JP2003334975A - 印刷装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

印刷装置及びコンピュータプログラム

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JP2003334975A
JP2003334975A JP2002148269A JP2002148269A JP2003334975A JP 2003334975 A JP2003334975 A JP 2003334975A JP 2002148269 A JP2002148269 A JP 2002148269A JP 2002148269 A JP2002148269 A JP 2002148269A JP 2003334975 A JP2003334975 A JP 2003334975A
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JP2002148269A
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Kenji Okita
賢二 音喜多
Hiroichi Nunokawa
博一 布川
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17566Ink level or ink residue control

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷すべき画像データに対する記録剤の使用
量の予測を短時間にて実行することが可能な印刷装置等
を実現する。 【解決手段】 画像データに基づき記録剤を用いて所定
の解像度にて印刷する前に、前記画像データに基づく、
前記所定の解像度より低い解像度のデータを用いて、前
記印刷に使用する記録剤の使用量を予測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データに基づ
き記録剤を用いて所定の解像度にて印刷する前に、前記
印刷に使用する記録剤の使用量を予測する印刷装置に関
する。
【0002】
【背景技術】従来、印刷装置は、印刷に用いられる例え
ば、インクやトナーなどの記録剤が、所定量収容された
容器によって供給される。そして、印刷を繰り返すこと
により、記録剤が無くなると、画像が完成されないまま
に途中で印刷が終了してしまい、記録紙や記録剤を浪費
することを避けるため、予め印刷に使用する記録剤の量
を予測し、記録剤の残量と比較して、印刷の可否を判断
する印刷装置が知られている。この際、使用する記録剤
の予測は、入力された印刷すべき画像データを、まさに
印刷するために印刷データに展開した後に、その印刷デ
ータに基づいて使用する記録剤の使用量を予測してい
る。
【0003】このとき、使用量の予測に用いられる印刷
データは、OS (オペレーションシステム)の管理下
でアプリケーションプログラム等から与えられた画像デ
ータ(読み取った画像信号)がプリンタドライバ90a
に与えられ、プリンタドライバ90aが備えるラスタラ
イザ,色補正モジュール およびハーフトーンモジュー
ルの3つ基本的手段により、描画に必要な2値データと
して生成される。すなわち、まずラスタライザでR
(赤),G(緑),B(青)の3原色に分解され、それ
ぞれの色毎にラスタ変換されたRGBビットイメージデ
ータを得る。得られたRGBビットイメージデータは、
その解像度がプリンタにて出力する解像度に対応するよ
うに変換される。例えば、画像データが、主走査方向、
副走査方向ともに360dpiの解像度で読み取られた
ビットイメージデータであり、プリンタの解像度が、主
走査方向、副走査方向ともに720dpiの場合には、
画像データの主走査方向及び副走査方向の各データ間を
補完するデータを生成する解像度変換が実行される。解
像度変換されたRGB ビットイメージデータは、印刷
色に対応させるために色補正モジュールにて色補正処理
が施され、K (ブラック),C (シアン),M (マ
ゼンタ),およびY (イエロー)の印刷用のCMYK
ビットイメージデータに変換される。さらに、CMYK
ビットイメージデータを濃淡インク振分けテーブルによ
ってC およびM についてはC,c およびM ,m に
振分けた上でハーフトーンモジュールにて、ディザ法や
誤差拡散法等のハーフトーン処理を実行する。これによ
り色毎にビットマップ上の配置等が決定され、それぞれ
2 値のビットマップが作成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の印刷装置にあっては、使用する記録剤の予測が、ま
さに印刷するための印刷データ、すなわち、プリンタの
解像度に対応すべく解像度変換成された画像データに、
色補正処理、ハーフトーン処理等が実行されたピットマ
ップ、に基づいて行われるため、プリンタの解像度に対
応したピットマップを構成する多大なデータを生成する
処理、及び、このピットマップを基に記録剤の使用量を
予測する処理に多くの時間が費やされることになる。こ
の使用量の予測は、本来の印刷処理の中では必要のない
処理である。すなわち、記録剤の使用量が、記録剤の残
量より少ない場合には、単に印刷スピードを遅らせるた
め、できるだけ短時間で処理することが望まれている。
【0005】本発明は、かかる課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、印刷すべき画像デ
ータに対する記録剤の使用量の予測を短時間にて実行す
ることが可能な印刷装置、及びコンピュータプログラム
を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】主たる本発明は、画像デ
ータに基づき記録剤を用いて所定の解像度にて印刷する
前に、前記印刷に使用する記録剤の使用量を予測する印
刷装置において、前記使用量の予測には、前記画像デー
タに基づく、前記所定の解像度より低い解像度のデータ
を用いることを特徴とする印刷装置である。本発明の他
の特徴については、添付図面及び以下の記載により明ら
かにする。
【0007】
【発明の実施の形態】===開示の概要=== 本明細書における発明の詳細な説明の項の記載により、
少なくとも次のことが明らかにされる。
【0008】画像データに基づき記録剤を用いて所定の
解像度にて印刷する前に、前記印刷に使用する記録剤の
使用量を予測する印刷装置において、前記使用量の予測
には、前記画像データに基づく、前記所定の解像度より
低い解像度のデータを用いることを特徴とする印刷装置
である。このような印刷装置によれば、使用量の予測に
用いるデータ量が、所定の解像度のデータから予測する
場合より小さくなる。このため、画像データに予測に用
いるデータに色補正処理やハーフトーン処理等の処理を
施したり、使用量を予測する処理を短時間で行うことが
可能となる。ここで、印刷装置とは、この発明の特徴事
項である、前記所定の解像度より低い解像度のデータを
用いて印刷に使用する記録剤の使用量を印刷前に予測す
る処理を実行する装置を示し、例えばプリンタ単体にお
ける処理によって実行する場合には、プリンタ単体が印
刷装置となり、プリンタに接続されたホストのドライバ
の処理として実行する場合には、ホストとプリンタとを
組み合わせたシステムが印刷装置となる。
【0009】かかる印刷装置において、前記低い解像度
のデータに基づいて求めた記録剤の使用量と、該求めた
記録剤の使用量を前記所定の解像度に対応した使用量に
変換するための変換係数とを用いて前記記録剤の使用量
を予測することが望ましい。このような印刷装置によれ
ば、低い解像度のデータから、所定の解像度の印刷にお
ける記録剤の使用量を容易に求めることが可能となり、
少ないデータ量であっても、所定の解像度に対応した使
用量を予測することが可能となる。
【0010】かかる印刷装置において、前記変換係数
は、前記予測に用いるデータの解像度と、前記所定の解
像度とに対応付けられて複数記憶されていることが望ま
しい。このような印刷装置によれば、予測のための低い
解像度と所定の解像度との組合せに対応させて、変換係
数を設定することにより、多くの解像度に対応した記録
剤の使用量を短時間で予測することが可能となる。
【0011】かかる印刷装置において、前記印刷は、前
記記録剤にてドットを形成するものであり、前記低い解
像度のデータは、当該解像度にて印刷する際に形成する
ドットを示すビットマップデータであり、前記低い解像
度のデータに基づいて求めた記録剤の使用量は、前記ビ
ットマップデータに対応したドットを形成する際に使用
する記録剤の使用量であることが望ましい。このような
印刷装置によれば、使用量の予測に用いるビットマップ
データは、データに対応した低い解像度にて印刷する際
に形成するドットの量を示すので、このビットマップデ
ータに対応したドットを形成する際の記録剤の使用量を
比較的正確に、かつ容易に求めることが可能となる。
【0012】かかる印刷装置において、前記ドットは、
複数のサイズを有し、前記低い解像度のデータに基づい
て求めた記録剤の使用量は、前記ビットマップデータに
基づいてカウントされたサイズ毎のドット数と、各サイ
ズのドットを形成するために使用する記録剤の量との積
であることが望ましい。このような印刷装置によれば、
形成されるドットをサイズ毎にカウントしたドット数
と、各サイズに対応させた記録剤の量との積により使用
量を予測するので、高い精度で記録剤の使用量を予測す
ることが可能となる。
【0013】かかる印刷装置において、前記変換係数
は、複数の異なる方式による印刷にて、単位面積あたり
に使用される記録剤の使用量の平均値であることが望ま
しい。このような印刷装置によれば、異なる方式の印刷
に対応させた記録剤の使用量平均値を用いるので、いず
れの方式による印刷を行う場合においても、ほぼ適正な
使用量を予測することが可能となり、いずれの方式によ
り印刷する際にも信頼性の高い使用量を予測することが
可能となる。
【0014】かかる印刷装置において、黒色の記録剤
と、有彩色の記録剤とを有し、前記変換係数は、前記黒
色の記録剤と、前記有彩色の記録剤とにそれぞれ別個に
設定されていることが望ましい。黒色の記録剤はテキス
トの印刷に使用される場合が多く、有彩色の記録剤は自
然画等の印刷に使用される場合が多いが、それらテキス
トと自然画とは単位面積あたりに使用される記録剤の使
用量が大きく異なる。このため、黒色の記録剤の変換係
数と、有彩色の記録剤の変換係数とを、別個に設定した
印刷装置によれば、黒色の記録剤、及び有彩色の記録剤
のそれぞれに適した使用量を予測することが可能とな
る。
【0015】かかる印刷装置において、使用者に報知す
る事象が生じた際に、その事象を報知する報知手段と、
印刷に使用した記録剤の使用量に基づいて記録剤の残量
を算出する残量算出手段とを有し、前記予測した使用量
と、前記残量とを比較し、残量の方が少ない場合には、
その旨を示す事象を前記報知手段によって報知すること
が望ましい。このような印刷装置によれば、印刷すべき
画像データを印刷するために必要な記録剤が残存してい
ない場合には、使用者にその旨を示す事象を報知するこ
とが可能となる。このため、印刷が途中で中止されるこ
とがなく、記録剤や記録シート等の浪費、及び、印刷時
間の浪費を防止することが可能となる。
【0016】また、画像データに基づき記録剤を用いて
所定の解像度にて印刷する前に、前記印刷に使用する記
録剤の使用量を予測する印刷装置に、前記画像データに
基づく、前記所定の解像度より低い解像度のデータを用
いて前記使用量を予測させる機能を実現するコンピュー
タプログラムも実現可能である。
【0017】===印刷装置の概略構成=== 図1を参照して本実施の形態に係る印刷装置の主として
外部の概略構成について説明する。図1は本実施の形態
に係る印刷装置の概略構成を示した図である。
【0018】図1には、印刷装置の一例として、カラー
インクジェットプリンタ(以下、プリンタという)2
と、ホストコンピュータ90とを接続したコンピュータ
システム1を示した。この印刷装置としてのコンピュー
タシステム1は、コンピュータ本体93、ディスプレイ
94、マウス91aやキーボード91b等の入力装置9
1及び読取装置92を備えたホストコンピュータ90
と、プリンタ2とで構成されている。なお、このプリン
タ2は、取り外し可能に装着されたロール紙ユニット1
9とを有している。
【0019】プリンタ2は、カラー画像の出力が可能な
プリンタであり、記録剤として例えば、シアン(C)、
マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4
色の色インクを用い、この色インクを、ロール紙を始め
とする被印刷体上に吐出してドットを形成することによ
り画像を形成するインクジェット方式のプリンタであ
る。なお、色インクとして、上記4色に加えて、ライト
シアン(薄いシアン、LC)、ライトマゼンタ(薄いマ
ゼンタ、LM)、ダークイエロー(暗いイエロー、D
Y)を用いてもよい。
【0020】図1に示すように、プリンタ2は、背面に
給紙部13が備えられ、この給紙部から供給された印刷
用紙等の被印刷体を前面から排出する構造であり、プリ
ンタ2の前面には操作パネル11、排紙部12が備えら
れており、内部には使用者への報知手段をなすブザー7
0(図3)が備えられている。
【0021】操作パネル11には、各種操作ボタン11
1、使用者に各種情報を報知するための表示ランプ11
2及び表示ディスプレイ113が設けられている。ま
た、排紙部12には、不使用時に排紙口を塞ぐ排紙トレ
ー121が備えられ、給紙部13には、カット紙(図示
しない)を保持する給紙ホルダ131、ロール紙ユニッ
ト19を保持するロール紙ユニットホルダ20、21が
備えられている。
【0022】===プリンタ2の内部構成=== 次に、図2を参照してプリンタ2の内部構成について説
明する。図2は本実施の形態に係るプリンタ2の内部構
成を示した図である。
【0023】プリンタ2は、図示するように、キャリッ
ジ28に搭載された印刷ヘッド22,224,25,2
6を駆動してインクの吐出及びドット形成を行う機構
と、このキャリッジ28をキャリッジモータ30によっ
てプラテン42の軸方向に往復動させる機構と、紙送り
モータ31によってロール紙ユニット19から供給され
る印刷用ロール紙32を搬送する機構と、制御回路50
とを有している。
【0024】キャリッジ28をプラテン42の軸方向に
往復動させる機構は、プラテン42の軸と並行に架設さ
れ、キャリッジ28を摺動可能に保持する摺動軸44
と、キャリッジモータ30との間に無端の駆動ベルト4
5を張設するプーリ等から構成されている。
【0025】ロール紙ユニット19から供給される印刷
用ロール紙32を搬送する機構は、プラテン42と、印
刷用ロール紙32を搬送するための紙送りモータ31
と、紙送りモータ31によって回転される搬送ローラ7
と、印刷用ロール紙32の搬送量を検出するためのエン
コーダ47とを有している。また、ロール紙ユニットホ
ルダ20に設けられた接点201に対向して、プリンタ
2に接点101が設けられている。
【0026】制御回路50は、プリンタの操作パネル1
1や接続されたホストコンピュータ90から印刷指令信
号が入力されると、紙送りモータ31やキャリッジモー
タ30、印刷ヘッド22,24,25,26の動きを適
切に制御する。プリンタ2のロール紙ユニットホルダ2
0、21に保持されたロール紙ユニット19の印刷用ロ
ール紙32は、プラテン42の上に案内され、搬送ロー
ラ7によりだけ搬送される。
【0027】キャリッジ28には、多数のノズルを備え
た印刷ヘッド22,24,25,26と、この印刷ヘッ
ド22,24,25,26と一体に設けられたカートリ
ッジ装着部が固定され、このカートリッジ装着部にイン
クカートリッジINC1とインクカートリッジINC2
とが装着される。インクカートリッジINC2には黒
(K)インクが収容され、インクカートリッジINC1
には他のインク、すなわち、シアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)の3色インクが収容されてい
る。ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)、
ダークイエロー(DY)のインクも収容可能であること
は既述の通りである。
【0028】===制御回路50の内部構造=== 次に図3を参照してプリンタ2の制御回路50の内部構
成について説明する。図3は本実施の形態に係るプリン
タ2の制御回路50の内部構成を示したブロック図であ
る。
【0029】図3に示すように、制御回路50の内部に
は、表示手段としてのディスプレイ94を備えたホスト
コンピュータ90から供給された信号を受信するバッフ
ァメモリ51と、印刷データを格納するイメージバッフ
ァ52と、プリンタ2全体の動作を制御するシステムコ
ントローラ54と、メインメモリ56とを備えている。
システムコントローラ54には、さらに、キャリッジモ
ータ30を駆動する主走査駆動回路61と、紙送りモー
タ31を駆動する副走査駆動回路62と、印刷ヘッド2
2,224,25,26を駆動するヘッド駆動回路63
と、インクの消費量を算出するための吐出履歴管理部7
4と、使用者への報知手段としての前記表示ランプ11
2、表示ディスプレイ113、ブザー70を制御する報
知手段制御回路72とが接続されている。
【0030】吐出履歴管理部74には、印刷ヘッドの駆
動信号に基づいてインクの消費量を算出する演算部76
と、算出されたインク消費量を記憶するためのEEPR
OM58とが設けられている。例えば、キャリッジ28
に搭載されたブラックインク吐出用の印刷ヘッド22
は、印刷やヘッドのクリーニング等によりインクを消費
する際に、ドットの種類ごとのインク消費量をカウント
し、求められたインク残量をEEPROM58のブラッ
クインク用の領域Kに記憶するようになっている。同様
に、キャリッジ28に搭載されたシアンインク吐出用の
印刷ヘッド24、マゼンダインク吐出用の印刷ヘッド2
5 、及びイエローインク吐出用の印刷ヘッド26も、
各々EEPROM58の各色インク用領域C,M,Y
に、個別に、インクの残量記憶していくようになってい
る。この記憶は、プリンタの主電源をオフにした場合に
も損なわれることがない。
【0031】ホストコンピュータ90から転送された印
刷データは、一旦、バッファメモリ51に蓄えられる。
プリンタ2内では、システムコントローラ54が、バッ
ファメモリ51から印刷データの中から必要な情報を読
み取り、これに基づいて、主走査駆動回路61、副走査
駆動回路62、ヘッド駆動回路63に対して制御信号を
送る。
【0032】イメージバッファ52には、バッファメモ
リ51で受信された複数の色成分の印刷データが格納さ
れる。ヘッド駆動回路63は、システムコントローラ5
4からの制御信号に従って、イメージバッファ52から
各色成分の印刷データを読出し、これに応じて印刷ヘッ
ド22,24,25,26に設けられた各色のノズルア
レイを駆動する。
【0033】===印刷装置の動作=== 印刷装置としてのコンピュータシステム1は、使用者に
よりホストコンピュータ90から入力された印刷指令に
基づいて実行される。
【0034】<<<印刷処理の概要>>>図4は、本実
施形態におけるコンピュータシステムによる印刷処理の
概要を示すフローチャートである。
【0035】ホストコンピュータ90から、使用者によ
り印刷すべき画像データが指定されて印刷情報と共に印
刷指令が入力されると(S100)、ホストコンピュー
タ90内のプリンタドライバ90aにより、印刷情報が
読み取られる。印刷情報には、例えば、使用者によって
指定された、光沢紙や普通紙などの印刷用紙の種類、高
精細モードやはやいモードなどの印刷モード等が含まれ
ている。これら印刷用紙の種類及び印刷モードが指定さ
れることにより、印刷する画像における主走査及び副走
査方向の解像度や、バンド送り方式や各種インターレー
ス方式などの印刷方式が決定される。たとえば、使用者
により普通紙が指定され、印刷モードとして、はやいモ
ードが指定されると、バンド送り方式にて、主走査及び
副走査方向の解像度はいずれも360dpiの解像度の
画像が印刷され、光沢紙が指定され、高精細モードが指
定されると、所定のインターレース方式にて、主走査方
向が1440dpi、副走査方向が720dpiの解像
度の画像が印刷されることになる。
【0036】ここでは印刷情報として、印刷用紙の種類
として光沢紙が指定され、印刷モードとして高精細モー
ドが指定された例について説明する。
【0037】入力された印刷情報により印刷する解像度
の情報を取得すると(S101)、指定された画像デー
タがプリンタドライバ90aに与えられ、この画像デー
タを印刷する際に使用するインクの使用量を予測する予
測処理が実行される(S102)。この予測処理につい
ては後述する。
【0038】予測処理により、各色のインク使用量が予
測されると、プリンタ2のEEPROM58に記憶され
ている各色毎のインク残量データを取得し(S10
3)、この残量データと予測したインク使用量とを比較
し(S104)、残量が多い場合には通常の印刷動作を
実行する。すなわち、指定された画像データ(読み取っ
た画像信号)がプリンタドライバ90aに与えられ、プ
リンタドライバ90aが備えるラスタライザでR
(赤),G(緑),B(青)の3 原色に分解され、そ
れぞれの色毎にラスタ変換されたRGBビットマップデ
ータを得る。得られたRGBビットマップデータは、解
像度がプリンタにて出力する解像度、主走査方向144
0dpi、副走査方向720dpiの解像度に対応する
ように変換される。例えば、画像データが、主走査方
向、副走査方向ともに360dpiの解像度で読み取ら
れたビットマップデータの場合には、主走査方向及び副
走査方向の各データ間を補完するデータを生成する解像
度変換が実行される。解像度変換されたRGBビットマ
ップデータは、印刷色に対応させるために色補正モジュ
ールにて色補正処理が施され、K(ブラック),C(シ
アン),M(マゼンタ),およびY(イエロー)の印刷
用のCMYKビットマップデータに変換される。さら
に、CMYKビットマップデータを濃淡インク振分けテ
ーブルによってCおよびMについてはC,cおよびM,
mに振分けた上でハーフトーンモジュールにて、ディザ
法や誤差拡散法等のハーフトーン処理を実行する。これ
により色毎にビットマップ上の配置等が決定され、それ
ぞれ2 値のビットマップデータが作成される(S10
5)。
【0039】この2値のビットマップデータは、制御信
号と共にプリンタ2に送出される。プリンタ2では、2
値のビットマップデータがバッファメモリ51に記憶さ
れ、システムコントローラ54の処理により、指定され
た印刷方式に対応すべくラスタライズ処理、ラスターロ
ウ変換処理されてイメージバッファに展開される(S1
06,S107)。システムコントローラ54は、ホス
トコンピュータの制御信号に基づいて、主走査駆動回路
61、副走査駆動回路62,及び、ヘッド駆動回路63
を制御してイメージバッファのデータに基づいて各色用
ヘッドに所定の種類のドットを吐出させる(S10
8)。このとき、システムコントローラ54は、ヘッド
駆動回路63のヘッド駆動信号に基づいて、吐出したイ
ンクの使用量を測定する。インクの測定方法については
後述する。
【0040】一方、プリンタ2のEEPROM58に記
憶されている各色毎のインク残量データと予測したイン
ク使用量とを比較した結果、残量の方が少ないい場合に
は、その事象、及び、印刷の中止を促すか、又は印刷方
式の変更を促すメッセージ等の表示をホストコンピュー
タ90のディスプレイ94やプリンタ2の表示ディスプ
レイ113に表示したり、プリンタ2の表示ランプ11
2、ブザー70等により、使用者に報知する(S10
9,S110)。この報知に対し、使用者から印刷方式
が指定され印刷処理を継続する旨の指令が入力される
と、指定された印刷方式に基づいて印刷処理が実行され
る(S105〜S108)。
【0041】<<<印刷に使用するインク使用量予測処
理>>>図5は、本実施形態におけるコンピュータシス
テムによるインク使用量予測処理を示すフローチャート
である。インクの使用量を予測する予測処理では、イン
ク使用量を予測するための予測用ビットマップデータを
用いる。予測処理では、まず指定された画像データをプ
リンタドライバ90aのラスタライザでR(赤),G
(緑),B(青)の3原色に分解しRGBビットマップ
データを得る(S200)。
【0042】次に、取得したRGBビットマップデータ
の解像度と、前記印刷処理にて取得した印刷画像解像度
とを比較する(S201)。ここで、予測用のビットマ
ップデータは、印刷して得られる画像の解像度(以下、
印刷画像解像度という)より低い解像度とするため、指
定された印刷すべき画像の解像度(以下、元データ解像
度という)が、印刷画像解像度より高い場合にはデータ
を間引くなどの処理を施して低解像度化する(S20
2)。
【0043】上述したように本実施形態では、元データ
解像度が主走査方向、副走査方向ともに360dpiで
あるため、データの低解像度化は行わないが、さらに低
解像度のデータを生成しても良い。
【0044】低解像度のRGBビットマップデータは、
上述した方法により色補正モジュールにて色補正処理が
施されて、印刷用のCMYKビットマップデータに変換
される(S203)。さらに、濃淡インク振分けされた
上でハーフトーンモジュールにて、ディザ法や誤差拡散
法等のハーフトーン処理を実行する(S204)。これ
により、主走査方向、副走査方向ともに360dpiの
解像度を有し、色毎に2 値のビットマップデータが作
成される。
【0045】このビットマップデータでは、ビットマッ
プの配置によって形成されるドットのサイズが大ドッ
ト、中ドット、小ドットの3種類のサイズを有するドッ
トで表されている。
【0046】そして、プリンタドライバ90aの処理に
より、各色のビットマップデータに存在する大ドット、
中ドット、小ドットの数がカウントされ、ドットのサイ
ズに応じたインク重量値が累積加算されてメモリに記憶
される(S205)。例えば、小ドットを形成するため
の使用するインクの重量値が100ng、中ドットを形
成するための使用するインクの重量値が200ng、大
ドットを形成するための使用するインクの重量値が30
0ngである場合には、カウントした各サイズのドット
の数と、そのサイズに対応する重量値が乗算される。さ
らに、3種類のドットによるインク使用量は加算され
て、360dpiの解像度に対応するインク使用量が算
出されメモリに記憶される。
【0047】この360dpiの解像度に対応するイン
ク使用量には、後述する変換係数αが乗算されて、印刷
画像解像度、即ち主走査方向1440dpi、副走査方
向720dpiの解像度に相当するインク使用量に変換
されてインク使用量の予測値が算出される(S20
6)。
【0048】変換係数αは、低い解像度のデータに基づ
いて求めた記録剤の使用量と、この求めた記録剤の使用
量を印刷画像解像度に対応した使用量に変換するための
係数であり、複数の元データ解像度と、プリンタ2にて
印刷可能な印刷画像解像度と対応づけられており、ホス
トコンピュータ90のメモリに各々の解像度と対応づけ
られた複数の変換係数αが記憶されている。
【0049】この変換係数αは、同一の画像に対し、元
データ解像度となり得る解像度および印刷画像解像度と
なり得る解像度との異なる解像度にて印刷した際に、単
位面積あたりに吐出されるインク量(以下、インク密度
とする)の比を示したものであり、次式にて表される。
【数1】
【0050】ところで、インク密度は同じ解像度にて印
刷する場合であっても印刷方式によって異なるものであ
る。例えば、各ラスタを印刷用紙の先端側から順次印刷
する方式の場合には、用紙の送り方向に隣接するラスタ
を構成するドットのインクが乾燥しないうちに、その隣
にインクを吐出する。このため、インクの滲みを防止す
るためにインクの吐出量は少なく設定される。一方、複
数のラスタを、それらの間隔を隔てて印刷し、しかるべ
き時間が経過した後にそれらラスタの間に、隣接するラ
スタを印刷する場合には、滲みが生じる虞が少ないた
め、吐出するインク量は多く設定される。このため、い
ずれの印刷方式による印刷の場合であっても、予測した
使用量が、実際に使用されるインクの使用量と大幅に差
が発生しないように、特定の元データ解像度と特定の印
刷画像解像度とに対応づけられた1つの変換係数であっ
ても、複数の印刷方式によって印刷された場合のインク
密度の平均値αAveによって設定されている。例え
ば、主走査方向1440dpi、副走査方向720dp
iの解像度にて印刷する場合について説明する。図6
は、複数の印刷モード及び印刷方式に適した変換係数を
求めるための印刷パターンを示す概念図であり、図7は
印刷パターン毎のインク密度比を説明するための図であ
る。コンピュータシステム1は、図6に示すようなPh
otoモード、Textモード、Graphicモード
の3つの印刷モードを有し、それら印刷モードにおい
て、印刷方式の異なる印刷パターンを含め6つの印刷パ
ターンにて印刷が可能であり、これら各々の印刷パター
ンを印刷する際のインク密度は図7に示すとおりとす
る。この場合の変換係数αは、パターン1からパターン
6までのインク密度比、即ち、元データ解像度(360
dpi×360dpi)にて印刷した際のインク密度に
対する印刷画像解像度(1440dpi×720dp
i)にて印刷した際のインク密度の比をすべて加算し
て、印刷パターンの数6で割って得られる平均値αAv
eとなる。
【0051】さらに、カラープリンタでは、ブラックイ
ンクと、シアンインク、マゼンタインク、イエローイン
ク等の有彩色のインクとを有しているが、これらブラッ
クインクと、有彩色のインクとは、使用される印刷対象
が異なることが多いため、それらに適した変換係数αを
別個に有している。即ち、ブラックインクはテキストの
印刷に使用される場合が多く、有彩色のインクは自然画
等の印刷に使用される場合が多い。これらテキストと自
然画とは単位面積あたりに使用されるインクの使用量が
大きく異なるため、ブラックインクの変換係数と、有彩
色のインクの変換係数とを別個に設定し、予測の精度を
向上させている。
【0052】<<<印刷動作におけるインク使用量測定
処理>>>図8は、本実施形態におけるコンピュータシ
ステムによるインク使用量の測定処理を示すフローチャ
ートである。
【0053】印刷動作において消費したインク使用量の
測定処理は、プリンタ2の吐出履歴管理部74の演算部
にて、上述したようにヘッド駆動回路63のヘッド駆動
信号に基づいて実行され、インクの色毎に印刷したドッ
トの数がカウントされ(S302)、カウント値に応じ
たインクの重量が、演算部76が有するメモリ76aの
アドレス(b)に記憶されるようになっている(S30
3)。
【0054】本実施形態のプリンタ2は、上述したよう
に画像データに基づいて、大ドット、中ドット、小ドッ
トの3種類のドットサイズを有しているので、いずれの
ドットであるかにより、印刷した1ドットに対して消費
されるインクの重量は異なる。すなわち、各ドットの重
量をそれぞれ、小ドットを形成するための使用するイン
クの重量値が100ng、中ドットを形成するための使
用するインクの重量値が200ng、大ドットを形成す
るための使用するインクの重量値が300ngとしたの
で、小ドット1つにつき1がカウントされ、中ドット1
つにつき2がカウントされ、大ドット1つにつき3がカ
ウントされた累積カウント値に100ngを乗じた値
が、インクの使用量としてメモリ76aのアドレス
(b)に記憶される。
【0055】そして、インク残量は、印刷処理の実行
(S301)後に、吐出履歴管理部74の演算部76に
より各色インク毎における印刷処理実行前のインク残量
がEEPROM58から読み取られ(S304)、演算
部76内のメモリのアドレス(a)に記憶される(S3
05)。演算部76は、アドレス(a)に記憶された値
からアドレス(b)に記憶された値を減算する(S30
6)。減算により得られた値を印刷後のインク残量とし
て、所定の記憶装置に随時参照可能な状態に記憶する。
例えば、EEPROM58 の各色毎に分けられたの領
域の一部に書き戻しておけば、プリンタの主電源切断後
も、この値は保存される(S307 )。
【0056】===その他の実施の形態===以上、一
実施の形態に基づき本発明に係る印刷装置等を説明して
きたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を
容易にするためのものであり、本発明を限定するもので
はない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変
更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含ま
れることはもちろんである。
【0057】また、本実施形態においては、プリンタを
インクジェットプリンタとし、記録剤としてインクを用
いる例を示したが、記録剤はインクに限ることなく、例
えば図9に示すようなレーザプリンタに用いるトナーで
も構わない。
【0058】なお、以上の説明においては、プリンタ2
が、ホストコンピュータ90と接続されてコンピュータ
システムを印刷装置とした構成を例に説明したが、これ
に限られるものではない。例えば、プリンタ2が、指定
された画像データを印刷データとなるCMYKビットマ
ップデータに変換可能であり、かつ、インク使用量を予
測可能な構成であれば、プリンタ単体であっても構わな
い。この場合には、プリンタ2が、各種の表示を行う表
示部、及び、デジタルカメラ等により撮影された画像デ
ータを記録した記録メディアを着脱するための記録メデ
ィア着脱部等を有する構成としても良い。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、印刷すべき画像データ
に対する記録剤の使用量の予測を短時間にて実行するこ
とが可能な印刷装置、及びコンピュータプログラムを実
現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る印刷装置の概略的な外観を
示した図である。
【図2】本実施の形態に係るプリンタ2の内部構成を示
した図である。
【図3】本実施形態のプリンタ2の制御回路50の内部
構成を示したブロック図である。
【図4】本実施形態の印刷処理の概要を示すフローチャ
ートである。
【図5】本実施形態のインク使用量の予測処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】複数の印刷モード及び印刷モードに適した変換
係数を求めるための印刷パターンを示す概念図である。
【図7】印刷パターン毎のインク密度比を説明するため
の図である。
【図8】本実施形態のインク残量を求める処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図9】本発明の印刷装置に適用可能なレーザプリンタ
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム(印刷装置) 2 プリンタ 7 搬送ローラ 11 操作パネル 12 排紙部 13 給紙部 19 ロール紙ユニット 20、21 ロール紙ユニットホルダ 21 バッファメモリ 22 印刷ヘッド(K) 24 印刷ヘッド(C) 25 印刷ヘッド(M) 26 印刷ヘッド(Y) 28 キャリッジ 30 キャリッジモータ 31 紙送りモータ 32 印刷用ロール紙 42 プラテン 44 摺動軸 45 駆動ベルト 47 エンコーダ 50 制御回路 51 バッファメモリ 52 イメージバッファ 54 システムコントローラ 56 メインメモリ 58 EEPROM 61 主走査駆動回路 62 副走査駆動回路 63 ヘッド駆動回路 70 ブザー 72 報知手段制御部 74 吐出履歴管理部 76 演算部 76a メモリ 90 ホストコンピュータ 90a プリンタドライバ 91 入力装置 91b キーボード 91a マウス 92 読取装置 93 コンピュータ本体 94 ディスプレイ 101 接点 111 操作ボタン 112 表示ランプ 121 排紙トレー 131 給紙トレー 201 接点 INC1,INC2 インクカートリッジ
フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA26 EB49 EB58 EC26 EC78 2H027 DB01 DD02 EB04 EE07 EF06 GB03 2H300 EA13 EA17 EB05 EB08 EB12 EC05 EF03 EF08 EJ09 EJ55 EK03 FF11 GG31 GG33 RR29 RR49 TT03 5C074 AA20 DD06 DD14 EE11 EE20 GG13 HH04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに基づき記録剤を用いて所定
    の解像度にて印刷する前に、前記印刷に使用する記録剤
    の使用量を予測する印刷装置において、 前記使用量の予測には、前記画像データに基づく、前記
    所定の解像度より低い解像度のデータを用いることを特
    徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の印刷装置において、 前記低い解像度のデータに基づいて求めた記録剤の使用
    量と、該求めた記録剤の使用量を前記所定の解像度に対
    応した使用量に変換するための変換係数とを用いて前記
    記録剤の使用量を予測することを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の印刷装置において、 前記変換係数は、前記予測に用いるデータの解像度と、
    前記所定の解像度とに対応付けられて複数記憶されてい
    ることを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の印刷装置において、 前記印刷は、前記記録剤にてドットを形成するものであ
    り、前記低い解像度のデータは、当該解像度にて印刷す
    る際に形成するドットを示すビットマップデータであ
    り、前記低い解像度のデータに基づいて求めた記録剤の
    使用量は、前記ビットマップデータに対応したドットを
    形成する際に使用する記録剤の使用量であることを特徴
    とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の印刷装置において、 前記ドットは、複数のサイズを有し、前記低い解像度の
    データに基づいて求めた記録剤の使用量は、前記ビット
    マップデータに基づいてカウントされたサイズ毎のドッ
    ト数と、各サイズのドットを形成するために使用する記
    録剤の量との積であることを特徴とする印刷装置。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至5のいずれかに記載の印刷
    装置において、 前記変換係数は、複数の異なる方式による印刷にて、単
    位面積あたりに使用される記録剤の使用量の平均値であ
    ることを特徴とする印刷装置。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至6のいずれかに記載の印刷
    装置において、 黒色の記録剤と、有彩色の記録剤とを有し、前記変換係
    数は、前記黒色の記録剤と、前記有彩色の記録剤とにそ
    れぞれ別個に設定されていることを特徴とする印刷装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載の印刷
    装置において、 使用者に報知する事象が生じた際に、その事象を報知す
    る報知手段と、印刷に使用した記録剤の使用量に基づい
    て記録剤の残量を算出する残量算出手段とを有し、 前記予測した使用量と、前記残量とを比較し、残量の方
    が少ない場合には、その旨を示す事象を前記報知手段に
    よって報知することを特徴とする印刷装置。
  9. 【請求項9】 画像データに基づき記録剤を用いて所定
    の解像度にて印刷する前に、前記印刷に使用する記録剤
    の使用量を予測する印刷装置に、 前記画像データに基づく、前記所定の解像度より低い解
    像度のデータを用いて前記使用量を予測させる機能を実
    現することを特徴とするコンピュータプログラム。
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