JP6798351B2 - 複合機、情報表示方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

複合機、情報表示方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、情報処理装置、および表示装置を有する複合機において情報を表示する技術に関する。
コピー、スキャン、ファックス、およびボックスなどの様々な機能を備えた画像形成装置が普及している。このような画像形成装置は「MFP(Multi Function Peripherals)」と呼ばれることがある。
また、近年、画像形成装置を物理的なサーバ(いわゆるサーバ機またはサーバユニット)と一体的に構成する技術が提案されている。これにより、画像形成装置の機能の拡張性を従来よりも容易に向上させることができる。以下、画像形成装置とサーバとを一体化した装置を「複合機」と記載する。
このような独立して動作可能なユニットが複数ある場合において、それらユニットを連携させる技術が、以下のように開示されている。
特許文献1に記載の計算機システムにおいて、各OSは、各周辺デバイスに関するハードウェア固有情報と、いずれのOSに属して構成制御されるかを示す属性フラグからなるデバイス管理テーブルを有し、電源投入時にデータを登録する。各OSは再起動の際にテーブルを参照し、自OS専有デバイスのみ構成制御を行い、共有デバイスや他OS専有デバイスの構成制御を行わない。
特許文献2に記載の共有装置の電源投入遮断管理方法は、各PCと周辺装置の関連付けを設定する手段とその設定結果によって周辺装置の電源投入遮断を制御する手段を有する。これにより、複数のPCとそれらの共有の周辺装置から構成されたシステムにおける、共有装置の電源投入遮断の問題を解決する。
特許文献3に記載の二重化プロセッサ装置は、第1のプロセッサ装置に動作電力を供給する第1の電源装置と、第2のプロセッサ装置に動作電力を供給する第2の電源装置と、第1,第2の各プロセッサ装置にそれぞれ接続される二重化構成の第1,第2のシステムバスと、第1のシステムバスに接続されると共に、第1の電源装置から動作電力が供給される二重化構成の一方を構成する第1の入出力装置と、第2のシステムバスに接続されると共に、第2の電源装置から動作電力が供給される二重化構成の他方を構成する第2の入出力装置と、第1または第2のシステムバスのいずれかに接続されると共に、第1,第2の電源装置の両方から動作電力が供給されて動作できるようにした共通の入出力装置とで構成される。
特開2001−22598号公報 特開2000−102165号公報 特開平06−242859号公報
ところで、画像形成装置の状態に関する情報、例えば消耗品の残量または不具合の発生場所などに関する情報は、従来、その画像形成装置に備わっているタッチパネルディスプレイに表示される。
ここで、画像形成装置が省電力のモードつまりスリープモードになったときにも、ユーザがこの情報を確認できるようになると、ユーザの作業の効率が向上する。
例えば、画像形成装置がスリープモードから復帰した後にトナー切れした色の情報がタッチパネルディスプレイに表示されると、ユーザはトナーカートリッジのスペアを取りに戻らなければならなくなる。しかし、画像形成装置がスリープモードから復帰する前からユーザがトナー切れした色の情報を把握できれば、ユーザは該当するトナーのスペアを事前に準備できる。
また、この情報を遠方から目視によって確認できるようにもなると、ユーザは画像形成装置に情報の確認のために近づく必要が無くなる。そのため、ユーザの作業の効率がさらに向上する。
上述の特許文献1ないし特許文献3に記載される発明を適用しても、画像形成装置の状態に関する情報の確認という観点からは、ユーザの作業の効率を向上させることはできない。
本発明はこのような課題に鑑み、複合機において、画像形成装置がスリープモードになった場合でも、画像形成装置の状態に関する情報をユーザが遠方から目視で確認できるようにすることを、目的とする。
本発明の一実施形態に係る複合機は、画像形成装置、表示装置、および情報処理装置を有し、前記画像形成装置に、当該画像形成装置がスリープモードになる前に当該画像形成装置の状態を示す状態データを前記情報処理装置へ送信する送信手段、が設けられ、前記情報処理装置に、前記状態データを受信する受信手段と、前記状態データに基づいて、前記状態を示す状態画面を前記表示装置に表示させる表示制御手段と、が設けられる、ことを特徴とする。
好ましくは、前記画像形成装置または前記情報処理装置を操作するための第2の表示装置を有し、前記表示装置の表示面は、前記第2の表示装置の表示面よりも大きい。
または、前記画像形成装置に、当該画像形成装置の各ハードウェアモジュールへ電力を供給する第1の電力供給手段、が設けられ、前記情報処理装置に、当該情報処理装置の各ハードウェアモジュール、前記表示装置、および前記第2の表示装置へ電力を供給する第2の電力供給手段、が設けられる。
または、前記画像形成装置に、当該画像形成装置が前記スリープモードから復帰したときに、当該復帰したときの画像形成装置の状態である第2の状態を示す第2の状態データを前記情報処理装置へ送信する、第2の送信手段、が設けられ、前記表示制御手段は、前記第2の状態データに基づいて、前記第2の状態を示す第2の状態画面を前記表示装置に表示させる。
本発明によると、複合機において、画像形成装置がスリープモードになった場合でも、画像形成装置の状態に関する情報をユーザが遠方から目視で確認できるようになる。
複合機の外観の例を示す図である。 複合機の構成の例を示す図である。 MFPユニットのハードウェアの構成の例を示す図である。 サーバユニットのハードウェアの構成の例を示す図である。 MFPユニットの機能的構成の例を示す図である。 サーバユニットの機能的構成の例を示す図である。 状態画面の例を示す図である。 サーバ操作画面の例を示す図である。 状態画面の例を示す図である。 MFPユニットの処理の流れの例を示す図である。 サーバユニットの処理の流れの例を示す図である。
図1は、複合機1の外観の例を示す図である。図2は、複合機1の構成の例を示す図である。図3は、MFPユニット2のハードウェアの構成の例を示す図である。図4は、サーバユニット3のハードウェアの構成の例を示す図である。
図1に示す複合機1は、コピー、PCプリント、ファックス、スキャナ、およびボックスなどの機能を集約した装置である。
複合機1は、図1および図2に示すように、MFPユニット2、サーバユニット3、タッチパネルディスプレイ4、およびデジタルサイネージ5などによって構成される。
MFPユニット2、サーバユニット3、およびデジタルサイネージ5は、一体的に構成されている。サーバユニット3は、MFPユニット2のプリントユニット20hに内蔵されている。
タッチパネルディスプレイ4は、表示面およびタッチ面がほぼ水平になるようにスキャンユニット20gの付近に配置されている。表示面のサイズは、デジタルサイネージ5の表示面よりも小さい。デジタルサイネージ5は、プリントユニット20hの筐体の正面に対して表示面が平行になるように配置されている。
MFPユニット2は、一般に「MFP(Multi Function Peripherals)」などと呼ばれる画像形成装置に相当する装置であって、コピー、PCプリント、ファックス、スキャン、およびボックスなどの機能を有する。
PCプリント機能は、外部の装置から受信した画像データに基づいて画像を用紙に印刷する機能である。
ボックス機能は、ユーザごとに「ボックス」または「パーソナルボックス」などと呼ばれる記憶領域を与えておき、各ユーザが自分の記憶領域によって画像データなどを保存し管理するための機能である。ボックスは、パーソナルコンピュータにおける「フォルダ」または「ディレクトリ」に相当する。
サーバユニット3は、サーバ機またはパーソナルコンピュータに相当する装置であって、ウェブサーバまたはFTP(File Transfer Protocol)サーバなどの機能を有する。サーバユニット3として、組込みコンピュータ(例えば、組込みLinux(登録商標)または組込みWindowsなど)が用いられる。組込みコンピュータは、「組込みコンピュータシステム」または「ビルトインサーバ」などと呼ばれることもある。
タッチパネルディスプレイ4は、MFPユニット2およびサーバユニット3によって共用される。そして、主に複合機1を直接操作するユーザを対象に、MFPユニット2およびサーバユニット3それぞれの画面を表示する。また、タッチパネルのタッチ面のタッチされた位置の座標を示すデータ(以下、「座標データ」と記載する。)をMFPユニット2またはサーバユニット3へ送信する。
デジタルサイネージ5は、主に複合機1の遠方にいるユーザを対象に、MFPユニット2の状態を示す画面を表示する。サーバユニット3の状態を示す画面を表示してもよい。
MFPユニット2およびサーバユニット3それぞれの機能によって基本的なサービスがユーザへ提供される。さらに、これらの機能を組み合わせることによって、応用的なサービスがユーザへ提供される。
複合機1の電源がオンになると、MFPユニット2およびサーバユニット3それぞれが独立して必要なプログラム(オペレーティングシステムおよびファームウェアなど)を順次、起動する。
MFPユニット2は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)20a、RAM(Random Access Memory)20b、ROM(Read Only Memory)20c、補助記憶装置20d、第1のNIC(Network Interface Card)20e、第2のNIC20f、スキャンユニット20g、プリントユニット20h、フィニッシャ20i、ビデオボード20j、入力インタフェース20k、複数のセンサ20m、および電源ユニット20nなどのハードウェアモジュールによって構成される。
第1のNIC20eは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルで他の装置との通信を行う。
第2のNIC20fは、サーバユニット3の第2のNIC30f(図4参照)とツイストペアケーブルによって繋がれており、TCP/IPなどのプロトコルでサーバユニット3と通信する。
スキャンユニット20gは、プラテンガラスの上にセットされたシートに記されている画像を読み取って画像データを生成する。
プリントユニット20hは、スキャンユニット20gによって読み取られた画像のほか、第1のNIC20eによって他の装置から受信した画像を用紙に印刷する。
フィニッシャ20iは、プリントユニット20hによって得られた印刷物に対して、必要に応じて後処理を施す。後処理は、ステープルで綴じる処理、パンチ穴を開ける処理、または折り曲げる処理などである。
ビデオボード20jは、タッチパネルディスプレイ4の第1の入力端子4E1(図2参照)とケーブルで繋がれており、画面を表示するための映像信号(以下、「画面データ」と記載する。)を生成してタッチパネルディスプレイ4へ送信する。「グラフィックボード」または「ビデオカード」などと呼ばれることもある。
ビデオボード20jおよび第1の入力端子4E1のインタフェースとして、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)またはD−SUB(D-Subminiature)などが用いられる。後述する第1のビデオボード30g、第2のビデオボード30h、第2の入力端子4E2、および入力端子5Bのインタフェースも同じである。
入力インタフェース20kは、タッチパネルディスプレイ4の第1の出力端子4F1とケーブルで繋がれており、座標データをタッチパネルディスプレイ4から受信する。
入力インタフェース20kおよび第1の出力端子4F1のインタフェースとして、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394またはUSB(Universal Serial Bus)などが用いられる。後述する入力インタフェース30i、および第2の出力端子4F2も同じである。
複数のセンサ20mは、プリントユニット20hの内部に設置され、MFPユニット2の状態を検知する。例えば、トナーカートリッジ付近に設置されたセンサ20m1は、トナーの残量が所定の量より少なくなったこと、およびトナーカートリッジが適切に取り付けられていないことなどを検知する。廃棄トナーボックス付近に設置されたセンサ20m2は、廃トナーの量が所定の量より多くなったこと、および廃トナーボックスが適切に取り付けられていないことなどを検知する。
給紙トレイまたは給紙キャビネット付近に設置されたセンサ20m3は、用紙の残量が所定の量より少なくなったことなどを検知する。ステープラ付近に設置されたセンサ20m4は、針の残量が所定の量より少なくなったことなどを検知する。搬送路付近に設置されたセンサ20m5は、紙詰まりが発生したことを検知する。
電源ユニット20nは、商用電源に接続されており、MFPユニット2の各ハードウェアモジュールへの電力の供給を行う。また、CPU20aからの指示に基づいて、一部のハードウェアモジュールへ電力を供給することを停止したり再開したりする。以下、MFPユニット2の全部のハードウェアモジュールへ電力を供給するモードを「通常モード」と記載し、MFPユニット2の特定の一部のハードウェアモジュール(例えば、プリントユニット20h)へ電力を供給することを停止して残りのハードウェアモジュールへ電力を供給することを「スリープモード」と記載する。
例えば、ユーザからスリープモードに変化するための操作がされた場合、または、MFPユニット2のアイドリングの時間が一定の時間を超えた場合に、電源ユニット20nは、CPU20aからの指示に基づいて、特定の一部のハードウェアモジュールへの電力の供給を停止する。つまり、スリープモードに切り換える。
また、ユーザからスリープモードから復帰するための操作がされた場合、または、外部の装置からMFPユニット2へ印刷ジョブの指示がされたりファックスの着信があったりした場合に、電源ユニット20nは、CPU20aからの指示に基づいて、特定の一部のハードウェアモジュールへの電力の供給を再開する。つまり、通常モードに切り換える。
ROM20cまたは補助記憶装置20dには、上述のコピーなどの各機能を実現するためのプログラムおよび電源ユニット20nを制御するためのプログラムが記憶されている。補助記憶装置20dとして、ハードディスクドライブまたはSSD(Solid State Drive)などが用いられる。
さらに、ROM20cまたは補助記憶装置20dには、データ出力プログラム20P(図5参照)が記憶されている。データ出力プログラム20Pは、センサ20mが検知した、MFPユニット2の状態を示す状態データをサーバユニット3へ送信するためのプログラムである。
これらのプログラムは、必要に応じてRAM20bにロードされ、CPU20aによって実行される。
サーバユニット3は、図4に示すように、CPU30a、RAM30b、ROM30c、補助記憶装置30d、第1のNIC30e、第2のNIC30f、第1のビデオボード30g、第2のビデオボード30h、入力インタフェース30i、および電源ユニット30jなどによって構成される。
第1のNIC30eは、TCP/IPなどのプロトコルで複合機1の外部の装置と通信する。
第2のNIC30fは、MFPユニット2の第2のNIC20f(図3参照)とツイストペアケーブルによって繋がれており、TCP/IPなどのプロトコルでMFPユニット2と通信する。
第1のビデオボード30gは、タッチパネルディスプレイ4の第2の入力端子4E2(図2参照)とケーブルで繋がれており、画面データを生成してタッチパネルディスプレイ4へ送信する。
第2のビデオボード30hは、デジタルサイネージ5の入力端子5Bとケーブルで繋がれており、画面データを生成してデジタルサイネージ5へ送信する。
入力インタフェース30iは、タッチパネルディスプレイ4の第2の出力端子4F2とケーブルで繋がれており、座標データをタッチパネルディスプレイ4から受信する。
電源ユニット30jは、商用電源に接続されており、サーバユニット3の各ハードウェアモジュール、タッチパネルディスプレイ4、およびデジタルサイネージ5への電力の供給を行う。
ROM30cまたは補助記憶装置30dには、アプリケーションをダウンロードする機能およびインストールする機能などを実現するためのプログラムが記憶されている。補助記憶装置30dとして、ハードディスクドライブまたはSSDなどが用いられる。
さらに、ROM30cまたは補助記憶装置30dには、画面出力プログラム30P(図6参照)が記憶されている。画面出力プログラム30Pは、MFPユニット2から送信された状態データに基づいて、デジタルサイネージ5に画面を表示させるためのプログラムである。
これらのプログラムは、必要に応じてRAM30bにロードされ、CPU30aによって実行される。
タッチパネルディスプレイ4は、図2に示すように、ディスプレイモジュール4A、タッチパネルモジュール4B、入力切換部4C、出力切換部4D、第1の入力端子4E1、第2の入力端子4E2、第1の出力端子4F1、および第2の出力端子4F2などによって構成される。
第1の入力端子4E1は、MFPユニット2のビデオボード20jにケーブルによって繋がれており、ビデオボード20jから画面データが入力される。第2の入力端子4E2は、サーバユニット3の第1のビデオボード30gにケーブルによって繋がれており、第1のビデオボード30gから画面データが入力される。
第1の入力端子4E1および第2の入力端子4E2のうちのいずれか一方のみによって画面データが入力される場合、入力切換部4Cは、その画像データをディスプレイモジュール4Aへ送る。
その後、もう一方の入力端子から画面データが入力され始めると、入力切換部4Cは、この画面データをディスプレイモジュール4Aへ送り始める。
例えば、まず、第2の入力端子4E2によって画面データが入力され始めると、入力切換部4Cは、この画面データをディスプレイモジュール4Aへ送り始める。その後、第1の入力端子4E1によって画面データが入力され始めると、第2の入力端子4E2に入力される画面データをディスプレイモジュール4Aへ送るのを停止するとともに、第2の入力端子4E1に入力される画面データをディスプレイモジュール4Aへ送り始める。
ディスプレイモジュール4Aは、入力切換部4Cから送られてきた画面データに基づいて画面を表示する。ディスプレイモジュール4Aとして、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイまたは液晶ディスプレイなどのフラットパネルディスプレイが用いられる。
タッチパネルモジュール4Bは、タッチ面がタッチされたことを検知するごとに、タッチされた位置の座標を示すデータ(座標データ)を出力切換部4Dへ送る。
出力切換部4Dは、タッチパネルモジュール4Bから座標データが入力されると、これを次のように第1の出力端子4F1および第2の出力端子4F2のいずれか一方へ送る。
第1の入力端子4E1に入力される画面データが入力切換部4Cからディスプレイモジュール4Aへ送られている場合は、出力切換部4Dは、第1の出力端子4F1へ座標データを送る。一方、第2の入力端子4E2に入力される画面データがディスプレイモジュール4Aへ送られている場合は、第2の出力端子4F2へ座標データを送る。
第1の出力端子4F1は、MFPユニット2の入力インタフェース20kにケーブルによって繋がれており、出力切換部4Dから送られてきた座標データを入力インタフェース20kへ出力する。
第2の出力端子4F2は、サーバユニット3の入力インタフェース30iにケーブルによって繋がれており、出力切換部4Dから送られてきた座標データを入力インタフェース30iへ出力する。
デジタルサイネージ5は、図2に示すように、ディスプレイモジュール5Aおよび入力端子5Bなどによって構成される。
入力端子5Bは、サーバユニット3の第2のビデオボード30hにケーブルによって繋がれており、第2のビデオボード30hから画面データが入力される。
ディスプレイモジュール5Aは、入力端子5Bから送られてきた画面データに基づいて画面を表示する。ディスプレイモジュール5Aとして、高解像度のLED(Light Emitting Diode)ディスプレイまたはLCD(Liquid Crystal Display)ディスプレイなどのフラットパネルディスプレイが用いられる。
データ出力プログラム20Pおよび画面出力プログラム30Pによると、複合機において、画像形成装置がスリープモードになった場合でも、画像形成装置の状態に関する情報をユーザが遠方から確認することができる。以下、この仕組みについて説明する。
図5は、MFPユニット2の機能的構成の例を示す図である。図6は、サーバユニット3の機能的構成の例を示す図である。図7は、状態画面7D1の例を示す図である。図8は、サーバ操作画面7Eの例を示す図である。図9は、状態画面7D2の例を示す図である。
データ出力プログラム20Pによると、条件判定部201、状態データ取得部202、状態データ出力部203、電源制御部204、および画面出力部205がMFPユニット2に実現される。また、画面出力プログラム30Pによると、状態データ受信部301、状態データ記憶部302、画面出力部303、および座標データ判別部304がサーバユニット3に実現される。
以下、条件判定部201ないし画面出力部205の動作、および状態データ受信部301ないし座標データ判別部304の動作を、図5ないし図9を参照しながら説明する。
ユーザは、MFPユニット2が通常モードであるときに、タッチパネルディスプレイ4に表示されている、MFPユニット2を操作するMFP操作画面7Gの、スリープボタンをタッチする。これにより、MFPユニット2をスリープモードにさせようと試みる。または、MFPユニット2のアイドリングの時間が、所定の時間を経過する。すると、複合機1において以下の処理が行われる。
MFPユニット2の条件判定部201(図5参照)は、タッチパネルディスプレイ4から座標データ6Aを受信した場合に、その座標データ6Aが示す位置がスリープボタンの位置と一致するか否かを判別する。そして一致する場合に、スリープモードになる条件が満たされたと判定する。または、アイドリングの時間が所定の時間を経過した場合に、スリープモードになる条件が満たされたと判定する。
状態データ取得部202は、スリープモードになる条件が満たされた場合に、MFPユニット2の状態を示す状態データ6Bを取得する処理を、次のように行う。
状態データ取得部202は、複数のセンサ20mに対して、状態を検知するように指令を与える。センサ20mそれぞれは、指令を受けると、自らの検知対象の状態を検知して、その結果を示す状態データ6Bを状態データ取得部202へ通知する。
本例では、センサ20m1が、イエローのトナーカートリッジおよびブラックのトナーカートリッジの残量が所定の量よりも少なくなったことを検知し、センサ20m2が、廃トナーの量が所定の量よりも多くなったことを検知し、それ以外のセンサ20m(センサ20m3ないしセンサ20m5)が何も検知しなかったものとして、説明する。
センサ20m1は、イエローのトナーカートリッジおよびブラックのトナーカートリッジの残量が所定の量よりも少なくなった旨を示す状態データ6B1を、状態データ6Bとして状態データ取得部202へ送信する。センサ20m2は、廃トナーの量が既定の量よりも多くなった旨を示す状態データ6B2を、状態データ6Bとして状態データ取得部202へ送信する。それ以外のセンサ20mは、何も検知しなかった旨を示す状態データ6Cを状態データ取得部202へ送信する。
状態データ出力部203は、状態データ取得部202が取得した状態データ6Bをサーバユニット3へ送信する。併せて、MFPユニット2がスリープモードになる旨を通知する。なお、状態データ6Cは送信しない。
電源制御部204は、状態データ6Bがサーバユニット3へ送信されると、MFPユニット2をスリープモードにするように電源ユニット20nへ指令を与える。
電源ユニット20nは、電源制御部204からの指令に従って、MFPユニットの特定の一部のハードウェアモジュール、例えばプリントユニット20hへ電力を供給することを停止する。すなわち、MFPユニット2をスリープモードにする。
サーバユニット3の状態データ受信部301(図6参照)は、MFPユニット2から送信された状態データ6Bを受信して、状態データ記憶部302に記憶させる。併せて、MFPユニット2がスリープモードになる旨の通知も受信する。
画面出力部303は、状態画面7D(図7参照)をデジタルサイネージ5に表示するための状態画面データ6Dを生成する。そして、状態画面データ6Dをデジタルサイネージ5へ送信する。状態画面7Dは、状態データ記憶部302に記憶される最新の状態データ6Bが示す、MFPユニット2の状態を示す画面である。
デジタルサイネージ5は、受信した状態画面データ6Dを用いて、状態画面7Dを表示する。
この時点において、状態データ記憶部302には、上述の通り、最新の状態データ6Bとして、状態データ6B1および状態データ6B2が記憶されている。
よって、ここでは、図7のような、状態データ6B1および状態データ6B2それぞれが示すMFPユニット2の状態(イエローのトナーおよびブラックのそれぞれトナーの残量が所定の量よりも少ない状態および廃トナーの量が所定の量よりも多い状態)を示す状態画面7D1を表示するための状態画面データ6D1を、画面出力部303が状態画面データ6Dとしてデジタルサイネージ5へ送信する。そして、この状態画面7D1が、状態画面7Dとしてデジタルサイネージ5に表示される。
なお、状態画面7Dには、不具合の状態を解消するように促すメッセージをも示される。例えば、状態画面7D1には、イエローおよびブラックそれぞれのトナーカートリッジを交換すべき旨のメッセージおよび廃トナーボックスを交換すべき旨のメッセージが示される。メッセージは、状態ごとに予め用意しておけばよい。
また、MFPユニット2がスリープモードになる旨の通知が送信されたときに、画面出力部303は、サーバユニット3を操作するサーバ操作画面7Eをタッチパネルディスプレイ4に表示するためのサーバ操作画面データ6Eを、生成する。そして、サーバ操作画面データ6Eをタッチパネルディスプレイ4へ送信する。
タッチパネルディスプレイ4は、サーバ操作画面データ6Eを受信すると、表示する画面を、MFP操作画面7Gから図8に示すようなサーバ操作画面7Eに切り換える。このサーバ操作画面7Eには、サーバユニット3へ指令を与えるボタン以外に、MFPユニット2のスリープモードを解除するためのスリープ解除ボタン8Eが含まれている。
その後つまりMFPユニット2がスリープモードである期間に、ユーザは、スリープ解除ボタン8Eをタッチすることによって、MFPユニット2をスリープモードから通常モードへ復帰させようと試みる。
ここでは、MFPユニット2がスリープモードから復帰する前に、ユーザはイエローのトナーカートリッジおよびブラックのトナーカートリッジを新品に交換したが、廃トナーボックスは交換していないものとする。
サーバユニット3の座標データ判別部304(図6参照)は、タッチパネルディスプレイ4から座標データ6Aを受信した場合に、その座標データ6Aが示す位置がスリープ解除ボタン8Eの位置と一致するか否かを判別する。そして一致する場合に、解除指示データ6FをMFPユニット2へ送信する。
MFPユニット2の条件判定部201(図5参照)は、サーバユニット3から解除指示データ6Fを受信した場合に、スリープモードから復帰する条件が満たされたと判定する。なお、外部の装置から印刷ジョブが指示されまたはファックスの着信があった場合に、スリープモードから復帰する条件が満たされたと判定してもよい。
電源制御部204は、復帰する条件が満たされた場合に、MFPユニット2を通常モードにするように電源ユニット20nへ指令を与える。
電源ユニット20n(図3参照)は、電源制御部204からの指令に従って、MFPユニット2のすべてのハードウェアモジュールに対して電力を供給する。すなわち、MFPユニット2を通常モードにする。
状態データ取得部202は、復帰する条件が満たされた場合に、上述と同様に、センサ20mそれぞれに対してハードウェアモジュールの状態を検知するように指令を与える。そして、センサ20mそれぞれから状態データ6Bを取得する。
ここでは、上述のように廃トナーボックスは交換されていないため、状態データ取得部202は、センサ20m2から、状態データ6Bとして状態データ6B2を取得する。それ以外のセンサ20mからは状態データ6Cを受信する。
状態データ出力部203は、状態データ取得部202が取得した状態データ6B(状態データ6B2)をサーバユニット3へ送信する。
画面出力部205は、MFP操作画面7Gをタッチパネルディスプレイ4に表示するためのMFP操作画面データ6Gを生成し、タッチパネルディスプレイ4へ送信する。このとき、状態データ6Bが示すMFPユニット2の状態を表示するアイコンなどがMFP操作画面7Gに含まれるように、MFP操作画面データ6Gを生成してもよい。
タッチパネルディスプレイ4は、MFP操作画面データ6Gを受信すると、表示する画面をサーバ操作画面7EからMFP操作画面7Gに切り換える。
サーバユニット3の状態データ受信部301(図6参照)は、MFPユニット2から状態データ6B(状態データ6B2)を受信して状態データ記憶部302に記憶させる。
画面出力部303は、最新の状態データ6Bに基づいて、状態画面7Dの状態画面データ6Dを生成し、デジタルサイネージ5へ送信する。
デジタルサイネージ5は、受信した状態画面データ6Dを用いて、状態画面7D2を表示する(図9参照)。
この時点において、状態データ記憶部302には、上述の通り、最新の状態データ6Bとして、状態データ6B2が記憶されている。よって、ここでは、図9のような、状態データ6B2が示すMFPユニット2の状態(廃トナーの量が所定の量よりも多い状態)を示す状態画面7D2を表示するための状態画面データ6D2を、画面出力部303が状態画面データ6Dとしてデジタルサイネージ5へ送信する。そして、この状態画面7D2が、状態画面7Dとしてデジタルサイネージ5に表示される。
〔処理の流れ〕
図10は、MFPユニット2の処理の流れの例を示す図である。図11は、サーバユニット3の処理の流れの例を示す図である。
次に、MFPユニット2およびサーバユニット3の処理の流れを、図10および図11を参照しながら説明する。
通常モードである場合において、ユーザがスリープボタンをタッチすることまたはアイドリング時間が所定の時間を経過することでスリープモードになるための条件が満たされた場合(図10の#601でYes)、MFPユニット2は、センサ20mによって状態を検知する(#602)。
いずれかのセンサ20mによって所定の状態であることが検知された場合は(#603でYes)、その旨を示すデータ(状態データ6B)をサーバユニット3へ送信し(#604)、スリープモードに切り換える(#605)。所定の状態であることを検知できなかった場合は(#603でNo)、そのままスリープモードに切り換える(#605)。
サーバユニット3は、MFPユニット2からデータ(状態データ6B)を受信した場合(図11の#701でYes)、そのデータを記憶する(#702)。サーバユニット3を操作する画面をタッチパネルディスプレイ4に表示させ、MFPユニットの状態を示す画面をデジタルサイネージ5に表示させる(#703)。
ユーザがスリープ解除ボタン8Eをタッチしたことを検知した場合(#704でYes)、その旨を示すデータ(解除指示データ6F)をMFPユニット2へ送信する(#705)。
スリープモードである場合において、サーバユニット3からユーザがスリープ解除ボタン8Eをタッチした旨を示すデータを受信するまたは外部の装置から印刷ジョブが指示されるなどによってスリープモードから復帰する条件が満たされた場合(図10の#606)、MFPユニット2は、スリープモードから復帰するつまり通常モードに切り換える(#607)。そして、センサ20mによって状態を検知する(#608)。
いずれかのハードウェアモジュールが所定の状態であることを検知した場合は(#609でYes)、その旨を示すデータ(状態データ6B)をサーバユニット3へ送信する(#610)。この場合、サーバユニット3においてステップ#701ないし#703の処理が行われる(図11参照)。
そして、MFPユニット2は、MFPユニット2を操作する画面をタッチパネルディスプレイ4に表示させる(図10の#611)。
電源が切断されるまで、MFPユニット2およびサーバユニット3は、それぞれ、ステップ#601〜#611の処理およびステップ#701〜#705の処理を行う(図10の#612でNo、図11の#706でNo)。
本実施形態によると、複合機において、画像形成装置がスリープモードになった場合でも、画像形成装置の状態に関する情報をユーザが遠方から目視で確認できるようになる。
〔その他の実施形態〕
上述の実施形態では、ディスプレイモジュール5Aとして、高解像度のLEDディスプレイを用いた。しかし、低解像度のLEDディスプレイ、例えば、縦40個×横40個のLEDが配置されたLEDディスプレイであってもよい。この場合、状態データ6Bに対応する文字列などのコードを表示すればよい。例えば、イエローのトナーの残量が所定の量より少なくなった場合に、「Y」の文字だけを表示すればよい。
上述の実施形態では、状態データ取得部202は、スリープモードになる条件が満たされた後に状態データ6Bを取得する処理を行った。しかし、条件が満たされる前に、定期的に状態データ6Bを取得する処理を行ってもよい。
この場合、状態データ取得部202は、複数のセンサ20mから状態データ6Bを定期的に受信するたびにサーバユニット3へ送信すればよい。サーバユニット3の画面出力部303は、状態データ受信部301が状態データ6Bを受信するたびに状態画面データ6Dを生成してデジタルサイネージ5へ送信すればよい。
または、状態データ取得部202は、複数のセンサ20mから状態データ6Bまたは状態データ6Cを定期的に受信するたびに、受信した状態データ6Bを保存する。そして、以前に受信した状態データ6Bを削除する。すなわち、最新の状態を示す状態データ6Bのみを保持すればよい。そして、スリープモードになる条件が満たされた後に、保持している状態データ6Bをサーバユニット3へ送信すればよい。サーバユニット3の画面出力部303は、最新の状態データ6Bを受信して状態画面データ6Dを生成してデジタルサイネージ5へ送信すればよい。
上述の実施形態では、MFPユニット2がスリープモードになっている場合に、画面出力部303は状態画面データ6Dをデジタルサイネージ5へ送信した。そして、デジタルサイネージ5は、状態画面データ6Dを用いて、状態画面7DつまりMFPユニット2の状態を示す画面を表示した。
しかし、サーバユニット3が特にユーザによって把握されるべき状態になった場合(例えば、エラーが発生した場合)、画面出力部303は、サーバユニット3の状態を示す画面を表示するためのデータを生成し、状態データ6Bよりも優先してデジタルサイネージ5へ送信してもよい。そして、デジタルサイネージ5は、そのデータを用いて、サーバユニット3の状態を示す画面を表示すればよい。
上述の実施形態において、サーバユニット3およびデジタルサイネージ5は、MFPユニット2の電源がオフになった場合にも、スリープモードになった場合と同様に動作してもよい。すなわち、電源がオフになる前におけるMFPユニット2の状態を示す画面が、デジタルサイネージ5に表示されてもよい。
上述の実施形態において、状態画面7Dに、スリープモードになる前に完了したジョブを示す旨が表示されてもよい。この場合、状態データ取得部202は、実行したジョブの履歴を参照し、スリープモードになる前に完了したジョブを特定する特定データを状態データ6Bとともにサーバユニット3へ送信すればよい。サーバユニット3の画面出力部303は、その状態データ6Bが示すMFPユニット2の状態とその特定データが示す完了したジョブとを表示する状態画面7Dの状態画面データ6Dを生成すればよい。
その他、複合機1、MFPユニット2、およびサーバユニット3の全体または各部の構成、処理の内容、処理の順序、データの構成、画面の構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
2 MFPユニット(画像形成装置)
3 サーバユニット(情報処理装置)
4 タッチパネルディスプレイ(第2の表示装置)
4A ディスプレイモジュール(第2の表示装置の表示面)
5 デジタルサイネージ(表示装置)
5A ディスプレイモジュール(表示装置の表示面)
20n 電源ユニット(第1の電力供給手段)
30j 電源ユニット(第2の電力供給手段)
203 状態データ出力部(送信手段)
301 状態データ受信部(受信手段)
303 画面出力部(表示制御手段)

Claims (12)

  1. 画像形成装置、表示装置、および情報処理装置を有し、
    前記画像形成装置に、
    当該画像形成装置がスリープモードになる前に当該画像形成装置の状態を示す状態データを前記情報処理装置へ送信する送信手段、が設けられ、
    前記情報処理装置に、
    前記状態データを受信する受信手段と、
    前記状態データに基づいて、前記状態を示す状態画面を前記表示装置に表示させる表示制御手段と、が設けられる、
    ことを特徴とする複合機。
  2. 前記画像形成装置または前記情報処理装置を操作するための第2の表示装置を有し、
    前記表示装置の表示面は、前記第2の表示装置の表示面よりも大きい、
    請求項1に記載の複合機。
  3. 前記画像形成装置に、当該画像形成装置の各ハードウェアモジュールへ電力を供給する第1の電力供給手段、が設けられ、
    前記情報処理装置に、当該情報処理装置の各ハードウェアモジュール、前記表示装置、および前記第2の表示装置へ電力を供給する第2の電力供給手段、が設けられる、
    請求項2に記載の複合機。
  4. 前記送信手段は、前記スリープモードになるための条件が満たされた後から前記スリープモードになるまでの間に、前記状態データを送信する、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の複合機。
  5. 前記通信手段は、前記スリープモードになる前に、所定の時間が経過するごとに前記状態データを送信し、
    前記表示制御手段は、最新の前記状態データに基づいて前記状態画面を前記表示装置に表示させる、
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の複合機。
  6. 前記状態データは、前記画像形成装置の、残量が所定の量以下になったトナーの色を示すデータ、廃トナーの量が所定の量以上になったことを示すデータ、用紙が無くなった給紙トレイを示すデータ、完了したジョブを示すデータ、および発生した紙詰まりの場所を示すデータのうちの少なくともいずれか1つである、
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の複合機。
  7. 前記画像形成装置に、当該画像形成装置が前記スリープモードから復帰したときに、当該復帰したときの画像形成装置の状態である第2の状態を示す第2の状態データを前記情報処理装置へ送信する、第2の送信手段、が設けられ、
    前記表示制御手段は、前記第2の状態データに基づいて、前記第2の状態を示す第2の状態画面を前記表示装置に表示させる、
    請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の複合機。
  8. 前記第2の状態データは、前記画像形成装置の、残量が所定の量以下になったトナーの色を示すデータ、廃トナーの量が所定の量以上になったことを示すデータ、用紙が無くなった給紙トレイを示すデータ、完了したジョブを示すデータ、および発生した紙詰まりの場所を示すデータのうちの少なくともいずれか1つである、
    請求項7に記載の複合機。
  9. 前記表示制御手段は、前記画像形成装置が前記スリープモードにある場合、前記情報処理装置の状態を示す第3の状態画面を前記状態画面よりも優先して前記表示装置に表示させる、
    請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の複合機。
  10. 画像形成装置、表示装置、および情報処理装置を有する複合機に行わせる情報表示方法であって、
    前記画像形成装置に、
    当該画像形成装置がスリープモードになる前に当該画像形成装置の状態を示す状態データを情報処理装置へ送信する処理を実行させ、
    前記情報処理装置に、
    前記状態データを受信する処理を実行させ、
    前記状態データに基づいて、前記状態を示す状態画面を前記表示装置に表示させる処理を実行させる、
    ことを特徴とする情報表示方法。
  11. 表示装置および情報処理装置とともに複合機として一体的に構成される画像形成装置を制御するためのコンピュータプログラムであって、
    前記画像形成装置に、
    当該画像形成装置の状態を示す状態データに基づいて当該状態を示す状態画面を前記情報処理装置が前記表示装置に表示できるように、当該画像形成装置がスリープモードになる前に当該画像形成装置の状態を示す状態データを前記情報処理装置へ送信する処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 画像形成装置および表示装置とともに複合機として一体的に構成される情報処理装置を制御するためのコンピュータプログラムであって、
    前記情報処理装置に、
    スリープモードになる前の前記画像形成装置から送信された、当該画像形成装置の状態を示す状態データを受信させる処理と、
    前記状態データに基づいて、前記状態を示す状態画面を前記表示装置に表示させる処理と、を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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