JP6799489B2 - Egr装置 - Google Patents
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Description
図1に、本発明の一実施形態に係るEGR装置1を備えたエンジン2の概略図を示す。エンジン2の各気筒の吸気ポート3には、吸気ブランチ4が接続されており、各吸気ブランチ4は、インテークコレクター5に接続されている。これら吸気ブランチ4およびインテークコレクター5は、吸気マニホールド6を構成する。なお、エンジン2は、本実施形態においては水平対向エンジンを示したが、直列エンジンでもV型エンジンでも構わない。
図2に本実施形態に係るEGR装置1の要部を示す側断面図を示し、図3にEGR装置1の平断面図(図2のIII−III線断面図)を示す。このEGR装置1は、吸気が導入される吸気口7と、導入された吸気を各気筒の吸気ポート3に流出するブランチ孔8とが形成されたインテークコレクター5に、EGR管16を接続して構成されている。インテークコレクター5の内壁は、吸気口7から導入された吸気を一旦ブランチ孔8から離隔する方向に案内した後、再びブランチ孔8に向けて案内するようにカーブして形成されたガイド内壁19を有する。ガイド内壁19の終端部19xには、EGR管16が配設されている。EGR管16には、ガイド内壁19の終端部19xによってブランチ孔8に向けて案内される吸気の下流側に向けてEGR排出口16aが形成されている。以下、本実施形態に係るEGR装置1の各構成要素について説明する。
図1に示すように、インテークコレクター5は、車体に縦置されたエンジン2の上方に配置されている。また、図2および図3に示すように、インテークコレクター5には、車長方向の後方に吸気口7が形成され、車幅方向の右側に1番気筒のブランチ孔8と3番気筒のブランチ孔8が形成され、車幅方向の左側に2番気筒のブランチ孔8と4番気筒のブランチ孔8が形成されている。各ブランチ孔8には夫々吸気ブランチ4が接続されている。吸気口7には、筒状のスロットルボディー20が装着されており、スロットルボディー20の内部には、スロットルバルブ9が開閉自在に設けられている。スロットルボディー20には、吸気管10(図1参照)が接続される。
インテークコレクター5の内壁は、吸気口7から導入された吸気を案内するガイド内壁19を備えている。ガイド内壁19は、第1ガイド内壁部19a、第2ガイド内壁部19b、第3ガイド内壁部19cおよび第4ガイド内壁部19dを有する。第1ガイド内壁部19aは、吸気口7から導入された吸気をメインコレクター部5aの天井の内壁に沿って流す。第2ガイド内壁部19bは、第1ガイド内壁部19aに沿って流れる吸気をサブコレクター部5bの内壁に沿って鉛直下方に案内する。第3ガイド内壁部19cは、第2ガイド内壁部19bに案内された吸気をサブコレクター部5bの底部の内壁に沿って流す。第4ガイド内壁部19dは、第3ガイド内壁部19cに沿って流れる吸気をブランチ孔8に向けて鉛直上方に案内する。この第4ガイド内壁部19dが、ガイド内壁19の終端部19xに相当する。
EGR管16は、車長方向の後方から、第4ガイド内壁部19dに装着されたグロメット21の孔を通して、サブコレクター部5bの内部に差し入れられている。グロメット21の孔は、EGR管16の外周に密着し、シールとして機能する。グロメット21の孔に差し入れられたEGR管16には、図3に示すように、EGR排出口16aが、鉛直上方に向けて、長孔状に形成されている。すなわち、EGR管16には、第4ガイド内壁部19dによってブランチ孔8に向けて鉛直上方に案内される吸気の下流側に、EGR排出口16aが長孔状に形成されている。
2 エンジン
3 吸気ポート
5 インテークコレクター
5a メインコレクター部
5b サブコレクター部
7 吸気口
8 ブランチ孔
9 スロットルバルブ
16 EGR管
16a EGR排出口
19 ガイド内壁
19x 終端部
19a 第1ガイド内壁部
19b 第2ガイド内壁部
19c 第3ガイド内壁部
19d 第4ガイド内壁部
19e 第1カーブ内壁部
19f 第2カーブ内壁部
19g 第3カーブ内壁部
Claims (2)
- 吸気が導入される吸気口と、導入された吸気を各気筒の吸気ポートに流出するブランチ孔とが形成されたインテークコレクターに、EGR管が接続されたEGR装置であって、
前記インテークコレクターは、
前記吸気口および前記ブランチ孔が直線上に配設されたメインコレクター部と、
該メインコレクター部に並設されたサブコレクター部と、
を有し、
前記インテークコレクターの内壁は、前記吸気口から導入された吸気を前記ブランチ孔から離隔する方向に案内した後、再び該ブランチ孔に向けて案内するガイド内壁を有し、
前記ガイド内壁は、
前記吸気口から導入された吸気を前記メインコレクター部の内壁に沿って流す第1ガイド内壁部と、
該第1ガイド内壁部に沿って流れる吸気を前記サブコレクター部の内壁に案内する第2ガイド内壁部と、
該第2ガイド内壁部に案内された吸気を該サブコレクター部の内壁に沿って流す第3ガイド内壁部と、
該第3ガイド内壁部に沿って流れる吸気を前記ブランチ孔に向けて案内する第4ガイド内壁部と、
を有し、
前記第4ガイド内壁部に、前記EGR管が設けられ、
前記EGR管に、前記第4ガイド内壁部によって前記ブランチ孔に向けて案内される吸気の下流側に向けてEGR排出口が形成されたことを特徴とするEGR装置。 - 前記メインコレクター部の鉛直下方に前記サブコレクター部が配置され、
前記第1ガイド内壁部と前記第2ガイド内壁部とが第1カーブ内壁部で接続され、
前記第2ガイド内壁部と前記第3ガイド内壁部とが第2カーブ内壁部で接続され、
前記第3ガイド内壁部と前記第4ガイド内壁部とが第3カーブ内壁部で接続された、ことを特徴とする請求項1に記載のEGR装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017059539A JP6799489B2 (ja) | 2017-03-24 | 2017-03-24 | Egr装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017059539A JP6799489B2 (ja) | 2017-03-24 | 2017-03-24 | Egr装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018162695A JP2018162695A (ja) | 2018-10-18 |
JP6799489B2 true JP6799489B2 (ja) | 2020-12-16 |
Family
ID=63859832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017059539A Active JP6799489B2 (ja) | 2017-03-24 | 2017-03-24 | Egr装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6799489B2 (ja) |
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2017
- 2017-03-24 JP JP2017059539A patent/JP6799489B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018162695A (ja) | 2018-10-18 |
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