JP6794036B2 - 取付ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器収納用箱内に設けられる取付ユニットに関するものである。
電気機器収納用箱内に収納された通信機器等に接続されるケーブルを保持するとともに、側方へ整然と配線処理を行うために、取付ユニットであるケーブル保持部材が筐体内のマウントアングルに取り付けられる。
この例としては、取付部に複数のねじ孔を形成し、本体部を筐体の前後方向に移動可能とした技術が挙げられる(特許文献1)。
また、ケーブル保持部材の上下には、通常、図9に示すようにマウントアングル3間を塞ぐブランクパネル20等が取り付けられており、これによりマウントアングル3の外側と内側との空間を遮断して冷却効率を高めるものとしている。ところが、前述の技術を採用して本体部を筐体後方に移動させた場合には、ケーブル保持部材2の前面がマウントアングル3よりも後方に位置することとなるため、図9および図10に示すような隙間30が生じてしまい、この隙間30によりマウントアングル3の外側と内側との空間が繋がることで電気機器収納用箱の冷却効率が低下してしまう問題があった。
特開2016−21009号公報
本発明の目的は前記した従来の問題点を解決し、本体部の保持位置を筐体後方に移動させた場合でも、電気機器収納用箱の冷却効率を低下させることがない取付ユニットを提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明は、電気機器収納用箱内のマウント部材に取り付けられる取付部と、この取付部に保持されるとともに、その保持位置を筐体の前後方向に移動可能とした本体部とを備えた取付ユニットであって、前記本体部は両取付部間に亘って垂直に形成される板状のパネル部を有し、前記パネル部の前面側には、筐体内の配線が保持または接続される配線処理部が突設されており、前記本体部の上部及び下部には、筐体の前方に向けて水平に延び、前記本体部を後方に移動させた場合に前方に生じる隙間を塞ぐ延設部を設けたことを特徴とするものである。
請求項記載の発明は、請求項1に記載の取付ユニットにおいて、前記本体部の背面側に、筐体内の配線または機器を収納する収納部を有することを特徴とするものである。
本発明に係る取付ユニットは、本体部の上部または下部の少なくともいずれか一方に、筐体の前方に向けて水平に延びる延設部を備えるものとしている。これにより、機器ユニットの先端と扉との干渉を避けるために本体部の保持位置を筐体後方に移動させた場合でも、従来発生していた隙間を延設部により埋めることができるものとなり、電気機器収納用箱の冷却効率が低下することを防ぐことができる。さらに、本体部の下部に延設部を設けた場合には、この延設部自体によっても配線されたケーブルを支持できるものとなる。
本実施形態を示す全体斜視図である。 図1の拡大図である。 ケーブル保持部材を示す拡大図である。 ケーブル保持部材の分解図である。 本体部が前方に位置する状態を示す断面図である。 本体部を後方に移動させた状態を示す断面図である。 取付部の拡大図である。 収納部としてトレーを設けた例を示す図である。 従来技術における本体部を後方に移動させた状態を示す斜視図である。 従来技術における本体部を後方に移動させた状態を示す断面図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。なお、本明細書中における上下、左右、前後方向は、図1に示す方向を指すものとする。
図1において、筐体1内部に収納された図示しない通信機器等に接続されるケーブルを保持するとともに、側方へ整然と配線処理を行うために、取付ユニットであるケーブル保持部材2が設けられる。ここで、図2に示すように、筐体1の上下方向に延びるようにマウントアングル3が設けられており、このマウントアングル3にケーブル保持部材2が取り付けられる。また、筐体1の前面側の開口部には図示しない扉が設けられている。
図2及び図3に示すように、ケーブル保持部材2は、左右のマウントアングル3にそれぞれ固定されるレール状の取付部4と、この両取付部4により保持される本体部5とにより構成されている。より詳細には、本体部5は、両取付部4間に亘って形成される板状のパネル部6によって構成されており、さらにこのパネル部6の前面側には、図示しないケーブルを保持するための配線処理部であるケーブル案内部7が設けられている。
さらに図4に示すように、パネル部6には筐体1後方に延びる保持部8が延設されており、この保持部8が取付部4によって支持される。また本体部5は、後述する保持位置調整手段により、取付部4に対する保持位置を筐体1の前後方向に移動可能としている。
ここで、図3に示すように、本体部5の上部及び下部には、筐体1の前方に向けて水平に延びる板状の延設部10を形成するものとした。この延設部10は、本体部5の上部または下部の少なくともいずれか一方に形成されるものである。
以上の構成により、図5のように筐体1内にケーブル保持部材2を設けた場合に、その先端が図示しない扉と干渉する場合等には、図6のように本体部5の保持位置を筐体1後方に移動させれば良い。このとき、従来は図9及び図10を用いて説明したように、マウントアングル3の外側と内側と繋ぐ隙間30が形成される点が問題とされていたが、本実施形態によれば、本体部5を後方に移動させた場合でも、その隙間を延設部10により埋めることができるものとなり、電気機器収納用箱の冷却効率が低下することを防ぐことができる。さらに、本体部5の下部に延設部10を設けた場合には、この延設部10自体によっても配線されたケーブルを支持できるものとなる。また、配線処理部であるケーブル案内部7は、パネル部6に形成された孔部に挿入されることで取付けられる。ここで、本実施形態のように延設部10を本体部5の上部及び下部の双方に形成した場合、この延設部10によりケーブル案内部7は挟み込まれるようにして支持されることとなるため、ケーブル等を敷設する際に働く外力により、ケーブル案内部7がパネル部6から外れることを防ぐこともできる。
なお、前述した延設部10の長さは、本体部5の保持位置が最後方であるときに、マウントアングル3の前面まで達する長さ以上とすることで、確実に従来生じていた隙間30を埋めることができる。
ここで、前述した保持位置調整手段の詳細を説明する。図4のように、パネル部6に設けられた保持部8には、前後方向に亘って複数の取付孔11が形成されている。さらに、図7に示すように、取付部4に切り込みを入れることにより、筐体1内側方向に突出する弾性変形可能な板バネ12を一体に形成するものとした。また、板バネ12の先端には内側方向に突設する突起部13が形成されている。なお、突起部13は保持部8に形成した取付孔11に係合するものとしている。
以上により、保持部8をレール状の取付部4に挿通することで前後方向に移動可能とし、さらに任意の位置で突起部13を取付孔11と係合させることで、保持部8を取付部4に保持可能としている。なお、本実施形態では、保持部8をスライド移動させるものとしているが、それに限定されず、保持部8に複数のねじ孔を形成し、本体部5を取付部4に対してねじ固定するものであっても差し支えない。
また本体部5の背面側には、図8のように筐体1内の配線または機器を収納する収納部であるトレー15を設けるものとした。このような収納部はトレー15に限定されず、パネル部6と一体に箱形状をなすものであっても良く、別体としてパネル部6に取り付けるものであっても良く、さらにはその上面を開口させたものであっても良い。すなわち、本体部5の保持位置を移動可能とした通信機器や、電源ユニット等がこれに該当する。
なお、本実施形態では取付ユニットとしてケーブル保持部材2を用いたが、その他にも筐体1内で取付部4を介してマウント部材であるマウントアングル3に固定され、本体部5の保持位置を前後方向に移動可能な取付ユニットであって、本体部5に延設部10を備えているものであれば差し支えない。また、パネル部6にケーブル案内部7を設けない取付ユニットであっても良い。さらに、配線処理部としてケーブル案内部7を採用しているが、光ケーブル等のケーブル端部に設けられたコネクタを接続するためのコネクタ接続部をパネル部6に形成し、他のユニットからの配線を接続し、パネル部6の背面側で配線処理を行うものであっても良い。また、パネル部6にスイッチを備え、マウントアングル3に固定される電気機器等を取付ユニットとしても構わない。
1 筐体
2 ケーブル保持部材
3 マウントアングル
4 取付部
5 本体部
6 パネル部
7 ケーブル案内部
8 保持部
10 延設部
11 取付孔
12 板バネ
13 突起部
15 トレー
20 ブランクパネル
30 隙間

Claims (2)

  1. 電気機器収納用箱内のマウント部材に取り付けられる取付部と、
    この取付部に保持されるとともに、その保持位置を筐体の前後方向に移動可能とした本体部とを備えた取付ユニットであって、
    前記本体部は両取付部間に亘って垂直に形成される板状のパネル部を有し、
    前記パネル部の前面側には、筐体内の配線が保持または接続される配線処理部が突設されており、
    前記本体部の上部及び下部には、筐体の前方に向けて水平に延び、前記本体部を後方に移動させた場合に前方に生じる隙間を塞ぐ延設部を設けたことを特徴とする取付ユニット。
  2. 前記本体部の背面側に、筐体内の配線または機器を収納する収納部を有することを特徴とする請求項1記載の取付ユニット。
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