JP6805120B2 - サウンドコントローラを備えた車両 - Google Patents

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Description

本発明は、サウンドコントローラを備えた車両に関する。
内燃機関(以下、エンジンという)を備えた車両では、運転者は、エンジン音を聞きながら運転を行う。近年の騒音規制の高まりにより、エンジンの低騒音化が進んでいる。エンジンの低騒音化により、運転者に聞こえるエンジン音は従来よりも小さくなっている。その結果、アクセル操作に応じたエンジン音が聞こえず、運転者が違和感を感じる場合がある。
従来から、録音したエンジン音または人工的に作成したエンジン音をアクセル操作子の操作量に応じて出力する車両が知られている。例えば特許文献1に、そのような車両が開示されている。このような車両では、例えば、加速時に運転者がアクセル操作子の操作量を大きくすると、スピーカから大きなエンジン音を出力する。運転者は、上記エンジン音をエンジンの吹き上がり音として認識する。運転者はアクセル操作子の操作量に見合った大きさのエンジン音を聞くことになるので、違和感のない運転を行うことができる。
特開2008−275743号公報
図14は、アクセル操作子の操作量(以下、アクセル操作量という)Aと、スピーカから出力されるエンジン音の音量Vとの関係の一例を示すグラフである。上記従来の車両では、音量Vは、アクセル操作量Aが大きくなるほど大きくなるように設定されていた。音量Vは、アクセル操作量Aが零のときには零になるように設定されていた。
ところで、例えばオートマチック車が減速する際に、運転者がアクセル操作量を零にし、エンジンコントローラがブリッピングを行う場合がある。ブリッピングは、シフトダウン時に、クラッチを切ると同時にエンジン回転速度を一時的に上昇させる動作である。ブリッピングのときには、エンジンの吹き上がり音が発生する。しかし、アクセル操作量Aが零であるため、上記従来の車両では、スピーカから出力されるエンジン音の音量Vは零となる。そのため、エンジンが低騒音化された車両では、運転者はブリッピング時に十分な音量のエンジン音を聞くことができず、違和感を感じてしまうという問題があった。
なお、運転者が上記のような違和感を感じる場面は、ブリッピング時に限られない。このように、スピーカからエンジン音を出力する従来の車両では、アクセル操作量を零にしたときに、運転者が違和感を感じてしまう場合があるという課題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、エンジン音を生成するサウンドコントローラを備え、スピーカからエンジン音を出力する車両であって、運転者がアクセル操作量を零にしたときに違和感を感じにくい車両を提供することである。
本発明に係る車両は、内燃機関と、前記内燃機関に連結された駆動輪と、運転者によって操作されるアクセル操作子と、前記アクセル操作子の操作量を検出するアクセルセンサと、車両状態を検出する車両状態センサと、前記アクセルセンサおよび前記車両状態センサに接続され、前記アクセルセンサおよび前記車両状態センサからの信号に基づいて前記内燃機関を制御するエンジンコントローラと、前記アクセルセンサおよび前記車両状態センサに接続され、または、少なくとも前記エンジンコントローラに接続され、前記アクセルセンサによって検出される前記アクセル操作子の操作量および前記車両状態センサによって検出される前記車両状態に基づいてエンジン音を生成するサウンドコントローラと、前記サウンドコントローラに通信可能に接続され、前記エンジン音を出力するスピーカと、を備える。前記サウンドコントローラは、前記アクセルセンサによって検出される前記アクセル操作子の操作量が零であり、かつ、前記車両状態センサによって検出される前記車両状態が予め定めた所定状態のときに、前記エンジン音の音量を零よりも大きな値に設定するエンジン音制御部を有している。
上記車両によれば、車両状態が予め定めた所定状態の場合には、アクセル操作子の操作量が零であったとしても、エンジン音制御部はエンジン音の音量を零よりも大きな値に設定する。そのため、アクセル操作子の操作量が零であったとしても、スピーカからエンジン音が出力される。したがって、運転者はスピーカから出力されるエンジン音を聞くことができるので、違和感を感じにくい。
本発明の好ましい一態様によれば、前記サウンドコントローラは、前記アクセルセンサによって検出される前記アクセル操作子の操作量に応じて定められた第1音量のデータと、前記車両状態センサによって検出される前記車両状態に応じて定められた第2音量のデータと、を記憶する記憶装置を備えている。ここで、前記第1音量は、前記アクセルセンサによって検出される前記アクセル操作子の操作量が零のときに零よりも大きな音量に設定されている。前記エンジン音制御部は、少なくとも前記第1音量と前記第2音量とを乗算してなる音量を前記エンジン音の音量とするように構成されている。
上記態様によれば、エンジン音の音量は、第1音量と第2音量等とを乗算してなる音量に設定されている。そのため、第1音量が零よりも大きな値である場合、エンジン音の音量は零とはならない。上記態様によれば、さらに、アクセル操作子の操作量が零の場合、第1音量は零よりも大きな音量に設定される。よって、アクセル操作子の操作量が零の場合であっても、スピーカからエンジン音が出力される。
前記車両状態は特に限定されない。前記内燃機関はスロットルバルブを備え、前記車両状態センサによって検出される前記車両状態は、前記スロットルバルブの開度、前記スロットルバルブの開度率、前記スロットルバルブの開度の変化率、前記スロットルバルブの開度率の変化率、前記内燃機関の回転速度、前記内燃機関のトルク、前記内燃機関の負荷、前記内燃機関の負荷の変化率、前記車両の走行速度、および前記車両の加速度のうちの少なくとも一つであってもよい。
前記内燃機関は燃料噴射装置を備え、前記車両状態センサによって検出される前記車両状態は、前記燃料噴射装置の燃料噴射量、前記内燃機関の回転速度、前記内燃機関のトルク、前記内燃機関の負荷、前記内燃機関の負荷の変化率、前記車両の走行速度、および前記車両の加速度のうちの少なくとも一つであってもよい。
前記エンジンコントローラは、ブリッピングが行われることを示すブリッピング信号を送信するブリッピング信号送信部を有していてもよい。前記エンジン音制御部は、前記ブリッピング信号送信部から前記ブリッピング信号を受信すると、前記アクセルセンサによって検出される前記アクセル操作子の操作量が零であっても、前記エンジン音の音量を一時的に増加させるように構成されていてもよい。
前記車両は、運転者によって操作されるシフト操作子と、前記シフト操作子の位置を検出するシフトセンサと、を備えていてもよい。前記エンジン音制御部は、前記シフトセンサからの信号を受け、シフトダウンが行われることを検出すると、前記アクセルセンサによって検出される前記アクセル操作子の操作量が零であっても、前記エンジン音の音量を一時的に増加させるように構成されていてもよい。
前記車両状態センサによって検出される前記車両状態は、前記車両の走行速度であってもよい。前記エンジン音制御部は、前記車両状態センサによって検出される前記走行速度が零よりも大きく、かつ、減少しているときに、前記アクセルセンサによって検出される前記アクセル操作子の操作量が零であっても、前記エンジン音の音量を零よりも大きな値に設定するように構成されていてもよい。
前記車両は、運転者によって操作され、前記内燃機関の自動運転を指示するクルーズコントロール信号を送信するクルーズコントロールスイッチを備えていてもよい。前記エンジン音制御部は、前記クルーズコントロールスイッチから前記クルーズコントロール信号を受信すると、前記アクセルセンサによって検出される前記アクセル操作子の操作量が零であっても、前記エンジン音の音量を零よりも大きな値に設定するように構成されていてもよい。
前記車両状態センサによって検出される前記車両状態は、前記車両の走行速度であってもよい。前記サウンドコントローラは、前記内燃機関が動作中であり、かつ、前記アクセルセンサによって検出される前記アクセル操作子の操作量が零であり、かつ、前記車両状態センサによって検出される前記走行速度が零の場合は、前記エンジン音の音量を零に設定する無音制御部を有していてもよい。
本発明によれば、エンジン音を生成するサウンドコントローラを備え、スピーカからエンジン音を出力する車両において、運転者がアクセル操作量を零にしたときに違和感を感じにくくすることができる。
実施形態に係る自動車の模式的な側面図である。 前記自動車のサウンド制御を行う制御システムのブロック図である。 車両状態センサの例を示すブロック図である。 前記制御システムの一部のブロック図である。 第1音量のデータの一例を示すグラフである。 第2音量のデータの一例を示すグラフである。 他の第2音量のデータの一例を示すグラフである。 自動車の走行パターンのタイムチャートである。 従来のサウンド制御によるエンジン音の変化を表すグラフである。 実施形態に係るサウンド制御によるエンジン音の変化を表すグラフである。 他の実施形態に係る第2音量のデータを示すグラフである。 他の実施形態に係る第2音量のデータを示すグラフである。 他の実施形態に係る第2音量のデータを示すグラフである。 他の実施形態に係る第2音量のデータを示すグラフである。 他の実施形態に係るサウンド制御を行う制御システムのブロック図である。 従来のサウンド制御に係るアクセル操作量とエンジン音の音量との関係を示すグラフである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。図1は、車両の一例としての乗用自動車(以下、単に自動車という)100を模式的に表している。自動車100は、走行用の駆動源としての内燃機関(以下、単にエンジンという)5と、エンジン5に連結された駆動輪としての左右の前輪101と、左右の後輪102と、を備えている。自動車100は、左右のドア103を備えている。ドア103の内部には、運転室104が設けられている。運転室104は、ドア103および窓105によって、外部と仕切られている。
図2に示すように自動車100は、アクセルペダル6を備えている。アクセルペダル6は、運転者によって操作されるアクセル操作子の一例である。運転者はアクセルペダル6を操作することにより、エンジン5の出力を調整することができる。また、自動車100は、アクセルペダル6の操作量(以下、アクセル操作量という)を検出するアクセルセンサ7と、車両状態を検出する1または2以上の車両状態センサ20とを備えている。アクセル操作量は、アクセルペダル6の状態を一義的に表すパラメータであり、例えば、アクセル開度率、アクセル開度などである。なお、アクセル開度率とは、アクセル操作子の最大開度に対する開度の割合のことである。車両状態とは、車両の状態を一義的に表すパラメータである。車両状態および車両状態センサ20の具体例については後述する。
自動車100は、ECU(Electric Control Unit)からなるエンジンコントローラ10を備えている。エンジンコントローラ10は、アクセルセンサ7および車両状態センサ20と有線または無線により通信可能に接続されている。エンジンコントローラ10は、アクセルセンサ7および車両状態センサ20から信号を受け、エンジン5を制御するように構成されている。エンジン5は、燃料噴射弁(図示せず)およびスロットルバルブ23A(図3参照)を備えている。エンジンコントローラ10は、上記燃料噴射弁およびスロットルバルブ23Aを制御することにより、エンジン5の出力を制御するように構成されている。
自動車100はいわゆるオートマチック車である。自動車100は、シフト位置がドライブ位置の場合、自動的に変速を行うオートマチック運転を行う。エンジンコントローラ10は、変速の際にブリッピングを行う。例えば、エンジンコントローラ10は、シフトダウン時に、クラッチ(図示せず)を切ると同時にエンジン回転速度を一時的に上昇させる制御を行う。
また、自動車100は、ECUからなるサウンドコントローラ30を備えている。サウンドコントローラ30は、有線または無線により、エンジンコントローラ10と通信可能に接続されている。ここではサウンドコントローラ30は、エンジンコントローラ10とCAN(Controller Area Network)通信を行うように構成されている。また、サウンドコントローラ30は、エンジンコントローラ10を介して、アクセルセンサ7および車両状態センサ20と間接的に接続されている。ただし、サウンドコントローラ30は、アクセルセンサ7および車両状態センサ20の一方または両方と直接接続されていてもよい。サウンドコントローラ30はさらに、アンプ41を介してスピーカ42に接続されている。
図3に、車両状態センサ20の具体例を示す。本実施形態では自動車100は、車両状態センサ20として、エンジン5の回転速度を検出するエンジン回転速度センサ21、自動車100の速度を検出する車速センサ22、エンジン5のスロットルバルブ23Aの操作量を検出するスロットルセンサ23、運転者によって操作されるシフト操作子の一例であるシフトレバー24Aの位置を検出するシフトセンサ24、燃料噴射装置25Aから噴射される燃料の圧力を検出する燃料圧力センサ25B、エンジン5の吸入空気量を検出する吸入空気量センサ26、エンジン5の吸入空気の温度を検出する吸入空気温度センサ26B、エンジン5の吸入空気の空燃比を検出する空燃比センサ26C、エンジン5の冷却水の温度を検出する冷却水温センサ27、およびブレーキ(図示せず)の操作量を検出するブレーキセンサ28を備えている。なお、燃料噴射装置25Aは、エンジンコントローラ10により、所定量の燃料を噴射するように制御される。エンジンコントローラ10は、燃料噴射量を検出する燃料噴射量センサとしても機能する。よって、自動車100は燃料噴射量センサも備えている。なお、ここで挙げるセンサは例示に過ぎない。自動車100は前記センサのうちの1つまたは2つ以上を備えていなくてもよい。また、自動車100は、車両状態センサ20として、前記センサ21〜28以外のセンサを備えていてもよい。
エンジンコントローラ10は、アクセルセンサ7および車両状態センサ20(詳しくは、前記センサ21〜28)からの信号を受け、エンジン5の制御に必要な各種の情報を入手および生成する。サウンドコントローラ30は、エンジンコントローラ10から信号を受け、各種の情報を入手する。例えば、図4に示すように、サウンドコントローラ30はエンジンコントローラ10から、エンジン回転速度に関する信号P1、アクセル操作量に関する信号P2、車速に関する信号P3、シフト位置に関する信号P4、スロットバルブの操作量に関する信号P5、およびブリッピングに関する信号P6を受信する。
サウンドコントローラ30は、CPU35、サウンド音源36、メモリ38、入力インターフェース31、および出力インターフェース32を備えている。入力インターフェース31は、エンジンコントローラ10の出力インターフェース(図示せず)と通信可能に接続されている。自動車100は、オーディオアンプ41と、オーディオアンプ41に接続された汎用のスピーカ42とを備えている。図示は省略するが、オーディオアンプ41は、ラジオや音楽プレーヤなどのオーディオ機器に接続されている。スピーカ42は、自動車100の運転室104の室内に設置されたスピーカである。スピーカ42は、例えば、自動車100のドア103に設けられたドアスピーカである(図1参照)。ただし、スピーカ42の設置場所はドア103に限定されない。出力インターフェース32は、オーディオアンプ41に接続されている。
なお、自動車100は、サウンドコントローラ30のための専用のスピーカ43を備えていてもよい。サウンドコントローラ30はアンプ37を備え、専用スピーカ43は、アンプ37に接続された出力インターフェース33に接続されていてもよい。自動車100は、汎用のスピーカ42および専用のスピーカ43のいずれか一方のみを備えていてもよく、両方を備えていてもよい。汎用のスピーカ42および専用のスピーカ43の個数および配置は何ら限定されない。ただし、以下の説明では、自動車100は汎用のスピーカ42を備え、専用のスピーカ43を備えていないこととする。
サウンド音源36には、録音されたエンジン音および/またはコンピュータにより人工的に作成されたエンジン音が保存されている。CPU35は、サウンド音源36に保存されたエンジン音をスピーカ42から出力させる。また、CPU35は、スピーカ42から出力されるエンジン音の音量を制御する。CPU35は、サウンドコントローラ30のエンジン音制御部の一例である。メモリ38は、アクセルセンサ7によって検出されるアクセル操作量に応じて定められた第1音量のデータと、車両状態センサ20によって検出される車両状態に応じて定められた第2音量のデータとを記憶している。ここではCPU35は、スピーカ42から出力されるエンジン音の音量を、少なくとも第1音量と第2音量とを乗算してなる音量とするように構成されている。
図5は、第1音量のデータの一例を示すグラフである。図5のグラフの横軸はアクセル開度率Aを表し、縦軸は音量Vを表している。なお、アクセル開度率Aは、前述のようにアクセル操作子の最大開度に対する開度の割合のことであり、ここではアクセルペダル6の最大踏み込み量に対する踏み込み量の割合を表す。本例では、アクセル開度率Aが零のときに、音量VはVA0である。ここで、VA0は零よりも大きな値である。アクセル開度率Aが零よりも大きくかつA1未満では、音量Vはアクセル開度率Aが大きくなるほど大きくなる。アクセル開度率AがA1以上では、音量Vは一定値VA1となる。
図6は、第2音量のデータの一例を示すグラフである。図6のグラフの横軸はスロットル開度率Sを表し、縦軸は音量Vを表している。なお、スロットル開度率Sは、スロットルバルブ23Aの最大開度に対する開度の割合を表し、スロットルバルブ23Aの操作量の一例である。本例では、スロットル開度率Sが零のときに、音量Vは零よりも大きなVS0である。スロットル開度率Sが零よりも大きくかつS1未満では、音量Vはスロットル開度率Sが大きくなるほど大きくなる。スロットル開度率SがS1以上では、音量Vは一定値VS1となる。
本実施形態では、メモリ38は他の第2音量のデータも記憶している。なお、他の第2音量のデータとは、車両状態センサ20によって検出される車両状態に応じて定められる音量のデータであって、前述の第2音量のデータ(図6参照)と異なるデータのことである。図7は、他の第2音量のデータの一例を示すグラフである。図7のグラフの横軸はエンジン回転速度Rを表し、縦軸は音量Vを表している。本例では、エンジン回転速度Rが零のときに、音量Vは零よりも大きなVR0となる。音量Vは、エンジン回転速度Rが大きくなるほど大きくなる。
本実施形態では、CPU35は、第1音量と2つの第2音量とを乗算してなる音量を前記エンジン音の音量とする。すなわち、CPU35は、メモリ38に記憶されている第1音量のデータ(図5参照)を参照し、アクセルセンサ7による検出されるアクセル開度率Aに基づいて第1音量を設定する。また、CPU35は、メモリ38に記憶されている第2音量のデータ(図6参照)を参照し、スロットルセンサ23により検出されるスロットル開度率Sに基づいて第2音量を設定する。また、CPU35は、メモリ38に記憶されている他の第2音量のデータ(図7参照)を参照し、エンジン回転速度センサ21により検出されるエンジン回転速度Rに基づいて他の第2音量を設定する。そして、CPU35は、第1音量と第2音量と他の第2音量とを乗算した音量を、スピーカ42から出力されるエンジン音の音量とする。例えば、アクセル開度率AがA2、スロットル開度率SがS2、エンジン回転速度RがR2の場合、CPU35は、スピーカ42から出力されるエンジン音の音量をV=VA2×VS2×VR2に設定する。
ただし、CPU35は、第1音量と上記第2音量とを乗算してなる音量、または、第1音量と上記他の第2音量とを乗算してなる音量を前記エンジン音の音量としてもよい。また、CPU35は、第1音量と1つの第2音量とを乗算してなる音量を前記エンジン音の音量としてもよい。CPU35は、第1音量と3つ以上の第2音量とを乗算してなる音量を前記エンジン音の音量としてもよい。
次に、本実施形態に係るサウンド制御と従来のサウンド制御との比較例について説明する。なお、ここで言う従来のサウンド制御とは、アクセル操作量が零の場合に音量を零とする制御のことである。図8Aは、自動車100の走行パターンの一例を表すタイムチャートである。図8Aの横軸tは時間を表す。実線はエンジン回転速度Rの変化を表し、破線はアクセル開度率Aの変化を表し、一点鎖線はスロットル開度率Sの変化を表している。図8Bは、自動車100が上記走行パターンに基づいて走行した場合に、従来のサウンド制御によってスピーカ42から出力されるエンジン音の音量を表すグラフである。図8Cは、自動車100が上記走行パターンに基づいて走行した場合に、本実施形態に係るサウンド制御によってスピーカ42から出力されるエンジン音の音量を表すグラフである。
上記走行パターンでは、運転者は、アクセル開度率Aを時刻tが0〜t1の間では増加させ、t1〜t2の間では減少させ、t2〜t3の間では一定に維持する。それに伴い、エンジンコントローラ10は、スロットル開度率Sを0〜t1の間では増加させ、t1〜t2の間では減少させ、t2〜t3の間では一定に保つ。図8Bおよび図8Cに示すように、従来のサウンド制御および本実施形態に係るサウンド制御のいずれにおいても、エンジン音の音量Vは、0〜t1において増加し、t1〜t2において減少し、t2〜t3において一定となる。
次に、運転者は、t3〜t4においてアクセル開度率Aを減少させ、t4〜t5の間ではアクセル開度率Aを零にする。エンジンコントローラ10は、スロットル開度率Sをt3〜t4の間では減少させるが、t4〜t5の間では零よりも大きな一定値に保つ。t4〜t5では、自動車100は減速するが、停止はしない。図8Bに示すように従来のサウンド制御によれば、エンジン音の音量Vは、t3〜t4において減少し、t4〜t5の間では零となる。すなわち、従来のサウンド制御によると、アクセル開度率Aが零であるt4〜t5の間では、スピーカ42からエンジン音は出力されない。一方、図8Cに示すように、本実施形態に係るサウンド制御によれば、エンジン音の音量Vは、t3〜t4の間は減少するが、t4〜t5の間では零よりも大きな一定値に保たれる。すなわち、アクセル開度率Aが零であるt4〜t5の間であっても、スピーカ42からエンジン音が出力される。したがって、運転者は、自動車100が減速しながら走行する際に、自動車100の挙動に見合ったエンジン音を聞くことができるので、違和感を感じにくい。
その後、運転者は、アクセル開度率Aをt5〜t6において増加させ、t6〜t7において減少させ、t7〜t8において一定に維持する。これに伴い、エンジンコントローラ10は、スロットル開度率Sをt5〜t6において増加させ、t6〜t7において減少させ、t7〜t8において一定に保つ。図8Bおよび図8Cに示すように、従来のサウンド制御および本実施形態に係るサウンド制御のいずれにおいても、エンジン音の音量Vは、t5〜t6では増加し、t6〜t7では減少し、t7〜t8では一定となる。
運転者は、t8〜t9においてアクセル開度率Aを減少させ、t9以降ではアクセル開度率Aを零にする。エンジンコントローラ10は、t8〜t9においてスロットル開度率Sをいったん減少させるが、t9に達してもスロットル開度率Sを零にはしない。エンジンコントローラ10は、エンジン回転速度Rの低下に伴いシフトダウンが必要と判断し、期間tp1およびtp2において、シフトダウンを行う。シフトダウンの際に、エンジンコントローラ10はブリッピングを行う。すなわち、エンジンコントローラ10は、シフトダウン時に、スロットル開度率Sを一時的に増加させる制御を行う。
図8Bに示すように、従来のサウンド制御では、エンジン音の音量Vはt8〜t9において減少し、t9以降では零となる。しかし、図8Cに示すように、本実施形態に係るサウンド制御によれば、音量Vはt8〜t9において減少するが、t9以降も零になることはない。また、音量Vは、シフトダウンが行われる期間tp1およびtp2において、一時的に増加する。すなわち、音量Vはブリッピング時には一時的に増加する。音量Vは、エンジン回転速度Rの一時的な増加に合わせて増加する。そのため、運転者は、自動車100がブリッピングを行う際に、自動車100の挙動に見合ったエンジン音を聞くことができるので、違和感を感じにくい。
以上のように、本実施形態に係る自動車100によれば、サウンドコントローラ30は、車両状態が予め定めた車両状態(減速時、シフトダウン時、等)の場合には、アクセル操作量が零であったとしても、エンジン音の音量を零よりも大きな値に設定する。そのため、上記車両状態の場合、アクセル操作量が零であるにも拘わらず、スピーカ42からエンジン音が出力される。したがって、運転者はスピーカ42から出力されるエンジン音を聞くことができるので、違和感なく運転を行うことができる。エンジン5が低騒音化された自動車100の場合、運転室104内ではエンジン5の音が直接聞こえにくい。しかし、本実施形態によれば、運転者はスピーカ42から出力されるエンジン音を聞くことにより、違和感のない運転を行うことができる。
エンジン音の音量の設定方法は何ら限定されないが、本実施形態ではサウンドコントローラ30は、第1音量(図5参照)と第2音量(図6参照)と他の第2音量(図7参照)とを乗算してなる音量をエンジン音の音量とする。ここで第1音量は、アクセル操作量が零の場合、零よりも大きな音量となる(図5参照)。そのため、前記車両状態の場合、アクセル操作量が零であったとしても、スピーカ42からエンジン音が出力される。
以上、本発明の実施の一形態について説明したが、上記実施形態は一例に過ぎない。次に、他の実施形態について簡単に説明する。
前記実施形態では、車両状態として、スロットル開度率およびエンジン回転速度を用いていた。しかし、他の車両状態を用いてもよいことは勿論である。車両状態として、例えば、スロットル開度率の変化率、スロットルバルブ23Aの開度、またはスロットルバルブ23Aの開度の変化率を用いてもよい。また、燃料噴射装置25Aの燃料噴射量を用いてもよい。エンジン5のトルク、エンジン5の負荷、エンジン5の負荷の変化率、自動車100の走行速度、または、自動車100の加速度を用いてもよい。例えば、車両状態としてエンジン5のトルクETを用い、第2音量のデータとして図9に示すようなデータを用いてもよい。また、車両状態としてエンジン5の負荷ELを用い、第2音量のデータとして図10に示すようなデータを用いてもよい。また、車両状態として自動車100の走行速度Bを用い、第2音量のデータとして図11に示すようなデータを用いてもよい。前記各車両状態は単独で用いてもよく、2以上の車両状態を組み合わせて用いてもよい。
また、車両状態として、ブリッピングの有無を用いてもよい。例えば、エンジンコントローラ10は、ブリッピングを行うか否かを示すブリッピングフラグを用い、ブリッピングを行う際に、ブリッピングフラグを0から1にする。ブリッピングフラグが1になると、エンジンコントローラ10からサウンドコントローラ30に対してブリッピング信号P6が送信される(図4参照)。この際、エンジンコントローラ10のCPU15は、ブリッピング信号P6を送信するブリッピング信号送信部として機能する。図12は、ブリッピングフラグBFと音量Vとの関係を示す音量データのグラフである。サウンドコントローラ30のCPU35は、ブリッピング信号P6を受けたときに、エンジン音の音量に、図12に示す音量データの音量を加算するようにしてもよい。これにより、例えば、アクセル操作量が零のときにブリッピングを行う場合、スピーカ42から少なくとも音量VB1のエンジン音が出力される。よって、自動車100がブリッピングを行う際に、運転者が違和感を感じることが少なくなる。なお、図12に示す音量データは、他の音量データによる音量と乗算されてもよい。
前記実施形態では、自動車100はオートマチック運転を行う。エンジンコントローラ10は、エンジン回転速度R等の情報を用いてシフトダウンの要否を判断し、必要と判断したときにシフトダウンを自動的に行う。しかし、自動車100は、運転者の指示を受けてシフトダウンを行ってもよい。自動車100は、セミオートマチック運転を行ってもよい。サウンドコントローラ30は、セミオートマチック運転時にシフトダウンが行われた際に、アクセル操作量が零の場合でも、エンジン音の音量を零よりも大きな値に設定してもよい。例えば、運転者がシフトダウンを行うようにシフトレバー24A(図3参照)を操作すると、シフトセンサ24から信号(以下、シフトダウン信号という)が送信される。サウンドコントローラ30のCPU35は、シフトダウン信号を受け、シフトダウンが行われることを検出すると、アクセルセンサ7によって検出されるアクセルペダル6の操作量が零であっても、スピーカ42から出力されるエンジン音の音量を一時的に増加させる。これにより、セミオートマチック運転を行う場合においても、運転者は違和感なく運転を行うことができる。
サウンドコントローラ30のCPU35は、車速センサ22によって検出される自動車100の走行速度が零よりも大きく、かつ、減少しているときに、アクセルセンサ7によって検出されるアクセルペダル6の操作量が零であっても、エンジン音の音量を零よりも大きな値に設定してもよい。このことにより、自動車100が減速中に、スピーカ42から出力されるエンジン音の音量が零になってしまうことを避けることができる。よって、自動車100が減速しながら走行しているときに、運転者が違和感を感じることが少なくなる。
自動車100のエンジンコントローラ10は、運転者がアクセルペダル6を操作しなくても走行するクルーズコントロールを行ってもよい。図13に示すように、自動車100は、クルーズコントロールのON/OFFを切り替えるクルーズコントロールスイッチ51を備えていてもよい。クルーズコントロールスイッチ51がONされると、クルーズコントロールスイッチ51は、エンジン5の自動運転を指示する信号(以下、クルーズコントロール信号という)を送信する。エンジンコントローラ10は、クルーズコントロール信号を受信すると、クルーズコントロールを実行すると共に、サウンドコントローラ30にクルーズコントロール信号を送信する。クルーズコントロールの実行中は、運転者はアクセルペダル6を操作しない。アクセル操作量は零である。サウンドコントローラ30のCPU35は、クルーズコントロール信号を受信すると、アクセルセンサ7によって検出されるアクセル操作量が零であっても、スピーカ42から出力されるエンジン音の音量を零よりも大きな値に設定する。例えば、CPU35は、スピーカ42から出力されるエンジン音の音量を、エンジン回転速度Rに応じた音量に設定する。
ところで、運転者は、車両走行中にエンジン音が零になると違和感を感じる傾向があるが、車両停止中のアイドル運転時にエンジン音が零になっても、違和感を感じない場合がある。そこで、サウンドコントローラ30のCPU35は、エンジン回転速度センサ21により検出されるエンジン回転速度が零よりも大きく、かつ、アクセルセンサ7により検出されるアクセルペダル6の操作量が零であり、かつ、車速センサ22により検出される走行速度が零の場合に、スピーカ42から出力されるエンジン音の音量を零に設定してもよい。すなわち、CPU35は、上記場合にはスピーカ42からエンジン音を出力しないようにしてもよい。この場合、CPU35は、サウンドコントローラ30の無音制御部として機能する。
前記実施形態に係るエンジン5は、スロットルバルブ23Aを備えたガソリンエンジンである。しかし、エンジン5は、スロットルバルブ23Aを備えないディーゼルエンジンであってもよい。
前記実施形態では、車両は乗用自動車100である。しかし、車両は乗用自動車に限定されず、貨物自動車であってもよい。他の形態の自動車であってもよい。また、自動車以外の車両、例えば、自動二輪車、自動三輪車であってもよい。車両は、ドアおよび窓によって仕切られた運転室を備えたものに限られない。スピーカは、密閉された運転室に配置されたものに限定されない。
アクセル操作子はエンジンの出力を操作する物を意味するが、アクセルペダルに限らず、アクセルグリップなどであってもよい。
エンジン音の音量データは、グラフで表示可能なデータに限られない。音量データは、例えばマップとして管理されるデータであってもよい。
第1音量と第2音量との組合せ方法は乗算に限られない。第1音量と第2音量とを加算してもよい。また、第1音量と1以上の第2音量とを加算し、第1音量と他の1以上の第2音量とを乗算するようにしてもよい。第1音量と1以上の第2音量との組合せは、適宜に設定することができる。
5…内燃機関、6…アクセルペダル(アクセル操作子)、7…アクセルセンサ、10…エンジンコントローラ、15…CPU(ブリッピング信号送信部)、20…車両状態センサ、22…車速センサ(車両状態センサ)、23A…スロットルバルブ、24…シフトセンサ、24A…シフトレバー(シフト操作子)、30…サウンドコントローラ、35…CPU(エンジン音制御部、無音制御部)、38…メモリ(記憶装置)、42…スピーカ、51…クルーズコントロールスイッチ、100…自動車(車両)、101…前輪(駆動輪)

Claims (7)

  1. 内燃機関と、
    前記内燃機関に連結された駆動輪と、
    運転者によって操作されるアクセル操作子と、
    前記アクセル操作子の操作量を検出するアクセルセンサと、
    車両状態を検出する車両状態センサと、
    前記アクセルセンサおよび前記車両状態センサに接続され、前記アクセルセンサおよび前記車両状態センサからの信号に基づいて前記内燃機関を制御するエンジンコントローラと、
    前記アクセルセンサおよび前記車両状態センサに接続され、または、少なくとも前記エンジンコントローラに接続され、前記アクセルセンサによって検出される前記アクセル操作子の操作量および前記車両状態センサによって検出される前記車両状態に基づいてエンジン音を生成するサウンドコントローラと、
    前記サウンドコントローラに通信可能に接続され、前記エンジン音を出力するスピーカと、を備え、
    前記サウンドコントローラは、前記アクセルセンサによって検出される前記アクセル操作子の操作量が零であり、かつ、前記車両状態センサによって検出される前記車両状態が予め定めた所定状態のときに、前記エンジン音の音量を零よりも大きな値に設定するエンジン音制御部を有し、
    前記内燃機関は、燃料噴射装置を備え、
    前記車両状態センサによって検出される前記車両状態は、前記燃料噴射装置の燃料噴射量、前記内燃機関のトルク、前記内燃機関の負荷、および前記内燃機関の負荷の変化率のうちの少なくとも一つを含み、
    前記サウンドコントローラは、前記アクセルセンサによって検出される前記アクセル操作子の操作量に応じて定められた第1音量のデータと、前記車両状態センサによって検出される前記車両状態に応じて定められた第2音量のデータと、を記憶する記憶装置を備え、
    前記第1音量は、前記アクセルセンサによって検出される前記アクセル操作子の操作量が零のときに零よりも大きな音量に設定され、
    前記エンジン音制御部は、少なくとも前記第1音量と前記第2音量とを乗算してなる音量を前記エンジン音の音量とするように構成されている、車両。
  2. 前記内燃機関は、スロットルバルブを備え、
    前記車両状態センサによって検出される前記車両状態は、前記スロットルバルブの開度、前記スロットルバルブの開度率、前記スロットルバルブの開度の変化率、前記スロットルバルブの開度率の変化率、前記内燃機関の回転速度、前記車両の走行速度、および前記車両の加速度のうちの少なくとも一つを含む、請求項に記載の車両。
  3. 前記エンジンコントローラは、ブリッピングが行われることを示すブリッピング信号を送信するブリッピング信号送信部を有し、
    前記エンジン音制御部は、前記ブリッピング信号送信部から前記ブリッピング信号を受信すると、前記アクセルセンサによって検出される前記アクセル操作子の操作量が零であっても、前記エンジン音の音量を一時的に増加させるように構成されている、請求項1または2に記載の車両。
  4. 運転者によって操作されるシフト操作子と、
    前記シフト操作子の位置を検出するシフトセンサと、を備え、
    前記エンジン音制御部は、前記シフトセンサからの信号を受け、シフトダウンが行われることを検出すると、前記アクセルセンサによって検出される前記アクセル操作子の操作量が零であっても、前記エンジン音の音量を一時的に増加させるように構成されている、請求項1〜3のいずれか一つに記載の車両。
  5. 前記車両状態センサによって検出される前記車両状態は、前記車両の走行速度を含み、
    前記エンジン音制御部は、前記車両状態センサによって検出される前記走行速度が零よりも大きく、かつ、減少しているときに、前記アクセルセンサによって検出される前記アクセル操作子の操作量が零であっても、前記エンジン音の音量を零よりも大きな値に設定するように構成されている、請求項1〜4のいずれか一つに記載の車両。
  6. 運転者によって操作され、前記内燃機関の自動運転を指示するクルーズコントロール信号を送信するクルーズコントロールスイッチを備え、
    前記エンジン音制御部は、前記クルーズコントロールスイッチから前記クルーズコントロール信号を受信すると、前記アクセルセンサによって検出される前記アクセル操作子の操作量が零であっても、前記エンジン音の音量を零よりも大きな値に設定するように構成されている、請求項1〜5のいずれか一つに記載の車両。
  7. 前記車両状態センサによって検出される前記車両状態は、前記車両の走行速度を含み、
    前記サウンドコントローラは、前記内燃機関が動作中であり、かつ、前記アクセルセンサによって検出される前記アクセル操作子の操作量が零であり、かつ、前記車両状態センサによって検出される前記走行速度が零の場合は、前記エンジン音の音量を零に設定する無音制御部を有している、請求項1〜6のいずれか一つに記載の車両。
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