JP6521726B2 - ケーブル保持部材 - Google Patents

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Description

本発明は、マウントアングルに取付けた機器ユニットに配線されるケーブルを保持するためのケーブル保持部材に関するものである。
電気機器収納用箱内に収納された通信機器等の複数の機器ユニットは、筐体内に設けられたマウントアングルに取付けられている。さらにこのマウントアングルには、特許文献1に示すように、機器ユニットに配線されるケーブルを保持しつつ、側方に整然と配線処理するためのケーブル保持部材が取付けられる場合がある。
ここで、電気機器収納用箱の種類によってマウントアングルと扉間の距離が様々であるため、マウントアングルと扉間の距離が小さい場合、ケーブル保持部材の先端が扉と干渉し、扉を閉じることができなくなる問題がある。
上記問題を解決するため、四隅のマウントアングルをまとめて後方に移動させることにより、ケーブル保持部材の先端と扉との干渉を回避する方法が考えられるものの、その作業には時間や手間を要する点や、機器ユニットの後方スペースが圧迫される点が問題とされていた。
特開2011−129609号公報
本発明の目的は前記した従来の問題点を解決し、マウントアングルと扉間の距離が小さい場合でも、その取付時にマウントアングルの位置を変更することなく、扉との干渉を容易に回避することができるケーブル保持部材を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明は、機器ユニット取付孔を複数有するマウントアングルを備えた電気機器収納用箱の筐体内で、このマウントアングルに取付けた機器ユニットに配線されるケーブルを保持するケーブル保持部材であって、前記ケーブルを保持する本体部と、この本体部を保持して前記機器ユニット取付孔に取付けられる取付部とからなり、さらに前記本体部の保持位置を、前記機器ユニット取付孔の前後方向に移動可能とする保持位置調整手段を備え、この保持位置調整手段として、前記取付部に筐体背面方向に延びる延設部を形成したことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のケーブル保持部材において、前記保持位置調整手段として、前記取付部には、筐体背面方向に延びる垂直断面略コ字状の延設部を形成し、前記本体部には、この延設部に摺動自在に保持される板状の保持部を形成したことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のケーブル保持部材において、前記保持部または延設部の何れか一方に板バネを設け、他方に該板バネと係合する係合部を複数設けたことを特徴とするものである。
本発明に係るケーブル保持部材は、ケーブルを保持する本体部と、この本体部を保持して機器ユニット取付孔に取付けられる取付部とからなり、本体部の保持位置を、機器ユニット取付孔の前後方向に移動可能とする保持位置調整手段を備えるものとした。このような構成とすれば、ケーブル保持部材を取り付けようとしたとき、マウントアングルと扉間の距離が小さい場合でも、ケーブル保持部材の本体部の保持位置を機器ユニット取付孔の後方に移動させる調整を行うことで、ケーブル保持部材自体の前後方向の幅が小さくなる。これにより、扉側のマウントアングルを後方に移動させることなく、ケーブル保持部材の先端と扉との干渉を容易に回避することができることとなる。
請求項2に係る発明によれば、保持位置調整手段として、取付部には、筐体背面方向に延びる垂直断面略コ字状の延設部を形成し、本体部には、この延設部に摺動自在に保持される板状の保持部を形成した。これにより、本体部を保持するための別部材等を設けることなく、本体部を延設部に摺動自在に保持させることができる。
請求項3に係る発明によれば、保持部または延設部の何れか一方に板バネを設け、他方にこの板バネと係合する係合部を複数設けるものとした。これにより、板バネを係合部に係合させるという簡単な作業によって、本体部の位置規制が可能となる。
本実施形態を示す全体斜視図である。 ケーブル保持部材の分解図である。 本体部と取付部とを組付けた状態を示す斜視図である。 本体部を後方に移動させた状態を示す斜視図である。 本体部を後方に移動させた状態を示す断面図である。 ケーブル保持部材を裏面からみた分解図である。 取付軸及び羽根部を、取付軸挿通孔及び羽根部挿通孔に挿通した状態を示す斜視図である。 図7の状態からケーブル案内部を90°回転させた状態を示す斜視図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。なお、本明細書中における上下、左右、前後方向は、図1に示す方向を指すものとする。
図1において、筐体1内部には通信機器等の複数の機器ユニット3が収納されており、これら機器ユニット3は、筐体1内に設けられたマウントアングル4に取付けられている。マウントアングル4の長手方向には、機器ユニット3の取付けのための機器ユニット取付孔5が複数形成されている。本実施形態では、レール部材6を介して機器ユニット3を機器ユニット取付孔5に固定するものとした。さらに、この機器ユニット取付孔5には、機器ユニット3に配線される図示しないケーブルを保持しつつ、側方、即ち左右方向に整然と配線処理するためのケーブル保持部材7が取付けられている。また、筐体1の前面側の開口部には扉2が設けられている。
図2に示すように、ケーブル保持部材7は、図示しないケーブルを保持するための本体部8と、本体部8の左右両端位置に設けられて本体部8を保持するとともに、機器ユニット取付孔5に取付けられる取付部9とからなる。取付部9の前面側には、機器ユニット取付孔5への取付け時にねじが挿通されるねじ挿通孔10が形成されている。さらに、取付部9には、ねじ挿通孔10が形成された面の内側端部から筐体1背面方向、即ち後方に延びる垂直断面略コ字状の延設部11が形成されている。本体部8は、前記延設部11に摺動自在に保持される板状の保持部12と、両保持部12間に亘って形成されるパネル部13とからなり、このパネル部13の前面側に、ケーブルを案内するケーブル案内部14が取付けられる。
このように、ケーブル保持部材7は、本体部8の保持位置を機器ユニット取付孔5に対して前後方向に移動可能とした保持位置調整手段を備えており、より詳しくは、本体部8に形成された板状の保持部12を、取付部9に形成された延設部11に摺動自在に保持させる構造とすることにより、保持位置調整手段を構成している。
以上により、ケーブル保持部材7を取り付けようとしたとき、マウントアングル4と扉2間の距離が小さい場合でも、図3に示す状態から、ケーブル保持部材7の本体部8を後方に摺動させ、本体部8の保持位置を機器ユニット取付孔5の後方に移動させる調整を行うことにより、図4及び図5に示す状態となる。これにより、図3に示すケーブル保持部材7の前後方向の幅(w1)が、図4に示すw2のように変化するため、即ちケーブル保持部材7自体の前後方向の幅が小さくなる。したがって、扉2側のマウントアングル4を後方に移動させることなく、ケーブル保持部材7の先端であるケーブル案内部14と扉2との干渉を容易に回避することができることとなる。また、保持部12を延設部11に保持させる構造とすることで、本体部8を保持するための別部材等を設ける必要がないものとなる。
本実施形態では、延設部11を断面略コ字状に形成するものとしたが、例えば略L字形状であっても良く、保持部12を摺動自在に保持できるものであれば差し支えない。
図2に示すように、断面略コ字状に形成された延設部11は、その開口側が内側方向を向いており、さらにこの延設部11には、内側方向に突出する弾性変形可能な板バネ15が一体に形成されている。この延設部11は樹脂製とし、切り込みを入れることにより容易に板バネ15を構成できるものとした。また、板バネ15の先端には内側方向に突設する突起部16が形成されている。なお、板バネ15に代え、ゴム等の弾性変形可能な弾性部材を用いても差し支えない。
本体部8の保持部12には、板バネ15に形成した突起部16が係合する係合部17を、前後方向に亘って複数形成するものとした。これにより、保持部12を延設部11に挿通することで前後方向に摺動可能とし、さらに任意の位置で突起部16を係合部17と係合させることで、保持部12を延設部11に保持可能としている。したがって、突起部16を係合部17に係合させるというツールレス、かつ簡単な作業によって、本体部8の位置規制が可能となる。また、係合を解除する場合には、板バネ15を外側に弾性変形させれば良い。なお、突起部16に傾斜を設けることにより、係合部17との係合、解除がスムーズとなるものとしても良い。
図6に示すように、ケーブル案内部14の裏面となるパネル取付面18の中央位置には、取付軸19が形成されている。また、取付軸19の側面には、上下対称に延びる板状の羽根部20を形成するものとした。なお、この羽根部20は、パネル部13の板厚分、パネル取付面18との間に隙間を持たせて形成している。さらに、パネル取付面18の対角位置には、一対の突起部21が形成されている。
パネル部13には、前記取付軸19を挿通する取付軸挿通孔22が形成されており、さらに取付軸挿通孔22に連通する、羽根部20を挿通可能な羽根部挿通孔23が形成されている。また、パネル取付面18に形成された突起部21と異なる対角に、一対の嵌合孔24を形成するものとした。
以上の構成により、取付軸19及び羽根部20を、取付軸挿通孔22及び羽根部挿通孔23に挿通することで、図7に示す状態となる。さらに、ケーブル案内部14を90°回転させることにより、嵌合孔24に突起部21が嵌合して図8に示す状態となり、ケーブル案内部14がパネル部13に取付けられることとなる。ここで、羽根部20は90°回転されることによりパネル部13の裏面と当接するため、ケーブル案内部14がパネル部13から脱落することを防止できるものとなる。また、嵌合孔24に突起部21が嵌合する構造であるため、ケーブル案内部14の過回転及び逆回転を防止できる効果を奏するものとなる。このように、ケーブル案内部14を90°回転させることでパネル部13への取付けが可能となるため、高い作業性を備えたものとなる。
1 筐体
2 扉
3 機器ユニット
4 マウントアングル
5 機器ユニット取付孔
6 レール部材
7 ケーブル保持部材
8 本体部
9 取付部
10 ねじ挿通孔
11 延設部
12 保持部
13 パネル部
14 ケーブル案内部
15 板バネ
16 突起部
17 係合部
18 パネル取付面
19 取付軸
20 羽根部
21 突起部
22 取付軸挿通孔
23 羽根部挿通孔
24 嵌合孔

Claims (3)

  1. 機器ユニット取付孔を複数有するマウントアングルを備えた電気機器収納用箱の筐体内で、このマウントアングルに取付けた機器ユニットに配線されるケーブルを保持するケーブル保持部材であって、
    前記ケーブルを保持する本体部と、この本体部を保持して前記機器ユニット取付孔に取付けられる取付部とからなり、さらに前記本体部の保持位置を、前記機器ユニット取付孔の前後方向に移動可能とする保持位置調整手段を備え、この保持位置調整手段として、前記取付部に筐体背面方向に延びる延設部を形成したことを特徴とするケーブル保持部材。
  2. 前記保持位置調整手段として、
    前記取付部には、筐体背面方向に延びる垂直断面略コ字状の延設部を形成し、
    前記本体部には、この延設部に摺動自在に保持される板状の保持部を形成した
    ことを特徴とする請求項1記載のケーブル保持部材。
  3. 前記保持部または延設部の何れか一方に板バネを設け、
    他方に該板バネと係合する係合部を複数設けた
    ことを特徴とする請求項2記載のケーブル保持部材。
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