JP2007326494A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定速走行制御と車速制限制御の双方を行なう場合に、いずれかの設定車速を一の表示画面で適切に表示することが可能な車両用表示装置を提供すること。
【解決手段】第1の設定車速を超えないように車両を制御する車速制限制御と、第2の設定車速を維持して走行するように車両を制御する定速走行制御と、の双方を行なう車両に搭載され、第1の設定車速又は第2の設定車速を一の表示画面で表示する車両用表示装置であって、第1の設定車速が第2の設定車速を超える場合には、第2の設定車速を表示することを特徴とする、車両用表示装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用表示装置に関し、特に、車速制限制御と定速走行制御の双方を行なう車両に搭載され、いずれかの設定車速を一の表示画面で表示する車両用表示装置に関する。
従来、車速センサーにより検出される車速に基づいてスロットルバルブモータを制御することにより、設定車速を維持して定速走行するように車両を制御する(以下、こうした制御を定速走行制御と称する)制御システムが、クルーズコントロールシステム等の名称で知られている。ものである。なお、こうした制御システムにおける設定車速は、予め運転者が任意に設定できる他、走行中にも変更可能となっていることが多い。
一方、車速が設定車速に達したときに、燃料供給を調整してそれ以上加速できなくして車速を制限する装置が知られている(以下、こうした制御を車速制限制御と、車速制限制御に係る装置を車速制限装置と、それぞれ称する)。この車速制限装置は、既に大型トラック等に装着することが義務付けられているが、これに限らず、普通車等にも適用可能なものである。なお、大型トラック等に装着された装置における設定車速は、法規遵守の観点から運転者が任意に設定できないようになっているが(例えば、高速道路における法定速度に10[km/h]を付加した90[km/h]等に固定される)、運転者による設定変更を許容するような運用も可能である。
運転者による設定変更を許容する車速制限装置の一例として、運転者が運転中に設定及び変更可能な第1の車速と、運転中に設定できない第2の車速を用意し、これらのうち小さい方を超えないように燃料供給を加減する制御を行なう装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、定速走行制御と車速制限制御は排他的又は択一的な性質のものではないため、これらの双方を行なう制御装置や車両を実現することも可能である。
特開2004−285844号公報
ところで、上記従来の装置の如く複数の設定車速を設定可能な車速制限装置や、定速走行制御と車速制限制御の双方を行なう制御装置又は車両においては、設定車速の表示態様が問題となる。すなわち、複数の設定車速を全て表示するものとすると、表示された設定車速がいずれを表すものであるかについて運転者が混乱を生じるたり、煩わしさを感じたりする場合がある。
この点、上記従来の装置では、第1の車速と第2の車速の小さい方を表示し、実際の車速が第1の車速にほぼ等しいときにランプ表示を行なうこととしている。しかしながら、上記従来の装置は、あくまで複数の設定車速を設定可能な車速制限装置であり、この手法をそのまま定速走行制御と車速制限制御の双方を行なう制御装置又は車両に適用すると、表示内容が適切なものでなくなる種々の場面が生じ得る。
例えば、以下のような場面が考えられる。定速走行制御の設定車速が車速制限制御の設定車速よりも小さいものとする。定速走行制御においては運転者のアクセルペダル操作により設定車速を超えて加速することも可能であるため、車速が定速走行制御の設定車速を超えて車速制限制御の設定車速に達することがある。このような場合に上記従来の装置の如く両設定車速のうち小さい方(この場合、定速走行制御の設定車速)を表示し続けるのは不自然である。すなわち、運転者においては自分のアクセルペダル操作による加速の限界値となる車速制限制御の設定車速を確認したいと考えるのが自然であり、定速走行制御の設定車速を確認せしめる意義は小さい。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、定速走行制御と車速制限制御の双方を行なう場合に、いずれかの設定車速を一の表示画面で適切に表示することが可能な車両用表示装置を提供することを、主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、第1の設定車速を超えないように車両を制御する車速制限制御と、第2の設定車速を維持して走行するように車両を制御する定速走行制御と、の双方を行なう車両に搭載され、第1の設定車速又は第2の設定車速を一の表示画面で表示する車両用表示装置であって、第1の設定車速が第2の設定車速を超える場合には、第2の設定車速を表示することを特徴とする車両用表示装置である。
この本発明の一態様によれば、第1の設定車速が第2の設定車速を超える場合には、第2の設定車速が表示される。この場合において、車両は第2の設定車速を維持して走行するように制御されているため、当該維持されている第2の設定車速を表示するのが自然である。このようにすることにより、いずれかの設定車速を一の表示画面で適切に表示することができる。
また、本発明の一態様において、第2の設定車速が前記第1の設定車速以上である場合には、前記第1の設定車速を表示することを特徴とするものとすると、好適である。
また、本発明の一態様において、車速を検出する車速検出手段を備え、第1の設定車速が第2の設定車速を超える場合であっても、車速検出手段により検出された車速が第1の設定車速を超えるときには、第1の設定車速を表示することを特徴とするものとすると、好適である。
また、本発明の一態様において、車速を検出する車速検出手段を備え、第1の設定車速が第2の設定車速を超える場合であっても、車速検出手段により検出された車速が増加して第1の設定車速に達してから、車速検出手段により検出された車速が第1の設定車速及び第2の設定車速の双方を下回るまでの間は、第1の設定車速を表示することを特徴とするものとすると、好適である。
また、本発明の一態様において、車速を検出する車速検出手段を備え、第1の設定車速が第2の設定車速を超える場合であっても、車速検出手段により検出された車速が増加して第1の設定車速に達してから、車速検出手段により検出された車速が第1の設定車速及び第1の設定車速と第2の設定車速の間の車速であって第2の設定に所定車速が付加された第3の設定車速の双方を下回るまでの間は、第1の設定車速を表示することを特徴とするものとすると、好適である。
また、本発明の一態様において、アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段を備え、第1の設定車速が第2の設定車速を超える場合であっても、アクセル開度検出手段により検出されたアクセル開度が所定開度を超えるときには、第1の設定車速を表示することを特徴とするものとすると、好適である。
また、本発明の一態様において、車速を検出する車速検出手段と、アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段と、を備え、第1の設定車速が第2の設定車速を超える場合であっても、車速検出手段により検出された車速が増加して第1の設定車速に達してから、アクセル開度検出手段により検出されたアクセル開度が所定開度を下回るまでの間は、第1の設定車速を表示することを特徴とするものとすると、好適である。
また、本発明の一態様において、車速を検出する車速検出手段と、アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段と、を備え、第1の設定車速が第2の設定車速を超える場合であっても、車速検出手段により検出された車速が増加して第1の設定車速に達してから、アクセル開度検出手段により検出されたアクセル開度が所定開度を下回り且つ車速検出手段により検出された車速が減少中である、という条件を満たすまでの間は、第1の設定車速を表示することを特徴とするものとすると、好適である。
また、本発明の一態様において、第1の設定車速を表示する際には、前記第2の設定車速を表示する際とは異なる態様、例えば、異なる色彩をもって、又は点滅表示で、表示を行なうことを特徴とするものとすると、好適である。
また、本発明の一態様において、第1の設定車速の表示を開始してから所定時間は、設定車速の点滅表示を行なうことを特徴とするものとすると、好適である。
また、本発明の一態様において、車速制限制御と定速走行制御とのいずれもが行なわれていない場合には、表示を行なわないことを特徴とするものとすると、好適である。
なお、請求項6、7、8に記載の「所定開度」は同じ値であってもよいし、異なってもよい。
また、本発明において、「を超える」を「以上である」と置換したり、「を下回る」を「以下である」と置換しても、同一性の範囲内である。
本発明によれば、定速走行制御と車速制限制御の双方を行なう場合に、いずれかの設定車速を一の表示画面で適切に表示することが可能な車両用表示装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
(第1実施例)
以下、図1〜4を用いて、本発明に係る車両用表示装置の第1実施例について説明する。図1は、本発明の第1実施例に係る車両用表示装置51又は後述する第2実施例に係る車両用表示装置52が適用された車両1の全体構成の一例を示す図である。車両1は、主要な構成として、アクセル開度センサー10と、クルーズコントロールスイッチ20と、エンジンコントロールコンピューター30と、スロットルモータ40と、車両用表示装置51と、を備える。車両用表示装置51は、主要な構成として、車速センサー60と、表示用機器70と、表示装置用ECU80と、を備える。なお、以下の説明における車両内の機器間の通信は、CAN(Controller Area Network)等の適切な通信プロトコルを用いて行なわれる。
アクセル開度センサー10は、アクセルペダルに取り付けられ、アクセル開度(操作量)Acに応じた磁界の傾きを、ホール素子を用いて直線的に出力電圧として取り出している。アクセル開度センサー10は、こうして検出したアクセル開度Acを、エンジンコントロールコンピューター30に送信する。
図2は、クルーズコントロールスイッチ20の外観構成の一例を示す図である。クルーズコントロールスイッチ20は、例えば、ステアリングホイール右脇に取り付けられたレバータイプの操作デバイスであり、その先端部に、クルーズコントロールシステム全体のオン/オフを切替えるためのプッシュタイプのメインスイッチ20Aが形成されている。また、クルーズコントロールスイッチ20は、運転者から見て上下方向、及び手前方向に操作することが可能である。
車速センサー60は、例えば、各輪に取り付けられた車輪速センサーとスキッドコントロールコンピューター等から構成され、車輪速センサーが出力する車輪速パルス信号をスキッドコントロールコンピューターが車速矩形波パルス信号(車速信号)に変換し、最終的に車速Vとしてエンジンコントロールコンピューター30及び表示装置用ECU80に出力する。
エンジンコントロールコンピューター30は、例えば、CPUを中心としてROMやRAM等が図示しないバスを介して相互に接続されたコンピューターユニットであり、その他、入出力インターフェイスやタイマー、カウンター等を備える。また、エンジンコントロールコンピューター30には、図1に示す各構成要素の他、シフト位置センサーやブレーキペダルセンサー、スロットル開度センサー等の各種センサーが接続され、これらのセンサー出力値が入力されている。エンジンコントロールコンピューター30は、アクセル開度Acに基づく通常のエンジン制御として、燃料噴射制御(EFI;Electronic Fuel Injection)や点火時期制御(ESA;Electronic Spark Advance)、アイドル回転数制御(ISC;Idle Speed Control)等の制御を集中的に行なっている。
また、エンジンコントロールコンピューター30は、上記ハードウエア構成により実現される機能ブロックとして、クルーズコントロール制御部32と、車速制限制御部34と、を備える。
クルーズコントロール制御部32は、設定されたセット車速Vcを維持して走行するようにエンジンを制御する(以下、このような制御を、クルーズコントロール制御(特許請求の範囲における定速走行制御に相当する)と称する)。クルーズコントロール制御は、車速センサー60から入力される車速Vと上記セット車速Vcとの差に基づいて、主にスロットルモータ40の回転角を調節することにより実行される。クルーズコントロール制御は、メインスイッチ20Aがプッシュ操作されることによりクルーズコントロールシステムの主電源がオンの状態とされた後、所定のシフト位置であることを確認した上で開始される。
クルーズコントロール制御のセット車速Vcは、車両1の停止時はもとより、車両1の走行時(運転中)においても、クルーズコントロールスイッチ20を上下方向に操作することにより所定の範囲内で(例えば、40[km/h]〜100[km/h]等)増減することが可能である。従って、クルーズコントロール制御の作動中にセット車速Vcを増減することにより、自動的に車速Vがセット車速Vcに近づくようにスロットルモータ40が制御される。この結果、運転者は、アクセルペダル操作を伴わずに加減速を行なうことが可能となる。
また、クルーズコントロール制御の作動中にアクセルペダル操作がなされたときには、アクセルペダル操作が優先される。すなわち、クルーズコントロール制御に係るスロットルモータ40の制御が一時的に停止され(以下、この状態をアクセルオーバーライドと称する)、セット車速Vcを超えて車両1が加速することとなる。そして、アクセルペダル操作が緩められることにより再度セット車速Vc付近に戻ってきたときに、クルーズコントロール制御が再開される。このように、クルーズコントロール制御の作動中には、セット車速Vcを増減することによる加減速と、アクセルペダル操作による加減速の双方が可能である。
なお、クルーズコントロール制御が終了されるのは、(1)メインスイッチ20Aがプッシュ操作されることによりクルーズコントロールシステムの主電源がオフの状態とされた場合、(2)クルーズコントロールスイッチ20が手前に操作された場合、(3)所定量以上のブレーキペダル操作がなされた場合、のいずれかの場合である。
車速制限制御部34は、予め設定された上限車速Vmを超えないようにエンジンを制御する(以下、このような制御を、車速制限制御と称する)。具体的には、車速Vを所定周期毎に観察し、車速Vが上限車速Vmを超えた場合に、一時的に燃料カット制御を行なって加速を抑制する。
この上限車速Vmは、法規により大型トラック等に装着が義務付けられた車速制限装置の如く、運転者による設定変更を受け付ない固定的なものであってもよいし、普通車等の場合はある程度の設定変更を許容してもよい。応用例として、ナビゲーションシステムにより車両1の進行方向に低μ路やカーブ、下り坂等があることを検知した場合や、周知の無線通信サービス(G−Book等の名称で知られている)により天候が悪化する旨の情報を受信した場合に、自動的に上限車速Vmを小さくするような制御が行なわれてもよい。また、個別配送会社等の営業車両においては、営業所からの無線通信により上限車速Vmが変更されてもよい。
表示用機器70は、例えば、車両1のコンビネーションメーターの一部として、スピードメーターとの対比が容易な場所に形成される。なお、表示用機器70の具体的なハードウエア構成に特段の制限は無い。表示用機器70は、クルーズコントロール制御及び車速制限制御の双方が作動していない場合を除き(この場合、何も表示しない)、上記セット車速Vcと上限車速Vmのいずれかを択一的に表示する。
表示装置用ECU80は、例えば、エンジンコントロールコンピューター30と同様のハードウエア構成を有するコンピューターユニットである。表示装置用ECU80には、エンジンコントロールコンピューター30から、クルーズコントロール制御と車速制限制御の作動状態、及びセット車速Vcと上限車速Vmが入力されている。表示装置用ECU80は、クルーズコントロール制御と車速制限制御の作動状態、セット車速Vcと上限車速Vm、及び車速Vに基づいて表示用機器70の表示内容及び表示態様を決定する。図3は、第1実施例に係る表示装置用ECU80が表示用機器70の表示内容を決定する際の処理の流れを表すフローチャートである。本フローは、例えば所定時間毎に繰り返し行なわれる。
まず、表示装置用ECU80は、エンジンコントロールコンピューター30からの入力信号に基づきクルーズコントロール制御と車速制限制御の双方が作動しているか否かを判定する(S100)。
クルーズコントロール制御と車速制限制御の双方が作動している場合は、上限車速Vmとセット車速Vcとを比較し、上限車速Vmがセット車速Vcを超えるか否かを判定する(S102)。
上限車速Vmがセット車速Vc以下である場合は、上限車速Vmを表示する(S104)。これは、この状態において更にセット車速Vcを増加させても、車速Vは上昇せずに上限車速Vm付近で推移するため、セット車速Vcを表示する意義が小さいことに基づく。また、運転者としては、むしろ、セット車速Vcを増加させているにも拘らず車速Vが上昇しないのを不思議に感じ、上限車速Vmを確認したいと望むであろうことが予想されるからである。
上限車速Vmがセット車速Vcを超える場合は、車速Vが上限車速Vmを超える場合を除き、セット車速Vcを表示する(S106、108)。これは、上限車速Vmがセット車速Vcを超える場合は、上記アクセルオーバーライドのときを除き、クルーズコントロール制御が有効に機能する結果、車速Vがセット車速Vc付近で推移している筈であるから、セット車速Vcを表示すべきことに基づく。
一方、上限車速Vmがセット車速Vcを超え、且つ、車速Vが上限車速Vmを超える場合は、アクセルオーバーライドの結果として車速Vが上限車速Vmに達した場合である。この場合においても、アクセルペダルを踏み込んでいるにも拘らず車速Vが上昇しないのを不思議に感じ、上限車速Vmを確認したいと望むであろうことが予想されるため、上限車速Vmを表示する(S104)。
このように、クルーズコントロール制御と車速制限制御の双方が作動している場合における典型的な場面、すなわち、上限車速Vmがセット車速Vcを超え、且つ車速Vが上限車速Vmを超えない場面では、車速Vがセット車速Vc付近で推移している筈であるから、セット車速Vcを表示する。
また、上限車速Vmがセット車速Vc以下である場合や、車速Vが上限車速Vmを超える場合は、車速Vが上限車速Vm付近で推移し、車速Vが上昇しないのを不思議に感じた運転者が上限車速Vmを確認したいと望むであろうことが予想されるため、上限車速Vmを表示する。運転者においては、車速Vが上限車速Vmに達したことを速やかに知ることができる。
この結果、一の表示用機器70を用いて上限車速Vmとセット車速Vcのいずれかを選択して適切に表示することができる。なお、上限車速Vmとセット車速Vcの双方を表示することも考えられるが、表示された車速がいずれを表すものであるかについて運転者が混乱を生じるたり、煩わしさを感じたりする場合がある。
ところで、本実施例、及び後述する第2、第3、第4実施例では、上限車速Vmを表示する際には、セット車速Vcを表示する際とは表示態様を異ならせるものとする。例えば、セット車速Vcを表示する際は緑色で、上限車速Vmを表示する際には赤色で表示する。また、上限車速Vmを表示する際には点滅表示を行なってもよい。或いは、上限車速Vmの表示を開始してから所定時間(例えば0コンマ数[sec]〜数[sec]等)の間のみ点滅表示を行なってもよい。このように表示態様を変更することにより、車速Vが上限車速Vmに達したこと、及びこれ以上の加速が不可能であることを、より強く運転者に伝えることができる。
なお、クルーズコントロール制御と車速制限制御の一方のみが作動している場合は、作動している方の設定車速(上限車速Vm又はセット車速Vcのいずれか)を表示し、双方とも作動していない場合は、表示を行なわない(S110、112、114)。これにより、余分な電力消費を抑制することができる。
図4(A)は、特段のアクセルペダル操作がなされないことを前提として、セット車速Vcの増速調節により車速Vが上限車速Vmに達した後にセット車速Vcの減速調節により減速した場面における、車速V、上限車速Vm、セット車速Vc、及び表示用機器70の表示内容、の推移を表すタイムチャートである。
図示する如く、当初は上限車速Vmがセット車速Vcを超えているため、車速Vはセット車速Vc付近で推移し、表示用機器70はセット車速Vcを表示している。時刻t1にセット車速Vcの増速調節が開始されると、これに応じて車速Vが増加する。そして、時刻t2にセット車速Vcが上限車速Vmに達すると、表示用機器70の表示が上限車速Vmに切り替わる。その後、時刻t3においてセット車速Vcの減速調節が開始されると、これに応じて車速Vが減少する。そして、セット車速Vc及び車速Vのいずれもが上限車速Vm以下となった時刻t4に、表示用機器70の表示がセット車速Vcに切り替わる。
また、図4(B)は、アクセルオーバーライドにより車速Vが上限車速Vmに達した後にアクセルペダルが戻されて減速した場面における、車速V、上限車速Vm、セット車速Vc、及び表示用機器70の表示内容、の推移を表すタイムチャートである。
図示する如く、当初は上限車速Vmがセット車速Vcを超えているため、車速Vはセット車速Vc付近で推移し、表示用機器70はセット車速Vcを表示している。時刻t5にアクセルオーバーライドが開始されると、これに応じて車速Vが増加する。そして、時刻t6に車速Vが上限車速Vmに達すると、表示用機器70の表示が上限車速Vmに切り替わる。その後、時刻t7にアクセルペダルが戻されることにより車速Vが減少し、車速Vが上限車速Vm以下となった時刻t8に、表示用機器70の表示がセット車速Vcに切り替わる。
以上説明した本実施例の車両用表示装置51によれば、一の表示用機器70を用いて上限車速Vmとセット車速Vcのいずれかを選択して適切に表示することができる。
(第2実施例)
以下、図1、5、及び6を用いて、本発明に係る車両用表示装置の第2実施例について説明する。第2実施例の車両用表示装置52は、図1に既に示した如く、第1実施例の車両用表示装置51と同様のハードウエア構成をしており、各構成要素の基本的機能は同一であるため、これについての説明は省略する。
図5は、第2実施例に係る表示装置用ECU80が表示用機器70の表示内容を決定する際の処理の流れを表すフローチャートである。本フローは、例えば所定時間毎に繰り返し行なわれる。
まずは、第1実施例と同様に、クルーズコントロール制御と車速制限制御の双方が作動しているか否かを判定し、クルーズコントロール制御と車速制限制御の一方のみが作動している場合は、作動している方の設定車速を表示し、双方とも作動していない場合は、表示を行なわない(S200、218、220、222)。
クルーズコントロール制御と車速制限制御の双方が作動している場合は、上限車速Vmとセット車速Vcとを比較し、上限車速Vmがセット車速Vcを超えるか否かを判定し(S202)、上限車速Vmがセット車速Vc以下である場合は、上限車速Vmを表示する(S204)。この一連の処理の意義及び効果については、第1実施例と同様である。
上限車速Vmがセット車速Vcを超える場合は、車速Vが増加して上限車速Vmに達した否かを判定する(S206)。具体的には、前回のルーチンにおいて入力された車速V及び上限車速Vmを、表示装置用ECU80が備えるRAM等に記憶しておき、「前回のルーチンにおいて入力された車速Vが上限車速Vm以下であり、且つ、今回のルーチンにおいて入力された車速Vが上限車速Vmを超えたか否か」を判定する。
車速Vが増加して上限車速Vmに達した場合には、上限達成フラグFmに値1を設定して(S208)、上限車速Vmを表示する(S204)。ここで、上限達成フラグFmは、表示装置用ECU80が備えるRAM等の所定の領域に設けられる制御フラグであり、値1が設定されると、上記「車速Vが増加して上限車速Vmに達した」後の状態であることを意味する。
S206において否定的な判定を得た場合は、上限達成フラグFmが値1であるか否かを判定する(S210)。上限達成フラグFmが値1でない場合は、セット車速Vcを表示する(S216)。
上限達成フラグFmが値1である場合は、車速Vが上限車速V及びセット車速Vcの双方を下回っているか否かを判定し(S212)、否定的な判定を得た場合は上限車速Vmを表示し(S204)、肯定的な判定を得た場合は上限達成フラグFmに値0を設定して、セット車速Vcを表示する(S216)。
従って、第1実施例とは異なり、車速Vが増加して上限車速Vmに達することにより上限達成フラグFmに値1が設定されてから、車速Vが上限車速Vm及びセット車速Vcのいずれをも下回るまでは、上限車速Vmが表示されることとなる。この結果、車速Vがセット車速Vc付近まで減少し、クルーズコントロール制御が再開された時点で、セット車速Vcの表示に切り替わることとなる。従って、アクセルオーバーライドにより車速Vが上限車速Vmを超えた後、クルーズコントロール制御が再開されたタイミングを運転者に適切に知らせることができる。なお、その他の効果については、第1実施例と同様である。
図6は、アクセルオーバーライドにより車速Vが上限車速Vmに達した後にアクセルペダルが戻されて減速した場面における、車速V、上限車速Vm、セット車速Vc、及び表示用機器70の表示内容、の推移を表すタイムチャートである。なお、本実施例においても、セット車速Vcの増速調節により車速Vが上限車速Vmに達した前後における各値の推移は、既に図4(A)に示したものとなる。
図6に示す如く、当初は上限車速Vmがセット車速Vcを超えているため、車速Vはセット車速Vc付近で推移し、表示用機器70はセット車速Vcを表示している。時刻t9にアクセルオーバーライドが開始されると、これに応じて車速Vが増加する。そして、時刻t10に車速Vが上限車速Vmに達すると、表示用機器70の表示が上限車速Vmに切り替わる(図示しないが、この際に上限達成フラグに1が設定される)。その後、時刻t11にアクセルペダルが戻されることにより車速Vが減少し、車速Vがセット車速Vc(及び上限車速Vm)を下回った時刻t12に、表示用機器70の表示がセット車速Vcに切り替わる(この際に上限達成フラグに0が設定される)。
以上説明した本実施例の車両用表示装置52によれば、一の表示用機器70を用いて上限車速Vmとセット車速Vcのいずれかを選択して適切に表示することができる。
(第3実施例)
以下、図7〜9を用いて、本発明に係る車両用表示装置の第3実施例について説明する。図7は、本発明の第3実施例に係る車両用表示装置53が適用された車両3の全体構成の一例を示す図である。図示する如く、車両用表示装置53は、第1実施例の車両用表示装置51と比較すると、アクセル開度センサー10を更に含み、車速センサー60を除外した構成となっている。但し、各構成要素の基本的機能は同一であるため、これについての説明は省略する。
図8は、第3実施例に係る表示装置用ECU80が表示用機器70の表示内容を決定する際の処理の流れを表すフローチャートである。本フローは、例えば所定時間毎に繰り返し行なわれる。
まずは、第1実施例と同様に、クルーズコントロール制御と車速制限制御の双方が作動しているか否かを判定し、クルーズコントロール制御と車速制限制御の一方のみが作動している場合は、作動している方の設定車速を表示し、双方とも作動していない場合は、表示を行なわない(S300、310、312、314)。
クルーズコントロール制御と車速制限制御の双方が作動している場合は、上限車速Vmとセット車速Vcとを比較し、上限車速Vmがセット車速Vcを超えるか否かを判定し(S302)、上限車速Vmがセット車速Vc以下である場合は、上限車速Vmを表示する(S304)。この一連の処理の意義及び効果については、第1実施例と同様である。
上限車速Vmがセット車速Vcを超える場合は、アクセル開度Acが所定開度A1を上回る場合を除き、セット車速Vcを表示する(S306、308)。これは、上限車速Vmがセット車速Vcを超え、且つアクセルオーバーライドがなされていないときは、クルーズコントロール制御が有効に機能する結果として車速Vがセット車速Vc付近で推移している筈であるから、セット車速Vcを表示すべきことに基づく。なお、所定開度A1は、アクセルオーバーライドが開始される程度の値に予め設定される。
前述した如く、上限車速Vmがセット車速Vcを超え、且つ、アクセル開度Acが所定開度A1を上回る場合、アクセルオーバーライドの状態となっていることが推測される。この場合、その後車速Vが増加して上限車速Vmに達することが予測されるため、上限車速Vmを表示する(S304)。
図9は、アクセルオーバーライドにより車速Vが上限車速Vmに達した後にアクセルペダルが戻されて減速した場面における、車速V、上限車速Vm、セット車速Vc、アクセル開度Ac、及び表示用機器70の表示内容、の推移を表すタイムチャートである。なお、本実施例においても、セット車速Vcの増速調節により車速Vが上限車速Vmに達した前後における各値の推移は、既に図4(A)に示したものとなる。
図9に示す如く、当初は上限車速Vmがセット車速Vcを超えているため、車速Vはセット車速Vc付近で推移し、表示用機器70はセット車速Vcを表示している。時刻t13にアクセルオーバーライドが開始されると、これに応じて車速Vが増加する。そして、時刻t14にアクセル開度Acが所定開度A1に達すると、表示用機器70の表示が上限車速Vmに切り替わる。その後、アクセルペダルが戻されることによりアクセル開度Acが所定開度A1を下回った時刻t15に、表示用機器70の表示がセット車速Vcに切り替わる。
以上説明した本実施例の車両用表示装置53によれば、一の表示用機器70を用いて上限車速Vmとセット車速Vcのいずれかを選択して適切に表示することができる。
(第4実施例)
以下、図10〜12を用いて、本発明に係る車両用表示装置の第4実施例について説明する。図10は、本発明の第4実施例に係る車両用表示装置54が適用された車両4の全体構成の一例を示す図である。図示する如く、車両用表示装置54は、第1実施例の車両用表示装置51と比較すると、アクセル開度センサー10を更に含む構成となっている。但し、各構成要素の基本的機能は同一であるため、これについての説明は省略する。
図11は、第4実施例に係る表示装置用ECU80が表示用機器70の表示内容を決定する際の処理の流れを表すフローチャートである。本フローは、例えば所定時間毎に繰り返し行なわれる。
まずは、第1実施例と同様に、クルーズコントロール制御と車速制限制御の双方が作動しているか否かを判定し、クルーズコントロール制御と車速制限制御の一方のみが作動している場合は、作動している方の設定車速を表示し、双方とも作動していない場合は、表示を行なわない(S400、418、420、422)。
クルーズコントロール制御と車速制限制御の双方が作動している場合は、上限車速Vmとセット車速Vcとを比較し、上限車速Vmがセット車速Vcを超えるか否かを判定し(S402)、上限車速Vmがセット車速Vc以下である場合は、上限車速Vmを表示する(S404)。この一連の処理の意義及び効果については、第1実施例と同様である。
上限車速Vmがセット車速Vcを超える場合は、車速Vが増加して上限車速Vmに達した否かを判定する(S406)。具体的には、例えば、第2実施例において説明した手法を用いる。
車速Vが増加して上限車速Vmに達した場合には、上限達成フラグFmに値1を設定して(S408)、上限車速Vmを表示する(S404)。上限達成フラグFmの意義についても、第2実施例と同様である。
S406において否定的な判定を得た場合は、上限達成フラグFmが値1であるか否かを判定する(S410)。上限達成フラグFmが値1でない場合は、セット車速Vcを表示する(S416)。
上限達成フラグFmが値1である場合は、アクセル開度Acが所定開度A2を下回っているか否かを判定し(S412)、否定的な判定を得た場合は上限車速Vmを表示し(S404)、肯定的な判定を得た場合は上限達成フラグFmに値0を設定して、セット車速Vcを表示する(S416)。なお、本実施例における所定開度A2は、車両4が自然に減速する程度の値に予め設定される。
従って、車速Vが増加して上限車速Vmに達することにより上限達成フラグFmに値1が設定されてから、アクセル開度Acが所定開度A2を下回るまでは、上限車速Vmが表示されることとなる。アクセル開度Acが所定開度A2を下回ると、自然と車速Vが減少してセット車速Vcに接近してクルーズコントロール制御が開始されるため、前もってセット車速Vcの表示に切替えることを意図しているのである。なお、その他の効果については、第1実施例と同様である。
図12は、アクセルオーバーライドにより車速Vが上限車速Vmに達した後にアクセルペダルが戻されて減速した場面における、車速V、上限車速Vm、セット車速Vc、アクセル開度Ac、及び表示用機器70の表示内容、の推移を表すタイムチャートである。なお、本実施例においても、セット車速Vcの増速調節により車速Vが上限車速Vmに達した前後における各値の推移は、既に図4(A)に示したものとなる。
図12に示す如く、当初は上限車速Vmがセット車速Vcを超えているため、車速Vはセット車速Vc付近で推移し、表示用機器70はセット車速Vcを表示している。時刻t16にアクセルオーバーライドが開始されると、これに応じて車速Vが増加する。そして、時刻t17に車速Vが上限車速Vmに達すると、表示用機器70の表示が上限車速Vmに切り替わる(図示しないが、この際に上限達成フラグに1が設定される)。その後、アクセルペダルが戻されることによりアクセル開度Acが所定開度A2を下回った時刻t18に、表示用機器70の表示がセット車速Vcに切り替わる(この際に上限達成フラグに0が設定される)。
以上説明した本実施例の車両用表示装置52によれば、一の表示用機器70を用いて上限車速Vmとセット車速Vcのいずれかを選択して適切に表示することができる。
(変形例)
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、第1実施例において、図3のフローチャートにおけるS106の判定を省略してもよい。
また、第2実施例において、図5のフローチャートにおけるS212の判定では、セット車速Vcに代えて、Vcに所定車速(例えば、数[km/h]程度の車速)を付加した付加後セット車速Vc+を用いてもよい。これにより、クルーズコントロール制御が再開されるタイミングよりも若干早くセット車速Vcの表示に切り替わるため、クルーズコントロール制御が再開されることを前もって運転者に知らせることができる。
また、第4実施例において、図11のフローチャートにおけるS412の判定は、「アクセル開度Acが所定開度A2を下回り、且つ、車速Vが減少中であるか否か」と置換してもよい。こうすれば、下り坂などで、アクセルペダルを戻したにも拘らず減速しない場合には上限車速Vmを表示し続けることで、減速していない旨を運転者に伝えることができる。
また、各実施例に共通して、エンジンコントロールコンピューター30がクルーズコントロール制御部32と車速制限制御部34の双方を実現するものとしたが、それぞれ独立したECUにより実現されてもよい。また、表示装置用ECU80がエンジンコントロールコンピューター30に統合されてもよい。また、上限車速Vmを表示する際には、セット車速Vcを表示する際とは表示態様を異ならせるものとしたが、表示態様を特に異ならせることなく、表示内容のみを異ならせるものとしてもよい。
本発明は、自動車製造業や自動車部品製造業等に利用可能である。
本発明の第1実施例に係る車両用表示装置51又は第2実施例に係る車両用表示装置52が適用された車両1の全体構成の一例を示す図である。 クルーズコントロールスイッチ20の外観構成の一例を示す図である。 第1実施例に係る表示装置用ECU80が表示用機器70の表示内容を決定する際の処理の流れを表すフローチャートである。 第1実施例が適用された結果としての、車速Vや表示用機器70の表示内容等の推移を表すタイムチャートである。 第2実施例に係る表示装置用ECU80が表示用機器70の表示内容を決定する際の処理の流れを表すフローチャートである。 第2実施例が適用された結果としての、車速Vや表示用機器70の表示内容等の推移を表すタイムチャートである。 本発明の第3実施例に係る車両用表示装置53が適用された車両3の全体構成の一例を示す図である。 第3実施例に係る表示装置用ECU80が表示用機器70の表示内容を決定する際の処理の流れを表すフローチャートである。 第3実施例が適用された結果としての、車速Vや表示用機器70の表示内容等の推移を表すタイムチャートである。 本発明の第4実施例に係る車両用表示装置54が適用された車両4の全体構成の一例を示す図である。 第4実施例に係る表示装置用ECU80が表示用機器70の表示内容を決定する際の処理の流れを表すフローチャートである。 第4実施例が適用された結果としての、車速Vや表示用機器70の表示内容等の推移を表すタイムチャートである。
符号の説明
1、3、4 車両
10 アクセル開度センサー
20 クルーズコントロールスイッチ
30 エンジンコントロールコンピューター
32 クルーズコントロール制御部
34 車速制限制御部
40 スロットルモータ
51、52、53、54 車両用表示装置
60 車速センサー
70 表示用機器
80 表示装置用ECU

Claims (13)

  1. 第1の設定車速を超えないように車両を制御する車速制限制御と、
    第2の設定車速を維持して走行するように車両を制御する定速走行制御と、
    の双方を行なう車両に搭載され、前記第1の設定車速又は前記第2の設定車速を一の表示画面で表示する車両用表示装置であって、
    前記第1の設定車速が前記第2の設定車速を超える場合には、前記第2の設定車速を表示することを特徴とする、車両用表示装置。
  2. 請求項1に記載の車両用表示装置であって、
    前記第2の設定車速が前記第1の設定車速以上である場合には、前記第1の設定車速を表示することを特徴とする、車両用表示装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用表示装置であって、
    車速を検出する車速検出手段を備え、
    前記第1の設定車速が前記第2の設定車速を超える場合であっても、
    前記車速検出手段により検出された車速が前記第1の設定車速を超えるときには、前記第1の設定車速を表示することを特徴とする、車両用表示装置。
  4. 請求項1又は2に記載の車両用表示装置であって、
    車速を検出する車速検出手段を備え、
    前記第1の設定車速が前記第2の設定車速を超える場合であっても、
    前記車速検出手段により検出された車速が増加して前記第1の設定車速に達してから、前記車速検出手段により検出された車速が前記第1の設定車速及び前記第2の設定車速の双方を下回るまでの間は、前記第1の設定車速を表示することを特徴とする、車両用表示装置。
  5. 請求項1又は2に記載の車両用表示装置であって、
    車速を検出する車速検出手段を備え、
    前記第1の設定車速が前記第2の設定車速を超える場合であっても、
    前記車速検出手段により検出された車速が増加して前記第1の設定車速に達してから、前記車速検出手段により検出された車速が前記第1の設定車速及び前記第1の設定車速と前記第2の設定車速の間の車速であって前記第2の設定に所定車速が付加された第3の設定車速の双方を下回るまでの間は、前記第1の設定車速を表示することを特徴とする、車両用表示装置。
  6. 請求項1又は2に記載の車両用表示装置であって、
    アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段を備え、
    前記第1の設定車速が前記第2の設定車速を超える場合であっても、
    前記アクセル開度検出手段により検出されたアクセル開度が所定開度を超えるときには、前記第1の設定車速を表示することを特徴とする、車両用表示装置。
  7. 請求項1又は2に記載の車両用表示装置であって、
    車速を検出する車速検出手段と、
    アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段と、を備え、
    前記第1の設定車速が前記第2の設定車速を超える場合であっても、
    前記車速検出手段により検出された車速が増加して前記第1の設定車速に達してから、前記アクセル開度検出手段により検出されたアクセル開度が所定開度を下回るまでの間は、前記第1の設定車速を表示することを特徴とする、車両用表示装置。
  8. 請求項1又は2に記載の車両用表示装置であって、
    車速を検出する車速検出手段と、
    アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段と、を備え、
    前記第1の設定車速が前記第2の設定車速を超える場合であっても、
    前記車速検出手段により検出された車速が増加して前記第1の設定車速に達してから、前記アクセル開度検出手段により検出されたアクセル開度が所定開度を下回り且つ車速検出手段により検出された車速が減少中である、という条件を満たすまでの間は、前記第1の設定車速を表示することを特徴とする、車両用表示装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の車両用表示装置であって、
    前記第1の設定車速を表示する際には、前記第2の設定車速を表示する際とは異なる態様で表示を行なうことを特徴とする、車両用表示装置。
  10. 請求項9に記載の車両用表示装置であって、
    前記第1の設定車速を表示する際には、前記第2の設定車速を表示する際とは異なる色彩をもって表示を行なうことを特徴とする、車両用表示装置。
  11. 請求項9又は10に記載の車両用表示装置であって、
    前記第1の設定車速を表示する際には、設定車速の点滅表示を行なうことを特徴とする、車両用表示装置。
  12. 請求項1ないし10のいずれかに記載の車両用表示装置であって、
    前記第1の設定車速の表示を開始してから所定時間は、設定車速の点滅表示を行なうことを特徴とする、車両用表示装置。
  13. 請求項1ないし12のいずれかに記載の車両用表示装置であって、
    前記車速制限制御と前記定速走行制御とのいずれもが行なわれていない場合には、表示を行なわないことを特徴とする、車両用表示装置。
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