JP6799972B2 - インク消費量見積もり方法 - Google Patents
インク消費量見積もり方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6799972B2 JP6799972B2 JP2016175150A JP2016175150A JP6799972B2 JP 6799972 B2 JP6799972 B2 JP 6799972B2 JP 2016175150 A JP2016175150 A JP 2016175150A JP 2016175150 A JP2016175150 A JP 2016175150A JP 6799972 B2 JP6799972 B2 JP 6799972B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- data
- amount
- area
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17566—Ink level or ink residue control
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17566—Ink level or ink residue control
- B41J2002/17569—Ink level or ink residue control based on the amount printed or to be printed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17566—Ink level or ink residue control
- B41J2002/17589—Ink level or ink residue control using ink level as input for printer mode selection or for prediction of remaining printing capacity
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
印刷用データを取得する印刷用データ取得工程と、
前記印刷用データに基づく印刷領域に対して少なくとも2つの領域である第1領域および第2領域を設定する領域設定工程と、
前記印刷用データに基づく高解像度画像であって前記第1領域に対応する高解像度画像の印刷に要するインクの量である第1インク量をインクの色毎に算出する第1の見積もり工程と、
前記印刷用データに基づく低解像度画像であって前記第2領域に対応する低解像度画像の印刷に要するインクの量である第2インク量をインクの色毎に算出する第2の見積もり工程と、
前記印刷用データの印刷によって消費される総インク量をインクの色毎に前記第1インク量と前記第2インク量とから算出する総インク量算出工程と
を含み、
前記印刷用データは、全てのページに共通するデータである背景データと1ページ毎に異なるデータである可変データとからなり、
前記領域設定工程では、前記背景データおよび前記可変データのそれぞれについて前記第1領域および前記第2領域の少なくとも一方をオペレータに指定させるための領域指定画面が表示され、前記背景データおよび前記可変データのそれぞれについて前記領域指定画面でのオペレータによる指定に基づいて前記第1領域および前記第2領域の設定が行われ、
前記第1の見積もり工程では、前記背景データおよび前記可変データのそれぞれについて、前記第1インク量の算出が行われ、
前記第2の見積もり工程では、前記背景データおよび前記可変データのそれぞれについて、前記第2インク量の算出が行われ、
前記第1の見積もり工程では、
1ページ分の背景データについての前記高解像度画像の印刷に要するインクの量が前記背景データについての前記第1インク量として算出され、
各ページの可変データについての前記高解像度画像の印刷に要するインクの量の全ページ分の総和が前記可変データについての前記第1インク量として算出され、
前記第2の見積もり工程では、
1ページ分の背景データについての前記低解像度画像の印刷に要するインクの量が前記背景データについての前記第2インク量として算出され、
各ページの可変データについての前記低解像度画像の印刷に要するインクの量の全ページ分の総和が前記可変データについての前記第2インク量として算出され、
前記総インク量算出工程では、前記総インク量が下記の式で算出されることを特徴とする、インク消費量見積もり方法:
Mall=(BM1+BM2)×NP+(VM1+VM2)
ここで、Mallは前記総インク量を表し、BM1は前記背景データについての前記第1インク量を表し、BM2は前記背景データについての前記第2インク量を表し、VM1は前記可変データについての前記第1インク量を表し、VM2は前記可変データについての前記第2インク量を表し、NPは前記印刷用データのページ数を表す。
印刷用データを取得する印刷用データ取得工程と、
前記印刷用データに基づく印刷領域に対して少なくとも2つの領域である第1領域および第2領域を設定する領域設定工程と、
前記印刷用データに基づく高解像度画像であって前記第1領域に対応する高解像度画像の印刷に要するインクの量である第1インク量をインクの色毎に算出する第1の見積もり工程と、
前記印刷用データに基づく低解像度画像であって前記第2領域に対応する低解像度画像の印刷に要するインクの量である第2インク量をインクの色毎に算出する第2の見積もり工程と、
前記印刷用データの印刷によって消費される総インク量をインクの色毎に前記第1インク量と前記第2インク量とから算出する総インク量算出工程と
を含み、
前記印刷用データは、全てのページに共通するデータである背景データと1ページ毎に異なるデータである可変データとからなり、
前記背景データとして有効なデータの存在する領域と前記可変データとして有効なデータの存在する領域との間で重複領域が存在するとき、前記重複領域の印刷に要するインクの量の見積もり値が、前記重複領域での前記背景データに基づく印刷に要するインクの量の見積もり値と前記重複領域での前記可変データに基づく印刷に要するインクの量の見積もり値との合計値と等しくされることを特徴とする。
印刷用データを取得する印刷用データ取得工程と、
前記印刷用データに基づく印刷領域に対して少なくとも2つの領域である第1領域および第2領域を設定する領域設定工程と、
前記印刷用データに基づく高解像度画像であって前記第1領域に対応する高解像度画像の印刷に要するインクの量である第1インク量をインクの色毎に算出する第1の見積もり工程と、
前記印刷用データに基づく低解像度画像であって前記第2領域に対応する低解像度画像の印刷に要するインクの量である第2インク量をインクの色毎に算出する第2の見積もり工程と、
前記印刷用データの印刷によって消費される総インク量をインクの色毎に前記第1インク量と前記第2インク量とから算出する総インク量算出工程と
を含み、
前記印刷用データは、全てのページに共通するデータである背景データと1ページ毎に異なるデータである可変データとからなり、
前記背景データとして有効なデータの存在する領域と前記可変データとして有効なデータの存在する領域との間で重複領域が存在するとき、前記重複領域の印刷に要するインクの量の見積もり値が、前記重複領域での前記可変データに基づく印刷に要するインクの量の見積もり値と等しくされることを特徴とする。
印刷用データを取得する印刷用データ取得工程と、
前記印刷用データに基づく印刷領域に対して少なくとも2つの領域である第1領域および第2領域を設定する領域設定工程と、
前記印刷用データに基づく高解像度画像であって前記第1領域に対応する高解像度画像の印刷に要するインクの量である第1インク量をインクの色毎に算出する第1の見積もり工程と、
前記印刷用データに基づく低解像度画像であって前記第2領域に対応する低解像度画像の印刷に要するインクの量である第2インク量をインクの色毎に算出する第2の見積もり工程と、
前記印刷用データの印刷によって消費される総インク量をインクの色毎に前記第1インク量と前記第2インク量とから算出する総インク量算出工程と
を含み、
前記印刷用データは、全てのページに共通するデータである背景データと1ページ毎に異なるデータである可変データとからなり、
前記背景データとして有効なデータの存在する領域と前記可変データとして有効なデータの存在する領域との間で重複領域が存在するとき、前記重複領域の印刷に要するインクの量の見積もり値が、前記重複領域での前記背景データに基づく印刷に要するインクの量の見積もり値および前記重複領域での前記可変データに基づく印刷に要するインクの量の見積もり値のうちの大きい方の値と等しくされることを特徴とする。
また、背景データおよび可変データのそれぞれについて、高解像度画像を用いた見積もりを行う第1領域および低解像度画像を用いた見積もりを行う第2領域をユーザーが自由に設定することが可能となる。このため、ユーザーは、処理速度と見積もり精度とのバランスをより好適なものとすることができる。
さらに、背景データについては1ページ分のデータに基づいて見積もりが行われるので、処理時間の増大が抑制される。
また、背景データと可変データとが重なる部分(重複領域)が存在するとき、処理速度を優先して、当該重複領域でのインク消費量の見積もり値が算出される。
また、背景データと可変データとが重なる部分(重複領域)が存在するとき、当該重複領域でのインク消費量の見積もり値が精度良く算出される。
また、上記第3の発明と同様、背景データと可変データとが重なる部分(重複領域)が存在するとき、当該重複領域でのインク消費量の見積もり値が精度良く算出される。
<1.1 印刷システムの全体構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る印刷システムの全体構成図である。この印刷システムは、印刷物を構成する文字や、ロゴ,絵柄,イラスト等の複数種類の部品を用いた編集処理を行うためのクライアントコンピュータ100と、入稿データ(印刷元データ)に対してRIP処理(ラスタライズ処理)などのデータ処理を施すことによって印刷用データを生成する印刷用データ生成装置200と、カラー印刷を実行するインクジェット印刷装置300とによって構成されている。インクジェット印刷装置300は、印刷機本体320とその制御装置である印刷制御装置310とによって構成されている。クライアントコンピュータ100と印刷用データ生成装置200とインクジェット印刷装置300とは、通信回線400によって互いに通信可能に接続されている。
図2は、本実施形態におけるインクジェット印刷装置300の一構成例を示す模式図である。上述したように、このインクジェット印刷装置300は、印刷機本体320とその制御装置である印刷制御装置310とによって構成されている。
<1.3.1 概要>
以下、本実施形態におけるインク消費量見積もり処理について説明する。印刷用データDAは上述したように背景データとバリアブルデータとによって構成されているところ、背景データおよびバリアブルデータのそれぞれに対して高解像度見積もりエリアR1および低解像度見積もりエリアR2の設定が行われる。本実施形態においては、これらの領域の設定は、後述するようにユーザー(オペレータ)が画面上で領域を指定することによって行われる。そして、背景データおよびバリアブルデータのそれぞれについて、高解像度見積もりエリアR1に設定された領域についての見積もりには高解像度画像が用いられ、低解像度見積もりエリアR2に設定された領域についての見積もりには低解像度画像が用いられる。このように、高解像度画像を用いた見積もりと低解像度画像を用いた見積もりとを組み合わせることによって、印刷用データDAの印刷が行われた場合に消費される総インク量Mallが見積もられる。
図7は、本実施形態におけるインク消費量見積もり処理の手順を示すフローチャートである。なお、このインク消費量見積もり処理は、印刷制御装置310で実行される。但し、インク消費量見積もり処理が印刷制御装置310以外の装置で行われる場合にも本発明を適用することができる。
Mall=(BM1+BM2)×NP+(VM1+VM2)
ここで、BM1は背景データについての第1インク量(ステップS140aで得られる見積もり値)を表し、BM2は背景データについての第2インク量(ステップS140bで得られる見積もり値)を表し、VM1はバリアブルデータについての第1インク量(ステップS150aで得られる見積もり値)を表し、VM2はバリアブルデータについての第2インク量(ステップS150bで得られる見積もり値)を表し、NPは印刷用データDAのページ数を表す。
ところで、印刷用データDAによっては、背景画像とバリアブル画像とが重なる部分(重複領域)が存在する場合(換言すれば、背景データとして有効なデータの存在する領域とバリアブルデータとして有効なデータの存在する領域との間で重なる部分が存在する場合)もある。そのような場合にインク消費量を見積もる際にどのような処理が行われるのかを図12を参照しつつ説明する。なお、ここでは3つの例を挙げて説明するが、具体的な処理については、それら3つの例には限定されない。また、以下の3つの例の処理など複数の処理を用意しておき、実際に実行する処理をユーザーが選択できるようにしても良い。
第1の例について説明する。この例の処理では、見積もり値の精度よりも演算速度が優先される。具体的には、重複領域におけるインク消費量の見積もり値は、背景画像の印刷によって消費されると予測されるインクの量とバリアブル画像の印刷によって消費されると予測されるインクの量とをインクの色毎に単純に加算することによって求められる。
第2の例について説明する。この例の処理では、演算速度よりも見積もり値の精度が優先される。具体的には、まず、実際の印刷時に実行される合成処理(背景データとバリアブルデータとを合成して、背景データとバリアブルデータとの区別のないデータを生成する処理)と同様の処理が実行される。その際、背景データの色とバリアブルデータの色とが混ざり合わないようにするため、重複領域の背景データを無色に相当するデータに変換する処理(「ノックアウト」,「抜き合わせ」などと呼ばれる処理)が行われる。そして、そのような処理で得られたデータを用いて見積もりが行われる。これにより、結果的には、バリアブル画像の印刷によって消費されると予測されるインクの量の見積もり値が、重複領域におけるインク消費量の見積もり値となる。
第3の例について説明する。この例の処理では、上記第2の例の処理と同様、演算速度よりも見積もり値の精度が優先される。この例においても、まず、実際の印刷時に実行される合成処理と同様の処理が実行される。その際、上記第2の例とは異なり、各画素について色毎に背景データの値とバリアブルデータの値のうちの大きい方の値(最大値)を合成後のデータの値とする処理(「Max合成」などと呼ばれる処理)が行われる。そして、そのような処理で得られたデータを用いて見積もりが行われる。これにより、結果的には、画素毎に、背景画像の印刷によって消費されると予測されるインクの量の見積もり値およびバリアブル画像の印刷によって消費されると予測されるインクの量の見積もり値のうちの大きい方の値が、重複領域におけるインク消費量の見積もり値となる。
例えば、或る画素に関し、背景画像の印刷によって消費されると予測されるインクの量が“(C,M,Y,K)=(20,30,45,12)”であって、かつ、バリアブル画像の印刷によって消費されると予測されるインクの量が“(C,M,Y,K)=(10,60,23,15)”であると仮定する。この場合、図12に示すように、第1の例では当該画素についての見積もり値は(C,M,Y,K)=(30,90,68,27)”となり、第2の例では当該画素についての見積もり値は(C,M,Y,K)=(10,60,23,15)”となり、第3の例では当該画素についての見積もり値は(C,M,Y,K)=(20,60,45,15)”となる。
本実施形態によれば、背景データおよびバリアブルデータのそれぞれについて、ユーザーは印刷領域に対して2つの領域(高解像度見積もりエリアR1および低解像度見積もりエリアR2)を設定することができる。そして、高解像度見積もりエリアR1に設定された領域におけるインク消費量については印刷用データDAに基づく高解像度画像を用いて見積もりが行われ、低解像度見積もりエリアR2に設定された領域におけるインク消費量については印刷用データDAに基づく低解像度画像を用いて見積もりが行われる。このように、画像の特性を考慮しつつ、高解像度画像を用いた見積もりと低解像度画像を用いた見積もりとを組み合わせてインク消費量の見積もり値を算出することが可能となる。これにより、仮に低解像度画像を用いて見積もりを行った場合に大きな誤差が生じるような領域では高解像度画像を用いた見積もりを行うことによって充分な見積もり精度を確保しつつ、それ以外の領域では低解像度画像を用いた見積もりを行うことによって高速に見積もりを行うことができる。以上のように、本実施形態によれば、充分な見積もり精度を確保しつつインク消費量見積もり処理の高速化が実現される。従って、バリアブル印刷が行われる場合にも、多大な処理時間を要することなくインク消費量の見積もり値を充分な精度で求めることが可能となる。
<2.1 概要>
第1の実施形態においては、2つの領域(高解像度見積もりエリアR1および低解像度見積もりエリアR2)の設定はユーザーの操作(画面上で矩形領域を指定する操作)に基づいて行われていた。しかしながら、そのような操作はユーザーにとって負担が大きいことが多々ある。そこで、本実施形態においては、ユーザーの操作を介することなく、上記2つの領域の設定が行われる。より具体的には、背景データの存在する領域は高解像度見積もりエリアR1に設定され、バリアブルデータの存在する領域は低解像度見積もりエリアR2に設定される。
図14は、本実施形態におけるインク消費量見積もり処理の手順を示すフローチャートである。インク消費量見積もり処理の開始後、まず、印刷用データDAの取得が行われる(ステップS210)。
Mall=M1×NP+M2
ここで、M1は第1インク量(ステップS240で得られる見積もり値)を表し、M2は第2インク量(ステップS250で得られる見積もり値)を表し、NPは印刷用データDAのページ数を表す。
本実施形態によれば、ユーザーの操作を介することなく、背景データの存在する領域が高解像度見積もりエリアR1に設定されるとともにバリアブルデータの存在する領域が低解像度見積もりエリアR2に設定される。そして、高解像度見積もりエリアR1に設定された領域におけるインク消費量については1ページ分の背景データに基づく高解像度画像を用いて見積もりが行われ、低解像度見積もりエリアR2に設定された領域におけるインク消費量については各ページのバリアブルデータに基づく低解像度画像を用いて見積もりが行われる。このようにして、全てのページに共通するデータである背景データに基づく印刷によるインク消費量については、高解像度で1度だけ演算処理を行うことによって見積もられ、1ページ毎に異なるデータであるバリアブルデータに基づく印刷によるインク消費量については、低解像度でページ毎に演算処理を行うことによって見積もられる。これにより、バリアブル印刷によって大量のページ(例えば数万ページ)の印刷が行われる場合にも、多大な処理時間を要することなくインク消費量の見積もり値を充分な精度で事前に求めることが可能となる。また、ユーザーに操作負担を課することもない。
<3.1 概要>
上述したように、ユーザーに領域設定のための操作をさせることは当該ユーザーにとって負担が大きいことが多々ある。そこで、第2の実施形態では、印刷用データDAの内容に関わらず、背景データの存在する領域は高解像度見積もりエリアR1に設定され、バリアブルデータの存在する領域は低解像度見積もりエリアR2に設定されていた。しかしながら、低解像度画像を用いて見積もりが行われても僅かな誤差しか生じないようなデータ(例えば、チント・イラストのデータや画像データなど)で背景データが構成されていることもあり、また、低解像度画像を用いて見積もりが行われると大きな誤差が生じるようなデータ(文字データや細線データなど)でバリアブルデータが構成されていることもある。そこで、本実施形態においては、各領域が背景データの存在する領域であるかバリアブルデータの存在する領域であるかということには関わらず、各画素のデータを構成するオブジェクトの種類に基づいて2つの領域(高解像度見積もりエリアR1および低解像度見積もりエリアR2)の設定が行われる。
図15は、本実施形態におけるインク消費量見積もり処理の手順を示すフローチャートである。本実施形態においては、まず、オブジェクトの種類を識別できるようにするためのマスクデータが生成される(ステップS310)。マスクデータは、例えば、印刷用データ生成装置200で入稿データに対してRIP処理が行われる際に印刷用データDAとともに生成される。マスクデータはページ毎に用意されるデータであって、本実施形態では1画素分のデータは図16に示すような4ビットのデータである。それら4ビットの各々は次のように使用される。該当の画素の部分にオブジェクトが全く存在していなければ、1ビット目の値が「1」となる。該当の画素の部分に文字データあるいは細線データが存在していれば、2ビット目の値が「1」となる。該当の画素の部分にチント・イラストのデータが存在していれば、3ビット目の値が「1」となる。該当の画素の部分に画像データが存在していれば、4ビット目の値が「1」となる。なお、複数種類のオブジェクトが重なっている画素のマスクデータについては、重なっているオブジェクトの種類に応じて複数のビットの値が「1」となる。例えば、文字データと画像データとが重なっている画素のマスクデータについては、図17に示すように、2ビット目の値と4ビット目の値とが「1」となる。以上のようなマスクデータを用いて、後述するステップS330で領域設定が行われる。
Mall=M1+M2
ここで、M1は第1インク量(ステップS340で得られる見積もり値)を表し、M2は第2インク量(ステップS350で得られる見積もり値)を表す。
本実施形態によれば、ユーザーの操作を介することなく、各画素のデータを構成するオブジェクトの種類に基づいて高解像度見積もりエリアR1および低解像度見積もりエリアR2の設定が行われる。その際、低解像度での見積もりが行われても見積もり精度への影響度合が低いようなオブジェクトが存在する領域は低解像度見積もりエリアR2に設定され、仮に低解像度での見積もりが行われると見積もり精度に大きな影響を及ぼすようなオブジェクトが存在する領域は高解像度見積もりエリアR1に設定される。そして、高解像度見積もりエリアR1に設定された領域におけるインク消費量については印刷用データDAに基づく高解像度画像を用いて見積もりが行われ、低解像度見積もりエリアR2に設定された領域におけるインク消費量については印刷用データDAに基づく低解像度画像を用いて見積もりが行われる。このようにして、画像の特性を考慮しつつ、高解像度画像を用いた見積もりと低解像度画像を用いた見積もりとを組み合わせてインク消費量の見積もり値が算出される。以上より、本実施形態によれば、ユーザーに操作負担を課することなく、充分な見積もり精度を確保しつつインク消費量見積もり処理の高速化が実現される。
上記各実施形態においては、バリアブル印刷を行うインクジェット印刷装置におけるインク消費量の見積もりを例に挙げて説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、バリアブル印刷を行わないインクジェット印刷装置におけるインク消費量の見積もりにも本発明を適用することができる。
35…印字部
35c,35m,35y,35k…C用インクジェットヘッド,M用インクジェットヘッド,Y用インクジェットヘッド,K用インクジェットヘッド
100…クライアントコンピュータ
200…印刷用データ生成装置
300…インクジェット印刷装置
310…印刷制御装置
320…印刷機本体
510…印刷用データ取得手段
520…領域設定手段
530…高解像度見積もり手段
540…低解像度見積もり手段
550…総インク量算出手段
Claims (4)
- インクジェット印刷装置で印刷が行われる際のインクの消費量を見積もる方法であって、
印刷用データを取得する印刷用データ取得工程と、
前記印刷用データに基づく印刷領域に対して少なくとも2つの領域である第1領域および第2領域を設定する領域設定工程と、
前記印刷用データに基づく高解像度画像であって前記第1領域に対応する高解像度画像の印刷に要するインクの量である第1インク量をインクの色毎に算出する第1の見積もり工程と、
前記印刷用データに基づく低解像度画像であって前記第2領域に対応する低解像度画像の印刷に要するインクの量である第2インク量をインクの色毎に算出する第2の見積もり工程と、
前記印刷用データの印刷によって消費される総インク量をインクの色毎に前記第1インク量と前記第2インク量とから算出する総インク量算出工程と
を含み、
前記印刷用データは、全てのページに共通するデータである背景データと1ページ毎に異なるデータである可変データとからなり、
前記領域設定工程では、前記背景データおよび前記可変データのそれぞれについて前記第1領域および前記第2領域の少なくとも一方をオペレータに指定させるための領域指定画面が表示され、前記背景データおよび前記可変データのそれぞれについて前記領域指定画面でのオペレータによる指定に基づいて前記第1領域および前記第2領域の設定が行われ、
前記第1の見積もり工程では、前記背景データおよび前記可変データのそれぞれについて、前記第1インク量の算出が行われ、
前記第2の見積もり工程では、前記背景データおよび前記可変データのそれぞれについて、前記第2インク量の算出が行われ、
前記第1の見積もり工程では、
1ページ分の背景データについての前記高解像度画像の印刷に要するインクの量が前記背景データについての前記第1インク量として算出され、
各ページの可変データについての前記高解像度画像の印刷に要するインクの量の全ページ分の総和が前記可変データについての前記第1インク量として算出され、
前記第2の見積もり工程では、
1ページ分の背景データについての前記低解像度画像の印刷に要するインクの量が前記背景データについての前記第2インク量として算出され、
各ページの可変データについての前記低解像度画像の印刷に要するインクの量の全ページ分の総和が前記可変データについての前記第2インク量として算出され、
前記総インク量算出工程では、前記総インク量が下記の式で算出されることを特徴とする、インク消費量見積もり方法:
Mall=(BM1+BM2)×NP+(VM1+VM2)
ここで、Mallは前記総インク量を表し、BM1は前記背景データについての前記第1インク量を表し、BM2は前記背景データについての前記第2インク量を表し、VM1は前記可変データについての前記第1インク量を表し、VM2は前記可変データについての前記第2インク量を表し、NPは前記印刷用データのページ数を表す。 - インクジェット印刷装置で印刷が行われる際のインクの消費量を見積もる方法であって、
印刷用データを取得する印刷用データ取得工程と、
前記印刷用データに基づく印刷領域に対して少なくとも2つの領域である第1領域および第2領域を設定する領域設定工程と、
前記印刷用データに基づく高解像度画像であって前記第1領域に対応する高解像度画像の印刷に要するインクの量である第1インク量をインクの色毎に算出する第1の見積もり工程と、
前記印刷用データに基づく低解像度画像であって前記第2領域に対応する低解像度画像の印刷に要するインクの量である第2インク量をインクの色毎に算出する第2の見積もり工程と、
前記印刷用データの印刷によって消費される総インク量をインクの色毎に前記第1インク量と前記第2インク量とから算出する総インク量算出工程と
を含み、
前記印刷用データは、全てのページに共通するデータである背景データと1ページ毎に異なるデータである可変データとからなり、
前記背景データとして有効なデータの存在する領域と前記可変データとして有効なデータの存在する領域との間で重複領域が存在するとき、前記重複領域の印刷に要するインクの量の見積もり値が、前記重複領域での前記背景データに基づく印刷に要するインクの量の見積もり値と前記重複領域での前記可変データに基づく印刷に要するインクの量の見積もり値との合計値と等しくされることを特徴とする、インク消費量見積もり方法。 - インクジェット印刷装置で印刷が行われる際のインクの消費量を見積もる方法であって、
印刷用データを取得する印刷用データ取得工程と、
前記印刷用データに基づく印刷領域に対して少なくとも2つの領域である第1領域および第2領域を設定する領域設定工程と、
前記印刷用データに基づく高解像度画像であって前記第1領域に対応する高解像度画像の印刷に要するインクの量である第1インク量をインクの色毎に算出する第1の見積もり工程と、
前記印刷用データに基づく低解像度画像であって前記第2領域に対応する低解像度画像の印刷に要するインクの量である第2インク量をインクの色毎に算出する第2の見積もり工程と、
前記印刷用データの印刷によって消費される総インク量をインクの色毎に前記第1インク量と前記第2インク量とから算出する総インク量算出工程と
を含み、
前記印刷用データは、全てのページに共通するデータである背景データと1ページ毎に異なるデータである可変データとからなり、
前記背景データとして有効なデータの存在する領域と前記可変データとして有効なデータの存在する領域との間で重複領域が存在するとき、前記重複領域の印刷に要するインクの量の見積もり値が、前記重複領域での前記可変データに基づく印刷に要するインクの量の見積もり値と等しくされることを特徴とする、インク消費量見積もり方法。 - インクジェット印刷装置で印刷が行われる際のインクの消費量を見積もる方法であって、
印刷用データを取得する印刷用データ取得工程と、
前記印刷用データに基づく印刷領域に対して少なくとも2つの領域である第1領域および第2領域を設定する領域設定工程と、
前記印刷用データに基づく高解像度画像であって前記第1領域に対応する高解像度画像の印刷に要するインクの量である第1インク量をインクの色毎に算出する第1の見積もり工程と、
前記印刷用データに基づく低解像度画像であって前記第2領域に対応する低解像度画像の印刷に要するインクの量である第2インク量をインクの色毎に算出する第2の見積もり工程と、
前記印刷用データの印刷によって消費される総インク量をインクの色毎に前記第1インク量と前記第2インク量とから算出する総インク量算出工程と
を含み、
前記印刷用データは、全てのページに共通するデータである背景データと1ページ毎に異なるデータである可変データとからなり、
前記背景データとして有効なデータの存在する領域と前記可変データとして有効なデータの存在する領域との間で重複領域が存在するとき、前記重複領域の印刷に要するインクの量の見積もり値が、前記重複領域での前記背景データに基づく印刷に要するインクの量の見積もり値および前記重複領域での前記可変データに基づく印刷に要するインクの量の見積もり値のうちの大きい方の値と等しくされることを特徴とする、インク消費量見積もり方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016175150A JP6799972B2 (ja) | 2016-09-08 | 2016-09-08 | インク消費量見積もり方法 |
US15/697,241 US10479102B2 (en) | 2016-09-08 | 2017-09-06 | Method of estimating amount of ink consumed and apparatus for estimating amount of ink consumed |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016175150A JP6799972B2 (ja) | 2016-09-08 | 2016-09-08 | インク消費量見積もり方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018039191A JP2018039191A (ja) | 2018-03-15 |
JP6799972B2 true JP6799972B2 (ja) | 2020-12-16 |
Family
ID=61281632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016175150A Active JP6799972B2 (ja) | 2016-09-08 | 2016-09-08 | インク消費量見積もり方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10479102B2 (ja) |
JP (1) | JP6799972B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11660875B1 (en) * | 2021-10-28 | 2023-05-30 | Kyocera Document Solutions Inc. | Methods and system for granular ink estimation for printing operations |
US11960947B2 (en) * | 2022-06-28 | 2024-04-16 | Kyocera Document Solutions Inc. | Methods and printing system using accelerated consumable use estimation in printing operations |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6219153B1 (en) * | 1997-11-17 | 2001-04-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Printer having a memory for storing a printer profile parameter |
US7283258B1 (en) | 1998-08-28 | 2007-10-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Print system capable of notifying user of required ink amount |
JP3968889B2 (ja) | 1998-08-28 | 2007-08-29 | ブラザー工業株式会社 | プリントシステム |
JP3827918B2 (ja) * | 2000-05-24 | 2006-09-27 | シャープ株式会社 | 画像処理装置およびそれを備えた画像形成装置 |
JP2003334975A (ja) * | 2002-05-22 | 2003-11-25 | Seiko Epson Corp | 印刷装置及びコンピュータプログラム |
JP2006281497A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Seiko Epson Corp | 印刷システム、印刷装置および印刷制御装置 |
JP4453042B2 (ja) | 2007-04-12 | 2010-04-21 | ブラザー工業株式会社 | プリントシステム、当該システムに用いられる情報処理端末 |
CN101362401B (zh) * | 2007-08-09 | 2011-08-17 | 珠海天威技术开发有限公司 | 墨盒芯片及可变信息的读写方法 |
JP5043762B2 (ja) * | 2008-04-24 | 2012-10-10 | キヤノン株式会社 | 印刷制御装置、印刷制御方法及びプログラム |
JP2011095953A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Seiko Epson Corp | 消耗品消費量調整装置、消耗品消費量調整装置の制御方法及び制御プログラム |
US8807695B1 (en) * | 2013-01-30 | 2014-08-19 | Xerox Corporation | System and method for estimating ink usage in an inkjet printer |
JP5835260B2 (ja) * | 2013-03-28 | 2015-12-24 | ブラザー工業株式会社 | インクジェットプリンタ |
-
2016
- 2016-09-08 JP JP2016175150A patent/JP6799972B2/ja active Active
-
2017
- 2017-09-06 US US15/697,241 patent/US10479102B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20180065376A1 (en) | 2018-03-08 |
US10479102B2 (en) | 2019-11-19 |
JP2018039191A (ja) | 2018-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6823962B2 (ja) | インク消費量見積もり方法、インク消費量見積もり装置、および印刷システム | |
JP6550883B2 (ja) | 印刷データ生成装置、印刷装置、および印刷データ生成方法 | |
JP7080073B2 (ja) | 画像データ処理方法および印刷システム | |
US10043301B2 (en) | Vector data processor, image recording system, vector data processing method, and computer-readable medium | |
JP6799972B2 (ja) | インク消費量見積もり方法 | |
JP5784442B2 (ja) | 画像処理装置及びそれを用いた印刷装置並びにそのプログラム | |
CN101346238B (zh) | 图像处理装置、打印机及图像处理方法 | |
KR100653054B1 (ko) | 인쇄시스템 및 인쇄방법 | |
JP2009065541A (ja) | 画像処理装置、画像形成装置、及び画像処理方法。 | |
JP4604623B2 (ja) | 画像処理装置 | |
EP1988490A1 (en) | Selective density enhancement of graphical objects | |
US10070014B2 (en) | Print data processing method and apparatus reducing ink applied in erosion region among white-plate data | |
JP2017087692A (ja) | 濃度決定方法、濃度決定装置、濃度決定プログラムおよびプログラム記録媒体 | |
JP5112223B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理プログラム | |
JP2019147271A (ja) | インクジェット印刷装置およびインクジェット印刷方法 | |
JP6373673B2 (ja) | データ処理装置、画像記録システム、データ処理方法およびプログラム | |
US11899997B1 (en) | Image arrangement apparatus and image forming apparatus, image arrangement method, and computer readable storage medium | |
JP2019025733A (ja) | プレビュー装置、プレビュー方法、およびプレビュープログラム | |
JP2017152819A (ja) | 画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラム、印刷システム | |
JP6021662B2 (ja) | 画像記録装置、画像記録方法およびプログラム | |
JP5494541B2 (ja) | 画像編集装置と画像編集プログラム | |
JP2021053828A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2011119901A (ja) | 画像処理方法、そのプログラム及び画像処理装置 | |
JP2009141529A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190624 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200427 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200602 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200722 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201124 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6799972 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |