JP6785457B2 - 積層型非水電解質二次電池 - Google Patents

積層型非水電解質二次電池 Download PDF

Info

Publication number
JP6785457B2
JP6785457B2 JP2018502578A JP2018502578A JP6785457B2 JP 6785457 B2 JP6785457 B2 JP 6785457B2 JP 2018502578 A JP2018502578 A JP 2018502578A JP 2018502578 A JP2018502578 A JP 2018502578A JP 6785457 B2 JP6785457 B2 JP 6785457B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positive electrode
laminated
electrode
groups
secondary battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018502578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017149990A1 (ja
Inventor
伊藤 大介
大介 伊藤
昌孝 新屋敷
昌孝 新屋敷
堂上 和範
和範 堂上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JPWO2017149990A1 publication Critical patent/JPWO2017149990A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6785457B2 publication Critical patent/JP6785457B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/05Accumulators with non-aqueous electrolyte
    • H01M10/058Construction or manufacture
    • H01M10/0585Construction or manufacture of accumulators having only flat construction elements, i.e. flat positive electrodes, flat negative electrodes and flat separators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/04Construction or manufacture in general
    • H01M10/0413Large-sized flat cells or batteries for motive or stationary systems with plate-like electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/05Accumulators with non-aqueous electrolyte
    • H01M10/052Li-accumulators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/50Current conducting connections for cells or batteries
    • H01M50/531Electrode connections inside a battery casing
    • H01M50/536Electrode connections inside a battery casing characterised by the method of fixing the leads to the electrodes, e.g. by welding
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/50Current conducting connections for cells or batteries
    • H01M50/531Electrode connections inside a battery casing
    • H01M50/54Connection of several leads or tabs of plate-like electrode stacks, e.g. electrode pole straps or bridges
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

本開示は、積層型非水電解質二次電池に関する。
一対の電極が複数積層されてなる積層電極群を備えた積層型非水電解質二次電池が知られている。かかる二次電池の一例としては、正極、負極、及びセパレータを複数有し、正極及び負極がセパレータを介して交互に積層されたリチウムイオン電池が挙げられる。リチウムイオン電池において積層型の電極構造を採用することによって、充放電に伴う電極の膨張収縮による応力が電極積層方向に均一に発生し易く、例えば巻回型の電極構造と比べて電極体の歪みを小さくでき、電池反応の均質化、電池の長寿命化等を実現し易い。
また、積層型の電極構造を採用することにより、大型化、高容量、及び高エネルギー密度が望まれるリチウムイオン電池において、外装体の内部における余剰空間を有効活用しやすい。
特許文献1には、複数の積層電極群を有する二次電池において、それぞれの一端が開口され正極を覆うセパレータを備える構成が記載されている。これにより、液状の非水電解質である電解液の対流が容易に起き、電池の劣化を抑制することができると記載されている。
特開2012−256610号公報
積層型の電極構造を有する二次電池では、内部における余剰空間が減少するので内部での電解液などの非水電解質の量が減少する問題がある。特許文献1に記載された技術では、電解液の対流性を向上できる可能性はある。しかしながら、この技術では、長期の充放電サイクルである長期サイクルによる電極と電解液との間の反応について効果がないか、または低く、長期サイクルに伴う電解液の消費を抑制するものではない。これにより、非水電解質の保持容量を大きくして長期サイクルにおける性能を向上させる面から改良の余地がある。また、複数の正極及び複数の負極がセパレータを介して積層されてなる電極群が複数並べて配置された構成で、隣り合う電極群の負極がセパレータを介して対向している構成では、エネルギー密度を向上させる面から改良の余地がある。
本開示の一態様である積層型非水電解質二次電池は、外装体に収容される電極体を備え、電極体は複数の積層電極群及び中間正極板を備え、積層電極群は、複数の正極及び複数の負極と、正極及び負極の間と積層電極群の両端とに配置された複数のセパレータとが積層され、正極は、正極合材層が形成された矩形状の正極板本体と、正極板本体から延出される正極タブを備え、中間正極板は、正極合材層が形成された矩形状の中間正極板本体と、中間正極板本体から延出される中間正極タブを備えており、かつ、2つの積層電極群において、1つの積層電極群は中間正極板の一方の面とセパレータを介して積層電極群の負極に隣接するように配置されており、残りの積層電極群は中間正極板の他方の面とセパレータを介して積層電極群の負極に隣接するように配置されており、中間正極板本体は、積層電極群のそれぞれの正極板本体よりも、前記積層電極群の積層方向と一致する厚み方向の一方側から見た面の面積が小さい。
本開示の一態様によれば、非水電解質の保持容量を大きくして長期サイクルにおける性能を向上でき、かつ、エネルギー密度を向上できる積層型非水電解質二次電池を実現できる。
実施形態の1例である積層型非水電解質二次電池の外観を示す斜視図である。 図1のII−II断面を概略的に示す図である。 図1のIII−III断面を概略的に示す図である。 二次電池における正極、負極、セパレータ及び中間正極板の大きさの関係の1例を示す図である。 図3において、正極及び負極の積層数を多くして示している図3のC部拡大相当図である。 二次電池の長手方向において正極端子と同じ位置における図5Aに相当する図である。 実施形態の別例において、2つの電極群と中間正極板との積層構造である電極体を示す模式図である。 図6において、2つの電極群と中間正極板とが分離された状態で、正極及び中間正極板と正極集電体との接続構造を示す模式図である。 図6において、2つの電極群と中間正極板とが分離された状態で、負極と負極集電体との接続構造を示す模式図である。 実施形態の別例において、図2に対応する図である。
以下、実施形態の1例である積層型非水電解質二次電池について詳細に説明する。実施形態の説明で参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは、現物と異なる場合がある。具体的な寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。本明細書において「略〜」との記載は、略同一を例に挙げて説明すると、完全に同一はもとより、実質的に同一と認められるものを含む意図である。また、「端部」の用語は対象物の端及びその近傍を意味するものとする。また、以下で説明する形状、材料、個数などは説明のための例示であって、二次電池の仕様により変更が可能である。以下では同様の構成には同一の符号を付して説明する。
以下で説明する積層型非水電解質二次電池は、例えば電気自動車またはハイブリッド車の駆動電源、または系統電力のピークシフト用の定置用蓄電システムに利用される。定置用蓄電システムは、例えば太陽光発電、風力発電等の出力変動を抑制するための用途や夜間に電力を蓄電して昼間に利用される。
以下、図1〜図5Bを用いて、実施形態の一例である積層型非水電解質二次電池10について詳説する。以下では、積層型非水電解質二次電池10は二次電池10と記載する。図1は、二次電池10の外観を示す斜視図である。図2は、図1のII−II断面を概略的に示す図である。図3は、図1のIII−III断面を概略的に示す図である。以下では、説明の便宜上、ケース12の蓋板14側を上、蓋板14と反対側を下として説明する。
二次電池10は、外装体としてのケース12と、ケース12の内部に収容された発電要素としての電極体30とを備える。ケース12の内部には、後述する非水電解質に相当する電解液が収納されている。ケース12の上端部において、長手方向一端部(図1の右端部)から負極端子16が突出し、長手方向他端部(図1の左端部)から正極端子17が突出する。
電極体30は、複数の積層電極群としての2つの積層電極群31,32と、2つの積層電極群31,32の間に配置された中間正極板50とが積層されてなる。2つの積層電極群31,32は、電気的に並列接続されており、上記の電解液に浸された状態でケース12の内部に配置される。
具体的には、各積層電極群31,32は、複数の正極33及び複数の負極36と、正極33及び負極36の間と各積層電極群31,32の両端とに配置された複数のセパレータ40が積層されることによって形成された所謂積層型の電極構造を有する。図2では、正極33は斜格子を付した四角形で示し、負極36を黒の四角形で示し、セパレータ40を無地の四角形で示している。また、後述する中間正極板50は斜線を付した四角形で示している。
各セパレータ40には、イオン透過性及び絶縁性を有する多孔性シートが用いられる。二次電池10の好適な一例は、リチウムイオン電池である。
図1に示すように、ケース12は、略箱形状のケース本体13の上端開口部を蓋板14で塞ぐことにより形成される。ケース本体13及び蓋板14は、例えばアルミニウムを主成分とする金属から形成される。また、ケース本体13と蓋板14とは、溶接によって結合される。
また、二次電池10では、ケース12が正極33及び負極36から絶縁されており、電気的に中性極の状態となっている。例えば、図2、図3及び後述の図4に示すように、電極体30及び電解液は絶縁材製のホルダ15に収容される。ホルダ15は、例えば樹脂により形成されて、直方体の上端が開口した箱形状である。
電極体30の各積層電極群31,32を構成する正極33、負極36、及びセパレータ40は、例えばいずれも平面視略矩形形状を有し、それらが積層されてなる積層電極群31,32は、それぞれ略直方体形状を有する。後述の図4に示すように、各正極33の長手方向(図4の左右方向)における他端部(図4の左端部)には正極タブ34bが設けられ、各負極36の長手方向一端部(図4の右端部)には負極タブ37bが設けられる。実施形態では、略直方体形状を有する積層電極群31,32の長手方向に直交する幅方向(図4の上下方向)における一端(図4の上端)から正極タブ34b及び負極タブ37bが延出している。
正極33は、例えば正極芯材33a(図4、図5A、図5B)と、当該芯材33a上に形成された正極合材層33b(図5A、図5B)とで構成される。正極芯材33aには、アルミニウムなどの正極の電位範囲で安定な金属の箔、当該金属を表層に配置したフィルム等を用いることができる。また、正極芯材33aは、矩形状であって正極合材層33bが形成されることで正極板本体34aとなる部分と、そこから延出される正極タブ34bとにより形成される。正極タブ34bは、例えば正極芯材33aの一部を突出させて形成されており、正極板本体34aとなる部分と一体化している。正極合材層33bは、正極活物質の他に、導電材及び結着材を含み、正極板本体34aの両面に形成されていることが好適である。正極33は、例えば正極芯材33a上に正極活物質、結着材等を含む正極合材スラリーを塗布し、塗膜を乾燥させた後、圧延して正極合材層33bを正極芯材33aの両面に形成することにより作製できる。
正極活物質には、例えばリチウム含有複合酸化物が用いられる。リチウム含有複合酸化物は、特に限定されないが、一般式Li1+xa2+b(式中、x+a=1、−0.2<x≦0.2、−0.1≦b≦0.1、Mは少なくともNi、Co、Mn、及びAlのいずれかを含む)で表される複合酸化物であることが好ましい。好適な複合酸化物の一例としては、Ni−Co−Mn系、Ni−Co−Al系のリチウム含有複合酸化物が挙げられる。
負極36は、例えば負極芯材36a(図4、図5A、図5B)と、当該芯材36a上に形成された負極合材層36b(図5A、図5B)とで構成される。負極芯材36aには、銅などの負極の電位範囲で安定な金属の箔、当該金属を表層に配置したフィルム等を用いることができる。また、負極芯材36aは、矩形状であって負極合材層が形成されることで負極板本体37aとなる部分と、そこからから延出される負極タブ37bとにより形成される。負極タブ37bは、例えば負極芯材36aの一部を突出させて形成されており、負極板本体37aとなる部分と一体化している。負極合材層36bは、負極活物質の他に、結着材を含むことが好適である。負極36は、例えば負極板芯材36a上に負極活物質、結着材等を含む負極合材スラリーを塗布し、塗膜を乾燥させた後、圧延して負極合材層36bを負極芯材36aの両面に形成することにより作製できる。
負極活物質としては、リチウムイオンを吸蔵放出可能な材料であればよく、一般的には黒鉛が用いられる。負極活物質には、ケイ素、ケイ素化合物、又はこれらの混合物を用いてもよく、ケイ素化合物等と黒鉛等の炭素材料を併用してもよい。ケイ素化合物等は、黒鉛等の炭素材料と比べてより多くのリチウムイオンを吸蔵できることから、負極活物質にこれらを適用することで電池の高エネルギー密度化を図ることができる。ケイ素化合物の好適な一例は、SiOx(0.5≦x≦1.5)で表されるケイ素酸化物である。また、SiOxは粒子表面が非晶質炭素等の導電被膜で覆われていることが好ましい。
電解液は、非水溶媒と、非水溶媒に溶解した電解質塩とを含む液状電解質である。非水溶媒には、例えばエステル類、エーテル類、ニトリル類、アミド類、及びこれらの2種以上の混合溶媒等を用いることができる。非水溶媒は、これら溶媒の水素の少なくとも一部をフッ素等のハロゲン原子で置換したハロゲン置換体を含んでいてもよい。電解質塩は、リチウム塩であることが好ましい。
また、中間正極板50は、各積層電極群31,32を構成する正極33と同様に、例えば中間正極芯材50a(図4)と、当該芯材50a上に形成された中間正極合材層50b(図5A、図5B)とで構成される。図4では、中間正極合材層の図示を省略する。また、中間正極芯材50aは、矩形状であって中間正極合材層50bが形成されて中間正極板本体51aとなる部分と、そこから延出される中間正極タブ51bとにより形成される。中間正極合材層50bは、中間正極活物質の他に、導電材及び結着材を含み、中間正極板本体51aの両面に形成されていることが好適である。中間正極芯材50a及び中間正極合材層50bの具体例は、正極芯材33a及び正極合材層33bの場合とそれぞれ同様である。
また、中間正極板本体51aは、各積層電極群31,32を構成する正極33の正極板本体34aよりも厚み方向側面(図4の紙面の表側、裏側の各面)の面積が小さい。
図4は、二次電池10における正極33、負極36、セパレータ40及び中間正極板50の大きさの関係の1例を示す図である。図4に示すように、負極36を構成する矩形状の負極板本体37aは、正極33を構成する矩形状の正極板本体34aより大きくすることが好ましい。また、正極芯材33aにおける正極活物質層の塗布部は、負極芯材36aにおける負極活物質層の塗布部に対し完全に覆われる大きさとすることが好ましい。セパレータ40は、負極板本体37aの厚み方向から見た矩形形状と略同一の形状及び面積の矩形形状である。
一方、中間正極板本体51aの厚み方向側面である矩形状部分の面積は、正極33の正極板本体34aの厚み方向側面である矩形状部分の面積より小さい。このとき、中間正極板本体51aの矩形状部分は、長手方向長さ(図4の左右方向)及び幅方向長さ(図4の上下方向)の両方において、正極板本体34aの矩形状部分より小さくしている。図2、図4の例では、負極板本体37aの長手方向長さ、正極板本体34aの長手方向長さ、中間正極板本体51aの長手方向長さをそれぞれd1、d2、d3とした場合に、d3、d2、d1の順に小さい(d3<d2<d1)。
このような中間正極板50は、図2、図3に示すように、2つの積層電極群31,32において、セパレータ40を介して積層電極群31,32の負極36に隣接するように配置される。そして、この状態で、中間正極板50、及び2つの積層電極群31,32が積層されて電極体30が形成される。本明細書では、中間正極板50を介して両側(中間電極体の一方の面および他方の面)に隣り合う積層電極群を、異なる積層電極群として定義する。
図5Aは、図3において、正極33及び負極36の積層数を多くして示している図3のC部拡大相当図である。図3、図5Aに示すように、各積層電極群31,32において、負極36側の負極タブ37bは、各負極36の長手方向一端部(図3、図5Aの紙面の手前側端部、図4の右端部)において、幅方向(短辺方向)一端(図3、図5Aの上端)から延出される。そして負極タブ37bは、電極積層方向Xに積み重なって集合され、タブ積層体38を形成する。そして、タブ積層体38は、負極集電体41の厚み方向一方面(図3、図5Aの左側面)に重なって溶接により接合される。
なお、電極体30は、正極33、セパレータ40、負極36を順次積層していく途中で中間正極板50を積層して構成することができる。あるいは、接着剤や粘着テープなどで固定された積層電極群を複数用意し、複数の積層電極群の間に中間正極板50を挟んで電極体30を構成することができる。
図3に示すように、負極集電体41は、金属製の板材により形成され、ケース12の蓋板14と略平行な上端板部42と、上端板部42から略直角に折れ曲がって連続する下側板部43とを含む断面L字形である。このとき、タブ積層体38は、例えば超音波溶接等により、負極集電体41の下側板部43の下端部(図3、図5Aの下端部)において、電極積層方向Xである厚み方向一方側面(図3、図5Aの左側面)に溶接で接合される。これにより、複数の負極36の端部から延出する負極タブ37bが負極集電体41上に集合されて溶接されて、タブ積層体38は負極集電体41に電気的に接続される。後述するように、負極集電体41は、負極端子16に電気的に接続される。
図5Bは、二次電池10の長手方向において正極端子17(図1)と同じ位置における図5Aに相当する図である。各積層電極群31,32における正極33側のタブである正極タブ34bは、各正極33の長手方向他端部(図3、図5Bの紙面の裏側側端部、図4の左端部)において、幅方向(短辺方向)一端(図3、図4、図5Bの上端)から延出される。さらに、中間正極板50における中間正極タブ51bは、中間正極板50の長手方向他端部(図3、図5Bの紙面の裏側側端部、図4の左端部)において、幅方向(短辺方向)一端(図3、図4、図5Bの上端)から延出される。そして、各正極33の複数の正極タブ34b及び中間正極板50の中間正極タブ51bは、電極積層方向Xに積み重なって集合され、タブ積層体35を形成する。タブ積層体35は、正極集電体44の厚み方向一方面(図5Bの左側面)に重なって溶接により接合される。
正極集電体44も、負極集電体41(図3)と同様に、断面L字形に形成される。このとき、正極33が接続されるタブ積層体35は、例えば超音波溶接等により、正極集電体44の下端部において、電極積層方向Xである厚み方向一方側面(図5Bの左側面)に溶接される。これにより、複数の正極33と、中間正極板50とが正極集電体44に電気的に接続される。また、後述するように正極集電体44は、正極端子17(図1)に電気的に接続される。
図3に戻って、ケース12の上端部に設けられる蓋板14の両端部には、負極端子16及び正極端子17(図1)をそれぞれ挿入する貫通孔14aが形成される。負極端子16及び正極端子17は、蓋板14の貫通孔14aにそれぞれ挿入された状態で、中間部材18a、18bを介して蓋板14に固定される。負極端子16及び正極端子17において、蓋板14より上側に突出した部分には上側結合部材19がネジ結合等により固定される。上側結合部材19と蓋板14との間には中間部材18aが挟まれる。中間部材18a、18bは、ガスケットとすることができる。負極端子16と蓋板14との間はガスケットとしての中間部材により絶縁される。
また、負極端子16の下端部は、負極集電体41の上端板部42に電気的に接続される。一方、この上端板部42と蓋板14との間には、絶縁材料製の絶縁部材20が配置される。また、正極端子17と蓋板14との間も中間部材により絶縁される。正極端子17の下端部は、正極集電体44(図5B)の上端部に電気的に接続される。正極集電体44と蓋板14との間にも、負極集電体41と同様に絶縁部材が配置される。これにより、ケース12は、正極33及び負極36から絶縁される。
負極端子16側、または正極端子17側、またはそれらの両側には電流遮断機構が形成されてもよい。電流遮断機構としては、例えば電池内の内圧が上昇した際に電流を遮断する感圧式の電流遮断機構を用いることができ、例えば正極集電体と正極端子の接続経路に設置することができる。電流遮断機構としては、感圧式の電流遮断機構の他にヒューズ等を用いてもよい。
また、上記のように負極集電体41には、負極タブ37bのタブ積層体38が溶接によって電気的に接続される。これにより、負極36及び負極端子16は、負極集電体41によって電気的に接続される。
また、正極集電体44(図5B)には、正極タブ34b及び中間正極タブ51bのタブ積層体35が溶接によって電気的に接続される。また、正極集電体44は、正極端子17(図1)に電気的に接続される。これにより、正極33及び中間正極板50と正極端子17とは、正極集電体44によって電気的に接続される。
電極体30が上記のように構成されるので、電極体30において、電極積層方向Xの両端に配置された2つのセパレータ40のそれぞれに隣接し、図2の上下方向両端、図3の左右方向両端に位置する最外層電極は、負極36である。これにより、最外層電極に配置される負極36は、他の位置に配置される負極36と同様に、負極芯材36aの両面に負極合材層が形成されたものを用いることができる。このため、部品の共用化によるコスト低減を図れる。一方、別例として、最外層電極に正極33を配置することもできるが、その場合には、この正極33において、ケース12側に向く外側面に正極合材層を設けることができない。これにより、最外層に配置される正極33と、他の位置に配置され、正極芯材の両面に正極合材層が形成された正極33との部品の共用化を図りにくい。
また、図2に戻って示すように、ケース12の内側に配置されるホルダ15の内部には、電解液が収容されている。また、2つの積層電極群31,32のそれぞれにおいて、中間正極板50側の端のセパレータ40の対向部分である図2の砂地で示す部分には電解液を保持するセパレータ間保持領域αが形成される。セパレータ間保持領域αは、図4に砂地部分で示すように、セパレータ40の厚み方向一方側から見た場合に、セパレータ40の形状である矩形の内側部分から中間正極板本体51a及び中間正極タブ51bが重なる部分を除いた領域である。セパレータ間保持領域αは、2つの積層電極群31,32間の余剰スペースにおいて、中間正極板本体51a及び中間正極タブ51bの配置空間を除いた部分に相当する。実施形態では、中間正極板本体51aの厚み方向側面の面積が、各積層電極群31,32の正極33の正極板本体34aの厚み方向側面の面積より小さいので、セパレータ間保持領域αを大きくできる。これにより、非水電解質としての電解液の保持容量を大きくして、長期サイクルに伴ってそれぞれの積層電極群31,32で電解液が消費される場合に、セパレータ間保持領域α内での電解液をその消費の補充に用いることができる。これにより長期サイクルにおける性能を向上できる。
さらに、比較例として、複数の正極及び複数の負極がセパレータを介して積層されてなる2つの積層電極群が並べて配置された構成で、隣り合う積層電極群の負極がセパレータを介して対向している構成が考えられる。この比較例では、2つの積層電極群の間には中間正極板が配置されない。実施形態では、この比較例に比べて、2つの積層電極群31,32間の余剰スペースに中間正極板50により電池容量を持たせることができる。具体的には、比較例に比べて、中間正極板50とその両側の負極36とによる充放電を利用できる。また、通常、上記の比較例の構成では、2つの積層電極群の間には、ある程度の大きさの隙間が設けられる。これにより、実施形態では、比較例に対して、2つの積層電極群31,32の間に中間正極板50が配置されるが、二次電池全体の積層方向の厚みが中間正極板50の厚み以上に大きくなることを抑制しやすい。これにより、中間正極板50の追加による充放電性能の向上によって、エネルギー密度を向上させることができる。
なお、中間正極板本体51aは、長手方向及び幅方向の一方のみにおいて、正極33の正極板本体34aより小さくしてもよい。例えば中間正極板本体51a及び正極板本体34aの長手方向の長さを同じとし、中間正極板本体51aの幅方向長さを、正極板本体34aの幅方向長さより小さくしてもよい。また、中間正極板本体51a及び正極板本体34aの幅方向の長さを同じとし、中間正極板本体51aの長手方向長さを、正極板本体34aの長手方向長さより小さくしてもよい。このとき、図4の構成に対して、セパレータ間保持領域αが長手方向または幅方向で小さくなるが、この場合でも中間正極板として正極と同じ寸法の構成を用いる場合に比べてセパレータ間保持領域を大きくできる。
図6は、実施形態の別例において、2つの積層電極群31,32と中間正極板50との積層構造である電極体30を示す模式図である。図7は、図6において、2つの積層電極群31,32と中間正極板50とが分離された状態で、正極33及び中間正極板50と正極集電体44aとの接続構造を示す模式図である。図8は、図6において、2つの積層電極群31,32と中間正極板50とが分離された状態で、負極36と負極集電体41aとの接続構造を示す模式図である。
図6〜8に示すように、複数の積層電極群31、32を予め組み立てて構成しておき、それらの間に中間正極板50を挟んで電極体を組み立てることもできる。つまり、個々の積層電極群は、正極33、負極36、セパレータ40同士を接着したり、あるいは積層電極群の外周をセパレータや粘着テープを用いて固定して構成する。そして、そのように構成した複数の積層電極群31、32の間に中間正極板50を挟んで電極体30を構成する。
図1から図5Bの構成では、正極集電体44の電極積層方向Xの一方面に、すべての正極タブ及び中間正極タブが集合して積層されて接合されていた。また、この構成では、負極集電体41の電極積層方向Xの一方面に、すべての負極タブが集合して積層されて接合されていた。
一方、図6から図8の別例の構成では、正極集電体44aの電極積層方向Xの両側面に、2つの積層電極群31,32の正極タブ34bが分かれて接合されている。図6から図8では、正極集電体44a及び負極集電体41aを模式化して矩形の断面部分で示している。また、図7、図8では、正極集電体44a及び負極集電体41aの電極積層方向Xの長さを大きくして示しているが、実際には、図6に示すように正極集電体44a及び負極集電体の電極積層方向Xの長さは小さい。また、正極集電体及び負極集電体は、図3に示した構成と同様に断面L字形の金属板により形成されてもよい。
図6に示すように、2つの積層電極群31,32の間には中間正極板50が挟まれて積層される。2つの積層電極群31,32の一方(図6、図7の右方)の積層電極群31の正極タブ34bと、中間正極板50の中間正極タブ51bとは、正極集電体44aの電極積層方向X一方面(図6、図7の右側面)に集合され積層されて溶接される。また、2つの積層電極群31,32のうち、他方(図6、図7の左方)の積層電極群32の正極タブ34bは、正極集電体44aの電極積層方向Xの他方面(図6、図7の左側面)に集合され積層されて溶接される。
また、図8に示すように、2つの積層電極群31,32の負極タブ37bは、両側の積層電極群31,32で、負極集電体41aの電極積層方向Xの両側面にそれぞれ分かれて、積層されて溶接される。
上記の構成によれば、各積層電極群31,32の正極側及び負極側のそれぞれで、タブの積層部分の厚みが小さくなるので、溶接性が向上し、タブの接合部での電気抵抗が増大することを防止しやすい。また、各タブを通じての通電特性を均一に近づけることができる。その他の構成及び作用は、図1から図5Bの構成と同様である。
図9は、実施形態の別例において、図2に対応する図である。図9の構成では、電極体30の左右方向両側に、正極集電体44aと正極タブ34b及び中間正極タブ51bとの接続部、及び、負極集電体41aと負極タブ37bとの接続部を模式的に示している。図9では、電極体30の左右方向外側に正極集電体44a及び負極集電体41aを示しているが、実際には、正極集電体44a及び負極集電体41aは、電極体30の上側(図9の紙面の表側)において、図9の左右方向に分かれて配置される。
図9の構成では、図1から図5Bの構成において、3つの積層電極群が、中間正極板50を介して積層されている。以下では、便宜上、3つの積層電極群を第1積層電極群45、第2積層電極群46、第3積層電極群47として説明する。そして、第1積層電極群45及び第2積層電極群46の正極タブ34b及びその間の中間正極板50の中間正極タブ51bが、正極集電体44aの電極積層方向X一方面(図9の上側面)に集合され積層されて溶接される。このとき、第1積層電極群45の正極タブ34bと、第2積層電極群46の正極タブ34bとは、図9の左右方向に離れて、それぞれで積層されて正極集電体44aに溶接されてもよい。中間正極タブ51bは、第1積層電極群45の正極タブ34b、または第2積層電極群46の正極タブ34bに積層されて溶接されてもよい。中間正極タブ51bは、第1積層電極群45及び第2積層電極群46の正極タブ34bと、図9の左右方向に離れて正極集電体44aに溶接されてもよい。
また、第3積層電極群47の正極タブ34bと、第2積層電極群46及び第3積層電極群47の間の中間正極板50の中間正極タブ51bとが、正極集電体44aの電極積層方向X他方面(図9の下側面)に集合され積層されて溶接される。この場合も、正極タブ34b及び中間正極タブ51bは、図9の左右方向に分かれて正極集電体44aに溶接されてもよい。
一方、第1積層電極群45及び第2積層電極群46の負極タブ37bは、負極集電体41aの電極積層方向X一方面(図9の上側面)に集合され積層されて溶接される。第3積層電極群47の負極タブ37bは、負極集電体41aの電極積層方向X他方面(図9の下側面)に集合され積層されて溶接される。この場合も、第1積層電極群45及び第2積層電極群46の負極タブ37bは、第1積層電極群45及び第2積層電極群46の正極タブ34bと同様に、図9の左右方向に分かれて負極集電体41aに溶接されてもよい。
図9の構成では、中間正極板50が電極積層方向Xに分かれて2つの位置に配置される。これにより、大型で容量が大きい二次電池において、セパレータ間保持領域αも、電極積層方向Xに分かれて2つの位置に形成できる。このため、長期サイクルにおける性能を向上でき、かつ、エネルギー密度を向上できる。その他の構成及び作用は、図1から図5Bの構成または図6から図8の構成と同様である。なお、二次電池において、積層電極群の数を3つ以上とすることもできる。
また、上記の各実施形態では、非水電解質が液状の電解液である場合を説明したが、非水電解質は、ゲル状ポリマー等に非水電解質を保持したものであってもよい。この場合でも、非水電解質の保持容量を大きくして長期サイクルにおける性能を向上できる。
また、上記の実施形態では、外装体が金属製のケースである場合を説明したが、外装体として、2枚のラミネートフィルムの周縁部を接合してなるフィルム外装体を用いて、二次電池を形成する、いわゆるパウチ型としてもよい。
本発明は、積層型非水電解質二次電池に利用できる。
10 積層型非水電解質型二次電池(二次電池)
12 ケース
13 ケース本体
14 蓋板
14a 貫通孔
15 ホルダ
16 負極端子
17 正極端子
18a,18b 中間部材
19 上側結合部材
20 絶縁部材
30 電極体
31,32 積層電極群
33 正極
33a 正極芯材
33b 正極合材層
34a 正極板本体
34b 正極タブ
35 タブ積層体
36 負極
36a 負極芯材
36b 負極合材層
37a 負極板本体
37b 負極タブ
38 タブ積層体
40 セパレータ
41,41a 負極集電体
42 上端板部
43 下側板部
44,44a 正極集電体
45 第1積層電極群
46 第2積層電極群
47 第3積層電極群
50 中間正極板
50a 中間正極芯材
50b 中間正極合材層
51a 中間正極板本体
51b 中間正極タブ

Claims (4)

  1. 外装体に収容される電極体を備え、
    前記電極体は複数の積層電極群及び中間正極板を備え、
    前記積層電極群は、複数の正極及び複数の負極と、前記正極及び前記負極の間と前記積層電極群の両端とに配置された複数のセパレータとが積層され、
    前記正極は、正極合材層が形成された矩形状の正極板本体と、前記正極板本体から延出される正極タブを備え、
    前記中間正極板は、正極合材層が形成された矩形状の中間正極板本体と、前記中間正極板本体から延出される中間正極タブを備えており、かつ、2つの前記積層電極群において、1つの前記積層電極群は前記中間正極板の一方の面と前記セパレータを介して前記積層電極群の前記負極に隣接するように配置されており、残りの前記積層電極群は前記中間正極板の他方の面と前記セパレータを介して前記積層電極群の前記負極に隣接するように配置されており、
    前記中間正極板本体は、前記積層電極群のそれぞれの前記正極板本体よりも、前記積層電極群の積層方向と一致する厚み方向の一方側から見た面の面積が小さい、積層型非水電解質二次電池。
  2. 請求項1に記載の積層型非水電解質二次電池において、
    前記複数の積層電極群のうち、少なくとも2つの前記積層電極群の前記正極の端部から延出する前記正極タブ、及び前記2つの積層電極群の間の前記中間正極板の端部から延出する前記中間正極タブは、正極端子に電気的に接続される正極集電体の一方面に集合されて溶接されている、積層型非水電解質二次電池。
  3. 請求項1に記載の積層型非水電解質二次電池において、
    前記複数の積層電極群のうち、少なくとも2つの前記積層電極群の一方の前記積層電極群の前記正極の端部から延出する前記正極タブ、及び前記2つの積層電極群の間の前記中間正極板の端部から延出する前記中間正極タブは、正極端子に電気的に接続される正極集電体の一方面に集合されて溶接され、
    前記2つの積層電極群の他方の前記積層電極群の前記正極の端部から延出する前記正極タブは、前記正極集電体の他方面に集合されて溶接されている、積層型非水電解質二次電池。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1に記載の積層型非水電解質二次電池において、
    前記複数の積層電極群及び前記中間正極板が積層されてなる前記電極体において、前記積層電極群の積層方向の両端に配置された前記セパレータのそれぞれに隣接する最外層電極が前記負極である、積層型非水電解質二次電池。
JP2018502578A 2016-02-29 2017-01-23 積層型非水電解質二次電池 Active JP6785457B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016037602 2016-02-29
JP2016037602 2016-02-29
PCT/JP2017/002093 WO2017149990A1 (ja) 2016-02-29 2017-01-23 積層型非水電解質二次電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017149990A1 JPWO2017149990A1 (ja) 2018-12-20
JP6785457B2 true JP6785457B2 (ja) 2020-11-18

Family

ID=59743749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018502578A Active JP6785457B2 (ja) 2016-02-29 2017-01-23 積層型非水電解質二次電池

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20190051945A1 (ja)
JP (1) JP6785457B2 (ja)
CN (1) CN108701867B (ja)
WO (1) WO2017149990A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7069612B2 (ja) * 2017-09-13 2022-05-18 株式会社Gsユアサ 積層電極体、蓄電素子及び積層電極体の製造方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3623932A (en) * 1970-02-25 1971-11-30 Goodyear Tire & Rubber Tube splicer
JPH11260406A (ja) * 1998-03-12 1999-09-24 Toshiba Battery Co Ltd 高分子電解質リチウム二次電池
US20080044728A1 (en) * 2004-10-29 2008-02-21 Medtronic, Inc. Lithium-ion battery
CN101017887B (zh) * 2005-11-28 2010-06-16 Nec东金株式会社 电池层叠体及电池组件
JP5046956B2 (ja) * 2005-12-01 2012-10-10 日本電気株式会社 電気デバイス集合体の製造方法
CN2909545Y (zh) * 2006-02-28 2007-06-06 北京嘉捷恒信能源技术有限责任公司 二次电池
JP2008159315A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Fdk Corp リチウムイオン吸蔵・放出型有機電解質蓄電池
EP2573839B1 (en) * 2010-05-19 2017-09-13 Nissan Motor Co., Ltd Bipolar secondary battery
JP2013134878A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Nissan Motor Co Ltd 電気デバイス用モジュール
KR20130113301A (ko) * 2012-04-05 2013-10-15 주식회사 엘지화학 계단 구조의 전지셀
KR101385732B1 (ko) * 2012-11-22 2014-04-17 주식회사 엘지화학 전장의 길이가 동일하고 전폭의 길이가 상이한 전극 유닛들로 이루어진 전극 조립체, 이를 포함하는 전지셀 및 디바이스
WO2014104479A1 (ko) * 2012-12-27 2014-07-03 주식회사 엘지화학 계단 구조의 전극 조립체
JP2015162353A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 トヨタ自動車株式会社 全固体電池の製造方法
KR102490865B1 (ko) * 2015-06-18 2023-01-20 삼성에스디아이 주식회사 전극 조립체 및 이를 포함하는 리튬 전지

Also Published As

Publication number Publication date
US20190051945A1 (en) 2019-02-14
WO2017149990A1 (ja) 2017-09-08
CN108701867B (zh) 2021-07-09
CN108701867A (zh) 2018-10-23
JPWO2017149990A1 (ja) 2018-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6863710B2 (ja) 二次電池
JP7033759B2 (ja) 積層型非水電解質二次電池
JP5779828B2 (ja) 段差を有する電極組立体、それを含む電池セル、電池パック及びデバイス
JP6859059B2 (ja) リチウムイオン二次電池及びその製造方法
JP2011100623A (ja) 積層型電池
JP6460418B2 (ja) 二次電池
JP2018181510A (ja) 二次電池
US11417911B2 (en) All-solid-state battery and method for producing the same
US10991985B2 (en) Secondary battery
KR20130112591A (ko) 전극 조립체 및 이를 포함하는 이차 전지
JP2012069283A (ja) 積層型電池の製造方法および積層型電池用セパレータ
JP6785457B2 (ja) 積層型非水電解質二次電池
JP6619594B2 (ja) リチウムイオン二次電池及びその製造方法
JP2020071898A (ja) 蓄電素子
WO2022163616A1 (ja) 蓄電素子及び蓄電装置
JP2005129393A (ja) 二次電池
JP2019106388A (ja) 蓄電素子、及び蓄電素子の製造方法
JP6846490B1 (ja) 蓄電素子及び蓄電素子の製造方法
JP7193363B2 (ja) 蓄電素子、蓄電素子の製造方法
JP6951684B2 (ja) 蓄電素子の製造方法、及び蓄電素子
US20230099793A1 (en) Pouch type rechargeable-battery
JP2009199918A (ja) リチウム電池
JP6726398B2 (ja) 蓄電素子
KR102263444B1 (ko) 수납틀을 포함하고 있는 전지셀
JP4033156B2 (ja) 組電池及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201009

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6785457

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151