JP6789167B2 - 衝撃吸収材 - Google Patents

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本発明は、支持ベースから突出する複数の突部によって対象物の衝撃を吸収する衝撃吸収材に関する。
特許文献1に開示の衝撃吸収材は、車両のフロアに敷設されるパネルから格子状のリブが突出する構造を有し、その格子状のリブの座屈的な変形によって乗員の踵からの荷重を吸収する。
特許第4257651号(段落[0010]、図3)
特許文献1の衝撃吸収材では、格子状のリブの変形に必要な荷重が格子点の数に依存する。従って、特許文献1の衝撃吸収材において低荷重での衝撃吸収を実現するためには、格子の間隔を広くして格子点の数を減らす必要がある。しかしながら、格子の間隔が広くなると、衝撃吸収材が衝撃を受ける範囲に含まれる格子点の数のバラつきが大きくなり、安定的な衝撃吸収を発揮できなくなるという問題が起こり得る。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、低荷重での衝撃吸収を安定的に行える衝撃吸収材の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、扁平な形状をなす支持ベースと、前記支持ベースの表裏の一方側の面から突出する複数の突部と、を有する衝撃吸収材であって、前記突部は、前記支持ベースから突出すると共に互いに対向する1対の対向壁と、それら1対の対向壁の先端部を連絡する先端連絡壁と、で構成されると共に、前記突部には、前記1対の対向壁の対向方向が互いに直交する第1突部と第2突部の2種類が設けられ、前記第1突部と前記第2突部は、隣接する前記突部における前記1対の対向壁の対向方向が互いに直交するように互い違いに並べられている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の衝撃吸収材において前記支持ベースは、複数の縦桟と複数の横桟とを備えて、正方形状又は長方形状の開口部を縦横に複数有する井桁状に形成され、前記突部は、前記開口部の縁部において互いに対向する辺部に架け渡されている。
請求項3の発明は、請求項2に記載の衝撃吸収材において、前記縦桟又は前記横桟には、前記支持ベースを折り曲げ可能にするヒンジ部が形成されている。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のうち何れか1の請求項に記載の衝撃吸収材において、前記1対の対向壁が突出方向の先端側へ向かうにつれて互いに近づく。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のうち何れか1の請求項に記載の衝撃吸収材において、前記対向壁と前記先端連絡壁の連絡部位が角Rになっている。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のうち何れか1の請求項に記載の衝撃吸収材において、前記突部の一部又は全部が軟質ウレタン発泡体に埋設されている。
請求項7の発明は、請求項1乃至6のうち何れか1の請求項に記載の衝撃吸収材であって、該衝撃吸収材は、乗り物の乗員の踵に加わる衝撃を吸収するティビアパッドである。
[請求項1,2,7の発明]
本発明に係る衝撃吸収材では、支持ベースから突出する複数の突部が、1対の対向壁と、それら1対の対向壁の先端部を連絡する先端連絡壁と、で構成されている。そして、衝撃吸収材に衝撃吸収の対象物から荷重がかかると、1対の対向壁が曲げ変形する。ここで、対向壁の曲げ変形に必要な荷重は、対向壁の高さ、幅、厚み等に依存によって変化するので、対向壁の高さ、幅、厚み等の調整によって低荷重の衝撃吸収が可能となる。また、衝撃の吸収が1対の対向壁の曲げ変形によって行われるので、衝撃吸収材が衝撃を受ける箇所に依存した衝撃吸収性能のばらつきが抑えられる。このように、本発明の衝撃吸収材によれば、低荷重での衝撃吸収を実現することができると共に、その低荷重での衝撃吸収を安定的に行うことが可能となる。
しかも、本発明の衝撃吸収材は、隣接する突部における1対の対向壁の対向方向が互いに直交する構成を有するので、支持ベースに対して斜めに荷重がかかったときに、1対の対向壁が全て横倒れになることが抑えられ、安定的な衝撃吸収が図られる。また、当該構成によれば、1対の対向壁が互いに離れるように曲げ変形する場合に、隣接する突部間において曲げ変形した対向壁同士の干渉を抑制可能となる。
ここで、支持ベースは、複数の縦桟と複数の横桟とを備える井桁状に形成されることが好ましい。この場合、突部は、井桁の開口部の縁部において互いに対向する辺部に架け渡される。この構成によれば、衝撃吸収材の成形が容易となる(請求項2の発明)。
なお、衝撃吸収材は、建物に用いられるものであってもよいし、乗り物に用いられるものであってもよい。後者において、衝撃吸収の対象物は、乗員の頭部であってもよいし、胴部であってもよいし、踵であってもよい(請求項7の発明)。
[請求項3の発明]
本発明によれば、衝撃吸収材の設置場所に対応する形状に支持ベースを折り曲げることが可能となる。
[請求項4の発明]
本発明によれば、衝撃吸収材に荷重がかかったときに、1対の対向壁を互いに離れる方向に曲げ易くなる。これにより、本発明では、曲げ変形する1対の対向壁が互いに当接することで対向壁のさらなる曲げ変形が阻害されるという事態が起こり難くなる。
[請求項5の発明]
本発明によれば、対向壁と先端連絡壁との連絡部位の破壊が抑制されるので、連続的な衝撃吸収が図られる。
[請求項6の発明]
本発明によれば、衝撃吸収材に吸音性能を付加することが可能となる。
第1実施形態に係る衝撃吸収材としてのティビアパッドの設置状況を説明するための図 ティビアパッドを突部側から見た斜視図 ティビアパッドを支持ベース側から見た斜視図 ティビアパッドの側断面図 荷重を受けて突部が変形したときのティビアパッドの側断面図 第2実施形態に係るティビアパッドの斜視図 ティビアパッドの側断面図 他の実施形態に係るティビアパッドの側断面図 他の実施形態に係るティビアパッドの側断面図 他の実施形態に係るティビアパッドの側断面図
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1には、本実施形態における衝撃吸収材としてのティビアパッド10が示されている。ティビアパッド10は、車両90のフロアパネル91の上に敷設される。ティビアパッド10の上にはフロアカーペット93が敷設される。ティビアパッド10は、車両90が衝突等した場合に、乗員95の踵95Aに加わる衝撃を吸収するもので、シートベルトやエアバック等が機能するまでの乗員95の姿勢変化により発生する脚部軸力を吸収する。そのため、ティピアパッド10には、圧縮される面積が小さく且つ低い荷重での衝撃吸収を安定的に行うことが要求される。なお、ティビアパッド10は、車両90においてエンジンルームと車室とを仕切るダッシュパネル92の上にも敷設される場合がある。本実施形態のダッシュパネル92は、フロアパネル91の前端部に連設されて、斜め前方に立ち上がっている。
図2,3に示されるように、ティビアパッド10は、支持ベース11と、支持ベース11から突出する複数の突部20と、を備えている。支持ベース11は扁平な形状をなし、上述のフロアパネル91及びダッシュパネル92(図1参照)に敷設されて、車両90の乗員95の踵95A(図1参照)が置かれる位置に配置される。複数の突部20は、支持ベース11の表裏方向(即ち、支持ベース11と踵95Aとの対向方向)で同じ側に配置される。ここで、ティビアパッド10において踵95Aを向く側を表側と称すると、複数の突部20は、支持ベース11の表側に配置されてもよいし、支持ベース11の裏側に配置されてもよい。本実施形態では、複数の突部20が支持ベース11の裏側に配置される例について説明する。
図3に示されるように、支持ベース11は、複数の縦桟12と複数の横桟13を備える井桁状に形成されている。複数の縦桟12は等間隔に配置され、複数の横桟13も等間隔に配置されている。また、隣り合う2つの縦桟12,12の間隔と隣り合う2つの横桟113,13の間隔は同じになっている。そして、支持ベース11は、隣り合う2つの縦桟12,12と隣り合う2つの横桟13,13とに囲まれた正方形状の開口部11Aを縦横に複数ずつ有している。
一部の縦桟12には、縦桟12の幅方向での支持ベース11の折れ曲がりを許容するヒンジ部15が形成されている。これにより、支持ベース11をフロアパネル91とダッシュパネル92の両方に沿って配置することが可能となる。
ヒンジ部15は、縦桟12の延在方向に延びるV字溝16によって構成される。本実施形態では、V字溝16は、縦桟12の表側(踵95A(図1参照)を向く側)の面に形成されている。
図2〜4に示されるように、突部20は、互いに対向する1対の対向壁25,25と、1対の対向壁25,25を連絡する先端連絡壁26と、で構成されている。1対の対向壁25,25は、支持ベース11の開口部11Aの縁部のうち対向する辺部から突出している。先端連絡壁26は、1対の対向壁25,25の突出方向における先端部同士を連絡している。そして、突部20は、開口部11Aの縁部の対向する辺部に架け渡されている。
図4に示されるように、1対の対向壁25,25は、支持ベース11から遠ざかるにつれて互いに近づくように傾斜している。支持ベース11と垂直な方向に対する対向壁25の傾斜の勾配は、樹脂成形によってティビアパッド10を製造する場合の金型の抜き勾配となる。また、突部20における対向壁25と先端連絡壁26との連絡部位は、丸みを帯びた角R部25Rとなっている。なお、対向壁25は、先端側へ向かうにつれて幅狭となるように形成されている。
図2,3に示されるように、本実施形態では、突部20に、1対の対向壁25,25の対向方向が互いに直交する第1突部21と第2突部22の2種類が設けられている。第1突部21においては、1対の対向壁25,25が横桟13に沿って配置され、縦桟12の延在方向で対向する。第2突部22においては、1対の対向壁25,25が縦桟12に沿って配置され、横桟13の延在方向で対向する。
第1突部21と第2突部22は、縦桟12の延在方向と横桟13の延在方向の両方で互い違いに並べられている。その結果、隣接する2つの突部20における1対の対向壁25,25の対向方向が互いに直交している。
本実施形態に係るティビアパッド10の構造に関する説明は以上である。次に、ティビアパッド10による衝撃吸収について説明する。
図5に示されるように、ティビアパッド10に踵95A(図1参照)が衝突すると、踵95Aからの荷重を受けて突部20における1対の対向壁25,25が圧縮的に曲げ変形する。対向壁25の曲げ変形に必要な荷重は、対向壁25の高さ、幅、厚み等に依存する。別の見方をすれば、対向壁25の高さ、幅、厚み等を調整することで、ティビアパッド10にかかる荷重の大きさに合わせた衝撃吸収が実現可能となる。
ここで、上述の如く、1対の対向壁25,25は、突出方向の先端側へ向かうにつれて互いに近づくように傾斜している。従って、1対の対向壁25,25は、その突出方向に荷重を受けたときに互いに離れるように曲げ変形する。その結果、曲げ変形する1対の対向壁25,25が互いに当接することで対向壁25のさらなる曲げ変形が阻害されるという事態が起こり難くなっている。
また、対向壁25と先端連絡壁26の連絡部位が角R部25Rになっているので、対向壁25と先端連絡壁26との連絡部位での破壊が起こり難くなる。その結果、連続的な衝撃吸収が図られている。しかも、突部20の破壊が抑制されることで、荷重が除去されたときに突部20を復元させることが可能となり、ティビアパッド10を繰り返し利用することが可能となる。
ところで、1対の対向壁25,25が互いに離れるように曲げ変形すると、隣接する2つの突部20,20の間で、曲げ変形した対向壁25,25が干渉することが考えられる。しかしながら、本実施形態のティビアパッド10では、隣接する2つの突部20,20は第1突部21と第2突部22の組合せによって構成され、第1突部21において1対の対向壁25,25が曲げ変形される方向(図5では、紙面奥行き方向)と第2突部22において1対の対向壁25,25が曲げ変形される方向(図5では、横方向)とが直交する。これにより、本実施形態のティビアパッド10では、隣接する突部20,20の間での対向壁25,25の干渉が抑制される。
このように、本実施形態のティビアパッド10では、乗員95の踵95Aから荷重を受けると、突部20における1対の対向壁25,25が曲げ変形する。ここで、対向壁25の曲げ変形に必要な荷重は、対向壁の高さ、幅、厚み等によって変化するので、対向壁25の高さ、幅、厚み等の調整によって低荷重の衝撃吸収が可能となる。また、衝撃の吸収が1対の対向壁25,25の曲げ変形によって行われるので、ティビアパッド10が衝撃を受ける箇所に依存した衝撃吸収性能のばらつきが抑えられる。即ち、本実施形態のティビアパッド10によれば、低荷重での衝撃吸収を実現することができると共に、その低荷重での衝撃吸収を安定的に行うことが可能となる。
また、本実施形態では、突部20は、1対の対向壁25,25が突出方向の先端に向かうにつれて近づく形状に形成されているので、1対の対向壁25,25が互いに離れる方向に曲げ変形し易くなっている。これにより、本実施形態では、互いに近づく方向に曲げ変形した1対の対向壁25,25同士が当接することで、対向壁25の曲げ変形が阻害されることが抑制される。
また、本実施形態では、隣接する2つの突部20,20における1対の対向壁25,25の対向方向が互いに直交する構成となっているので、支持ベース11に対して斜めに荷重がかかったときに、対向壁25が全て横倒しになることが抑えられる。しかも、ティビアパッド10は、上記構成を有することによって、隣接する2つの突部20,20の間で、対向壁25,25同士の干渉を抑制することが可能となる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。図6に示されるように、本実施形態のティビアパッド10Vは、上記第1実施形態のティビアパッド10に軟質ウレタン発泡体30が付加された構成となっている。具体的には、図7に示されるように、ティビアパッド10Vの支持ベース11から突部20の先端連絡壁26までが軟質ウレタン発泡体30に埋設されている。本実施形態のティビアパッド10Vでは、ティビアパッド10が奏する効果に加えて、吸音性能を発揮することが可能となる。
本実施形態のティビアパッド10Vは、上記第1実施形態のティビアパッド10を発泡成形金型にインサートして、発泡樹脂原液を発泡成形することによって得られる。なお、ここで、突部20が容器状に形成されていると、発泡成形時に、突部20の内側に発泡樹脂原液を入り込ませることができず、隣り合う2つの突部20,20の間に発泡樹脂原液を入り込ませることも困難となり、発泡樹脂原液の流れが突部20によって阻害され易いが、本実施形態では、突部20の内側の空間が対向壁25の幅方向に開放しているので、発泡樹脂原液を突部20の内側にも隣り合う2つの突部20,20の間にも入り込ませ易くなり、発泡樹脂原液の流れが突部20によって阻害され難い。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態において、突部20は、図8,9に示されるように、1対の対向壁21,21が平行となった矩形状に形成されもよい。また、突部20は、図9,10に示されるように、角アール部25Rを有しない構成であってもよい。
(2)上記実施形態において、支持ベース11は、開口部11Aを有しない板状に形成されてもよい。この場合、支持ベース11と別体に形成された複数の突部20が支持ベース11に固定されることで、ティビアパッド10が形成される。
(3)上記実施形態の例では、衝撃吸収材がフロアパネル91に敷設されていたが、ドアトリムやピラーガーニッシュに敷設されてもよい。
(4)上記実施形態では、ヒンジ部15(V字溝16)が縦桟12に形成されていたが、横桟13に形成されてもよい。この場合、ヒンジ部15は、横桟13の幅方向での支持ベース11の折れ曲がりを許容する。
(5)上記実施形態において、ヒンジ部15を備えない構成としてもよい。この場合、フロアパネル91とダッシュパネル92にティビアパッド10を敷設するには、2枚のティビアパッド10を用いればよい。
(6)上記第2実施形態では、突部20の全体が軟質ウレタン発泡体30に埋設されていたが、突部20の全体が埋設されず、突部20の基端寄り部分のみ又は突部20の先端寄り部分のみが軟質ウレタン発泡体30に埋設されてもよい。
10 ティビアパッド(衝撃吸収材)
11 支持ベース
20 突部
21 第1突部
22 第2突部
25 対向壁
26 先端連絡壁
95A 踵

Claims (7)

  1. 扁平な形状をなす支持ベースと、
    前記支持ベースの表裏の一方側の面から突出する複数の突部と、を有する衝撃吸収材であって、
    前記突部は、前記支持ベースから突出すると共に互いに対向する1対の対向壁と、それら1対の対向壁の先端部を連絡する先端連絡壁と、で構成されると共に、
    前記突部には、前記1対の対向壁の対向方向が互いに直交する第1突部と第2突部の2種類が設けられ、
    前記第1突部と前記第2突部は、隣接する前記突部における前記1対の対向壁の対向方向が互いに直交するように互い違いに並べられている。
  2. 請求項1に記載の衝撃吸収材において
    前記支持ベースは、複数の縦桟と複数の横桟とを備えて、正方形状又は長方形状の開口部を縦横に複数有する井桁状に形成され、
    前記突部は、前記開口部の縁部において互いに対向する辺部に架け渡されている。
  3. 請求項2に記載の衝撃吸収材において、
    前記縦桟又は前記横桟には、前記支持ベースを折り曲げ可能にするヒンジ部が形成されている。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1の請求項に記載の衝撃吸収材において、
    前記1対の対向壁が突出方向の先端側へ向かうにつれて互いに近づく。
  5. 請求項1乃至4のうち何れか1の請求項に記載の衝撃吸収材において、
    前記対向壁と前記先端連絡壁の連絡部位が角Rになっている。
  6. 請求項1乃至5のうち何れか1の請求項に記載の衝撃吸収材において、
    前記突部の一部又は全部が軟質ウレタン発泡体に埋設されている。
  7. 請求項1乃至6のうち何れか1の請求項に記載の衝撃吸収材であって、
    該衝撃吸収材は、乗り物の乗員の踵に加わる衝撃を吸収するティビアパッドである。
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