JP6801155B2 - 膜レジスタ及び薄膜センサ - Google Patents

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Description

本発明は、膜抵抗体と、膜抵抗体を備えた薄膜センサとに関する。
膜抵抗体は、ピエゾ抵抗層を含み、そこに2つの電極が配置されてもよい。薄膜センサには、膜抵抗体が膜に加えられ、膜抵抗体は、キャリア本体に固定され、キャリアに対して振動またはキャリア本体に対して曲げられてもよい。
薄膜センサの為に高い測定精度を達成するため、測定中、膜抵抗体および膜またはキャリアの間に機械的応力が生じないようにすることが重要である。機械的応力は、たとえば、異なる熱膨張係数の結果で生じる場合がある。
さらに、たとえば、圧力を測定するときに高い測定精度を可能にするには、膜抵抗体の感度を高くする必要がある。ピエゾ抵抗センサにおいて、感度はkファクタによって表わすことができるが、kファクタは、「ゲージ率」としても知られている。これは、ピエゾ抵抗層の相対的な抵抗の変化(ΔR/R)と相対的な長さの変化(ΔL/L)との比を記述する。kファクタは、以下のように定義される。
k=(ΔR/R)/(ΔL/L)
ここで、Rはピエゾ抵抗層の抵抗、Lはピエゾ抵抗層の長さ、ΔRはΔLの長さの変化の場合の抵抗の変化を示す。
圧力センサにおいて、膜抵抗体は、慣例的に周期的曲げ応力(cyclic bending stress)にさらされる。したがって、膜抵抗体は、良好な機械的安定性を有することが必要である。このため、膜抵抗体は、好ましくは、低い弾性率を有するべきである。
本発明は、改良された膜抵抗体を提供することを目的とする。膜抵抗体は、好ましくは、前述した要求を満たすべきである。さらに、膜抵抗体は、好ましくは、高圧範囲(たとえば、最大1000バールの圧力)および高温範囲(たとえば、最大300℃の温度)での使用に適するべきである。
この目的は、本願請求項1に係る膜抵抗体によって達成される。
提案されている膜抵抗体は、M1+nAX相を含むピエゾ抵抗層を有するが、ここで、Mは少なくとも一つ遷移金属を含み、Aは主族元素を含み、Xは炭素および/または窒素を含み、nは1,2または3である。
1+nAX相は、六角形層構造で結晶化している。それらは、A原子の層と交互にMX八面体を含む。n=1のときに211の相、n=2のときに312の相、n=3のときに413の相が存在するが、A層は、2,3または4の八面体で分離される。
1+nAX相は、異なる特徴を有し、そのため、それらの相は、膜抵抗体のピエゾ抵抗層での使用に特に良好に適している。M1+nAX相は、金属導電性であり、高温安定性を有する。したがって、それらは、高温での膜抵抗体の使用を可能にする。
それらの熱膨張係数は、M1+nAX相の材料の適切な選択によって、膜およびキャリア本体の熱膨張係数に適合させることができ、一致した熱膨張係数のため、温度が大きく変化した場合でも、機械的応力が生じない。したがって、薄膜センサの温度交差感度を、大幅に低下させることができる。このように、多数の曲げ回数の後であっても膜抵抗体が損傷しないことから、薄膜センサの耐用年数は大幅に改善される。
ピエゾ抵抗層は、M1+nAX相から成る、あるいは、MAX相に加えて更なる成分を含んでもよい。ピエゾ抵抗層は、たとえば、M1+nAX相と、酸素、窒素、または炭素との混合物を含んでもよい。
1+nAX相は、純粋なM1+nAX相、あるいは、混晶でもよい。純粋なM1+nAX相の場合、Mは、単一の遷移金属から成り、Xは、炭素または窒素から成る。混晶(M1,M2)1+nAXの場合、Mは、2つの遷移金属M1,M2から形成されてもよい。代替または追加で、成分Xは、炭素および窒素の両方を含んでもよく、M1+nA(C1−y(0<y<1)の組成を有する混晶が生じる。また、混晶(M1,M2)1+nA(C1−yも可能であり、ここで、Mは、2つの遷移金属M1,M2から形成され、成分Xは、炭素および窒素の両方を含む。
混晶(M1,M2)1+nAX、M1+nA(C1−yまたは(M1,M2)1+nA(C1−yを使用することにより、ピエゾ抵抗層の物理的性質を広範囲で調整することができる。混晶を使用することにより、たとえば、純粋なM1+nAX相から成るピエゾ抵抗層に対して可能であったものよりも、ピエゾ抵抗層の硬度を高め、導電率を下げることができる。薄膜センサにおいて、その使用にとって本質的なピエゾ抵抗層の特徴(たとえば、熱膨張係数、導電性、ピエゾ効果、相の硬さ)は、必要に応じて調整されてもよい。
Mは、Sc,Ti,V,Cr,Mn,Zr,Nb,Mo,Hf,Taのうち少なくとも一つを含んでもよい。Aは、Al,Si,P,S,Ga,Ge,As,Cd,In,Sn,Tl,Pb,Biのうちの一つでもよい。
ピエゾ抵抗層は、M1+nAX相から成り得る。したがって、ピエゾ抵抗層は、M1+nAX相に加えて、更なる成分を持たなくてもよい。
代替的に、ピエゾ抵抗層は、M1+nAX相に加えて、酸化物、窒化物、炭化物を含んでもよい。この場合、M1+nAX相は、酸化物、窒化物または炭化物と結合してソリッドステート混合物を形成してもよい。酸化物、窒化物または炭化物のうちの一つを備えたM1+nAX相からのソリッドステート混合物は、純粋なM1+nAX相に対するピエゾ抵抗層の導電性を減少させ、ピエゾ抵抗効果を高める点で有利である。さらに、熱膨張係数は、層の組成によって、必要に応じて影響を受けてもよい。
酸化物、窒化物または炭化物と共にソリッドステート混合物を形成するM1+nAX相は、純粋なM1+nAX相、または混晶(M1,M2)1+nAX、M1+nA(C1−yまたは(M1,M2)1+nA(C1−yでもよい。
ピエゾ抵抗相は、M1+nAX相と酸化物から成り、酸化物は、ピエゾ抵抗層の表面酸化物として少なくとも部分的に存在してもよい。酸化物は、M1+nAX相の粒子上に安定した表面酸化物を形成してもよい。安定した表面酸化物の形成により、層の抵抗値が高められ、ピエゾ抵抗効果が最適化され、たとえば、酸化粒界障壁でトンネル効果が生じる。
ピエゾ抵抗層は、8ppm/K〜14ppm/Kの熱膨張係数を有してもよい。熱膨張係数は、好ましくは、9ppm/K〜12ppm/Kである。これらの熱膨張係数は、膜抵抗体が配置されるキャリア本体および膜に慣例的に使用される材料の熱膨張係数に対応する。膜抵抗体の熱膨張係数を膜およびキャリア本体の熱膨張係数に適用することによって、温度変化のときでさえ機械的応力の発生を防止することができる。
ピエゾ抵抗層は、20℃の温度で1μΩ/mより大きな比抵抗を有してもよい。したがって、ピエゾ抵抗層は、室温で低ノイズと組み合わされて高感度を有してもよい。
ピエゾ抵抗層は、2より大きなkファクタを有してもよい。kファクタは、ピエゾ抵抗層の相対的な抵抗の変化(ΔR/R)と相対的な長さの変化(ΔL/L)の比を表す。2より大きなkファクタは、高いピエゾ抵抗層感度と同義である。
更なる態様において、本発明は、前述した膜抵抗体を備える薄膜センサに関する。
薄膜センサは、膜抵抗体が上部に配置される膜と、膜が固定されるキャリア本体であって、キャリア本体に対して膜を移動できるキャリア本体とを含んでもよい。膜は、本体に対して振動し、さらに/または、キャリア本体に対して曲げられるように特に構成されてもよい。
薄膜センサは、複数の前述した膜抵抗体であって、フルブリッジまたはハーフブリッジ形式のブリッジ回路を形成するように互いに接続された膜抵抗体を含んでもよい。膜抵抗体は、ブリッジまたはハーフブリッジとして少なくとも部分的に構成されてもよい。
温度を測定するため、膜抵抗体の一つがキャリア本体または膜の区域に配置されてもよいが、この区域は、キャリア本体または膜の他の区域より変形が少ない。温度測定の為に膜抵抗体が配置される区域は、好ましくは、僅かな曲げのみを受けることが好ましい。
膜およびキャリア本体は、ステンレス鋼またはイットリウム安定化ジルコニウムを含んでもよい。ピエゾ抵抗層は、その熱膨張係数が、これらの材料の熱膨張係数と同一、あるいは、これらの材料の熱膨張係数から僅かに逸脱するにすぎないように構成されてもよい。ピエゾ抵抗層はM1+nAX層を含むことから、その熱膨張係数が膜およびキャリア本体の材料に適合されるように、ピエゾ抵抗層を構成することが可能である。
あるいは、膜およびキャリア本体は、M1+nAX相から成り得るが、Mは少なくとも一つの遷移金属を含み、Aは主族元素を含み、Xは炭素および/または窒素を含み、nは1,2または3である。この場合、ピエゾ抵抗相も含むものと同一のM1+nAX相であってもよい。あるいは、ピエゾ抵抗層のM1+nAX相とは異なるM1+nAX相でもよい。さらに、薄膜センサは、キャリア本体および膜からピエゾ抵抗層を絶縁する絶縁体を含んでもよい。ピエゾ抵抗層と膜およびキャリア本体とが、同一の材料を含む場合、異なる熱膨張係数のために起こる機械的応力の可能性は排除される。これにより、薄膜センサの長い耐用年数を確保することができる。絶縁体は、ピエゾ抵抗層から膜に電流が流れることを防止してもよい。膜およびキャリア本体またはピエゾ抵抗層によって構成されたM1+nAX相が互いに異なるとしても、それらの熱膨張係数は互いに非常に類似している。
以下、添付図面に基づき、本発明を説明する。
図1は、例示的な第1実施形態による薄膜センサを示す。 図2は、例示的な第2実施形態による薄膜センサを示す。 図3は、例示的な第3実施形態による薄膜センサを示す。
発明の詳細な説明
図1は、ピエゾ抵抗層3を備えた膜抵抗体2を備える薄膜センサ1を示す。膜抵抗体2は、2つの電極4を更に備える。電極4は、ピエゾ抵抗層3の両端部に配置されている。
薄膜センサ1は、膜5およびキャリア本体6を備える。膜5は、膜5がキャリア本体6に対して移動できるようにキャリア本体6に固定される。特に、膜5は、本体6に対して振動可能である。この場合、膜5の中央領域は曲げられてもよい。膜抵抗体2は、膜5上に配置されている。ピエゾ抵抗層3は、このため、膜5上に直接堆積されてもよい。特に、膜抵抗体2は、キャリア本体6に対して移動可能な膜5の区域に配置されている。
次に、膜5が、上部に作用する圧力の結果で変形する場合、これは、ピエゾ抵抗層3の変形をもたらす。この場合、圧電効果により、電極4によって検出可能な電気信号が生じる。
薄膜センサ1は、好ましくは、4つの膜抵抗体2を含み、これらは、電気抵抗ブリッジをもたらすように相互接続されている。抵抗ブリッジは、好ましくは、ホィートストンブリッジである。これらの膜抵抗体2によって検出される電気信号に基づき、薄膜センサ1に作用した圧力が計算されてもよい。
本書で説明される薄膜センサ1は、圧力を測定する為に適しているばかりか、力の測定、膜5の伸長を測定するのにも適している。
ピエゾ抵抗層3は、M1+nAX相を含んでもよい。この場合、ピエゾ抵抗層3は、純粋なM1+nAX相または混合相(M1、M2)1+nAX、M1+nA(C1−yまたは(M1,M2)1+nA(C1−yを含んでもよい。ピエゾ抵抗層3は、M1+nAX相から成るか、酸化物、窒化物、炭化物を備えたM1+nAX相の混合物を含んでもよい。
膜5およびキャリア本体6は、ステンレス鋼またはイットリウム安定化ジルコニウムを含んでもよい。ピエゾ抵抗層3は、膜5の熱膨張係数およびキャリ本体6の熱膨張係数と僅かに異なるだけの熱膨張係数を有する。あるいは、膜5およびキャリア本体6は、セラミック材料または金属を含み、あるいは、セラミック材料または金属から成り得る。
図1に示されたピエゾ抵抗層3は直方体である。あるいは、ピエゾ抵抗層3は、蛇行形状でもよい。蛇行形状は、同じ体積を占有しながら、2つの電極の間の長さが長い直方体よりも有利である。
図2は、薄膜センサ1の例示的な第2実施形態を示す。ここで、膜5およびキャリア本体6は、ピエゾ抵抗層3と同一の材料から成る。膜5およびピエゾ抵抗層3の間の電気的短絡を防止するため、ピエゾ抵抗層3と膜との間に絶縁体7が更に配置されている。絶縁体7は、非導電性材料から成る層である。
図3は、例示的第3実施形態を示し、膜5は片側だけでキャリア本体6に固定されている。したがって、膜5は、キャリア本体6に対して曲げられてもよい。
参照符合リスト
1…薄膜センサ、2…膜抵抗体、3…ピエゾ抵抗層、4…電極、5…膜、6…キャリア本体、7…絶縁体。

Claims (15)

  1. ピエゾ抵抗層(3)を備えた膜抵抗体(2)において、
    前記ピエゾ抵抗層(3)は、M1+nAX相を含み、Mは少なくとも一つの遷移金属を含み、Aは主族元素を含み、Xは炭素および/または窒素を含み、nは、1,2または3である、膜抵抗体(2)。
  2. Mは、単一の遷移金属から成り、あるいは、Mは、2つの遷移金属M1,M2を含む、請求項1に記載の膜抵抗体(2)。
  3. Mは、Sc,Ti,V,Cr,Mn,Zr,Nb,Mo,Hf,Taのうち少なくとも一つを含み、Aは、Al,Si,P,S,Ga,Ge,As,Cd,In,Sn,Tl,Pb,Biのうちの少なくとも一つである、請求項1〜2のいずれか一項に記載の膜抵抗体(2)。
  4. 前記ピエゾ抵抗層(3)は、M1+nAX相から成る、請求項1に記載の膜抵抗体(2)。
  5. 前記ピエゾ抵抗層(3)は、酸化物、窒化物または炭化物を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の膜抵抗体(2)。
  6. 前記酸化物は、前記ピエゾ抵抗層(3)の表面酸化物として少なくとも部分的に存在する、請求項5に記載の膜抵抗体(2)。
  7. 前記ピエゾ抵抗層(3)は、8ppm/K〜14ppm/Kの熱膨張係数を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の膜抵抗体(2)。
  8. 前記ピエゾ抵抗層(3)は、20℃の温度で1μΩ/mより大きな比抵抗を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の膜抵抗体(2)。
  9. 前記ピエゾ抵抗層(3)は、前記ピエゾ抵抗層(3)の相対的な長さの変化(ΔL/L)に対する相対的な抵抗の変化(ΔR/R)の比が2より大きいことを示すkファクタを有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の膜抵抗体(2)。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の膜抵抗体(2)を備えた薄膜センサ(1)。
  11. 上部に前記膜抵抗体(2)が配置される膜(5)と、前記膜(5)が固定されるキャリア本体(6)であって、前記膜(5)が前記キャリア本体(6)に対して移動できる、前記キャリア本体(6)と、を備える、請求項10に記載の薄膜センサ(1)。
  12. 前記薄膜センサ(1)が、請求項1〜9のいずれか一項に記載の複数の膜抵抗体(2)を備え、前記複数の膜抵抗体(2)が接続されて、フルブリッジまたはハーフブリッジ形式のブリッジ回路を形成する、請求項10または11に記載の薄膜センサ(1)。
  13. 温度を測定する為の前記膜抵抗体(2)の一つが、前記キャリア本体(6)または前記膜(5)の区域に配置され、前記キャリア本体(6)または前記膜(5)の区域は、前記キャリア本体(6)または前記膜(5)の他の区域より変形が少ない、請求項12に記載の薄膜センサ(1)。
  14. 前記膜(5)または前記キャリア本体(6)は、ステンレス鋼またはイットリウム安定化ジルコニウムを含み得る、請求項11〜13のいずれか一項に記載の薄膜センサ(1)。
  15. 前記膜(5)および前記キャリア本体(6)は、M1+nAX相から成り、Mは少なくとも一つの遷移金属を含み、Aは主族元素を含み、Xは炭素および/または窒素を含み、nは1,2または3であり、前記薄膜センサ(1)は、前記キャリア本体(6)および前記膜(5)から前記ピエゾ抵抗層(3)を絶縁する絶縁体を含む、請求項11〜13のいずれか一項に記載の薄膜センサ(1)。
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