数である。
また、張出し部70bは、整列コンベア6から複数の物品Wを押し出す際に、複数の物品Wの両端側の仕切板61を避けるようにして複数の櫛歯部70aの両端の櫛歯部70aよりも外側へ張り出して設けられている。
図2〜図4に示す押出しプレート70は、櫛歯状プレート71と、この櫛歯状プレート71に固定された矩形の調整プレート72とで構成されている。櫛歯状プレート71には、複数の櫛歯部71a及びスリット71sを有している。ここで、互いに隣接する櫛歯部71aの間の隙間がスリット71sになっている。
そして、調整プレート72は、一部を除いて櫛歯状プレート71と重なるようにして櫛歯状プレート71に取り付けられており、櫛歯状プレート71の各スリット71sにおいて調整プレート72と重なっていない部分が、押出しプレート70のスリット70sになっている。また、各櫛歯部71aにおいて調整プレート72と重なっていない部分が、押出しプレート70の櫛歯部70aになっている。すなわち、櫛歯状プレート71の複数の櫛歯部71a及びスリット71sは、押出しプレート70の複数の櫛歯部70a及びスリット70sと対応している。調整プレート72は、櫛歯状プレート71に対して、所望の高さ(長さ)のスリット70s及び櫛歯部70aを形成するための矩形の板状部材である。
そして、調整プレート72は、櫛歯状プレート71への取付高さの位置を変更ないし調整可能に構成されている。例えば、図3に示すように、調整プレート72の上部には、鉛直方向に長い複数の長穴72aが平行に設けられている。そして、櫛歯状プレート71には、各長穴72aに挿通される雄ねじ部71bが突設されている。櫛歯状プレート71の各雄ねじ部71bを調整プレート72の長穴72aに挿通して、雄ねじ部71bにナット70tを螺合させることにより、櫛歯状プレート71に調整プレート72が固定されている。すなわち、長穴72aを設けているため、ナット70tを緩めて調整プレート72の取付高さの位置を変更(調整)して再度固定することができ、これによりスリット70sの長さを変更ないし調整することができる。
ここで、押し出される物品Wの高さよりも仕切板61の高さを低くしてあり、スリット70sの高さ(長さ)は、仕切板61の高さよりも高くなるように設定されているとともに、図4に示すように、押し出される物品Wの高さよりも低くなるように設定されている。図4に示された一例では、スリット70sの高さが物品Wの高さの略2/3となるように設定されている。よって、押し出される物品Wの押出方向後端の上部部分(スリット70sより上の部分)が必ず押出しプレート70(矩形領域部70c及び張出し部70b)に接して押し出されるので、物品Wの袋のシール部Wbが押出しプレート70のスリット70sに入りこむことなく、正しい姿勢で物品Wを床板11上へ押し出すことができる。
また、調整プレート72は、櫛歯状プレート71からはみ出した左右両端部分によって押出しプレート70の張出し部70bを形成している。すなわち、調整プレート72は、押出しプレート70の押出方向xと直交する水平方向の幅(長さ)が、整列コンベア6上で整列した複数の物品Wの両端側の2つの仕切板61の間の間隔よりも大きくなっている。ここで、両端側の2つの仕切板61は、図4の正面図において、両端の2つの各櫛歯部70aと2つの各案内板74の主案内部74aとの間に位置するものである。
このように、調整プレート72が押出しプレート70の張出し部70bを形成しているので、押し出される両端の物品Wの袋の後端の上部部分が必ず押出しプレート70に接して押し出されるので、物品Wの袋のシール部Wbが押出しプレート70と案内板74との間の隙間に入りこむことなく、正しい姿勢で物品Wを床板11上へ押し出すことができる。
なお、押出しプレート70を、図1に示すような1枚の板状部材によってスリット70s、櫛歯部70a及び張出し部70bが形成されていても同様の効果が得られるが、前述の櫛歯状プレート71と、取付高さの位置を変更可能な調整プレート72とで構成することにより、仕切板61の高さ等に応じてスリット70sの長さ(高さ)の変更ないし調整が可能になる。
[案内板の構成]
一対の案内板74は、整列コンベア6上に整列した複数の物品Wの両端側の2つの仕切板61と、一対の保持プレート80との間で、押出しプレート70で押し出される複数の物品Wを案内するために対向して配置されている。
各々の案内板74は、鉛直に配置された下部の主案内部74aと、鉛直に配置された上部の副案内部74bと、主案内部74aと副案内部74bとを連結する連結部74cと、整列コンベア6側に設けられた物品導入部74d(図3)とを有しており、互いに対称な形状となるようにして向かいあっている。
一対の案内板74の主案内部74a,74aは、両端側の2つの仕切板61の間の間隔と同じ間隔となるよう設けられ、一対の案内板74の主案内部74a,74aの間を、押出しプレート70の全ての櫛歯部70aが通過するよう構成されている。
また、一対の案内板74の副案内部74b,74bは、押出しプレート70の張出し部70bが通過できるように一対の案内板74の主案内部74a,74a間の間隔より広い間隔となるよう設けられている。
[ストッパプレートの構成]
ストッパプレート17は、整列コンベア6の搬送方向と同方向に延びる板状体であり、進出位置に位置する押出しプレート70と対向するように枠体1に固定されて設けられている。したがって、押出しプレート70によって物品載置位置Aへ押し出された物品Wは、ストッパプレート17と当接し、閉じた床板11上で停止するよう構成されている。ストッパプレート17は、物品Wと当接する面が鉛直面となるように板状体が立てられた状態で固定されている。
[挟圧装置の構成]
挟圧装置8は、一対の保持プレート80を備えている。この一対の保持プレート80は、一対の床板11の上方において、押出しプレート70の押出方向xと直交する水平方向に対向して設けられている。そして、この一対の保持プレート80の案内部分80bは、ストッパプレート17と近接している。
図2に示すように、一対の保持プレート80は、互いに平行となる面を形成する対向部分80aと、ストッパプレート17側の端縁近傍の所定部分からなる案内部分80bと、対向部分80aの上部に設けられ軸体81が取り付けられる断面L字状の軸体取付部80cと、後退部80dとを有している。
ここで、一対の保持プレート80の対向部分80aは、一対の案内板74の主案内部74aの延長線上に配置される。そして、対向部分80aは、床板11上に押し出されたときの物品Wの高さと略同等の高さに形成されている。そして、対向部分80aの案内板74側の上部に、押出しプレート70で押し出される複数の物品Wのうちの端の物品Wが物品載置位置Aへ進入しやすいように後退部80dが形成されている。また、一対の保持プレート80の案内部分80bは、対向部分80aから延伸されてストッパプレート17に近づくにつれて互いに近づくように構成されている。
そして、押出しプレート70によって複数の物品Wが押し出されたときに、床板11の上には、押出しプレート70、ストッパプレート17及び一対の保持プレート80によって区画された領域が形成される。この領域が物品載置位置Aを構成する。そして、押出しプレート70によってx方向へ押し出された物品群は、ストッパプレート17と当接し、物品載置位置A上に一対の保持プレート80が対向する方向Yに整列した状態で載置される。図5は、押出しプレート70によって複数の物品Wが押し出されたときの床板11上での状態の一例を示す平面図である。
そして、各保持プレート80の軸体取付部80cの背面には水平方向に延びる軸体81が取り付けられている。各軸体81は駆動装置(図示せず)によって、一対の保持プレート80が互いに近づく方向及び互いに遠ざかる方向に進退動作するように構成されている。一対の保持プレート80が互いに近づく方向に進出することによって、物品載置位置Aに位置する物品群がその整列方向Yから一対の保持プレート80の対向部分80a及び案内部分80bの間に挟圧され、物品W同士を密着させることができる。
[床開閉装置の構成]
床開閉装置10は、整列コンベア6の側方に配設され、水平方向に延びる一対の床板11を備えている。一対の床板11は、その縁部が枠体1に配設された複数のローラに支持され、互いに対向する端面同士が接触及び離隔するようにして進退自在に構成されている。そして、一対の床板11は、駆動装置(図示せず)の駆動力により開閉駆動されるように構成されている。一対の床板11が後退駆動されると、互いの端面同士が離隔された状態となり、物品載置位置Aの直下に開口が形成される(一対の床板11がそれぞれ図5に示す矢印a、b方向へ開いて床板11が開放される)。
[押込み装置の構成]
押込み装置9は、鉛直方向に延びる軸体90と、軸体90の下端がその上面に接合された押込み部材91とを有している。軸体90は、枠体1に昇降自在に支持されている。そして、軸体90は、押込み部材91と共に駆動装置(図示せず)の駆動力により鉛直方向に昇降するように構成されている。この押込み装置9は、押込み部材91を下降させることにより、物品載置位置Aで一対の保持プレート80で挟圧されている物品群の上面を下方に押して同物品群を一対の保持プレート80の間から下方に脱出させて、開放した一対の床板11の間の開口を介して、箱詰め位置Pに位置している外装箱110に押し込むことができる。
また、本例では、押込み部材91の下面には、物品群の上面を吸着するための吸着口が設けられており、押込み部材91は、物品群の上面を吸着する吸着具としても機能し、物品群の上面を吸着して保持した状態で所定位置まで下降することにより、物品群を外装箱110に押し込むことができる。
[外装箱配置装置の構成]
外装箱配置装置20は、外装箱110を水平搬送する外装箱搬送コンベア22と、外装箱昇降装置21とを有している。
外装箱搬送コンベア22は、多数の駆動ローラ22aを備えた駆動ローラコンベアであり、駆動ローラ22aによって外装箱110がy方向へ搬送される。
外装箱昇降装置21は、外装箱110が載置される台座24を備えている。台座24は、駆動ローラ22a間の隙間に埋没可能な複数の棒材24aと、各棒材24aを連結する連結材24bとを備えている。台座24は、公知の昇降装置(図示せず)に支持され、昇降動作できるように構成されている。すなわち、台座24は、棒材24aが駆動ローラ22a間の隙間に埋没した状態となる所定の下降位置と、所定の上昇位置との間で、昇降動作する。台座24が所定の上昇位置にあるときに、台座24上の外装箱110が箱詰め位置Pとなるように構成されている。
また、台座24には、エアシリンダ等からなる制止装置23が取り付けられている。制止装置23は、進退可能な棒体23aを備えており、台座24が下降位置において、棒体23aを進出させることにより、外装箱搬送コンベア22で搬送されてくる外装箱110を物品載置位置Aの下方の箱停止位置Uに停止させることができ、棒体23aを退避させることにより、外装箱110を箱停止位置Uから下流側へ搬送させることができる。また、台座24には、光電センサ等からなる箱検出装置25が取り付けられている。
[制御系統の構成]
制御装置30は、例えば、CPU等の演算器を有する制御部と、ROM及びRAM等のメモリを有する記憶部とを備えている。物品検出装置69から出力される物品検出信号及び箱検出装置25から出力される箱検出信号は、制御装置30に入力される。制御装置30では、制御部が記憶部に記憶されている所定の制御プログラムを読み出して実行することにより、整列コンベア6、押出し装置7、挟圧装置8、押込み装置9、床開閉装置10及び外装箱配置装置20の各駆動装置を制御する。すなわち、制御装置30によって、箱詰め装置100全体の動作が制御される。なお、制御装置30は、互いに協働して分散制御する複数の制御装置で構成されていてもよい。
[箱詰め装置の動作]
次に、箱詰め装置100の動作の一例について説明する。この動作は、制御装置30の処理によって実現される。
まず、運転が開始されると、制御装置30は、整列コンベア6を制御して、供給コンベア200より順次供給される物品Wを、所定個数、整列位置Tにおいて整列させる。
次に、制御装置30は、押出し装置7を制御して、押出しプレート70を退避位置から進出位置に移動させることにより、整列位置Tにおいて整列した物品Wを床板11上へ押し出させる。これにより、複数の物品Wからなる物品群が物品載置位置Aに整列状態で載置され、各物品Wは、押出しプレート70及びストッパプレート17によって整列方向Yと直交する水平方向の両端部が揃った状態となる。
次に、制御装置30は、挟圧装置8を制御して、一対の保持プレート80を互いに近づく方向にそれぞれ進出させる。これによって、物品群がその整列方向Yから挟圧されて物品W同士を密着させることができる。
次に、制御装置30は、押込み装置9を制御して、吸着機能を有する押込み部材91を、挟圧された物品群の上面に接触するように降下させ、物品群の上面を吸着させる。これによって物品群が押込み部材91に保持される。
次に、制御装置30は、床開閉装置10を制御して、一対の床板11を後退駆動させて床板11を開放状態にする。これによって、物品載置位置Aに位置する物品群の直下に開口部が形成される。
一方、制御装置30は、上記の処理と並行して、外装箱配置処理を行っている。この外装箱配置処理では、予め制止装置23の棒体23aを進出位置に位置させた状態にしており、外装箱搬送コンベア22で搬入されてきた外装箱110を箱停止位置Uに停止させる。そして、制御装置30は、箱検出装置25から箱検出信号を入力すると、外装箱搬送コンベア22の搬送動作を停止させて、台座24を上昇させ、箱停止位置Uの外装箱110を箱詰め位置Pに位置させる。
そして、前述のように床板11を開放状態にした後、制御装置30は、押込み装置9を制御して、物品群を吸着している押込み部材91を降下させることによって、箱詰め位置Pの外装箱110に物品群を押し込む。この際、物品群の両端の物品Wは保持プレート80表面上を滑り抜ける。
次に、制御装置30は、押出し装置7、挟圧装置8、押込み装置9、床開閉装置10などを元の状態に復帰させる。例えば、押出しプレート70を退避位置へ戻し、保持プレート80を後退させて元の位置へ戻す。また、押込み装置9は、押込み部材91の吸着機能を停止させた後、押込み部材91を物品群の形成位置の上方にまで上昇させる。この押込み部材91の上昇後、床板11を閉鎖する。
これらの復帰させる処理と並行して、制御装置30は、台座24を下降させて物品群を収容した外装箱110を箱停止位置Uに位置させた後、制止装置23の棒体23aを搬送路から退避させ、外装箱搬送コンベア22の搬送動作を再開させて外装箱110を箱詰め装置100から搬出する。
そして、上記と同様の箱詰め動作が新たに繰り返される。
本実施形態では、押出しプレート70のスリット70sの高さが仕切板61の間に収容された物品Wの高さよりも低いように構成されている。そのため、袋に内容物が収納された厚みの薄い物品Wであっても、物品Wの押出方向後端の上部部分が必ず押出しプレート70に接して押し出されるので、物品Wの押出方向後方側の袋の端部分(シール部Wb)がスリット70sに入りこむことなく、正しい姿勢で物品Wを床板11上へ押し出すことができる。これにより、複数の物品Wを正確に外装箱110へ収容することが可能になる。
また、押出しプレート70が、複数の櫛歯部70aの両端の櫛歯部70aよりも外側へ張り出して設けられた張出し部70bを有するように構成されている。そのため、袋に内容物が収納された厚みの薄い物品Wであっても、複数の物品Wの両端の物品Wの押出方向後端の上部部分が張出し部70bに接して押し出されるので、両端の物品Wの押出方向後方側の袋の端部分(シール部Wb)が、押出しプレート70(両端の櫛歯部70a)と案内板74(主案内部74a)との間の隙間に入りこむことなく、正しい姿勢で物品Wを床板11上へ押し出すことができる。これにより、複数の物品Wを正確に外装箱110へ収容することが可能になる。
また、本実施形態では、一対の保持プレート80の各々のストッパプレート17側の端縁近傍の案内部分80bが、ストッパプレート17に近づくにつれて互いに近づくように構成されている。そのため、例えばヘッダー付袋のヘッダー部のように耳部Waの長い袋に内容物が収納された物品Wであっても、耳部Waがストッパプレート17に当接する向きで整列コンベア6から押出しプレート70によって複数の物品Wが押し出されるときに、図5に示すように、両端の物品Wは、その耳部Waが一対の保持プレート80の案内部分80bに沿って内側へ曲げられて押し出される。これにより、保持プレート80とストッパプレート17との隙間から耳部Waがはみ出すのを防止でき、複数の物品Wが外装箱110に押し込まれる際に、耳部Waが外装箱110のフラップ間の隙間等に引っ掛かるのを無くし、正確に外装箱110へ収容することができる。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明は、袋に内容物が収納された厚みの薄い物品でも正確に外装箱へ収容することができる箱詰め装置等として有用である。
6 整列コンベア
7 押出し装置
8 挟圧装置
9 押込み装置
10 床開閉装置
11 床板
17 ストッパプレート
61 仕切板
70 押出しプレート
70a 櫛歯部
70b 張出し部
70s スリット
71 櫛歯状プレート
71a 櫛歯部
71s スリット
72 調整プレート
74 案内板
74a 主案内部
74b 副案内部
74c 連結部
80 保持プレート
80b 案内部分(所定部分)

Claims (4)

  1. コンベア上に該コンベアの搬送方向と直交する方向に延在しかつ前記搬送方向に並列して立設する一群の仕切板の各々の間に、物品を収容することによって、該コンベア上に複数の物品を整列させる整列コンベアと、
    一対の床板を有し、前記床板を開閉駆動する床開閉装置と、
    前記床板が閉じられた状態において、前記整列コンベア上に整列した複数の物品を前記仕切板の延在方向と平行な方向へ押出しプレートで押し出すことによって前記床板上に前記複数の物品を移動させる押出し装置と、
    前記床板が開放された状態において、前記床板上に押し出された前記複数の物品の上面を下方に押して外装箱に押し込む押込み装置と、
    を備え、
    前記押出しプレートは、
    前記物品を押し出す際に前記仕切板を避けるための複数のスリットが設けられ、前記スリットの高さが前記仕切板の間に収容された前記物品の高さよりも低いように構成され
    前記整列コンベア上に整列した前記複数の物品の両端側の2つの前記仕切板の各々の延在方向に沿って設けられ、前記整列コンベアから前記複数の物品が前記床板上に押し出されるときに前記複数の物品を案内する主案内部を有する一対の案内板をさらに備え、
    前記押出しプレートは、
    前記スリットが、前記整列コンベアから前記複数の物品を押し出す際に前記仕切板の間を通過して各々の前記物品を当接して押し出す複数の櫛歯部の間の隙間によって構成されており、前記整列コンベアから前記複数の物品を押し出す際に前記両端側の前記仕切板を避けるようにして前記複数の櫛歯部の両端の前記櫛歯部よりも外側へ張り出して設けられた張出し部を有するように構成され、
    前記一対の案内板の各々は、
    鉛直に配置された下部の前記主案内部と、鉛直に配置された上部の副案内部と、前記主案内部と前記副案内部とを連結する連結部とを有し、
    前記一対の案内板の前記主案内部は、前記両端側の2つの前記仕切板の間の間隔と同じ間隔となるよう設けられ、前記一対の案内板の前記主案内部の間を、前記押出しプレートの前記複数の櫛歯部が通過するよう構成され、
    前記一対の案内板の前記副案内部は、前記押出しプレートの前記張出し部が通過できるように前記一対の案内板の前記主案内部間の間隔より広い間隔となるよう設けられた、
    箱詰め装置。
  2. 前記押出しプレートは、
    複数の前記スリットと対応する複数の第1スリットを有する櫛歯状プレートと、
    前記櫛歯状プレートと重なるようにして前記櫛歯状プレートに取り付けられ前記櫛歯状プレートからはみ出した両端部分によって前記張出し部を構成し、かつ前記櫛歯状プレートへの取付高さの位置が変更可能な矩形の調整プレートとを有し、
    前記第1スリットの前記調整プレートと重なっていない部分によって前記押出しプレートの前記スリットが構成される、
    請求項に記載の箱詰め装置。
  3. 前記仕切板の高さが前記整列コンベア上に整列したときの物品の高さよりも低いように構成された、
    請求項1または2に記載の箱詰め装置。
  4. 前記複数の物品が押し出される方向の前方側に前記押出しプレートと対向するように配置され、前記床板上に押し出された前記複数の物品と当接するストッパプレートと、
    前記ストッパプレートと近接し、かつ、前記複数の物品が前記床板上に押し出されたときに前記複数の物品の整列方向の両側に位置して対向する一対の保持プレートを有し、前記一対の保持プレートで前記複数の物品を挟圧する挟圧装置とをさらに備え、
    前記一対の保持プレートは、
    各々の前記ストッパプレート側の端縁近傍の所定部分が、前記ストッパプレートに近づくにつれて互いに近づくように構成された、
    請求項1〜のいずれかに記載の箱詰め装置。
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