JP6798527B2 - 上部工部材運搬設備および上部工部材運搬方法 - Google Patents
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持工程と、前記既設橋桁上に新設橋桁を配設する橋桁配設工程と、前記ジャッキにより前記既設橋桁および前記新設橋桁を下降させるとともに、前記新設橋桁を橋脚に架設する架設工程と、を備えることを特徴とする、橋桁の架け替え工法が提案されている。そして、この橋桁の架け替え工法によれば、既設橋桁の撤去作業と新設橋桁の架設作業を同時に行うため、工期短縮化を図ることができる、と特許文献1に記載されている。
(1−1)第1実施形態に係る上部工部材撤去設備の構成
図1〜図3は、本発明の第1実施形態に係る上部工部材撤去設備10を用いて、隣接する橋脚102、104の間の径間106内の既設上部工部材110を撤去している状況を示す正面図(橋梁100の橋軸直角方向から見た正面図)である。図1は撤去する既設上部工部材110を下降させる前の状態を示す正面図(図7のI線矢視図)であり、図2は撤去する既設上部工部材110を下降させた後の状態を示す正面図(図8のII線矢視図)であり、図3は下降させた既設上部工部材110を切断後にクレーン200で吊り上げて撤去する直前の状態を示す正面図(図9のIII線矢視図)である。なお、橋脚102、104の間の径間106は、詳細には、橋脚102上の支点102Aと橋脚104上の支点104Aとの間の領域のことである。また、撤去する既設上部工部材110は、切断面110A、110Bで切断されて橋梁100から切り離されている。
本発明の第1実施形態に係る上部工部材撤去設備10は、撤去する既設上部工部材110を支持しつつ下降させることができる能力を備えているが、本発明の第1実施形態に係る上部工部材架け替え設備12(図43〜図47参照)は、それに加えて、架設する新設橋桁を支持しつつ上昇させることができる能力を備えている。この能力の違いが、本発明の第1実施形態に係る上部工部材撤去設備10と本発明の第1実施形態に係る上部工部材架け替え設備12との相違点である。
本発明の第1実施形態に係る上部工部材撤去設備10の構築方法について説明するが、橋脚102に近接した左側設備10Aを構築する場合を取り上げて説明する。橋脚104に近接した右側設備10Bを構築する場合も同様である。
橋脚102のフーチング150の天端まで掘削し、橋脚102のフーチング150の上面を露出させる(図22〜図24参照)。
フーチング150の上面に後打ちアンカー(図示せず)を設置し、設置した後打ちアンカーで、フーチング上面固定架台42をフーチング150の上面に設置する(図22、図24参照)。
設置したフーチング上面固定架台42に高さ調整架台44をボルトで固定する(図22、図24参照)。
設置したフーチング上面固定架台42および高さ調整架台44の橋軸直角方向外側で、かつ、撤去する既設上部工部材108の両外桁位置またはその外側の位置に対応する地盤500の位置にH鋼からなる後打ち杭46を打設する。後打ち杭46の打設は、例えば、クレーン202で吊り上げたバイブロハンマー250等を用いて行うことができる(図22および図23参照)。フーチング150が、撤去する既設上部工部材108の両外桁位置にまで達しているほど橋軸直角方向に長い場合、後打ち杭46は原則として不要である。
高さ調整架台44の高さを調整プレート(図示せず)等で調整して、高さ調整架台44の天端高さと後打ち杭46の天端高さを同一にする(図22参照)。
高さ調整架台44の天端高さと後打ち杭46の天端高さを同一にした後、高さ調整架台44の上面と後打ち杭46の上端面に、受け梁48をクレーン204で吊り上げて設置し、高さ調整架台44および後打ち杭46にボルトで固定する(図22および図24参照)。なお、図示の都合上、図24では後打ち杭46の記載を省略している。
橋軸直角方向連結部材30、反対側橋軸直角方向連結部材32および橋軸方向連結部材34を配置する位置に合せて、仮受けブラケット90を後打ちアンカー92で、橋脚102に取り付ける(図25〜図28参照)。後打ちアンカー92の橋脚102への取り付けは、高所作業車220の作業台に乗った作業員が行う。
橋軸直角方向連結部材30をクレーン204で吊り上げて、橋脚102に取り付けた仮受けブラケット90上に設置する(図25および図26参照)。また、反対側橋軸直角方向連結部材32も、同様に、クレーン204で吊り上げて、橋脚102に取り付けた仮受けブラケット90上に設置する(図26参照)。
橋軸直角方向連結部材30および反対側橋軸直角方向連結部材32を、仮受けブラケット90上に配置して、橋脚102の橋軸方向の両側面に沿って設置した後、橋軸方向連結部材34を橋脚102の橋軸直角方向の両側面に沿って設置して、橋軸直角方向連結部材30および反対側橋軸直角方向連結部材32と連結し、橋軸直角方向連結部材30、反対側橋軸直角方向連結部材32および橋軸方向連結部材34を、橋脚102の周囲を一周巻き込むようにして配置して、橋脚102に隙間なく取り付け、橋脚102に一体的に固定されるように取り付ける(図26および図29参照)。この取り付けの際には、調整プレート(図示せず)やキリンジャッキ(図示せず)等により、橋軸方向連結部材34の長さを橋脚102の橋軸方向の幅に合うように調整し、橋軸直角方向連結部材30、反対側橋軸直角方向連結部材32および橋軸方向連結部材34を、橋脚102に隙間なく取り付け、橋脚102に一体的に固定されるように取り付けることに留意する。
上下方向レール22とレール保持用上下方向部材28とを、地上においてボルト22B1で連結して、一体化する(図19参照)。
一体化した上下方向レール22とレール保持用上下方向部材28とを、クレーン204で吊り上げて、受け梁48の上面にレール保持用上下方向部材28の下端面が配置されるように配置して、レール保持用上下方向部材28を受け梁48にボルトで連結するとともに、レール保持用上下方向部材28を橋軸直角方向連結部材30にボルトで連結して、1段目の上下方向レール22とレール保持用上下方向部材28を設置する(図30および図31参照)。
1段目の上下方向レール22およびレール保持用上下方向部材28の設置完了後、必要な段数だけ、順次、一体化した上下方向レール22およびレール保持用上下方向部材28を、先に取り付けた上下方向レール22およびレール保持用上下方向部材28それぞれと一直線状に配置されるように所定の位置に配置して、レール保持用上下方向部材28を橋軸直角方向連結部材30にボルトで連結する(図30および図31参照)。また、上下に隣り合うレール保持用上下方向部材28(例えば、1段目のレール保持用上下方向部材28と2段目のレール保持用上下方向部材28)同士を添接板等で連結する。その際、上下方向レール22同士の間隔の精度管理、上下方向レール22の鉛直度の精度管理、および上下方向レール22同士の継手部のずれの精度管理に留意する。
各上下方向レール22に昇降装置24を取り付け、さらに、連動操作盤(図示せず)と油圧ホース(図示せず)を連結した後、全ての昇降装置24のクレビスジャッキ24AとH鋼クランプ24Bを連動可能なようにする。
連動操作盤(図示せず)により、各上下方向レール22に取り付けた昇降装置24のブラケット24Cの高さを揃えた状態にした後、クレーン204で上部工部材受け用橋軸直角方向部材26を吊り上げて、上部工部材受け用橋軸直角方向部材26をブラケット24Cに取り付ける(図33参照)。
レール保持用上下方向部材28の上端面に、残置部受け用橋軸直角方向部材36を設置する(図33参照)。残置部受け用橋軸直角方向部材36は、既設上部工部材108(図36参照)の端部の下面直下近傍に設置されるため、既設上部工部材108の外側より、既設上部工部材108の下面直下近傍に引き込む。
「(1−2)第1実施形態に係る上部工部材架け替え設備の構成」で前述したように、本発明の第1実施形態に係る上部工部材架け替え設備12(図43〜図47参照)の基本的な構成は、本発明の第1実施形態に係る上部工部材撤去設備10の構成と同様であるので、「(1−3)第1実施形態に係る上部工部材撤去設備の構築方法」で記載した本発明の第1実施形態に係る上部工部材撤去設備10の構築方法についての説明をもって、本発明の第1実施形態に係る上部工部材架け替え設備12の構築方法についての説明に代えることとする。
本発明の第1実施形態に係る上部工部材撤去設備10を用いて、橋梁100の隣接する橋脚102、104の間の径間106内の既設上部工部材110を撤去する撤去方法(本第1実施形態に係る上部工部材撤去方法)の各ステップにおける状態を図36〜図42に示す。図36〜図42は、前記各ステップにおける状態を橋軸直角方向から見た正面図である。図36〜図42を参照しつつ、本第1実施形態に係る上部工部材撤去方法を説明する。
図36に示すように、昇降装置24を上下方向レール22に沿って扛上させ、切断前の既設上部工部材108の荷重を上部工部材受け用橋軸直角方向部材26に預けるとともに、残置部受け用橋軸直角方向部材36の上面にライナープレート(図示せず)を設置して、上部工部材受け用橋軸直角方向部材26および残置部受け用橋軸直角方向部材36に等分に既設上部工部材108の荷重を負担させる(支持工程)。
上部工部材受け用橋軸直角方向部材26および残置部受け用橋軸直角方向部材36に等分に既設上部工部材108の荷重を負担させた後、上部工部材受け用橋軸直角方向部材26と残置部受け用橋軸直角方向部材36との間の位置(図37の切断面110Aの位置および切断面110Bの位置)で、図37に示すように、径間106内の既設上部工部材108を切断し、既設上部工部材110、112、114に切り分ける(切り離し工程)。
図38に示すように、昇降装置24を下降させて(下降工程)、撤去する既設上部工部材110を架台10C、10Dに載置する(下降載置工程)。詳細には、上部工部材受け用橋軸直角方向部材26が支持する荷重と架台10C、10Dが支持する荷重が等分になるように、下降させた昇降装置24の高さ位置(上部工部材受け用橋軸直角方向部材26の高さ位置)を調整する。
上部工部材受け用橋軸直角方向部材26が支持する荷重と架台10C、10Dが支持する荷重が等分になるように、下降させた昇降装置24の高さ位置(上部工部材受け用橋軸直角方向部材26の高さ位置)を調整した後、既設上部工部材110を架台10C、10D上で橋軸直角方向に切断する(図39参照)。本第1実施形態では、架台10C、10Dは、橋軸直角方向から見て、撤去する既設上部工部材110をおおよそ3等分するような位置に、撤去する既設上部工部材110の下方に配置されている。このため、既設上部工部材110は、架台10C、10D上で橋軸直角方向に切断されると、長手方向におおよそ3等分される。おおよそ3等分に切断された既設上部工部材110の各部材を、既設上部工部材110X、110Y、110Zと称することとする。
切断後の既設上部工部材110(既設上部工部材110X、110Y、110Z)を、図40に示すように、地上に配置したクレーン200で吊り上げて搬出する(搬出工程)。ただし、図40においては、クレーン200の部位のうち、吊り上げに用いるフック等のみを記載しており、このフック等に符号200を付している。
橋脚102、104上に残置した既設上部工部材112、114を、地盤500上または橋梁100上に配置したクレーン(図示せず)で吊り上げて搬出、撤去する。
本第1実施形態に係る上部工部材撤去方法を実施した後、径間106内に新設上部工部材160を架設する上部工部材架け替え方法(本発明の第1実施形態に係る上部工部材架け替え設備12を用いて行う本第1実施形態に係る上部工部材架け替え方法)について説明する。
図42に示すように既設上部工部材108の撤去を終えた後、地盤500上または橋梁100上に配置したクレーン(図示せず)で、新設上部工部材162を橋脚102上に設置するとともに、新設上部工部材164を橋脚104上に設置する。新設上部工部材162、164を橋脚102、104上に設置した後の状態を図43に示す。図43に示すように、新設上部工部材162、164は、径間106(図1参照)の両端部に配置される短尺の新設上部工部材である。
昇降装置24の高さ位置を調整して、上部工部材受け用橋軸直角方向部材26の高さ位置を、架台10C、10Dの高さに合わせた位置に合わせる。
新設上部工部材160X、160Y、160Zを、地上に配置したクレーン(図示せず)で、図44に示すように、上部工部材受け用橋軸直角方向部材26上および架台10C、10D上に配置する(新設上部工部材載置工程)。
上部工部材受け用橋軸直角方向部材26上および架台10C、10D上に配置した新設上部工部材160X、160Y、160Zを、図45に示すように、添接板160Aで連結し、架設する新設上部工部材160を組み立てる。
組み立てた新設上部工部材160を昇降装置24で上昇させて、図46に示すように、橋梁100の上部工としての所定の高さ位置に新設上部工部材160を配置する。
橋梁100の上部工としての所定の高さ位置に配置された新設上部工部材160を、図47に示すように、新設上部工部材162、164に添接板160B、160Cで連結する。
新設上部工部材160を新設上部工部材162、164に添接板160B、160Cで連結した後、昇降装置24を下降させて、新設上部工部材160を支持していた荷重を開放し、上部工部材の架け替え作業を完了する。
本第1実施形態に係る上部工部材撤去設備および上部工部材架け替え設備ならびに上部工部材撤去方法および上部工部材架け替え方法によれば、橋脚102、104に上下方向に沿わせた上下方向レール22に沿って上下方向に昇降する昇降装置24を用いて既設上部工部材110の撤去および架け替えを行うことができるので、既設上部工部材110の高さ位置にまで届く重機を用いることを不要にすることができ、また、既設上部工部材110の高さ位置の近傍にまで到達するベントを構築することも不要にすることができる。
(2−1)第2実施形態に係る上部工部材撤去設備の構成
図48〜図50は、本発明の第2実施形態に係る上部工部材撤去設備50を用いて、橋梁100の隣接する橋脚102、104の間の径間106内の既設上部工部材110を撤去している状況を示す正面図(橋梁100の橋軸直角方向から見た正面図)である。図48は撤去する既設上部工部材110を下降させる前の状態を示す正面図であり、図49は撤去する既設上部工部材110を下降させた後の状態を示す正面図であり、図50は下降させた既設上部工部材110を切断後にクレーン200で吊り上げて撤去する直前の状態を示す正面図である。なお、撤去する既設上部工部材110は、切断面110A、110Bで切断されて橋梁100から切り離されている。
本発明の第2実施形態に係る上部工部材架け替え設備(図示せず)は、第1実施形態に係る上部工部材架け替え設備12と同様の構成を、橋脚102、104において径間106とは橋軸方向反対側(径間126、136の橋脚102、104寄りの端部で橋脚102、104の近傍領域)にも設けた構成からなる架け替え設備である。したがって、本発明の第1実施形態に係る上部工部材架け替え設備12の構成についての説明をもって、本発明の第2実施形態に係る上部工部材架け替え設備の構成についての説明に代えることとする。
本発明の第2実施形態に係る上部工部材撤去設備50は、第1実施形態に係る上部工部材撤去設備10と同様の構成を、橋脚102、104において径間106とは橋軸方向反対側(径間126、136の橋脚102、104寄りの端部で橋脚102、104の近傍領域)にも設けた構成となっているので、第1実施形態に係る上部工部材撤去設備10の構築方法を、橋脚102、104において径間106とは橋軸方向反対側(径間126、136の橋脚102、104寄りの端部で橋脚102、104の近傍領域)にも適用することで、本発明の第2実施形態に係る上部工部材撤去設備50を構築することができる。したがって、第1実施形態に係る上部工部材撤去設備10の構築方法についての説明をもって、本発明の第2実施形態に係る上部工部材撤去設備50の構築方法についての説明に代えることとする。
本発明の第2実施形態に係る上部工部材架け替え設備は、第1実施形態に係る上部工部材架け替え設備12と同様の構成を、橋脚102、104において径間106とは橋軸方向反対側(径間126、136の橋脚102、104寄りの端部で橋脚102、104の近傍領域)にも設けた構成となっているので、第1実施形態に係る上部工部材架け替え設備12の構築方法を、橋脚102、104において径間106とは橋軸方向反対側(径間126、136の橋脚102、104寄りの端部で橋脚102、104の近傍領域)にも適用することで、本発明の第2実施形態に係る上部工部材架け替え設備を構築することができる。したがって、第1実施形態に係る上部工部材架け替え設備12の構築方法についての説明をもって、本発明の第2実施形態に係る上部工部材架け替え設備の構築方法についての説明に代えることとする。
本発明の第2実施形態に係る上部工部材撤去設備50は、第1実施形態に係る上部工部材撤去設備10と同様の構成を、橋脚102、104において径間106とは橋軸方向反対側(径間126、136の橋脚102、104寄りの端部で橋脚102、104の近傍領域)にも設けた構成となっており、橋脚102と橋脚104との間の径間106内の既設上部工部材110の撤去に用いることができるだけでなく、橋脚102、104において径間106とは橋軸方向反対側の径間126、136内の既設上部工部材120、130の撤去にも用いることができるように構成されている。本発明の第2実施形態に係る上部工部材撤去設備50を用いて径間106内の既設上部工部材110を撤去する際の撤去方法は、第1実施形態に係る上部工部材撤去方法と同様であり、また、橋脚102、104において径間106とは橋軸方向反対側の径間126、136内の既設上部工部材120、130を撤去する際の撤去方法は、径間106内の既設上部工部材110を撤去する際の撤去方法と同様であるので、第1実施形態に係る上部工部材撤去方法についての説明をもって、本発明の第2実施形態に係る上部工部材撤去方法についての説明に代えることとする。
本発明の第2実施形態に係る上部工部材架け替え設備は、第1実施形態に係る上部工部材架け替え設備12と同様の構成を、橋脚102、104において径間106とは橋軸方向反対側(径間126、136の橋脚102、104寄りの端部で橋脚102、104の近傍領域)にも設けた構成となっており、橋脚102と橋脚104との間の径間106内の既設上部工部材110の架け替えに用いることができるだけでなく、橋脚102、104において径間106とは橋軸方向反対側の径間126、136内の既設上部工部材120、130の架け替えにも用いることができるように構成されている。本発明の第2実施形態に係る上部工部材架け替え設備を用いて径間106内の既設上部工部材110を架け替える際の架け替え方法は、第1実施形態に係る上部工部材架け替え方法と同様であり、また、橋脚102、104において径間106とは橋軸方向反対側の径間126、136内の既設上部工部材120、130を架け替える際の架け替え方法は、径間106内の既設上部工部材110を架け替える際の架け替え方法と同様であるので、第1実施形態に係る上部工部材架け替え方法についての説明をもって、本発明の第2実施形態に係る上部工部材架け替え方法についての説明に代えることとする。
本第2実施形態に係る上部工部材撤去設備50および上部工部材架け替え設備ならびに上部工部材撤去方法および上部工部材架け替え方法によれば、橋脚102、104に上下方向に沿わせた上下方向レール22に沿って上下方向に昇降する昇降装置24を用いて既設上部工部材110の撤去および架け替えを行うことができるので、既設上部工部材110の高さ位置にまで届く重機を用いることを不要にすることができ、また、既設上部工部材110の高さ位置の近傍にまで到達するベントを構築することも不要にすることができる。
(3−1)第3実施形態に係る上部工部材撤去設備の構成
図58は、本発明の第3実施形態に係る上部工部材撤去設備70を用いて、橋梁100の隣接する橋脚102、104の間の径間106内の既設上部工部材110を撤去している状況を示す正面図(橋梁100の橋軸直角方向から見た正面図で、図60のLVIII線矢視図)であり、撤去する既設上部工部材110を下降させる前の状態を示す正面図である。撤去する既設上部工部材110は、切断面110A、110Bで切断されて橋梁100から切り離されている。
本発明の第3実施形態に係る上部工部材撤去設備70は、撤去する既設上部工部材110を支持しつつ下降させることができる能力を備えているが、本発明の第3実施形態に係る上部工部材架け替え設備(図示せず)は、それに加えて、架設する新設橋桁を支持しつつ上昇させることができる能力を備えている。この能力の違いが、本発明の第3実施形態に係る上部工部材撤去設備70と本発明の第3実施形態に係る上部工部材架け替え設備との相違点である。
前述したように、本発明の第3実施形態に係る上部工部材撤去設備70は、第2実施形態に係る上部工部材撤去設備50の反力受け基礎部60を、敷き鋼板82を用いた反力受け基礎部80に変更した実施形態であり、反力受け基礎部80に敷き鋼板82を用いたこと、およびそれに対応するための構成以外は、本第3実施形態に係る上部工部材撤去設備70の構成は、第2実施形態に係る上部工部材撤去設備50の構成と同様であるので、本第3実施形態に係る上部工部材撤去設備70の構築方法の説明では、反力受け基礎部80の構築方法を中心に説明する。本第3実施形態に係る上部工部材撤去設備70の本体部72の構築方法の説明は、第1実施形態に係る上部工部材撤去設備10の本体部20の構築方法についての説明および第2実施形態に係る上部工部材撤去設備50の本体部52の構築方法についての説明をもって、代えることとする。
本第3実施形態に係る上部工部材撤去設備70の本体部72を構築する際には、撤去する既設上部工部材110の橋軸方向の両端部の位置に対応する地盤500の位置(撤去する既設上部工部材110の橋軸方向の両端部の鉛直方向下方の地盤500の位置)を中心にして、敷き鋼板82を地盤500上に敷く。敷き鋼板82に配置するサンドル84が、敷き鋼板82の外側にはみ出すことのないように、敷き鋼板82は十分に余裕を持った範囲に敷く。
レール保持用上下方向部材28の鉛直方向下方の敷き鋼板82の上にサンドル84を設置する。サンドル84は、調整プレート等により適切な高さを調整する。
敷き鋼板82の上に設置したサンドル84の上に受け梁86を配置して、受け梁86をサンドル84にボルトで連結する。
一体化した上下方向レール22とレール保持用上下方向部材28とを、クレーンで吊り上げて、受け梁86の上面にレール保持用上下方向部材28の下端面が配置されるように配置して、レール保持用上下方向部材28を受け梁86にボルトで連結するとともに、レール保持用上下方向部材28を橋軸直角方向連結部材30にボルトで連結して、1段目の上下方向レール22とレール保持用上下方向部材28を設置する。
「(3−2)第3実施形態に係る上部工部材架け替え設備の構成」で前述したように、本発明の第3実施形態に係る上部工部材架け替え設備の基本的な構成は、本発明の第3実施形態に係る上部工部材撤去設備70の構成と同様であるので、「(3−3)第3実施形態に係る上部工部材撤去設備の構築方法」で記載した本発明の第3実施形態に係る上部工部材撤去設備70の構築方法についての説明をもって、本発明の第3実施形態に係る上部工部材架け替え設備の構築方法についての説明に代えることとする。
前述したように、本発明の第3実施形態に係る上部工部材撤去設備70は、第2実施形態に係る上部工部材撤去設備50の反力受け基礎部60を、敷き鋼板82を用いた反力受け基礎部80に変更した実施形態であり、反力受け基礎部80に敷き鋼板82を用いたこと、およびそれに対応するための構成以外については、本第3実施形態に係る上部工部材撤去設備70の構成は、第2実施形態に係る上部工部材撤去設備50の構成と同様であるので、本第3実施形態に係る上部工部材撤去方法は、第2実施形態に係る上部工部材撤去方法と同様である。したがって、第2実施形態に係る上部工部材撤去方法についての説明をもって、本発明の第3実施形態に係る上部工部材撤去方法についての説明に代えることとする。
前述したように、本発明の第3実施形態に係る上部工部材架け替え設備は、第2実施形態に係る上部工部材架け替え設備の反力受け基礎部60を、敷き鋼板82を用いた反力受け基礎部80に変更した実施形態であり、反力受け基礎部80に敷き鋼板82を用いたこと、およびそれに対応するための構成以外については、本第3実施形態に係る上部工部材架け替え設備の構成は、第2実施形態に係る上部工部材架け替え設備の構成と同様であるので、本第3実施形態に係る上部工部材架け替え方法は、第2実施形態に係る上部工部材架け替え方法と同様である。したがって、第2実施形態に係る上部工部材架け替え方法についての説明をもって、本発明の第3実施形態に係る上部工部材架け替え方法についての説明に代えることとする。
本第3実施形態に係る上部工部材撤去設備70および上部工部材架け替え設備ならびに上部工部材撤去方法および上部工部材架け替え方法によれば、橋脚102、104に上下方向に沿わせた上下方向レール22に沿って上下方向に昇降する昇降装置24を用いて既設上部工部材110の撤去および架け替えを行うことができるので、既設上部工部材110の高さ位置にまで届く重機を用いることを不要にすることができ、また、既設上部工部材110の高さ位置の近傍にまで到達するベントを構築することも不要にすることができる。
第1〜第3実施形態の上部工部材撤去方法において、橋脚102、104上に残置した既設上部工部材112、114を撤去する際に、地盤500上または橋梁100上に配置したクレーン(図示せず)で吊り上げて搬出、撤去するようにしたが、障害物や干渉物等があるために、クレーンが使えない場合も想定される。
既設上部工部材108の両端部(既設上部工部材108の部位のうち、既設上部工部材112、114にそれぞれ対応する部位)の主桁下の位置に、橋脚102、104上に軌条設備600を橋軸方向に設けるとともに、既設上部工部材108の両端部以外の部位(既設上部工部材108の部位のうち、既設上部工部材110の両端部に対応する部位)上にも、軌条設備600に対応する位置に、軌条設備602を橋軸方向に設ける。上方から透視すると、軌条設備600と軌条設備602とは、一直線状になるような位置関係にある。第1〜第3実施形態の上部工部材撤去方法において、撤去対象の既設上部工部材の主桁は3本であるので、軌条設備600、602もそれぞれ3本設けることになる。軌条設備600、602の設置が終わった状態を図67に模式的に示す。
既設上部工部材108を切断面110A、110Bで切断して、既設上部工部材110、112、114に切り分ける。そして、軌条設備600と軌条設備602とを連結できる位置まで、既設上部工部材110を下降させる(図68および図69参照)。
軌条設備600と軌条設備602とをボルト(図示せず)で連結して一体化する(図68および図69参照)。
橋脚102、104上に残置した既設上部工部材112、114をジャッキアップして、軌条設備600上に設置したチルタンク610に搭載する(図68および図69参照)。なお、コロ台車として所定の機能を有するものであれば、チルタンク610に替えて用いてもよい。
チルタンク610に搭載した既設上部工部材112、114を、チルホール(図示せず)等の引き込み装置で既設上部工部材110上の軌条設備602上に引き込んで固定する(図70参照)。
ステップS203で一体化した軌条設備600と軌条設備602とを解体して切り離した後、既設上部工部材110を上部工部材撤去設備10で下降させて、架台10C、10Dに載置する(図71参照)。
既設上部工部材110を架台10C、10D上で橋軸直角方向に切断して、長手方向におおよそ3等分して、既設上部工部材110X、110Y、110Zに切り分ける(図72参照)。
架台10C、10D上で切断した既設上部工部材110(110X、110Y、110Z)および既設上部工部材112、114をクレーン200で吊り上げて搬出、撤去する(図73参照)。
第1〜第3実施形態の上部工部材架け替え方法において、橋脚102、104上に新設上部工部材162、164を設置する際、地盤500上または橋梁100上に配置したクレーン(図示せず)で吊り上げて設置するようにしたが、障害物や干渉物等があるために、クレーンが使えない場合も想定される。
新設上部工部材160X、160Y、160Zを上部工部材受け用橋軸直角方向部材26および架台10C、10D上に配置して、それら新設上部工部材160X、160Y、160Zを添接板160Aで連結して新設上部工部材160を組み立てた後、組み立てた新設上部工部材160上の所定の位置(新設上部工部材160の主桁位置と対応する位置)に軌条設備602を設ける(図74参照)。そして、新設上部工部材160上の軌条設備602の上にチルタンク610を設置し、チルタンク610に新設上部工部材162、164を搭載して固定する(図74参照)。
新設上部工部材160を上部工部材架け替え設備12で上昇させて、橋脚102、104上の軌条設備600と、新設上部工部材160上の軌条設備602とが、同一の高さ位置になるようにする。
軌条設備600と軌条設備602とをボルト(図示せず)で連結して一体化する(図75参照)。
新設上部工部材160上で固定した新設上部工部材162、164の固定を解除した後、チルホール(図示せず)等の引き込み装置で、新設上部工部材162、164を橋脚102、104上の正規の設置位置に引き込む。
引き込んだ新設上部工部材162、164は、ジャッキアップして、橋脚102、104の支承(支点102A、104A)上に設置する。
橋脚102、104の支承(支点102A、104A)上への新設上部工部材162、164の設置完了後、連結一体化していた軌条設備600と軌条設備602とを解体して切り離す。その後、新設上部工部材160を、上部工部材架け替え設備12で正規の設置高さ位置まで上昇させて、橋脚102、104の支承(支点102A、104A)上に設置した新設上部工部材162、164に、新設上部工部材160を添接板160B、160C(図47参照)で連結する。
10A、50A、70A…左側設備
10B、50B、70B…右側設備
10C、10D…架台
12…上部工部材架け替え設備
20、52、72…本体部
22…上下方向レール
22A、22B、28A、28B、30A…フランジ
22B1、30A1…ボルト
22C、28C…補強プレート
22C1…切り欠き
24…昇降装置
24A…クレビスジャッキ
24A1…ロッド
24B…H鋼クランプ
24C…ブラケット
26…上部工部材受け用橋軸直角方向部材
28…レール保持用上下方向部材
30…橋軸直角方向連結部材
32…反対側橋軸直角方向連結部材
34…橋軸方向連結部材
36…残置部受け用橋軸直角方向部材
40、60、80…反力受け基礎部
42…フーチング上面固定架台
44…高さ調整架台
46…後打ち杭
48…受け梁
54…反対側上下方向レール
56…反対側レール保持用上下方向部材
82…敷き鋼板
84…サンドル
86…受け梁
90…ブラケット
92…アンカー
100…橋梁
102、104…橋脚
102A、104A…支点
106、126、136…径間
108、110、110X、110Y、110Z、112、114、120、130…既設上部工部材
110A、110B、110C、110D…切断面
150、152…フーチング
160、160X、160Y、160Z、162、164…新設上部工部材
160A、160B、160C…添接板
200、202、204…クレーン
220…高所作業車
250…バイブロハンマー
500…地盤
600、602…軌条設備
610…チルタンク
Claims (11)
- 橋梁の橋軸方向に隣接する橋脚の間の径間内において上部工部材を上下方向に運搬することができる上部工部材運搬設備であって、
前記橋梁の橋軸方向に隣接する前記橋脚それぞれに上下方向に取り付けられていて、前記橋梁の橋軸直角方向から見て前記径間内に位置している上下方向レールと、
前記上下方向レールそれぞれに取り付けられていて、自身が取り付けられた前記上下方向レールに沿って移動可能な昇降装置と、
を備え、
前記上部工部材を支持しつつ上下方向に運搬することができる数の前記昇降装置を備え、
前記上部工部材運搬設備は、前記上部工部材の端部を下方から支持することができる、前記橋梁の橋軸直角方向に延びる上部工部材受け用橋軸直角方向部材を、前記上部工部材の両端部の下方にそれぞれ備えており、
前記上下方向レールは、前記橋梁の橋軸方向に隣接する前記橋脚それぞれについて、前記橋梁の橋軸直角方向に間隔を開けて複数配置されており、
前記橋梁の橋軸直角方向に間隔を開けて複数配置された前記上下方向レールそれぞれに前記昇降装置が取り付けられており、前記上下方向レールにそれぞれ取り付けられた前記昇降装置は前記上部工部材受け用橋軸直角方向部材を下方から支持することを特徴とする上部工部材運搬設備。 - 橋梁の橋軸方向に隣接する橋脚の間の径間内において上部工部材を上下方向に運搬することができる上部工部材運搬設備であって、
前記橋梁の橋軸方向に隣接する前記橋脚それぞれに上下方向に取り付けられていて、前記橋梁の橋軸直角方向から見て前記径間内に位置している上下方向レールと、
前記上下方向レールそれぞれに取り付けられていて、自身が取り付けられた前記上下方向レールに沿って移動可能な昇降装置と、
を備え、
前記上部工部材を支持しつつ上下方向に運搬することができる数の前記昇降装置を備え、
前記上下方向レールが受ける鉛直方向下向きの荷重の少なくとも一部は、当該上下方向レールが取り付けられた前記橋脚を介さずに地盤に伝達され、
かつ、前記上下方向レールから該上下方向レールが取り付けられた前記橋脚に伝達される荷重は、前記橋脚の安全性が確保される範囲内の荷重であることを特徴とする上部工部材運搬設備。 - 前記上下方向レールが受ける鉛直方向下向きの荷重の少なくとも一部は、当該上下方向レールが取り付けられた前記橋脚を支持するフーチングの上面に伝達されて地盤に伝達されることを特徴とする請求項2に記載の上部工部材運搬設備。
- 前記上部工部材運搬設備は、上方から見て、運搬する前記上部工部材の端部に対して略橋軸直角方向の位置および運搬する前記上部工部材の端部と重なる位置のうちの少なくとも一方の位置に、後打ち杭を備えており、
前記上下方向レールが受ける鉛直方向下向きの荷重の少なくとも一部は、前記後打ち杭を介して地盤に伝達されることを特徴とする請求項2または3に記載の上部工部材運搬設備。 - 前記上部工部材運搬設備は、上方から見て、運搬する前記上部工部材の端部に対して略橋軸直角方向の位置および運搬する前記上部工部材の端部と重なる位置のうちの少なくとも一方の位置に、地盤に敷かれた敷き鋼板を備えており、
前記上下方向レールが受ける鉛直方向下向きの荷重の少なくとも一部は、前記敷き鋼板を介して地盤に伝達されることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の上部工部材運搬設備。 - 前記昇降装置は、伸縮可能なジャッキと、前記ジャッキの両端部にそれぞれ取り付けられたクランプ装置と、を備え、前記クランプ装置によって前記上下方向レールに取り付けられており、前記クランプ装置は、前記上下方向レールへの固定とその固定の解除を繰り返し行うことができることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の上部工部材運搬設備。
- 前記上下方向レールは、該上下方向レールと略同一の方向に延びるレール保持用上下方向部材に取り付けられており、該レール保持用上下方向部材を介して前記橋脚に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の上部工部材運搬設備。
- 前記上下方向レール同士の間を前記橋梁の橋軸直角方向に架け渡して連結する橋軸直角方向連結部材をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の上部工部材運搬設備。
- 前記橋脚において前記径間とは前記橋梁の橋軸方向反対側に、橋軸直角方向に延びる反対側橋軸直角方向連結部材が配置され、かつ、前記橋脚の前記橋軸直角方向の側方に橋軸方向に延びる橋軸方向連結部材が配置されていて、前記橋軸直角方向連結部材、前記反対側橋軸直角方向連結部材および前記橋軸方向連結部材は、前記橋脚の周囲を一周巻き込むようにして該橋脚に取り付けられていることを特徴とする請求項8に記載の上部工部材運搬設備。
- さらに、前記橋脚それぞれにおいて、前記径間とは前記橋梁の橋軸方向反対側にも、上下方向に延びる反対側上下方向レールが取り付けられていて、該反対側上下方向レールそれぞれに、該反対側上下方向レールに沿って移動可能な昇降装置が取り付けられていることを特徴とする請求項9に記載の上部工部材運搬設備。
- 前記上部工部材の下方に、前記上部工部材を載置する架台が設けられており、該架台の高さは地表面から1m以上3m以下であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の上部工部材運搬設備。
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