JP6784475B2 - 電源装置および照明装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、電源装置および照明装置に関する。
複数の負荷にそれぞれ電力を供給する複数の電源モジュールを設けることによって、出力の大容量化をはかる電源装置がある。たとえば、光源モジュールを負荷として駆動する電源モジュールを、光源モジュールとともに複数台用意して駆動させることによって、大きな光出力を得ることができる。このような複数の電源モジュールを1つの筐体にまとめることによって、電源装置の小型化をはかることができる。
しかし、各電源モジュールの入力側には、サージ保護素子やヒューズ等の保護部品などが組み込まれることが多い。また、光源モジュールの調光等の負荷に対する電力調整を行う場合に、制御信号を送信するための配線が必要になる。複数の電源モジュールを1つの筐体に組み込んでまとめる場合、これらの配線の引き回しや接続等に困難が伴う場合がある。1つの筐体に組み込む電源モジュールの台数が多くなるほど、電源モジュールの組み込み作業が煩雑になる。
特開2012−022881号公報 特開2013−235692号公報
実施形態は、電源装置に組み込む複数の電源モジュールの調光信号等の電力調整のための配線の接続を容易にした電源装置および照明装置を提供する。
実施形態に係る電源装置は、第1入力を有し、前記第1入力に入力される信号に応じて第1負荷への電力の供給を調整する第1電源モジュールと、第2入力を有し、前記第2入力に入力される信号に応じて第2負荷への電力の供給を調整する第2電源モジュールと、前記第1入力および前記第2入力に供給される第1信号を出力する信号源と前記第1入力とを電気的に接続し、かつ、前記信号源と前記第2入力とを電気的に接続する配線パターンを有する基板と、を備える。前記基板は、前記信号源と電気的に接続する一対の第1端子と、前記第1入力と電気的に接続する一対の第2端子と、前記第2入力と電気的に接続する一対の第3端子と、を含む。前記配線パターンは、第1の配線パターン及び第2の配線パターンを有し、前記第1の配線パターン及び前記第2の配線パターンによって、前記一対の第1端子と前記一対の第2端子とを電気的に接続するとともに、前記一対の第1端子と前記一対の第3端子とを電気的に接続する。第1の配線パターンは、一端が前記一対の第1端子のうちの一方の第1端子に接続され、他端が分岐し前記一対の第2端子のうちの一方の第2端子および前記一対の第3端子のうちの一方の第3端子が接続され、前記第2の配線パターンは、一端が前記一対の第1端子のうちの他方の第1端子に接続され、他端が分岐し前記一対の第2端子のうちの他方の第2端子および前記一対の第3端子のうちの他方の第3端子が接続する。
本実施形態では、複数の電源モジュールに対する調光等の、電力調整のための信号入力と、信号源との間にあらかじめ配線が設けられた基板を備えているので、電源装置に組み込む複数の電源モジュールの調光信号等の電力調整のための配線の接続が容易になる。
第1の実施形態に係る電源装置を例示するブロック図である。 第1の実施形態の電源装置の電源モジュールを例示するブロック図である。 第2の実施形態に係る電源システムを例示するブロック図である。 第3の実施形態に係る電源装置を例示するブロック図である。 第4の実施形態に係る電源装置を例示するブロック図である。 電源装置の一部分を例示するブロック図である。 図7(a)および図7(b)は、第5の実施形態の一部をそれぞれ例示するブロック図である。 第6の実施形態に係る電源装置を例示するブロック図である。 第7の実施形態に係る照明装置を例示するブロック図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る電源装置を例示するブロック図である。
図2は、本実施形態の電源装置の電源モジュールを例示するブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の電源装置10は、基板20と、複数の電源モジュール60a〜60cと、を備える。電源装置10は、電源コネクタ16を介して、入力電源1に接続されている。この例では、入力電源1は、単相交流電力を出力する商用電源である。交流電圧は、100V、200V系いずれであってもよい。電源装置10は、複数の負荷12a〜12cに接続されている。つまり、電源装置10は、多出力のAC−DCコンバータである。それぞれの負荷12a〜12cは、電源装置10のそれぞれの電源モジュール60a〜60cから電力の供給を受けて動作する。負荷12a〜12cは、たとえば複数のLED(Light Emitting Diode)素子が直列、並列またはこれらを混在させて接続された光源モジュールである。この例では、負荷12a〜12cは、光源モジュールであり、図1では、電源装置10と光源モジュールである負荷12a〜12cを含む負荷ユニット11とを備えた照明装置100が合わせて示されている。電源装置10は、給電コネクタ18および給電ケーブル19を介して負荷ユニット11に電気的に接続されている。
電源装置10は、外部から供給される制御信号を入力するコネクタ89を有する。コネクタ89は、制御信号の信号源と配線によって電気的に接続される。
基板20は、基板20上に配置された入力端子23a〜23cおよび出力端子25a〜27bのそれぞれの間を電気的に接続する配線40を含む。配線40は、一方の側の配線41aと他方の側の配線41bとを含んでいる。入力端子23a〜23cはそれぞれ、入力電源1の配線51a〜51cによって電源コネクタ16に電気的に接続されている。この例では、配線51a,51bのほか、配線51cが接続されている。配線51cは、アース(接地側)の配線である。入力端子23aには、配線41aの一端が電気的に接続されている。配線41aの他端は、出力端子25a,26a,27aに分岐してそれぞれに接続されている。入力端子23bには、配線41bの一端が電気的に接続されている。配線41bの他端は、出力端子25b,26b,27bに分岐してそれぞれに接続されている。出力端子25a〜27bは、配線52a〜54bを介して、3台の電源モジュール60a〜60cの入力にそれぞれ接続されている。つまり、入力電源1の一方の側に接続される入力端子23aは、配線41a、出力端子25a,26a,27aおよび配線52a,53a,54aを介して電源モジュール60a,60b,60cの一方の入力に電気的に接続されている。入力電源1の他方の側に接続される入力端子23bは、配線41b、出力端子25b,26b,27bおよび配線52b,53b,54bを介して電源モジュール60a,60b,60cの他方の入力に電気的に接続されている。なお、入力電源1のアースの配線51cは、入力端子23cを介して、たとえば電源装置10の金属製の筐体(図示せず)にねじ止め等により電気的に接続される。
基板20上には、いくつかの保護用の部品を含む保護回路31が設けられている。保護回路31は、ヒューズ32a,32bと、サージ保護素子34a〜34cとを含む。ヒューズ32aは、入力電源1の一方の側の配線41aに直列に接続されている。ヒューズ32bは、入力電源1の他方の側の配線41bに直列に接続されている。つまり、ヒューズ32a,32bは、配線41a,41bにそれぞれ接続されている。
ヒューズ32a,32bは、電流ヒューズであり、規定の電流値が規定時間以上流れたときに内部のエレメントが溶断して、電流を遮断する。ヒューズ32a,32bは、配線41a,41bに過大な電流が流れたときに電流の経路を遮断して電源装置10の発火や発煙等を防止するために用いられる。ヒューズ32a,32bは、管形、リード挿入形等の形状は問わない。管形の場合には、ヒューズホルダが基板20上に接続され、ヒューズ32a,32bは、それぞれヒューズホルダに装着される。
サージ保護素子34a,34bは、直列に接続されて配線41a,41b間に接続される。サージ保護素子34cは、直列接続されたサージ保護素子34a,34bの接続ノードと、入力電源1のアースとの間に接続される。サージ保護素子34a〜34cがヒューズ32a,32bとともに用いられるときには、サージ保護素子34a〜34cは、ヒューズ32a,32bよりも負荷側で配線41a,41b間に接続される。サージ保護素子34a〜34cは、雷等によるサージが配線41a,41bに生じた場合に、そのサージエネルギを吸収して、電源装置10の損傷を防止する。サージ保護素子34a〜34cは、たとえば金属酸化物バリスタや、アレスタ等の雷サージ防護用の素子である。
基板20は、基板20上に配置された信号入力端子(一対の信号入力端子)83a,83bおよび信号出力端子(一対の信号出力端子)85a,85b,86a,86b,87a,87cを電気的にそれぞれ接続する配線80を有する。配線80は、入力される信号の正側の配線81aと、負側の配線81bとを含んでいる。信号入力端子83aには、配線81aの一端が接続されている。配線81aの他端は、信号出力端子85a,86a,87aに分岐してそれぞれに接続されている。信号出力端子85a,86a,87aは、すべて同電位である。信号入力端子83bには、配線81bの一端が接続されている。配線81bの他端は、信号出力端子85b,86b,87bに分岐してそれぞれに接続されている。信号出力端子85b,86b,87bは、すべて同電位である。
電源モジュール60a〜60cは、それぞれの負荷12a〜12cに供給する電力を調整する信号入力端子70a1,70a2,70b1,70b2,70c1,70c2を有している。信号出力端子85a,85bは、配線91a,91bを介して電源モジュール60aの信号入力端子70a1,70a2にそれぞれ電気的に接続されている。信号出力端子86a,86bは、配線92a,92bを介して電源モジュール60bの信号入力端子70b1,70b2にそれぞれ電気的に接続されている。信号出力端子87a,87bは、配線93a,93bを介して電源モジュール60cの信号入力端子70c1,70c2にそれぞれ電気的に接続されている。つまり、入力される制御信号(第1信号等)を伝送する配線のうちの一方は、信号入力端子83a、配線81a、信号出力端子85a,86a,87aおよび配線91a,92a,93aを介して、各電源モジュール60a,60b,60cの一方の信号入力端子70a1,70b1,70c1に電気的に接続されている。制御信号(第1信号等)を伝送する配線のうちの他方は、信号入力端子83b、配線81b、信号出力端子85b,86b,87bおよび配線91b,92b,93bを介して、各電源モジュール60a,60b,60cの他方の信号入力端子70a2,70b2,70c2に電気的に接続されている。換言すれば、コネクタ89を介して、電源装置10の外部の制御装置(信号源)から送信される制御信号(第1信号等)は、基板20上にあらかじめ設けられた配線80を介して、それぞれの電源モジュール60a〜60cの信号入力端子70a1〜70c2へ分配される。
配線40,80は、基板20上に描かれた導体からなる配線パターンである。基板20は、いわゆるプリント配線基板である。基板の基材は、絶縁性の材料であり、たとえば紙あるいはガラス繊維にエポキシ樹脂を含浸させた基材や、紙にフェノール樹脂を含浸させた基材等である。あるいは、セラミック板であってもよい。基材上に形成された銅または銅を含む合金を選択的にエッチング等行うことによって、基板20上に所望の配線パターンを有する配線40,80が形成される。配線40,80は、基板20の一方の面または両方の面に設けられる。この例では、配線40,80ともに、基板20の一方の面に設けられている。なお、入力端子23a〜23c、出力端子25a〜27b、信号入力端子83a,83bおよび信号出力端子85a〜87bは、それぞれ入力端子台22、出力端子台24、信号入力端子台82および信号出力端子台84に固定された端子でもよく、基板20上に配線40,80の一部として形成されたランドパターンであってもよい。これらの端子が、端子台上に固定して設けられている場合には、配線作業をより簡便に行うことができる。
このように、入力電源1の入力端子23a,23bは、基板20上にあらかじめ設けられた配線41a,41bによって、電源モジュール60a〜60cの各入力に電気的に接続される。また、外部の制御装置から送信される制御信号は、基板20上にあらかじめ設けられた配線81a,81bによって、電源モジュール60a〜60cのそれぞれの信号入力端子70a1〜70c2に分配される。
図2に示すように、電源モジュール60aは、整流回路62と、昇圧回路64と、電力変換回路66と、制御回路67と、電力調整回路68と、を含む。整流回路62は、入力電源1に電源コネクタ16等を介して接続される。整流回路62は、入力電源1から出力される交流電力を入力し、整流して出力する。昇圧回路64は、整流回路62の出力に接続されている。昇圧回路64は、整流回路62によって整流された電圧を入力し、昇圧された直流電圧を出力する。昇圧回路64は、アクティブ平滑フィルタであり、電源モジュール60aに入力される高調波電流を抑制する。電力変換回路66は、昇圧回路64と負荷12aとの間に接続されている。昇圧回路64から出力された電圧を入力して、異なる電圧を出力し、あるいは電流を出力する。電力変換回路66は、入出力の電圧や電流等に応じて適切な回路形式が選択される。
制御回路67は、電力変換回路66の出力電圧や出力電流に関する情報を入力して、電力変換回路66に対して制御信号を送出する。電力変換回路66が定電圧出力を行う場合には、制御回路67は、電力変換回路66から出力される電圧を検出して、定電圧制御のための信号を送出して、電力変換回路66とともに定電圧制御動作を行う。電力変換回路66が定電流出力を行う場合には、制御回路67は、電力変換回路66から出力電流を検出して、定電流制御のための信号を電力変換回路66に送出する。制御回路67は、たとえば、電力変換回路66とともに定電流制御動作を行う。制御回路67は、電力変換回路66のスイッチング素子に対して、オンオフ信号を送出し、PWM(Pulse Width Modulation)制御を行う。
電力調整回路68は、信号入力端子70a1,70a2を有する。信号入力端子70a1,70a2には、外部の制御装置からの信号を受信するための配線が接続される。電力調整回路68は、信号入力端子70a1,70a2に入力された信号にもとづいて、電力変換回路66が負荷12aに対して供給する電圧、電流、または電力を調整し、設定するための信号を制御回路67に対して送出する。
電力変換回路66および制御回路67は、負荷12aがLED素子等による光源モジュールの場合には、光源モジュールに流れる電流を制御して、光源モジュールの光量や色度を制御する電流制御回路である。つまり、電力変換回路66は、昇圧回路64から供給される直流電圧を定電流制御する定電流電源回路である。電力調整回路68は、光源モジュールに流れる電流を信号入力端子70a1,70a2に入力された信号にもとづいて、調光制御を行う調光回路である。信号入力端子70a1,70a2には、外部の制御装置からPWM形式の調光信号が入力され、電力調整回路68は、この調光信号を平滑して、PWM形式の信号を直流の電圧レベルに変換して、制御回路67に対して光源モジュールへの定電流値を設定するしきい値を設定する。したがって、電源装置10の出力は、信号入力端子70a1,70a2に入力された信号によって、負荷12a〜12cに供給する電力が制御される。負荷12a〜12cが光源モジュールである場合には、信号入力端子70a1,70a2に入力された調光信号によって、負荷12a〜12cは調光制御される。
本実施形態の電源装置10の作用および効果について説明する。
本実施形態の電源装置10では、入力電源1と、各電源モジュール60a〜60cの入力とを電気的に接続する配線40があらかじめ設けられている基板20を備えているので、基板20上の対応する端子に接続用の配線を接続することによって、容易に入力電源1の電力を各電源モジュール60a〜60cに分配することができる。基板20の配線40上には、雷サージ等のための保護回路31を設けているので、電源モジュール60a〜60cへのサージ等から容易に保護することができる。
各電源モジュール60a〜60cは、負荷への電力調整信号を入力するための信号入力端子70a1〜70c2を有している。基板20上には、外部からの制御信号と、これら信号入力端子70a1〜70c2とを電気的に接続する配線80があらかじめ設けられている。したがって、外部からの信号のための配線を基板20上の信号入力端子83a,83bに接続することによって各電源モジュール60a〜60cへ制御信号を容易に分配することができる。電力調整のための制御信号は、すべての電源モジュールに対して送信する必要があるため、電源装置10内に搭載される電源モジュールの台数が多くなると、制御信号のための配線数も多くなり各配線の接続が困難になるが、配線80は、基板20上にあらかじめ設けられているので、配線接続のための作業効率を向上させることができる。
(第2の実施形態)
図3は、本実施形態に係る電源システムを例示するブロック図である。
図3に示すように、電源システム120は、少なくとも1台の電源装置10と、制御装置122と、を備えている。電源装置10は、上述した第1の実施形態の電源装置10である。この例では、電源システム120は、3台の電源装置10を備えている。電源装置10および制御装置122(信号源)は、それぞれ入力電源1から電力を供給されて動作する。制御装置122は、制御信号を出力する制御線124を有している。制御線124は、3台の電源装置10のそれぞれに接続されている。制御線124が伝送する制御信号は、それぞれの電源装置10に対して負荷ユニット11へ供給される電力量を調整する調整量を含む信号である。3台の電源装置10は、それぞれ制御線124が接続されるコネクタ89a〜89cを有している。ここで、たとえば負荷ユニット11は、LED素子等を直列、並列、またはこれらを混在させて接続した複数の光源モジュールを含んでおり、複数光源モジュールは、電源装置10が備える各電源モジュール60a〜60cによってそれぞれ駆動される。その場合には、制御信号(第1信号等)は、調光信号であり、たとえばPWM信号やDALI(Digital Addressable Lighting Interface)通信のための信号等である。制御装置122は、電源装置10のそれぞれに対して、負荷ユニット11に対する調光制御を行う。調光信号がPWM信号の場合には、電源装置10のそれぞれに対して別の信号線が接続される。つまり、3台の電源装置10の場合には、制御装置122は、3対の制御線124を有しており、制御線ごとに電源装置10に接続される。調光信号をDALI通信によって伝送する場合には、一対の信号線がそれぞれの電源装置10に接続される。
本実施形態の電源システム120の動作について、負荷ユニット11が照明ユニットであるものとして説明する。
本実施形態の電源システム120では、制御装置122から制御信号(第1信号等)が各電源装置10に供給される。制御信号が伝送される制御線124は、電源装置10の各コネクタ89a〜89cに接続されている。上述したように、コネクタ89a〜89cは、電源装置10の基板20上の配線80によって、各電源モジュール60a〜60cの信号入力端子70a1〜70c2に電気的に接続されている。そのため、制御線124上を伝搬する制御信号は、電源モジュール60a〜60cにそれぞれ分配される。電源モジュール60a〜60cは、それぞれ光源モジュールである負荷12a〜12cに対して調光制御を行う。したがって、電源装置10は、制御装置122の制御信号にもとづいて、負荷ユニット11に対して調光制御を行うことができる。
なお、上述の電源システム120には、第1の実施形態の電源装置10に代えて、以下詳述する他の実施形態の電源装置を備えるようにすることもできる。
本実施形態の作用および効果について説明する。
本実施形態の電源システムでは、電源装置10は、複数の電源モジュール60a〜60cを含んでおり、入力電源1と各電源モジュール60a〜60c間の電力供給、および、制御装置122と各電源モジュール60a〜60cの信号入力端子70a1〜70c2間の制御信号の伝送を行うための配線40,80を含む基板20を備えている。そのため、制御装置122からの制御信号を伝送する制御線124を基板20を介して電源装置10に接続することによって電源装置10内の複数の電源モジュール60a〜60cすべての電力調整の制御を容易に行うことができる。このような電源装置10では、電源モジュール数を増加させることによって、電源装置1台あたりの出力電力を容易に増大させることが可能になる。
(第3の実施形態)
図4は、本実施形態に係る電源装置を例示するブロック図である。
本実施形態では、電力調整のための制御信号が入力される信号入力端子83a,83bと、各電源モジュール60a〜60cの信号入力端子が接続される端子との間に雷サージ等に対する保護回路95が接続されている。他の構成については、第1の実施形態の電源装置10と同じであり、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図4に示すように、電源装置10aは、負荷への電力調整のための信号が入力される信号入力端子83a,83bと、各電源モジュール60a〜60cの信号入力端子が接続される端子との間は、配線81a,81bによって電気的に接続されている。この例では、保護回路95は、配線81a,81b間に接続されている。保護回路95は、サージ保護素子96a〜96cである。サージ保護素子96a,96bは、直列に接続されており、両端が配線81a,81bにそれぞれ接続されている。サージ保護素子96cは、サージ保護素子96a,96bが直列に接続されたノードと、入力電源1のアースとの間に接続されている。サージ保護素96a〜96cは、金属酸化物バリスタ、アレスタやシリコン等の半導体材料で形成されたサージサプレッサ等である。サージ保護素子96a〜96cは、配線81a,81b間に印加されるサージ電圧をクランプして、電源モジュール60a〜60cの信号入力端子70a1〜70c2の端子間に過大な電圧が印加されることを防止する。第1の実施形態の電源装置10の配線41a,41bのように、配線81a,81bにヒューズを接続するようにしてもよい。
本実施形態の電源装置10aの作用および効果について説明する。
制御信号のための信号線は、物理的に距離の離れた制御装置122から長く配線を引き回して電源装置10aに接続される場合がある。そのため、電源装置10を屋外等で用いた場合には、長く引き回された制御線124に直接または間接的に雷サージ等の過大なサージが印加される場合がある。電源装置10aを屋内で用いる場合であっても、コネクタ89や、信号線には、静電気放電等による過大なサージエネルギが印加される場合がある。そのような場合から各電源モジュール60a〜60cを保護するために、電源モジュール60a〜60cごとに保護回路を挿入する場合には、部品数が増大し、実装スペースが削減される。本実施形態の電源装置10aでは、基板20上に保護回路95を搭載することができるので、部品数の削減ができ、電源モジュールごとに実装スペースを確保する必要がなく電源装置10aを小型にすることが可能になる。
(第4の実施形態)
図5は、本実施形態に係る電源装置を例示するブロック図である。
本実施形態の電源装置10bでは、上述した第3の実施形態の電源装置10aとは、電源回路130と、増幅回路150とを備える点で相違する。他の点では、第3の実施形態の電源装置10bと同じなので、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態の電源装置10bでは、電源回路130と、増幅回路150とをさらに備える。電源回路130は、入力端子23a,23bを介して入力電源1が接続されている。電源回路130は、入力電源1を整流平滑し、一定の直流電圧、たとえば5Vを出力して、増幅回路150に供給する。増幅回路150は、制御信号が入力される信号入力端子83a,83bに入力が接続される。増幅回路150は、制御信号を増幅して、端子を介して、各電源モジュール60a〜60cの信号入力端子に分配する。たとえば、増幅回路150は、各電源モジュール60a〜60cの信号のしきい値が4mAであれば、3台×4mA以上の電流が出力できるように設定されている。電源回路130および増幅回路150は、二次側の接地99を有している。
本実施形態の電源装置10bについて作用および効果について説明する。
本実施形態の電源装置10bでは、各電源モジュール60a〜60cの信号入力端子70a1〜70c2を駆動する増幅回路150が、増幅回路150の動作のために必要な電源回路130とともに基板20上に設けられている。そのため、制御信号側の出力インピーダンスが電源装置10b側の信号入力端子83a,83bの入力インピーダンスに比べて大きい場合であっても、増幅回路150によって各電源モジュールの信号入力端子を駆動することができる。増幅回路150の電流出力容量を適切に設定することによって、電源モジュールの数の増大にも容易に対応することができる。
(第5の実施形態)
図6は電源装置の一部分を例示するブロック図である。
図7(a)および図7(b)は、本実施形態の電源装置の一部を例示するブロック図である。
電源モジュール60a〜60cにおいては、制御回路67が電源の一次側、すなわち高電圧側に設けられている場合があり、一方で、電力調整のための制御信号は、二次側、すなわち低電圧側に設けられる場合がある。そのため、これらの間は電気的に絶縁されている必要がある。一次側と二次側とが絶縁されている場合に限らず、接地レベルの相違等により、制御信号側は、電源装置側から電気的に絶縁したい場合がある。そのため、図6に示すように、信号入力端子70a1,70a2と制御回路67とを電気的に絶縁するために、電力調整回路68は、ダイオードブリッジ72とフォトカプラ73とを含んでいる。ダイオードブリッジ72は、信号入力端子70a1,70a2とフォトカプラ73との間に接続され、信号入力端子70a1,70a2に入力される制御信号を無極性化する。フォトカプラ73は、ダイオードブリッジ72と制御回路67との間に接続されている。フォトカプラ73によって、信号入力端子70a1,70a2と制御回路67との間が電気的に絶縁されている。フォトカプラ73は、光信号によって制御信号の伝送を行う。絶縁用素子には、フォトカプラ73に代えてトランスを用いることもできる。
上述より、一般的にはフォトカプラ73は、電源モジュールの台数ごとに用いられる。
上述した第4の実施形態の電源装置10bにおける電源回路130および増幅回路150に絶縁回路を設けることによって電源モジュールごとのフォトカプラ73を削減することができる。図7(a)は、1つの具体例である。図7(a)に示すように、本実施形態の電源装置10cは、チョッパ方式の電源回路130と、コンパレータを含む増幅回路150とを備えている。電源回路130には、ダイオードブリッジからなる整流回路131と、平滑回路132を含んでいる。チョッパ回路には、スイッチング素子133と駆動回路134とフライホイールダイオード135とチョークコイル136と平滑コンデンサ137とを含んでいる。チョッパ回路では、入力側がたとえば300Vで出力が5Vであり、電位差が大きいことから、駆動回路134と基準電源部138とを電気的に絶縁してフォトカプラ139によって制御信号伝達を行っている。
増幅回路150は、コンパレータ151と、設定抵抗152a〜152cとを含んでいる。コンパレータ151の非反転入力は、電源回路130の出力電圧に接続された設定抵抗152a,152bによって、一定のしきい値電圧に設定されている。コンパレータ151の反転入力端子は、設定抵抗152とフォトカプラの受光素子のコレクタに接続されている。
上述の電源回路130は、チョッパ回路であるため、電源回路130の入力と出力とが電気的に絶縁されていない。したがって、増幅回路150は、一次側に配置されている。そこで、一次側と制御信号側とを電気的に絶縁するために、信号入力端子83a,83bと増幅回路150との間にフォトカプラ97が接続されている。信号入力端子83a,83bとフォトカプラ97との間には、保護回路95とダイオードブリッジ98とが接続されている。
電源回路130は、入力電源1を整流回路131によって整流し、平滑回路132によって平滑した直流電圧をチョッパ回路によって増幅回路150用の、たとえば5Vの直流電圧に変換する。増幅回路150は、電源回路130から供給される直流電圧5Vで動作する。信号入力端子83a,83bに入力された制御信号は、保護回路95をとおって、ダイオードブリッジによって無極性化し、フォトカプラ97の発光ダイオードを駆動する。フォトカプラ97の受光トランジスタは、発光ダイオードの発光にしたがって、設定抵抗152cに電流を流す。発光量が小さいときには、コンパレータ151の反転入力端子の電圧は非反転入力端子の電圧よりも低くなっており、コンパレータ151は、ハイレベルを出力している。コンパレータ151の反転入力端子の電圧が設定抵抗152a,152bによって設定されている非反転入力端子の電圧を超えたときに、コンパレータ151の出力がローレベルに反転する。
図7(b)に示すように、本実施形態の電源装置10cは、一次側と二次側間を絶縁した電源回路130を備えるようにすることもできる。電源回路130は、整流回路131と平滑回路132とスイッチング素子141と駆動回路142と絶縁トランス143とフライホイールダイオード144とを含んでいる。整流回路131、平滑回路132、およびスイッチング素子141駆動回路142は、一次側、すなわち高電圧側に配置されている。フライホイールダイオード144および平滑コンデンサ145は、二次側、すなわち低電圧側に配置されている。電源回路130は、絶縁トランス143によって一次側と二次側とが電気的に絶縁されている。したがって、電源回路130の電圧を検出する基準電源回路146は、二次側に配置されており、定電圧制御のための信号をフォトカプラ147によって一次側に送信する。また、電源回路130の出力に接続される増幅回路150も二次側に配置されている。
増幅回路150は、オペアンプ155のボルテージフォロワからなる増幅回路である。オペアンプ155の反転入力端子は、オペアンプ155の出力端子に接続されている。オペアンプ155の非反転入力端子は、ダイオードブリッジの正出力側に接続されている。増幅回路150の接地電位は、ダイオードブリッジの負出力側に接続されている。
電源回路130では、入力電源1からの電圧を整流回路131で整流し、平滑回路132で平滑して、直流電圧に変換された電圧が絶縁トランス143に印加される。電源回路130では、スイッチング素子141は、絶縁トランス143を駆動し、絶縁トランス143は、スイッチングされた電力を電気的に絶縁するとともに、低電圧に変換して二次側に送出する。一次側から電気的に前縁された低電圧、たとえば5Vの電圧が増幅回路150に印加されて、増幅回路150は、動作する。
本実施形態の電源装置10cの作用および効果について説明する。
本実施形態の電源装置10では、電源回路130および増幅回路150内の一次二次間にフォトカプラ97や絶縁トランス143を含んでいるので、電気的な絶縁が実現される。したがって、フォトカプラ73を介さずに、各電源モジュール60a〜60cの信号入力端子70a1〜70c2に制御信号を入力することができる、各電源モジュール60a〜60cに用いられているフォトカプラ73を削減することができる。したがって、本実施形態の電源装置10では、部品数を削減することができ、部品点数を削減することによって、実装スペースが削減され、電源装置10cの小型化が可能になる。
なお、上述では、電源回路130および増幅回路150に絶縁回路を含ませることによって一次二次間の絶縁を実現した。たとえば、図7(a)において、フォトカプラ97のみを信号入力端子83a,83bと信号出力端子85a〜87bとの間に挿入することによっても、電源モジュール60a〜60cそれぞれにフォトカプラ73を接続する必要がなくなり、部品点数の削減が可能になり、実装スペースの拡大が可能になる。
(第6の実施形態)
図8は、本実施形態に係る電源装置を例示するブロック図である。
第2の実施形態の電源システムにおいて説明したように、制御装置122のよる制御の下、少なくとも1台の電源装置によって負荷に供給される電力を調整するシステムを実現できるが、システムを構成する場合に、制御装置と電源装置とが別々に用意される場合がある。制御装置と電源装置とが別々に用意された結果、互いの接続のためのインタフェースが一致しない場合がある。たとえば、制御装置の信号形式がDALI通信に対応している場合に、制御装置によって制御される電源装置がPWM形式の制御信号に対応している場合がある。本実施形態の電源装置10dでは、異なる信号形式の制御装置と電源装置とを直接接続することが可能になる。
図8に示すように、本実施形態の電源装置10dは、電源回路130と、信号変換回路160とをさらに備える。その他の部分については、上述した第3の実施形態の電源装置10aの場合と同じであり、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。また、電源回路130は、上述した第4の実施形態の電源装置10bにおける電源回路130と同一のものとすることができる。
本実施形態の電源装置10dでは、信号変換回路160は、たとえばDALI通信にしたがう信号をPWM信号に変換する変換回路である。あるいは逆に、PWM信号をDALI通信にしたがう信号に変換する回路としてもよい。信号変換回路160は、所望の変換形式を実現するように専用の回路を用いてもよいし、たとえば、マイクロコントローラとこれに接続されたメモリとからなり、マイクロコントローラが、メモリに格納されたプログラムにしたがって信号変換動作を実行するようにしてもよい。入力される信号の形式を自動的に認識して、適切な変換アルゴリズムを選択して実行するようにすることもできる。
本実施形態の電源装置10cにおいては、第4の実施形態の電源装置10bにおいて説明した制御信号を増幅する増幅回路150を信号変換回路160に縦続接続することもできる。
本実施形態の電源装置10dでは、信号入力端子83a,83bにたとえばDALI通信にしたがう信号が入力された場合には、信号変換回路160は、たとえばPWM信号に変換して、変換されたPWM信号を信号出力端子85a〜87bおよび配線91a〜93bを介して、各電源モジュールに供給する。
本実施形態の電源装置10dの作用および効果について説明する。
本実施形態の電源装置10dでは、負荷への電力調整、たとえば調光制御を行う制御信号を、電源モジュールの電力調整信号に変換する信号変換回路160を備えているので、異なる形式の制御信号を出力する制御装置等の外部の装置等と高い自由度で接続することができる。したがって、外部の制御装置と電源装置10dとの間に信号変換用の装置を別に設けなくても、外部の制御装置と容易に接続することができる。
本実施形態の電源装置10dにおいては、第4の実施形態の電源装置10bにおいて説明した制御信号を増幅する増幅回路150を信号変換回路160に縦続接続した場合には、多数の電源モジュールを電源装置に備えることができ、大容量化を容易に実現することが可能になる。
(第7の実施形態)
図9は、本実施形態の照明装置を例示する斜視図である。
図9に示すように、照明装置200は、光源ユニット212と、電源ユニット210と、を備える。照明装置200は、光制御ユニット216と、支持体218と、台座220と、をさらに備える。照明装置200は、看板や建造物の演出照明などに用いられる、いわゆる投光器である。
光源ユニット212は、図示しない複数の光源モジュールを含む。たとえば、この例では、7つの光源モジュールを含んでいる。各光源モジュールは、直並列に接続された複数のLED素子を含んでいる。
電源ユニット210は、上述した実施形態の電源装置のいずれかを含んでいる。つまり、電源ユニット210は、基板20と、複数の電源モジュール60a〜60gと、を含んでいる。電源モジュール60a〜60gのそれぞれは、7つの光源モジュールのそれぞれに接続されて、それぞれの光源モジュールを駆動する。電源ユニット210は、電源ケーブル230を介して入力電源1に接続される。電源ユニット210は、給電ケーブル232を介して光源ユニット212に接続され、光源ユニット212に電力を供給する。電源ユニット210は、コントロールケーブル234を介して図示しない制御装置に接続される。コントロールケーブル234には、電源装置に対する制御信号を伝送する制御線が含まれる。
基板20は、入力電源1と各電源モジュール60a〜60gの入力とを電気的に接続する配線40を含んでいる。基板20は、外部から供給される制御信号が入力される信号端子と各電源モジュールの信号入力端子との間を電気的に接続する配線80を含んでいる。
光源ユニット212は、光制御ユニット216と、支持体218とを含んでいる。光制御ユニット216は、レンズや反射体等を含む光学回路によって、光源ユニット212の各光源から所望の光束を得るように構成されている。
支持体218は、光源ユニット212と電源ユニット210とを接続し、これらを台座220に固定する。台座220は、支持体218を固定するとともに、電源ユニット210を固定する。
本実施形態の照明装置200の作用および効果について説明する。
本実施形態の照明装置200では、基板20を電源ユニット210内に設けることによって、複数の電源モジュールを1つの電源ユニット210内に容易に設置することができる。したがって、電源ユニット210の小型化をはかることができる。また、基板20上であらかじめ設けられた配線40,80を有することによって、多数の電源モジュールと外部との電気的接続を容易に行うことができる。このように電源モジュールを1つの電源ユニット210にまとめることができ、光源ユニット212とともに一体化した照明装置200を実現することができるので、装置全体の大容量化とともに、小型化をはかることができる。
以上説明した実施形態によれば、複数の電源モジュールを組み込んで小型化された電源装置および照明装置を実現することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明およびその等価物の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 入力電源、10,10a,10b,10c 電源装置、11 負荷ユニット、12a〜12c 負荷、16 電源コネクタ、18 給電コネクタ、19 給電ケーブル、20 基板、22 端子台、23a〜23c 端子、24 端子台、25a〜27b 端子、31 保護回路、32a,32b ヒューズ、34a〜34c サージ保護素子、40,41a,41b 配線、51a〜51c 配線、52a〜54b 配線、60a〜60c 電源モジュール、62 整流回路、64 昇圧回路、66 電力変換回路、67 制御回路、68 電力調整回路、70a1〜70c2 信号入力端子、72 ダイオードブリッジ、73 フォトカプラ、80,81a,81b 配線、81 コネクタ、82 端子台、83a,83b 信号入力端子、84 端子台、85a〜87b 信号出力端子、91a〜93b 配線、95 保護回路、96a〜96c サージ保護素子、99 接地、100 照明装置、130 電源回路、150 増幅回路、160 信号変換回路、200 照明装置、210 電源ユニット、212 光源ユニット、216 光制御ユニット、218 支持体、220 台座、230 電源ケーブル、232 給電ケーブル、234 コントロールケーブル

Claims (7)

  1. 第1入力を有し、前記第1入力に入力される信号に応じて第1負荷への電力の供給を調整する第1電源モジュールと、
    第2入力を有し、前記第2入力に入力される信号に応じて第2負荷への電力の供給を調整する第2電源モジュールと、
    前記第1入力および前記第2入力に供給される第1信号を出力する信号源と前記第1入力とを電気的に接続し、かつ、前記信号源と前記第2入力とを電気的に接続する配線パターンを有する基板と、
    を備え、
    前記基板は、
    前記信号源と電気的に接続する一対の第1端子と、
    前記第1入力と電気的に接続する一対の第2端子と、
    前記第2入力と電気的に接続する一対の第3端子と、
    を含み、
    前記配線パターンは、第1の配線パターン及び第2の配線パターンを有し、前記第1の配線パターン及び前記第2の配線パターンによって、前記一対の第1端子と前記一対の第2端子とを電気的に接続するとともに、前記一対の第1端子と前記一対の第3端子とを電気的に接続し、
    第1の配線パターンは、一端が前記一対の第1端子のうちの一方の第1端子に接続され、他端が分岐し前記一対の第2端子のうちの一方の第2端子および前記一対の第3端子のうちの一方の第3端子が接続され、
    前記第2の配線パターンは、一端が前記一対の第1端子のうちの他方の第1端子に接続され、他端が分岐し前記一対の第2端子のうちの他方の第2端子および前記一対の第3端子のうちの他方の第3端子が接続する電源装置。
  2. 前記基板は、前記一対の第1端子を含む第1端子台と、前記一対の第2端子および前記一対の第3端子を含む第2端子台と、を有する請求項1記載の電源装置。
  3. 前記基板に設けられ、前記第1の配線パターンと前記第2の配線パターンとの間に接続されたサージ保護素子をさらに備えた請求項2記載の電源装置。
  4. 第1入力を有し、前記第1入力に入力される信号に応じて第1負荷への電力の供給を調整する第1電源モジュールと、
    第2入力を有し、前記第2入力に入力される信号に応じて第2負荷への電力の供給を調整する第2電源モジュールと、
    信号源から前記第1入力に第1信号を伝送し、かつ、前記信号源から前記第2入力に前記第1信号を伝送する配線パターンを有する基板と、
    前記基板に設けられ、入力と出力との間が電気的に絶縁され入力から出力へ信号を伝送する絶縁回路と、
    を備え、
    前記基板は、
    前記信号源と電気的に接続する一対の第1端子と、
    前記第1入力と電気的に接続する一対の第2端子と、
    前記第2入力と電気的に接続する一対の第3端子と、
    前記一対の第1端子を含む第1端子台と、
    前記一対の第2端子および前記一対の第3端子を含む第2端子台と、
    を含み、
    前記配線パターンは、第1の配線パターン、第2の配線パターン、第3配線パターン及び第4配線パターンを有し、
    前記第1の配線パターンは、一端が前記一対の第1端子のうちの一方の第1端子に接続され、他端が前記絶縁回路の入力の一方に接続され、
    前記第2の配線パターンは、一端が前記一対の第1端子のうちの他方の第1端子に接続され、他端が前記絶縁回路の入力の他方に接続され、
    前記第3配線パターンは、一端が前記絶縁回路の出力の一方に接続され、他端が分岐し前記一対の第2端子のうちの一方の第2端子及び前記一対の第3端子のうちの一方の第3端子に接続され、
    前記第4配線パターンは、一端が前記絶縁回路の出力の他方に接続され、他端が分岐し前記一対の第2端子のうちの他方の第2端子及び前記一対の第3端子のうちの他方の第3端子に接続され、
    前記絶縁回路は、前記第1信号を入力して前記第1信号から電気的に絶縁された第2信号を出力し、
    前記第2信号は、前記一対の第2端子を介して、前記第1入力に供給され、前記一対の第3端子を介して、前記第2入力に供給される電源装置。
  5. 前記基板に設けられ、前記一対の第1端子と前記一対の第2端子との間で前記第1の配線パターン及び前記第2の配線パターンの一端と他端側の分岐との間に接続されるとともに、前記一対の第1端子と前記一対の第3端子との間で前記第1の配線パターン及び前記第2の配線パターンの一端と他端側の分岐との間に接続された増幅回路をさらに備え、
    前記増幅回路は、前記第1信号を入力して前記第1信号を増幅した第3信号を出力し、
    前記第3信号は、前記一対の第2端子を介して、前記第1入力に供給され、前記一対の第3端子を介して、前記第2入力に供給される請求項2または3に記載の電源装置。
  6. 前記基板に設けられ、前記一対の第1端子と前記一対の第2端子との間に接続されるとともに、前記一対の第1端子と前記一対の第3端子との間で前記第1の配線パターン及び前記第2の配線パターンの一端と他端側の分岐との間に接続された信号変換回路をさらに備え、
    前記信号変換回路は、前記第1信号を入力して前記第1信号とは異なる形式の第4信号に変換し、
    前記第4信号は、前記一対の第2端子を介して、前記第1入力に供給され、前記一対の第3端子を介して、前記第2入力のそれぞれに供給される請求項2または3に記載の電源装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の電源装置と、
    光源を含む前記第1負荷および光源を含む前記第2負荷を有する光源ユニットと、
    を備えた照明装置。
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