JP6805834B2 - インプリントモールド - Google Patents

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本発明は、インプリントモールドに関する。
フォトリソグラフィ法の代替技術として、インプリント法が注目されている。インプリント法は、モールド(金型、テンプレート等とも称される。)と基板との間に転写材を挟み、モールドの凹凸パターンを転写材に転写する技術である。フォトリソグラフィ法では露光に使用する光の波長により分解能が制限されるが、インプリント法ではモールドに刻まれたパターンどおりにパターンを形成することができ、非常に微細なパターン形成が可能となる。また、フォトリソグラフィ法と比較し高価な光学系装置が不要になり、低コストの装置で超高分解能のリソグラフィを行うことが期待できる。インプリント法は、半導体素子だけでなく、反射防止シート、バイオチップ、磁気記録媒体など様々な製品の製造に適用できる。
インプリント法は特に半導体集積回路用への展開が期待される。近年、半導体集積回路は微細化、集積化が進んでおり、その微細加工を実現するためのパターン転写技術としてフォトリソグラフィ装置の高精度化が進められてきた。しかし、パターンの微細化が進むにつれて装置を大型化せざるを得ないほか、高精度に制御する必要になるなど、装置価格が非常に高くなる課題があった。
これに対し、微細パターンを低コストで行うためにインプリント法があり、ナノメートルからマイクロメートルオーダーのパターンの転写が可能である。インプリント法は大容量記録媒体の記録ビット形成、半導体集積回路パターン形成等への応用が検討され、量産化に向けて検討が進められている。
インプリントモールドの製造には、一般的に、ガラス板が用いられる。ガラス板の一方の主表面の中央部には台座が設けられて、台座の表面上に凹凸パターンが形成される。この凹凸パターンは、例えば、電子線による描画で凹凸パターンを形成した母型となるモールドを用いたインプリント法で形成される。
インプリント法では、転写材として、例えば、光硬化性の樹脂を用い、基板表面に当該光硬化性の樹脂層を設け、この樹脂層にインプリントモールドを押し当てた後、この状態でインプリントモールド側から樹脂層に光を照射して樹脂層を硬化させる。その後、インプリントモールドを樹脂層から引き離す。
インプリント法において、生産性を高める数々の工夫がなされている。例えば、樹脂層にインプリントモールドを押し当てる際に、余剰となった樹脂層がインプリントモールドと接触している領域よりも外側にはみ出し、これが硬化することによって離型性が悪くなることがある。そのため、離型性を向上させるように台座表面(凹凸パターンの形成される面)と台座側面の間に傾斜を設けた形状のナノインプリントモールドが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、樹脂層にインプリントモールドを押し当てる際に、樹脂層がインプリントモールドと接触している領域の外側にはみ出しにくくし、歩留まり良くパターンを形成するように、台座表面と台座側面の間に曲率を設けたインプリントモールドも提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2012−6219号公報 特開2014−51050号公報
ところで、上記のようなナノメートルからマイクロメートルオーダーの微細パターンを、インプリントモールドの台座にインプリント法を用いて形成するときに、台座と転写材の間に異物が存在すると、形成されるパターンが正確に形成できないおそれがある。そのため、台座を形成した後や、微細パターンを形成する前に、その表面や台座側面に付着したパーティクルなどの異物を除去するため、スポンジを用いたスクラブ洗浄によって超精密洗浄が行われる。
しかしながら、従来のインプリントモールドでは、台座の基部が段差を有しているため、例えば、超精密洗浄時に行うスクラブ洗浄工程において台座の基部へのスポンジの接触が不十分となり、パーティクルが効率的に除去できないことがあった。そのため、超精密洗浄後もインプリントモールド表面にパーティクルが残留する場合があった。
本発明は上記した課題を解決するためになされたものであって、超精密洗浄後等の異物の付着を低減することのできるインプリントモールドを提供することを目的とする。
本発明のインプリントモールドは、表面形状を転写材に転写するための転写面を有するインプリントモールドであって、前記転写面は、周囲よりも突出する台座と、前記台座を取り囲む周辺面とを有し、前記転写面と対向する第2の主表面に、前記台座が収まる非貫通穴を形成し、前記台座の基部が凹状の曲率を有して前記周辺面と連続的に接続されたことを特徴とする。
本発明のインプリントモールドにおいて、前記台座の側面が高さ方向全体に曲率を有して前記周辺面と接続されたことが好ましい。
本発明のインプリントモールドにおいて、前記曲率の曲率半径Rは、0.001mm以上0.1mm以下であることが好ましい。
本発明のインプリントモールドにおいて、前記曲率の曲率半径Rは、前記台座の前記周辺面からの高さHに対して、0.8H≦R≦1.2Hを満たす大きさであることが好ましい。
本発明のインプリントモールドにおいて、前記曲率が、前記基部の外周全体で略均一であることが好ましい。
本発明のインプリントモールドにおいて、前記台座の表面に凹凸パターンを有するか、又は前記台座の表面に凹凸パターンを有しないことが好ましい。
本発明のインプリントモールドは、SiOを90質量%以上含むガラスからなることが好ましい。
本発明のインプリントモールドにおいて、前記ガラスは、TiOを10質量%以下含むことが好ましい。
本発明のインプリントモールド用基板は、上記の何れかのインプリントモールドを得るための、前記台座の表面に凹凸パターンを有しないものである。
本発明によれば、超精密洗浄後等の異物の付着を低減することのできるインプリントモールドを提供する。
実施形態のインプリントモールドの一例を表わす平面図である。 図1に示すインプリントモールドのII−II線に沿った断面図である。 凹凸パターンが形成されたインプリントモールドの一例を表わす断面図である。 実施形態のインプリントモールドの基部近傍の拡大図である。 他の実施形態のインプリントモールドの基部近傍の拡大図である。 基部の曲率の変化率の評価方法を説明するための図である。 実施形態のインプリントモールドの製造方法の一例を表わすフローチャートである。
図7の非貫通穴形成工程のフローチャートである。 図7の台座形成工程のフローチャートである。 図7の非貫通穴形成工程の完了後のガラス基板の断面図である。 図7の台座形成工程の完了後のガラス基板の断面図である。 比較例のインプリントモールドの断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。各図面において、同一の又は対応する構成には、同一の又は対応する符号を付して説明を省略する。本発明におけるインプリントモールドは、台座に凹凸パターンが形成されたものと凹凸パターンのないものとの両者を含み、単にモールドとも呼ぶ。また、本明細書において、平面視とは、主表面に対し垂直な方向から見たことを意味する。
図1は、本実施形態のインプリントモールド10の平面図である。図2は、図1のII―II線に沿ったインプリントモールド10の断面図である。
インプリントモールド10は、一方の面、すなわち、表面形状を転写材に転写するための転写面に、台座13を有している。台座13は、周囲を段差で取り囲まれ周囲よりも突出する形状であり、メサ(mesa)と呼ばれる。台座13は側面13aを有しており、台座13との間に段差を有する周辺面11bに囲まれている。周辺面11bは、台座13の表面13bに対し平行とされる。
平面視において、台座13の形状(表面13bの形状)は、例えば図1に示すように矩形である。平面視において、台座13の表面13bの形状は、円形、楕円形、五角形以上の多角形などでもよい。
インプリントモールド10において、台座13の基部16は、インプリントモールドの内部に向かって凹状の曲率を有している。そして、台座13は、基部16において周辺面11bと連続的に接続されている。台座13は、周辺面11bと連続的に接続されていることで、基部16に段差やくぼみを有さず、例えば超精密洗浄後の、基部16への異物の付着が抑制される。
一方、インプリントモールド10の周辺面11bと対向する第2主表面12の中央部には、非貫通穴14が形成されている。非貫通穴14の形状は、例えば図1および図2に示すように円柱である。尚、非貫通穴14の形状は、円錐台、角柱、角錐台などでもよい。ここで、図1、2のインプリントモールド10は非貫通穴14を有しているが、非貫通穴14は必須ではなく、必要に応じて設けられる。
図1に示すように、平面視において、非貫通穴14の開口縁14aの内側に、台座13が配される。また、平面視において、台座13の中心および非貫通穴14の中心は、インプリントモールド10の中心と一致している。
図3に示すように、インプリントモールド10は、台座13の表面13bに凹凸パターンが形成されて使用される。インプリントモールド10と基板15との間に転写材17を挟み、インプリントモールド10の凹凸パターンを転写材17に転写する。転写材17の凹凸パターンは、インプリントモールド10の凹凸パターンが略反転したものとなる。本実施形態のインプリントモールドは、このように、凹凸パターンの形成されたものであってもよい。
図4及び図5は、ガラス基板に非貫通穴14と台座13を形成したインプリントモールド20a、20bの、台座13の基部16近傍の拡大図である。図4に示すように、インプリントモールド20aにおいては、台座13は基部16において、周辺面11bと連続的に接続されている。基部16は、インプリントモールドの内部に向けて凹状の曲率を有している。また、図5に示すインプリントモールド20bのように、台座13の側面13aが、基部16を含んで高さ方向全体に曲率を有して周辺面11bと接続されていてもよい。基部16が上記形状であることで、図4及び図5に示すインプリントモールド20a、20bは、超精密洗浄等の後に基部16にパーティクルが残留しにくく、清浄な表面を得ることができる。
なお、本実施形態のインプリントモールドは、基部16がインプリントモールドの内部に向かって凹状の曲率を有して周辺面11bと連続的に接続されれば、その他の形状は特に限定されない。例えば、台座13の表面13bと側面13aの接続箇所が曲率や傾斜を有していてもよい。
基部16の曲率半径Rは、例えば、基部16上の任意の曲率測定点において、0.001mm以上0.1mm以下であることが好ましい。基部16の曲率半径Rは、0.001mm以上であると、超精密洗浄等の後に基部16にパーティクルが残留しにくい。曲率半径Rは、0.1mm以下であることで、台座13と周辺面11bの境界があいまいになりにくく、凹凸パターンを形成し、当該パターンを転写する場合に優れたインプリント特性を得ることができる。
基部16の曲率半径Rは、例えば、図5に示すように、基部16上の任意の曲率測定点P1を通り台座13の表面13bの外周と直交する断面で切断したときに、当該断面の曲率測定点P1における法線16Nと、当該断面の周辺面11bと基部16との境界点P2における法線11Nとの交点をP0として、P0とP1の間の距離として測定することができる。また、基部16の曲率半径Rは、基部16の上記断面の曲線上に位置する3点以上の任意の点を通る円の半径として測定してもよい。
基部16の曲率半径Rは、任意の曲率測定点において、台座13の周辺面11bからの高さHに対して、0.8H≦R≦1.2Hを満たす大きさであることが好ましい。基部16の曲率半径Rは、0.8H以上であると、例えば、高精密洗浄後に基部16にパーティクルが残留しにくく、1.2H以下であることで、台座13と周辺面11bとの境界があいまいになりにくい。
基部16の曲率半径Rは、基部16の外周全周にわたって略均一に形成されて、その変化率が小さいことが好ましい。曲率半径Rの変化率が小さいほど、基部16への異物付着抑制効果が向上する。曲率半径Rの変化率は、例えば、台座13の表面13bの外周を、略等間隔に区切った点を含み、当該表面13bの外周と直交する面で切断して得られる複数の断面で測定される曲率半径Rによって評価することができる。複数の断面で測定される曲率半径Rがいずれも、それらの相加平均から−10%〜+10%の範囲、好ましくは、−5%〜+5%の範囲にあるときに、曲率半径Rが略均一であると評価できる。
この場合、評価に採用する断面の数(等間隔に区切る点の数)は、台座13の大きさにもよるが、台座13の外周長さが80mm〜320mm程度の場合で、8〜80であることが好ましい。前記外周長さが80mm〜160mmの場合は、8〜32であることがより好ましく、前記外周長さが160mm〜320mmの場合は、32〜80であることがより好ましい。
また、台座13が多角形である場合には、次のように、基部16の曲率半径Rの変化率を評価してもよい。台座13の表面13bの外周の各辺をN等分する点(Nは2以上の整数である。)を含み、台座13の外周と直交する複数の断面における基部16の曲率半径Rを測定する。これにより得られる複数の曲率半径Rがいずれも、これらの相加平均から−10%〜+10%の範囲、好ましくは、−5%〜+5%の範囲にあるときに、台座13の外周全周における接続部16の曲率半径Rが略均一であると評価してもよい。
例えば、台座13が矩形であり、Nが4である場合には、図6に示すように、台座13の表面13bの外周の各辺を4等分する12個の点pを通り台座13の表面13bの外周と直交する断面における曲率半径Rを測定し、これら複数の面で測定される曲率半径Rによって、変化率を評価することができる。
また、台座13の外周長さが80mm〜320mm程度の場合で、上記複数の断面における、所定の基部16の曲率半径Rと、その隣り合う断面における曲率半径Rとの差がいずれも、0.01mm以下、好ましくは、0.005mm以下であるときに、台座13の外周全周における基部16の曲率半径Rが略均一であると評価してもよい。
なお、各辺を等分する数Nは、任意に決定することができるが、上記外周長さの台座13で、台座13の表面13bが矩形の場合、測定作業負荷を軽減しながら測定精度を向上させる点で、3〜21であることが好ましい。
基部16の断面形状は、インプリントモールドを台座13の表面13bに垂直な断面で切断し、その断面を観察することで評価することができる。インプリントモールドが例えば、後述するようにガラスからなる場合、その切断は、集光イオンビーム(FIB)、イオンミリング断面加工装置(CP)、ウルトラミクロトーム、ダイヤモンドペンによる劈開等によって行うことが可能である。断面形状は、透過型電子顕微鏡(TEM)、走査型電子顕微鏡(SEM)、二次元/三次元座標測定機、デジタルマイクロスコープ、顕微鏡等によって観察することができる。より具体的には、例えば、ダイヤモンドペンで劈開したインプリントモールドの試料片を作製し、三次元座標測定機(O−INSPECT、東京精密社製)などで断面を観察し、解析することで基部16の曲率を求めることができる。
インプリントモールド10は、例えばガラスで形成される。ガラスは、SiOを90質量%以上含む石英ガラスが好ましい。石英ガラスに占めるSiO含有量の上限値は、100質量%である。
石英ガラスは、一般的なソーダライムガラスに比べて、紫外線の透過率が高い。また、石英ガラスは、一般的なソーダライムガラスに比べて、熱膨張率が小さく、温度変化による凹凸パターンの寸法変化が小さい。
石英ガラスは、SiOの他に、TiOを含んでよい。TiO含有量が多いほど、ガラス表面のOH基の密度が大きく、ガラス表面と転写材17との親和性が高い。よって、インプリントモールド10と基板15との間に巻き込まれた気泡の消失時間が短縮できる。
石英ガラスは、SiOを90〜95質量%、TiOを5〜10質量%含んでよい。TiO含有量が5〜10質量%であると、室温付近での熱膨張率が略ゼロであり、室温付近での寸法変化がほとんど生じない。
この石英ガラスの反射損失を含む分光透過率は、80%以上が好ましく90%以上がさらに好ましい。反射損失を含む分光透過率が80%以上であれば、光の照射後に、転写材である樹脂の硬化が短時間で完了し、面内の樹脂の硬化の程度に差異も生じにくい。また、この石英ガラスの屈折率(n)は1.45〜1.55が好ましく、屈折率分布(Δn)は5×10−4以下が好ましい。屈折率分布が小さいことにより、安定した光インプリントが可能となる。上記特性は、使用する石英ガラスの一部(光インプリントするときに、光の照射を受ける部分)に備わっていればよい。
石英ガラスは、SiOおよびTiO以外の微量成分を含んでもよいが、微量成分を含まないことが好ましい。上記微量成分は、ガラス形成酸化物である網目形成酸化物と修飾酸化物のことを指す。網目形成酸化物としては例えば、BやGeO、P等が挙げられる。修飾酸化物としては、アルカリ金属酸化物やアルカリ土類金属酸化物などが挙げられる。
(インプリントモールドの製造方法)
図7は、インプリントモールドの製造方法の一例を表わすフローチャートである。図8は、図7の非貫通穴形成工程のフローチャートである。図9は、図7の台座形成工程のフローチャートである。図10は、図7の非貫通穴形成工程の完了後のガラス基板20の断面図である。図11は、図7の台座形成工程の完了後のガラス基板20(インプリントモールド)の断面図である。図11において、二点鎖線は台座形成工程の開始前のガラス基板20の状態を示す。
本実施形態のインプリントモールドの製造方法は、図7に示すように、非貫通穴形成工程S11と、台座形成工程S12と、パターン形成工程S13を有する。なお、図7では、非貫通穴形成工程S11の後に台座形成工程S12が行われるが、その順序は逆でもよく、台座形成工程S12の後に非貫通穴形成工程S11が行われてもよい。また、非貫通穴形成工程S11の途中で、台座形成工程S12が行われてもよい。
非貫通穴形成工程S11は、図10に示すようにガラス基板20の第2主表面12の中央部に非貫通穴14を形成する。非貫通穴形成工程S11は、図8に示すように、研削工程S111と、内側面研磨工程S112と、内底面研磨工程S113とを有する。なお、図8では、内側面研磨工程S112の後に内底面研磨工程S113が行われるが、その順序は逆でもよく、内底面研磨工程S113の後に内側面研磨工程S112が行われてもよい。また、内側面研磨工程S112と内底面研磨工程S113とが同時に行われてもよい。
研削工程S111は、第2主表面12を研削する。内側面研磨工程S112は、研削工程S111によって得られる非貫通穴14の内側面を研磨する。内底面研磨工程S113は、研削工程S111によって得られる非貫通穴14の内底面を研磨する。これにより、非貫通穴14を有するガラス基板20が得られる。
図7に示す台座形成工程S12では、図10に示すようにガラス基板20の第1主表面11の外周部を掘り下げることで、第1主表面11の中央部に周囲を段差で取り囲まれ周囲よりも突出したメサと呼ばれる台座13を形成する。また、同時に、第1主表面が掘り下げられることで周辺面11bが露出して形成されるとともに、曲率を有する基部16が形成される。台座形成工程S12は、後述するように、ウェットエッチングやドライエッチングによって行われる。これらウェットエッチングやドライエッチングの条件等を設計することで、台座形成工程S12において、基部16に曲率を持たせることができる。
台座形成工程S12は、図9に示すように、台座13となるエリアに保護膜を形成する保護膜形成工程S121と、保護されていない外周部を掘り下げるエッチング工程S122とを有する。
保護膜形成工程S121は、台座13となるエリアに保護膜を形成する。保護膜は、スパッタ法、真空蒸着等の物理気相成長法(PVD法)、化学気相成長法(CVD法)、原子層堆積法(ALD法)等により成膜することができる。保護膜は単層構造、複層構造のいずれでもよい。保護膜の材料としては、Cr、Al、Zn、Fe、Mo、Ti、Wから選ばれる少なくとも1つの金属元素を含む単金属、合金、窒化物、酸化物、炭化物、炭窒化物、酸窒化物、または酸炭窒化物等が挙げられる。また、保護膜は、Ta、TaHf、TaZr、TaHfZrなどのタンタル化合物、もしくはタンタル化合物を主材料とし、Be、Ge、Nb、Si、C、N等の副材料を加えた複合材料で形成されてもよい。
また、保護膜は、ガラス基板の台座形成領域を含む表面に上記材料の薄膜を形成した後、薄膜上にフォトリソグラフィ法によって台座用のレジストパターンを形成し、台座形成領域外をエッチングすることで形成されるようにしてもよい。
保護膜の厚さは、例えば10〜3000nmであり、好ましくは1000nm以下、より好ましくは500nm以下である。保護膜が複層構造からなる場合、層数は、例えば1〜20層であり、好ましくは10層以下、より好ましくは5層以下である。
保護膜をフォトリソグラフィ法により形成する場合、保護膜形成時に、保護膜上にフォトリソグラフィに用いられるレジストを残しても良い。保護膜上にレジストを残すことで、続くエッチング工程において保護膜の欠け等を防ぐことができ、台座断面形状を高い制御性で形成することができる。この場合のレジストの厚さは、例えば0.1〜10μmであり、好ましくは5μm以下、より好ましくは3μm以下である。
エッチング工程S122では、ウェットエッチングやドライエッチングなどによって、保護膜の外周部を掘り下げる。ドライエッチングでは、反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etching)法を用いることで外周部を掘り下げることができる。エッチングガスは、例えばCF、CHF、CH、C、Cなどのフッ素を含むガス、F等を使用することができる。プラズマ生成方法は、例えば平行平板型、誘導結合型、有磁場誘導結合型等を使用することができる。
ウェットエッチングでは、ガラスエッチング溶液にガラス基板20を浸漬することで保護膜の外周部を掘り下げることができる。エッチング溶液は、ガラスのエッチングに用いられる一般的なもの、例えば、フッ化水素酸、フッ化水素酸とフッ化アンモニウムの混合溶液、フッ化水素酸と硝酸または塩酸との混合溶液、アルカリ系洗剤、水酸化ナトリウム水溶液と水酸化アルカリ金属を含む水酸化アルカリ金属水溶液、水酸化アンモニウムと過酸化水素水と水の混合水溶液(APM)などが用いられる。アルカリ系洗剤の具体例としては、例えば、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製のサンウォッシュ(登録商標)が挙げられる。
エッチング液としては、管理や制御、エッチングレートの速さ、コスト低減の観点から、フッ化水素酸、フッ化水素酸とフッ化アンモニウムの混合溶液、フッ化水素酸と硝酸または塩酸との混合溶液が好ましい。いずれの場合も、フッ化水素酸の濃度は例えば0.01質量%〜25質量%である。エッチング液の液温は、例えば10℃〜70℃、好ましくは15℃〜25℃である。エッチング液の液温が低すぎると、エッチングレートの速さが遅く、生産性が悪化することがある。一方、エッチング液の液温が高過ぎると、水分が揮発するため、濃度管理が難しくなることがある。ウェットエッチングは、台座断面形状を高い制御性のもと形成するため、基板を揺動、回転させてもよく、また、エッチング溶液を槽内で循環させてもよい。ウェットエッチングにおいてはこれらを併用することが好ましい。
上記のようにウェットエッチングすると、第1の主表面11がエッチングされ周辺面11b、側面13a、基部16が形成される。このときのエッチング面の算術平均粗さ(Ra)は、エッチング液種、濃度、液温、添加剤を変えることで0.01nm〜7.0nmの範囲で調整することができ、好ましくは1.0nm以下、より好ましくは0.4nm以下である。例えば、フッ化アンモニウムとフッ化水素酸の混合溶液(10:1バッファードフッ酸)を液温25℃で使用した場合、エッチング面の算術平均粗さ(Ra)は0.3nmであった。算術平均粗さ(Ra)の測定は、例えば、原子間力顕微鏡(商品名:Dimension Icon、BRUKER社製)、非接触表面形状測定機(商品名:NewView、Zygo社製)で周辺面11bを測定するが、側面13aも基部16も同じ値となる。
エッチング工程S122において、エッチングの条件は、台座13の基部16が曲率を有して形成されるように設定される。例えば、エッチング工程S122を、ウェットエッチングで行うと、ウェットエッチングでは、保護膜の外周からガラスの内部に向けてあらゆる方向に同じ速度でエッチング(等方性エッチング)されるために、曲率を有する基部16を形成することが可能である。これにより、例えば、図5に示す形状のインプリントモールドが得られる。
図7に示すパターン形成工程S13において、台座13の表面13bに凹凸パターンを形成して図3に示すインプリントモールド10が作成される。台座13の表面13bに凹凸パターンを形成する方法としては、例えばエッチング法などが用いられる。エッチングのマスクパターンは、インプリント法、フォトリソグラフィ法のいずれによって作製されてもよい。
なお、本実施形態のインプリントモールドでは、第2主表面12に非貫通穴14を形成するが、第2主表面12に非貫通穴14を形成しなくてもよい。
その後、上記で得られたインプリントモールドに付着する研磨粒子や分散媒などの異物を除去する洗浄工程が行われる。これら研磨粒子や分散媒は、例えば、図7に示される非貫通穴形成工程S11、台座形成工程S12等でインプリントモールドに付着するものである。洗浄工程は、通常、直径が50〜100nm程度の異物を除去する超精密洗浄を含む。この超精密洗浄では、スポンジを使ったスクラブ洗浄を行う。超精密洗浄では、一般的に加傷性が低いポリビニルアルコール製スポンジを使用し、洗浄液をインプリントモールドにかけ流しながら、回転したスポンジをインプリントモールドに押し当てることで異物を除去する。
超精密洗浄において、洗浄液は、アンモニアと過酸化水素水の混合液(APM)、塩酸と過酸化水素水の混合液(HPM)、硫酸と過酸化水素水の混合液(SPM)、フッ化水素(HF)濃度1〜2質量%程度の希フッ化水素酸(DHF)、フッ化水素酸と硝酸の混合溶液、アルカリ性洗浄液等、半導体基板やガラス基板の洗浄に一般的に用いられるものが使用できる。さらに、洗浄液をリンスするために、純水やIPA(イソプロピルアルコール)などのリンス液が用いられる。また、超精密洗浄において、純水や洗浄液に超音波が印加されてもよい。この場合、超音波の周波数は例えば28kHz〜3000kHzの範囲内である。超音波の周波数が上記範囲内であれば、超音波洗浄によるガラス表面のダメージが小さい。
本実施形態のインプリントモールドは、例えば図4、5に示すように、台座13の基部16がインプリントモールドの内部に向かって凹形状の曲率を有して周辺面11bに連続的に接続されている。そのため、上記超精密洗浄において、スポンジが基部16に接触しやすく、基部16の異物を効率的に除去することができるため、清浄な表面を得ることができる。
次に、本発明の実施例について説明する。本発明は以下の実施例に限定されない。例1〜3は実施例、例4〜9は比較例である。
(例1〜3)
TiOがドープされた石英ガラス基板の第1主表面とその反対側の主表面(第2主表面)とを両面研磨機を用い、スエードタイプの研磨布、酸化セリウム研磨材を使用して順に研磨したのち、研磨材をコロイダルシリカに変更してさらに研磨し、大きさ152mm×152mm×厚み6.35mmの平板状のインプリントモールド用ガラス基板を得た。このガラス基板の特性を確認したところ、屈折率(ng)は1.491、屈折率(nF)は1.486、屈折率(ne)は1.482、屈折率(nd)は1.480、屈折率(nc)は1.478であった。また、波長365nmにおける透過率(T365)は、10mm換算の内部透過率で93.7%であった。
ガラス平板基板の第2主表面の中央部に、円柱状の非貫通穴を研削加工により形成した。非貫通穴の大きさは直径64mm、深さ5mmとした。非貫通穴を形成した後、フェルトバフ、酸化セリウム研磨材を使用して順に研磨し、非貫通穴を有するガラス基板を得た。
前記で得られた非貫通穴を有するガラス基板の第1主表面に、第1主表面側(ガラス面側)からCrO層、CrN層が積層する構造を有するCr系薄膜(保護膜)を100nmの厚みで形成した。続いて、Cr系薄膜の上にレジストをスピンコートにより塗布し、第1主表面の略中央部の35mm×35mmの大きさの台座形成領域の外側エリアに対して紫外光による露光と現像を行い、台座用のレジストパターンを形成した。
次に、上記台座用のレジストパターンを形成したガラス基板について、塩素系ガスと酸素ガスの混合ガスをエッチングガスに用いたドライエッチングにより、台座用のCr系薄膜パターンとレジストパターンから成るエッチングマスク膜パターンを形成した。
次に、フッ化水素酸とフッ化アンモニウムの混合液でウェットエッチングを行い、周囲からの高さが30μm程度の、基部が曲率を有する台座を作製した。その後、硫酸過水(硫酸と過酸化水素の混合水溶液)により上記レジストパターンを除去し、続いて、硝酸第2セリウムアンモニウム液で上記Cr系薄膜パターンを除去した。これにより、図5に示す形状のインプリントモールドを得た。上記のようにして、例1〜3の3個のインプリントモールドを製造した。
(例4〜9)
上記台座用のレジストパターンを形成したガラス基板について、四フッ化炭素(CF)ガスを用いてドライエッチングを施し、図12に表す形状の台座の基部に曲率を有しないインプリントモールドを得た。このようにして例4〜9の6個のインプリントモールドを製造した。
上記で得られた各例のインプリントモールドについて次のように超精密洗浄を行った。洗浄液として、アルカリ性洗浄液を使用し、ポリビニルアルコール製スポンジを使用して、洗浄液をかけ流しながら、回転したスポンジをインプリントモールドに押し当てて洗浄を行った。その後、純水によって洗浄液をリンスした。
洗浄後のインプリントモールドについて、マスクブランクス用異物検査装置(レーザーテック社の欠陥検査装置M6641S)を用いてナノメートルサイズの異物のサイズと発生位置を検出した。直径40nm程度以上の異物の発生個数が0個のものを○、これ以外を×として評価した。
Figure 0006805834
表1に示されるように、台座の側面が高さ方向全体に曲率を有して周辺面と連続的に接続された形状の実施例(例1〜3)のインプリントモールドでは、超精密洗浄後のインプリントモールド表面の異物の量が極めて少ないことが分かる。これに比べて、台座の基部に曲率を有しない比較例(例4〜9)のインプリントモールドでは、超精密洗浄後に、台座の基部に異物が付着して表面の異物の量が多くなったことが分かる。
10、20a、20b…インプリントモールド、11…第1主表面、11N…法線、11a…側面、11b…周辺面、12…第2主表面、13…台座、13a…側面、13b…表面、14…非貫通穴、14a…開口縁、15…基板、16…基部、16N…法線、17…転写材、20…ガラス基板、S11…非貫通穴形成工程、S12…台座形成工程、S13…パターン形成工程、S111…研削工程、S112…内側面研磨工程、S113…内底面研磨工程、S121…保護膜形成工程、S122…エッチング工程、P0…交点、P1…曲率測定点、P2…境界点、R…曲率半径。

Claims (9)

  1. 表面形状を転写材に転写するための転写面を有するインプリントモールドであって、
    前記転写面は、周囲よりも突出する台座と、前記台座を取り囲む周辺面とを有し、
    前記転写面と対向する第2の主表面に、前記台座が収まる非貫通穴を形成し、
    前記台座の基部が凹状の曲率を有して前記周辺面と連続的に接続されたことを特徴とするインプリントモールド。
  2. 前記台座の側面が高さ方向全体に曲率を有して前記周辺面と接続されたことを特徴とする請求項1に記載のインプリントモールド。
  3. 前記曲率の曲率半径Rは、0.001mm以上0.1mm以下である請求項1または2に記載のインプリントモールド。
  4. 前記曲率の曲率半径Rは、前記台座の前記周辺面からの高さHに対して、
    0.8H≦R≦1.2Hを満たす大きさである請求項1〜3のいずれか1項に記載のインプリントモールド。
  5. 前記曲率が、前記基部の外周全体で略均一である請求項1〜4のいずれか1項に記載のインプリントモールド。
  6. 前記台座の表面に凹凸パターンを有する請求項1〜5のいずれか1項に記載のインプリントモールド。
  7. SiOを90質量%以上含むガラスからなることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のインプリントモールド。
  8. 前記ガラスは、TiOを10質量%以下含むことを特徴とする請求項に記載のインプリントモールド。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載のインプリントモールドを得るための、前記台座の表面に凹凸パターンを有しないインプリントモールド用基板。
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