JP2020002778A - 橋脚構築方法 - Google Patents

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【課題】効率がよい橋脚構築方法を提供する。【解決手段】水域に橋脚33を構築する橋脚構築方法であって、水域に橋脚33の基礎を構築するための鋼管矢板井筒1を構築する前段構造物構築工程と、鋼管矢板井筒1に設けられた仮支柱7を介して鋼管矢板井筒1に支持されるように、架設桁5を鋼管矢板井筒1に架け渡す桁架設工程と、架設桁5を通じて搬送される資機材9を用いて鋼管矢板井筒1に橋脚33を構築する橋脚構築工程と、を備え、仮支柱7は、桁架設工程に先立って、鋼管矢板井筒1の近傍まで片持ちで延伸された架設桁5を通じて搬送される資機材9を用いて鋼管矢板井筒1に設けられる。【選択図】図5

Description

本発明は、橋脚構築方法に関するものである。
従来、河川の水域を締切って橋梁の橋脚を施工する方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、この種の橋梁の施工において、浚渫量を削減して環境への影響を軽減しながらも渇水期を含めた通年施工を可能にして施工期間の短縮を図るために、橋脚を主に上空から施工する方法が従来から知られている(例えば、非特許文献1,2参照。)。この施工方法は次のように実行される。まず、渇水期に河川内の浚渫が行われ、杭打ち台船を用いて図9及び図10(a)に示されるような鋼管矢板井筒201が構築される。鋼管矢板井筒201は、水域を締切るように水面73上に突出し平面視円環状をなす。
鋼管矢板井筒201のうち、橋軸直角方向(図10(a)の紙面直交方向)に対面する一対の部位207,207は、他の部位よりも更に上方に突出するように設けられている。例えば、当該部位207(以下、「突出部位207」という)を構成する複数の鋼管203aが、他の鋼管203bよりも高く上方に延び出すことにより、上記のような構造が実現されている。なお、他の鋼管203bは、一般的な鋼管矢板井筒における鋼管と同程度の高さで水面から突出している。このような突出部位207を補強する補強構造部(図示せず)が適宜構築されてもよい。
2つの突出部位207,207の上端には、橋軸直角方向に延びる受梁211が架け渡される。そして、受梁211上には、橋軸方向に延びる架設桁205の先端部が載置される。例えば、架設桁205は、鋼管矢板井筒201に隣接する他の鋼管矢板井筒(図示せず)から送り出されて、その先端部が鋼管矢板井筒201上に到達する。また受梁211と架設桁205との間には、サンドル、ジャッキ、駆動シンクロジャッキ、エンドレスローラー等を含む嵩上装置212が挟み込まれ、架設桁205の嵩上げが適宜行われる。これにより、受梁211及び架設桁205の荷重が鋼管矢板井筒201によって支持される。
架設桁205の上面には、橋軸方向に移動可能な揚重設備221及び運搬台車223が設置されている。この揚重設備221が鋼管矢板井筒201の上方の位置(例えば、受梁211の直上の位置)に配置される。
架設桁205の設置後、図10(b)に示されるように、鋼管矢板井筒201の内部では、必要に応じて内部補強をしながら河底の水中掘削が実行され、敷石層227及び底盤コンクリート229が構築された後、鋼管矢板井筒201の内部がドライアップされ、底盤コンクリート229上に頂版コンクリート231が構築される。更に、頂版コンクリート231の上方に橋脚233が構築される。
更に、図11(a)に示されるように、一対の突出部位207同士の間の位置で、橋脚233の上方に、場所打ちコンクリートによる柱頭部241が構築される。その後、図11(b)に示されるように、完成した柱頭部241上にベント243が設置され、このベント243に受梁211及び架設桁205の荷重が盛り替えられる。その後、上記荷重から解放された受梁211の両端部が除去される。これにより、受梁211及び架設桁205の荷重は、柱頭部241及び橋脚233に盛り替えられ、支持される。
その後、図12(a)に示されるように、鋼管矢板井筒201の上部が頂版コンクリート231上端の位置で切除される。そして、図12(b)に示されるように、柱頭部241が橋軸方向の両方に張出すように延長される。その後、延長された柱頭部241の両側にそれぞれワーゲン245が設置され、張出架設工法によって橋桁が順次構築されていく。一方、架設桁205は、隣の鋼管矢板井筒に向けて送り出され、当該隣の鋼管矢板井筒において上述の工程が実行される。以上を鋼管矢板井筒ごとに実行することで、橋梁が建造される。
上述のような水中掘削、敷石層227の構築、底盤コンクリート229の構築、ドライアップ、頂版コンクリート231の構築、及び橋脚233の構築に用いられる資機材は、架設桁205を通じて鋼管矢板井筒201の内部に搬送される。すなわち、鋼管矢板井筒201は、完成済みの既設の橋桁と、架設桁205とを介して河岸に接続されている。そして、上記の資機材は、河岸から既設橋桁及び架設桁205を通じて鋼管矢板井筒201の内部に搬送される。例えば、コンクリート打設に使用される生コンクリートは、既設の橋桁及び架設桁205上に設けられた配管(図示せず)を通じて河岸から打設現場に供給される。このとき、運搬台車223は、資機材を治部クレーン221の近傍に搬送し、揚重設備221は、当該資機材を鋼管矢板井筒201の内部に吊下ろす。なお、上記のような柱頭部241の構築、及び張出架設工法による橋桁の構築に使用される資機材も、河岸から既設橋桁及び架設桁205を通じて必要な場所に搬送される。
特開2017-210840号公報
「はまゆう大橋頭上の""で資材搬入」、橋梁&都市PROJECT、橋梁編纂委員会、平成15年12月10日、VOL.39 No.12、2003年12月号、pp.4〜7
「吉野川渡河部の環境保全に配慮した構造及び施工」、第6頁〜第8頁(資料(1)-4-2,資料(1)-5,資料(1)-6)、[online]、第5回四国横断自動車道 吉野川渡河部の環境保全に関する検討会(平成27年4月27日開催)、[令和1年9月20日検索]、インターネット(URL:https://corp.w-nexco.co.jp/newly/h27/0427/pdfs/1-02.pdf)
しかしながら、上述のような方法よりも更に効率がよい橋脚構築方法が求められていた。本発明は、効率がよい橋脚構築方法を提供することを目的とする。
本発明の橋脚構築方法は、水域に橋脚を構築する橋脚構築方法であって、水域に橋脚の基礎を構築するための前段構造物を構築する前段構造物構築工程と、前段構造物に設けられた仮支柱を介して前段構造物に支持されるように、架設桁を前段構造物に架け渡す桁架設工程と、架設桁を通じて搬送される資機材を用いて前段構造物に橋脚を構築する橋脚構築工程と、を備え、仮支柱は、桁架設工程に先立って、前段構造物の近傍まで片持ちで延伸された架設桁を通じて搬送される資機材を用いて前段構造物に設けられる。
本発明の橋脚構築方法は、水域に橋脚を構築する橋脚構築方法であって、水域に橋脚の基礎を構築するための前段構造物を構築する前段構造物構築工程と、前段構造物の近傍の水域に仮支柱を構築する仮支柱構築工程と、仮支柱に架設桁を架け渡す桁架設工程と、架設桁を通じて搬送される資機材を用いて前段構造物に橋脚を構築する橋脚構築工程と、を備える。
前段構造物は、水域を締切る締切工を有し、橋脚構築工程では、締切工の内部に橋脚が構築されることとしてもよい。
橋脚構築工程は、橋脚の構築に用いる資機材を仮置きするための、締切工に支持され締切工から外側に張出した張出ステージを設けるステージ設置工程を有することとしてもよい。
橋脚構築工程は、資機材同士が組み立てられて構成される資機材ユニットを締切工の内部に吊下ろすユニット吊下工程を有することとしてもよい。
本発明の橋脚構築方法は、水域に橋脚を構築する橋脚構築方法であって、水域を締切る締切工を構築する締切工程と、橋脚の構築に用いる資機材を仮置きするための、締切工に支持され締切工から外側に張出した張出ステージを設けるステージ設置工程と、を備える。
本発明の橋脚構築方法は、水域に橋脚を構築する橋脚構築方法であって、水域を締切る締切工を構築する締切工程と、締切工に設けられた仮支柱を介して締切工に支持されるように、架設桁を締切工に架け渡す桁架設工程と、架設桁を通じて搬送される資機材を用いて締切工の内部に橋脚を構築する橋脚構築工程と、を備え、仮支柱は、桁架設工程に先立って、締切工の近傍まで片持ちで延伸された架設桁を通じて搬送される資機材を用いて締切工に設けられる、ものであってもよい。
本発明の橋脚構築方法は、水域に橋脚を構築する橋脚構築方法であって、水域を締切る締切工を構築する締切工程と、締切工の近傍の水域に仮支柱を構築する仮支柱構築工程と、仮支柱に架設桁を架け渡す桁架設工程と、架設桁を通じて搬送される資機材を用いて締切工の内部に橋脚を構築する橋脚構築工程と、を備える、ものであってもよい。
本発明によれば、効率がよい橋脚構築方法を提供することができる。
第1実施形態に係る橋脚構築方法を順次示す側面図(橋軸直角方向の視線で見た図)である。 第1実施形態に係る橋脚構築方法を順次示す側面図である。 第1実施形態に係る橋脚構築方法を順次示す側面図である。 第1実施形態に係る橋脚構築方法を順次示す斜視図である。 第1実施形態に係る橋脚構築方法を順次示す側面図である。 第2実施形態に係る橋脚構築方法を順次示す側面図である。 第2実施形態に係る橋脚構築方法を順次示す側面図である。 第2実施形態に係る橋脚構築方法を順次示す側面図である。 従来の橋脚構築方法を順次示す斜視図である。 (a),(b)は、従来の橋脚構築方法を順次示す側面図(橋軸直角方向の視線で見た図)である。 (a),(b)は、従来の橋脚構築方法を順次示す側面図である。 (a),(b)は、従来の橋脚構築方法を順次示す側面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る橋脚構築方法の実施形態について詳細に説明する。
(第1実施形態)
本実施形態の橋脚構築方法は、河川に建造される橋梁の橋脚を主に上空から施工する方法であり、次に説明する締切工程と、桁架設工程と、橋脚構築工程と、を備える。以下では、各側面図の左側を左岸側とし、右側を右岸側とする。また、以下では、左岸側から橋脚が順次構築される場合を例として、そのうちの1つの橋脚に注目して構築方法を説明する。また、各図面は特徴的な部分を誇張して図示する場合があるため、図面上の各要素の寸法比は必ずしも正確ではない。
〔締切工程〕
締切工程は、例えば、渇水期に河川内の浚渫が行われた上で実行される。図1に示されるように、締切工程(前段構造物構築工程)では、橋脚の構築予定の位置において、橋脚の基礎を形成するための前段構造物として、河川の水域を締切る締切工が構築される。本実施形態における締切工は、複数の鋼管3を井筒状に配置して水域を締切る鋼管矢板井筒1である。鋼管矢板井筒1は、杭打ち台船等を用いて河底71に打設され水面73から上方に突出した複数の鋼管3を備えている。鋼管3同士は所定の継手構造によって互いに接続され、平面視で環状(例えば、円環状)に配列されている。
〔桁架設工程〕
桁架設工程では、鋼管矢板井筒1に対して、左岸側に隣接する既設の鋼管矢板井筒91から架設桁5を架け渡す。この桁架設工程の前の段階では、図2に示されるように、鋼管矢板井筒91の上部に仮支柱97が設けられており、破線で示されるように架設桁5は仮支柱97を介して鋼管矢板井筒91に支持されている。或いは、鋼管矢板井筒91と、その更に左岸側に位置する既設の鋼管矢板井筒(図示せず)と、を含めた複数の既設の鋼管矢板井筒で架設桁5が支持されていてもよい。架設桁5の上面には、橋軸方向に走行可能な揚重設備21及び運搬台車23(図4参照)が設置されている。
この状態から、図2に示されるように、鋼管矢板井筒91から右岸側に向けて架設桁5が送り出され、鋼管矢板井筒1の近傍まで片持ちで延伸される。その後、鋼管矢板井筒1の上部に、前述の仮支柱97と同様の構造の仮支柱7が設けられる。この仮支柱7の構築は、左岸から架設桁5を通じて搬送される資機材9を用いて行われる。なお、本明細書における「資機材」には、例えば、鉄筋、鉄骨、PC鋼材、生コンクリート等の建設材料や、型枠、仮設足場等の建設資材が含まれる。例えば、左岸から延びる完成済みの既設の橋桁(図示せず)が存在する場合には、当該既設橋桁と架設桁5とを通じて上記のような資機材9が搬送される。例えば、生コンクリートは、既設橋桁及び架設桁5に設けられた配管(図示せず)を通じて、左岸から打設現場に供給される。
図4にも示されるように、仮支柱7は、鋼管矢板井筒1の上端部のうち、橋軸直角方向に対面する箇所に1つずつ形成される。そして、一対の仮支柱7の上端に、橋軸直角方向に延びる受梁11が架け渡される。一対の仮支柱7は、後述する柱頭部41に干渉しない位置及び大きさで設けられる。また、仮支柱7は、上記受梁11が上記柱頭部41に干渉しないような高さに設けられる。仮支柱7は、鋼管矢板井筒1を構成する複数の鋼管3の上端部に接合される。この接合方法は、例えば,溶接、ボルト締結等の種々の接合方法が採用され得る。
その後、図3及び図4に示されるように、架設桁5の先端部を受梁11及び仮支柱7に支持させるようにして、鋼管矢板井筒91から右岸側に向けて更に架設桁5が送り出される。最終的には、送り出された架設桁5の先端部が鋼管矢板井筒1の鉛直上方を横切る位置まで送り出される。そして、架設桁5と受梁11との間に、サンドル、ジャッキ、駆動シンクロジャッキ、エンドレスローラー等を含む嵩上装置12が挿入されることで、架設桁5の上下位置が調整される。架設桁5は、仮支柱7を介して鋼管矢板井筒1で支持されると共に、仮支柱97を介して鋼管矢板井筒91で支持された状態となる。すなわち、鋼管矢板井筒91から鋼管矢板井筒1に対して架設桁5が架け渡された状態となり、架設桁5は、少なくとも鋼管矢板井筒1及び鋼管矢板井筒91によって支持される。このとき例えば、架設桁5の長さが少なくとも2スパン分であり、鋼管矢板井筒91の更に左岸側に隣接する鋼管矢板井筒(図示せず)を含め3本の鋼管矢板井筒で架設桁5が支持されてもよい。
〔橋脚構築工程〕
橋脚構築工程では、図4に示されるように、水面73の上方において鋼管矢板井筒1の外縁部から水平に張出した張出ステージ13が設けられる(ステージ設置工程)。張出ステージ13は、例えば鋼管矢板井筒1を中心とする円環板状をなし、鋼管矢板井筒1に支持され当該鋼管矢板井筒1の全周に亘って存在している。また、張出ステージ13上には、当該張出ステージ13上を走行可能な運搬台車15と、当該運搬台車15に資機材9を積み降ろしする揚重設備17と、が設置される。また、受梁11の下面には、鋼管矢板井筒1の内部と運搬台車15との間で資機材9を上下に搬送する天井クレーン19が設置される。またここでは、架設桁5上の揚重設備21は、鋼管矢板井筒1の上方の位置(例えば、受梁11の直上の位置)に配置される。
平面視において、張出ステージ13は、架設桁5から橋軸直角方向にはみ出すサイズに設けられる。この構造により、揚重設備21は、架設桁5上の資機材9を鉛直に吊下ろして張出ステージ13上に仮置きしたり、張出ステージ13上の資機材9を鉛直に吊上げて架設桁5上に運搬したりすることができる。ここで仮に、張出ステージ13が存在せず、架設桁5から鋼管矢板井筒1内部まで揚重設備21で資機材9を搬送するとすれば、揚重設備21から吊下げられた資機材9を当該揚重設備21の鉛直下方の位置に向けて内側に引き込む作業が発生し、作業の安全性が低下する虞がある。これに対し、張出ステージ13が存在することにより、揚重設備21による資機材9の搬送を鉛直方向にすることができ、作業の安全性を高めることができる。
揚重設備17は、張出ステージ13上に仮置きされた資機材9を運搬台車15上に積載することに用いられる。運搬台車15は、張出ステージ13の内縁から内側にはみ出すようにして天井クレーン19の鉛直下方の位置にも移動可能である。この構造により、天井クレーン19は、運搬台車15上の資機材9を鉛直に吊上げ及び吊下ろしし鋼管矢板井筒1内部まで運搬することができる。上記のような運搬台車15の移動を可能とするために、例えば図4に示されるように、運搬台車15を案内する案内レール14が張出ステージ13に設けられてもよい。案内レール14は、張出ステージ13の上面を含む平面に沿って設けられ、例えば、橋軸直角方向に延びるレール14aと、天井クレーン19の下方で橋軸方向に延びるレール14bとを有している。レール14bの両端は張出ステージ13の内縁で両持ち支持されてもよい。運搬台車15は、このような案内レール14で案内されて、橋軸直角方向の移動が可能であり、また天井クレーン19の鉛直下方(鋼管矢板井筒1内部の鉛直上方)を通過するような橋軸方向の移動が可能である。
図5に示されるように、張出ステージ13の設置後、鋼管矢板井筒1の内部において、必要に応じて内部補強をしながら河底の水中掘削が実行され、敷石層27及び底盤コンクリート29が構築された後、鋼管矢板井筒1の内部がドライアップされ、底盤コンクリート29上に頂版コンクリート31が構築される。更に、頂版コンクリート31の上方に鉄筋コンクリート製の橋脚33が構築される。
その後、一対の仮支柱7同士の間の位置で、橋脚33の上方に、場所打ちコンクリートによる柱頭部41が構築される。そして、柱頭部41が完成した後、受梁11及び架設桁5の荷重が柱頭部41に盛り替えられ、鋼管矢板井筒1の上部が頂版コンクリート31の上端の位置で切除される。受梁11及び架設桁5の荷重の盛り替え方法は、図11(b)で説明した方法と同様であるので、詳細な説明を省略する。
以上のようにして橋脚33が完成する。上部が切除されて残存する鋼管矢板井筒1と、当該鋼管矢板井筒1内部に構築された敷石層27、底盤コンクリート29、及び頂版コンクリート31と、によって橋脚33の基礎が構成される。
なお、このように橋脚33が完成した後は、柱頭部41が橋軸方向の両方に張出すように延長される。その後、延長された柱頭部41の両側にそれぞれワーゲン(図示せず)が設置され、張出架設工法によって橋桁が順次構築されていく。その後、架設桁5は、隣の鋼管矢板井筒に向けて送り出され、当該隣の鋼管矢板井筒において上述の工程が実行される。以上を鋼管矢板井筒ごとに実行することで、橋梁が建造される。
上記のような水中掘削、敷石層27の構築、底盤コンクリート29の構築、ドライアップ、頂版コンクリート31の構築、橋脚33の構築、柱頭部41の構築、及び張出架設工法による橋桁の構築の方法としては、公知の方法を採用すればよく、更なる詳細な説明は省略する。
上記のような水中掘削、敷石層27の構築、底盤コンクリート29の構築、ドライアップ、頂版コンクリート31の構築、及び橋脚33の構築に用いられる資機材9は、左岸から架設桁5を通じて鋼管矢板井筒1の内部に搬送される。すなわち、鋼管矢板井筒1は、完成済みの既設の橋桁と、架設桁5とを介して左岸に接続されている。そして、上記の資機材は、河岸から既設橋桁及び架設桁5を通じて鋼管矢板井筒1の内部に搬送される。例えば、コンクリート打設に使用される生コンクリートは、既設の橋桁及び架設桁5上に設けられた配管(図示せず)を通じて左岸から打設現場に供給される。なお、上記のような柱頭部41の構築、及び張出架設工法による橋桁の構築に使用される資機材9も、左岸から既設橋桁及び架設桁5を通じて必要な場所に搬送される。また、水中掘削による掘削土は架設桁5上にベルコン等の搬送装置を設置して運搬する。
特に、架設桁5上から鋼管矢板井筒1内部までの資機材9の搬送は、前述の運搬台車23、揚重設備21、揚重設備17、運搬台車15、及び天井クレーン19を用いて実行される。このとき、架設桁5上を運搬台車23によって揚重設備21近傍まで搬送された資機材9は、揚重設備21によって鉛直に吊下ろされて、張出ステージ13上に仮置きされる(仮置き工程)。そして、仮置きされた資機材9は、揚重設備17によって運搬台車15に積載され、運搬台車15は天井クレーン19の鉛直下方の位置まで水平移動する。そして、運搬台車15上の資機材9が天井クレーン19で吊上げられ、運搬台車15が張出ステージ13上に退避した後、資機材9は天井クレーン19によって鉛直下方に吊下ろされ、鋼管矢板井筒1内部に搬送される。
なお、鋼管矢板井筒1内部への資機材9の搬送に関して、張出ステージ13上に仮置きされた資機材9同士が張出ステージ13上で組み立てられユニット化されて、当該資機材ユニットが鋼管矢板井筒1の内部に吊下ろされてもよい(ユニット吊下工程)。具体例として、資機材9の一例である足場材が張出ステージ13上で地組みされて足場ユニットが形成され、この足場ユニットが揚重設備17、運搬台車15、及び天井クレーン19を用いて鋼管矢板井筒1内部へ搬送されてもよい。
橋脚33の構築に用いられる足場は、橋脚33の構築予定位置と鋼管矢板井筒1の内壁面との間の狭隘スペースに設置する必要がある。また、足場を組立てる際には、橋脚33の高さに対応する高所での作業が必要になる。これに対し、上記のように、比較的安全な張出ステージ13上で予めユニット化された足場ユニットが鋼管矢板井筒1内部に搬送されることで、上記のような狭隘スペース且つ高所における作業が削減され工事の危険が低減される。また、資機材の揚重回数が削減される。このような資機材ユニットとしては、上記のように地組された足場ユニットの他、鉄筋同士(帯鉄筋及び中間帯鉄筋など)を組立ててなる鉄筋ユニットや、外型枠、内型枠及び大判型枠を組立ててなる型枠ユニット、等が考えられる。なお、上記のような資機材ユニットは、架設桁5上、又は左岸において既に組立てられていてもよい。
以上説明したような橋脚構築方法が繰返し実行されることで、右岸側に向かって各橋脚33が順次完成していく。なお、完成後の各橋脚33においては、それぞれ、柱頭部が構築され各柱頭部から張出架設工法によって橋桁が構築されるようにしてもよい。このような本実施形態の橋脚構築方法では、橋脚33が主に上空から施工されることで浚渫量が削減されて環境への影響が軽減されると共に渇水期を含めた通年施工を可能になり施工期間の短縮が図られる。そして、本実施形態の橋脚構築方法によれば、鋼管矢板井筒1の近傍まで片持ちで架設桁5を延伸して鋼管矢板井筒1に仮支柱7を構築するので、主に上空からの橋脚33の施工を効率良く行うことができる。
(第2実施形態)
続いて、第2実施形態に係る橋脚構築方法について説明する。本実施形態の説明において、第1実施形態と同一又は同等の構成要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。前述の第1実施形態では、架設桁5が仮支柱7を介して鋼管矢板井筒1で支持されるのに対し、本実施形態は、架設桁5が河底71に打設された仮支柱37で支持される点において異なっている。本実施形態の橋脚構築方法は、次に説明する締切工程と、仮支柱構築工程と、桁架設工程と、橋脚構築工程と、を備える。
〔締切工程〕
図6に示されるように、本実施形態の締切工程では、第1実施形態の締切工程と同様に、鋼管矢板井筒1が構築される。
〔仮支柱構築工程〕
図6に示されるように、仮支柱構築工程では、鋼管矢板井筒1の近傍の水域に仮支柱37が構築される。具体的には、例えば杭打ち台船を用いて、鋼管矢板井筒1の近傍で左岸側及び右岸側それぞれに1本ずつの仮支柱37が河底71に打設される。仮支柱37は、鋼管矢板井筒1よりも高い位置まで、水面73から上方に突出する。仮支柱37としては、鋼管矢板井筒1を構成する鋼管3と同様の鋼管が採用されてもよい。この場合、前述の締切工程で使用された鋼管3の打設装置(例えば杭打ち台船)を、当該仮支柱構築工程における仮支柱37の打設装置としてそのまま使用することができる。
〔桁架設工程〕
桁架設工程の前の段階では、図7に示されるように、鋼管矢板井筒91の近傍で左岸側及び右岸側それぞれに1本ずつ仮支柱98が設けられており、破線で示されるように架設桁5は仮支柱98で支持されている。或いは、仮支柱98と、更に左岸側に配列された既設の鋼管矢板井筒(図示せず)近傍の仮支柱と、を含めた複数の仮支柱で架設桁5が支持されていてもよい。
桁架設工程では、この状態から、図7に示されるように、仮支柱98から右岸側に向けて架設桁5が送り出され、最終的には、架設桁5の先端部が鋼管矢板井筒1の鉛直上方を横切る位置まで送り出され、架設桁5の先端部が仮支柱37に支持される。すなわち、仮支柱98から仮支柱37に対して架設桁5が架け渡された状態となり、架設桁5は少なくとも仮支柱98及び仮支柱37によって支持される。また、第1実施形態と同様に、架設桁5と仮支柱37,98との間には、適宜、サンドル、ジャッキ、駆動シンクロジャッキ、エンドレスローラー等を含む嵩上装置39が挟み込まれる。このように架け渡された架設桁5と、鋼管矢板井筒1と、の位置関係は第1実施形態と同様である。従って、架設桁5上の揚重設備21を用いて、架設桁5上と張出ステージ13上との間での資機材9の搬送が可能である。
〔橋脚構築工程〕
図8に示されるように、橋脚構築工程では、第1実施形態と同様に、張出ステージ13が構築される。更に、第1実施形態と同様に、水中掘削、敷石層27の構築、底盤コンクリート29の構築、ドライアップ、頂版コンクリート31の構築、橋脚33の構築が実行されて、橋脚33が完成する。また、第1実施形態と同様に、柱頭部41の構築、及び張出架設工法による橋桁の構築が実行されて、橋桁が構築される。
以上、本発明の第1及び第2実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形したものであってもよい。各実施形態の構成を適宜組み合わせて使用してもよい。
例えば、各実施形態における鋼管矢板井筒1代えて、鋼殻ケーソン又はニューマチックケーソンが、橋脚の基礎を構築するための前段構造物として採用されてもよい。この場合、各実施形態における締切工程に代えて、水域にケーソンを沈設するケーソン沈設工程が前段構造物構築工程として実行される。この種の鋼殻ケーソン又はニューマチックケーソンの設置方法については公知の方法を採用すればよく、更なる詳細な説明は省略する。
また、鋼管矢板井筒1は平面視円環状のものに限られず、例えば、いわゆる小判形の鋼管矢板井筒であってもよく、平面視矩形の鋼管矢板井筒であってもよい。また、各実施形態における鋼管矢板井筒1代えて、複数の鋼矢板を井筒状に配置して水域を締切る締切工が採用されてもよい。第2実施形態においては、1つの鋼管矢板井筒に対して2本の仮支柱37が設けられているが、1つの鋼管矢板井筒に対して設けられる仮支柱37の本数はこれには限定されず、必要に応じて適宜設計すればよい。また、第1実施形態において、仮支柱7及び嵩上装置12は、鋼管矢板井筒1に向けて送り出される架設桁5の先端部下面に予め設けられていてもよい。
さらに、張出ステージ13は鋼管矢板井筒1を中心とする円環板状をなすものに限られず、例えば、矩形状のものでもよく、鋼管矢板井筒1を中心としたとしたものでなく一部が突出したような形状でもよい。
1…鋼管矢板井筒(前段構造物、締切工)、5…架設桁、7,37…仮支柱、9…資機材、13…張出ステージ、33…橋脚。

Claims (6)

  1. 水域に橋脚を構築する橋脚構築方法であって、
    前記水域に前記橋脚の基礎を構築するための前段構造物を構築する前段構造物構築工程と、
    前記前段構造物に設けられた仮支柱を介して前記前段構造物に支持されるように、架設桁を前記前段構造物に架け渡す桁架設工程と、
    前記架設桁を通じて搬送される資機材を用いて前記前段構造物に前記橋脚を構築する橋脚構築工程と、を備え、
    前記仮支柱は、前記桁架設工程に先立って、前記前段構造物の近傍まで片持ちで延伸された前記架設桁を通じて搬送される資機材を用いて前記前段構造物に設けられる、橋脚構築方法。
  2. 水域に橋脚を構築する橋脚構築方法であって、
    前記水域に前記橋脚の基礎を構築するための前段構造物を構築する前段構造物構築工程と、
    前記前段構造物の近傍の水域に仮支柱を構築する仮支柱構築工程と、
    前記仮支柱に架設桁を架け渡す桁架設工程と、
    前記架設桁を通じて搬送される資機材を用いて前記前段構造物に前記橋脚を構築する橋脚構築工程と、を備える、橋脚構築方法。
  3. 前記前段構造物は、前記水域を締切る締切工を有し、
    前記橋脚構築工程では、前記締切工の内部に前記橋脚が構築される、請求項1又は2に記載の橋脚構築方法。
  4. 前記橋脚構築工程は、
    前記橋脚の構築に用いる資機材を仮置きするための、前記締切工に支持され前記締切工から外側に張出した張出ステージを設けるステージ設置工程を有する、請求項3に記載の橋脚構築方法。
  5. 前記橋脚構築工程は、
    前記資機材同士が組み立てられて構成される資機材ユニットを前記締切工の内部に吊下ろすユニット吊下工程を有する、請求項3又は4に記載の橋脚構築方法。
  6. 水域に橋脚を構築する橋脚構築方法であって、
    前記水域を締切る締切工を構築する締切工程と、
    前記橋脚の構築に用いる資機材を仮置きするための、前記締切工に支持され前記締切工から外側に張出した張出ステージを設けるステージ設置工程と、
    を備える、橋脚構築方法。
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