JP6551775B2 - 電源装置および照明装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、電源装置および照明装置に関する。
電源装置の応用分野では、それぞれの負荷に電力を供給する電源モジュールを複数台用いることによって、出力の大容量化をはかる場合がある。たとえば、光源モジュールを負荷として駆動する電源モジュールを、光源モジュールとともに複数台用意して動作させることによって、大きな光出力を得ることができる。このような複数の電源モジュールを1つの電源ユニットにまとめることによって、電源装置の小型化をはかることができる。
このように、複数の電源モジュールを1つの筐体に組み込んで電源ユニットとしてまとめる場合には、各電源モジュールの入力側には、サージ保護素子やヒューズ等の保護部品が組み込まれる場合も多く、配線の引き回しや接続等に困難が伴う場合がある。1つの電源ユニットに組み込む電源モジュールの台数が多くなるほど、電源モジュールの組み込み作業が煩雑になる。
特開2012−022881号公報 特開2013−235692号公報
実施形態の目的は、電源装置に組み込む複数の電源回路の配線の接続を容易にした電源装置および照明装置を提供することである。
実施形態に係る電源装置は、第1負荷に電力を供給する第1電源モジュールと、第2負荷に電力を供給する第2電源モジュールと、入力電源と電気的に接続する入力端子、この入力端子と電気的に接続されるとともに、第1経路および第2経路を構成する配線パターン、この配線パターンに電気的に接続される第1および第2出力端子、が配設される一の基板と、を備える。前記第1電源モジュールは、前記第1出力端子に接続され、前記第1経路を介して前記入力電源に電気的に接続され、前記第2電源モジュールは、前記第2出力端子に接続され、前記第2経路を介して前記入力電源に電気的に接続されることを特徴とする。
本実施形態の電源装置では、入力電源と第1電源モジュールとを電気的に接続し、入力電源と第2電源モジュールとを電気的に接続する基板を備えているので、入力電源と各電源モジュールの電気的な接続を容易に行うことができる。基板には、入力電源と第1電源モジュールとを電気的に接続する第1経路と、入力電源と第2電源モジュールとを電気的に接続する、第1経路とは異なる第2経路とを含んでいるので、電流を分岐して電流値を低減することができる。
第1の実施形態に係る電源装置を例示するブロック図である。 第1の実施形態の電源装置の電源モジュールを例示するブロック図である。 第2の実施形態に係る電源装置を例示するブロック図である。 第3の実施形態に係る電源装置を例示するブロック図である。 第4の実施形態に係る照明装置を例示する斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る電源装置を例示するブロック図である。
図2は、本実施形態の電源装置の電源モジュールを例示するブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の電源装置10は、基板20と、複数の電源モジュール60a〜60gと、を備える。電源装置10は、入力電源1に接続されている。この例では、入力電源1は、単相交流電力を出力する商用電源である。交流電圧は、100V、200V系いずれであってもよい。電源装置10は、複数の負荷12a〜12gに接続されている。つまり、電源装置10は、多出力のAC−DCコンバータである。それぞれの負荷12a〜12gは、電源装置10のそれぞれの電源モジュール60a〜60gから電力の供給を受けて動作する。負荷12a〜12gは、たとえば複数のLED(Light Emitting Diode)素子が直列、並列またはこれらを混在させて接続された光源モジュールである。この例では、負荷12a〜12gは、光源モジュールであり、図1では、電源装置10と光源モジュールである負荷12a〜12gを含む負荷ユニット11とを備えた照明装置100が合わせて示されている。電源装置10は、給電コネクタ18および給電ケーブル19を介して負荷ユニット11に電気的に接続されている。
基板20は、基板20上に配置された入力端子23a〜23cおよび出力端子25a〜31bのそれぞれの間を電気的に接続する配線40を有する。入力端子23a〜23cは、電源コネクタ16を介して、入力電源1の配線51a〜51cにそれぞれ接続される。この例では、配線51aは、入力電源1の一方の側の配線であり、配線51bは、他方の側の配線であり、51cは、アースの配線である。出力端子25a〜31bは、配線52a〜58bを介して、7台の電源モジュール60a〜60gの入力に配線それぞれ接続されている。
配線40は、基板20上に描かれた導体からなる配線パターンである。基板20は、いわゆるプリント配線基板である。基板の基材は、絶縁性の材料であり、たとえば紙あるはガラス繊維にエポキシ樹脂を含浸させた基材や、紙にフェノール樹脂を含浸させた基材等である。あるいは、基板の基材は、セラミック板であってもよい。基材上に形成された銅または銅を含む合金を選択的にエッチング等行うことによって、基板20上に所望の配線パターンを有する配線40が形成される。配線40は、基板20の一方の面または両方の面に設けられる。この例では、配線40は、基板20の一方の面に設けられている。なお、入力端子23a〜23cは、端子台22に固定された端子でもよく、基板20上に配線40の一部として形成されたランドパターンであってもよい。出力端子25a〜31bも同様に、端子台24に固定された端子であってもよく、基板上に配線40の一部として形成されたランドパターンであってもよい。
配線40は、配線41a,41bと、配線42a,42bとを含む。配線41a,41bは、入力端子23a,23bと、4つの電源モジュール60a〜60dの各入力との間に設けられている。4つの電源モジュール60a〜60dの入力の一方の側同士および他方の側同士は、互いにノード44a(一方の側)およびノード44b(他方の側)で接続されている。つまり、入力電源1の一方の側が接続されている入力端子23aは、配線41aを介してノード43aに電気的に接続されている。入力電源1の他方の側が接続されている入力端子23bは、配線41bを介してノード43bに電気的に接続されている。第1経路41は、入力電源1が接続される入力端子23a,23bから配線41a,41bを介してノード44a,44bに至る経路であり、電源モジュール60a〜60dの入力は、第1経路41によって入力電源1に電気的に接続される。
配線42a,42bは、入力端子23a〜23cとノード44a,44bとの間のノード43a,43bと、3つの電源モジュール60e〜60gの各入力の間に設けられている。3つの電源モジュール60d〜60gの入力の一方の側同士および他方の側同士は、互いにノード45a(一方の側)およびノード45b(他方の側)で接続されている。つまり、入力電源1の一方の側が接続されている入力端子23aは、配線42aを介してノード45aに電気的に接続されている。入力電源の他方の側が接続されている入力端子23bは、配線42bを介してノード45bに電気的に接続されている。第2経路42は、第1経路41とは異なる経路である。第2経路42は、入力電源1が接続される入力端子23a,23bから配線42a,42bを介してノード45a,45bに至る経路であり、電源モジュール60e〜60gの入力は、第2経路42によって入力電源1に電気的に接続される。
このようにして、入力電源1の入力端子23a,23bは、第1経路を有する配線41a,41bによって、電源モジュール60a〜60dの各入力に電気的に接続されるとともに、第2経路を有する配線42a,42bによって、電源モジュール60e〜60gの各入力に電気的に接続される。なお、入力端子23cは、入力電源1のアースであり、たとえば入力端子23cに一端が接続された配線を引き出して電源装置10の金属製の筐体等に配線の他端をねじ止め等して電気的に接続する。
基板20には、いくつかの保護用の部品が搭載されている。保護用の部品のうちヒューズ35a,35b,36a,36bが基板20上に設けられている。ヒューズ35aは、入力電源1の一方の側の配線41aに直列に接続される。より具体的には、ヒューズ35aは、ノード43aとノード44aとの間に接続される。ヒューズ35bは、入力電源1の他方の側の配線41bに直列に接続される。より具体的には、ヒューズ35bは、ノード43bとノード44bとの間に接続される。つまり、ヒューズ35a,35bは、配線41a,41bの一方の側および他方の側にそれぞれ接続される。ヒューズ36aは、入力電源1の一方の側の配線に直列に接続され、ノード43aとノード45aとの間に接続される。ヒューズ36bは、入力電源1の他方の側の配線に直列に接続され、ノード44bとノード45bとの間に接続される。
ヒューズ35a〜36bは、電流ヒューズであり、規定の電流値が規定時間以上流れたときに内部のエレメントが溶断して、電流を遮断する。ヒューズ35a,35bは、第1経路41における配線41a,41bに過大な電流が流れたときに第1経路41を遮断して電源装置10の発火や発煙等を防止するために用いられる。ヒューズ36a,36bは、第2経路42における配線42a,42bに過大な電流が流れたときに、第2経路42を遮断して電源装置10の故障等を防止する。ヒューズ35a〜36bは、管形、リード挿入形等の形状は問わない。管形の場合には、ヒューズホルダが基板20上に接続され、ヒューズ35a〜36bは、それぞれヒューズホルダに装着される。
基板20上には、サージ保護素子37a,37b,37c,38a,38b,38cが設けられる。サージ保護素子37a,37bは、直列に接続されて配線41a,41b間に接続される。サージ保護素子37cは、サージ保護素子37a,37bの接続ノードと、入力電源1のアース51cとの間に接続される。サージ保護素子37a〜37cがヒューズ35a,35bとともに用いられるときには、サージ保護素子37a〜37cは、ヒューズ35a,35bとノード44a,44bとの間で配線41a,41b間に接続される。サージ保護素子38a,38bは、直列に接続されて配線42a,42b間に接続される。サージ保護素子38cは、サージ保護素子38a,38bの接続ノードと、入力電源1のアース51cとの間に接続される。サージ保護素子38a〜38cがヒューズ36a,36bとともに用いられるときには、サージ保護素子38a〜38cは、ヒューズ36a,36bとノード45a,45bとの間で配線42a,42b間に接続される。サージ保護素子37a〜37cは、雷等によるサージが第1経路41をなす配線41a,41bに生じた場合に、そのサージエネルギを吸収して、電源装置10の損傷を防止する。サージ保護素子38a〜38cは、雷等によるサージが配線42a,42bに生じた場合に、そのサージエネルギを吸収して、電源装置10の損傷を防止する。サージ保護素子37a〜38cは、たとえば金属酸化物バリスタや、アレスタ等の雷サージ防護用の素子である。
このようにして、入力電源1は、基板20上に描かれた配線40、基板20上に配置されたヒューズ35a〜36b等の保護用部品を介して、各電源モジュール60a〜60gの入力に接続される。配線40は、ノード43a,43bにおいて、2つの経路に分岐され、第1経路41をなす配線41a,41bとして、ノード44a,44bにおいて、電源モジュール60a〜60dの入力に接続される。ノード43a,43bにおいて分岐された第2経路42をなす配線42a,42bは、ノード45a,45bにおいて、電源モジュール60e〜60gの入力に接続される。つまり、電源モジュール60a〜60gへの入力電流は、基板20上において、2つの経路に分岐されて供給される。
図2に示すように、電源モジュール60aは、整流回路62と、昇圧回路64と、電力変換回路66と、を含む。整流回路62は、入力電源1に配線52a,52bを介して接続されている。整流回路62は、入力電源1から出力される交流電力を入力して整流して出力する。昇圧回路64は、整流回路62の出力に接続されている。昇圧回路64は、整流回路62によって整流された電圧を入力し、昇圧された直流電圧を出力する。昇圧回路64は、アクティブ平滑フィルタであり、整流回路62に入力される高調波電流を抑制する。電力変換回路66は、昇圧回路64と負荷12aとの間に接続されている。負荷12aがLED素子による発光モジュールの場合には、発光モジュールに流れる電流を制御する電流制御回路である。つまり、電力変換回路66は、昇圧回路64から供給される直流電圧を定電流制御する定電流電源回路である。電力変換回路66は、降圧型のチョッパ回路であってもよく、トランスを用いたフライバック回路等であってもよく、任意の適切な回路方式が用いられる。電力変換回路66は、負荷に応じて異なる回路構成を有する。電源モジュールは、入力電源1に応じて他の回路構成をとることができる。入力電源1が直流電源の場合には、平滑回路や昇圧回路が省略される。この例では、他の電源モジュール60b,60cは、電源モジュール60aと同じ構成であり、同じ入出力の定格を有する電源回路であるが、他の実施形態においては、電源モジュールは、必ずしも同一の電源回路でなくてもよい。
次に、本実施形態の電源装置10の作用および効果について説明する。
基板20上に描かれる配線パターンに関しては、流れる電流値に応じて、長さ、幅および厚さが適切に決定される。配線の長さを短く、幅を広く、厚さを厚くすることによって、より大きな電流を流すことができるのは言うまでもないが、基板20のサイズの制約や、基板20上に描かれる配線パターンにもとづく制約がある。また、配線の厚さを厚くすることは、コストアップの要因ともなる。したがって、配線の寸法は、適切に設定される必要がある。
配線40に流れる電流は、電源モジュール60a〜60gの入力に流れる入力電流にほぼ等しいので、配線40の配線パターンの寸法は、電源モジュール60a〜60gの入力電流値にもとづいて設定される。一般的には、配線に電流が流れて、配線の抵抗でジュール熱が発生し、基板20は温度上昇を生ずる。基板20の材質等から温度上昇の上限値が定められるので、この温度上昇の上限値にもとづいて許容電流値が設定され、許容電流値にしたがって配線の幅が決定される。基板20に接続される電源モジュール60a〜60gの入力に流れる入力電流から配線の幅が決定されるが、配線自体を分岐させて複数の配線に入力電流を分流させれば、配線1本あたりの電流が小さくなるのでより幅の狭い配線を用いることができる。
この例では、配線40は、2つの経路に分岐され、電源モジュール60a〜60gは、ノード44a,44bおよびノード45a,45bにそれぞれ接続された2つのグループに分けられている。第1経路41をなす配線41a,41bは、入力電源1の一方の側および他方の側をそれぞれ電源モジュール60a〜60dの入力に接続する。第2経路42をなす配線42a,42bは、入力電源1の一方の側および他方の側をそれぞれ電源モジュール60e〜60gの入力に接続する。この例の場合には、同一の入出力定格を有する7台の電源モジュール60a〜60gの入力を入力電源1に電気的に接続する。配線40を2つの経路に分岐することによって、配線41a,41bには、配線が分岐せず経路が1つの場合に対して、4/7に低減された電流が流れる。配線42a,42bには、配線が分岐せず経路が1つの場合に対して、3/7に低減された電流が流れる。2つの経路に分岐しても、基板20上の配線に流れる電流が大きく、基板20の温度上昇が十分抑制されない場合には、さらに分岐された経路を有する配線を形成するようにしてもよい。たとえば、配線41a,41bをノード43a,43bにおいて、さらに2つの経路に分岐した場合には、分岐後の配線に流れる電流は、まったく分岐しない場合の2/7ずつに低減される。
本実施形態の電源装置10の他の例では、8台以上の電源モジュールの入力を基板上の配線を介して入力電源1と接続することもできる。その場合には、各電源モジュールの入力電流値に応じて、配線40を分岐させる配線の数を増減すればよい。6台以下の電源モジュールの場合であっても、電源モジュールの入力電流に応じて配線40から分岐する配線の数を設定することができる。
上述したように、本実施形態の電源装置10では、入力電源1と複数の電源モジュールとを電気的に接続する配線40を含む基板を備えているので、入力電源1の配線と電源モジュールの入力の配線との相互の接続を容易に行うことができる。そして、基板20は、電源モジュールの入力電流および電源モジュールの台数に応じて、複数に分岐された配線を含んでいるので、基板20上の配線の寸法を適切に設定することができ、基板20の温度上昇を抑制して、信頼性の高い電源装置10を実現することができる。また、電源装置10では、基板20上の配線の寸法を適切に設定することができるので、配線の引き回しの自由度が高まり、基板の大きさを最適に設計することが可能になる。
本実施形態の電源装置10では、基板20上に、配線41a,41bおよび配線42a,42bのそれぞれに直列に接続されたヒューズ35a〜36bを含んでいるので、配線41a〜42bのそれぞれに過大な電流が流れたときに電流を遮断して電源装置10の損傷を防止できる。ヒューズ35a〜36bは、一次側に用いられるので、ヒューズ35a〜36bの入力電源1側では、一方の側と他方の側、すなわち入力電源1の線間における沿面距離を安全規格等で定められた距離だけとる必要があるが、負荷側では、より短い沿面距離が許容される。つまり、ヒューズ35a〜36bを基板20上に搭載することによって、ヒューズ35a〜36bの負荷側以降の配線41a,41bおよび配線42a,42bの各間隔を狭く設定することができる。そのため、基板20を小型化し、あるいは、基板20上に描く配線パターン設計の自由度が向上する。
本実施形態の電源装置10では、配線41a,41b間および配線42a,42b間にそれぞれサージ保護素子37a〜38cを含んでいるので、これら配線41a〜42bに対するサージエネルギを吸収して電源装置10の損傷を確実に防止することができる。また、サージ保護素子37a〜38cとヒューズ35a〜36bとを併用することによって、サージ保護素子37a〜38cに大きなサージエネルギが印加されて、サージ保護素子37a〜38cが短絡モードで故障した場合であっても、ヒューズ35a〜36bによって電流が遮断されるので、電源装置10の発煙、発火等の不具合を防止することができる。
(第2の実施形態)
図3は、本実施形態に係る電源装置を例示するブロック図である。
第1の実施形態の電源装置10では、基板20上に、配線41a〜42bごとにヒューズ35a〜36bおよびサージ保護素子37a〜38cを含んでいる。配線42a,42bは、ノード43a,43bにおいて、配線41a,41bと電気的に接続されているので、保護回路を1つの系統に対して追加しても、他の系統を保護することができる。つまり、保護回路は、配線41a,41bに対して接続し、配線42a,42bに対しては接続しなくても、配線42a,42b上のノード45a,45b以下に接続されている電源モジュール60d〜60gを保護することができる。
図3に示すように、本実施形態の電源装置10aは、基板20と、複数の電源モジュール60a〜60gと、を備える。入力電源1は、基板20上に設けられた異なる経路を有する配線41a〜42bによって複数の電源モジュール60a〜60gに電気的に接続されている。電源装置10aは、基板20上に、異なる経路のうちの第1経路41をなす配線41a,41bと第2経路42をなす配線42a,42bとが交流電源1の一方の側および他方の側でそれぞれ接続されているノード43a,43bと、電源モジュール60a〜60dの各入力が互いに接続されたノード44a,44bと、の間に直列に接続されたヒューズ35a,35bを含んでいる。また、電源装置10aは、基板20上に、ヒューズ35a,35bと、ノード44a,44bとの間で、配線41a,41b間に直列に接続されたサージ保護素子37a,37bを含んでいる。電源装置10aは、基板20上に、サージ保護素子37a,37bの接続ノードと、入力電源1のアースとの間に接続されたサージ保護素子37cを含んでいる。
第2経路42をなす配線42a,42bは、ノード43a,43bと、電源モジュール60d〜60gの各入力が互いに接続されたノード45a,45bと、の間をそれぞれ直接電気的に接続している。つまり、ノード43a,43bとノード45a,45bとの間には、保護回路が挿入されていない。
本実施形態の電源装置10aの作用および効果について説明する。
本実施形態の電源装置10aでは、第1経路41をなす配線41a,41bには、ヒューズ35a,35bおよびサージ保護素子37a〜37cを含む保護回路が接続されている。また、第2経路42をなす配線42a,42b上には、保護回路が接続されていない。つまり、保護回路は、ノード43a,43bとノード44a,44bとの間に接続されており、ノード43a,43bとノード45a,45bとの間には接続されていない。ノード43a,43bとノード44a,44bとの間に接続されたサージ保護素子37a〜37cにサージエネルギが印加された場合には、配線41a,41bと配線42a,42bとはノード43a,43bにおいて電気的に接続されているので、サージ保護素子37a〜37cのクランプ動作によって、ノード44a,44bの電圧およびノード45a,45bの電圧は、サージ保護素子37a〜37cのクランプ電圧以下に抑制される。したがって、すべての電源モジュール60a〜60gは、過大電圧印加から保護される。サージ保護素子37a〜37cに大きなサージエネルギが印加され、サージ保護素子37a〜37cが短絡故障すると、ヒューズ35a,35bに大電流が流れてエレメントが溶断する。そのため、ノード43a,43bとノード44a,44bとの間の経路が遮断され、ノード44a,44bに接続されている電源モジュール60a〜60dへの入力電流の供給は遮断される。ノード45a,45bは、配線42a,42bによってノード43a,43bへの電気的接続が維持されているので、電源モジュール60e〜60gへの入力電流の供給は維持される。つまり、電源装置10aでは、一方の経路に接続されたサージ保護素子37a〜37cによって、すべての電源モジュール60a〜60gの入力の過大電圧から保護するとともに、ヒューズ35a,35bによって電流を遮断しても、一部の電源モジュール60d〜60gへの電流供給を継続することができる。
本実施形態の電源装置10aでは、1つの経路に対して保護回路を接続すればよいので、保護回路部品を削減することができ、実装スペースの削減およびコストの低減をはかることができる。
また、たとえば、本実施形態の電源装置10aを照明点灯装置として用いた場合には、雷サージ等によって、サージ保護素子37a〜37cが破損し、その過電流によってヒューズ35a,35bを溶断させても、一部の電源モジュール60d〜60gの動作を継続することができるので、照明を消灯することなく、点灯状態を維持することができる。
一般的に、サージ保護素子のサージ電圧に対するクランプ電圧や吸収できるエネルギにはばらつきがあるため、複数の経路にそれぞれ挿入する場合には、これらのばらつきを抑える必要が生じる。本実施形態の電源装置10aでは、1つの経路にサージ保護素子を挿入しているので、このようなばらつきを考慮することなく、確実にサージ保護を行うことができる。
上述の例では、第1経路41にヒューズ35a,35bおよびサージ保護素子37a〜37cを接続したが、第1経路41でなく、第2経路42にこれら保護回路部品を接続してももちろんかまわない。また、経路内の過大電流から基板20の異常温度上昇を防止するためにヒューズを設ける場合には、各経路にヒューズを挿入してもよい。たとえば、いずれかの電源モジュールが故障して入力電流が過大になったときに経路を遮断して電源装置10aの発煙、発火等を防止することができる。
(第3の実施形態)
図4は、本実施形態に係る電源装置を例示するブロック図である。
本実施形態の電源装置10bでは、基板20上に、ノード43a,43bと、ノード44a,44bと、の間にそれぞれ直列にヒューズ35a,35bが接続されている。また、基板20上に、ヒューズ35a,35bとノード44a,44bとの間で、線間に直列に接続されたサージ保護素子37a,37bが接続されている。サージ保護素子37cは、サージ保護素子37a,37bの接続ノードと入力電源1のアースとの間に接続されている。電源装置10bは、基板20上に、故障指示回路70をさらに備えている。故障指示回路70は、ノード44a,44bに入力が配線46a,46bを介して接続されている。故障指示回路70は、出力が配線47a,47bを介してコネクタ80に接続されている。故障指示回路70は、ノード44a,44bの電圧を入力して、ノード44a,44bの電圧の有無にもとづいて、ヒューズ35a,35bの遮断状態を、コネクタ80を介して電源装置10bの外部へ出力する。
故障指示回路70は、たとえば、ノード44a,44bに入力が接続された整流ブリッジ72と、整流ブリッジ72の直流出力に接続された平滑回路74と、平滑回路74の出力電圧を適切な電圧に分圧する分圧回路76と、を含んでいる。あるいは、故障指示回路70は、ノード44a,44bの電圧を入力して、無電圧状態のとき、または所定のしきい値を下回るときまたは所定のしきい値を上回るときに異常である旨の信号を出力する異常検出回路を含むようにしてもよい。さらに、故障指示回路70は、他の回路に含まれていてもよい。たとえば、故障指示回路70は、外部から入力される制御信号にしたがって、電源モジュール60a〜60gの出力電力調整を行う電力調整回路(負荷が光源の場合には、調光回路)に含まれるようにしてもよい。電力調整回路が制御信号を出力する制御装置と双方向に通信することができる場合には、コネクタ80は、異常信号の出力および制御信号の入力を兼用して用いることもできる。
本実施形態の電源装置10bの作用および効果について説明する。
本実施形態の電源装置10bでは、ノード44a,44bは、ヒューズ35a,35bを介してノード43a,43bに電気的に接続されている。そのため、ヒューズ35a,35bが導通している、電源装置10bの正常動作の状態では、故障指示回路70には、入力電源1の電圧が入力されている。故障指示回路70に入力された入力電源1の電圧は、たとえば整流ブリッジ72で整流され、平滑回路74で直流電圧に変換されて、分圧回路76によって所望の電圧レベルに設定されてコネクタ80から外部に出力されている。電源装置10bの入力に雷サージ等が印加され、サージ保護素子37a〜37cが短絡故障してヒューズ35a,35bが遮断動作となったときには、故障指示回路70の入力も遮断されるので、故障指示回路70の出力は、たとえば0Vになる。したがって、コネクタ80の出力電圧の有無または出力電圧レベルによってヒューズ35a,35bが遮断された否かを識別することができ、外部の装置等にその旨を通知することができる。たとえば、外部の装置によって、多数の電源装置10bの動作の制御を行っているような場合に、外部の装置は、どの電源装置10bに故障が生じたのかを電源装置10aから離れた場所からでも識別することができる。
故障指示回路70が双方向通信可能な電力調整回路に含まれる場合には、ヒューズ35a,35bが切断され、異常状態と判定されたときの外部への出力信号を、電力調整回路のための入力信号のためのコネクタと兼用することができる。したがって、異常通知のためのコネクタを増設する必要がないので、部品数の抑制が可能で、コネクタのための実装スペースを削減することができる。
なお、上述の例では、第1経路41上にヒューズ35a,35bを挿入して、電流の遮断を検知することとしたが、経路ごとにヒューズを挿入して、その経路に対応する故障指示回路を設けて、経路ごとの故障検知を行うようにしてもよい。
(第4の実施形態)
図5は、本実施形態の照明装置を例示する斜視図である。
図5に示すように、照明装置100aは、光源ユニット112と、電源ユニット110と、を備える。照明装置100aは、光制御ユニット116と、支持体118と、台座120と、をさらに備える。照明装置100aは、看板や建造物の演出照明などに用いられる、いわゆる投光器である。
光源ユニット112は、図示しない複数の光源モジュールを含む。たとえば、この例では、7つの光源モジュールを含んでいる。各光源モジュールは、直並列に接続された複数のLED素子を含んでいる。
電源ユニット110は、上述した実施形態の電源装置のいずれかを含んでいる。つまり、電源ユニット110は、基板20と、複数の電源モジュール60a〜60gと、を含んでいる。電源モジュール60a〜60gのそれぞれは、7つの光源モジュールのそれぞれに接続されて、それぞれの光源モジュールを駆動する。
基板20は、入力電源1と各電源モジュール60a〜60gの入力とを電気的に接続する配線40を含んでいる。配線40は、第1経路を有する配線41a,41bと、第2経路を有する配線42a,42bとを含んでいる。配線42a,42bは、配線41a,41bとノード43a,43bにおいて電気的に接続されている。そして、配線41a,41bは、ノード43a,43bと、電源モジュール60a〜60dの各入力が接続されたノード44a,44bと、の間に設けられている。配線42a,42bは、ノード43a,43bと、電源モジュール60e〜60gの各入力が接続されたノード45a,45bと、の間に設けられている。
光源ユニット112は、光制御ユニット116と支持体118とを含んでいる。光制御ユニット116は、レンズや反射体等を含む光学回路によって、光源ユニット112の各光源から所望の光束を得るように構成されている。
支持体118は、光制御ユニット116と電源ユニット110とを接続し、これらを台座120に固定する。
本実施形態の照明装置100aの作用および効果について説明する。
本実施形態の照明装置100aでは、基板20を電源ユニット110内に設けることによって、複数の電源モジュールを1つの電源ユニット110に容易に設置することができる。したがって、電源ユニット110の小型化をはかることができる。また、基板20上で、入力電源1と電源モジュールとを電気的に接続する配線40を複数に分岐された配線とすることによって、配線の寸法を最適化することが可能で、多数の電源モジュールを安全に接続することができる。このように電源モジュールを1つの電源ユニット110にまとめることができるので、光源ユニット112とともに一体化した照明装置100aを実現することができ、装置全体の大容量化とともに、小型化をはかることができる。
以上説明した実施形態によれば、複数の電源モジュールを組み込んで小型化された電源装置および照明装置を実現することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明およびその等価物の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 入力電源、10,10a,10b 電源装置、11 負荷ユニット、12a〜12g 負荷、16 電源コネクタ、20 基板、22 端子台、23a〜23c 端子、24 端子台、25a〜31b 端子、35a〜36b ヒューズ、37a〜38c サージ保護素子、40 配線、41 第1経路、41a,41b 配線、42 第2経路、42a,42b 配線、43a〜45b ノード、51a〜51c 配線、52a〜58b 配線、60a〜60g 電源モジュール、70 故障指示回路、100,100a 照明装置、110 電源ユニット、112 光源ユニット、116 光制御ユニット、118 支持体、120 台座、130 電源ケーブル、132 給電ケーブル

Claims (6)

  1. 第1負荷に電力を供給する第1電源モジュールと、
    第2負荷に電力を供給する第2電源モジュールと、
    入力電源と電気的に接続する入力端子、この入力端子と電気的に接続されるとともに、第1経路および第2経路を構成する配線パターン、この配線パターンに電気的に接続される第1および第2出力端子、が配設される一の基板と、
    を有し、
    前記第1電源モジュールは、前記第1出力端子に接続され、前記第1経路を介して前記入力電源に電気的に接続され、前記第2電源モジュールは、前記第2出力端子に接続され、前記第2経路を介して前記入力電源に電気的に接続されることを特徴とする電源装置。
  2. 前記基板に設けられ、前記入力電源と前記第1電源モジュールとの間に直列に接続されたヒューズをさらに備えた請求項1記載の電源装置。
  3. 前記ヒューズは、前記第1経路と前記第2経路とが接続されたノードと、前記第1電源モジュールと、の間に直列に接続された請求項2記載の電源装置。
  4. 前記基板に設けられ、前記第1電源モジュールの入力電圧を検出し、前記検出された入力電圧に応じた信号を出力する回路をさらに備えた請求項3記載の電源装置。
  5. 前記基板に設けられ、前記ヒューズと前記第1電源モジュールとの間に接続されたサージ保護素子をさらに備えた請求項2〜4のいずれか1つに記載の電源装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の電源装置と、
    光源を含む前記第1負荷および光源を含む前記第2負荷を有する光源ユニットと、
    を備えた照明装置。
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