JP6932255B2 - 光送受信装置、光通信装置、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

光送受信装置、光通信装置、制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、光送受信装置、光通信装置、制御方法、及び制御プログラムに関する。
光通信システムであるPON(Passive Optical Network)システムが、知られている。PONシステムは、通信事業者局舎に設置される光通信装置(「親局装置」とも言う)と、加入者側に設置される複数の光通信装置(「子局装置」とも言う)とを含む。親局装置は、OLT(Optical Line Termination)と言う。子局装置は、ONU(Optical Network Unit)と言う。
ここで、信号レベルなどを調整するPONシステムが提案されている(特許文献1を参照)。例えば、ONUは、疑似ランダム信号を生成する。ONUは、疑似ランダム信号をOLTに送信する。OLTは、疑似ランダム信号に基づいてビットエラーレートを測定する。OLTは、ビットエラーレートに基づいて、光信号出力レベルの調整をONUに指示する。ONUは、光信号出力レベルを調整する。また、OLTは、疑似ランダム信号を生成する。OLTは、疑似ランダム信号をONUに送信する。ONUは、疑似ランダム信号に基づいてビットエラーレートを測定する。ONUは、ビットエラーレートをOLTに送信する。OLTは、ビットエラーレートに基づいて、APD(Avalanche Photo−Diode)印加電圧の調整をONUに指示する。ONUは、指示に基づいて電圧を調整する。
特開2013−207701号公報
特許文献1では、疑似ランダム信号を生成するための構成を装置内に設けなければならないので、装置内の構成が複雑になる。
本発明の目的は、装置構成を簡易にし、送信信号光の強度と受信信号光の強度とを調整して、PONシステム全体として消費電力を低減することである。
本発明の一態様に係る光送受信装置が提供される。光送受信装置は、親局装置が有する装置である。光送受信装置は、発光素子駆動電流に応じた強度の送信信号光を送信する発光素子と、前記発光素子駆動電流を出力する発光素子駆動部と、受信信号光を受信し、印加される受光素子電圧と前記受信信号光とに基づいて発生した発生電流を出力する受光素子と、前記受光素子電圧を印加する受光素子印加電圧部と、制御部と、を有する。前記制御部は、前記発生電流の電流値と前記発生電流に基づく電圧値とを用いて、前記受信信号光の強度を示す受信電力値を算出し、前記受信電力値を予め決められた範囲内の値に調整し、前記受光素子電圧の電圧値と、前記受光素子電圧に対応する前記発光素子駆動電流の電流値との関係を示す情報である第1の関係情報を用いて、調整後の前記受信電力値に基づく前記受光素子電圧の電圧値から前記発光素子駆動部に出力させる前記発光素子駆動電流の電流値を決定する。
本発明によれば、装置構成を簡易にし、送信信号光の強度と受信信号光の強度とを調整して、PONシステム全体として消費電力を低減できる。
実施の形態1の光通信システムを示す図である。 実施の形態1の光送受信装置が有するハードウェアの構成を示す図である。 実施の形態1のOLTが有する光送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態1のパラメータテーブルの例を示す図である。 実施の形態1のOLTが有する光送受信装置が実行する処理を示すフローチャート(その1)である。 実施の形態1のOLTが有する光送受信装置が実行する処理を示すフローチャート(その2)である。 実施の形態2のONUが有する光送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態2のONUが有する光送受信装置が実行する処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら実施の形態を説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の光通信システムを示す図である。光通信システムは、OLT10とONU20_1,20_2,・・・,20_n(nは、3以上の整数)とを含む。OLT10とONU20_1,・・・,20_nとは、光スプリッタ30を介して接続する。また、OLT10と光スプリッタ30との間は、光ファイバで接続される。ONU20_1,・・・,20_nと光スプリッタ30との間は、光ファイバで接続される。ここで、ONU20_1,・・・,20_nを総称して、ONU20_i(iは、正の整数)と表現する。
このように、OLT10とONU20_iは、光スプリッタ30を介して、通信する。なお、OLT10は、親局装置とも言う。ONU20_iは、子局装置とも言う。
OLT10は、制御方法を実行する装置である。OLT10は、上位ネットワークに接続する。OLT10は、上位ネットワークから取得した情報(すなわち、電気信号)を光信号に変換して、当該光信号をONU20_iに送信することができる。
ONU20_1,・・・,20_nは、ユーザネットワーク21_1,21_2,・・・,21_nに接続する。ユーザネットワーク21_1,・・・,21_nを総称して、ユーザネットワーク21_iと表現する。ユーザネットワーク21_iには、ユーザ端末が接続されている。図1では、ユーザ端末の図示を省略している。ONU20_iは、ユーザネットワーク21_i(すなわち、ユーザ端末)から取得した電気信号を光信号に変換し、当該光信号をOLT10に送信することができる。
ここで、OLT10は、光送受信装置100を有する。例えば、光送受信装置100は、光トランシーバである。また、OLT10又は光送受信装置100は、制御方法を実行する装置である。
また、ONU20_iは、光送受信装置を有する。例えば、当該光送受信装置は、光トランシーバである。
次に、光送受信装置100の主なハードウェアの構成について説明する。
図2は、実施の形態1の光送受信装置が有するハードウェアの構成を示す図である。光送受信装置100は、プロセッサ101、揮発性記憶装置102、及び不揮発性記憶装置103を有する。
プロセッサ101は、光送受信装置100全体を制御する。例えば、プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)、又はFPGA(Field Programmable Gate Array)などである。プロセッサ101は、マルチプロセッサでもよい。光送受信装置100は、処理回路によって実現されてもよく、又は、ソフトウェア、ファームウェア若しくはそれらの組み合わせによって実現されてもよい。なお、処理回路は、単一回路又は複合回路でもよい。
揮発性記憶装置102は、光送受信装置100の主記憶装置である。例えば、揮発性記憶装置102は、RAM(Random Access Memory)である。不揮発性記憶装置103は、光送受信装置100の補助記憶装置である。例えば、不揮発性記憶装置103は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)である。
OLT10、ONU20_i、及びONU20_iが有する光送受信装置は、光送受信装置100と同様に、プロセッサ、揮発性記憶装置、及び不揮発性記憶装置を有する。
図3は、実施の形態1のOLTが有する光送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。光送受信装置100は、記憶部110、光モジュール部120、制御部130、発光素子駆動部140、受光素子印加電圧部150、電流モニタ部160、変換部170、及びバーストホールド部180を有する。光モジュール部120は、波長分離部121、発光素子122、及び受光素子123を有する。
記憶部110は、揮発性記憶装置102又は不揮発性記憶装置103に確保した記憶領域として実現される。
光モジュール部120、波長分離部121、発光素子122、受光素子123、制御部130、発光素子駆動部140、受光素子印加電圧部150、電流モニタ部160、変換部170、及びバーストホールド部180の一部又は全部は、プロセッサ101によって実現してもよい。光モジュール部120、波長分離部121、発光素子122、受光素子123、制御部130、発光素子駆動部140、受光素子印加電圧部150、電流モニタ部160、変換部170、及びバーストホールド部180の一部又は全部は、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。当該プログラムは、制御プログラムとも言う。
記憶部110は、パラメータテーブルを記憶する。パラメータテーブルについては、図4で説明する。
波長分離部121は、光送受信装置100からONU20_iに送信される光信号(すなわち、送信信号光D1)の波長と、ONU20_iから受信される光信号(すなわち、受信信号光D2)の波長とを分離する。
発光素子122は、発光素子駆動部140から出力された発光素子駆動電流C3に基づいて発光、又は消光する。例えば、発光素子122内の半導体レーザ(EML:Electro−absorption Modulator Laser)は、発光素子駆動電流C3に基づいて発光する。発光素子122には、発光素子駆動電圧C4が印加される。例えば、発光素子122内の光変調器は、発光素子駆動電圧C4に基づいて、変調光を生成する。
また、発光素子122は、電気信号を光信号に変換する。発光素子122は、発光素子駆動電流C3に応じた強度(すなわち、送信光レベル)の送信信号光D1(すなわち、光信号)を送信する。
受光素子123は、受信信号光D2を受信する。受光素子123には、受光素子電圧A2が印加される。受光素子123は、印加される受光素子電圧A2と受信信号光D2とに基づいて発生した電流B1を出力する。電流B1は、発生電流とも言う。また、受光素子123は、光信号を電気信号に変換することができる。
制御部130は、ホスト11との間でデータを送受信する。例えば、ホスト11は、OLT10が有するMACチップである。例えば、制御部130は、発光素子駆動部140、発光素子122、及び波長分離部121を介して、ホスト11から受信したデータをONU20_iに送信する。
制御部130は、電流B1の電流値と、電流B1に基づくモニタ電圧値B4とを用いて受信電力値を算出する。
制御部130は、受信電力値を予め決められた範囲内の値に調整する。また、制御部130は、光送受信装置100の消費電力を下げるために予め設定されている範囲内の値に受信電力値を調整すると表現してもよい。調整後の受信電力値は、初期調整時に設定された受光素子電圧A2及び発光素子駆動電流C3に基づく電力値以下になる。すなわち、制御部130は、受信電力値を調整することで、光送受信装置100の消費電力を下げることができる。なお、初期調整時とは、光送受信装置100がどのONUとも接続状態になっていない状況で受光素子電圧A2及び発光素子駆動電流C3を調整したときである。
制御部130は、パラメータテーブルを用いて、調整後の受信電力値に基づく受光素子電圧A2の電圧値A1から発光素子駆動部140に出力させる発光素子駆動電流C3の電流値C1を決定する。
制御部130は、電流値C1を発光素子駆動部140に送信する。これにより、発光素子駆動部140は、電流値C1の発光素子駆動電流C3を発光素子122に出力する。制御部130は、電圧値C2を発光素子駆動部140に送信する。これにより、発光素子駆動部140は、電圧値C2の発光素子駆動電圧C4を発光素子122に印加する。
また、制御部130は、電圧値A1を受光素子印加電圧部150に送信する。これにより、受光素子印加電圧部150は、電圧値A1の受光素子電圧A2を受光素子123に印加する。
電流モニタ部160は、受信信号光D2(すなわち、光信号)と受光素子電圧A2とに基づいて発生した電流B1の電流値を計測することができる。電流モニタ部160は、計測した電流値のモニタ電流B2を変換部170に出力する。なお、受光素子123は、電流モニタ部160を介さずに、電流B1を変換部170に出力してもよい。
変換部170は、モニタ電流B2をモニタ電圧B3に変換する。例えば、変換部170は、インピーダンス変換によって、モニタ電流B2をモニタ電圧B3に変換する。変換部170は、バーストホールド部180にモニタ電圧B3を出力する。
バーストホールド部180は、制御部130がモニタ電圧B3のモニタ電圧値B4を読み取るまで、変換部170が出力したモニタ電圧B3を保持する。
図4は、実施の形態1のパラメータテーブルの例を示す図である。パラメータテーブル111は、記憶部110に格納される。パラメータテーブル111は、第1の関係情報とも言う。
パラメータテーブル111は、受信電力、受光素子電圧、及び発光素子駆動電流の項目を含む。受信電力の項目は、受信電力値を示す。受光素子電圧の項目は、受光素子電圧A2の電圧値を示す。発光素子駆動電流の項目は、発光素子駆動電流C3の電流値を示す。すなわち、パラメータテーブル111は、受光素子電圧A2の電圧値と、受光素子電圧A2に対応する発光素子駆動電流C3の電流値との関係を示す情報である。
なお、パラメータテーブル111は、受光素子電圧A2及び発光素子駆動電流C3の初期調整時に生成される。例えば、制御部130は、受信電力値を0.2dB刻みで下げたときの受光素子電圧A2の電圧値をパラメータテーブル111に登録する。また、制御部130は、発光素子122の送信電力を0.2dB刻みで下げたときの発光素子駆動電流C3の電流値をパラメータテーブル111に登録する。つまり、パラメータテーブル111では、送信電力及び受信電力の変化量が同レベルで管理される。そして、制御部130は、パラメータテーブル111に基づいて、受光素子電圧A2の電圧値から発光素子駆動電流C3の電流値を一意に特定する。
なお、パラメータテーブル111は、後述するように、受光素子電圧A2を下げた場合、発光素子駆動電流C3の電流値を下げることを示している。また、パラメータテーブル111は、受光素子電圧A2を上げた場合、発光素子駆動電流C3の電流値を上げることを示している。すなわち、パラメータテーブル111では、受光素子電圧A2の電圧値が大きい場合、発光素子駆動電流C3の電流値も大きい。パラメータテーブル111では、受光素子電圧A2の電圧値が小さい場合、発光素子駆動電流C3の電流値も小さい。
図5は、実施の形態1のOLTが有する光送受信装置が実行する処理を示すフローチャート(その1)である。なお、図5及び6は、図3を参照する。また、制御部130は、OLT10とONU20_iが通信可能な状態になった後、図5の処理を開始する。
(ステップS11)制御部130は、フラグがOFFであるか否かを判定する。フラグは、ステップS12以降の処理が実行されたか否かを示す情報である。言い換えれば、フラグは、OLT10と接続されたONUの台数が1台であるか、又は2台以上であるかを特定できる情報である。なお、フラグは、記憶部110に格納されている。
フラグがOFFの場合(ステップS11でYes)、制御部130は、処理をステップS12に進める。また、フラグがOFFの場合とは、OLT10と接続されたONUの台数が1台の場合である。すなわち、フラグがOFFの場合とは、OLT10が1つのONUと接続状態になった場合である。
フラグがONの場合(ステップS11でNo)、制御部130は、処理をステップS21に進める。また、フラグがONの場合とは、OLT10と接続されたONUの台数が2台以上の場合である。すなわち、フラグがONの場合とは、OLT10が2つ以上のONUと接続状態になった場合である。
(ステップS12)制御部130は、電流B1の電流値と、バーストホールド部180から取得したモニタ電圧値B4とに基づいて受信電力値を算出する。なお、制御部130は、電流B1の電流値を電流モニタ部160から取得してもよい。
(ステップS13)制御部130は、受信電力値と予め決められた閾値Th1とを比較する。例えば、閾値Th1は、最小受信感度の規定値である。なお、閾値Th1は、第1の閾値とも言う。
受信電力値が閾値Th1以下の場合(ステップS13でYes)、制御部130は、処理をステップS15に進める。受信電力値が閾値Th1よりも大きい場合(ステップS13でNo)、制御部130は、処理をステップS14に進める。
(ステップS14)制御部130は、受光素子電圧A2を下げるように、受光素子印加電圧部150に指示する。また、制御部130は、受光素子電圧A2を下げるための値を電圧値A1に設定し、設定した電圧値A1を当該指示に含める。なお、例えば、制御部130は、受光素子電圧A2を下げる際、一定値ずつ下げてもよい。
そして、受光素子印加電圧部150は、電圧値A1の受光素子電圧A2を受光素子123に印加する。
このように、受光素子電圧A2を下げることは、受光素子123の増倍率(すなわち、光電変換効率)が低下する。そして、受信電力値も、下がる。
そして、制御部130は、処理をステップS12に進める。
このように、制御部130は、受光素子電圧A2を下げる処理を必要回数行い、受信電力値を閾値Th1以下に調整する。
(ステップS15)制御部130は、受光素子電圧A2を調整したか否かを判定する。受光素子電圧A2を調整した場合(ステップS15でYes)、制御部130は、処理をステップS16に進める。なお、受光素子電圧A2を調整した場合とは、ステップS14が実行された場合である。
受光素子電圧A2を調整していない場合(ステップS15でNo)、制御部130は、処理をステップS17に進める。なお、受光素子電圧A2を調整していない場合とは、OLT10とONU20_iとの間の通信が最適の状態である。
(ステップS16)制御部130は、調整後の受信電力値に基づく受光素子電圧A2の電圧値(すなわち、受光素子123に印加している受光素子電圧A2の電圧値A1)と、パラメータテーブル111とに基づいて、発光素子駆動部140が出力している発光素子駆動電流C3の電流値よりも小さい電流値の発光素子駆動電流C3を発光素子駆動部140に出力させることを決定する。例えば、制御部130は、受光素子電圧A2の電圧値A1が“V2”の場合、パラメータテーブル111に基づいて、“I2”を特定する。そして、制御部130は、特定した電流値(すなわち、電流値C1)を発光素子駆動部140に送信する。制御部130は、特定した電流値(すなわち、電流値C1)を発光素子駆動部140に送信することで、発光素子駆動部140が出力する発光素子駆動電流C3を下げる。
上述したように、制御部130は、ステップS14を実行することで、受光素子電圧A2の電圧値を小さくする。制御部130は、パラメータテーブル111を参照し、小さくなった受光素子電圧A2の電圧値に対応する電流値を特定する。特定した電流値は、小さい値である。制御部130は、小さい値の電流値C1を発光素子駆動部140に送信することで、発光素子駆動部140が出力する発光素子駆動電流C3を下げることができる。
このように、制御部130は、パラメータテーブル111を用いて、発光素子駆動部140に出力させる発光素子駆動電流C3の電流値を下げる。
また、制御部130は、電圧値C2を発光素子駆動部140に送信する。例えば、電圧値C2は、受光素子電圧A2の電圧値と同じ値でもよい。
(ステップS17)制御部130は、フラグにONを設定する。
発光素子駆動部140は、制御部130から受信した電流値C1の発光素子駆動電流C3を発光素子122に出力する。
このように、光送受信装置100は、ステップS14を実行することで、電圧を下げることができる。そして、光送受信装置100は、ステップS16を実行することで、電流を下げることができる。よって、光送受信装置100は、OLT10の消費電力を抑制することができる。また、OLT10の消費電力を抑制することは、PONシステム全体として消費電力を低減できる。
また、光送受信装置100は、電圧と電流を下げることで、送信光レベルと受信光レベルを最適な状態にすることができる。すなわち、光送受信装置100は、OLT10とONU20_iとの間の通信状態を最適にすることができる。
図6は、実施の形態1のOLTが有する光送受信装置が実行する処理を示すフローチャート(その2)である。
(ステップS21)制御部130は、電流B1の電流値と、バーストホールド部180から取得したモニタ電圧値B4とに基づいて受信電力値を算出する。なお、制御部130は、電流B1の電流値を電流モニタ部160から取得してもよい。
(ステップS22)制御部130は、受信電力値と予め決められた閾値Th2とを比較する。また、例えば、閾値Th2は、最小受信感度の規定値である。なお、閾値Th2は、第2の閾値とも言う。
受信電力値が閾値Th2以上の場合(ステップS22でYes)、制御部130は、処理をステップS25に進める。受信電力値が閾値Th2よりも小さい場合(ステップS22でNo)、制御部130は、処理をステップS23に進める。
(ステップS23)制御部130は、受光素子電圧A2が初期値以上であるか否かを判定する。ここで、初期値は、記憶部110に格納されている。初期値は、予め決められた受光素子電圧A2の電圧値であると表現してもよい。また、初期値は、ステップS12が実行される前に受光素子電圧A2に設定されている電圧値であると表現してもよい。例えば、初期値は、一定の受信感度を満たすために、受光素子123の増倍率がある値になるように受光素子電圧A2を調整したときに決定される。
ここで、ステップS23は、制御部130が、初期値以上に受光素子電圧A2を上げないように制御するためのステップである。
ステップS23の条件を満たす場合(ステップS23でYes)、制御部130は、処理をステップS26に進める。ステップS23の条件を満たさない場合(ステップS23でNo)、制御部130は、処理をステップS24に進める。
(ステップS24)制御部130は、受光素子電圧A2を上げるように、受光素子印加電圧部150に指示する。また、制御部130は、受光素子電圧A2を上げるための値を電圧値A1に設定し、設定した電圧値A1を当該指示に含める。なお、例えば、制御部130は、受光素子電圧A2を上げる際、一定値ずつ上げてもよい。
そして、受光素子印加電圧部150は、電圧値A1の受光素子電圧A2を受光素子123に印加する。なお、制御部130は、受光素子印加電圧部150に指示する際、受光素子電圧A2が初期値を超えないようにする。すなわち、制御部130は、初期値以上に受光素子電圧A2を上げないように制御する。これにより、制御部130は、受光素子電圧A2が過剰な電圧を受光素子123に印加することを防ぐことができる。
このように、受光素子電圧A2を上げることは、受光素子123の増倍率(すなわち、光電変換効率)が上昇する。そして、受信電力値も、上がる。
そして、制御部130は、処理をステップS21に進める。
このように、制御部130は、受光素子電圧A2を上げる処理を必要回数行い、受信電力値を閾値Th2以上に調整する。
(ステップS25)制御部130は、受光素子電圧A2を調整したか否かを判定する。受光素子電圧A2を調整した場合(ステップS25でYes)、制御部130は、処理をステップS26に進める。
受光素子電圧を調整していない場合(ステップS25でNo)、制御部130は、処理を終了する。制御部130は、受光素子電圧を調整していない場合、OLT10とONU20_iとの間の通信が最適であるため、処理を終了する。
(ステップS26)制御部130は、調整後の受信電力値に基づく受光素子電圧A2の電圧値(すなわち、受光素子123に印加している受光素子電圧A2の電圧値A1)と、パラメータテーブル111とに基づいて、発光素子駆動部140が出力している発光素子駆動電流C3の電流値よりも大きい電流値の発光素子駆動電流C3を発光素子駆動部140に出力させることを決定する。例えば、制御部130は、パラメータテーブル111に基づいて、受光素子123に印加している受光素子電圧A2の電圧値A1に対応する発光素子駆動電流C3の電流値を特定する。そして、制御部130は、特定した電流値(すなわち、電流値C1)を発光素子駆動部140に送信する。制御部130は、特定した電流値(すなわち、電流値C1)を発光素子駆動部140に送信することで、発光素子駆動部140が出力する発光素子駆動電流C3を上げる。
上述したように、制御部130は、ステップS24を実行することで、受光素子電圧A2の電圧値を大きくする。制御部130は、パラメータテーブル111を参照し、大きくなった受光素子電圧A2の電圧値に対応する電流値を特定する。特定した電流値は、大きい値である。制御部130は、大きい値の電流値C1を発光素子駆動部140に送信することで、発光素子駆動部140が出力する発光素子駆動電流C3を上げることができる。
このように、制御部130は、パラメータテーブル111を用いて、発光素子駆動部140に出力させる発光素子駆動電流C3の電流値を上げる。
発光素子駆動部140は、制御部130から受信した電流値C1の発光素子駆動電流C3を発光素子122に出力する。
また、制御部130は、電圧値C2を発光素子駆動部140に送信する。例えば、電圧値C2は、受光素子電圧A2の電圧値と同じ値でもよい。
このように、光送受信装置100は、ステップS24を実行することで、電圧を上げることができる。そして、光送受信装置100は、ステップS26を実行することで、電流を上げることができる。光送受信装置100は、電圧と電流を上げることで、送信光レベルと受信光レベルを最適な状態にすることができる。すなわち、光送受信装置100は、OLT10とONU20_iとの間の通信状態を最適にすることができる。
また、光送受信装置100は、初期値以上に受光素子電圧A2を上げないことで、OLT10の消費電力を、初期値に基づくOLT10の消費電力以下に下げることができる。OLT10の消費電力を下げることは、PONシステム全体として消費電力を低減できる。すなわち、光送受信装置100は、送信信号光の強度と受信信号光の強度とを調整して、PONシステム全体として消費電力を低減できる。
ここで、OLT10又は光送受信装置100は、パラメータテーブル111を用いて、送信光レベルと受信光レベルを調整できる。そのため、OLT10又は光送受信装置100は、疑似ランダム信号を生成するための構成を装置内に設けなくて済む。すなわち、OLT10又は光送受信装置100は、装置構成を簡易にできる。
また、上述したように、OLT10又は光送受信装置100は、送信光レベル(すなわち、送信信号光D1の強度)と受信光レベル(すなわち、受信信号光D2の強度)とを調整して、PONシステム全体として消費電力を低減できる。
よって、実施の形態1は、装置構成を簡易にし、送信光レベルと受信光レベルとを調整して、PONシステム全体として消費電力を低減できる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2を説明する。実施の形態1と相違する事項を主に説明し、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。実施の形態2の説明では、図1,4を参照する。
実施の形態1では、OLTの制御について説明した。実施の形態2では、ONUの制御について説明する。
図7は、実施の形態2のONUが有する光送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。ONU20_iは、光送受信装置200_iを有する。ONU20_i又は光送受信装置200_iは、制御方法を実行する装置である。
光送受信装置200_iは、記憶部210、光モジュール部220、制御部230、発光素子駆動部240、受光素子印加電圧部250、電流モニタ部260、及び変換部270を有する。光モジュール部220は、波長分離部221、発光素子222、及び受光素子223を有する。
記憶部210は、光送受信装置200_iが有する揮発性記憶装置又は不揮発性記憶装置に確保した記憶領域として実現される。
光モジュール部220、波長分離部221、発光素子222、受光素子223、制御部230、発光素子駆動部240、受光素子印加電圧部250、電流モニタ部260、及び変換部270の一部又は全部は、光送受信装置200_iが有するプロセッサによって実現してもよい。光モジュール部220、波長分離部221、発光素子222、受光素子223、制御部230、発光素子駆動部240、受光素子印加電圧部250、電流モニタ部260、及び変換部270の一部又は全部は、光送受信装置200_iが有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。当該プログラムは、制御プログラムとも言う。
記憶部210は、パラメータテーブルを記憶する。例えば、記憶部210は、パラメータテーブル111と同様のテーブルを記憶する。すなわち、記憶部210に格納されているパラメータテーブルは、受光素子電圧E2の電圧値と、受光素子電圧E2に対応する発光素子駆動電流G3の電流値との関係を示す情報である。また、記憶部210に格納されているパラメータテーブルは、第2の関係情報とも言う。
なお、記憶部210が格納しているパラメータテーブルは、後述するように、受光素子電圧E2を下げた場合、発光素子駆動電流G3の電流値を下げることを示している。すなわち、記憶部210が格納しているパラメータテーブルでは、受光素子電圧E2の電圧値が小さい場合、発光素子駆動電流G3の電流値も小さい。
波長分離部221は、光送受信装置200_iからOLT10に送信される光信号(すなわち、送信信号光H1)の波長と、OLT10から受信される光信号(すなわち、受信信号光H2)の波長とを分離する。
発光素子222は、発光素子駆動部240から出力された発光素子駆動電流G3に基づいて発光、又は消光する。例えば、発光素子222内の半導体レーザは、発光素子駆動電流G3に基づいて発光する。発光素子222には、発光素子駆動電圧G4が印加される。例えば、発光素子122内の光変調器は、発光素子駆動電圧G4に基づいて、変調光を生成する。
また、発光素子222は、電気信号を光信号に変換する。発光素子222は、発光素子駆動電流G3に応じた強度(すなわち、送信光レベル)の送信信号光H1(すなわち、光信号)を送信する。
受光素子223は、受信信号光H2を受信する。受光素子223には、受光素子電圧E2が印加される。受光素子223は、印加される受光素子電圧E2と受信信号光H2とに基づいて発生した電流F1を出力する。電流F1は、発生電流とも言う。また、受光素子223は、光信号を電気信号に変換することができる。
制御部230は、ホスト22_iとの間でデータを送受信する。例えば、ホスト22_iは、MACチップである。また、ホスト22_iは、ユーザネットワーク20_iと通信することができる。
例えば、制御部230は、発光素子駆動部240、発光素子222、及び波長分離部221を介して、ホスト22_iから受信したデータをOLT10に送信する。
制御部230は、電流F1の電流値と、電流F1に基づくモニタ電圧値F3とを用いて受信電力値を算出する。
制御部230は、受信電力値を予め決められた範囲内の値に調整する。制御部230は、記憶部210に格納されているパラメータテーブルを用いて、調整後の受信電力値に基づく受光素子電圧E2の電圧値E1から発光素子駆動部240に出力させる発光素子駆動電流G3の電流値G1を決定する。
制御部230は、電流値G1を発光素子駆動部240に送信する。これにより、発光素子駆動部240は、電流値G1の発光素子駆動電流G3を発光素子222に出力する。制御部230は、電圧値G2を発光素子駆動部240に送信する。これにより、発光素子駆動部240は、電圧値G2の発光素子駆動電圧G4を発光素子222に印加する。
また、制御部230は、電圧値E1を受光素子印加電圧部250に送信する。これにより、受光素子印加電圧部250は、電圧値E1の受光素子電圧E2を受光素子223に印加する。
電流モニタ部260は、受信信号光H2(すなわち、光信号)と受光素子電圧E2とに基づいて発生した電流F1の電流値を計測することができる。電流モニタ部260は、計測した電流値のモニタ電流F2を変換部270に出力する。なお、受光素子223は、電流モニタ部260を介さずに、電流F1を変換部270に出力してもよい。
変換部270は、モニタ電流F2をモニタ電圧に変換する。例えば、変換部270は、インピーダンス変換によって、モニタ電流F2をモニタ電圧に変換する。変換部270は、モニタ電圧のモニタ電圧値F3を制御部230に出力する。
図8は、実施の形態2のONUが有する光送受信装置が実行する処理を示すフローチャートである。なお、図8は、図7を参照する。例えば、制御部230は、定期的に、図8の処理を実行する。
(ステップS31)制御部230は、電流F1の電流値と、変換部270から取得したモニタ電圧値F3とに基づいて受信電力値を算出する。なお、制御部230は、電流F1の電流値を電流モニタ部260から取得してもよい。
(ステップS32)制御部230は、受信電力値と予め決められた閾値Th3とを比較する。例えば、閾値Th3は、最小受信感度の規定値である。閾値Th3は、第3の閾値とも言う。
受信電力値が閾値Th3以下の場合(ステップS32でYes)、制御部230は、処理をステップS34に進める。受信電力値が閾値Th3よりも大きい場合(ステップS32でNo)、制御部230は、処理をステップS33に進める。
(ステップS33)制御部230は、受光素子電圧E2を下げるように、受光素子印加電圧部250に指示する。また、制御部230は、受光素子電圧E2を下げるための値を電圧値E1に設定し、設定した電圧値E1を当該指示に含める。なお、例えば、制御部230は、受光素子電圧E2を下げる際、一定値ずつ下げてもよい。
そして、受光素子印加電圧部250は、電圧値E1の受光素子電圧E2を受光素子223に印加する。
このように、受光素子電圧E2を下げることは、受光素子223の増倍率(すなわち、光電変換効率)が低下する。そして、受信電力値も、下がる。
そして、制御部230は、処理をステップS31に進める。
このように、制御部230は、受光素子電圧E2を下げる処理を必要回数行い、受信電力値を閾値Th3以下に調整する。
(ステップS34)制御部230は、受光素子電圧E2を調整したか否かを判定する。受光素子電圧E2を調整した場合(ステップS34でYes)、制御部230は、処理をステップS35に進める。
受光素子電圧E2を調整していない場合(ステップS34でNo)、制御部230は、処理を終了する。このように、制御部230は、受光素子電圧E2を調整していない場合、OLT10とONU20_iとの間の通信が最適であるため、処理を終了する。
(ステップS35)制御部230は、調整後の受信電力値に基づく受光素子電圧E2の電圧値(すなわち、受光素子223に印加している受光素子電圧E2の電圧値E1)と、記憶部210が格納しているパラメータテーブルとに基づいて、発光素子駆動部240が出力している発光素子駆動電流G3の電流値よりも小さい電流値の発光素子駆動電流G3を発光素子駆動部240に出力させることを決定する。例えば、制御部230は、記憶部210が格納しているパラメータテーブルに基づいて、受光素子223に印加している受光素子電圧A2の電圧値に対応する発光素子駆動電流G3の電流値を特定する。そして、制御部230は、特定した電流値(すなわち、電流値G1)を発光素子駆動部240に送信する。制御部230は、特定した電流値(すなわち、電流値G1)を発光素子駆動部240に送信することで、発光素子駆動部240が出力する発光素子駆動電流G3を下げる。
上述したように、制御部230は、ステップS33を実行することで、受光素子電圧E2の電圧値を小さくする。制御部230は、記憶部210が格納しているパラメータテーブルを参照し、小さくなった受光素子電圧E2の電圧値に対応する電流値を特定する。特定した電流値は、小さい値である。制御部230は、小さい値の電流値G1を発光素子駆動部240に送信することで、発光素子駆動部240が出力する発光素子駆動電流G3を下げることができる。
このように、制御部230は、記憶部210に格納されているパラメータテーブルを用いて、発光素子駆動部240に出力させる発光素子駆動電流G3の電流値を下げる。
また、制御部230は、電圧値G2を発光素子駆動部240に送信する。例えば、電圧値G2は、受光素子電圧E2の電圧値と同じ値でもよい。
なお、発光素子駆動部240は、制御部230から受信した電流値G1の発光素子駆動電流G3を発光素子222に出力する。
このように、光送受信装置200_iは、ステップS33を実行することで、電圧を下げることができる。そして、光送受信装置200_iは、ステップS35を実行することで、電流を下げることができる。よって、光送受信装置200_iは、消費電力を抑制することができる。また、ONU20_iの消費電力を抑制することは、PONシステム全体として消費電力を低減できる。
また、光送受信装置200_iは、電圧と電流を下げることで、送信光レベルと受信光レベルを最適な状態にすることができる。すなわち、光送受信装置200_iは、OLT10とONU20_iとの間の通信状態を最適にすることができる。
例えば、ONU20_iは、OLT10の受光素子電圧A2及び発光素子駆動電流C3が上昇した場合、又は高出力、高感度のOLT10に切り替えられた場合、図8の処理を実行することで、OLT10とONU20_iとの間の通信状態を最適化できる。また、ONU20_iは、消費電力を抑制することができる。
また、光通信システムは、各ONUが図8の処理を実行して消費電力を抑制することで、システム全体の消費電力を抑制できる。
ここで、ONU20_i又は光送受信装置200_iは、記憶部210が格納しているパラメータテーブルを用いて、送信光レベルと受信光レベルを調整できる。そのため、ONU20_i又は光送受信装置200_iは、疑似ランダム信号を生成するための構成を装置内に設けなくて済む。すなわち、ONU20_i又は光送受信装置200_iは、装置構成を簡易にできる。
また、上述したように、ONU20_i又は光送受信装置200_iは、送信光レベル(すなわち、送信信号光H1の強度)と受信光レベル(すなわち、受信信号光H2の強度)とを調整して、PONシステム全体として消費電力を低減できる。
よって、実施の形態2は、装置構成を簡易にし、送信光レベルと受信光レベルとを調整して、PONシステム全体として消費電力を低減できる。
なお、閾値Th1,Th2,Th3は、同じ値でもよい。閾値Th1,Th2,Th3のうちの2つの閾値が、同じ値でもよい。また、閾値Th1,Th2,Th3は、それぞれ異なる値でもよい。
実施の形態1、2は、パラメータテーブルを用いる場合を例示した。しかし、光送受信装置100又は光送受信装置200_iは、近似式を用いて発光素子駆動電流の電流値を算出し、算出した電流値の発光素子駆動電流を発光素子駆動部140又は発光素子駆動部240に出力させてもよい。例えば、制御部130は、調整後の受信電力値と調整後の受光素子電圧A2とに基づいて、発光素子駆動電流C3の電流値を算出する。また、例えば、制御部230は、調整後の受信電力値と調整後の受光素子電圧E2とに基づいて、発光素子駆動電流G3の電流値を算出する。
以上に説明した各実施の形態における特徴は、互いに適宜組み合わせることができる。
10 OLT、 11,22_i ホスト、 20_1,20_2,20_i,20_n ONU、 21_1,21_2,21_i,21_n ユーザネットワーク、 30 光スプリッタ、 100 光送受信装置、 101 プロセッサ、 102 揮発性記憶装置、 103 不揮発性記憶装置、 110 記憶部、 111 パラメータテーブル、 120 光モジュール部、 121 波長分離部、 122 発光素子、 123 受光素子、 130 制御部、 140 発光素子駆動部、 150 受光素子印加電圧部、 160 電流モニタ部、 170 変換部、 180 バーストホールド部、 200_i 光送受信装置、 210 記憶部、 220 光モジュール部、 221 波長分離部、 222 発光素子、 223 受光素子、 230 制御部、 240 発光素子駆動部、 250 受光素子印加電圧部、 260 電流モニタ部、 270 変換部。

Claims (19)

  1. 親局装置が有する光送受信装置であって、
    発光素子駆動電流に応じた強度の送信信号光を送信する発光素子と、
    前記発光素子駆動電流を出力する発光素子駆動部と、
    受信信号光を受信し、印加される受光素子電圧と前記受信信号光とに基づいて発生した発生電流を出力する受光素子と、
    前記受光素子電圧を印加する受光素子印加電圧部と、
    制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記発生電流の電流値と前記発生電流に基づく電圧値とを用いて、前記受信信号光の強度を示す受信電力値を算出し、
    前記受信電力値を予め決められた範囲内の値に調整し、
    前記受光素子電圧の電圧値と、前記受光素子電圧に対応する前記発光素子駆動電流の電流値との関係を示す情報である第1の関係情報を用いて、調整後の前記受信電力値に基づく前記受光素子電圧の電圧値から前記発光素子駆動部に出力させる前記発光素子駆動電流の電流値を決定する、
    光送受信装置。
  2. 前記制御部は、1つの子局装置と接続状態になった場合、前記受信電力値が予め決められた第1の閾値よりも大きい場合、前記受光素子電圧を一定値ずつ下げる処理を必要回数行い、前記受信電力値を前記第1の閾値以下に調整する、
    請求項1に記載の光送受信装置。
  3. 前記制御部は、調整後の前記受信電力値に基づく前記受光素子電圧の電圧値と、前記第1の関係情報とに基づいて、前記発光素子駆動部が出力している前記発光素子駆動電流の電流値よりも小さい電流値の前記発光素子駆動電流を前記発光素子駆動部に出力させることを決定する、
    請求項2に記載の光送受信装置。
  4. 前記制御部は、2つ以上の子局装置と接続状態になった場合、前記受信電力値が予め決められた第2の閾値よりも小さい場合、前記受光素子電圧を一定値ずつ上げる処理を必要回数行い、前記受信電力値を前記第2の閾値以上に調整する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の光送受信装置。
  5. 前記制御部は、前記受光素子電圧を上げる処理で、予め決められた前記受光素子電圧の電圧値である初期値以上に前記受光素子電圧を上げないように制御する、
    請求項4に記載の光送受信装置。
  6. 前記制御部は、調整後の前記受信電力値に基づく前記受光素子電圧の電圧値と、前記第1の関係情報とに基づいて、前記発光素子駆動部が出力している前記発光素子駆動電流の電流値よりも大きい電流値の前記発光素子駆動電流を前記発光素子駆動部に出力させることを決定する、
    請求項5に記載の光送受信装置。
  7. 親局装置である光通信装置であって、
    発光素子駆動電流に応じた強度の送信信号光を送信する発光素子と、
    前記発光素子駆動電流を出力する発光素子駆動部と、
    受信信号光を受信し、印加される受光素子電圧と前記受信信号光とに基づいて発生した発生電流を出力する受光素子と、
    前記受光素子電圧を印加する受光素子印加電圧部と、
    制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記発生電流の電流値と前記発生電流に基づく電圧値とを用いて、前記受信信号光の強度を示す受信電力値を算出し、
    前記受信電力値を予め決められた範囲内の値に調整し、
    前記受光素子電圧の電圧値と、前記受光素子電圧に対応する前記発光素子駆動電流の電流値との関係を示す情報である第1の関係情報を用いて、調整後の前記受信電力値に基づく前記受光素子電圧の電圧値から前記発光素子駆動部に出力させる前記発光素子駆動電流の電流値を決定する、
    光通信装置。
  8. 子局装置が有する光送受信装置であって、
    発光素子駆動電流に応じた強度の送信信号光を送信する発光素子と、
    前記発光素子駆動電流を出力する発光素子駆動部と、
    受信信号光を受信し、印加される受光素子電圧と前記受信信号光とに基づいて発生した発生電流を出力する受光素子と、
    前記受光素子電圧を印加する受光素子印加電圧部と、
    制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記発生電流の電流値と前記発生電流に基づく電圧値とを用いて、前記受信信号光の強度を示す受信電力値を算出し、
    前記受信電力値を予め決められた範囲内の値に調整し、
    前記受光素子電圧の電圧値と、前記受光素子電圧に対応する前記発光素子駆動電流の電流値との関係を示す情報である第2の関係情報を用いて、調整後の前記受信電力値に基づく前記受光素子電圧の電圧値から前記発光素子駆動部に出力させる前記発光素子駆動電流の電流値を決定する、
    光送受信装置。
  9. 前記制御部は、前記受信電力値が予め決められた第3の閾値よりも大きい場合、前記受光素子電圧を一定値ずつ下げる処理を必要回数行い、前記受信電力値を前記第3の閾値以下に調整する、
    請求項8に記載の光送受信装置。
  10. 前記制御部は、調整後の前記受信電力値に基づく前記受光素子電圧の電圧値と、前記第2の関係情報とに基づいて、前記発光素子駆動部が出力している前記発光素子駆動電流の電流値よりも小さい電流値の前記発光素子駆動電流を前記発光素子駆動部に出力させることを決定する、
    請求項9に記載の光送受信装置。
  11. 子局装置である光通信装置であって、
    発光素子駆動電流に応じた強度の送信信号光を送信する発光素子と、
    前記発光素子駆動電流を出力する発光素子駆動部と、
    受信信号光を受信し、印加される受光素子電圧と前記受信信号光とに基づいて発生した発生電流を出力する受光素子と、
    前記受光素子電圧を印加する受光素子印加電圧部と、
    制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記発生電流の電流値と前記発生電流に基づく電圧値とを用いて、前記受信信号光の強度を示す受信電力値を算出し、
    前記受信電力値を予め決められた範囲内の値に調整し、
    前記受光素子電圧の電圧値と、前記受光素子電圧に対応する前記発光素子駆動電流の電流値との関係を示す情報である第2の関係情報を用いて、調整後の前記受信電力値に基づく前記受光素子電圧の電圧値から前記発光素子駆動部に出力させる前記発光素子駆動電流の電流値を決定する、
    光通信装置。
  12. 発光素子駆動電流に応じた強度の送信信号光を送信する発光素子と、
    前記発光素子駆動電流を出力する発光素子駆動部と、
    受信信号光を受信し、印加される受光素子電圧と前記受信信号光とに基づいて発生した発生電流を出力する受光素子と、
    前記受光素子電圧を印加する受光素子印加電圧部と、
    を有する、親局装置が備える光送受信装置が、
    前記発生電流の電流値と前記発生電流に基づく電圧値とを用いて、前記受信信号光の強度を示す受信電力値を算出し、
    前記受信電力値を予め決められた範囲内の値に調整し、
    前記受光素子電圧の電圧値と、前記受光素子電圧に対応する前記発光素子駆動電流の電流値との関係を示す情報である第1の関係情報を用いて、調整後の前記受信電力値に基づく前記受光素子電圧の電圧値から前記発光素子駆動部に出力させる前記発光素子駆動電流の電流値を決定する、
    制御方法。
  13. 発光素子駆動電流に応じた強度の送信信号光を送信する発光素子と、
    前記発光素子駆動電流を出力する発光素子駆動部と、
    受信信号光を受信し、印加される受光素子電圧と前記受信信号光とに基づいて発生した発生電流を出力する受光素子と、
    前記受光素子電圧を印加する受光素子印加電圧部と、
    を有する、親局装置である光通信装置が、
    前記発生電流の電流値と前記発生電流に基づく電圧値とを用いて、前記受信信号光の強度を示す受信電力値を算出し、
    前記受信電力値を予め決められた範囲内の値に調整し、
    前記受光素子電圧の電圧値と、前記受光素子電圧に対応する前記発光素子駆動電流の電流値との関係を示す情報である第1の関係情報を用いて、調整後の前記受信電力値に基づく前記受光素子電圧の電圧値から前記発光素子駆動部に出力させる前記発光素子駆動電流の電流値を決定する、
    制御方法。
  14. 発光素子駆動電流に応じた強度の送信信号光を送信する発光素子と、
    前記発光素子駆動電流を出力する発光素子駆動部と、
    受信信号光を受信し、印加される受光素子電圧と前記受信信号光とに基づいて発生した発生電流を出力する受光素子と、
    前記受光素子電圧を印加する受光素子印加電圧部と、
    を有する、子局装置が備える光送受信装置が、
    前記発生電流の電流値と前記発生電流に基づく電圧値とを用いて、前記受信信号光の強度を示す受信電力値を算出し、
    前記受信電力値を予め決められた範囲内の値に調整し、
    前記受光素子電圧の電圧値と、前記受光素子電圧に対応する前記発光素子駆動電流の電流値との関係を示す情報である第2の関係情報を用いて、調整後の前記受信電力値に基づく前記受光素子電圧の電圧値から前記発光素子駆動部に出力させる前記発光素子駆動電流の電流値を決定する、
    制御方法。
  15. 発光素子駆動電流に応じた強度の送信信号光を送信する発光素子と、
    前記発光素子駆動電流を出力する発光素子駆動部と、
    受信信号光を受信し、印加される受光素子電圧と前記受信信号光とに基づいて発生した発生電流を出力する受光素子と、
    前記受光素子電圧を印加する受光素子印加電圧部と、
    を有する、子局装置である光通信装置が、
    前記発生電流の電流値と前記発生電流に基づく電圧値とを用いて、前記受信信号光の強度を示す受信電力値を算出し、
    前記受信電力値を予め決められた範囲内の値に調整し、
    前記受光素子電圧の電圧値と、前記受光素子電圧に対応する前記発光素子駆動電流の電流値との関係を示す情報である第2の関係情報を用いて、調整後の前記受信電力値に基づく前記受光素子電圧の電圧値から前記発光素子駆動部に出力させる前記発光素子駆動電流の電流値を決定する、
    制御方法。
  16. 発光素子駆動電流に応じた強度の送信信号光を送信する発光素子と、
    前記発光素子駆動電流を出力する発光素子駆動部と、
    受信信号光を受信し、印加される受光素子電圧と前記受信信号光とに基づいて発生した発生電流を出力する受光素子と、
    前記受光素子電圧を印加する受光素子印加電圧部と、
    を有する、親局装置が備える光送受信装置に、
    前記発生電流の電流値と前記発生電流に基づく電圧値とを用いて、前記受信信号光の強度を示す受信電力値を算出し、
    前記受信電力値を予め決められた範囲内の値に調整し、
    前記受光素子電圧の電圧値と、前記受光素子電圧に対応する前記発光素子駆動電流の電流値との関係を示す情報である第1の関係情報を用いて、調整後の前記受信電力値に基づく前記受光素子電圧の電圧値から前記発光素子駆動部に出力させる前記発光素子駆動電流の電流値を決定する、
    処理を実行させる制御プログラム。
  17. 発光素子駆動電流に応じた強度の送信信号光を送信する発光素子と、
    前記発光素子駆動電流を出力する発光素子駆動部と、
    受信信号光を受信し、印加される受光素子電圧と前記受信信号光とに基づいて発生した発生電流を出力する受光素子と、
    前記受光素子電圧を印加する受光素子印加電圧部と、
    を有する、親局装置である光通信装置に、
    前記発生電流の電流値と前記発生電流に基づく電圧値とを用いて、前記受信信号光の強度を示す受信電力値を算出し、
    前記受信電力値を予め決められた範囲内の値に調整し、
    前記受光素子電圧の電圧値と、前記受光素子電圧に対応する前記発光素子駆動電流の電流値との関係を示す情報である第1の関係情報を用いて、調整後の前記受信電力値に基づく前記受光素子電圧の電圧値から前記発光素子駆動部に出力させる前記発光素子駆動電流の電流値を決定する、
    処理を実行させる制御プログラム。
  18. 発光素子駆動電流に応じた強度の送信信号光を送信する発光素子と、
    前記発光素子駆動電流を出力する発光素子駆動部と、
    受信信号光を受信し、印加される受光素子電圧と前記受信信号光とに基づいて発生した発生電流を出力する受光素子と、
    前記受光素子電圧を印加する受光素子印加電圧部と、
    を有する、子局装置が備える光送受信装置に、
    前記発生電流の電流値と前記発生電流に基づく電圧値とを用いて、前記受信信号光の強度を示す受信電力値を算出し、
    前記受信電力値を予め決められた範囲内の値に調整し、
    前記受光素子電圧の電圧値と、前記受光素子電圧に対応する前記発光素子駆動電流の電流値との関係を示す情報である第2の関係情報を用いて、調整後の前記受信電力値に基づく前記受光素子電圧の電圧値から前記発光素子駆動部に出力させる前記発光素子駆動電流の電流値を決定する、
    処理を実行させる制御プログラム。
  19. 発光素子駆動電流に応じた強度の送信信号光を送信する発光素子と、
    前記発光素子駆動電流を出力する発光素子駆動部と、
    受信信号光を受信し、印加される受光素子電圧と前記受信信号光とに基づいて発生した発生電流を出力する受光素子と、
    前記受光素子電圧を印加する受光素子印加電圧部と、
    を有する、子局装置である光通信装置に、
    前記発生電流の電流値と前記発生電流に基づく電圧値とを用いて、前記受信信号光の強度を示す受信電力値を算出し、
    前記受信電力値を予め決められた範囲内の値に調整し、
    前記受光素子電圧の電圧値と、前記受光素子電圧に対応する前記発光素子駆動電流の電流値との関係を示す情報である第2の関係情報を用いて、調整後の前記受信電力値に基づく前記受光素子電圧の電圧値から前記発光素子駆動部に出力させる前記発光素子駆動電流の電流値を決定する、
    処理を実行させる制御プログラム。
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