JP6794823B2 - 解析装置、解析方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
第1の初期設定データとして、記憶部12は、部材の位置・大きさ・形状を示すCAD(Computer Aided Design)モデルデータを記憶する。第2の初期設定データとして、記憶部12は、部材の材料物性(寸法、板厚、材料、ヤング率、ポワソン比、質量密度、応力とひずみとの関係等)を示す材料物性データを記憶する。第3の初期設定データとして、記憶部12は、有限要素モデルの生成条件(要素の形状・大きさ等)を示す生成条件データを記憶する。第4の初期設定データとして、記憶部12は、プレス成形条件(摩擦係数、部材フランジ押さえ力等)を示すプレス成形条件データを記憶する。第5の初期設定データとして、記憶部12は、境界条件(部材上の固定点等)を示す境界条件データを記憶する。第6の初期設定データとして、記憶部12は、矩形状ビードの配置条件(縦横の大きさ、高さ、配置面積等)を示す配置条件データ等を記憶する。
即ち、第1の中間データとして、記憶部12は、CADモデルデータに対応する有限要素モデルデータ(各要素の位置・形状・大きさ等)を記憶する。第2の中間データとして、記憶部12は、部材の応力分布を示す応力分布データを記憶する。第3の中間データとして、記憶部12は、スプリングバックによって生じる部材の変位分布を示す第1変位分布データを記憶する。第4の中間データとして、記憶部12は、各固有振動変形モードでの部材の変位分布を示す第2変位分布データを記憶する。第5の中間データとして、記憶部12は、変位分布データ間の一致度を記憶する。第6の中間データとして、記憶部12は、固有振動変形モードの選定次数を記憶する。第7の中間データとして、記憶部12は、矩形状ビードが配置された後の有限要素モデルデータを記憶する。第8の中間データとして、記憶部12は、矩形状ビードが配置された後の変位分布を示す変位分布データを記憶する。更に、記憶部12は、所定の処理に係る一時的なデータを、一時的に記憶しても良い。
なお、パーソナルユーザ端末装置を用いる代わりに、本実施形態の解析装置に特化された所定の計算機等を用いても良い。
12 記憶部
13 処理部
14 操作部
15 表示部
Claims (6)
- 部材の形状を示す有限要素モデルデータ、前記部材の材料物性を示す材料物性データ、及び前記部材に生じる応力分布を示す応力分布データを取得するプレス成形解析部と、
前記有限要素モデルデータ、前記材料物性データ、及び前記応力分布データに基づいて、前記有限要素モデルデータの節点の変位を有限要素法によって求めることにより、前記スプリングバックによって生じる前記部材の変位分布を示す第1変位分布データを生成するスプリングバック解析部と、
前記有限要素モデルデータ及び前記材料物性データに基づいて、各固有振動変形モードについて、前記有限要素モデルデータの節点の変位を有限要素法によって求めることにより、前記各固有振動変形モードでの前記部材の変位分布を示す第2変位分布データを生成する固有振動解析部と、
前記第1変位分布データと前記各固有振動変形モードでの前記第2変位分布データのそれぞれとの間の一致度を求めるモード分解部と、
前記一致度に基づいて、一つ又は複数の固有振動変形モードを選定するモード選定部と、
前記一つ又は複数の固有振動変形モードのうち、少なくとも一部の固有振動数が上昇するように、前記有限要素モデルデータに非伏角状の矩形状ビードを配置するビード配置部と、
を含み、
前記スプリングバック解析部は、前記矩形状ビードが配置された前記有限要素モデルデータに対して、取得された前記応力分布データに基づいてマッピングしてスプリングバック解析を行うことを特徴とする解析装置。 - 前記部材は、フランジ部及び縦壁部を有するハット形状の鋼板であり、
前記ビード配置部は、前記部材の前記有限要素モデルデータについて、前記縦壁部のみに前記矩形状ビードを配置することを特徴とする請求項1に記載の解析装置。 - 部材の形状を示す有限要素モデルデータ、前記部材の材料物性を示す材料物性データ、及び前記部材に生じる応力分布を示す応力分布データを取得するプレス成形解析工程と、
前記有限要素モデルデータ、前記材料物性データ、及び前記応力分布データに基づいて、前記有限要素モデルデータの節点の変位を有限要素法によって求めることにより、前記スプリングバックによって生じる前記部材の変位分布を示す第1変位分布データを生成する第1スプリングバック解析工程と、
前記有限要素モデルデータ及び前記材料物性データに基づいて、各固有振動変形モードについて、前記有限要素モデルデータの節点の変位を有限要素法によって求めることにより、前記各固有振動変形モードでの前記部材の変位分布を示す第2変位分布データを生成する固有振動解析工程と、
前記第1変位分布データと前記各固有振動変形モードでの前記第2変位分布データのそれぞれとの間の一致度を求めるモード分解工程と、
前記一致度に基づいて、1つ又は複数の固有振動変形モードを選定するモード選定工程と、
前記一つ又は複数の固有振動変形モードのうち、少なくとも一部の固有振動数が上昇するように、前記有限要素モデルデータに非伏角状の矩形状ビードを配置するビード配置工程と、
前記ビード配置工程により前記矩形状ビードが配置された前記有限要素モデルデータに対して、前記プレス成形解析工程で取得された前記応力分布データに基づいてマッピングしてスプリングバック解析を行う第2スプリングバック解析工程と、
を少なくとも行うことを特徴とする解析方法。 - 前記部材は、フランジ部及び縦壁部を有するハット形状の鋼板であり、
前記ビード配置工程では、前記部材の前記有限要素モデルデータについて、前記縦壁部のみに前記矩形状ビードを配置することを特徴とする請求項3に記載の解析方法。 - 部材の形状を示す有限要素モデルデータ、前記部材の材料物性を示す材料物性データ、及び前記部材に生じる応力分布を示す応力分布データを取得するプレス成形解析工程と、
前記有限要素モデルデータ、前記材料物性データ、及び前記応力分布データに基づいて、前記有限要素モデルデータの節点の変位を有限要素法によって求めることにより、前記部材のスプリングバックによって生じる前記部材の変位分布を示す第1変位分布データを生成する第1スプリングバック解析工程と、
前記有限要素モデルデータ及び前記材料物性データに基づいて、各固有振動変形モードについて、前記有限要素モデルデータの節点の変位を有限要素法によって求めることにより、前記各固有振動変形モードでの前記部材の変位分布を示す第2変位分布データを生成する固有振動解析工程と、
前記第1変位分布データと前記各固有振動変形モードでの前記第2変位分布データのそれぞれとの間の一致度を求めるモード分解工程と、
前記一致度に基づいて、一つ又は複数の固有振動変形モードを選定するモード選定工程と、
前記一つ又は複数の固有振動変形モードのうち、少なくとも一部の固有振動数が上昇するように、前記有限要素モデルデータに非伏角状の矩形状ビードを配置するビード配置工程と、
前記ビード配置工程により前記矩形状ビードが配置された前記有限要素モデルデータに対して、前記プレス成形解析工程で取得された前記応力分布データに基づいてマッピングしてスプリングバック解析を行う第2スプリングバック解析工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 前記部材は、フランジ部及び縦壁部を有するハット形状の鋼板であり、
前記ビード配置工程では、前記部材の前記有限要素モデルデータについて、前記縦壁部のみに前記矩形状ビードを配置することを特徴とする請求項5に記載のコンピュータプログラム。
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JP2016253638A JP6794823B2 (ja) | 2016-12-27 | 2016-12-27 | 解析装置、解析方法、及びコンピュータプログラム |
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JP2016253638A JP6794823B2 (ja) | 2016-12-27 | 2016-12-27 | 解析装置、解析方法、及びコンピュータプログラム |
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