JP6789967B2 - 複合フィルムの積層のためのオキサゾリン含有水性ポリマー分散体 - Google Patents
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Description
ラジカル乳化重合によって製造される、複合フィルムの積層のための水性ポリマー分散体であって、
まず第一段階で、水性媒体中で、ラジカル乳化重合によって、水中に分散した第一のポリマーを製造し、ここで第一のポリマーは、エチレン性不飽和のラジカル重合可能なモノマーを含有する第一の組成物から製造され、
さらなる段階で、水性媒体中であって第一のポリマーの存在下で、エチレン性不飽和のラジカル重合可能なモノマーを含有し第一の組成物とは異なるさらなる組成物のラジカル乳化重合によって、ポリマー分散体を製造し、
ここで、第一段階のモノマーが、少なくとも一つの酸基を有する少なくとも一種のモノマーを、全段階のモノマー100質量部を基準として、少なくとも0.1質量部の量で含み、
さらなる段階のモノマーが、少なくとも一つのオキサゾリン基を有する少なくとも一種のモノマーを含み、
第一段階の重合を5未満、好適には4.5以下のpH値で行い、さらなる段階の重合前に、さらなる段階前のポリマー分散体のpH値が5を超えるまで、好適には5.5以上になるように、酸基を揮発性塩基、好ましくはアンモニア水溶液で中和し、
モノマー100質量部を基準として合計0.5質量部未満の乳化剤を使用するか、または乳化剤を使用せず、および
製造されたポリマーのガラス転移温度が、−10℃未満である、
前記ポリマー分散体である。
(i)全段階で重合させるモノマー全体100質量%を基準として、5〜40質量%の量で使用される共重合体、
(ii)全段階のモノマーの合計を基準として、少なくとも50質量%および99.9質量%までが、C1〜C10アルキル(メタ)アクリレートおよびこれらのモノマーの混合物から成る群より選択されている主モノマーから構築されている共重合体、および
(iii)全段階のモノマーの合計を基準として、少なくとも0.1質量%および4質量%までが、好適にはアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸およびこれらの混合物から成る群より選択されているエチレン性不飽和の酸モノマーから構築されている共重合体。
Rは、少なくとも1つのエチレン性不飽和基を含むC2〜20アルケニル基であり;
R3、R4、R5、R6は、互いに独立して、H、ハロゲン、C1〜20アルキル、C2〜20アルケニル、C6〜20アリール、C7〜32アリールアルキル、C1〜20ヒドロキシアルキル、C1〜20アミノアルキルおよびC1〜20ハロアルキルから選択され、好ましくは、H、ハロゲンおよびC1〜20アルキルから選択される)
による化合物である。
−長いポットライフ、好適には50℃で少なくとも10日間、
−良好な耐薬品性、
−良好な瞬間接着性、好適には少なくとも1.5N/15mmの瞬間接着性、
−良好な耐熱強度、好適には90℃で0.3N/15mmを超える耐熱強度、
−良好な剥離強度、好適には24時間後に少なくとも1.8N/15mmの剥離強度、
−乳化剤は少なめであるか、またはほぼ乳化剤不含で作業可能であること(例えば乳化剤で安定化させたポリマーシードを使用する場合、殊に、僅かな量の乳化剤であれば無害である)、
−保護コロイドがその場で製造されることを理由として、保護コロイドの別々の合成、輸送および貯蔵を省略することができるため、保護コロイドで安定化されたその他のポリマー分散体に比べてコストが削減されていること。
粒径の特定を、Polymer Labs社のPSDA(Particle Size Distribution Analyzer;粒径分布分析器)を用いて流体力学的な分画によって行う。使用されるCartridgePL0850−1020という型式の塔を2ml/minの貫流で稼動させる。試料を溶離液により0.03AU/μlの吸収率まで希釈する。この試料をサイズ排除の原理によって流体力学的直径10に従って溶離させる。溶離剤は、ドデシルポリ(エチレングリコールエーテル)23を0.2質量%、ドデシル硫酸ナトリウムを0.05質量%、リン酸二水素ナトリウムを0.02質量%およびアジ化ナトリウムを0.02質量%、脱イオン水中に含有する。pHは5.8である。溶離時間は、ポリスチレン格子(Polystyrol−Eichlatices)を用いて較正される。20nm〜1200nmの範囲で測定する。UV検出器を用いて254nmの波長で検出する。
ガラス転移温度を、示差走査熱量測定を利用してASTM D3418−08に従って測定する。調整のために、ポリマーを注ぎ出し、一晩かけて乾かし、そして1時間にわたり、真空乾燥器内において120℃で乾燥させる。測定時には、この試料を150℃に加熱し、急速に冷却し、そして150℃まで20℃/minで加熱しながら測定する。いわゆる中点温度が記載されている。
アンカー型攪拌機を備える80℃に加熱された2Lの反応器に、5.9gのポリスチレンシード(固体含量:33%、粒径:30nm)および166.5gの脱イオン水を満たした。80℃の内部温度に達した後に、7%濃度のペルオキソ二硫酸ナトリウム溶液46.4gを加え、2分間攪拌した。その後、60分にわたり、脱イオン水92.7g、イタコン酸6.5g、メタクリル酸3.3g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)1.2g、n−ブチルアクリレート110.5g、メチルアクリレート34.1gおよびスチレン13.0gから成るエマルション274.4gを計量供給した。同時に、反応温度を60分にわたり85℃に上昇させた。第一のエマルション供給終了後、10分にわたり、3.7%濃度のアンモニアを用いて7.5のpHに調節した。引き続き、脱イオン水92.7g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)4.6g、スチレン29.3g、n−ブチルアクリレート423.4g、イソプロペニルオキサゾリン(IPOx)15.3gおよびメチルアクリレート14.6gから成る第二のエマルション供給物を120分で計量供給した。供給終了後、脱イオン水41.6gを加え、温度を80℃に下げた。80℃の内部温度で、60分にわたり、アセトン重亜硫酸塩(7%濃度)35.5gおよびtert−ブチルヒドロペルオキシド(10%濃度)13.0gを計量供給した。その後、アンモニア(25%濃度)0.3gおよび脱イオン水41.6gを加え、実験体溶液を室温に冷却した。冷却後、分散体を125μmのペルロンフィルター(Perlonfilter(Perlon filter))を介して濾過した。分散体は、49.8%の固体含量、7.4のpH値、−32℃の全体ガラス転移温度および222nmの粒径を有していた。
アンカー型攪拌機を備える80℃に加熱された2Lの反応器に、6.1gのポリスチレンシード(固体含量:33%、粒径:30nm)および163.2gの脱イオン水を満たした。80℃の内部温度に達した後に、7%濃度のペルオキソ二硫酸ナトリウム溶液45.0gを加え、2分間攪拌した。その後、120分にわたり、脱イオン水163.04g、イタコン酸6.3g、アクリル酸3.15g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)3.4g、n−ブチルアクリレート173.6g、メチルアクリレート192.0gおよび2−エチルヘキシルチオグリコレート0.6gから成るエマルション302.7gを計量供給した。同時に、反応温度を60分にわたり85℃に上昇させた。第一のエマルション供給終了後、10分にわたり、5%濃度のアンモニアを用いて7のpHに調節した。引き続き、脱イオン水45.6g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)2.3g、イソプロペニルオキサゾリン(IPOx)6.3g、n−ブチルアクリレート143.8gおよびメチルアクリレート104.8gから成る第二のエマルション供給物を70分で計量供給した。供給終了後、脱イオン水31.5gを加え、温度を80℃に下げた。80℃の内部温度で、60分にわたり、アセトン重亜硫酸塩(4.8%濃度)50.2gおよびtert−ブチルヒドロペルオキシド(10%濃度)12.6gを計量供給した。その後、脱イオン水34.3gを加え、実験体溶液を室温に冷却した。冷却後、分散体を125μmのペルロンフィルターを介して濾過した。分散体は、50.7%の固体含量、7.0のpH値、−16℃の全体ガラス転移温度および206nmの粒径を有していた。
アンカー型攪拌機を備える80℃に加熱された2Lの反応器に、6.1gのポリスチレンシード(固体含量:33%、粒径:30nm)および168.8gの脱イオン水を満たした。80℃の内部温度に達した後に、7%濃度のペルオキソ二硫酸ナトリウム溶液45gを加え、2分間攪拌した。その後、60分にわたり、脱イオン水117.4g、イタコン酸6.3g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)1.1g、n−ブチルアクリレート29.9g、メチルアクリレート83.5gおよび2−エチルヘキシルチオグリコレート0.6gから成るエマルション238.9gを計量供給した。同時に、反応温度を60分にわたり85℃に上昇させた。第一のエマルション供給終了後、脱イオン水45.6g、アクリル酸3.2g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)2.3g、n−ブチルアクリレート143.8gおよびメチルアクリレート108.5gから成る第二のエマルション供給物を、続いて60分で計量供給した。第二のエマルション供給段階を開始してから15分後に、45分にわたり、5%濃度のアンモニア56.7gを、別々の供給によってともに計量供給した。第二のエマルション供給とアンモニア供給が終了した後に、完全脱塩水45.6g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)2.3g、n−ブチルアクリレート140.7g、メチルアクリレート101.6gおよびイソプロペニルオキサゾリン(IPOx)12.6gからの第三のエマルション供給物を60分で計量供給した。供給終了後、脱イオン水31.5gを加え、温度を80℃に下げた。80℃の内部温度で、60分にわたり、アセトン重亜硫酸塩(13.2%濃度)8.7gおよびtert−ブチルヒドロペルオキシド(10%濃度)12.6gを計量供給した。その後、脱イオン水34.3gを加え、実験体溶液を室温に冷却した。冷却後、分散体を125μmのペルロンフィルターを介して濾過した。分散体は、49.1%の固体含量、6.5のpH値、−15℃の全体ガラス転移温度および179nmの粒径を有していた。
アンカー型攪拌機を備える80℃に加熱された2Lの反応器に、6.11gのポリスチレンシード(固体含量:33%、粒径:30nm)および172.0gの脱イオン水を満たした。80℃の内部温度に達した後に、7%濃度のペルオキソ二硫酸ナトリウム溶液45gを加え、2分間攪拌した。その後、60分にわたり、脱イオン水117.4g、イタコン酸6.3g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)1.1g、n−ブチルアクリレート29.9g、メチルアクリレート83.5gおよび2−エチルヘキシルチオグリコレート0.6gから成るエマルション238.9gを計量供給した。同時に、反応温度を60分にわたり85℃に上昇させた。第一のエマルション供給終了後、脱イオン水45.6g、アクリル酸0.63g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)2.3g、2−ヒドロキシプロピルアクリレート6.3g、n−ブチルアクリレート140.7gおよびメチルアクリレート107.9gから成る第二のエマルション供給物を、続いて60分で計量供給した。第二のエマルション供給段階を開始してから15分後に、45分にわたり、3.66%濃度のアンモニア51.7gを、別々の供給によってともに計量供給した。第二のエマルション供給とアンモニア供給が終了した後に、完全脱塩水45.6g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)2.3g、2−ヒドロキシプロピルアクリレート6.3g、n−ブチルアクリレート140.7g、メチルアクリレート96.2gおよびイソプロペニルオキサゾリン(IPOx)11.7gからの第三のエマルション供給物を60分で計量供給した。供給終了後、脱イオン水31.5gを加え、温度を80℃に下げた。80℃の内部温度で、60分にわたり、アセトン重亜硫酸塩(13.2%濃度)8.7gおよびtert−ブチルヒドロペルオキシド(10%濃度)12.6gを計量供給した。その後、脱イオン水34.3gを加え、実験体溶液を室温に冷却した。冷却後、分散体を125μmのペルロンフィルターを介して濾過した。分散体は、48.9%の固体含量、7.5のpH値、−14℃の全体ガラス転移温度および174nmの粒径を有していた。
アンカー型攪拌機を備える80℃に加熱された2Lの反応器に、6.11gのポリスチレンシード(固体含量:33%、粒径:30nm)および172.0gの脱イオン水を満たした。80℃の内部温度に達した後に、7%濃度のペルオキソ二硫酸ナトリウム溶液45gを加え、2分間攪拌した。その後、60分にわたり、脱イオン水117.4g、イタコン酸6.3g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)1.1g、n−ブチルアクリレート29.9g、メチルアクリレート83.5gおよび2−エチルヘキシルチオグリコレート0.6gから成るエマルション238.9gを計量供給した。同時に、反応温度を60分にわたり85℃に上昇させた。第一のエマルション供給終了後、脱イオン水45.6g、アクリル酸0.63g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)2.3g、2−ヒドロキシプロピルアクリレート6.3g、n−ブチルアクリレート140.7gおよびメチルアクリレート107.9gから成る第二のエマルション供給物を、続いて60分で計量供給した。第二のエマルション供給段階を開始してから15分後に、45分にわたり、3.66%濃度のアンモニア51.7gを、別々の供給によってともに計量供給した。第二のエマルション供給とアンモニア供給が終了した後に、完全脱塩水45.6g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)2.3g、2−ヒドロキシプロピルアクリレート6.3g、n−ブチルアクリレート140.7g、メチルアクリレート99.1gおよびイソプロペニルオキサゾリン(IPOx)8.82gからの第三のエマルション供給物を60分で計量供給した。供給終了後、脱イオン水31.5gを加え、温度を80℃に下げた。80℃の内部温度で、60分にわたり、アセトン重亜硫酸塩(13.2%濃度)8.7gおよびtert−ブチルヒドロペルオキシド(10%濃度)12.6gを計量供給した。その後、脱イオン水34.3gを加え、実験体溶液を室温に冷却した。冷却後、分散体を125μmのペルロンフィルターを介して濾過した。分散体は、49.7%の固体含量、7のpH値、−14℃の全体ガラス転移温度および183nmの粒径を有していた。
アンカー型攪拌機を備える80℃に加熱された2Lの反応器に、6.1gのポリスチレンシード(固体含量:33%、粒径:30nm)および172.0gの脱イオン水を満たした。80℃の内部温度に達した後に、7%濃度のペルオキソ二硫酸ナトリウム溶液45gを加え、2分間攪拌した。その後、60分にわたり、脱イオン水117.4g、イタコン酸6.3g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)1.1g、n−ブチルアクリレート29.9g、メチルアクリレート83.5gおよび2−エチルヘキシルチオグリコレート0.6gから成るエマルション238.9gを計量供給した。同時に、反応温度を60分にわたり85℃に上昇させた。第一のエマルション供給終了後、脱イオン水45.6g、アクリル酸0.63g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)2.3g、2−ヒドロキシプロピルアクリレート6.3g、n−ブチルアクリレート140.7gおよびメチルアクリレート107.9gから成る第二のエマルション供給物を、続いて60分で計量供給した。第二のエマルション供給段階を開始してから15分後に、45分にわたり、3.7%濃度のアンモニア51.7gを、別々の供給によってともに計量供給した。第二のエマルション供給とアンモニア供給が終了した後に、完全脱塩水45.6g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)2.3g、2−ヒドロキシプロピルアクリレート6.3g、n−ブチルアクリレート140.7g、メチルアクリレート104.9gおよびイソプロペニルオキサゾリン(IPOx)3.0gからの第三のエマルション供給物を60分で計量供給した。供給終了後、脱イオン水31.5gを加え、温度を80℃に下げた。80℃の内部温度で、60分にわたり、アセトン重亜硫酸塩(13.2%濃度)8.7gおよびtert−ブチルヒドロペルオキシド(10%濃度)12.6gを計量供給した。その後、脱イオン水34.3gを加え、実験体を室温に冷却した。冷却後、分散体を125μmのペルロンフィルターを介して濾過した。分散体は、49.6%の固体含量、7のpH値、−15℃の全体ガラス転移温度および198nmの粒径を有していた。
アンカー型攪拌機を備える80℃に加熱された2Lの反応器に、5.8gのポリスチレンシード(固体含量:33%、粒径:30nm)および163.8gの脱イオン水を満たした。80℃の内部温度に達した後に、7%濃度のペルオキソ二硫酸ナトリウム溶液42.9gを加え、2分間攪拌した。その後、60分にわたり、脱イオン水111.8g、イタコン酸6.0g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)1.1g、n−ブチルアクリレート28.5g、メチルアクリレート79.6gおよび2−エチルヘキシルチオグリコレート0.6gから成るエマルション227.5gを計量供給した。同時に、反応温度を60分にわたり85℃に上昇させた。第一のエマルション供給終了後、脱イオン水86.8g、アクリル酸0.6g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)4.3g、2−ヒドロキシプロピルアクリレート12.0g、n−ブチルアクリレート267.9gおよびメチルアクリレート205.5gから成る第二のエマルション供給物を120分で計量供給した。第二のエマルション供給段階を開始してから15分後に、105分にわたり、3.66%濃度のアンモニア49.2gを、別々の供給によってともに計量供給した。供給終了後、脱イオン水30.0gを加え、温度を80℃に下げた。80℃の内部温度で、60分にわたり、アセトン重亜硫酸塩(13.2%濃度)8.2gおよびtert−ブチルヒドロペルオキシド(10%濃度)12.0gを計量供給した。その後、アンモニア(25%濃度)0.2gおよび脱イオン水32.7gを加え、実験体溶液を室温に冷却した。冷却後、分散体を125μmのペルロンフィルターを介して濾過した。分散体は、50.7%の固体含量、6.5のpH値、−15℃の全体ガラス転移温度および185nmの粒径を有していた(流体力学クロマトグラフィー)。
アンカー型攪拌機を備える80℃に加熱された2Lの反応器に、6.1gのポリスチレンシード(固体含量:33%、粒径:30nm)および163.2gの脱イオン水を満たした。80℃の内部温度に達した後に、7%濃度のペルオキソ二硫酸ナトリウム溶液45.0gを加え、2分間攪拌した。その後、120分にわたり、脱イオン水140.9g、イタコン酸6.3g、アクリル酸3.15g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)40.5g、n−ブチルアクリレート173.6g、メチルアクリレート192.0gおよび2−エチルヘキシルチオグリコレート0.6gから成るエマルション310.9gを計量供給した。同時に、反応温度を60分にわたり85℃に上昇させた。第一のエマルション供給終了後、15分にわたり、5%濃度のアンモニアを用いて7のpHに調節した。引き続き、脱イオン水23.0g、ナトリウムラウリルポリエトキシスルフェート(Disponil(登録商標)FES27、水中で28%濃度、BASF SE)27.0g、イソプロペニルオキサゾリン(IPOx)6.3g、n−ブチルアクリレート143.8gおよびメチルアクリレート104.8gから成る第二のエマルション供給物を70分で計量供給した。供給終了後、脱イオン水31.5gを加え、温度を80℃に下げた。80℃の内部温度で、60分にわたり、アセトン重亜硫酸塩(4.8%濃度)50.2gおよびtert−ブチルヒドロペルオキシド(10%濃度)12.6gを計量供給した。その後、脱イオン水44.8gを加え、実験体溶液を室温に冷却した。冷却後、分散体を125μmのペルロンフィルターを介して濾過した。分散体は、49.4%の固体含量、7.0のpH値、−16℃の全体ガラス転移温度および172nmの粒径を有していた。
中和されたポリマー分散体を、2g/m2(固体含量を基準とする)の乾燥層厚で、市販のフィルム(OPP−ink;印刷された二軸延伸ポリプロピレン)上にドクターブレードで塗る。熱風による乾燥後、そのように被覆したフィルムを第二のフィルム(metalized cast PP;金属化した無延伸PP)で巻き、引き続き、6.5barの圧力によって、ローラプレス機内において5m/minで、70℃で圧着する。引き続き、この複合フィルムを、1日室温および標準条件下で貯蔵する。
剥離強度を特定するために、複合フィルムを切断して幅15mmの条片にする。引き続き、これらの条片を、角度2×90°(180°)、速度100mm/minで、剥離強度のためのZwick社製万能試験機(型式1120.25.01)内において23℃で引き剥がし、そのために必要な力をニュートンで測定する。瞬間接着性を特定するために、23℃で1分後の剥離強度を測定した。耐熱強度を特定するために、剥離強度を加熱したチャンバ内において90℃で測定した。接着剤の耐薬品性を記載するために、積層体を、7日間50℃でトマトケチャップ中に貯蔵し、その後、これらの積層体について、23℃で剥離強度を求めた。それらの結果は、表1に要約されている。
Claims (17)
- ラジカル乳化重合によって製造される、複合フィルムを製造するための積層用接着剤としての水性ポリマー分散体の使用であって、
まず第一段階で、水性媒体中で、ラジカル乳化重合によって、水中に分散した第一のポリマーを製造し、ここで第一のポリマーは、エチレン性不飽和のラジカル重合可能なモノマーを含有する第一の組成物から製造され、
さらなる段階で、水性媒体中であって第一のポリマーの存在下で、エチレン性不飽和のラジカル重合可能なモノマーを含有し第一の組成物とは異なるさらなる組成物のラジカル乳化重合によって、ポリマー分散体を製造し、
ここで、第一段階のモノマーが、少なくとも一つの酸基を有する少なくとも一種のモノマーを、全段階のモノマー100質量部を基準として、少なくとも0.1質量部の量で含み、
さらなる段階のモノマーが、少なくとも一つのオキサゾリン基を有する少なくとも一種のモノマーを含み、
第一段階の重合を5未満のpH値で行い、さらなる段階の重合前に、さらなる段階前のポリマー分散体のpH値が5を超えるまで、酸基を揮発性塩基で中和し、
全段階のモノマー100質量部を基準として合計0.5質量部未満の乳化剤を使用するか、または乳化剤を使用せず、および
製造されたポリマーのガラス転移温度が、−10℃未満である、
前記使用。 - オキサゾリン基を含むモノマーが、さらなる段階においてのみ使用され、かつ全段階のモノマー100質量部を基準として0.5〜4質量部の量で使用される、請求項1記載の使用。
- オキサゾリン基を有するモノマーが、2−ビニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリン、2−ビニル−4−エチル−2−オキサゾリン、2−ビニル−4,4−ジメチル−2−オキサゾリン、2−ビニル−5,5−ジメチル−2−オキサゾリン、2−ビニル−4,4,5,5−テトラメチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−5−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−4−エチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−5−エチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−4,4−ジメチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−5,5−ジメチル−2−オキサゾリンおよび2−イソプロペニル−4,4,5,5−テトラメチル−2−オキサゾリンから成る群より選択されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の使用。
- 第一段階で、酸基を有するモノマーが、酸基を有しないモノマーと共重合され、酸基を有するモノマー対酸基を有しないモノマーの質量比が、5:95〜15:85の範囲にある、請求項1から4までのいずれか1項記載の使用。
- 第一段階で使用される、少なくとも一つの酸基を有するモノマーが、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、ビニル酢酸、ビニル乳酸、不飽和ホスホン酸およびこれらのモノマーの混合物から成る群より選択されており、第一段階で使用される、酸基を有しないモノマーが、C1〜C10アルキルアクリレートおよびC1〜C10アルキルメタクリレートおよびこれらのモノマーの混合物から成る群より選択されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の使用。
- さらなる段階で使用されるモノマーの少なくとも60質量%が、C1〜C20アルキルアクリレート、C1〜C20アルキルメタクリレート、20個までのC原子を含むカルボン酸のビニルエステル、20個までのC原子を有するビニル芳香族、エチレン性不飽和ニトリル、ハロゲン化ビニル、1〜10個のC原子を含むアルコールのビニルエーテル、2〜8個のC原子と1つまたは2つの二重結合を有する脂肪族炭化水素およびこれらのモノマーの混合物から成る群より選択されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の使用。
- 全段階のポリマーが、オキサゾリン基を含むモノマーと酸モノマー以外には、(メタ)アクリル酸の誘導体だけから形成されているポリマーである、請求項1から7までのいずれか1項記載の使用。
- 第一段階の重合の際に分子量調整剤が使用される、請求項1から8までのいずれか1項記載の使用。
- 第一段階で使用されるモノマーの量対さらなる段階で使用されるモノマーの量の質量比が、10:90〜65:35である、請求項1から9までのいずれか1項記載の使用。
- 第一段階の重合がシードラテックスの存在下で行われる、請求項1から10までのいずれか1項記載の使用。
- さらなる段階で使用されるモノマーが、全段階のモノマー100質量部を基準として、酸基を有するモノマーを最大で1質量部含むか、または酸基を有するモノマーを含まない、請求項1から11までのいずれか1項記載の使用。
- 前記揮発性塩基が、アンモニア水溶液である、請求項1〜12のいずれかに記載の使用。
- 複合フィルムを製造するための積層用接着剤としての水性ポリマー分散体の製造方法であって、
まず第一段階で、水性媒体中で、ラジカル乳化重合によって、水中に分散した第一のポリマーを製造し、ここで第一のポリマーは、エチレン性不飽和のラジカル重合可能なモノマーを含有する第一の組成物から製造され、
さらなる段階で、水性媒体中であって第一のポリマーの存在下で、エチレン性不飽和のラジカル重合可能なモノマーを含有し第一の組成物とは異なるさらなる組成物のラジカル乳化重合によって、ポリマー分散体を製造し、
ここで、第一段階のモノマーが、少なくとも一つの酸基を有する少なくとも一種のモノマーを、全段階のモノマー100質量部を基準として、少なくとも0.1質量部の量で含み、
さらなる段階のモノマーが、少なくとも一つのオキサゾリン基を有する少なくとも一種のモノマーを含み、
第一段階の重合を5未満のpH値で行い、さらなる段階の重合前に、さらなる段階前のポリマー分散体のpH値が5を超えるまで、酸基を揮発性塩基で中和し、
全段階のモノマー100質量部を基準として全体で0.5質量部未満の乳化剤を使用するか、または乳化剤を使用せず、および
製造されたポリマーのガラス転移温度が、−10℃未満である、
前記製造方法。 - 前記揮発性塩基が、アンモニア水溶液である、請求項14に記載の方法。
- 請求項14又は15に記載の方法によって製造された水性ポリマー分散体を含有する接着剤を使用して互いに接着されている、第一のフィルムと少なくとも一つの第二のフィルムとを有する複合フィルム。
- 請求項14又は15に記載の方法によって製造された水性ポリマー分散体を用意し、前記水性ポリマー分散体を使用して、少なくとも2つのフィルムを互いに接着することを含む、複合フィルムの製造方法。
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