JP6793518B2 - 光受信パワーモニタ回路、光送受信器、及び光受信パワーモニタ回路の制御方法 - Google Patents

光受信パワーモニタ回路、光送受信器、及び光受信パワーモニタ回路の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、受信された光信号のパワーをモニタする光受信パワーモニタ回路及びその制御方法、並びに、前記光受信パワーモニタ回路を有する光送受信器に関する。
PON(Passive Optical Network)システムは、局側に設置される局側光回線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)と加入者宅内に設置される加入者側光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)とを、光スプリッタを介して光ファイバで接続することによって構成される光通信システムである。PONシステムでは、1台のOLTに複数のONUが接続される。伝送速度が最大10.3125Gbpsである次世代の10G−EPON(10−Gigabit Ethernet Passive Optical Network)システムでは、OLTからONUへの下り方向の通信には光波長が1480nm〜1500nm帯及び1574nm〜1580nm帯の光信号が用いられ、ONUからOLTへの上り方向の通信には光波長が1260nm〜1280nm帯の光信号が用いられ、波長多重方式(WDM:Wavelength Division Multiplexing)によって一芯双方向光通信が行われる。上り方向の通信では、ONUからのデータが衝突しないようにするため送出タイミングを制御する時分割多重方式(TDM:Time Division Multiplexing)が採用される。
OLTは、ONUからのバースト状のパケット信号を時分割多重方式で受信する。すなわち、OLTと複数のONUとの間の距離は互いに異なるため、OLTが受信する複数の光信号のパワーは互いに異なる。
OLTに搭載されている光送受信器には受信した光信号のパワーをモニタする光受信パワーモニタ回路が具備されている。光受信パワーモニタ回路に備えられている光受光素子(APD:Avalanche Photo Diode)は、光受信パワー(以下「光信号レベル」とも言う)が大きい光信号を連続的に受信した場合に、増倍率が低下する特性を持つので、PONシステムに特有のバースト光信号を受信した場合には、モニタ精度が低下するおそれがある。光信号レベルが大きい連続光信号を受信したときに光受光素子の増倍率が低下する理由は発熱であり、連続光信号の受信直後においても熱による影響が緩和されるまで光受光素子の増倍率の低下が続く。
光送受信器は、国際規格であるSFF−8472規格に規定されるデジタル診断モニタ(Digital Diagnostic Monitor)機能を具備しており、光信号レベルの状況を確認することが可能である。特に、この規格では、光受信パワーは0.1μW単位で確認でき、ダイナミックレンジは0〜6.5mWの範囲で確認でき、光受信パワーのモニタ精度は±3dB以下であることが要求されている。
光送受信器が光受信パワーをモニタする方法として、光受光素子により光受信パワーに応じた電流を生成し、この電流に比例したモニタ電流を生成し、このモニタ電流を抵抗器によってモニタ電圧に変換し、所定のタイミングでサンプルホールド回路にてモニタ電圧を保持し、このモニタ電圧をデジタル値に変換した後、デジタル値のモニタ電圧をマイコンにホールドする方法が考案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記方法の場合、モニタ電流をモニタ電圧に変換するための抵抗器の抵抗値は一定値であり、モニタ電流はモニタ電圧に線形的に変換される。光受光素子は、光信号レベルが大きい光信号を連続的に受信した場合に増倍率が低下する特性を有する。従来の光受信パワーモニタ回路では、光受光素子の増倍率の変化を検出することはできないので、光受光素子の増倍率が変化した場合には光受信パワーのモニタ精度は低下する。
高いモニタ精度を確保する方法として、マイコン内に記録されているモニタ電圧(デジタル値)に応じて光受信パワーを計算する関数(フィッティング関数)を調整する方法がある。この関数には、4次関数が用いられ、予め既知の光信号レベルである光信号を受信した際のモニタ電圧(デジタル値)を測定して、その結果より4次関数の係数を決定する。光信号レベルが大きい光信号を断続的に受信した際のモニタ電圧(デジタル値)よりフィッティング関数を決定した場合、光信号レベルが大きい光信号を連続的に受信する場合を除き、光受信パワーのモニタ精度を一定に維持することが可能である。
特開2008−011299号公報(段落0015、図5参照)
しかしながら、従来の光受信パワーモニタ回路では、光受光素子に光信号レベルが大きい光信号を連続的受信した場合に発熱により増倍率(変換率)が低下し、これにより、光受信パワーモニタ回路から出力されるモニタ電圧が低下し、モニタ出力が安定せず、モニタ精度が低下するという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであり、光受光素子の増倍率の低下があった場合でも一定のモニタ出力を確保することができる光受信パワーモニタ回路及びその制御方法、並びに、前記光受信パワーモニタ回路を有する光送受信器を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る光受信パワーモニタ回路は、連続的に受信された光信号の強度に応じた第1の電流を生成する光受光素子と、前記第1の電流に応じた第2の電流を生成する電流変換部と、前記第2の電流を、前記第2の電流に応じた第1の電圧に変換する電流電圧変換部と、前記第1の電圧を検出し、検出された前記第1の電圧に基づいて前記電流電圧変換部を制御する制御部とを有し、前記制御部は、検出された前記第1の電圧の平均値と予め定められた電圧閾値とを比較し、前記第1の電圧の平均値が前記電圧閾値未満である場合には前記第1の電圧を上げるように前記電流電圧変換部を制御する。
本発明の他の態様に係る光受信パワーモニタ回路は、連続的に受信された光信号の強度に応じた第1の電流を生成する光受光素子と、前記第1の電流に応じた第2の電流を生成する電流変換部と、前記第2の電流を、前記第2の電流に応じた第1の電圧に変換する電流電圧変換部と、前記第2の電流を検出し、検出された前記第2の電流に基づいて前記電流電圧変換部を制御する制御部とを有し、前記制御部は、検出された前記第2の電流と予め定められた電流閾値とを比較し、前記第2の電流が前記電流閾値以上である場合には前記第2の電流を低下させるように前記電流電圧変換部を制御する。
本発明の他の態様に係る光受信パワーモニタ回路の制御方法は、光受光素子によって連続的に受信された光信号の強度に応じた第1の電流を生成するステップと、前記第1の電流に応じた第2の電流を生成する電流変換ステップと、前記第2の電流を、前記第2の電流に応じた第1の電圧に変換する電流電圧変換ステップと、を有し、前記電流電圧変換ステップにおいて、前記第1の電圧の平均値と予め定められた電圧閾値とを比較し、前記第1の電圧の平均値が前記電圧閾値未満である場合には前記第1の電圧を上げる。
本発明の他の態様に係る光受信パワーモニタ回路の制御方法は、光受光素子によって連続的に受信された光信号の強度に応じた第1の電流を生成するステップと、前記第1の電流に応じた第2の電流を生成する電流変換ステップと、前記第2の電流を、前記第2の電流に応じた第1の電圧に変換する電流電圧変換ステップと、を有し、前記電流電圧変換ステップにおいて、前記第2の電流と予め定められた電流閾値とを比較し、前記第2の電流が前記電流閾値より大きい場合には前記第2の電流を低下させる。
本発明によれば、光受光素子の増倍率の低下があった場合でも一定のモニタ出力を確保することができる光受信パワーモニタ回路、光送受信器、及び光受信パワーモニタ回路の制御方法を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る光受信パワーモニタ回路の概略的な構成を示す回路図である。 (a)から(f)は、実施の形態1に係る光受信パワーモニタ回路の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態1に係る光受信パワーモニタ回路の動作を示すフローチャートである。 比較例に係る光受信パワーモニタ回路の概略的な構成を示す回路図である。 (a)から(f)は、比較例に係る光受信パワーモニタ回路の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2に係る光受信パワーモニタ回路の概略的な構成を示す回路図である。 (a)から(e)は、実施の形態2に係る光受信パワーモニタ回路の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態2に係る光受信パワーモニタ回路の動作を示すフローチャートである。
《1》実施の形態1
《1−1》実施の形態1の構成
以下、本発明の実施の形態1に係る光受信パワーモニタ回路100について図を参照しながら説明する。実施の形態1に係る光受信パワーモニタ回路100は、例えば、上記背景技術として説明したものと同様のPONシステムにおける光通信装置である局側光回線終端装置(OLT)の光送受信器に備えられ、受信した光信号の光受信パワーをモニタするための回路である。なお、以下で説明する光受信パワーモニタ回路100は、光受信パワーモニタ回路100の制御方法の発明として捉えることも可能である。
図1は、本発明の実施の形態1に係る光受信パワーモニタ回路100の概略的な構成を示す回路図である。図1に示されるように、実施の形態1に係る光受信パワーモニタ回路100は、光受光素子10と、電流変換部としてのカレントミラー回路20と、電流電圧変換部としての電流電圧変換回路(抵抗器30及びMOSトランジスタ40を含む)と、制御部としての平均値検出回路50とを有する。光受信パワーモニタ回路100は、サンプルホールド回路60と、AD(Analog to Digital)コンバータ70と、マイコン(マイクロコンピュータ)80とを有していてもよい。マイコン80は、CPU(中央演算装置)とメモリとこれらの周辺回路とを、LSI(集積回路)チップに集積した回路である。また、図1において、Reset信号及びRSSI(Received Signal Strength Indicator)トリガ信号は、平均値検出回路50を制御するための制御信号である。実施の形態1に係る光受信パワーモニタ回路100は、電流電圧変換回路がMOSトランジスタ40を含む点、及び、MOSトランジスタ40の動作を制御する平均値検出回路50を有する点において、従来の光受信パワーモニタ回路と相違する。
光受光素子10は、加入者側光回線終端装置(ONU)からバースト通信方式で送信されたバースト光信号λaを受信し、受信したバースト光信号λaの光受信パワー(すなわち、光信号レベル)に応じた電流(第1の電流)Iaを生成する。実施の形態1における光受光素子10は、例えば、フォトダイオードである。フォトダイオードとしては、アバランシェフォトダイオード(APD:Avalanche Photo Diode)が好適である。APDは、アバランシェ増倍と呼ばれる現象(半導体原子の衝突連鎖によって、移動する電子が爆発的に増える現象)を利用して受光感度を上昇させたフォトダイオードである。
カレントミラー回路20は、光受光素子10で生成された電流Iaを受け取り、受け取った電流Iaの値に応じたモニタ電流(第2の電流)Ibを生成する。カレントミラー回路20は、2以上のバイポーラトランジスタが並列に接続された構成を有しており、入力部に流れる電流に比例したモニタ電流を出力部から出力する電流変換回路(電流変換部)である。なお、図において、Vapdは、電源電圧を示す。
カレントミラー回路20によって生成されたモニタ電流Ibは、抵抗器30とMOSトランジスタ40とを含む電流電圧変換回路によってモニタ電流Ibの値に応じたモニタ電圧(第1の電圧)Vaに変換される。図1に示されるように、MOSトランジスタ(MOSFET:Metal−Oxide−Semiconductor Field−Effect Transistor)40は、抵抗器30に並列に接続されており、平均値検出回路50によってON状態(ON抵抗)又はOFF状態(OFF抵抗)に切り替えられる。
MOSトランジスタ40がON状態に制御(ON動作)されるときは、ON状態のMOSトランジスタ40の抵抗値(ON抵抗)と抵抗器30の抵抗値との合成抵抗値は、抵抗器30の抵抗値よりも小さい値になる。一方、MOSトランジスタ40がOFF状態に制御(OFF動作)されるときは、OFF状態のMOSトランジスタ40の抵抗値と抵抗器30の抵抗値との合成抵抗値は、抵抗器30の抵抗値と同じとなる。したがって、MOSトランジスタ40がON状態に制御されることにより、MOSトランジスタ40と抵抗器30との合成抵抗値を調整する(下げる)ことができ、モニタ電流Ibから変換されるモニタ電圧Vaの値を調整する(下げる)ことができる。また、MOSトランジスタ40がOFF状態に制御されることにより、MOSトランジスタ40と抵抗器30との合成抵抗値を調整する(上げる)ことができ、モニタ電流Ibから変換されるモニタ電圧Vaの値を調整する(上げる)ことができる。なお、MOSトランジスタ40は、他の種類の電界効果トランジスタであってもよい。また、MOSトランジスタ40に代えて、抵抗値を変更可能な他の回路を用いることも可能である。
平均値検出回路50は、抵抗器30とMOSトランジスタ40とを含む電流電圧変換回路によって変換されたモニタ電圧Vaの予め定められた期間における平均値を検出し、検出結果であるモニタ電圧(望ましくは平均値)Vaと電圧閾値Vtとを比較し、この比較の結果に基づいてMOSトランジスタ40の制御(ON制御又はOFF制御)を決定し、モニタ電流Ibをモニタ電圧Vaに変換する電流電圧変換回路における合成抵抗値を調整する。電圧閾値Vtは、平均値検出回路50に予め記憶されている。以下、平均値検出回路50による制御の詳細について説明する。
まず、平均値検出回路50は、Reset信号が入力されたタイミングでMOSトランジスタ40をON状態(ON抵抗)に制御する。続いて、平均値検出回路50は、RSSIトリガ信号が入力されたタイミングでモニタ電圧Vaと電圧閾値Vtを比較し、モニタ電圧Vaが電圧閾値Vt未満を示している場合(Va<Vt)には、MOSトランジスタ40がOFF状態(OFF抵抗)になり、モニタ電圧Vaが電圧閾値Vt以上の値を示している場合(Va≧Vt)には、MOSトランジスタ40がON状態(ON抵抗)になるように制御する。電圧閾値Vtは、光信号レベルが大きい光信号を連続的に受信する場合のモニタ電圧Vaである第2の電圧Va2と断続的に受信する場合のモニタ電圧Vaである第3の電圧Va3とをそれぞれ測定し、モニタ電圧Va2からモニタ電圧Va3までの範囲内の値で設定する。
モニタ電圧Vaは、サンプルホールド回路60に保持される。サンプルホールド回路60内にはコンデンサが配置されており、RSSIトリガ信号の立ち上がりのタイミングで、モニタ電圧Vaは、ADコンバータ70に入力される。ADコンバータ70は、サンプルホールド回路から入力されたモニタ電圧Vaをアナログ値からデジタル値に変換する。デジタル値に変換されたモニタ電圧Vaは、マイコン80に記録される。
図2(a)から(f)は、実施の形態1に係る光受信パワーモニタ回路100の動作を示すタイミングチャートである。図2(a)は受信したバースト光信号λaの光受信パワー[dBm]を示しており、図2(b)は光受光素子10で生成されるモニタ電流Ib[A]を示しており、図2(c)はReset信号[V]を示しており、図2(d)はRSSIトリガ信号[V]を示しており、図2(e)は抵抗器30とMOSトランジスタ40の合成抵抗値[Ω]を示しており、図2(f)はモニタ電圧Va[V]を示している。また、図2(b)における点線は、モニタ電流Ibの上限値及び下限値を示している。図2(f)における一点鎖線は、モニタ電圧Vaの電圧閾値Vtを示しており、点線は、モニタ電圧Vaの上限値を示している。
図2(a)から(f)の横軸には、時間(時間帯)TからTが示されている。図2(a)から(f)の時間TからTには、光受光素子10が、光信号レベルが大きい光信号を受信する場合が示されており、図2(a)から(f)の時間Tには、光受光素子10が、光信号レベルが小さい光信号を受信する場合が示されている。図2(a)から(f)に示されるように、光受光素子10が光信号を受信すると、光信号の光受信パワーに対応するモニタ電流Ibが生成される(図2(f)参照)。
図2(a)から(f)の時間Tには、光受光素子10が、光信号レベルが大きい光信号を断続的に受信する場合が示されている。図2(a)から(f)の時間Tに示されるように、光受光素子10が、光信号レベルが大きい光信号を断続的に受信する場合には、モニタ電圧Vaは低下せずに一定の電圧が確保されている。
図2(a)から(f)の時間TからTには、光受光素子10が、光信号レベルが大きい光信号を連続的に受信する場合が示されている。図2(a)から(f)の時間TからTに示されるように、光受光素子10が、光信号レベルが大きい光信号を連続的に受信する場合には、光受光素子10が発熱して光受光素子10の増倍率が低下することにより、時間Tの途中からモニタ電流Ibが低下している(図2(b)参照)。しかし、時間TからMOSトランジスタ40をOFF状態に制御することにより、抵抗器30とMOSトランジスタ40とを含む電流電圧変換回路の合成抵抗値を増加させ(図2(e)参照)、モニタ電流の低下分を補うことにより、モニタ電圧Vaを一定に保っている(図2(f)参照)。
図2(a)から(f)の時間Tに示されるように、光受光素子10が、光信号レベルが小さい光信号を受信する場合には、光受光素子10の増倍率の低下は発生しないが、モニタ電圧Vaは電圧閾値Vt未満となるため、MOSトランジスタ40はOFF状態となる。この場合、マイコン80内に記録するフィッティング関数の決定時(例えば、フィッティング関数の係数の決定時)と実際の運用時(例えば、決定されたフィッティング関数による光受信パワーの算出時)の両方の場合で、MOSトランジスタ40はOFF状態となることから、光受信パワーのモニタ精度が低下することはない。
《1−2》実施の形態1の動作
図3は、実施の形態1に係る光受信パワーモニタ回路100の動作を示すフローチャートである。図3に示されるように、光受信パワーモニタ回路100の動作の開始後に、ステップS1において、光受信パワーモニタ回路100の光受光素子10によってバースト光信号λaが受信され、受信したバースト光信号λaの光受信パワーに応じた電流Iaが生成される。ステップS2では、光受光素子10によって生成された電流Iaに応じたモニタ電流Ibが生成される。ステップS3では、生成されたモニタ電流Ibが、抵抗器30とMOSトランジスタ40とを含む電流電圧変換回路によってモニタ電圧Vaに変換される。
ステップS4では、平均値検出回路50によってモニタ電圧Vaと電圧閾値Vtとが比較される。モニタ電圧Vaが電圧閾値Vt未満である場合には(ステップS4においてYES)、処理はステップS5に進み、平均値検出回路50はMOSトランジスタ40をOFF状態になるように制御する。モニタ電圧Vaが電圧閾値Vt以上の場合には(ステップS4においてNO)、処理はステップS6に進み、平均値検出回路50はMOSトランジスタ40がON状態を維持するように制御する。
その後、処理はステップS7に進み、モニタ電圧Vaがサンプルホールド回路60に保持される。ステップS8では、ADコンバータ70にて、サンプルホールド回路60から入力されたモニタ電圧Vaがアナログ値からデジタル値に変換される。ステップS9では、デジタル値に変換されたモニタ電圧Vaが、マイコン80に記録される。以上に説明した実施の形態1に係る光受信パワーモニタ回路100の動作は、RSSIトリガ信号の入力に同期して(例えば、周期的に)繰り返される。
《1−3》比較例との対比
図4は、比較例に係る光受信パワーモニタ回路101の概略的な構成を示す回路図である。図4において、図1に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図1に示される符号と同じ符号が付される。図4に示されるように、比較例に係る光受信パワーモニタ回路101は、実施の形態1に係るパワーモニタ回路とは異なり、MOSトランジスタ40及び平均値検出回路50を有していない。比較例に係る光受信パワーモニタ回路101は、モニタ電流Ibをモニタ電圧Vaに変換する抵抗値は一定であるため、光受光素子10の増倍率低下によるモニタ電流Ibの差分を抵抗値の補正により補償(調整)することができない。
図5(a)から(f)は、比較例に係る光受信パワーモニタ回路101の動作を示すタイミングチャートである。図5(a)は光受信パワー[dBm]を示しており、図5(b)は光受光素子10で生成されるモニタ電流Ib[A]を示しており、図5(c)はサンプルホールド回路60に入力されるReset信号[V]を示しており、図5(d)はRSSIトリガ信号[V]を示しており、図5(e)は抵抗器30の抵抗を示しており、図5(f)はモニタ電圧Va[V]を示している。図5(a)から(f)の横軸には時間TからTが示されている。図5(a)から(f)に示されるように、光受光素子10が光信号を受信すると、光受光素子10が受信した光信号の光受信パワーに対応するモニタ電流が生成される(図5(f)参照)。
図5(a)から(f)の時間TからTには、光受光素子10が、光信号レベルが大きい光信号を連続的に受信する場合が示されている。図5(a)から(f)の時間TからTに示されるように、比較例に係る光受信パワーモニタ回路101では、時間Tの途中からモニタ電流Ibが低下し(図5(b)参照)、それに伴いモニタ電圧Vaが低下している(図5(f)参照)。このように、光受光素子10が、光信号レベルが大きい光信号を連続的に受信する場合には、光受光素子10の増倍率が低下することによりモニタ電流Ibが低下し、一定のモニタ電圧Vaを確保することができない。したがって、比較例に係る光受信パワーモニタ回路101の回路構成の場合、光信号レベルが大きい光信号を連続的に受信する場合と断続的に受信する場合とで生じるモニタ電流Ibの差を、抵抗値の制御で補正することはできず、モニタ電圧Vaに差分が生じ、モニタ出力の精度が低下する。
《1−4》実施の形態1の効果
図4及び図5に示される比較例の光受信パワーモニタ回路101とは異なり、実施の形態1に係る光受信パワーモニタ回路100によれば、モニタ電流Ibをモニタ電圧Vaに変換する抵抗器30と並列して接続されたMOSトランジスタ40を有し、平均値検出回路50によりモニタ電圧Vaを検出し、モニタ電圧Vaと予め定められた電圧閾値Vtとを比較し、この比較の結果に基づいてモニタ電流Ibをモニタ電圧Vaに変換するための合成抵抗値を制御する。これにより、実施の形態1に係る光受信パワーモニタ回路100によれば、光信号レベルが大きい光信号を連続的に受信する場合と光信号レベルが大きい光信号を断続的に受信する場合とで生じるモニタ電流Ibの差分を、MOSトランジスタ40の抵抗値の制御(MOSトランジスタ40のON又はOFF)で補償し、出力されるモニタ電圧Vaを一定にすることが可能となる。したがって、光信号レベルが大きい光信号を連続的に受信するか、断続的に受信するかによらず、一定のモニタ出力を生成することができる光受信パワーモニタ回路100を提供することができる。
《2》実施の形態2
《2−1》実施の形態2の構成
以下、本発明の実施の形態2に係る光受信パワーモニタ回路200を図に基づいて説明する。実施の形態2に係る光受信パワーモニタ回路200は、例えば、上記背景技術として説明したものと同様のPONシステムにおける光通信装置であるOLTの光送受信器に備えられ、受信した光信号の光受信パワーをモニタするための回路である。なお、以下で説明する光受信パワーモニタ回路200は、光受信パワーモニタ回路200の制御方法の発明として捉えることも可能である。図6は、本発明の実施の形態2に係る光受信パワーモニタ回路200の概略的な構成を示す回路図である。図6において、図1(実施の形態1)に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図1に示される符号と同じ符号が付される。
図6に示されるように、実施の形態2に係る光受信パワーモニタ回路200は、光受光素子10と、カレントミラー回路20と、抵抗器30と、平均値検出回路50aと、サンプルホールド回路60と、ADコンバータ70と、マイコン80と、ダイオード90と、ダイオード駆動プリアンプ91とを有する。ダイオード90とダイオード駆動プリアンプ91とは、抵抗器30に流れる電流を調整する調整回路を構成する。実施の形態2に係る光受信パワーモニタ回路200は、平均値検出回路50a、ダイオード90、及びダイオード駆動プリアンプ91を有する点、並びに、MOSトランジスタ40を有しない点において、実施の形態1に係る光受信パワーモニタ回路100と異なる。
実施の形態1に係る光受信パワーモニタ回路100は、光受信パワーに応じてモニタ電流Ibをモニタ電圧Vaに変換するための合成抵抗値を制御していたが、実施の形態2に係る光受信パワーモニタ回路200では、光受信パワーに応じてダイオード90に流れる電流を制御することで、抵抗器30に流れる電流によって決まるモニタ電圧Vaを補正する。
具体的には、平均値検出回路50aは、電流閾値Itを記録する記憶部を有し、RSSIトリガ信号が入力したタイミングでモニタ電流Ibと電流閾値Itとを比較し、光受信パワーが低く、モニタ電流Ibが電流閾値It以下の場合(Ib≦It)には、ダイオード90には電流を流さないように、ダイオード駆動プリアンプ91を制御する。平均値検出回路50aは、光受信パワーが高く、モニタ電流Ibが電流閾値Itより大きい場合(Ib>It)には、ダイオード駆動プリアンプ91の出力バイアスを低下させ、ダイオード90をON状態とすることによりダイオード90に電流を流し、抵抗器30に流れるモニタ電流Ibを低くする。但し、平均値検出回路50aは、光受信パワーが大きいが、増倍率低下によりモニタ電流Ibが下がっている場合には、ダイオード90には電流を流さないように、ダイオード駆動プリアンプ91を制御する。
図7(a)から(e)は、実施の形態2に係る光受信パワーモニタ回路200の動作を示すタイミングチャートである。図7(a)は受信したバースト光信号λaの光受信パワー[dBm]を示しており、図7(b)は光受光素子10で生成されるモニタ電流Ib[A]を示しており、図7(c)はReset信号[V]を示しており、図7(d)はRSSIトリガ信号[V]を示しており、図7(e)はモニタ電圧Va[V]を示している。また、図7(b)における一点鎖線は、モニタ電流Ibの電流閾値Itを示しており、点線は、モニタ電流Ibの下限値を示している。図7(e)における一点鎖線は、モニタ電圧Vaの下限値を示しており、点線は、モニタ電圧Vaの上限値を示している。
図7(a)から(e)の横軸には、時間(時間帯)TからTが示されている。図7(a)から(e)の時間TからTには、光受光素子10が、光信号レベルが大きい光信号を受信する場合が示されており、図7(a)から(e)の時間Tには、光受光素子10が、光信号レベルが小さい光信号を受信する場合が示されている。図7(a)から(e)に示されるように、光受光素子10が光信号を受信すると、光信号の光受信パワーに対応するモニタ電流Ibが生成される(図7(e)参照)。
図7(a)から(e)の時間Tには、光受光素子10が、光信号レベルが大きい光信号を断続的に受信する場合が示されている。実施の形態1で説明したように、光受光素子10が、光信号レベルが大きい光信号を断続的に受信する場合には、増倍率低下によるモニタ電流Ibの低下は発生しない(図2の時間T参照)。しかし、実施の形態2に係る光受信パワーモニタ回路200においては、時間Tは、光受信パワーが高く、モニタ電流Ibが電流閾値Itより大きい場合(Ib>It)であるため、平均値検出回路50aは、ダイオード駆動プリアンプ91の出力バイアスを低下させ、ダイオード90をON状態とすることによりダイオード90に電流を流し、抵抗器30に流れるモニタ電流Ibを低く調整する。したがって、モニタ電圧Vaは低い値で安定する(図7(e)参照)。
図7(a)から(e)の時間TからTには、光受光素子10が、光信号レベルが大きい光信号を連続的に受信する場合が示されている。図7(a)から(e)の時間TからTに示されるように、光受光素子10が、光信号レベルが大きい光信号を連続的に受信する場合には、光受光素子10の増倍率が低下することによりモニタ電流Ibが低下している(図7(b)参照)。この場合には、平均値検出回路50aは、ダイオード90に電流を流さずに、モニタ電流Ibが低い値を取るように調整する。したがって、モニタ電圧Vaは低い値で安定する(図7(e)参照)。
《2−2》実施の形態2の動作
図8は、実施の形態2に係る光受信パワーモニタ回路200の動作を示すフローチャートである。図8に示されるように、光受信パワーモニタ回路200の動作の開始後に、ステップS11において、光受信パワーモニタ回路200の光受光素子10によってバースト光信号λaが受信される。ステップS12では、光受光素子10によって受信したバースト光信号λaの光受信パワーに応じたモニタ電流Ibが生成される。
ステップS13では、平均値検出回路50aによってモニタ電流Ibと電流閾値Itとが比較される。モニタ電流Ibが電流閾値Itより大きい場合には(ステップS13においてYES)、処理はステップS14に進み、ダイオード駆動プリアンプ91の出力バイアスを低下させ、ダイオード90をON状態とすることによりダイオード90に電流を流し、モニタ電流Ibを低く調整する。モニタ電流Ibが電流閾値It以下である場合には(ステップS13においてNO)、処理はステップS15に進み、平均値検出回路50aは、ダイオード駆動プリアンプ91を駆動させず、ダイオード90に電流は流さない。
その後、処理はステップS16に進み、モニタ電圧Vaがサンプルホールド回路60に保持される。ステップS17では、ADコンバータ70にて、サンプルホールド回路60から入力されたモニタ電圧Vaがアナログ値からデジタル値に変換される。ステップS18では、デジタル値に変換されたモニタ電圧Vaがマイコン80に記録される。以上に説明した実施の形態2に係る光受信パワーモニタ回路200の動作は、RSSIトリガ信号の入力に同期して(例えば、周期的に)繰り返される。
《2−3》実施の形態2の効果
以上のように、実施の形態2に係る光受信パワーモニタ回路200によれば、ダイオード90及びダイオード駆動プリアンプ91を有し、光受信パワーに応じてダイオード90に流す電流を制御することでモニタ電圧Vaが一定の値を取るように制御する。これにより、光信号レベルが大きい光信号を連続的に受信するか、断続的に受信するかによらず、一定のモニタ出力を実現する光受信パワーモニタ回路200を提供することができる。
10 光受光素子、 20 カレントミラー回路(電流変換部)、 30 抵抗器、 40 MOSトランジスタ、 50,50a 平均値検出回路(制御部)、 60 サンプルホールド回路、 70 ADコンバータ、 80 マイコン、 90 ダイオード、 91 ダイオード駆動プリアンプ(ダイオード駆動回路)、 100,101,200 光受信パワーモニタ回路。

Claims (16)

  1. 連続的に受信された光信号の強度に応じた第1の電流を生成する光受光素子と、
    前記第1の電流に応じた第2の電流を生成する電流変換部と、
    前記第2の電流を、前記第2の電流に応じた第1の電圧に変換する電流電圧変換部と、
    前記第1の電圧に基づいて前記電流電圧変換部を制御する制御部と
    を有し、
    前記制御部は、前記第1の電圧の平均値と予め定められた電圧閾値とを比較し、前記第1の電圧の平均値が前記電圧閾値未満である場合には前記第1の電圧を上げるように前記電流電圧変換部を制御する
    光受信パワーモニタ回路。
  2. 連続的に受信された光信号の強度に応じた第1の電流を生成する光受光素子と、
    前記第1の電流に応じた第2の電流を生成する電流変換部と、
    前記第2の電流を、前記第2の電流に応じた第1の電圧に変換する電流電圧変換部と、
    前記第1の電圧に基づいて前記電流電圧変換部を制御する制御部と
    を有し、
    前記電流電圧変換部は、抵抗器と、前記抵抗器に並列に接続された電界効果トランジスタとを有し、
    前記制御部は、前記第1の電圧と予め定められた電圧閾値とを比較し、前記第1の電圧が前記電圧閾値未満である場合には前記電界効果トランジスタをOFF動作するように制御し、前記第1の電圧が前記電圧閾値以上である場合には前記電界効果トランジスタをON動作するように制御する
    光受信パワーモニタ回路。
  3. 前記電界効果トランジスタは、MOSトランジスタである
    請求項に記載の光受信パワーモニタ回路。
  4. 前記電圧閾値は、前記制御部に予め記憶されている
    請求項1からのいずれか1項に記載の光受信パワーモニタ回路。
  5. 連続的に受信された光信号の強度に応じた第1の電流を生成する光受光素子と、
    前記第1の電流に応じた第2の電流を生成する電流変換部と、
    前記第2の電流を、前記第2の電流に応じた第1の電圧に変換する電流電圧変換部と、
    前記第2の電流に基づいて前記電流電圧変換部を制御する制御部と
    を有し、
    前記制御部は、前記第2の電流と予め定められた電流閾値とを比較し、前記第2の電流が前記電流閾値より大きい場合には前記第2の電流を低下させるように前記電流電圧変換部を制御する
    光受信パワーモニタ回路。
  6. 前記電流電圧変換部は、抵抗器と、前記抵抗器に流れる電流値を調整する調整回路とを有し、
    前記制御部による前記電流電圧変換部の前記制御は、前記抵抗器に流す電流値を下げる制御である
    請求項に記載の光受信パワーモニタ回路。
  7. 前記調整回路は、
    ダイオードと、
    前記第2の電流が前記電流閾値以上である場合に前記ダイオードに前記第2の電流の一部を流すダイオード駆動回路と
    を有する請求項に記載の光受信パワーモニタ回路。
  8. 前記電流閾値は、前記制御部に予め記憶されている
    請求項からのいずれか1項に記載の光受信パワーモニタ回路。
  9. 前記電流変換部は、カレントミラー回路を有する
    請求項1からのいずれか1項に記載の光受信パワーモニタ回路。
  10. 前記光受光素子は、アバランシェフォトダイオードである
    請求項1からのいずれか1項に記載の光受信パワーモニタ回路。
  11. 前記第1の電圧を保持するサンプルホールド回路と、
    前記サンプルホールド回路に保持された前記第1の電圧をアナログ値からデジタル値に変換するADコンバータと、
    前記デジタル値に変換された前記第1の電圧を記録するマイコンと
    を更に有する請求項1から10のいずれか1項に記載の光受信パワーモニタ回路。
  12. 前記光信号は、バースト通信方式により受信される請求項1から11のいずれか1項に記載の光受信パワーモニタ回路。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の光受信パワーモニタ回路を有する光送受信器。
  14. 光受光素子によって連続的に受信された光信号の強度に応じた第1の電流を生成するステップと、
    前記第1の電流に応じた第2の電流を生成する電流変換ステップと、
    前記第2の電流を、前記第2の電流に応じた第1の電圧に変換する電流電圧変換ステップと、
    を有し、
    前記電流電圧変換ステップにおいて、前記第1の電圧の平均値と予め定められた電圧閾値とを比較し、前記第1の電圧の平均値が前記電圧閾値未満である場合には前記第1の電圧を上げる
    光受信パワーモニタ回路の制御方法。
  15. 抵抗器と、前記抵抗器に並列に接続された電界効果トランジスタとを有する光受信パワーモニタ回路の制御方法であって、
    光受光素子によって連続的に受信された光信号の強度に応じた第1の電流を生成するステップと、
    前記第1の電流に応じた第2の電流を生成する電流変換ステップと、
    前記第2の電流を、前記第2の電流に応じた第1の電圧に変換する電流電圧変換ステップと、
    を有し、
    前記電流電圧変換ステップにおいて、前記第1の電圧と予め定められた電圧閾値とを比較し、前記第1の電圧が前記電圧閾値未満である場合には前記電界効果トランジスタをOFF動作するように制御し、前記第1の電圧が前記電圧閾値以上である場合には前記電界効果トランジスタをON動作するように制御する
    光受信パワーモニタ回路の制御方法。
  16. 光受光素子によって連続的に受信された光信号の強度に応じた第1の電流を生成するステップと、
    前記第1の電流に応じた第2の電流を生成する電流変換ステップと、
    前記第2の電流を、前記第2の電流に応じた第1の電圧に変換する電流電圧変換ステップと、
    を有し、
    前記電流電圧変換ステップにおいて、前記第2の電流と予め定められた電流閾値とを比較し、前記第2の電流が前記電流閾値より大きい場合には前記第2の電流を低下させる
    光受信パワーモニタ回路の制御方法。
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