JP6787570B2 - ビルトインコンロ - Google Patents
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Description
このようなビルトインコンロは、上方と前方とが所定の大きさに開口したキッチンのキャビネット内に組み込まれて使用され、組み込んだ状態で、天板が上方の開口を閉塞して露出し、フロントパネルが前方の開口から露出する。よって、筐体の左右の両側板及び底板は、天板よりも前方へ突出形成されて、その突出端にフロントパネルが取り付けられて、天板とフロントパネルとの間には、キャビネットの前縁部に内部から嵌合する凹溝部が形成されている。キャビネットへの組み込みは、上部開口からフロントパネル等が装着された筐体を斜め下向きに落とし込み、フロントパネルを前方の開口から露出させることで行われる(例えば特許文献1参照)。凹溝部は、フロントパネルの上側で筐本体に取り付けられる上前枠により形成され、ガス供給装置は、スイッチ部が内部ガス管にネジ止め固定され、ガス量調整部が上前枠にネジ止め固定される。
しかし、上前枠は、キャビネットの前縁部に下方から嵌合しており、筐体をキャビネットから取り出さない限り上前枠を取り外すことができないため、ガス供給装置をメンテナンス等する際には、上前枠を取り外すことなくガス供給装置を単独で取り外す必要がある。ところが、ガス供給装置のガス量調整部の下ネジ止め部の上側に上前枠の上ネジ止め部が被さっていると、ガス供給装置を単独で取り外す際には上ネジ止め部が邪魔になり、引っ掛かったりして出し入れ作業がしにくく、メンテナンスに時間を要してしまう。
上前枠には、ガス供給装置のネジ止め用の第1ネジ止め部が後方に突設される一方、ガス供給装置には、上方に延びる起立部と、その起立部の上端から前後何れかへ延び、組み付け位置で第1ネジ止め部の上側に重なる第2ネジ止め部とが設けられて、下側の第1ネジ止め部と上側の第2ネジ止め部とのネジ止めによってガス供給装置が固定されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、起立部には貫通孔が形成され、第2ネジ止め部は後向きに設けられて、組み付け位置では、第1ネジ止め部が貫通孔を貫通して第2ネジ止め部の下側に重なることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1の構成において、第2ネジ止め部は前向きに設けられて、組み付け位置では、第1ネジ止め部が起立部の前側で第2ネジ止め部の下側に重なることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、上前枠の下端には、前方へ延びる下板部が形成され、左右の側板には、下板部を下方から支持する外側受け部が形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4の構成において、筐体内には、グリル部が設けられ、左右の側板の前端間には、グリル部の開口を形成する支持フレームが設けられて、支持フレームの上端に、下板部を下方から支持する内側受け部が形成されて、内側受け部から上向きにガイド片が突設される一方、下板部には、上前枠の筺本体への取り付け位置でガイド片が下方から貫通するガイドスリットが、前後方向に形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、起立部には貫通孔が形成され、第2ネジ止め部は後向きに設けられて、組み付け位置では、第1ネジ止め部が貫通孔を貫通して第2ネジ止め部の下側に重なるようにしているので、起立部と干渉することなく第1ネジ止め部を第2ネジ止め片部の下側に位置させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、前向きに設けた第2ネジ止め部を第1ネジ止め部の上側へ簡単に重ねることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れかの効果に加えて、左右の側板には、上前枠に設けた下板部を下方から支持する外側受け部が形成されているので、上前枠の組み付け高さを作業者に正しく認識させることができ、作業効率の向上を図ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4の効果に加えて、グリル部の開口を形成する支持フレームの上端に、上前枠を下方から支持する内側受け部が形成されて、内側受け部から上向きにガイド片が突設される一方、下板部には、上前枠の筺本体への取り付け位置でガイド片が下方から貫通するガイドスリットが設けられているので、上前枠の左右方向の位置決めを容易に行うことができ、上前枠の組み付けに係る作業性も良好となる。
図1は、コンロの一例であるビルトインコンロの斜視図、図2はその平面図、図3は図2のA−A線断面図、図4はB−B線断面図である。
このビルトインコンロ1は、平面視が横長矩形状の筐体2内に、前側(図2の下側)で左右に2つ、その間で後側に1つの3つのコンロ部3,3・・と、左右2つのコンロ部3,3の間に位置するグリル部4とを備えてなる。各コンロ部3のコンロバーナ90は、筐体2内の上部に架設される後述するフレームユニット100によって筐体2内で支持されている。
最初に筐体2の構造について説明する。
筐体2は、後板6と左右の側板7,7と底板8とを有して前面及び上面を開口した筺本体5と、筺本体5の前面に取り付けられる上側の上前枠9と下側のフロントパネル10、筺本体5の上面の開口に取り付けられる天板11とからなる。筺本体5の後板6は、上方へ行くに従って後退する傾斜状に形成されて、筐体2の上面の開口には、天板11が取り付けられると共に、その下方でキッチンのキャビネットに係止するフランジ12が周設されている。
中板部23の左右両側には、側板7の後受け片15,15に対応する一対の折曲片26,26が斜め後ろ向きに折曲形成され、各折曲片26の内側には、後方へ突出して中央にネジ孔28が形成された四角形状の第1ネジ止め片27,27が、左右に一対ずつ切り起こし形成されている。この第1ネジ止め片27,27・・は、後述するガス供給装置70の固定に利用される。また、第1ネジ止め片27,27・・よりも上側で中板部23には、フロントパネル10のネジ止め用の取り付け片29,29・・が後向きに切り起こし形成されている。
下板部25は、左右の側板7,7の下縁部14,14間に架設される帯状で、左右外側寄りで中板部23の第1ネジ止め片27,27の内側には、前後方向にガイドスリット33,33がそれぞれ形成されている。このガイドスリット33,33は、支持フレーム20の内側受け片21,21に設けたガイド片22,22に対応する位置となっている。
天板11は、ゴムシール31の内側でフランジ12の四隅にネジ止めされて外周がゴムシール31の上側に位置する。天板11の後側には、グリル庫18の排気筒19及びビルトインコンロ1の下方に設けられたオーブンからの燃焼排気を排気するためのスリット状の排気口34,34・・(図1,2)が形成されて、その前方で3つのコンロ部3,3・・の設置領域は、平面視矩形状の凹部35となっている。
次に、筐体2における内部ガス管の配管構造について説明する。
グリル部4の左側方で底板8には、図10,11に示すように、外部のガス管を接続するための第1ガス導入口50が形成され、後板6には、筐体2内に外部のガス管を引き込むための第2ガス導入口51が形成されている。第1ガス導入口50には、T字状の配管接続具52の下向き管路53が、両端の横向き管路54,54を前後方向に向けた姿勢で設けられている。
筐体2内の内部ガス管55は、配管接続具52の前側の横向き管路54に接続されて前方へ引き回された後、右方向に折曲してフロントパネル10の後方で直線的に引き回される。その後、グリル庫18の左側で後方へ折曲し、Uターンした格好でグリル庫18の後方へ移動する。そして、右側へ折曲してグリル庫18の後部を迂回し、グリル庫18の右側から再び前方へ折曲してグリル庫18の右側を通過した後、右方向に折曲してフロントパネル10の後方へ直線的に引き回されて終端が閉塞されている。前側の左右の直線部分には、ガス供給装置70の弁部71が固定される固定座56,56が一対ずつ設けられている。57,57・・は、底板8上に固定されて内部ガス管55を下方から支持する支持板である。
オーブンを設けた場合は、グリル庫18の排気筒19の周囲にオーブンの排気筒が設けられるため、排気口34から浸入した煮汁等が配管接続具52に付着するおそれがないが、オーブンを設けない場合、排気筒19の周囲から浸入した煮汁等が後板6を伝って配管接続具52に付着するおそれが生じる。
しかし、閉塞板62には覆い部64が設けられているため、煮汁等を受け止めて配管接続具52への付着を防止することができる。煮汁等の量が多い場合でも、折り返し部65でせき止められて横に流れるため、下側でオーバーラップする配管カバー58上へ落下するにとどまり、内部ガス管55への付着を防止することができる。
上記形態のビルトインコンロ1によれば、閉塞板62の上部に、第2ガス導入口51の上方から筐体2内に突出すると共に、平面視で配管カバー58の上方に重なる覆い部64を設けたことで、グリル部4の排気筒19の周囲から煮汁等が浸入しても、配管接続具52や筐体2内の内部ガス管55に付着することを防止できる。また、煮汁等が多い場合でも、配管カバー58上に導いてグリル部4の後側に落下させることができるので、内部ガス管55や電材部品等への煮汁等の付着を好適に防止可能となる。
特にここでは、覆い部64の突出端部に、上向きに突出する折り返し部65が形成されているので、煮汁等をせき止めて配管カバー58上へ確実に誘導することができる。
また、上記形態ではグリル部の左側に第2ガス導入口及び配管接続具を配置しているが、グリル部の右側であってもよい。
次に、ガス供給装置70の構造について説明する。
ガス供給装置70,70・・は、図5,7及び図13に示すように、3つの各コンロ部3とグリル部4とにそれぞれ対応した4つが、グリル部4を挟んで左右に2つずつ分かれて配設されている。ここでは左端のガス供給装置70が前側左のコンロ部3に対応し、左から2番目のガス供給装置70が後側のコンロ部3に対応し、左から3番目のガス供給装置70がグリル部4に対応し、右端のガス供給装置70が前側右のコンロ部3に対応する。
各ガス供給装置70は、図14にも示すように、下側の弁部71と上側の調整部72とを備えてなり、弁部71が内部ガス管55の固定座56上にネジ固定されて燃料ガスが供給され、調整部72に接続したガスパイプ73がバーナに接続される。
調整部72は、ニードル弁79を備えて上下方向に延び、フロントパネル10の長孔47から突出する火力調整レバー80(但し、グリル部4用では上下バーナごとに上下に分割されている。)によってニードル弁79を動作させてガス流路の開度を調整可能としている。
ここでは図5に示すようにガス供給装置70を先に設置位置へセットした状態で、上前枠9が筺本体5に組み付けられる。このとき、前述のように上前枠9の下板部25のガイドスリット33,33に内側受け片21,21のガイド片22,22を挿通させ、外側受け片17に下板部25の高さを合わせて位置決めすると、中板部23が起立壁81に当接し、中板部23の第1ネジ止め片27がガス供給装置70の第2ネジ止め片82の下方から貫通孔83を貫通するようになっている。こうして上前枠9を組み付けた状態では、第2ネジ止め片82が第1ネジ止め片27に上方から重なり、この重合状態で、第2ネジ止め片82の透孔84が第1ネジ止め片27のネジ孔28の真上に位置する。従って、透孔84から差し込んだネジ85をネジ孔28にねじ込むことで、第1ネジ止め片27に第2ネジ止め片82が結合されて調整部72が固定される。
上記形態のビルトインコンロ1によれば、上前枠9には、ガス供給装置70のネジ止め用の第1ネジ止め片27が後方に突設される一方、ガス供給装置70には、上方に延びる起立壁81と、その起立壁81の上端から後方へ延び、組み付け位置で第1ネジ止め片27の上側に重なる第2ネジ止め片82とが設けられて、下側の第1ネジ止め片27と上側の第2ネジ止め片82とのネジ止めによってガス供給装置70が固定されることで、ガス供給装置70を上側へ引き出すに当たり、第1ネジ止め片27の引っ掛かりを防ぐことができる。よって、筐体2をキャビネットに組み込んだ状態でもガス供給装置70を簡単に筐体2に対して出し入れすることができ、メンテナンスの簡便化を図ることができる。
また、上前枠9の下端には、前方へ延びる下板部25が形成され、左右の側板7,7には、下板部25を下方から支持する外側受け片17,17が形成されているので、ガス供給装置70に対して上前枠9を組み付ける際の組み付け高さを作業者に正しく認識させることができ、作業効率の向上を図ることができる。
また、第1ネジ止め片は切り起こし形成に限らず、別部材を上前枠に固定して設けてもよい。第2ネジ止め片や外側受け片、内側受け片も同様である。
次に、フレームユニット100の構造について説明する。
まず、各コンロ部3は、図3,4に示すように、円筒状のバーナ本体91と、バーナ本体91から放射方向に連設される筒状のスロート部92と、バーナ本体91上に載置されて外周に炎口を形成するバーナヘッド93とからなり、筐体2内で支持されるコンロバーナ90を有する。バーナ本体91及びバーナヘッド93は、天板11に突設された円形凸部94の中心に形成されたバーナ開口部95を介して天板11上に突出している。
また、天板11には、五徳96,96・・が設けられている。この五徳96は、円形凸部94に外嵌してバーナ開口部95を囲むリング部97と、そのリング部97上へ放射状に取り付けられて外周下側に天板11との接地部99を有する複数のコ字状の五徳爪98,98・・とからなる。
横フレーム101は、帯状の金属板をコ字状に折り曲げて、上面部103と、その両側の下脚部104,104とを形成して下脚部104,104を下向きとした形状で、下脚部104,104の長手方向の両端縁下部には、外端面よりも外方へ突出する差込突起105,105がそれぞれ形成されている。また、上面部103の外端には、閉塞片106が上向きに形成され、その内側には、ネジ止め用の上側透孔107が形成されている。
また、各受け板部123の下側には、横フレーム101の下脚部104に設けた差込突起105を係止するための前後一対の係止スリット125,125がそれぞれ形成されている。但し、後側の受け板部123及び係止スリット125は、横フレーム101,101の前後の段差に合わせて前側よりも高い位置に形成されている。
各係止スリット125は、図17にも示すように、側板7に筐体2の内側へ突出するように形成された膨出部126に、差込突起105よりも僅かに大きい上下寸法となるように形成されている。また、側板7における各膨出部126の後側には、係止スリット125よりも上下寸法が大きい導入スリット127が、係止スリット125と連通した状態で開口形成されている。
そして、フレームユニット100を固定して天板11を筐体2の上面開口に組み付けた状態で、天板支持枠118は、図2〜5に示すように、五徳爪98の接地部99の下側に位置し、且つ平面視でバーナ本体91の外周との間に隙間を形成する位置で天板11に当接して天板11を下方から支持する。よって、天板11が下側に沈み込んだりすることがない。特に、天板支持枠118の前脚部121は、図19に示すように上前枠9の上板部24の上面に当接するため、天板支持枠118に加わる荷重は、横脚部119及び後脚部120を介してフレームユニット100に伝わると共に、前脚部121を介して筐体2にも伝わる。よって、フレームユニット100に荷重が集中することがない。
上記形態のビルトインコンロ1によれば、各横フレーム101の左右両端には、上側透孔107を有する上面部103と、上面部103から下方へ折曲形成される下脚部104と、各下脚部104から左右外方へ突出する差込突起105とがそれぞれ形成される一方、側板7には、筐体2の内部側へ突出して上面部103が上方から載置され、下側ネジ孔124を有する受け板部123と、上側透孔107が下側ネジ孔124と合致する上面部103の取り付け位置で差込突起105が差し込み係止される係止スリット125とがそれぞれ形成されて、係止スリット125には、係止スリット125よりも上下寸法が大きく形成されて差込突起105を受け入れ可能な導入スリット127が、前方側に連設されており、横フレーム101の左右両端の上面部103を、左右の側板7の受け板部123に載せて差込突起105を導入スリット127に差し込んで、横フレーム101を係止スリット125側へ前方にスライドさせることで、上面部103が取り付け位置へ位置決めされて上側透孔107と下側ネジ孔124とが互いにネジ止め可能となっている。
また、受け板部123は、側板7から切り起こし形成されて、上面部103には、受け板部123の上側に生じる上側開口129を横フレーム101のネジ止め状態で閉塞する閉塞片106が形成されているので、受け板部123を切り起こし形成しても上側開口129からの異物等の侵入を防止できる。
また、上側ネジ止め部として上面部に上側透孔を、下側ネジ止め部として受け板部に下側ネジ孔をそれぞれ形成しているが、上下逆にして、上面部に上側ネジ孔を、受け板部に下側透孔をそれぞれ形成してもよいし、上下共に透孔としてネジとナットとで上面部と受け板部とをネジ止めしてもよい。
加えて、フレームユニットの構成も、第1フレームとなる横フレームは2本に限らず、3本以上であってもよいし、第2フレームとなる縦フレームも1本に限らず、2本以上あってもよい。
そして、上記形態ではビルトインコンロにフレームユニットの取り付け構造を適用して例を示しているが、フレームユニットの取り付け構造に係る発明はビルトインコンロに限らず、テーブルコンロ等の他のコンロであっても差し支えない。
上記形態のビルトインコンロ1によれば、天板支持枠118を、平面視でバーナ本体91の周囲を取り囲む環状体として、下方に延びてフレームユニット100に支持される横脚部119を備えたことで、天板11に加わる荷重を分散して天板11の沈み込みやコンロバーナ90の位置ズレ等を好適に防止することができる。
また、外側前方に延びて筐体2に支持される前脚部121を備えたことで、フレームユニット100のみならず筐体2も利用して天板支持枠118を支持することができる。
さらに、天板支持枠118には、下方に延びてスロート部92にノズル受け台112を介して支持される後脚部120が設けられているので、天板11への荷重をより効率的に分散することができる。
また、図20に示すように、天板支持枠118に、下方に延びてグリル庫18上に当接する第4の脚部130を設けて、天板支持枠118をグリル部4によって支持させるようにしてもよい。この場合もグリル部4を利用して天板11への荷重をより効率的に分散することができる。
そして、上記形態では、ビルトインコンロに天板支持部材を設けた構造を例示しているが、天板支持部材に係る発明はビルトインコンロに限らず、テーブルコンロ等の他のコンロであっても適用可能である。
Claims (5)
- 底板と左右の側板、後板とを有する筐本体と、前記左右の側板の前端上部間に架設される上前枠とを含む筐体と、
前記筐体内に配置されて前記上前枠に固定されるガス供給装置と、を備えるビルトインコンロであって、
前記上前枠には、前記ガス供給装置のネジ止め用の第1ネジ止め部が後方に突設される一方、
前記ガス供給装置には、上方に延びる起立部と、その起立部の上端から前後何れかへ延び、組み付け位置で前記第1ネジ止め部の上側に重なる第2ネジ止め部とが設けられて、
下側の前記第1ネジ止め部と上側の前記第2ネジ止め部とのネジ止めによって前記ガス供給装置が固定されることを特徴とするビルトインコンロ。 - 前記起立部には貫通孔が形成され、前記第2ネジ止め部は後向きに設けられて、
前記組み付け位置では、前記第1ネジ止め部が前記貫通孔を貫通して前記第2ネジ止め部の下側に重なることを特徴とする請求項1に記載のビルトインコンロ。 - 前記第2ネジ止め部は前向きに設けられて、
前記組み付け位置では、前記第1ネジ止め部が前記起立部の前側で前記第2ネジ止め部の下側に重なることを特徴とする請求項1に記載のビルトインコンロ。 - 前記上前枠の下端には、前方へ延びる下板部が形成され、前記左右の側板には、前記下板部を下方から支持する外側受け部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のビルトインコンロ。
- 前記筐体内には、グリル部が設けられ、前記左右の側板の前端間には、前記グリル部の開口を形成する支持フレームが設けられて、前記支持フレームの上端に、前記下板部を下方から支持する内側受け部が形成されて、前記内側受け部から上向きにガイド片が突設される一方、
前記下板部には、前記上前枠の前記筺本体への取り付け位置で前記ガイド片が下方から貫通するガイドスリットが、前後方向に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のビルトインコンロ。
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