JP6789292B2 - タイヤを検査する方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばタイヤ製造ラインにおけるタイヤを検査する方法および装置に関し、詳細には、タイヤの表面上または表面近傍の、より詳細には、タイヤのサイドウォール部の内面および/または外面上またはその近傍の欠陥の可能性を検査する方法および装置に関する。
典型的には、タイヤは、動作中にその回転軸の周りに実質的にトロイダル構造を有し、回転軸に垂直な軸方向の中間平面を有し、前記平面は、トレッドパターンおよび/または内部構造などのあり得る軽微な非対称性を無視すれば、典型的には実質的な幾何学的対称平面である。
タイヤの2つの部分:クラウン部およびサイドウォール部がここで識別される。クラウン部は、トレッドバンド、ベルトおよびそれらの半径方向内側のカーカス構造の対応部分を含む。
「サイドウォール部」という用語は、互いに向い合うタイヤの2つの部分であって、クラウン部の両側で、ビードまで、すなわちタイヤの2つの半径方向内側端縁まで半径方向に延在し、回転軸に実質的に垂直な円形延在部を有するタイヤの2つの部分の1つを示すことを意図され、前記ビードはそれぞれの取付けリムとそれぞれ結合するように意図されている。従って、各サイドウォール部は、カーカス構造の対応する部分と、その軸方向外側の位置に、一般に「サイドウォール部」と呼ばれる適切なエラストマー材料から作製された部分とを含む。
典型的には、カーカス構造は、それぞれ対向端縁を有する少なくとも1つのカーカスプライを含み、カーカスプライの対向端縁は、上記においてビードの名前で特定された領域に一体化された一般に「ビードワイヤ」と呼ばれるそれぞれの環状補強構造と係合する。「チューブレス」タイヤでは、カーカスプライは、空気不透過性の優れた特性を有し、一方のビードから他方のビードまで延びる、通常「ライナー」と呼ばれる、好ましくはブチル系のエラストマー材料の層で完全に被覆される。
サイドウォール部の構造は、いわゆる「ショルダー部」、すなわち、クラウン部とサイドウォール部の半径方向内側部分との間を接合するタイヤの部分を完全に含むことを意図される(換言すると、2つのショルダー部は、タイヤの2つの半径方向および軸方向外側の円形の「縁部」に対応する)。ショルダー部は、回転軸に実質的に垂直な円形延在部を有する。
「タイヤ」という用語は、完成タイヤ、すなわち、構築ステップに続く成形および加硫ステップの後を示すことを意図される。
タイヤの構成要素という用語は、その機能またはその一部を実行するあらゆる要素を示すことを意図される。
タイヤの外面または内面という用語は、それぞれ、タイヤをその取付けリムと結合した後にまだ見ることができる表面、および、前記結合後にもはや見ることができない表面を示すことを意図される。
用語「光学」、「発光」および同様の用語は、広い光学帯域の範囲内に入り、必ずしも光学帯域(換言すると400〜700nm)内に厳密に入るわけではない、スペクトルの少なくとも一部を有する使用される電磁放射を指し、例えば、そのような広い光学帯域の範囲は、紫外線から赤外線(例えば、約100nm〜約1μmの間に含まれる波長)に及ぶことができる。
本出願において、光放射のある光線モデルが採用される。すなわち、表面のある点に入射し、非先鋭化光源(この場合、単一の光線が存在し得る)によって生成された光放射は、その点に入射し、光源の各点と表面の前記点とを接続する直線伝播方向を有する光線の組に対応し、そのような光線のそれぞれは、その点に入射する全光出力の関連部分を有することが想定される。特に明記しない限り、「光」および「光放射」という用語は、交換可能に使用される。
表面の点に入射する「指向性光放射」という用語は、点を頂点として有し、全光出力の少なくとも75%、好ましくは少なくとも90%、より好ましくは全光出力が入る、π/8ステラジアン以下の大きさを有する立体角が存在する光放射を示すことが意図される。
「拡散光放射」という用語は、無指向性光放射を示すことが意図される。
表面の点に入射する「グレージング光放射(grazing light radiation)」という用語は、表面の点に入射する全光出力の少なくとも75%が、前記各点において表面に接する平面と60°以下の入射角を成すことを示すことが意図される。
「画像」または同義語「デジタル画像」という用語は、コンピュータファイルに典型的に含まれる、データセットを一般的に示すことが意図され、ここで、空間座標(それぞれ典型的にはピクセルに対応する)の有限集合(典型的には2次元およびマトリックスタイプすなわち、N行×M列のもの)の各座標(典型的に2次元)は、(異なる種類の大きさを表すことができる)対応する数値の組に関連付けられる。例えば、(「グレースケール」上の画像のような)モノクロ画像では、値の組は、有限スケール(典型的に256レベルまたはトーン)の単一の値と一致し、そのような値は、例えば視覚化されたときのそれぞれの空間座標の明度(または輝度)のレベルを表し、カラー画像では、値の組は、複数の色、またはチャネル、典型的には原色(例えばRGB色モデルの赤、緑および青、CMYK色モデルのシアン、マゼンタ、黄および黒)の明度のレベルを表す。「画像」という用語は、必ずしもその実際の可視化を暗示しない。
特定の「デジタル画像」(例えば、タイヤ上で最初に取得された2次元デジタル画像)へのすべての言及は、前記特定のデジタル画像の1つまたは複数のデジタル処理操作(例えば、フィルタリング、イコライゼーション、「閾値化」、モーフォロジー変換−「オープニング」等、勾配計算、「平滑化」等)によって取得することができるあらゆるデジタル画像をより広くカバーする。
「直線表面部分」という用語は、それに垂直な他の寸法よりもはるかに大きな、典型的には少なくとも2桁大きな1つの寸法を有する表面部分を示すことが意図される。直線表面部分のより小さな寸法は、典型的に0.1mm以下である。
「直線画像」という用語は、行数よりもはるかに多い、典型的には少なくとも2桁多い数の画素の列を有するデジタル画像を示すことが意図される。典型的には、行の数は1〜4であり、列の数は1000を超える。「行」および「列」という用語は、従来から使用され、交換可能である。
少なくとも1つの作業ステーション、好ましくは複数の作業ステーションを含み、タイヤ製造プラントに導入された製造ライン内の「サイクル時間」という用語は、標準的な作業条件のもと、タイヤ自体の構成要素の少なくとも一部が構築される作業ステーションを通過する、製造されるタイヤの最大通過時間を示すことが意図されている。例えば、サイクル時間は、約20〜約120秒の間であり得る。
車輪用タイヤの製造および構築プロセスにおいて、欠陥のあるタイヤ、またはいかなる場合においても、設計仕様から外れたタイヤを市場に出さないために、および/または製造プロセスにおいて実行される作業のパフォーマンスを改善および最適化するように、使用される装置および機械を漸進的に調整するために、製造された製品の品質管理を行う必要がある。
このような品質管理には、例えば、タイヤの視覚的および触覚的検査を実施する、例えば30秒から60秒の間の所定の時間を費やす人間の作業員によって実行されるものが含まれ、作業員の経験および感度を踏まえ、タイヤが一定の品質基準を満たしていないと作業員が疑う場合、タイヤ自体は、可能性のある構造的および/または品質的欠陥を深く評価するために、より詳細な人間の検査および/または適切な装置を介して、さらに検査される。
同一出願人による国際公開第2015/004587号は、製造ラインにおいてタイヤを検査するための方法および関連装置を示し、その方法は、検査すべきタイヤを提供し;タイヤのサイドウォール部の一部を、サイドウォール部のその部分の外側接触面への圧縮力を介して弾性変形させ、圧縮力は軸方向を有し、中間線の平面に向かうものであり;サイドウォール部の一部の内面および/または外面を照射し、照射された表面の画像を検出し;検出された画像を表す制御信号を生成し;サイドウォールの一部にあり得る欠陥の存在を検出するために制御信号を分析することを含む。
欧州特許第2322899号は、検査によってタイヤの表面上の微小な凹凸を検出する方法を記載している。タイヤのサイドウォール部の領域の表面が、表面に垂直な線に対して45度の方向に配置された第1の照射手段によって発せられた赤色光によって照射される。同時に、表面は、垂直線に対して−45度の方向に配置された第2の照射手段からの青色光によって照射される。照射された表面は、垂直線の方向からライナカメラ(linear camera)によってキャプチャされる。タイヤ表面に形成された表面凹凸は、明度分布の波形に基づいて検出される。
米国特許出願公開第2011/018999号は、リニアカラーカメラを含むタイヤの表面の外観を評価するための装置であって、リニアカラーカメラが、前記タイヤの表面によって反射されカメラに入る光のビームを特定波長の少なくとも2つの原色(R、G、B)に分割し、それにより、原色ごとのグレースケールのベース画像を得ることができる同数のセンサに光ビームを向けるための手段と、原色の数に等しい複数の照射手段であって、評価すべき面を異なる角度で照射するように向けられる照射手段とを含む装置において、各照射手段は、他の照射手段によって発せられる色とは異なる色の光(R、G、B)を発し、その波長は、カメラによって選択された原色の1つの波長に実質的に一致することを特徴とする装置を示している。
タイヤの検査の分野において、本出願人は、人間の作業員による検査を最小限に抑えながら、タイヤの光学画像取得、例えばデジタル画像取得と、それに続く、例えば表面上の目に見える欠陥のあり得る存在を検出するための処理とを介して、タイヤの内面および/または外面を分析する問題を設定した。探し出される欠陥は、例えば、タイヤの表面の凹凸(未加硫の化合物、形状の変化等)、構造の不均一性、切れ目、表面上の異物の存在等であり得る。
本出願人は、検査をタイヤ製造プラント内で「オンライン」で使用できるようにするために、検査自体を短期間かつ低コストで行う必要があることを観察した。
従って、タイヤのあり得る欠陥を強調するタイヤの画像の取得および分析を介したタイヤ検査方法は、好ましくは、前述の限定された「サイクル時間」期間内に収まる期間で行われ、同時に、合理的な低コストで、タイヤ自体の欠陥の存在の正確な検証を保証する。
本出願人は、上記文献はタイヤの特定の欠陥を検出するのに有用であり得る装置を効果的に記載する場合もあるが、複数の欠陥を検出するために、特定の欠陥を識別するための特定の特性を有する特定の欠陥ごとに異なる装置を使用する必要があり得ることを観察した。本出願人は、国際公開第2015/004587号、欧州特許第2322899号および米国特許出願公開第2011/018999号に示されているタイプの装置の分析を介して、カメラまたは異なるセンサと結合された特定のタイプの照射が、特定の欠陥またはタイヤにあり得る種々の欠陥のうちの(限定された)複数の特定の欠陥の正確な検出に好ましいことを実際にさらに観察した。本出願人は、タイヤ全体を分析するために同じ照射およびカメラを有する同じ装置を使用することは、いくつかの欠陥の、特にいくつかの2次元の欠陥、すなわち、例えば整合縁部の切れ目のような、表面の高さの変化を伴わない欠陥の、画像処理を介した、検出の欠落または非常に困難な検出をもたらし得ることを実際に理解した。
しかしながら、異なる欠陥を識別するために異なる特性をそれぞれ有する多数の異なる装置を設けることは、タイヤ検査専門部門におけるタイヤ製造ラインの複雑さを、およびそのコストを増加させる。さらに、別々の装置を設けることは、分析ステップ中にそれがタイヤに近づき、異なる装置が分析ステップ中に存在する場合はタイヤから離れる連続的な移動を必要とする。これはサイクル時間を増加させる、というのも、たとえ別々の装置間の衝突または干渉を避けることが必要であっても、使用されない装置の移動が行われる、いわゆる「アイドル時間」がかなりの時間になるためである。
従って、本出願人は、製造プラントのタイヤ製造ライン内のラインで使用するのに適し、換言すると作業時間およびコストの低減を達成するために使用するのに適し、信頼できる結果を提供することができる、特にタイヤの表面上の1つより多くの種類の欠陥を検出するために、タイヤの表面の画像を取得することができる、タイヤを検査するための方法および装置を考案するという問題を設定した。
本出願人は、検出システムが少なくとも2種類の光源を有することにより、識別されることが望まれる欠陥の種類に応じてタイヤの表面の一部の照射を変化させることが可能であり、また、タイヤ自体の変形のためのスラスト要素などのさらなる装置が使用されるか否かに応じて、拡散光と、タイヤの前述の検査のために特に有用なグレージング光との両方に画像の取得を適合させることが可能であることを理解した。
より正確には、本出願人は、最終的に、一般に異なる欠陥を有し得る、タイヤの第1の表面部分と第2の表面部分への、第1の照射ステップおよび第2の照射ステップを提供して、スラストシステムと連結された、または連結されていない1つの装置を介して、第1の画像および第2の画像を結果として取得する方法および装置が、タイヤの検査を迅速に実行することを可能にすることを見出した。有利には、第1の照射ステップは、第1の光源から来る照射を使用して、表面の照射された部分またはその少なくとも一部の変形と同時に実行されるが、第2の照射は圧縮なしで実行される。この異なる照射および画像の取得は、本発明では、同じ検出システムによって、および少なくとも2つの光源によって実行される。
第1の態様によれば、本発明は、タイヤを検査する方法に関する。
好ましくは、検査されるべきタイヤを提供することが想定される。
好ましくは、独立して起動することができる第1の光源および第2の光源をカメラと連動させることが想定される。
好ましくは、変形した表面部分が生じるように、前記タイヤの第1の表面部分に対して第1の力を加えることが想定される。
好ましくは、前記タイヤの前記変形した表面部分を、前記第1の光源によって発せられた第1の光放射で照射することが想定される。
好ましくは、前記変形中に前記第2の光源を非起動状態に保つことが想定される。
好ましくは、前記カメラを介して前記第1の光放射によって照射された前記変形表面部分の第1の画像を取得することが想定される。
好ましくは、前記第1の力を前記タイヤの前記第1の表面部分から除去することが想定される。
好ましくは、前記タイヤの前記第1の表面部分と少なくとも部分的に異なる第2の表面部分を選択することが想定される。
好ましくは、前記タイヤの未変形の前記第2の表面部分を、前記第2の光源によって発せられた第2の光放射で照射することが想定される。
好ましくは、前記カメラを介して前記第2の光放射によって照射された未変形の前記第2の表面部分の第2の画像を取得することが想定される。
好ましくは、前記タイヤの前記第1の表面部分および前記第2の表面部分のあり得る欠陥を検出するように、前記第1の画像および前記第2の画像を処理することが想定される。
第2の態様によれば、本発明は、タイヤを検査するための装置に関する。
好ましくは、タイヤを受けるように構成された支持平面が提供される。
好ましくは、第1の変形表面部分を形成するように、前記タイヤの第1の表面部分に第1の力を加えるように構成された変形要素が提供される。
好ましくは、変形要素と動作的に関連付けられ、前記変形要素を前記タイヤの前記表面に向かっておよびそれから離れるように移動させるように構成された位置決めアクチュエータが提供される。
好ましくは、カメラを含む装置が提供される。
好ましくは、装置は第1の光源を含む。
好ましくは、装置は第2の光源を含む。
好ましくは、第1の変形表面部分を形成するように前記タイヤの第1の表面部分に力を加えるために前記変形要素を前記タイヤに向かって移動させるように前記位置決めアクチュエータを起動するようにプログラムされた処理ユニットが提供される。
好ましくは、前記第1の力を前記タイヤの前記第1の表面部分から除去するように前記位置決めアクチュエータを起動させるようにプログラムされた処理ユニットが提供される。
好ましくは、装置は、前記第1の表面部分の変形中に、前記第2の光源を非起動状態に保ちながら、前記タイヤの前記第1の変形表面部分を照射するように前記第1の光源を作動させるようにプログラムされた駆動および制御ユニットを含む。
好ましくは、駆動および制御ユニットは、前記第1の光源によって照射された前記第1の変形表面部分の第1の画像を取得するように前記カメラを制御するようにプログラムされる。
好ましくは、駆動および制御ユニットは、前記第1の表面部分と少なくとも部分的に異なる前記タイヤの第2の未変形表面部分を照射するように前記第2の光源を作動させるようにプログラムされる。
好ましくは、駆動および制御ユニットは、前記第2の光放射によって照射された前記第2の未変形表面部分の第2の画像を取得するように前記カメラを制御するようにプログラムされる。
好ましくは、前記処理ユニットは、前記タイヤの前記第1の表面部分および前記第2の表面部分のあり得る欠陥を検出するように、前記第1の画像および前記第2の画像を処理するようにプログラムされる。
本出願人は、単一の装置が異なる種類の欠陥を検出するための異なる種類の分析を実行することができる方法および装置を提供することは、タイヤを検査するためのより一般的な方法を低コストでより迅速にかつより信頼できるものにすると考える。本出願人は、実際に、タイヤの第1の部分の圧縮を介して見ることができる欠陥を照射するための第1の最適化された光源を、別の種類の欠陥を検出するために最適化された方法でタイヤの第2の部分を照射する第2の光源と組み合わせて使用して、多くの異なる測定を実行するのに必要な装置の数を最小限に抑えることを可能にする方法および装置を研究し提供した。
本発明は、前述の態様の少なくとも1つにおいて、以下に記載される1つまたは複数の好ましい特徴を有することもできる。
好ましくは、前記第1の光源は、拡散光放射を発するのに適しており、前記第2の光源は、グレージング光放射を発するのに適している。
好ましくは、前記第2の光源は、第1のサブ光放射を発する第1のサブ光源と、第2のサブ光放射を発する第2のサブ光源とを含み、前記第2の表面の各点に対して、前記第1のサブ光放射および前記第2のサブ光放射は、それぞれ、前記カメラの光学面に関して対向する2つの半空間から来る。
有利なことに、光源のこの特定の配置は、第1の表面部分の第1の種類の欠陥を検出するためにその圧縮が実行されたときにタイヤに特に近づくこと、および第2の表面部分に存在し得る欠陥を特定するために正確におよび必要な出力で照射することの両方を可能にする。
より好ましくは、前記第1のサブ光源と前記第2のサブ光源を前記第1の光源に関して対称に配置することが予測される。
光源における対称性、この場合、検出システムの光学面の2つの側に配置された第1のサブ光源と第2のサブ光源とを含む第2の光源の光源における対称性は、第2の表面部分が第1のサブ光放射で、または第2のサブ光放射で照射される間に、カメラによって検出された画像のより簡単な比較を可能にする。これらの照射は、それらの異なる鏡面的な供給源に関して異なる。
好ましくは、第1の光放射で照射することは、第1の拡散光放射で前記第1の表面部分または前記第2の表面部分を照射することを含む。
好ましくは、第2の光放射でに照射することは、第1のグレージングサブ光放射または第2のグレージングサブ光放射で前記第2の表面部分を照射することを含む。
第1の光源は、好ましくは、第1の表面部分または第2の表面部分の高さで拡散される放射を第1の表面部分または第2の表面部分に発する一方、第1のサブ光源または第2のサブ光源は第2の表面部分の高さでグレージングする放射を第2の表面部分に発する。圧縮によって変形される第1の表面部分は、好ましくは欠陥を識別するために拡散光のみを必要とするのに対し、第2の表面部分は、好ましくはグレージング光による照射、より好ましくは2種類の異なる種類の放射、グレージング光および拡散光による照射を必要とし、それにより、それぞれ異なる照射による同一の第2の表面部分についての少なくとも2種類の画像を取得し、これは第2の表面部分上の欠陥を識別するために互いに比較することができる。
好ましくは、前記第2の表面部分の各点に対して、点に入射する前記第1のサブ光放射および第2のサブ光放射のそれぞれの合計光出力の少なくとも90%が、それぞれ、前記光学面によって画定される前記2つの対向する半空間から来る。
より好ましくは、前記第2の表面部分の各点に対して、点に入射する前記第1のサブ光放射および前記第2のサブ光放射のそれぞれの全合計光出力が、それぞれ、前記2つの対向する半空間から来る。このようにして、2つの照射間のコントラストが強調される。
好ましくは、前記第2の表面部分の各点に入射する前記第2の光放射のそれぞれの合計光出力の少なくとも75%が、前記各点における前記タイヤの表面に接する平面と55°以下の大きさの第1の入射角を形成する。
好ましくは、前記第2の表面部分の各点に入射する前記第1のサブ光放射および第2のサブ光放射のそれぞれの合計光出力の少なくとも75%、より好ましくは少なくとも90%が、前記各点における前記タイヤの表面に接する平面と55°以下、より好ましくは50°以下の大きさの第1の入射角を形成する。このようにして、光のグレージング効果が強調される。
好ましくは、前記第2の表面部分の各点に入射する前記第1のサブ光放射および第2のサブ光放射のそれぞれの合計光出力の少なくとも75%、より好ましくは少なくとも90%が、前記各点における前記タイヤの表面に接する平面と10°以上、より好ましくは20°以上、さらにより好ましくは30°以上の大きさの第1の入射角を形成する。このようにして、照射は、タイヤの表面に近接して配置された光源によっても可能である。
好ましくは、前記第2の表面部分の各点に入射する前記第1のサブ光放射および第2のサブ光放射のそれぞれの合計光出力の少なくとも75%、より好ましくは少なくとも90%が、前記各点において前記光学面に対して垂直であり、前記各点における表面の法線を通過する基準面と、絶対値で、45°以下、より好ましくは30°以下の第2の入射角度を形成する。このようにして、第1の光放射と第2の光放射との間の照射の差が強調される。
好ましくは、タイヤを提供することは、タイヤの軸方向中間平面が支持平面に対して実質的に平行な状態で前記タイヤを支持平面上に配置し、載置側面部分と、前記支持平面に対して特定の高さに配置された自由側面部分とを定めることを含む。
好ましくは、第1の力を加えることは、前記自由側面の表面部分に前記第1の力を加えることを含む。
検査中のタイヤの正確な支持を得るために、タイヤの回転軸が支持平面に対して実質的に垂直になるようにタイヤを平面上に載置することが好ましい。このような方法で、タイヤは特に安定的であり、前記タイヤの少なくとも半分の容易な検査が可能になる。
好ましくは、前記第1の力は、前記タイヤの回転軸の方向の成分を含む。従って、タイヤは、そのサイドウォール部またはショルダー部に沿って形成され得る例えば切れ目のような欠陥を強調するように、その回転軸に沿って「圧縮」される。
より好ましくは、前記第1の力の前記成分は、前記中間平面に向かう方向に存在する。有利には、タイヤは外側から内側に向かって圧縮される、すなわち、タイヤの内側に面するその外側表面部分に力を加えることによってタイヤは圧縮される。
好ましくは、約25mm〜約55mm、より好ましくは約35mm〜約45mmの距離を置いて前記第1の光源を前記第1の変形表面部分により近づけることが想定される。探索される欠陥は、例えば、タイヤの表面の凹凸(未加硫の化合物、形状の変化等)、構造の不均一性、表面上の異物の存在であり得る。構造的に不均一な欠陥の中で、いわゆる「カーカスクリープ」は特に重要であり、それは、例えば異なる化合物のような、異なる化学的−物理的特性を有するタイヤの2つの部分の間の界面領域に発生する、まれであるが潜在的には非常に危険な欠陥である。
そのような欠点は、典型的には長手方向に延びる小さな切れ目の形であり、すなわち、それらはタイヤの円形延在部に従い、縁部が完全に一致することを特徴とし、その間には材料の除去も欠如もなく、これはそれらを特に特定しにくくする特徴である。化合物の流れ(compound running)は、タイヤ自体の内側と外側の両方に、例えばライナー層の下の内面の近くに配置されたタイヤの領域を含み得る一方、外側では2つの隣接する化合物の未接着が、典型的にはバットレスまたはサイドウォール部領域に切れ目を発生し得る。
検査すべきタイヤのサイドウォール部の第1の部分を適切に変形させることにより、タイヤの変形した表面部分の外側曲率半径を低減させることが可能で、従って、あり得る欠陥、特に化合物の流れおよび他の切れ目または穴が強調される。それというのも、通常の外側凸状部の強調は、そのような欠陥の縁または周囲を「開く」傾向があり、後続の画像処理においてそれらを特定しやすくするからである。
従ってこの適切に圧縮された第1の表面部分の検出された画像は高い質を有し、および/または、あり得る欠陥の存在を検出するために画像の後続の自動処理を可能にするような数および質の情報を含み、この目的のために使用される欠陥自動検出アルゴリズムを非常に効果的にする。
この種類の欠陥は、適切に特定されるために、相対的に高い出力の、タイヤの変形部分に近い照射を必要とし、すなわち、スラスト要素の非常に近くに装置を位置決めすることを必要とし、そうでない場合、スラスト要素によって開かれた切れ目は、変形が生じる領域からのある距離に達するや否や「閉鎖」する。
好ましくは、約25mm〜約55mm、より好ましくは約35mm〜約45mmの距離を置いて前記第1の光源を前記第2の表面部分により近づけることが想定される。この距離の範囲は、欠陥の正しい視覚化のために最適であることが判明している:第1の光源が位置付けられる距離は、タイヤにも圧縮力をタイヤに加える要素にもぶつからないような最小距離間の最適な妥協点である。
好ましくは、第2の変形表面部分を形成するように前記タイヤの第3の表面部分に第2の力を加えることが想定され、前記第3の表面部分は前記タイヤの前記第1の表面部分および前記第2の表面部分と少なくとも部分的に異なる。
好ましくは、前記第1の光源によって発せられた前記第1の光放射によって前記タイヤの前記第2の変形表面部分を照射することが想定される。
さらにより好ましくは、前記第1の光放射によって照射された前記さらなる変形表面部分の第3の画像を、検出システムを介して取得することが想定される。有利なことに、タイヤの2つ以上の表面部分が、タイヤの異なる部分に力を加えることによって、装置を介して検査される。このようにして、表面の様々な位置の欠陥を検出することができる。
好ましくは、前記第1の表面部分または前記第3の表面部分は前記自由側面に属する。タイヤは自由側面、すなわち支持体と接触していない表面で有利に調べられる。好ましくは、自由側面と実質的に対称なタイヤと接触する側面を調べるために、タイヤはその回転軸に垂直に180°回転され、前に支持体と接触していた側面が自由側面になり、調べることができる。
好ましくは、前記第2の表面部分を照射することは、前記第2の表面部分を前記第1の光放射で照射することを含む。
好ましくは、前記第2の表面部分を照射することは、前記第1の光放射が前記第2の表面部分を照射する時間と異なる時間に、前記第2の表面部分を前記第2の光放射で照射することを含む。
タイヤの第2の表面部分で探索される欠陥の種類は、好ましくは、第1の光放射および第2の光放射のような異なる照射条件で検出システムを介して取得された画像を比較することによって特定され、その結果、欠陥は、例えば一方の画像において検出可能な特徴を他方から「差し引く」ことで検出可能である。
好ましくは、前記第3の表面部分を第1の光放射で照射することは、前記第3の表面部分を第1の拡散光放射で照射することを含む。有利には、第3の部分の照射の種類は、第1の表面部分の照射の種類に実質的に類似している。
好ましくは、前記第2の表面部分を照射することは、前記第2の表面部分を前記第1の光放射で照射することを含む。
好ましくは、前記第2の表面部分を照射することは、前記第1の光放射が前記第2の表面部分を照射する時間と異なる時間に、前記第2の表面部分を前記第1のサブ光放射で照射することを含む。
さらにより好ましくは、前記第2の表面部分を照射することは、前記第1の光放射が前記第2の表面部分を照射する時間や、前記第1のサブ光放射が前記第2の表面部分を照射する時間と異なる時間に、前記第2の表面部分を前記第2のサブ光放射で照射することを含む。
処理されるために取得された3種類の異なる画像は、それぞれ異なる種類の照射によるものである。これにより、第2の表面部分のあり得る欠陥を強調するために、3種類の異なる画像の比較と、適切なアルゴリズムによるそれらの処理が可能になる。
より好ましくは、前記第2の画像を取得することは、前記第2の部分が前記第1の光放射によって照射されるときに処理されるべき第1の画像を取得することを含む。
さらにより好ましくは、前記第2の画像を取得することは、前記第2の部分が前記第1のサブ光放射によって照射されるときに処理されるべき第2の画像を取得することを含む。
さらにより好ましくは、前記第2の画像を取得することは、前記第2の部分が前記第2のサブ光放射によって照射されるときに処理されるべき第3の画像を取得することを含む。
そのようにして、処理されるべき3種類の画像は、2つが好ましくはグレージング光の画像で、1つが拡散光の画像であり、有利に欠陥を識別するために処理される。
さらにより好ましくは、処理されるべき第1の画像、処理されるべき第2の画像または処理されるべき第3の画像は、互いに隣接するまたは部分的に重なり合う、一連の直線表面部分のそれぞれの複数の第1の直線画像、第2の直線画像または第3の直線画像から構成され、前記第1の直線画像、前記第2の直線画像または前記第3の直線画像は、それぞれ前記第1の光放射、前記第1のサブ光放射および前記第2のサブ光放射によって交互に連続的に照射された、前記一連の直線部分の各直線部分上で取得される。
有利には、処理されるべき前記第1の画像、前記第2の画像、前記第3の画像、または前記各画像はデジタル画像である。より好ましくは、それらは画素マトリクスから形成された画像である。
好ましくは、前記第1の画像または前記第3の画像は、互いに隣接するまたは部分的に重なり合う、一連の直線表面部分のそれぞれの複数の第4の直線画像から構成され、前記第4の直線画像は、前記第1の光放射によってそれぞれ照射される前記一連の直線部分の各直線部分上で取得される。
画像を取得するための検出システムのタイプは、例えば、照射時に第1の表面部分または第2の表面部分または第3の表面部分が好ましくはそこに配置されるまたはその近くに配置される焦点面に対して、レンズライン、レンズ面の交差を定めるリニアカメラである。従って、直線部分は、好ましくは、時間的に連続して前記レンズラインの近くで得ることができる表面部分である。例えば、タイヤをその回転軸の周りで回転させることによって、または検出システムおよび光源をタイヤの周りで回転させることによって、このような一連の直線部分を得ることができる。好ましくは、360°の少なくとも1回の完全な回転が完了される。より好ましくは、360°を超える回転が、画像の開始および終了がそれぞれ発生するタイヤの最初と最後の部分(これは一致する)の間に正確な重なりを有するために行われる。
好ましくは、前記タイヤをその回転軸の周りで回転させること;および異なる角度位置での複数の第1の画像または第2の画像または第3の画像を得て、前記タイヤの角度位置ごとの第1の画像、または第2の画像、または第3の画像を得るように、前記タイヤの複数の角度位置で前記タイヤを照射することが想定される。
有利には、第1の作業がより単純になるので、検出システムの代わりにタイヤが回転される。検出システムの回転は、連続移動によって引き起こされる振動によるシステムの損傷または不正確な画像の取得を招く可能性がある。
好ましくは、前記第1の表面部分または前記第3の表面部分は、前記タイヤのサイドウォール部またはショルダー部の外面部分である。
好ましくは、前記第2の表面部分は、前記タイヤのビードの表面部分である。
好ましくは、調べている間の表面部分の強い照射および圧縮が必要である、言及された第1の種類の欠陥は、タイヤのサイドウォール部またはショルダー部で発見され得る欠陥である。複数の異なる照射を必要とする第2の種類の欠陥は、タイヤのビードの位置に最も頻出する。
好ましくは、第1の力または第2の力を加えることは、前記回転中に前記タイヤの前記第1の変形表面または前記第2の変形表面に一定の圧力を加えることを含む。
さらにより好ましくは、前記一定の圧力の値は、検査される前記タイヤの種類に依存する。
好ましくは、第1の変形表面部分または第2の変形表面部分を形成するように前記タイヤの第1の表面部分または前記タイヤの第3の表面部分に第1の力または第2の力を加えることは、前記第1の変形部分または第2の変形部分を前記タイヤの支持体に対して所定の高さに保つことを含む。
一定の力または一定の高さのいずれかで変形を加えることができる。両方とも使用することができ、最も有利なのは、特定の用途または検査されるべきタイヤの種類に従って選択される。
より好ましくは、前記高さは、検査されるべきタイヤの型に依存する。
実際には、すべてのタイヤが同じサイズであることはなく、同じ剛性を有することもないので、タイヤの変形表面を位置決めする高さは、好ましくはタイヤ自体の特性に基づいて選択される。
好ましくは、前記第2の表面部分を照射する前に、光放射を発しないように制御される第1の非起動構成であって、前記カメラの焦点面からの前記第2の光源の距離が、前記焦点面からの前記第1の光源の距離より長い第1の非起動構成から、第2の光放射を発するように適合される起動構成であって、前記焦点面からの前記第2の光源の距離が、前記焦点面からの前記第1の光源の距離以下である起動構成へ、前記第2の光源を移動することが想定される。
このようにして、一方または両方が必要であるかどうかに応じて、第1のサブ光源および第2のサブ光源を移動させることによって、2種類の照射を得ることができる。非起動構成では、装置は特にコンパクトであり、変形されたタイヤの第1または第3の表面部分に実質的に接近するように適合される。第2の構成では、第1のサブ光源および第2のサブ光源が「開いた」状態で、異なる光源を介して第2の表面部分の複数の異なる照射を得ることが可能である。第2の構成では、実際にはコンパクトさはあまり必要ではない、それというのも、圧縮手段もその結果生じる変形表面も存在せず、その両方とも、探索される欠陥、例えばビード領域の切れ目を検出するためにもはや必要ではないからである。
好ましくは、ロボットアームが、前記装置の一端に連結されて設けられる。ロボットアームを介して、タイヤの表面部分の照射装置は、調べられる部分の位置に達するように容易に移動される。
好ましくは、処理ユニットは、前記装置の前記第1の光源が前記変形表面から約25mm〜約55mm、より好ましくは約35mm〜約45mmの距離まで近づけられるように、前記ロボットアームを前記第1の変形表面の方に移動させるようにプログラムされる。
好ましくは、前記変形要素は、スラストローラを含む。
より好ましくは、スラストローラは、それ自体の軸の周りを自由に回転できるように取り付けられる。有利には、圧縮は、ローラがタイヤの表面部分に当接することによって生じる。ローラは、回転可能であり、タイヤのその回転軸周りの回転に対して、圧縮された部分を保つので、同じ表面を任意の角度位置で検査することができる。
好ましくは、タイヤは回転するように設定され、ローラは、ローラが接触するタイヤの表面の回転のためにその軸の周りを回転しながら、その位置は同じままである。
より好ましくは、スラストローラの軸は、タイヤの回転軸を通過し、変形した表面部分の半径方向を通過する平面上にある。このようにして、タイヤの表面の最適な圧縮が行われる。
好ましくは、前記スラストローラの前記回転軸は、前記タイヤの回転軸と所定の角度を成して位置付けることができる。このようにして、ローラの回転軸を適切に傾斜させて最適な方法でタイヤの表面の幾何学的形状に「従い」、それによりタイヤの幾何学的形状によって変更されない正確な圧力を加えることが可能となる。
好ましくは、スラストローラは、2つの異なる位置に位置付けることができる。第1の位置において、ローラの回転軸は、タイヤの回転軸に対して実質的に垂直である。第2の位置において、ローラの回転軸とタイヤの回転軸が、約120°の角度を形成する。
好ましくは、前記ローラは、前記回転軸に沿った中央部分において断面が増大した部分と、前記回転軸に沿ったその端部において断面が減少した部分とを有する。増大した断面を有する中央部分は、好ましくは、欠陥を探すことが望まれるショルダー部またはサイドウォール部領域に位置付けられる。しかしながら、大きな中央部分は、ある状況において、タイヤのブロックを通過する際に振動を生じさせる可能性がある。このため、ローラ自体の軸方向端部の先細りが好ましく、それによりローラによる圧縮によって係合される表面の面積は制限され、調整可能である。
さらなる特徴および利点は、本発明によるタイヤの検査のための方法および装置のいくつかの例であり排他的ではない実施形態の詳細な記載からより明確になるであろう。そのような記載は、説明のためだけに提供され、従って限定するつもりはない添付の図面を参照して、以下に概説される。
タイヤ製造ライン内のタイヤ検査装置の、部分的かつ概略的な斜視図を、部分的に断面でおよび部分的に機能ブロックとして示す。 動作ステップ中の図1の本発明によるタイヤ検査装置の部分的かつ概略的な斜視図を示す。 別の動作ステップ中の図2の装置を示す。 図3の装置の詳細を拡大したスケールで示す。 さらなる動作ステップ中の図2〜3の装置を示す。 図4の動作構成の装置の上面図を示す。 図2または3の装置の詳細の部分的かつ概略的な側面図を示す。 図4の装置の詳細の部分的かつ概略的な側面図を示す。 図5または6の詳細の概略的な側断面図を示す。 図2または3の装置の詳細の部分的かつ概略的な斜視図を示す。 本発明による動作構成にあるタイヤ検査装置の斜視図を示す。 異なる動作構成にある図9aのタイヤ検査装置の斜視図を示す。 図9aの装置の上面図を示す。 図9aの装置の正面図を示す。 図9bの装置の上面図を示す。 図9bの装置の正面図を示す。
本発明によるタイヤ製造ラインにおいてタイヤを検査するための装置は、全体的に1で示され、図1に描かれている。一般に、同様の要素の可能な変形実施形態には同じ参照番号が使用される。
装置1は、サイドウォール部でタイヤ200を支持し、典型的には垂直に従って配置されるその回転軸201の周りでタイヤ200を回転させるように構成された支持体102(図1にのみ示されている)を含む。支持体102は、典型的には、可動部材(これは例として既知のタイプのものであることができるのでこれ以上記載せずまた図示しない)によって作動される。タイヤの支持体は、タイヤを、例えば対応する載置ビードを固定するように、場合によっては構成することができる。従って、支持体に載置されたタイヤ200は、自由な側面または自由なサイドウォール部を画定し、自由な側面または自由なサイドウォール部とは、その表面部分が、支持体上に載置しておらず、また支持体の平面に対して垂直な軸Zを有する座標軸系において上方に面していることを表す。
タイヤ200は、回転軸201の周りに実質的にトロイダル構造を有し、回転軸201に垂直な軸方向中間面242(図2、3および4において破線で断面中に示される)を有する。タイヤは、クラウン203およびサイドウォール部204で構成される。サイドウォール部204は、ショルダー部領域205、ビード領域206、およびショルダー部とビードとの間に配置された半径方向中央領域またはサイドウォール部領域207でそれぞれ構成される。
典型的には、図2および図3に示されるように、装置1は、装置10が取り付けられるロボットアーム220を含み、詳細には装置10は、ロボットアーム220の端部と結合するための取付け部材19を含む。図2において非常に概略的に表されたロボットアーム220は、好ましくは人間型ロボットアームである。さらにより好ましくは、それは少なくとも5軸を有する人間型ロボットアームである。
好ましくは、装置1は変形要素130も含む。変形要素130は、タイヤ200のサイドウォール部の一部に属する外側接触面に物理的接触によって圧縮力を加えて、サイドウォール部の、好ましくは自由な側面の一部を弾性変形させるように構成される。図2および図3に例として示す好ましい構成において、圧縮力(図2および図3中、垂直矢印Fによって示される)は、タイヤ200の回転軸201のように向けられる。しかしながら、本出願人によれば、本発明は、圧縮力が回転軸201に平行な少なくとも1つの成分を有する場合を含む。
好ましくは、変形要素130は、圧縮部材131と、圧縮部材を圧縮力の方向に沿って移動させるように構成された位置決めアクチュエータ132とを備える。例として、位置決めアクチュエータ132は、空気圧シリンダとすることができる。かくして圧縮部材をタイヤ200に接離させることができる。好ましくは、圧縮部材131は、スラストローラを含む。
好ましくは、スラストローラは、図に117で示されるその回転軸の周りで回転可能である。スラストローラの軸117は、タイヤの軸を通過しかつ変形されたサイドウォール部の部分の半径方向を通過する平面(例えば、図2および図3の平面)上に常に位置する。好ましくは、力がない場合、換言すると休止位置にあるスラストローラの軸117は、タイヤの軸に対して垂直である。作動中のローラの軸線は、タイヤの軸とのそのような垂直状態から、例えば垂直状態から+30°の範囲内で、逸れることができる(例えば図2に示すように)。
さらに、図3aにおいて詳細に見ることができるスラストローラは、回転軸117に垂直な平面で取られた、実質的に円形のセクションを含む。セクションの直径は、好ましくは、回転軸117に沿った前記ローラの第1の端部118aおよび第2の軸方向反対端部118bに存在する最小直径から、ローラの中央領域に存在する最大直径まで可変である。
好ましくは、変形要素130は、圧縮部材131および位置決めアクチュエータ132をユニットとしてタイヤの半径方向に沿って移動させるように構成された半径方向移動部材(図示せず、例えば、さらなる電気モータおよび半径方向移動を案内するガイドおよび摺動ブロックのシステム)を含む。従って、変形要素130は、使用しないときにタイヤから離すことができる。
好ましくは、変形要素130は、サイドウォール部の一部に属する外側接触面に圧縮力を付与し、外側接触面に上記スラストローラを押しあてながら、タイヤ200のサイドウォール部の一部を弾性的に変形させるように適合される。付与される力またはタイヤの回転軸に沿った外側接触面に課せられる動きは予め決定され、検査されるタイヤのタイプに依存する。タイヤ200は、タイプおよびモデルによって異なる弾性および変形可能性を有し得るので、変形要素130によって付与される力または課せられる変形は、検査されるタイヤ200のタイプに依存することが好ましい。
装置10は、図5〜8を最初に参照すると、カメラ105を含む検出システム104を含む。好ましくは、カメラ105は、(図5、6および8で見ることができる)カメラ自体を通過する光学面107上に位置するレンズライン106を有するリニアカメラである。本発明はまた、カメラ105が、例えばマトリックスカメラのような異なるタイプのものである代替の場合を考慮する。この場合、照射され取得された表面部分もマトリックスタイプのものである。さらに、カメラ105は、そこでタイヤ表面の被照射部分に合焦される焦点面121を定める。好ましくは、光学面107と焦点面121は、互いに垂直である(図5、6および8で見ることができる)。
装置10はまた、第1の光源110および第2の光源108を含み、それらは、レンズライン106と一致する(例えば表面部分が平坦である場合)またはレンズライン106に近い(タイヤの表面の曲線形状のために)前記タイヤ200の、好ましくは直線形状である(図8で見ることができる)、表面部分202を照射するように、それぞれ第1の光放射および第2の光放射を発するように適合されている。
カメラ105を介した検出システムは、第1および第2の光放射のうちの少なくとも1つによって照射された表面部分202(直線形状)のそれぞれの2次元デジタル画像を取得するように構成される。
好ましくは、第2の光源108は、第1のサブ光源109aと第2のサブ光源109bとを含む。各サブ光源109aおよび109bは、1つまたは複数の光源要素を含むことができる。好ましくは、各サブ光源109aおよび109bは、それぞれ単一の各光源要素111および112を含む。2つの光源要素111、112は、光学面107に関して対称に配置される。好ましくは、2つの光源要素111および112はそれぞれ、光学面に対して対向する側に位置し、光学面に対して等距離にある。
好ましくは、第1の光源110は、光学面107の両側に分散され、そのような平面に関して対称に分散された2つの各光源要素113を含む。
各光源要素111、112、113は、好ましくは光学面107に、従ってレンズライン106に実質的に平行な各主延在方向(例として図8に破線114で示される)を有する。
例として、光源要素111、112、113は、主延在方向114に沿って約60mmに等しい寸法を有し、および前述の主延在方向114に垂直な約25mmに等しい直径を有する。各光源要素111、112、113は、典型的に、主延在方向114に沿って整列して配置された複数のLED光源169を含む。好ましくは、図7で見ることができるように、各光源要素111、112、113は、各LEDライト169の上に配置された、LEDライトによって発せられた光ビームを約30°収束させるように適合された収束レンズ170を含む。従って、各LEDライトによって発せられる光ビームは、好ましくは、約20°〜約40°の角度に制限される。
図5、6および8において、光源111、112、113の要素は、それぞれの発光面を基準にして概略的に示されているが(図中、半円形の形状例であるが、任意の形状であってよい)、発光面は、例えば、透明保護ガラスおよび/またはディフューザと一致することができる。
図5および図6から分かるように、装置、特にその光源は、第1の動作構成から第2の動作構成に、またはその逆に移動することができる。
図5の第1の動作構成では、好ましくは、光学面107からの第1の光源110の光源要素113のそれぞれの距離dは、前記第2の光源108の各光源要素111、112と光学面107との間の距離d、dよりも大きい。
有利なことに、図6の第2の構成では、光源要素113における第1の光源110と焦点面121との間の距離dは、第1のサブ光源109aまたは第2のサブ光源109bの焦点面121からの距離dまたはd未満である。より好ましくは、dは、dおよびdの両方よりも小さい。さらにより好ましくは、d=dである。好ましくは、両方の構成において、第1の光源110の2つの光源要素113は同一平面上にあり、焦点面121から距離dである焦点面121と実質的に平行な平面P1を画定する、すなわち第1の光源の光源要素113は、焦点面121から同じ距離である。平面P1は、(図5および図6に示されているように)焦点面121から最小距離の所で第1の光源110の両方の光源要素113の点を通過する平面として、または両方の光源要素113の中間線を通過する平面として定義することができる。
好ましくは、サブ光源109aおよび109bは、好ましくは第1および第2の動作構成の両方において、同じく同一平面上にあり、焦点面121に実質的に平行な平面P2を画定する。好ましくは、焦点面121からのこの平面P2の距離はdに等しい(結果、d=d)。P1の場合と同様に、平面P2は、(図5および図6に示すように)焦点面121から最小距離の所で両方のサブ光源109aおよび109bの点を通過する平面として、または両方のサブ光源109a〜109bの中間線を通過する平面として定義することができる。
好ましくは、第1および/または第2の構成において、距離dは約77mmに等しい。
より好ましくは、第1の構成において、距離d−d=d−dは、約32mmに等しい(77mm−45mm)。
この装置の実施形態は、図9a、9b、および10〜13に示されている。
各光源108、110は、好ましくはアルミニウム製の支持体を含み、その上にLED169が固定される。支持体はすべて、添付の図において168で示されている(図9a、9bおよび13参照)。好ましくは、LED169は、熱伝導ペースト(図で見ることはできない)を介してそれぞれの支持体168に固定される。有利には、各支持体168はまた、LEDと接触していない外面に、熱の放散のためのフィン構造167を含む(図9aおよび13で見ることができる)。
第1の光源110の第1および第2の光源要素113は、第1の光源110の主延在方向114に対して実質的に垂直にかつ互いに実質的に平行に配置された2枚のプレート11、12の間に配置される。発光方向において第1光源の下流に延在する2枚のプレート11、12の間には、リニアカメラ105も配置されている。
これらの2枚のプレート11、12は、第3および第4のプレート13、14にヒンジ結合されているので、それにより定められる第3および第4のプレートの回転軸は、第1の光源110または第2の光源108の主方向に実質的に平行である。第3のプレート13は、第2の光源108の第1のサブ光源109aにしっかりと接続され、一方、第4のプレート14は、第2の光源108の第2のサブ光源109bにしっかりと接続される。
第3および第4のプレート13、14は、図9aおよび10において延長状態で見ることができる第1および第2の空気圧ピストン15、16によって回転移動される。各ピストン15、16は、一端が移動されるプレートに接続され、他端は第1のプレート11に接続される。
ピストンを介したプレート13、14の移動は以下のことを意味する、すなわち、装置10が、第2の光源108すなわちサブ光源109aおよび109bが「前方」に配置される、すなわちそれらが第1の光源110に対してカメラ105からさらに離れ、照射されるべきタイヤ表面により近づく、すなわち第1の光源110に対して焦点面121により近づく、図9a、10および11の構成などの第1の動作構成にされることができ、または第2の光源108が焦点面121に対してより離れて配置され、第1のサブ光源109aおよび第2のサブ光源109bが、光学面107に垂直な方向に装置10によって与えられる嵩を最小限に抑えるために光学面107に対して実質的に平行に曲げられる図9bに示す構成などの第2の構成にされることができることを意味する。
好ましくは、第1の動作構成および第2の動作構成の両方において、それぞれの図11および図13からより明確に分かるように、第1の光源110および第2の光源108の光源要素は、光学面107に垂直な視野におけるそれらの全延長に関して、それらがレンズラインに垂直な2つの平面の間に位置するように構成される。換言すると、主延在方向114に関する光源108および110の第1端および第2端のすべては、レンズラインに垂直なそれぞれの平面上にある。
好ましくは、装置10は駆動および制御ユニット140を含み、それは、前記第1の光源110および前記第2の光源108のうちの1つまたは複数を選択的に作動させるように、および、好ましくは前記第1の光源110および前記第2の光源108のうちの1つまたは複数の作動と同期して、直線表面部分のそれぞれの2次元デジタル画像(カラーまたはモノクロ)を取得するためにリニアカメラ105を作動させるように構成されている。
好ましくは、駆動および制御ユニット140は、光源108、110の制御に関連する信号を待機時間なしに送信するように、第1の光源110およびカメラ105の前記支持プレート11に固定される。さらに、好ましくは、駆動および制御ユニット140は、第2の光源108を第2の構成において一切の放射を発せず、第1の構成において光放射を発するように制御するように適合される。
さらに、より優れた熱放散のために、ユニット140はフィン構造166(図9aで見ることができる)も含む。
他方、処理ユニット180(図1に示す)は、好ましくは、第2の光源108のサブ光源109aおよび109bを移動させるようにピストン15、16を制御するように適合される。好ましくは、処理ユニット180はまた、表面部分を変形させるかまたはさせないように変形要素130をタイヤ200に近づけるか離す一方、照射され検査されるべきタイヤの表面から所定の距離までロボットアーム220が装置10を移動するように、変形要素130およびロボットアーム220を制御するように適合される。
好ましくは、第2の光源108は、グレージング光でレンズライン106を照射するのに適している。好ましくは、第1の光源110は、拡散光でレンズライン106を照射するように適合される。
好ましくは、装置1は、本発明の方法に従って動作するように作製される。
検査される第1の表面部分(常に202で示される)が、タイヤ200の外面において選択される。好ましくは、排他的ではないが、この部分は、タイヤ200のショルダー部またはサイドウォール部に属する。処理ユニット180は、装置10を図9b、12、13および6の第2の構成に配置し、この間、駆動および制御ユニット140は第2の光源108を制御して一切の放射を発しないようにする。装置10は、光学面107に実質的に平行なサブ光源109aおよび109bの位置決めのために特にコンパクトな設計である。
処理ユニット180は、図2で見ることができるように、変形要素130を、タイヤと、好ましくはそのサイドウォール部204と接触させて、それに力を加え、選択された第1の部分を含むその第1の表面部分を変形させるように制御する。好ましくは、図2に示すように、第1の表面部分は、タイヤ200のショルダー部205の一部である。好ましくは、タイヤ200のサイドウォール部204の残りの部分全体は変形しないままである。例として、圧縮力は、サイドウォール部204の部分を変形させ、それによりサイドウォール部の前記部分のすべての点の間で、力の及ばない位置と変形した位置との間で取られる、圧縮力の方向に沿って測定される最大変位が、約10〜約20mmの値に等しくなるようなものである。
図9bのコンパクトな構成の装置10は、変形要素130によって変形されたタイヤ200の第1の表面部分の画像を照射し取得するために、変形要素130(再び図2参照)にかなり接近することができる。処理ユニット180は、第1の光源110をタイヤ200の表面および変形要素130の方に移動するようにロボットアーム220を制御し、それにより第1の変形された部分の内側の直線表面部分が、少なくとも部分的に焦点面121においてレンズライン106と一致または近接するようにする。直線部分はまた、少なくとも部分的に、変形要素130の横の第1の変形された表面部分に属する。好ましくは、変形要素130、特にスラストローラと、装置10との間の距離は、約30mm〜約50mmである。
このように、処理ユニット180は、支持体102の移動部材を制御してタイヤ200を回転させる。
駆動および制御ユニット140は、進行中のタイヤの回転と共に、エンコーダによって受信された角度位置信号に応じて、第1の光源110およびリニアカメラ105を迅速に順次起動させ、第1の光源110の起動と同期してそれぞれの直線表面部分のそれぞれの2次元デジタル画像(カラーまたはモノクロ)を取得する。制御ユニット140は、リニアカメラ105と同期して作動する第1の光源110の光源要素113のオンを平行して制御する。従って、2つの光源要素113は、同時にオンになる。
より好ましくは、駆動および制御ユニット140は、タイヤ200の第1の表面部分202に、拡散された放射を、例えば所定の周波数で発するように、第1の光源110を制御する。このようなストロボスコープ周波数は、例えば0.1msに等しい。さらに、駆動および制御ユニット140は、カメラ105を制御して、第1の光源によって照射された第1の表面部分の画像をその照射と同期して取得する。従って、照射されたタイヤ200の第1の表面部分の画像は、拡散光でその部分を照射する第1の光源110がオンにされるたびに、カメラ105によって取得される。
所望の表面部分を検査するために、タイヤ200の所望の回転が、好ましくは円形延在部全体を取得するための少なくとも1回の完全な回転が行われると、タイヤ「リング」のデジタル画像が得られ、それは、それぞれ第1の光源で照射された一連の直線部分の全デジタル画像で作成される。完全な360°画像に対して、例えば25,000枚の単一直線画像が使用される。
任意選択的に、タイヤの表面の第3の部分が選択され、第3の部分は、再びサイドウォール部204に属することが好ましいが必ずしも必要ではなく、ただし、少なくとも部分的に第1の部分とは異なっている。従って、変形要素130は、タイヤ200の別個の表面部分に、好ましくは再び装置180の処理ユニットを介して配置され、選択された第3の部分を含むタイヤの第2の表面部分を変形させることができる。このようにして、タイヤのさらなる変形した外面部分の照射を得るように装置10を新しい位置に移動して新たな分析を行うことができる。例えば、図2および図3における変形要素130の位置と、2つの図における装置10の結果として生じる異なる位置との間の差に注目されたい。図2において、タイヤのショルダー部205の外面部分は第1の光源110によって照射される一方、図3において、タイヤ200のサイドウォール部204の中央領域207の外面部分が第1の光源110によって照射される。さらに、図2において、ショルダー部205に位置付けられるスラストローラの回転軸117は、タイヤ200の支持体によって画定された平面に対して傾斜しているが、図3では、スラストローラの回転軸117は、回転軸201に対して実質的に垂直であり、従って、タイヤ200の支持体102によって画定される上述の平面に平行である。
さらに、検査されるタイヤ200の外面の第2の部分が選択される。この第2の部分は、タイヤ200のビード206に属することが好ましいが、必ずしも必要ではない。
処理ユニット180は、変形力がタイヤに付与されないように変形要素130をタイヤの表面から離れるように制御する。さらに、ユニット180は、ピストン15、16を制御して、第2の光源108を図9a、10、11および5の動作構成にする。さらに、処理ユニット180は、ロボットアーム220を制御して、装置10をタイヤのビードの一部である第2の表面部分に移動させ、支持体102の移動部材を制御してタイヤ200を回転させる。達成された構成は、図4および図4aに示されている。
第1の光源110および第2の光源108は同じく駆動および制御ユニット140によって制御され、タイヤ200の第2の表面部分202に放射を発する。好ましくは、第1の光源110は、第2の表面部分に拡散放射を発し、第2の光源108は、2つのサブ光源109aおよび109bを設けることによって、光学面107に関して対向する半空間から来るグレージング放射を発する。好ましくは、すべての光源は、タイヤの第2の表面部分を例えば所定の周波数で照射するために光放射を発する。このようなストロボスコープ周波数は、例えば0.064msに等しい。好ましくは、光源、すなわち、第1の光源110、第1のサブ光源109aおよび第2のサブ光源109bは交互にオンにされる、すなわち、所与の期間、第1の光源110または第2の光源108の第1のサブ光源109aまたは第2のサブ光源109bのみがタイヤの第2の表面部分を照射する。さらに、駆動および制御ユニット140は、好ましくは、カメラ105を制御して、第1の光源によってまたは第1のサブ光源によってまたは第2のサブ光源によって照射された第2の表面部分の画像をその照射と同期して取得する。従って、有利なことに、カメラ105は、第1の光源110がオンにされるたびに照射されるタイヤ200の第2の表面部分の画像を取得し、第1の光源110は拡散光でその部分を照射し、第1のサブ光源109aがオンにされるたびに照射されるタイヤ200の第2の表面部分の画像を取得し、第1のサブ光源109aは第2の部分を光学面107の一方の側からグレージング光で照射し、第2のサブ光源109bがオンにされるたびに照射されるタイヤ200の第2の表面部分の画像を取得し、第2のサブ光源109bは光学面107の他方の側からグレージング光で第2の部分を照射する。このようにして、有利なことに、第2の表面部分ごとに、処理される3種類の別個の画像が取得され、この際、同じ部分が別個の特徴を有する放射で照射される。このようにして、同じ表面部分の拡散光の画像と、グレージング光の2種類の画像との両方を取得することができる。これらの3種類の画像は、単一の2次元画像の別個の部分を形成することもでき、第1の部分はグレージング光によって得られ、第2の部分は光学面の第1の方向から(例えば右から)のグレージング光によって得られ、第3の部分は光学面の第2の反対方向から(例えば左から)のグレージング光によって得られる。
好ましくは、各画像は直線画像である。
好ましくは、装置は、支持体の角度位置を検出するエンコーダ(図示せず)を含み、駆動および制御ユニットは、エンコーダによって送信された支持体の角度位置信号に応じて、前記第1の光源110および第2の光源108を起動し、検出システムを制御するように構成される。
例として、第1および第2の直線画像の取得間の、ならびに第2および第3の直線画像間の、次に周期的に第1および第3の直線画像間の時間差は、0.2ミリ秒未満である。
従って、実質的に同じ表面部分に対して、3種類の直線画像が、それぞれ異なる照射で得られる。
「実質的に前記表面部分」または後に「実質的に同じ表面部分」という表現は、第1および第2または第3の光源が2つ(または3つ)のそれぞれの表面部分を照射することを意味し、互いに空間的にシフトされ得るが、本発明に従い比較可能なものであり、すなわち、同じ要素を実質的に同じ位置で示す。例えば、2つ(または3つ)の表面は、表面自体の平面上で、0.2mm未満、好ましくは0.1mm未満、またはそれに等しい距離だけシフトされ得る。有利には、前記距離は、検出システムがカメラ、例えばマトリックスまたはリニアカメラを含む場合、画素に関連する表面の直線寸法未満であるか、またはそれに等しい(例として画素は0.1mmに等しい)。換言すると、第1の画像の各画素は、第1の画像の各画素に対応する第2の画像の画素によって示される微小表面部分から0.2mm未満離れた微小表面部分を示す。
換言すると、3種類の画像は、その間に発生したタイヤの回転のために、単一の直線画像に関連する実際の直線表面部分が3種類の画像で正確に一致しないものの、ピクセルごとに実質的に重複させることができる。しかしながら、画像の取得頻度および回転速度の選択は、3種類の画像がインターレースされ、従って画素ごとに比較可能であるようなものである。有利には、第1(または第2または第3)の画像の各画素は、画素に関連する直線表面寸法は別として、前記各画素に対応する第2(またはそれぞれ第3または第1)の画像の画素によって示される微小表面部分と異なる微小表面部分を示し、例として空間的シフトはピクセルの約1/3に等しい。このようにして、3種類の画像はインターレースされ、3種類の直線画像の取得は、タイヤが画素(例として約0.1mmに等しい)に等しい部分だけ回転した期間に行われる。
所望の表面部分を検査するためにタイヤの所望の回転が、好ましくは円形延在部全体を取得するために少なくとも1回の完全な回転が実行されると、それぞれがそれぞれの光源で照射された一連の直線部分の全デジタル画像で作成された単一のデジタル画像が得られる。処理ユニット180は、検出システム104からこのような画像を受け取り、それから所望の表面部分全体の対応する第1、第2および第3の画像を抽出する。
拡散光による部分[A]、グレージング光dxによる部分[B]および左グレージングによる部分[C]から形成され、完全なタイヤが取得されるまで連続が繰り返される単一画像が上記のように取得される場合、シーケンスABCABCABCABCABCABCABCABCABC...によって形成された全体画像が得られる。処理の際、この画像は、3種類の有効な画像に分割され、AAAAAAAA...BBBBBBBB...CCCCCCCC...を得る。
好ましくは、処理ユニット180はまた、リニアカメラ105から取得された画像を受信し、表面部分を検査するために画像を処理するように構成される。処理ユニット180は、例えば、PCまたはサーバを含む。好ましくは、処理ユニット180は、表面部分の高度プロファイルに関する情報を得るために、グレージング光で得られた処理されるべき第2および第3の画像を、それらを比較することによって処理するように適合される。好ましくは、処理されるべき第2および第3の画像間の比較は、各画素が、処理されるべき第2および第3の画像内の対応する画素に関連する値の間の差を表す値と関連する差画像を計算することを含む。
好ましくは、処理されるべき第2および第3の画像を比較する前に、処理されるべき第2および第3の画像をイコライゼーションすること、例えば、それらの平均明度を全体的にまたは局所的にイコライゼーションすることが想定される。
好ましくは、処理ユニット180は、処理されるべき第2の画像と第3の画像との上記比較により得られた情報を用いて、拡散光の処理されるべき第1画像を処理して表面部分の欠陥の有無を検出する。
好ましくは、処理ユニット180は、第2の画像と第3の画像との間の差を計算して、直線表面部分の高度プロファイル(例えば、突出部および/または窪みの有無)に関する情報を得るように構成される。
好ましくは、第2の画像と第3の画像との間の差を計算することは、各画素が第2および第3の画像内の対応する画素に関連する値の間の差を表す値に関連する差画像を計算することを含む。このようにして、第2の画像と第3の画像との間の差から得られた画像を使用して、3次元要素(タイヤの内面上の隆起した孔または隆起した書かれたものなど)を強調し、そのような情報を、欠陥を探すために拡散光の画像を処理する際に考慮することが可能である。

Claims (38)

  1. タイヤ(200)を検査する方法であって、
    検査されるべきタイヤ(200)を提供すること、
    独立して起動されることができる第1の光源(110)および第2の光源(108)をカメラ(105)と連動させること、
    第1の変形表面部分を形成するように、前記タイヤの第1の表面部分(202)に対して第1の力を加えること、
    前記タイヤの前記第1の変形表面部分を、前記第1の光源(110)によって発せられる第1の光放射で照射すること、
    前記変形の間、前記第2の光源(108)を非起動状態に保つこと、
    前記カメラ(105)を介して前記第1の光放射によって照射された前記第1の変形表面部分の第1の画像を取得すること、
    前記第1の力を前記タイヤの前記第1の表面部分から除去すること、
    前記タイヤの前記第1の表面部分と少なくとも部分的に異なる第2の表面部分を選択すること、
    前記タイヤの未変形の前記第2の表面部分を、前記第2の光源(108)によって発せられる第2の光放射で照射すること、
    前記カメラ(105)を介して前記第2の光放射によって照射された未変形の前記第2の表面部分の第2の画像を取得すること、および
    前記タイヤの前記第1の表面部分および前記第2の表面部分のあり得る欠陥を検出するように、前記第1の画像および前記第2の画像を処理すること
    を含む方法。
  2. 前記第2の光源(108)が、第1のサブ光放射を発する第1のサブ光源(109a)と、第2のサブ光放射を発する第2のサブ光源(109b)とを含み、前記第2の表面の各点に対して、前記第1のサブ光放射および前記第2のサブ光放射は、それぞれ、前記カメラ(105)の光学面(107)に関して対向する2つの半空間から来る、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のサブ光源(109a)および前記第2のサブ光源(109b)を前記第1の光源(110)に関して対称に配置すること、を含む請求項2に記載の方法。
  4. 第1の光放射で照射することは、拡散された第1の光放射で前記第1の表面部分または前記第2の表面部分を照射することを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 第2の光放射で照射することは、第1のグレージングサブ光放射または第2のグレージングサブ光放射で前記第2の表面部分を照射することを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. タイヤ(200)を提供することが、
    軸方向中間平面(242)が支持平面(102)に対して実質的に平行な状態で前記タイヤを前記支持平面(102)上に配置し、載置側面部分と、前記支持平面に対して特定の高さに配置された自由側面部分とを定めることを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第1の力が、前記タイヤ(200)の回転軸(201)の方向の成分を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第1の力の前記成分が、前記中間平面(242)に向かう方向に存在する、請求項6に従属する場合の請求項7に記載の方法。
  9. 約25mm〜約55mmの距離を置いて前記第1の光源(110)を前記第1の変形表面部分により近づける、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 約25mm〜約55mmの距離を置いて前記第1の光源(110)を前記第2の表面部分により近づける、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 第2の変形表面部分を形成するように前記タイヤの第3の表面部分に第2の力を加えることであって、前記第3の表面部分は前記タイヤの前記第1の表面部分および前記第2の表面部分と少なくとも部分的に異なること、
    前記第1の光源(110)によって発せられる前記第1の光放射によって前記タイヤ(200)の前記第2の変形表面部分を照射すること、および
    前記第1の光放射によって照射された前記第2の変形表面部分の第3の画像を、前記カメラ(105)を介して取得すること、
    を含む請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記第1の表面部分または前記第3の表面部分が前記自由側面(204)に属する、請求項6または11に記載の方法。
  13. 前記第2の表面部分を照射することが、
    前記第2の表面部分を前記第1の光放射(110)で照射すること、および
    前記第1の光放射が前記第2の表面部分を照射する時間と異なる時間に、前記第2の表面部分を前記第2の光放射(108)で照射すること、
    を含む請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記第3の表面部分を第1の光放射で照射することが、前記第3の表面部分を第1の拡散光放射で照射することを含む、請求項11に従属する場合の請求項12〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記第2の表面部分を照射することが、
    前記第2の表面部分を前記第1の光放射で照射すること、
    前記第1の光放射が前記第2の表面部分を照射する時間と異なる時間に、前記第2の表面部分を前記第1のサブ光放射で照射すること、および
    前記第1の光放射が前記第2の表面部分を照射する時間、および前記第1のサブ光放射が前記第2の表面部分を照射する時間と異なる時間に、前記第2の表面部分を前記第2のサブ光放射で照射すること
    を含む、請求項2に従属する場合の請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記第2の画像を取得することが、
    前記第2の部分が前記第1の光放射によって照射されるときに、処理されるべき第1の画像を取得すること、
    前記第2の部分が前記第1のサブ光放射によって照射されるときに、処理されるべき第2の画像を取得すること、および
    前記第2の部分が前記第2のサブ光放射によって照射されるときに、処理されるべき第3の画像を取得すること
    を含む、請求項15に記載の方法。
  17. 処理されるべき前記第1の画像、第2の画像または第3の画像が、互いに隣接するまたは部分的に重なり合う、一連の直線表面部分のそれぞれの複数の第1の直線画像、第2の直線画像または第3の直線画像から構成され、前記第1の直線画像、前記第2の直線画像または前記第3の直線画像が、それぞれ前記第1の光放射によって、前記第1のサブ光放射によって、および前記第2のサブ光放射によって交互に連続的に照射された、前記一連の直線部分の各直線部分上で取得される、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1の画像または前記第3の画像が、互いに隣接するまたは部分的に重なり合う、一連の直線表面部分のそれぞれの複数の第4の直線画像から構成され、前記第4の直線画像は、前記第1の光放射によってそれぞれ照射される前記一連の直線部分の各直線部分上で取得される、請求項1〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記タイヤ(200)をその回転軸(201)の周りで回転させること、および
    異なる角度位置での複数の第1の画像または第2の画像または第3の画像を得て、前記タイヤの角度位置ごとの第1の画像、または第2の画像、または第3の画像を得るように、前記タイヤの複数の角度位置で前記タイヤ(200)を照射すること
    を含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 第1の力または第2の力を加えることが、前記回転中に前記タイヤの前記第1の変形表面または前記第2の変形表面に一定の圧力を加えることを含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記一定の圧力の値が、検査される前記タイヤの種類に依存する、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第1の表面部分または前記第3の表面部分が、前記タイヤ(200)のサイドウォール部またはショルダー部の表面部分である、請求項1〜21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記第2の表面部分が、前記タイヤ(200)のビードの表面部分である、請求項1〜22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記第2の表面部分の各点に入射する前記第2の光放射のそれぞれの合計光出力の少なくとも75%が、前記各点における前記タイヤ(200)の表面に接する平面と55°以下の大きさの第1の入射角を形成する、請求項1〜23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 第1の変形表面部分または第2の変形表面部分を形成するように前記タイヤの第1の表面部分または前記タイヤの第3の表面部分に第1の力または第2の力を加えることが、前記第1の変形表面部分または第2の変形表面部分を前記タイヤ(200)の支持体(102)に対して所定の高さに保つことを含む、請求項1〜24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記高さが、検査される前記タイヤのモデルに依存する、請求項25に記載の方法。
  27. 前記第2の表面部分を照射する前に、
    前記第2の光源(108)を第1の非起動構成から起動構成へ移動することであって、前記第1の非起動構成では、前記第2の光源(108)は光放射を発しないように制御され、前記カメラ(105)の焦点面(121)からの前記第2の光源(108)の距離(d)が、前記焦点面(121)からの前記第1の光源(110)の距離(d)より長く、前記起動構成では、前記第2の光源(108)は第2の光放射を発するように適合され、前記焦点面(121)からの前記第2の光源(108)の距離が、前記焦点面(121)からの前記第1の光源(110)の距離以下であること
    を含む、請求項1〜26のいずれか一項に記載の方法。
  28. 前記第1の光源(110)が、拡散光放射を発するのに適し、前記第2の光源(108)が、グレージング光放射を発するのに適している、請求項1〜27のいずれか一項に記載の方法。
  29. タイヤ(200)を検査するための装置(1)であって、
    タイヤ(200)を受けるように構成された支持平面(102)と、
    第1の変形表面部分を形成するように、前記タイヤの第1の表面部分に第1の力を加えるように構成された変形要素(130)と、
    前記変形要素(130)と動作可能に関連付けられ、前記変形要素を前記タイヤの前記表面に向かっておよびそれから離れるように移動させるように構成された位置決めアクチュエータ(132)と、
    装置(10)であって、
    カメラ(105)、
    第1の光源(110)、
    第2の光源(108)、
    を含む装置(10)と、
    処理ユニット(180)であって、
    第1の変形表面部分を形成するように前記タイヤの第1の表面部分に力を加えるために前記変形要素(130)を前記タイヤ(200)に向かって移動させるように前記位置決めアクチュエータ(132)を起動するようにプログラムされ、
    前記第1の力を前記タイヤの前記第1の表面部分から除去するように前記位置決めアクチュエータ(132)を起動するようにプログラムされた
    処理ユニット(180)と、
    駆動および制御ユニット(140)であって、
    前記第1の表面部分の変形中に前記第2の光源(108)を非起動状態に保ちながら前記タイヤの前記第1の変形表面部分を照射するように前記第1の光源(110)を作動させるようにプログラムされ、
    前記第1の光源(110)によって照射された前記第1の変形表面部分の第1の画像を取得するように前記カメラ(105)を制御するようにプログラムされ、
    前記第1の表面部分と少なくとも部分的に異なる前記タイヤの第2の未変形表面部分を照射するように前記第2の光源(108)を作動させるようにプログラムされ、
    前記第2の光放射によって照射された前記第2の未変形表面部分の第2の画像を取得するように前記カメラ(105)を制御するようにプログラムされた
    駆動および制御ユニット(140)と
    を含み、
    前記処理ユニット(180)が、前記タイヤ(200)の前記第1の表面部分および前記第2の表面部分のあり得る欠陥を検出するように、前記第1の画像および前記第2の画像を処理するようにプログラムされる、
    装置(1)。
  30. 前記第2の光源(108)が、第1のサブ光源(109a)と、第2のサブ光源(109b)とを含み、前記第1のサブ光源(109a)および前記第2のサブ光源(109b)が、前記カメラ(105)によって定められる光学面(107)に関して対向する側に配置される、請求項29に記載の装置(1)
  31. 前記装置(10)の一端に結合されたロボットアーム(220)を含む、請求項29または30に記載の装置(1)。
  32. 前記処理ユニット(180)が、前記装置(10)の前記第1の光源(110)が前記第1の変形表面から約25mm〜約55mmの距離まで近づけられるように、前記ロボットアーム(220)を前記第1の変形表面の方に移動させるようにプログラムされる、請求項31に記載の装置(1)。
  33. 前記変形要素(130)がスラストローラを含む、請求項29〜32のいずれか一項に記載の装置(1)。
  34. 前記スラストローラが、それ自体の軸(117)の周りを自由に回転できるように取り付けられる、請求項33に記載の装置(1)。
  35. 前記スラストローラの軸が、前記タイヤ(201)の回転軸を通りかつ前記変形した表面部分の半径方向を通る平面に置かれる、請求項34に記載の装置(1)。
  36. 前記スラストローラの前記回転軸(117)を、前記タイヤ(200)の回転軸(201)と所定の角度を成して位置付けることができる、請求項34または35に記載の装置(1)。
  37. 前記スラストローラが、前記回転軸に沿ったその中央部分において断面が増大した部分と、前記回転軸(117)に沿ったその端部(108a、108b)において断面が減少した部分とを含む、請求項33〜36のいずれか一項に記載の装置(1)。
  38. 前記第1の光源(110)が、拡散光放射を発するのに適し、前記第2の光源(108)が、グレージング光放射を発するのに適している、請求項29〜37のいずれか一項に記載の装置(1)。
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