JP2019025733A - プレビュー装置、プレビュー方法、およびプレビュープログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、実際に印刷を行う前に印刷物の乾燥度合(乾燥品質)を確認することのできるプレビュー装置等を提供することを目的とする。
【解決手段】次の手順で印刷物のプレビュー画像を表示する。好適な印刷を行うための単位画像当たりのインク量の最大値である適正インク実量M1を設定済み印刷条件に応じて取得する(ステップS100)。印刷が行われた際に実際に使用されるインク量を予測インク実量M2として画素毎に算出する(ステップS120)。画素毎に、適正インク実量M1と予測インク実量M2とを比較することにより、印刷物中の当該画素に対応する部分の乾燥度合が良好であるか不良であるかを判定する(ステップS130〜S134)。乾燥度合が不良であると判定された画素の識別が可能な態様でプレビュー画像を表示する(ステップS150)。
【選択図】図8

Description

本発明は、インクジェット印刷装置で作製される印刷物のプレビュー画像を表示するためのプレビュー装置、プレビュー方法、およびプレビュープログラムに関する。
従来より、熱や圧力によってインクを基材(印刷用紙など)に吐出することにより印刷を行うインクジェット印刷装置が知られている。インクジェット印刷装置では、一般的には水性インクが用いられている。カラー印刷を行うインクジェット印刷装置では、一般的には、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),およびK(ブラック)のプロセスカラーの4色のインクを用いて印刷が行われる。また、必要に応じてオレンジ,グリーンまたはバイオレット等の特色のインクを用いて印刷が行われることもある。なお、以下においては、インクジェット印刷装置で使用される各インクの固有色のことをこれらの色の組み合わせで表現される色と区別するために「インク色」という。
ところで、通常、水性インクについては乾燥性と発色性とは相反関係にある。従って、充分な乾燥性を満たしつつ最良の発色性が得られるような量のインクを用いて印刷が行われるべきである。印刷の際に適正量を超える量のインクが使用されると、乾燥不良が生じるおそれがある。
そこで、従来より、乾燥不良の発生を防ぐために、ICCプロファイルのTAC値による最大インク量(1画素に対して重ね合わせられる複数色(例えばCMYK)のインクの合計量)の制限が行われている。なお、ICCプロファイルとは、色空間の変換を行うためにInternational Color Consortium(国際色コンソーシアム)によって定められた書式のファイルであって、デバイスの色空間の特性を定義したファイルのことである。ICCプロファイルを用いて色のデータの変換を行うことによって、異なるデバイス間でできるだけ忠実に色を再現することが可能となっている。
上述したTAC値は、各インク色の最大値を100%として、例えば「320%」というように設定される。この場合、RGBデータからCMYKデータに変換されたときに本来的には(C値,M値,Y値,K値)=(95,85,95,90)で表現される色であっても、4つのインク色の合計値が320%を超えないように色のデータの変換が行われる。このようにして1画素当たりの4色のインクの合計量に制限を設けることによって、印刷物の乾燥不良の防止が図られている。
ここで、図13を参照しつつ、従来の印刷システムにおける作業手順を説明する。従来の印刷システムでは、図13に示すように、予め、印刷対象をページ記述言語で記述したページデータ(例えばPDF(Portable Document Format)形式のデータ)が入稿データ92として作成されるとともに、上述したICCプロファイル91がICCプロファイル作成装置90により作成される。このICCプロファイル91は、指定されたTAC値(図13に示す例では160%)に基づいて作成される。次に、ページデータである入稿データ92に対してデータ変換装置93により色変換処理およびラスタライズ処理(RIP処理)が施されることにより、ビットマップ形式のデータである印刷データが生成される。この印刷データを用いて印刷を行う前に、印刷物を表す画像であるプレビュー画像の表示がプレビュー装置94によって行われる。作業者は、そのプレビュー画像を見て、発色が適切であるか否かの確認すなわち色品質の良否の確認を行う。その結果、発色が適切であれば、印刷データが印刷装置98に送られて印刷が行われる。その際、上述したTAC値に基づいて、使用するインク量が制限される。
なお、本件発明に関連して、特開2017−64937号公報には、印刷を行う前に印刷物の光沢品質の評価を可能とする光沢判定装置の発明が開示されている。
特開2017−64937号公報
ところが、TAC値による最大インク量の制限が行われていても発色拡大などの目的で色変換処理の後に色調整が行われた場合やTAC値が適切に設定されていない場合には、印刷の際に適正量を超える量のインクが使用されることがある。このような場合、印刷物の乾燥不良が生じ得る。これに関し、上述したような従来の印刷システムでは、印刷物の色品質についてはプレビュー装置によるプレビュー(プレビュー画像の表示)によって予め確認することができるが、乾燥不良が生じるか否かについては(すなわち、乾燥品質については)実際に印刷をしなければ確認することができない。そのため、乾燥不良が生じた場合には、乾燥不良を解消すべくTAC値を小さくしてICCプロファイル91の作成から処理をやり直す必要がある。ここで、水性インクについては乾燥性と発色性とが相反関係にあるので、乾燥性すなわち乾燥品質を良くするためにTAC値を小さくすると発色性すなわち色品質が損なわれる傾向がある。従って、色品質と乾燥品質とのバランスがとれるまで、「(1)ICCプロファイル作成、(2)色変換処理およびRIP処理、(3)プレビュー、(4)印刷」という一連の処理を繰り返す必要がある。このような処理の繰り返しが生じると、作業効率が低下しコスト上昇を招く。なお、特開2017−64937号公報に開示された発明は光硬化型インクを用いた印刷が行われる印刷システムにおいて印刷前に光沢品質の評価を可能にする発明であって、水性インクを用いた印刷が行われる印刷システムに当該発明を適用することはできない。
そこで本発明は、実際に印刷を行う前に印刷物の乾燥度合(乾燥品質)を確認することのできるプレビュー装置等を提供することを目的とする。
第1の発明は、インクジェット印刷装置による印刷データに基づく印刷によって得られる印刷物のプレビュー画像を表示するプレビュー装置であって、
前記インクジェット印刷装置で好適な印刷を行うための単位画像当たりのインク量の最大値である適正インク実量を印刷条件毎に保持した適正インク実量保持部から設定済み印刷条件に応じた適正インク実量を取得するデータ取得部と、
前記印刷データに対する色調整を指示するための色調整指示部と、
前記印刷データに基づく印刷が前記インクジェット印刷装置で行われた際に実際に使用されるインク量を予測インク実量として前記色調整指示部による色調整の指示に基づいて補正された印刷データに基づいて単位画像毎に算出する予測インク実量算出部と、
各単位画像につき、前記予測インク実量算出部によって算出された予測インク実量と前記データ取得部によって取得された適正インク実量とを比較することにより、前記印刷物中の当該単位画像に対応する部分の乾燥度合が良好であるか不良であるかを判定する乾燥判定部と、
前記乾燥判定部によって乾燥度合が不良であると判定された単位画像の識別が可能な態様で前記プレビュー画像を表示するプレビュー画像表示部と
を備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記インクジェット印刷装置で印刷が行われる際に基材が進む方向についての複数の単位画像の集合である列ごとに前記予測インク実量のうち前記適正インク実量を超える量の積算値を算出し、全ての列についての前記積算値を表すグラフを表示するグラフ表示部を更に備えることを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明において、
前記グラフ表示部は、前記グラフを前記プレビュー画像と対応付けた態様で表示することを特徴とする。
第4の発明は、第1から第3までのいずれかの発明において、
前記データ取得部は、前記インクジェット印刷装置で印刷が行われる際のインクの吐出量を調整するための色調整データを印刷条件毎に保持した色調整データ保持部から前記設定済み印刷条件に応じた色調整データを更に取得し、
前記予測インク実量算出部は、前記データ取得部によって取得された色調整データを用いて前記印刷データを補正し、補正後の印刷データに基づいて前記予測インク実量を算出することを特徴とする。
第5の発明は、第1から第4までのいずれかの発明において、
前記印刷データは、複数のインク色のデータを含み、
前記予測インク実量算出部は、各単位画像について、インク色毎に前記実際に使用されるインク量を算出し、前記複数のインク色についてのその算出したインク量の合計を前記予測インク実量とすることを特徴とする。
第6の発明は、第1から第5までのいずれかの発明において、
前記乾燥判定部は、各単位画像について、前記予測インク実量が前記適正インク実量よりも大きければ、乾燥度合が不良であると判定することを特徴とする。
第7の発明は、インクジェット印刷装置による印刷データに基づく印刷によって得られる印刷物のプレビュー画像を表示するプレビュー方法であって、
前記インクジェット印刷装置で好適な印刷を行うための単位画像当たりのインク量の最大値である適正インク実量を印刷条件毎に保持した適正インク実量保持部から設定済み印刷条件に応じた適正インク実量を取得するデータ取得工程と、
前記印刷データに対する色調整を指示するための色調整指示工程と、
前記印刷データに基づく印刷が前記インクジェット印刷装置で行われた際に実際に使用されるインク量を予測インク実量として前記色調整指示工程での色調整の指示に基づいて補正された印刷データに基づいて単位画像毎に算出する予測インク実量算出工程と、
各単位画像につき、前記予測インク実量算出工程で算出された予測インク実量と前記データ取得工程で取得された適正インク実量とを比較することにより、前記印刷物中の当該単位画像に対応する部分の乾燥度合が良好であるか不良であるかを判定する乾燥判定工程と、
前記乾燥判定工程で乾燥度合が不良であると判定された単位画像の識別が可能な態様で前記プレビュー画像を表示するプレビュー画像表示工程と
を含むことを特徴とする。
第8の発明は、第7の発明において、
前記プレビュー画像表示工程では、前記インクジェット印刷装置で印刷が行われる際に基材が進む方向についての複数の単位画像の集合である列ごとに前記予測インク実量の積算値が算出され、全ての列についての前記積算値を表すグラフが前記プレビュー画像に加えて表示されることを特徴とする。
第9の発明は、第8の発明において、
前記プレビュー画像表示工程では、前記グラフが前記プレビュー画像と対応付けられた態様で表示されることを特徴とする。
第10の発明は、第7から第9までのいずれかの発明において、
前記データ取得工程では、前記インクジェット印刷装置で印刷が行われる際のインクの吐出量を調整するための色調整データを印刷条件毎に保持した色調整データ保持部から前記設定済み印刷条件に応じた色調整データが更に取得され、
前記予測インク実量算出工程では、前記データ取得工程で取得された色調整データを用いて前記印刷データが補正され、補正後の印刷データに基づいて前記予測インク実量が算出されることを特徴とする。
第11の発明は、第7から第10までのいずれかの発明において、
前記印刷データは、複数のインク色のデータを含み、
前記予測インク実量算出工程では、各単位画像について、インク色毎に前記実際に使用されるインク量が算出され、前記複数のインク色についてのその算出されたインク量の合計が前記予測インク実量とされることを特徴とする。
第12の発明は、第7から第11までのいずれかの発明において、
前記乾燥判定工程では、各単位画像について、前記予測インク実量が前記適正インク実量よりも大きければ、乾燥度合が不良であると判定されることを特徴とする。
第13の発明は、インクジェット印刷装置による印刷データに基づく印刷によって得られる印刷物のプレビュー画像を表示するためのプレビュープログラムであって、
前記インクジェット印刷装置で好適な印刷を行うための単位画像当たりのインク量の最大値である適正インク実量を印刷条件毎に保持した適正インク実量保持部から設定済み印刷条件に応じた適正インク実量を取得するデータ取得ステップと、
前記印刷データに対する色調整を指示するための色調整指示ステップと、
前記印刷データに基づく印刷が前記インクジェット印刷装置で行われた際に実際に使用されるインク量を予測インク実量として前記色調整指示ステップでの色調整の指示に基づいて補正された印刷データに基づいて単位画像毎に算出する予測インク実量算出ステップと、
各単位画像につき、前記予測インク実量算出ステップで算出された予測インク実量と前記データ取得ステップで取得された適正インク実量とを比較することにより、前記印刷物中の当該単位画像に対応する部分の乾燥度合が良好であるか不良であるかを判定する乾燥判定ステップと、
前記乾燥判定ステップで乾燥度合が不良であると判定された単位画像の識別が可能な態様で前記プレビュー画像を表示するプレビュー画像表示ステップと
をコンピュータのCPUがメモリを利用して実行することを特徴とする。
上記第1の発明によれば、プレビュー装置では、設定済み印刷条件に応じた適正インク実量(該当のインクジェット印刷装置で好適な印刷を行うための単位画像当たりのインク量の最大値)が取得され、印刷データに基づいて単位画像毎に予測インク実量(該当のインクジェット印刷装置で印刷が行われた際に実際に使用されるインク量)と適正インク実量との比較が行われる。この比較により、印刷物の乾燥度合が判定される。そして、乾燥度合の判定結果に基づき、乾燥度合が不良であると判定された単位画像の識別が可能な態様で印刷物のプレビュー画像が表示される。作業者は、そのプレビュー画像に基づき乾燥品質が不充分であると判断される場合には、例えば色調整などを行うことにより、印刷によって使用されるインク量の調整を実際の印刷前に行うことが可能となる。その結果、一度の印刷で色品質と乾燥品質とのバランスがとれた印刷物を得ることが可能となり、従来と比較して作業効率が上昇するとともに印刷に要するコストが低減される。以上のように、実際に印刷を行う前に印刷物の乾燥度合(乾燥品質)を確認することのできるプレビュー装置が実現される。
上記第2の発明によれば、印刷物のプレビュー画像が表示される際に、印刷が行われた場合に適正インク実量を超えて使用されるインク量についての列ごとの積算値を表すグラフが表示される。このため、ファーストコンタクトローラー(印字後に基材が最初に接触するローラー)の汚れ位置や汚れの程度を予測することが可能となる。
上記第3の発明によれば、グラフがプレビュー画像と対応付けられた態様で表示されるので、印刷画像とファーストコンタクトローラーの汚れ位置との対応関係の把握が容易となる。
上記第4の発明によれば、色調整データを考慮して予測インク実量が算出されるので、予測インク実量の算出精度が高まる。その結果、乾燥度合の判定精度が高まる。
上記第5の発明によれば、インクジェット印刷装置で使用されるインク色の数に関わらず、予測インク実量が精度良く算出される。
上記第6の発明によれば、乾燥度合が不良である単位画像の検出が確実に行われる。
上記第7から上記第12までの発明によれば、それぞれ、上記第1から上記第6までの発明と同様の効果が得られる。
上記第13の発明によれば、上記第1の発明と同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る印刷システムの全体構成図である。 上記第1の実施形態におけるインクジェット印刷装置の一構成例を示す模式図である。 上記第1の実施形態における画像処理装置のハードウェア構成図である。 上記第1の実施形態に係る印刷システムにおける作業手順を説明するための図である。 上記第1の実施形態におけるプレビュー表示画面の一例を示す図である。 上記第1の実施形態において、適正インク実量DBの構成を模式的に示した図である。 上記第1の実施形態において、網テーブルについて説明するための図である。 上記第1の実施形態において、乾燥品質プレビュー処理の手順について説明するためのフローチャートである。 上記第1の実施形態において、乾燥品質プレビュー処理で表示されるプレビュー表示画面の一例を示す図である。 上記第1の実施形態において、トーン調整後のプレビュー表示画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態において、乾燥品質プレビュー処理で表示されるプレビュー表示画面の一例を示す図である。 上記第2の実施形態の変形例において、乾燥品質プレビュー処理で表示されるプレビュー表示画面およびグラフ表示画面の一例を示す図である。 従来の印刷システムにおける作業手順を説明するための図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。なお、本明細書では、印刷が行われた場合に実際に使用される1画素(単位画像)当たりのインク量のことを「インク実量」という。
<1.第1の実施形態>
<1.1 印刷システムの全体構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る印刷システムの全体構成図である。この印刷システムは、印刷物を構成する文字や、ロゴ,絵柄,イラスト等の複数種類の部品を用いた編集処理を行うためのクライアントコンピュータ100と、印刷色を管理するためのICCプロファイルを作成する処理,入稿データをラスタデータ化するRIP処理,ICCプロファイルを用いて色のデータを変換する色変換処理などの各種処理を行う画像処理装置200と、カラー印刷を実行するインクジェット印刷装置300とによって構成されている。インクジェット印刷装置300は、印刷機本体320とその制御装置である印刷制御装置310とによって構成されている。クライアントコンピュータ100と画像処理装置200とインクジェット印刷装置300とは、通信回線400によって互いに通信可能に接続されている。なお、本実施形態におけるインクジェット印刷装置300では、水性インクを用いた印刷が行われる。また、以下においては、「インクジェット印刷装置」を「印刷装置」と略記することもある。
この印刷システムによる印刷は、概略的には次のようにして行われる。まず、クライアントコンピュータ100において、各種部品の編集およびレイアウトが行われることにより、例えば印刷対象をページ記述言語で記述したページデータが作成される。クライアントコンピュータ100で作成されたページデータは、画像処理装置200に入稿データとして与えられる。画像処理装置200は、入稿データに対してRIP処理および色変換処理を施すことによってビットマップ形式の印刷データを生成する。なお、RIP処理は、色変換処理前または色変換処理後のいずれかに行われる。画像処理装置200で生成された印刷データはインクジェット印刷装置300へと送られる。そして、インクジェット印刷装置300は、その印刷データに基づいて印刷を実行する。
なお、画像処理装置200では、入稿データに基づく印刷データの生成が可能となるよう、予めICCプロファイルの作成が行われる。ICCプロファイルは該当の印刷装置300で印刷されたカラーチャートの測色結果に基づいて作成されるところ、そのカラーチャートの測色が測色機(不図示)によって行われる。ICCプロファイルの作成については公知の手法を採用することができる。
<1.2 インクジェット印刷装置の構成>
図2は、本実施形態におけるインクジェット印刷装置300の一構成例を示す模式図である。上述したように、このインクジェット印刷装置300は、印刷機本体320とその制御装置である印刷制御装置310とによって構成されている。
印刷機本体320は、印刷用紙等の基材32を供給する巻き出し部31と、基材32を印刷機構内部へと搬送するための第1の駆動ローラ33と、印刷機構内部で基材32を搬送するための複数個の支持ローラ34と、基材32にインクを吐出して印刷を行う印字部35と、印刷後の基材32を乾燥させる乾燥部36と、基材32への印刷の状態を検査する検査部37と、基材32を印刷機構内部から出力するための第2の駆動ローラ38と、印刷後の基材32を巻き取る巻き取り部39とを備えている。
印字部35には、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),およびK(ブラック)のインクをそれぞれ吐出するC用インクジェットヘッド35c,M用インクジェットヘッド35m,Y用インクジェットヘッド35y,およびK用インクジェットヘッド35kが含まれている。各インクジェットヘッド35c,35m,35y,および35kは、ピエゾ素子(圧電素子)の駆動によってインクを吐出する多数のノズルを有している。各ノズルからは、目標とするインクの液滴量に応じた波形の電圧がピエゾ素子に与えられることによってインクが吐出される。なお、印刷機構内部には、各インクジェットヘッド35c,35m,35y,および35kに供給するためのインクを溜めておくインクタンク(不図示)も設けられている。
印刷制御装置310は、以上のような構成の印刷機本体320の動作を制御する。印刷制御装置310に印刷出力の指示コマンドが与えられると、印刷制御装置310は、基材32が巻き出し部31から巻き取り部39へと搬送されるよう、印刷機本体320の動作を制御する。そして、基材32の搬送過程において、まず印字部35内の各インクジェットヘッド35c,35m,35y,および35kからのインクの吐出による印字が行われ、次に乾燥部36によって基材32の乾燥が行われ、最後に検査部37によって印刷状態の検査が行われる。
<1.3 画像処理装置の構成>
図3は、本実施形態における画像処理装置200のハードウェア構成図である。この画像処理装置200は、パソコンによって実現されており、CPU21と、ROM22と、RAM23と、補助記憶装置24と、キーボード等の入力操作部25と、表示部26と、光学ディスクドライブ27と、ネットワークインタフェース部28とを有している。クライアントコンピュータ100から通信回線400経由で送られてくる入稿データは、ネットワークインタフェース部28を介して画像処理装置200の内部へと入力される。画像処理装置200で生成された印刷データは、ネットワークインタフェース部28を介して通信回線400経由でインクジェット印刷装置300へと送られる。
補助記憶装置24には、プレビュー(プレビュー画像の表示)を行うためのプレビュープログラムPが格納されている。プレビュー実行の指示コマンドが与えられると、プレビュープログラムPが補助記憶装置24からRAM23へと読み出され、そのRAM23に読み出されたプレビュープログラムPをCPU21が実行する。補助記憶装置24には、また、ICCプロファイルを作成するためのICCプロファイル作成プログラム(不図示)と、RIP処理および色変換処理を行うためのデータ変換プログラム(不図示)も格納されている。この画像処理装置200は、CPU21がICCプロファイル作成プログラムを実行することによってICCプロファイル作成装置として機能し、CPU21がデータ変換プログラムを実行することによってデータ変換装置として機能し、CPU21がプレビュープログラムPを実行することによってプレビュー装置として機能する。
上述した各種のプログラムは、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されて提供される。すなわちユーザは、例えば、プログラムが格納された光学ディスク(CD−ROM、DVD−ROM等)210を購入して光学ディスクドライブ27に装着し、その光学ディスク210から当該プログラムを読み出して補助記憶装置24にインストールする。また、これに代えて、通信回線400を介して送られるプログラムをネットワークインタフェース部28で受信して、それを補助記憶装置24にインストールするようにしてもよい。
<1.4 印刷システムにおける作業手順>
図4は、図1に示した印刷システムにおける作業手順を説明するための図である。なお、本実施形態における画像処理装置200は、上述したように、その内部のCPU21が上記各種プログラムを実行することにより、ICCプロファイル作成装置201,データ変換装置202,およびプレビュー装置203として機能する。すなわち、図4に示したICCプロファイル作成装置201,データ変換装置202,およびプレビュー装置203は、上記各種プログラムによりソフトウェア的に実現される。なお、上記各種プログラムが実行されるコンピュータは、画像処理装置200には限定されない。上記各種プログラムの一部または全部が画像処理装置200以外のコンピュータ(例えば印刷制御装置310)において実行されるようにしても良い。
以上のような前提の下、この印刷システムでは、印刷対象をページ記述言語で記述したページデータがクライアントコンピュータ100で作成され、当該ページデータが入稿データ52としてデータ変換装置202に与えられる。また、指定されたTAC値(図4に示す例では160%)に基づくICCプロファイル51がICCプロファイル作成装置201によって作成され、当該ICCプロファイル51についてもデータ変換装置202に与えられる。
データ変換装置202では、入稿データ52に関して、4つのインク色の使用量の合計値が指定されたTAC値以下となるようRGBデータからCMYKデータへの変換(すなわち色変換処理)がICCプロファイル51に基づいて行われる。更に、データ変換装置202において、CMYKデータにラスタライズ処理(RIP処理)が施されることにより、ビットマップ形式の印刷データDprが生成される。なお、入稿データ52にラスタライズ処理を施した後に色変換処理を行うことにより印刷データDprが生成されるようにしても良い。
データ変換装置202で生成された印刷データDprは、印刷装置300に送られる前にプレビュー装置203に与えられる。これにより、プレビュー画像を含む画面(以下、「プレビュー表示画面」という。)が表示部26に表示される。図5は、プレビュー表示画面600の一例を示す図である。このプレビュー表示画面600には、各種メニューを表示するためのメニュー表示領域61と、プレビュー画像を表示するためのプレビュー表示領域62と、プレビュー画像の縮小画像を表示するための縮小画像表示領域63と、作業者が印刷データDprに対する色調整を指示するための色調整指示領域64とが含まれている。表示部26にプレビュー表示画面600が表示された直後においては、プレビュー表示領域62には従来と同様のプレビュー画像(すなわち、作業者が色品質の良否を確認することができるような画像)が表示される。
なお、プレビュー表示画面600内の色調整指示領域64で指示することのできる色調整としては、例えばトーン調整や色味調整(色相調整)などが挙げられる。図5に示す例では、トーン調整が選択されていて、作業者がトーンカーブの形状を変更するための画面70が色調整指示領域64内に表示されている。
ところで、本実施形態におけるプレビュー装置203は、印刷データDprによる印刷の前に印刷物の乾燥品質を確認するための処理(以下、「乾燥品質プレビュー処理」という。)を実行することが可能なように構成されている。乾燥品質プレビュー処理は、例えば、プレビュー表示画面600に従来と同様のプレビュー画像が表示されている時に乾燥品質プレビュー処理の実行を指示するメニューが作業者によって選択されることにより実行される。乾燥品質プレビュー処理が実行されると、印刷物の色品質および乾燥品質を作業者が確認できるような態様でプレビュー画像がプレビュー表示画面600内のプレビュー表示領域62に表示される。作業者は、この乾燥品質プレビュー処理で得られるプレビュー画像を見て、印刷物の色品質および乾燥品質を実際の印刷出力の前に確認する。
その結果、色品質および乾燥品質が共に良好である(色品質と乾燥品質とのバランスがとれている)と作業者により判断されると、印刷データDprが印刷装置300に送られる。これにより、当該印刷データDprを用いた印刷が印刷装置300で行われ、印刷装置300から印刷物59が出力される。一方、色品質または乾燥品質の少なくとも一方が不良であると作業者により判断されると、プレビュー装置203において所望のプレビュー画像が得られるまでトーン調整などの色調整が行われた後、印刷データDprが印刷装置300に送られる。そして、当該印刷データDprを用いた印刷が印刷装置300で行われ、印刷装置300から印刷物59が出力される。なお、トーン調整などの色調整に代えて、TAC値を再設定して、ICCプロファイル51の作成から一連の処理のやり直しを行うこともできる。
<1.5 乾燥品質プレビュー処理>
<1.5.1 適正インク実量および色調整データ>
次に、乾燥品質プレビュー処理について説明する。最初に、この乾燥品質プレビュー処理で用いられる適正インク実量および色調整データについて説明する。適正インク実量は適正インク実量DB(データベース)53に格納され、色調整データは色調整データDB(データベース)54に格納されている(図4を参照)。適正インク実量DB53および色調整データDB54については、画像処理装置200内に設けられていても良いし、画像処理装置200以外のコンピュータ内に設けられていても良い。なお、本実施形態においては、適正インク実量DB53によって適正インク実量保持部が実現され、色調整データDB54によって色調整データ保持部が実現されている。
図6は、適正インク実量DB53の構成を模式的に示した図である。図6に示すように、適正インク実量DB53には、基材種類と印刷モード(印刷速度)との組合せ毎に適正インク実量の情報が保持されている。なお、本実施形態においては、基材種類と印刷モードとの1つの組合せによって1つの印刷条件が構成されるものと仮定する。従って、適正インク実量DB53には、印刷条件毎に適正インク実量の情報が保持されている。ところで、適正インク実量とは、該当のインクジェット印刷装置300で好適な印刷を行うための1画素(単位画像)当たりのインク量の最大値(インクジェット印刷装置300で使用される複数のインク色(ここではCMYK4つのインク色)のインク量の合計の最大値)のことである。より詳しくは、適正インク実量とは、該当のインクジェット印刷装置300で印刷が行われた場合に充分な乾燥性を満たしつつ最良の発色性が得られる「1画素(単位画像)当たりの実際のインクの使用量(4つのインク色のインク量の合計)」のことである。ここでは、このような適正インク実量の値は印刷条件毎に例えばインクジェット印刷装置300を製造する工場において乾燥評価等を行うことによって予め得られているものと仮定する。図6に示す例では、例えば、基材種類が“上質紙”のうちの“EFG”であって、かつ、印刷モードが“標準”である場合には、適正インク実量は245(pl/pixel)である。本実施形態においては、以上のような適正インク実量が乾燥品質プレビュー処理に用いられる。
本実施形態におけるインクジェット印刷装置300では、印刷が行われる際のインクの吐出量を調整するための様々なデータである調整データが用いられる。その調整データには、基材に吐出されるインクの量を調整して印刷物の色を調整するための色調整データと、インクを吐出してインクジェットヘッドのコンディション調整を行うなどインクジェット印刷装置300の運用上の調整を行うための装置調整データとが含まれている。本実施形態においては、そのような調整データのうちの色調整データが乾燥品質プレビュー処理に用いられる。
色調整データには、例えば、各ノズルから吐出されるインクの量を調整するためのシェーディング調整データ,各インク色の濃度を調整するための濃度調整データ,ノズルからインクが吐出される際のインクの液滴量を調整するための液滴量調整データなどが含まれている。
シェーディング調整データは、インクの吐出量が調整されるようインク色毎かつノズル毎に入力階調値と出力階調値とが対応付けられたシェーディングテーブルによって具現される。各インク色について、複数個のノズルにそれぞれ対応する複数個のシェーディングテーブルの集合によって1つのテーブルセットが構成されている。このようなテーブルセットが、基材種類と印刷モードとの組み合わせ毎に設けられている。そして、インク色毎に、設定済み印刷条件に応じたテーブルセットが使用される。
濃度調整データは、濃度が調整されるようインク色毎に入力階調値と出力階調値とが対応付けられた濃度テーブルによって具現される。各インク色について複数の濃度テーブルが用意されており、インク色毎に設定済み印刷条件に応じた濃度テーブルが使用される。
液滴量調整データは、ノズルからインクが吐出される際の複数の液滴サイズのそれぞれの出現率を階調値(網%)毎に定めた網テーブルと、インクの吐出の際にピエゾ素子(圧電素子)に与えられる電圧の波形情報とによって具現される。本実施形態におけるインクジェット印刷装置300では、インク吐出時のドットサイズとして3段階のサイズ(Lサイズ,Mサイズ,Sサイズ)が設けられている。そして、網テーブルによって、階調値毎に、Lサイズ,Mサイズ,およびSサイズのそれぞれの出現率が定められている。従って、網テーブルは、模式的には、図7に示すように、横軸,縦軸をそれぞれ階調値,出現率とするグラフによって表される。なお、図7において、太実線はLサイズの特性を表し、太点線はMサイズの特性を表し、細実線はSサイズの特性を表している。本実施形態においては、このような網テーブルが予め複数用意されており、設定済み印刷条件に応じた網テーブルが使用される。また、各サイズに対応する液滴量は、ピエゾ素子に与えられる電圧の波形によって定まる。その波形情報がサイズ毎に予め複数用意されており、設定済み印刷条件に応じた波形情報が使用される。
本実施形態においては、以上のような色調整データ(シェーディング調整データ,濃度調整データ,液滴量調整データ)が色調整データDB54に予め格納されており、乾燥品質プレビュー処理に色調整データが用いられる。
<1.5.2 乾燥品質プレビュー処理の手順>
図8に示すフローチャートを参照しつつ、乾燥品質プレビュー処理の手順について説明する。乾燥品質プレビュー処理の開始後、まず、設定済み印刷条件に基づいて、適正インク実量DB53から適正インク実量M1が取得されるとともに色調整データDB54から色調整データが取得される(ステップS100)。すなわち、ステップS100では、基材種類と印刷モード(印刷速度)との組み合わせに応じた適正インク実量M1と色調整データとが取得される。
次に、印刷データDpr中の未着目画素のいずれか1つの画素に着目する(ステップS110)。なお、最初にステップS110が実行される時点では印刷データDpr中の全ての画素は未着目となっている。
次に、印刷データDpr中の着目画素の網%(階調値)とステップS100で取得された色調整データとに基づいて、当該印刷データDprに基づく印刷が該当のインクジェット印刷装置300で行われた際に着目画素の印刷に要するインク実量が予測インク実量M2として求められる(ステップS120)。本実施形態においては、印刷データDprには4つのインク色(C,M,Y,およびK)のデータが含まれており、インク色毎にインク実量yが算出された後、上記4つのインク色についてのインク実量の合計が予測インク実量M2として算出される。
ここで、1つのインク色についてのインク実量の求め方を説明する。インク実量を求める際には、まずステップS100で取得された色調整データを用いて、着目画素のデータに対して階調値の変換が施される。そして、階調値の変換が施された後のデータに関して、ステップS100で取得される色調整データの1つである網テーブルに基づいて、ドットサイズ毎の出現率(Sサイズの出現率rS,Mサイズの出現率rM,およびLサイズの出現率rL)が求められる。また、ステップS100で取得される色調整データの1つである波形情報に基づいて、各ドットサイズに対応する液滴量(Sサイズに対応する液滴量aS,Mサイズに対応する液滴量aM,およびLサイズに対応する液滴量aL)が求められる。その後、次式(1)によって、インク実量yが算出される。
y=aS×rS+aM×rM+aL×rL ・・・(1)
ステップS120で予測インク実量M2が求められた後、当該予測インク実量M2とステップS100で取得された適正インク実量M1とが比較される(ステップS130)。その結果、予測インク実量M2が適正インク実量M1以下であれば、着目画素については乾燥度合は良好である旨の判定が行われる(ステップS132)。一方、予測インク実量M2が適正インク実量M1よりも大きければ、充分な乾燥性が得られない量のインクが印刷によって使用されることになるので、着目画素については乾燥度合は不良である旨の判定が行われる(ステップS134)。
着目画素についての乾燥度合の判定が行われた後、印刷データDpr中に未着目画素が存在するか否かの判定が行われる(ステップS140)。その結果、未着目画素が存在すれば、処理はステップS110に戻り、未着目画素が存在しなければ、処理はステップS150に進む。すなわち、全ての画素についての乾燥度合の判定が終了すると、処理はステップS150に進む。
全ての画素について乾燥度合の判定が行われて処理がステップS150に進むと、印刷物の色品質および乾燥品質を作業者が確認できるような態様でプレビュー画像がプレビュー表示画面600内のプレビュー表示領域62に表示される。これにより、乾燥品質プレビュー処理は終了する。
なお、本実施形態においては、上記ステップS100によってデータ取得工程が実現され、上記ステップS120によって予測インク実量算出工程が実現され、上記ステップS130〜S134によって乾燥判定工程が実現され、上記ステップS150によってプレビュー画像表示工程が実現されている。
<1.5.3 乾燥品質プレビュー処理で表示されるプレビュー画像>
図9は、上記ステップS150で表示されるプレビュー表示画面600の一例を示す図である。図9に示す例では、プレビュー表示領域62内のプレビュー画像において、「乾燥度合は不良である」と判定された画素が特定の色で強調表示されている。なお、図9では、符号81,82を付した太矢印で示す部分が、「乾燥度合は不良である」と判定された複数の画素からなる領域である。このように、プレビュー表示領域62には、乾燥度合が不良であると判定された画素(単位画像)の識別が可能な態様(例えば、当該領域を反転表示または強調表示し若しくは当該領域の輪郭を強調表示するなどの態様)で、プレビュー画像が表示される。なお、このとき、縮小画像表示領域63には、従来と同様のプレビュー画像の縮小画像(すなわち、乾燥品質プレビュー処理を実行する前から表示されている縮小画像)が表示されている。
<1.5.4 乾燥品質プレビュー処理実行後の色調整>
上述したように、プレビュー表示画面600には、作業者が印刷データDprに対する色調整を指示するための色調整指示領域64が設けられている。本実施形態においては、作業者が色調整指示領域64を用いて色調整の指示を行うと、その指示に基づいて補正された印刷データに基づいて図8のステップS110〜S150の処理が自動的に実行される。すなわち、色調整指示領域64を用いて色調整の指示が行われると、各画素について色調整の指示に基づいて補正された印刷データに基づいて予測インク実量M2が再算出され、その再算出された予測インク実量M2と適正インク実量M1とを比較することによって各画素について乾燥度合の再判定が行われ、乾燥度合の再判定の結果に基づいてプレビュー表示領域62内のプレビュー画像が更新される。
例えば、図9に示すプレビュー表示画面600が表示されている時に作業者によってトーン調整の指示が行われたと仮定する。具体的には、プレビュー表示画面600の色調整指示領域64にはトーンカーブの形状を変更するための画面70が表示されているところ、当該トーンカーブの形状が図9において符号71で示す形状から図10において符号72で示す形状へと作業者によって変更されたと仮定する。このようなトーン調整により、印刷によって使用されるインク量が変化する。従って、例えば図10に示すように、プレビュー表示画面600のプレビュー表示領域62には、トーン調整前とは異なるプレビュー画像が表示される。この例では、図9と図10を比較することにより、図10で符号83を付した太矢印で示す部分の乾燥度合がトーン調整によって不良となることが把握される。
<1.6 効果>
本実施形態によれば、プレビュー装置203では、設定済み印刷条件に応じた適正インク実量(該当のインクジェット印刷装置300で好適な印刷を行うための1画素当たりのインク量の最大値)M1が取得され、印刷データDprに基づいて画素(単位画像)毎に予測インク実量(印刷データDprに基づく印刷が該当のインクジェット印刷装置300で行われた際に実際に使用されるインク量)M2と適正インク実量M1との比較が行われる。この比較により、印刷物の乾燥度合が判定される。そして、乾燥度合の判定結果に基づき、乾燥度合が不良であると判定された画素の識別が可能な態様で印刷物のプレビュー画像が表示される。作業者は、そのプレビュー画像に基づき乾燥品質が不充分であると判断される場合には、例えば色調整などを行うことにより、印刷によって使用されるインク量の調整を実際の印刷前に行うことが可能となる。その結果、一度の印刷で色品質と乾燥品質とのバランスがとれた印刷物を得ることが可能となり、従来と比較して作業効率が上昇するとともに印刷に要するコストが低減される。以上のように、本実施形態によれば、実際に印刷を行う前に印刷物の乾燥度合(乾燥品質)を確認することのできるプレビュー装置203が実現される。
また、本実施形態によれば、プレビュー画像の表示後に作業者がプレビュー表示画面600内の色調整指示領域64を用いて色調整を行うと、色調整の結果に基づき各画素の乾燥度合の再判定が行われる。そして、再判定の結果に基づいて、プレビュー表示領域62内のプレビュー画像が更新される。このため、色調整が印刷物の乾燥度合に及ぼす影響を速やかに確認することが可能となる。これにより、従来と比較して作業効率が顕著に上昇する。
<2.第2の実施形態>
<2.1 構成>
本発明の第2の実施形態について説明する。印刷システムの全体構成,インクジェット印刷装置300の構成,および画像処理装置200の構成については上記第1の実施形態と同様であるので説明を省略する(図1〜図3を参照)。印刷システムにおける作業手順についても上記第1の実施形態と同様であるので説明を省略する(図4を参照)。乾燥品質プレビュー処理の手順についても上記第1の実施形態と同様であるので説明を省略する(図8を参照)。
<2.2 適正インク実量を超えるインク実量のグラフ表示>
本実施形態においては、乾燥品質プレビュー処理が実行されたときに表示されるプレビュー表示画面600が上記第1の実施形態とは異なっている。具体的には、乾燥品質プレビュー処理が実行されると、例えば図11に示すようなプレビュー表示画面600が表示部26に表示される。このプレビュー表示画面600には、メニュー表示領域61,プレビュー表示領域62,縮小画像表示領域63,および色調整指示領域64に加えてグラフ表示領域65が設けられている。なお、ここでは、便宜上、該当のインクジェット印刷装置300で印刷が行われる際に基材が進む方向(印字方向)についての一群の画素の集合を「列」と定義する。
グラフ表示領域65には、図11に示すように、印刷データDprに基づいて印刷が行われた場合に適正インク実量を超えて使用されるインク量を列ごとに積算して得られる値を表すグラフが表示される。グラフ表示領域65に表示されるグラフに関し、横軸は印刷が行われる際の主走査方向(印字方向に直交する方向。CMYK用ヘッド35c、35m、35y、35kにおける多数のノズルの配列方向。)の印字位置を表し、縦軸は適正インク実量を超えるインク量の和(列ごとの和)の値を表している。なお、本実施形態においては、上記グラフとプレビュー画像とがプレビュー表示画面600内において上下方向に並べて表示される。すなわち、上記グラフがプレビュー画像と対応付けられた態様でグラフ表示領域65に表示される。
上述のようなグラフにより、印字後に基材が最初に接触するローラー(以下、「ファーストコンタクトローラー」という。)の汚れ位置や汚れの程度を予測することが可能となる。図11に示す例では、符号75で示す部分において適正量を超えるインク実量が大きくなっているので、ファーストコンタクトローラーに関して、印字位置120mm〜190mmの部分の汚れの程度が大きくなると予測される。
以上のように、本実施形態におけるプレビュー装置203では、乾燥品質プレビュー処理が実行されると、インクジェット印刷装置300で印刷が行われる際に基材が進む方向についての一群の画素(単位画像)の集合である列ごとに予測インク実量M2のうち適正インク実量M1を超える量の積算値が算出され、全ての列についての積算値を表すグラフがプレビュー表示画面600のプレビュー表示領域62に表示される。
<2.3 効果>
本実施形態によれば、印刷物のプレビュー画像が表示される際に、印刷が行われた場合に適正インク実量を超えて使用されるインク量についての列ごとの積算値を表すグラフが表示される。このため、ファーストコンタクトローラーの汚れ位置や汚れの程度を予測することが可能となる。また、上記グラフはプレビュー画像と対応付けられた態様で表示されるので、印刷画像とファーストコンタクトローラーの汚れ位置との対応関係の把握が容易となる。
<2.4 変形例>
上記第2の実施形態においては、図11に示すように、適正インク実量を超えるインク実量を表すグラフがプレビュー画像と対応付けられた態様でグラフ表示領域65に表示されていた。しかしながら、本発明はこれに限定されない。例えば図12に示すように、当該グラフを表示するグラフ表示画面650がプレビュー画像を表示するプレビュー表示画面600とは別ウィンドウの形式で表示部26に表示されるようにしても良い。
<3.その他>
本発明は上記各実施形態(変形例を含む)に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、上記各実施形態においてはTAC値に基づいてインク量の制御が行われているが、本発明はこれに限定されない。TAC値を用いた手法以外の手法によってインク量の制御が行われている場合や特にインク量の制御が行われていない場合にも、本発明を適用することができる。
53…適正インク実量DB
54…色調整データDB
59…印刷物
62…プレビュー表示領域
64…色調整指示領域
65…グラフ表示領域
200…画像処理装置
201…ICCプロファイル作成装置
202…データ変換装置
203…プレビュー装置
300…インクジェット印刷装置
310…印刷制御装置
320…印刷機本体
600…プレビュー表示画面
650…グラフ表示画面
Dpr…印刷データ
M1…適正インク実量
M2…予測インク実量

Claims (13)

  1. インクジェット印刷装置による印刷データに基づく印刷によって得られる印刷物のプレビュー画像を表示するプレビュー装置であって、
    前記インクジェット印刷装置で好適な印刷を行うための単位画像当たりのインク量の最大値である適正インク実量を印刷条件毎に保持した適正インク実量保持部から設定済み印刷条件に応じた適正インク実量を取得するデータ取得部と、
    前記印刷データに対する色調整を指示するための色調整指示部と、
    前記印刷データに基づく印刷が前記インクジェット印刷装置で行われた際に実際に使用されるインク量を予測インク実量として前記色調整指示部による色調整の指示に基づいて補正された印刷データに基づいて単位画像毎に算出する予測インク実量算出部と、
    各単位画像につき、前記予測インク実量算出部によって算出された予測インク実量と前記データ取得部によって取得された適正インク実量とを比較することにより、前記印刷物中の当該単位画像に対応する部分の乾燥度合が良好であるか不良であるかを判定する乾燥判定部と、
    前記乾燥判定部によって乾燥度合が不良であると判定された単位画像の識別が可能な態様で前記プレビュー画像を表示するプレビュー画像表示部と
    を備えることを特徴とする、プレビュー装置。
  2. 前記インクジェット印刷装置で印刷が行われる際に基材が進む方向についての複数の単位画像の集合である列ごとに前記予測インク実量のうち前記適正インク実量を超える量の積算値を算出し、全ての列についての前記積算値を表すグラフを表示するグラフ表示部を更に備えることを特徴とする、請求項1に記載のプレビュー装置。
  3. 前記グラフ表示部は、前記グラフを前記プレビュー画像と対応付けた態様で表示することを特徴とする、請求項2に記載のプレビュー装置。
  4. 前記データ取得部は、前記インクジェット印刷装置で印刷が行われる際のインクの吐出量を調整するための色調整データを印刷条件毎に保持した色調整データ保持部から前記設定済み印刷条件に応じた色調整データを更に取得し、
    前記予測インク実量算出部は、前記データ取得部によって取得された色調整データを用いて前記印刷データを補正し、補正後の印刷データに基づいて前記予測インク実量を算出することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載のプレビュー装置。
  5. 前記印刷データは、複数のインク色のデータを含み、
    前記予測インク実量算出部は、各単位画像について、インク色毎に前記実際に使用されるインク量を算出し、前記複数のインク色についてのその算出したインク量の合計を前記予測インク実量とすることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載のプレビュー装置。
  6. 前記乾燥判定部は、各単位画像について、前記予測インク実量が前記適正インク実量よりも大きければ、乾燥度合が不良であると判定することを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項に記載のプレビュー装置。
  7. インクジェット印刷装置による印刷データに基づく印刷によって得られる印刷物のプレビュー画像を表示するプレビュー方法であって、
    前記インクジェット印刷装置で好適な印刷を行うための単位画像当たりのインク量の最大値である適正インク実量を印刷条件毎に保持した適正インク実量保持部から設定済み印刷条件に応じた適正インク実量を取得するデータ取得工程と、
    前記印刷データに対する色調整を指示するための色調整指示工程と、
    前記印刷データに基づく印刷が前記インクジェット印刷装置で行われた際に実際に使用されるインク量を予測インク実量として前記色調整指示工程での色調整の指示に基づいて補正された印刷データに基づいて単位画像毎に算出する予測インク実量算出工程と、
    各単位画像につき、前記予測インク実量算出工程で算出された予測インク実量と前記データ取得工程で取得された適正インク実量とを比較することにより、前記印刷物中の当該単位画像に対応する部分の乾燥度合が良好であるか不良であるかを判定する乾燥判定工程と、
    前記乾燥判定工程で乾燥度合が不良であると判定された単位画像の識別が可能な態様で前記プレビュー画像を表示するプレビュー画像表示工程と
    を含むことを特徴とする、プレビュー方法。
  8. 前記プレビュー画像表示工程では、前記インクジェット印刷装置で印刷が行われる際に基材が進む方向についての複数の単位画像の集合である列ごとに前記予測インク実量の積算値が算出され、全ての列についての前記積算値を表すグラフが前記プレビュー画像に加えて表示されることを特徴とする、請求項7に記載のプレビュー方法。
  9. 前記プレビュー画像表示工程では、前記グラフが前記プレビュー画像と対応付けられた態様で表示されることを特徴とする、請求項8に記載のプレビュー方法。
  10. 前記データ取得工程では、前記インクジェット印刷装置で印刷が行われる際のインクの吐出量を調整するための色調整データを印刷条件毎に保持した色調整データ保持部から前記設定済み印刷条件に応じた色調整データが更に取得され、
    前記予測インク実量算出工程では、前記データ取得工程で取得された色調整データを用いて前記印刷データが補正され、補正後の印刷データに基づいて前記予測インク実量が算出されることを特徴とする、請求項7から9までのいずれか1項に記載のプレビュー方法。
  11. 前記印刷データは、複数のインク色のデータを含み、
    前記予測インク実量算出工程では、各単位画像について、インク色毎に前記実際に使用されるインク量が算出され、前記複数のインク色についてのその算出されたインク量の合計が前記予測インク実量とされることを特徴とする、請求項7から10までのいずれか1項に記載のプレビュー方法。
  12. 前記乾燥判定工程では、各単位画像について、前記予測インク実量が前記適正インク実量よりも大きければ、乾燥度合が不良であると判定されることを特徴とする、請求項7から11までのいずれか1項に記載のプレビュー方法。
  13. インクジェット印刷装置による印刷データに基づく印刷によって得られる印刷物のプレビュー画像を表示するためのプレビュープログラムであって、
    前記インクジェット印刷装置で好適な印刷を行うための単位画像当たりのインク量の最大値である適正インク実量を印刷条件毎に保持した適正インク実量保持部から設定済み印刷条件に応じた適正インク実量を取得するデータ取得ステップと、
    前記印刷データに対する色調整を指示するための色調整指示ステップと、
    前記印刷データに基づく印刷が前記インクジェット印刷装置で行われた際に実際に使用されるインク量を予測インク実量として前記色調整指示ステップでの色調整の指示に基づいて補正された印刷データに基づいて単位画像毎に算出する予測インク実量算出ステップと、
    各単位画像につき、前記予測インク実量算出ステップで算出された予測インク実量と前記データ取得ステップで取得された適正インク実量とを比較することにより、前記印刷物中の当該単位画像に対応する部分の乾燥度合が良好であるか不良であるかを判定する乾燥判定ステップと、
    前記乾燥判定ステップで乾燥度合が不良であると判定された単位画像の識別が可能な態様で前記プレビュー画像を表示するプレビュー画像表示ステップと
    をコンピュータのCPUがメモリを利用して実行することを特徴とする、プレビュープログラム。
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