JP6792393B2 - 部品実装ラインの地震発生時緊急停止システム - Google Patents
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Description
まず、図1に基づいて部品実装ライン10の構成を説明する。
部品実装ライン10を設置した工場内に、緊急地震速報受信機34が設置され、この緊急地震速報受信機34がルータ35を介してネットワークで気象庁等の外部機関の緊急地震速報発信用のコンピュータ(図示せず)に接続され、気象庁等の外部機関の緊急地震速報発信用のコンピュータから発信される緊急地震速報が緊急地震速報受信機34で受信されるようになっている。この緊急地震速報には、地震による強い揺れを発生させるS波(Secondary Wave:第二の波)の予測到達時刻の情報が含まれる。
残り時間A=S波予測到達時刻−現在時刻
A−B>C
この判定も、各装置13,14,15の各々について別々に行う。
残り時間A=S波予測到達時刻−現在時刻
その他、前記実施例1と同様の効果を得ることができる。
以上説明した本実施例3でも、前記実施例1と同様の効果を得ることができる。
尚、本発明は、上記各実施例1〜4に限定されず、部品実装ライン10の各装置13,14,15の台数や配列順序を変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
Claims (6)
- 回路基板に部品を実装するための部品実装ラインを構成する複数の装置の稼働を地震発生時に緊急停止させる部品実装ラインの地震発生時緊急停止システムにおいて、
外部機関から発信されるS波予測到達時刻情報を含む緊急地震速報を受信する緊急地震速報受信機と、
前記緊急地震速報受信機で受信した緊急地震速報のS波予測到達時刻情報に基づいて現在時刻からS波予測到達時刻までの残り時間を算出する残り時間算出手段と、
前記部品実装ラインの各装置の現在の稼働状態を判定して前記残り時間内に前記各装置を緊急停止後の復旧が容易な状態になるまで稼働する時間的余裕があるか否かを判定し、前記残り時間内に緊急停止後の復旧が容易な状態になるまで稼働する時間的余裕がないと判定した装置については稼働を即時緊急停止し、前記残り時間内に緊急停止後の復旧が容易な状態になるまで稼働する時間的余裕があると判定した装置については緊急停止後の復旧が容易な状態になるまで稼働してから緊急停止させる非即時緊急停止を行う緊急停止手段と
を備え、
前記装置が部品実装機である場合、前記停止後の復旧が容易な状態とは、部品実装動作が終了して吸着ノズルが上昇した状態であることを特徴とする部品実装ラインの地震発生時緊急停止システム。 - 回路基板に部品を実装するための部品実装ラインを構成する複数の装置の稼働を地震発生時に緊急停止させる部品実装ラインの地震発生時緊急停止システムにおいて、
外部機関から発信されるS波予測到達時刻情報を含む緊急地震速報を受信する緊急地震速報受信機と、
前記緊急地震速報受信機で受信した緊急地震速報のS波予測到達時刻情報に基づいて現在時刻からS波予測到達時刻までの残り時間を算出する残り時間算出手段と、
前記部品実装ラインの各装置の現在の稼働状態を判定して前記残り時間内に前記各装置を緊急停止後の復旧が容易な状態になるまで稼働する時間的余裕があるか否かを判定し、前記残り時間内に緊急停止後の復旧が容易な状態になるまで稼働する時間的余裕がないと判定した装置については稼働を即時緊急停止し、前記残り時間内に緊急停止後の復旧が容易な状態になるまで稼働する時間的余裕があると判定した装置については緊急停止後の復旧が容易な状態になるまで稼働してから緊急停止させる非即時緊急停止を行う緊急停止手段と、
前記部品実装ラインの各装置とネットワークで接続された生産管理コンピュータと
を備え、
前記生産管理コンピュータは、前記残り時間算出手段及び前記緊急停止手段としても機能し、前記生産管理コンピュータから前記部品実装ラインの各装置に前記即時緊急停止又は前記非即時緊急停止の指令を送信する、部品実装ラインの地震発生時緊急停止システムであって、
前記部品実装ラインに搬入する回路基板には、基板識別情報(以下「基板ID」という)を記録又は記憶した基板ID記録部が設けられ、
前記部品実装ラインに搬入された回路基板の基板ID記録部から基板IDを読み取って前記生産管理コンピュータに送信する基板ID読取り手段を備え、
前記生産管理コンピュータは、前記緊急停止手段が前記部品実装ラインの各装置を緊急停止させたときに前記部品実装ラインの各装置内に搬入されている回路基板の基板IDを各装置の識別情報と緊急停止の種別と関連付けて基板トレーサビリティ情報としてデータベースに保存して管理することを特徴とする部品実装ラインの地震発生時緊急停止システム。 - 回路基板に部品を実装するための部品実装ラインを構成する複数の装置の稼働を地震発生時に緊急停止させる部品実装ラインの地震発生時緊急停止システムにおいて、
外部機関から発信されるS波予測到達時刻情報を含む緊急地震速報を受信する緊急地震速報受信機と、
前記緊急地震速報受信機で受信した緊急地震速報のS波予測到達時刻情報に基づいて現在時刻からS波予測到達時刻までの残り時間を算出する残り時間算出手段と、
前記部品実装ラインの各装置の現在の稼働状態を判定して前記残り時間内に前記各装置を緊急停止後の復旧が容易な状態になるまで稼働する時間的余裕があるか否かを判定し、前記残り時間内に緊急停止後の復旧が容易な状態になるまで稼働する時間的余裕がないと判定した装置については稼働を即時緊急停止し、前記残り時間内に緊急停止後の復旧が容易な状態になるまで稼働する時間的余裕があると判定した装置については緊急停止後の復旧が容易な状態になるまで稼働してから緊急停止させる非即時緊急停止を行う緊急停止手段と、
前記部品実装ラインの各装置とネットワークで接続された生産管理コンピュータと
を備え、
前記生産管理コンピュータは、前記残り時間算出手段としても機能し、算出した前記残り時間の情報を前記部品実装ラインの各装置に送信し、
前記部品実装ラインの各装置の制御部は、それぞれ前記緊急停止手段としても機能し、各装置毎に前記生産管理コンピュータから受信した前記残り時間に基づいて前記即時緊急停止か前記非即時緊急停止かを判定する、部品実装ラインの地震発生時緊急停止システムであって、
前記部品実装ラインに搬入する回路基板には、基板識別情報(以下「基板ID」という)を記録又は記憶した基板ID記録部が設けられ、
前記部品実装ラインに搬入された回路基板の基板ID記録部から基板IDを読み取って前記生産管理コンピュータに送信する基板ID読取り手段を備え、
前記生産管理コンピュータは、前記緊急停止手段が前記部品実装ラインの各装置を緊急停止させたときに前記部品実装ラインの各装置内に搬入されている回路基板の基板IDを各装置の識別情報と緊急停止の種別と関連付けて基板トレーサビリティ情報としてデータベースに保存して管理することを特徴とする部品実装ラインの地震発生時緊急停止システム。 - 前記部品実装ラインの各装置とネットワークで接続された生産管理コンピュータを備え、
前記生産管理コンピュータは、前記残り時間算出手段及び前記緊急停止手段としても機能し、前記生産管理コンピュータから前記部品実装ラインの各装置に前記即時緊急停止又は前記非即時緊急停止の指令を送信することを特徴とする請求項1又は3に記載の部品実装ラインの地震発生時緊急停止システム。 - 前記部品実装ラインの各装置とネットワークで接続された生産管理コンピュータを備え、
前記生産管理コンピュータは、前記残り時間算出手段としても機能し、算出した前記残り時間の情報を前記部品実装ラインの各装置に送信し、
前記部品実装ラインの各装置の制御部は、それぞれ前記緊急停止手段としても機能し、各装置毎に前記生産管理コンピュータから受信した前記残り時間に基づいて前記即時緊急停止か前記非即時緊急停止かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の部品実装ラインの地震発生時緊急停止システム。 - 前記部品実装ラインの各装置の制御部は、それぞれ前記残り時間算出手段及び前記緊急停止手段としても機能し、各装置毎に前記残り時間を算出して前記即時緊急停止か前記非即時緊急停止かを判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の部品実装ラインの地震発生時緊急停止システム。
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