JP6791046B2 - 車両用骨格部材の接合構造 - Google Patents

車両用骨格部材の接合構造 Download PDF

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Description

本発明は、車両用骨格部材の接合構造に関する。
下記特許文献1には、車両用骨格部材の接合部構造に関する発明が開示されている。この車両用骨格部材の接合部構造では、長手方向から見た断面がハット状とされたアウタパネルと、一方の素材と他方の素材とを含んで構成されたインナパネルとによって、長手方向から見た断面が矩形状の閉断面とされた骨格部材が構成されている。
詳しくは、一方の素材は、一様に延在する板状とされていると共に、他方の素材は、その端部にせぎり部が形成された板状とされており、一方の素材と他方の素材とは、せぎり部に沿う第1の接着部及びせぎり部の両端部に設けられたスポット溶接部によって接合されている。そして、インナパネルは、アウタパネルのフランジ部に沿うと共に第1の接着部とH字状を成す第2の接着部及びフランジ部に沿って複数個所に所定の間隔で設けられたスポット溶接部によってアウタパネルに接合されている。このため、下記特許文献1に記載された先行技術を車両の骨格部材に適用することで、ピラーやサイドメンバ等の曲げ荷重に対する強度を確保することができる。
ところで、下記特許文献1に記載された先行技術を、ルーフパネルを補強するルーフリンフォースにも適用することが考えられるが、下記先行技術に係る車両用骨格部材では、全体が金属材で構成されているため、軽量化の観点からは課題が残ることとなる。
上記を鑑みて、ルーフリンフォースを樹脂材で構成して軽量化を図ることが考えられるが、樹脂製のルーフリンフォースを金属製のルーフサイドレールに直接強固に取り付けることは困難である。ここで、樹脂製のルーフリンフォースに金属製のエクステンションをリベット接合による接合部によって連結して、このエクステンションを介してルーフリンフォースをルーフサイドレールに取り付けることが考えられる。そして、このような構成によれば、車両のルーフ部の軽量化を図ることができる。
特開2002−096759号公報
しかしながら、樹脂製のルーフリンフォースと金属製のエクステンションとの接合部の配置箇所が、上記先行技術におけるスポット溶接部の配置箇所と同様に設定されていると、ルーフリンフォースの長手方向の端部を接合する接合部に応力が集中することがある。
この点について詳しく説明すると、ルーフリンフォースに作用するモーメントの軸が車両上下方向から見て車両前後方向に対して傾いている場合には、ルーフリンフォースの端部に配置された接合部のうち主に一つの接合部によって、このモーメントが支持される場合がある。この場合、ルーフリンフォースの端部に配置された接合部のうち上記モーメントが主に支持される接合部には、ルーフリンフォースとエクステンションとを離間させる方向の力が作用し、その結果、この接合部に応力が集中することが考えられる。つまり、ルーフリンフォースとエクステンションとの接合部の配置箇所をスポット溶接部の配置箇所と同様に設定すると、ルーフリンフォースとエクステンションとの連結状態を安定させるという観点においては課題が残ることとなる。
本発明は上記事実を考慮し、車両のルーフ部の軽量化を図りつつ、樹脂製のルーフリンフォースと金属製のエクステンションとを安定した状態で連結させることができる車両用骨格部材の接合構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係る車両用骨格部材の接合構造は、車体のルーフ部の一部を構成しかつ車両前後方向に延びる左右一対のルーフサイドレール間に配置されて車両幅方向に延在する樹脂製のルーフリンフォースと、前記ルーフサイドレールと前記ルーフリンフォースとの間に介在されると共に、当該ルーフリンフォースの端部とリベット接合による複数の接合部によって連結された金属製のエクステンションと、を備え、前記複数の接合部のうち最も車両幅方向外側にかつ車両前後方向に沿って複数配置された当該接合部において最も車両前後方向一方側に配置された第1接合部と、当該複数の接合部のうち車両上下方向から見て当該第1接合部の車両幅方向内側に当該第1接合部と最も近接して配置された第2接合部と、を結ぶ直線が車両上下方向から見て車両前後方向に対して傾斜していると共に前記複数の接合部には、前記第2接合部の車両幅方向内側に配置された第3接合部が含まれ、当該第2接合部と、当該第3接合部と、を結ぶ直線が車両上下方向から見て車両幅方向に延在している
請求項1に記載の本発明によれば、車体のルーフ部の一部を構成すると共に車両前後方向に延びる左右一対のルーフサイドレール間に車両幅方向に延在するルーフリンフォースが配置されている。このルーフリンフォースは樹脂製とされており、ルーフ部ひいては車体の軽量化を図ることができる。
また、ルーフリンフォースとルーフサイドレールとの間には金属製のエクステンションが介在しており、当該ルーフリンフォースは当該エクステンションを介して当該ルーフサイドレールに対して固定されている。そして、ルーフリンフォースとエクステンションとは、リベット接合による複数の接合部によって連結されている。
ところで、ルーフリンフォース及びエクステンションにモーメントが作用するとき、当該モーメントの軸が車両上下方向から見て車両前後方向に対して傾いている場合がある。この場合、複数の接合部が車両幅方向及び車両幅方向に一定の間隔で配置されていると、複数の接合部のうち最も車両幅方向外側にかつ車両前後方向に沿って複数配置された当該接合部において最も車両前後方向一方側に配置された当該接合部によって、上記モーメントが主に支持されることが考えられる。そして、上記モーメントが主に支持される接合部には、ルーフリンフォースとエクステンションとを離間させる方向の力が作用し、その結果、この接合部に応力が集中することが考えられる。
ここで、本発明では、複数の接合部において、最も車両幅方向外側にかつ車両前後方向に沿って複数配置された当該接合部における最も車両前後方向一方側に配置された第1接合部に対して第2接合部が最も近接して配置されている。そして、第1接合部と第2接合部とを結ぶ直線が車両上下方向から見て車両前後方向に対して傾斜している。このため、ルーフリンフォース及びエクステンションに作用するモーメントの軸が車両上下方向から見て車両前後方向に対して傾いていた場合、当該軸と第1接合部との距離と、当該軸と第2接合部との距離との差を小さいものにすることができる。その結果、上記モーメントによるルーフリンフォースとエクステンションとを離間させる方向の力が第1接合部及び第2接合部に分散し、当該第1接合部に応力が集中することを抑制することができる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明に係る車両用骨格部材の接合構造は、車両のルーフ部の軽量化を図りつつ、樹脂製のルーフリンフォースと金属製のエクステンションとを安定した状態で連結させることができるという優れた効果を有する。
本実施形態に係る車両用骨格部材の接合構造が適用された車両のルーフ部の構成を示す平面図(図2の1方向矢視図)である。 本実施形態に係る車両用骨格部材の接合構造が適用された車両のルーフ部の構成を示しており、ルーフリンフォースとエクステンションとの接続部を車両幅方向から見た断面図(図1の2−2線に沿って切断した状態を示す断面図)である。
以下、図1及び図2を用いて、本発明に係る車両用骨格部材の接合構造の実施形態の一例について説明する。なお、各図に適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。
まず、図1を用いて、本実施形態に係る「車両10」における「車体12」の概略構成について説明する。なお、本実施形態では、車体12は、基本的に左右対称の構成とされているため、以下では、車体12の車両幅方向右側の部分の構成について主に説明し、車両幅方向左側の部分の構成については、適宜説明を省略することとする。
車体12には、その車両幅方向外側に、左右一対の図示しないフロントピラー、左右一対の図示しないセンタピラー、左右一対の図示しないリヤピラーが車両前方側からこの順に配置されている。そして、フロントピラー、センタピラー及びリヤピラーのそれぞれの上端部には、車体12の「ルーフ部14」の一部を構成する左右一対の「ルーフサイドレール16」が支持されている。
ルーフサイドレール16は、車両前後方向に延びると共に、その車両幅方向外側の部分を構成するアウタパネルと、その車両幅方向内側の部分を構成するインナパネルとを含んで構成されている。このルーフサイドレール16は、アウタパネルとインナパネルとがスポット溶接等による図示しない接合部で接合されることで、車両前後方向から見た断面が閉断面とされた閉断面構造とされている。
また、ルーフサイドレール16間には、車両幅方向に延在すると共にルーフ部14を補強する炭素繊維強化樹脂製の「ルーフリンフォース18」が配置されている。なお、ルーフリンフォース18は、ガラス繊維強化樹脂等の強化樹脂で構成されていてもよい。
このルーフリンフォース18は、図2にも示されるように、その主な部分を構成すると共に車両幅方向から見た断面形状が車両前後方向を長手方向とされた矩形状の角筒状とされて車両幅方向に直線的に延びる本体部18Aと、フランジ部18B、18Cとを含んで構成されている。
本体部18Aは、その車両上方側の部分が板厚方向を車両上下方向とされた板状の上壁部18A1で構成されており、その車両下方側の部分が上壁部18A1と同様の形状とされた下壁部18A2で構成されている。また、本体部18Aの車両前方側の部分は、板厚方向を車両前後方向とされた板状の前壁部18A3で構成されており、当該本体部18Aの車両後方側の部分は、前壁部18A3と同様の形状とされた後壁部18A4で構成されている。
一方、フランジ部18Bは、上壁部18A1と前壁部18A3との境界部から車両前方側に延出されていると共に、車両上下方向から見て車両幅方向に延びる矩形の板状とされている。また、フランジ部18Cは、上壁部18A1と後壁部18A4との境界部から車両後方側に延出されていると共に、フランジ部18Bと同様の形状とされている。そして、上記のように構成されたルーフリンフォース18とルーフサイドレール16との間には、鋼製の「エクステンション20」が介在している。
エクステンション20は、板状の鋼材がプレス加工されて形成されている。このエクステンション20は、車両幅方向を長手方向として配置されていると共に、下壁部20A、側壁部20B、20C、フランジ部20D、20Eを含んで構成されており、その延在方向から見た断面形状が車両上方側に開放されたハット状とされている。
詳しくは、下壁部20Aは、エクステンション20の車両下方側の部分を構成していると共に、板厚方向を車両上下方向とされた板状とされており、その車両前方側の周縁部からは側壁部20Bが、その車両後方側の周縁部からは側壁部20Cが、それぞれ車両上方側に延出されている。
側壁部20Bは、エクステンション20の車両前方側の部分を構成していると共に、板厚方向を車両前後方向とされた板状に形成されており、当該側壁部20Bの車両上方側の周縁部からは、車両前方側に板厚方向を車両上下方向とされたフランジ部20Dが延出している。
一方、側壁部20Cは、エクステンション20の車両後方側の部分を構成していると共に、板厚方向を車両前後方向とされた板状に形成されており、当該側壁部20Cの車両上方側の周縁部からは、車両後方側に板厚方向を車両上下方向とされたフランジ部20Eが延出している。そして、エクステンション20は、フランジ部20D、20Eの車両幅方向外側の部分がスポット溶接等による接合部22によってルーフサイドレール16に接合されることで固定されている。
一方、エクステンション20における長手方向中央部から車両幅方向内側の部分(以下、内側部20Fと称する)には、その車両上方側にルーフリンフォース18の「端部18D」が重ねられた状態で配置されている。そして、ルーフリンフォース18の端部18Dとエクステンション20の内側部20Fとは、リベット接合による複数の「接合部24」によって連結されている。
ここで、本実施形態では、ルーフリンフォース18とエクステンション20とを連結する複数の接合部24に本実施形態に係る車両用骨格部材の接合構造が適用されている。以下、本実施形態の要部を構成する接合部24の構成について詳しく説明していくことにする。
図2に示されるように、接合部24は、エクステンション20における内側部20Fに形成された被挿通部26、当該被挿通部26に対応しかつルーフリンフォース18の端部18Dに形成された被挿通部28及びリベット30を含んで構成されている。詳しくは、被挿通部26とこれに対応する被挿通部28とが位置合わせされた状態で、被挿通部26、28にリベット30が挿通されて加締められることで、ルーフリンフォース18とエクステンション20とが連結されている。
そして、本実施形態では、複数の接合部24が、車両幅方向に3列で配置されており、最も車両幅方向外側に配置された「第1列32」は、下壁部18A2と下壁部20Aとを接合すると共に車両前後方向に連なって配置された2つの接合部24で構成されている。
また、第1列32の車両幅方向内側には、「第2列34」が配置されており、当該第2列34は、フランジ部18Bとフランジ部20Dとを接合する接合部24と、フランジ部18Cとフランジ部20Eとを接合する接合部24とが、車両前後方向に連なって配置されて構成されている。
そして、第2列34の車両幅方向内側には、第3列36が配置されており、当該第3列36は、フランジ部18Bとフランジ部20Dとを接合する接合部24と、下壁部18A2と下壁部20Aとを接合すると共に車両前後方向に連なって配置された2つの接合部24と、フランジ部18Cとフランジ部20Eとを接合する接合部24とが車両前後方向に連なって配置されて構成されている。
なお、複数の接合部24は、ルーフリンフォース18の車両幅方向に延びる中心線に対して対称となるように配置されている。また、フランジ部18Bとフランジ部20Dとを接合する接合部24同士、下壁部18A2と下壁部20Aとを接合する接合部24同士及びフランジ部18Cとフランジ部20Eとを接合する接合部24同士は、それぞれ車両幅方向から見て互いに重なるように配置されている。
ここで、本実施形態では、第1列32の最も車両後方側に配置された接合部24と車両上下方向から見て当該接合部24の車両幅方向内側に当該接合部24と最も近接して配置された接合部24(第2列34の最も車両後方側に配置された接合部24)とを結ぶ直線L1が、車両上下方向から見て車両前後方向に対して傾斜している。具体的には、直線L1は、車両後方内側から車両前方外側に向かって延びている。
この直線L1は、車両10の側面衝突時においてルーフリンフォース18及びエクステンション20に作用するモーメントの想定軸線M1、すなわち当該モーメントが作用したときに当該モーメントの軸となると想定される直線と車両上下方向から見て平行なるように設定されている。これにより、本実施形態では、車両10の側面衝突時においてルーフリンフォース18及びエクステンション20に作用するモーメントを車両上下方向から見て直線L1上に位置する2つの接合部24で支持することが可能となっている。
つまり、本実施形態では、車両10の側面衝突時において、第1列32における車両後方側の接合部24が第1接合部として機能しており、第2列34における車両後方側の接合部24が第2接合部として機能している。
また、本実施形態では、第1列32の最も車両前方側に配置された接合部24と車両上下方向から見て当該接合部24の車両幅方向内側に当該接合部24と最も近接して配置された接合部24(第2列34の最も車両前方側に配置された接合部24)とを結ぶ直線L2が、車両上下方向から見て車両前後方向に対して傾斜している。具体的には、直線L2は、車両前方内側から車両後方外側に向かって延びている。
この直線L2は、車両10のロールオーバー時においてルーフリンフォース18及びエクステンション20に作用するモーメントの想定軸線M2、すなわち当該モーメントが作用したときに当該モーメントの軸となると想定される直線と車両上下方向から見て平行なるように設定されている。これにより、本実施形態では、車両10のロールオーバー時においてルーフリンフォース18及びエクステンション20に作用するモーメントを車両上下方向から見て直線L2上に位置する2つの接合部24で支持することが可能となっている。
つまり、本実施形態では、車両10のロールオーバー時において、第1列32における車両前方側の接合部24が第1接合部として機能しており、第2列34における車両前方側の接合部24が第2接合部として機能している。
(本実施形態の作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果を説明する。
本実施形態では、図1に示されるように、車体12のルーフ部14の一部を構成すると共に車両前後方向に延びる左右一対のルーフサイドレール16間に車両幅方向に延在するルーフリンフォース18が配置されている。このルーフリンフォース18は樹脂製とされており、ルーフ部14ひいては車体12の軽量化を図ることができる。
また、ルーフリンフォース18とルーフサイドレール16との間には金属製のエクステンション20が介在しており、ルーフリンフォース18はエクステンション20を介してルーフサイドレール16に対して固定されている。そして、ルーフリンフォース18とエクステンション20とは、リベット接合による複数の接合部24によって連結されている。
ところで、ルーフリンフォース18及びエクステンション20に軸が異なる複数のモーメントが作用するとき、これらの合成モーメントの軸が車両上下方向から見て車両前後方向に対して傾いている場合がある。この場合、複数の接合部24が車両幅方向及び車両幅方向に一定の間隔で配置されていると、複数の接合部24のうち最も車両幅方向外側にかつ車両前後方向に沿って複数配置された当該接合部24において最も車両前後方向一方側に配置された当該接合部によって、上記モーメントが主に支持されることが考えられる。そして、上記モーメントが主に支持される接合部24には、ルーフリンフォース18とエクステンション20とを離間させる方向の力が作用し、その結果、この接合部24に応力が集中することが考えられる。
ここで、本実施形態では、第1列32において最も車両前後方向一方側に配置された接合部24と、当該接合部24と最も近接して配置された第2列34の接合部24とを結ぶ直線が車両上下方向から見て車両前後方向に対して傾斜している。このため、ルーフリンフォース18及びエクステンション20に作用するモーメントの軸が車両上下方向から見て車両前後方向に対して傾いていた場合、当該軸と第1列32の上記接合部24との距離と、当該軸と第2列34の上記接合部24との距離との差を小さいものにすることができる。
その結果、上記モーメントによるルーフリンフォース18とエクステンション20とを離間させる方向の力が第1列32の上記接合部24及び第2列34の上記接合部24に分散し、第1列32の上記接合部24に応力が集中することを抑制することができる。したがって、本実施形態では、車両10のルーフ部14の軽量化を図りつつ、樹脂製のルーフリンフォース18と金属製のエクステンション20とを安定した状態で連結させることができる。
10 車両
12 車体
14 ルーフ部
16 ルーフサイドレール
18 ルーフリンフォース
18D 端部
20 エクステンション
24 接合部
32 第1列(第1接合部)
34 第2列(第2接合部)

Claims (1)

  1. 車体のルーフ部の一部を構成しかつ車両前後方向に延びる左右一対のルーフサイドレール間に配置されて車両幅方向に延在する樹脂製のルーフリンフォースと、
    前記ルーフサイドレールと前記ルーフリンフォースとの間に介在されると共に、当該ルーフリンフォースの端部とリベット接合による複数の接合部によって連結された金属製のエクステンションと、
    を備え、
    前記複数の接合部のうち最も車両幅方向外側にかつ車両前後方向に沿って複数配置された当該接合部において最も車両前後方向一方側に配置された第1接合部と、当該複数の接合部のうち車両上下方向から見て当該第1接合部の車両幅方向内側に当該第1接合部と最も近接して配置された第2接合部と、を結ぶ直線が車両上下方向から見て車両前後方向に対して傾斜していると共に
    前記複数の接合部には、前記第2接合部の車両幅方向内側に配置された第3接合部が含まれ、当該第2接合部と、当該第3接合部と、を結ぶ直線が車両上下方向から見て車両幅方向に延在している、
    車両用骨格部材の接合構造。
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