JP2017060229A - ユニット、およびユニット組込装置 - Google Patents

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Hiroshi Otake
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Abstract

【課題】 ユニットに対する電源供給を途中で切ることなく、電源が供給されたまま移動させることができるユニット等を提供する。
【解決手段】 本発明のユニットは、外部電源から電源が供給される電源端子、および外部からケーブルが着脱可能な接続口を備える筐体と、電源端子を介して供給される電源を、給電の対象である電気回路に応じた内部電源に変換し、変換した内部電源を電気回路に供給する電源変換回路と、接続口に接続されたケーブルを介して受電し、受電した電源を電気回路に対して給電する、または、電源変換回路から内部電源を受電し、接続口に接続されたケーブルを介して、筐体の外に内部電源を給電する給電受電回路とを含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数のユニットが組み込まれる装置における電源供給技術に関する。
複数のユニットが組み込まれるユニット組込装置において、いずれか1つのユニットに故障が発生した場合、故障したユニットの故障状態を保持した状態でユニット内部の解析を行う必要がある。故障の解析を行う作業者は、故障したユニットに対する電源供給を途中で切ることなく、ユニット内部の解析作業を行える位置までユニットを移動させる必要がある。
このような電源制御の関連技術として、特許文献1には、コンピュータシステムに対して電力を供給するための冗長性が向上された給電システムを含むラックマウント式コンピュータシステムが開示されている。この特許文献1に記載されたラックマウント式コンピュータシステムにおいては、複数の給電装置がリング、またはスター型に接続される。そして、給電装置の障害を検知した場合に、複数の筐体の間において給電装置間の給電経路を生成することにより、正常な給電装置が、障害が発生した給電装置を代替することができる。
また、特許文献2には、電源電圧降下が発生した場合に、他の電源装置から給電する電源供給回路が開示されている。この特許文献2に記載された電源供給回路は、複数の電源供給対象装置と、それぞれ対応する複数の電源装置とを備える。そして、電源供給手段が、ある電源の電圧が降下した場合に、他の電源装置からの電源供給に切り替えることにより、給電を維持することができる。
特開2009−177987号公報 特開2003−241859号公報
しかしながら、特許文献1および2に記載されたコンピュータシステムおよび電源供給回路では、電源供給対象であるユニットに通電したまま移動させることはできないという問題がある。その理由は、ユニットに電源を供給する電源経路自体が、移動可能な形態で提供されていないからである。
本発明の1つの目的は、ユニットに対する電源供給を途中で切ることなく、電源が供給されたまま移動させることができるユニットなどを提供することにある。
上記の目的を達成すべく、本発明の一態様に係るユニットは、以下の構成を備えることを特徴とする。
すなわち、本発明の一態様に係るユニットは、
外部電源から電源が供給される電源端子、および外部からケーブルが着脱可能な接続口を備える筐体と、
前記電源端子を介して供給される前記電源を、給電の対象である電気回路に応じた内部電源に変換し、前記内部電源を前記電気回路に供給する電源変換回路と、
前記接続口に接続されたケーブルを介して受電し、受電した電源を前記電気回路に対して給電する、または、前記電源変換回路から前記内部電源を受電し、前記接続口に接続された前記ケーブルを介して、前記筐体の外に前記内部電源を給電する給電受電回路と
を含む。
本発明には、電源が供給されたまま移動させることができるユニットを提供できるという効果がある。
本発明の第1の実施形態に係る複数のユニット2を含むユニット組込装置の外観の一例を示す透過斜視図である。 第1の実施形態に係るユニット2の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る複数のユニット2a〜2cを含むユニット組込装置にケーブル15を接続した際の外観の一例を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るユニット3の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係るユニット4の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る複数のユニット4a〜4cを含むユニット組込装置にケーブル15を接続した際の外観の一例を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係るユニット5の構成を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る電源整流回路20の構成の一例を示す図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る複数のユニット2を含むユニット組込装置の外観の一例を示す透過斜視図である。また、図2は、第1の実施形態に係るユニット2の構成を示すブロック図である。図3は、第1の実施形態に係る複数のユニット2a〜2cを含むユニット組込装置にケーブル15を接続した際の外観の一例を示す斜視図である。図2において、破線の矢印は、電源(電流)を表す。破線の矢印の向きは、電源(電流)の方向を表す。図3においては、説明を明確にする目的で、符号の末尾に付した[a」〜「c」の記号によって、同じ機能を有する3つのユニット2を区別する。
図2を参照すると、本発明の第1の実施形態に係るユニット2は、ユニット筐体10、電源端子11、電源変換回路12、電気回路13および給電受電回路14を含む。
本実施形態におけるユニット筐体10は、一例として、電源端子11および接続口23を外面に有する、直方体の外殻である。図1および図3に示すようにユニット筐体10は、電源端子11を背面に、また、接続口23を前面に備える。
電源端子11は、外部電源から電源が供給される端子である。
接続口23は、外部からケーブル15が着脱可能となるように、ユニット筐体11の外面に設けられた孔である。
電源変換回路12は、電源端子11を介して供給される電源111を、給電の対象である電気回路13に応じた内部電源121に変換する。例えば、電源変換回路12は、電源端子11を介して供給される交流の外部電源111から、電気回路13に適合する直流の内部電源121に変換してもよい。電源変換回路12は、変換した内部電源121を電気回路13に供給することができる。
給電受電回路14は、接続口23に接続されたケーブル15を介して受電し、受電した電源141を電気回路13に対して給電することができる。または、給電受電回路14は、電源変換回路12から内部電源121を受電し、接続口23に接続されたケーブルを介して、ユニット筐体10の外に内部電源121を給電することができる。図3に示すように、本実施形態では、給電受電回路14は、ユニット筐体10の接続口23を通して、ケーブル15を接続することができる。
電気回路13は、ユニット2が提供する機能を実現する回路である。電気回路13以外の電源端子11、電源変換回路12、および給電受電回路14を総称して、電源電気回路とも言う。電気回路13は、本実施形態における電源電気回路の電源供給対象である。
次に、上述した構成を備える本実施形態の動作について詳細に説明する。以下では、図3に示すような、3つのユニット2a〜2cがユニット取付板1によって組み込まれたユニット組込装置において、故障が発生したユニット2を取り外す作業を一例として説明する。各ユニット2は、図1に示すように、ユニット取付板1と各電源端子11が接するように、図示しない支持具などによって、ユニット取付板1に取り付けられる。各ユニット2は、ユニット取付板1から各電源端子11を介して外部電源の供給を受けることができる。ユニット組込装置におけるユニット2の数、ユニット取付板1の形状、ユニットの収納形態等は、図3に示す以外の数、形状等であってもよい。
まず、通常の運用に際しては、ケーブル15は接続していないことを前提とする。そのような状態で運用中に、例えば、ユニット2aが故障した場合、作業員は、以下のような手順でユニット2aの解析作業を行うことができる。なお、ユニット2aは、故障しても通電したまま稼働していることを前提とする。また、以下では、図3に示されていない各部の符号の末尾に「a」〜「c」の記号を付すことによって、いずれのユニット2a〜2cの要素であるかということを区別する。
まず、作業員は、故障したユニット2aの給電受電回路14aに、ケーブル15の一端を接続する。次に、作業員は、故障していないユニット2bの給電受電回路14bに、ケーブル15の他端を接続する。このとき、ユニット2aの電気回路13aは、給電受電回路14aおよび14bを介したユニット2bと、自身の電源変換回路12との両方から電源の供給を受けることができる。なお、故障したユニット2aと接続するユニット2は、正常に動作しているユニット2であれば、いずれのユニット2であってもよい。また、ケーブル15を接続する順序は、上述した以外の順であってもよい。
この状態において、作業員は、故障したユニット2aを移動させることができる。すなわち、作業員は、故障したユニット2aの電源端子11を、ユニット取付板1の外部電源から外してもよい。そして、作業員は、ケーブル15の届く範囲において、取り外したユニット2aを自由に移動させることができる。このとき、ユニット2aの電気回路13aは、給電受電回路14aおよび14bを介して、ユニット2bから電源141の供給を受けることができる。具体的には、ユニット2bの給電受電回路14bが、ケーブル15を介して、ユニット2aに対して給電する。ユニット2aの給電受電回路14aは、ケーブル15を介して、ユニット2bから受電する。ユニット2aの給電受電回路14aは、ユニット2bから受電した電源141を、電気回路13aに対して供給する。
以上説明したように、本実施形態には、ユニット2aに対する電源供給を途中で切ることなく、電源が供給されたまま移動させることができるユニット2aを提供することができるという効果がある。したがって、作業員は、故障したユニット2aの故障状態を維持したままで、故障を解析することができる。
その理由は、故障していないユニット2bの給電受電回路14bが、ケーブル15を介して給電することができるからである。また、移動させたいユニット2aの給電受電回路14aが、ケーブル15を介して受電した電源を電気回路13に対して給電することができるからである。また、取り外したユニット2aは、ケーブル15の長さに応じて、自由に移動可能だからである。
<第2の実施形態>
次に、上述した第1の実施形態を基本とする第2の実施形態について説明する。以下では、第2の実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明し、第1の実施形態と同様な構成を有する第2の実施形態の構成要素には、第1の実施形態で付した参照符号と同一の参照符号を付し、その構成要素について重複する詳細な説明は省略する。
まず、図4を参照して、以下に本実施形態の構成を説明する。図4は、本発明の第2の実施形態に係るユニット3の構成を示すブロック図である。図4において、破線の矢印は、電源(電流)を表す。破線の矢印の向きは、電源(電流)の方向を表す。また、本実施形態に係るユニット3は、第1の実施形態と同様に、図1に示すユニット組込装置に対してユニット2の代わりとして組み込むことができる。
本実施形態では、故障したユニット3が原因で発生する過電流状態に対応する電流制限回路16、および表示灯17を含む点が、上述した第1の実施形態と異なる。例えば、ユニット3の電気回路13がショート状態で故障した場合、故障したユニット3および別の正常なユニット3の互いの給電受電回路14をケーブル15によって接続すると、電源供給側の正常なユニット3の電源変換回路12が過電流状態になる。したがって、正常なユニット3の電源変換回路12が供給する内部電源121の電圧が降下してしまう。その結果として、正常なユニット3の電気回路13が動作不能となってしまうという問題がある。すなわち、故障の状態により、正常だったユニット3から故障したユニット3に電源を供給することによって、正常だったユニット3の機能までも失われる恐れがある。
本実施形態では、電流制限回路16が、過電流状態の発生に対応して、電源を供給する正常なユニット3における電圧降下を防ぐ。また、表示灯17が、過電流状態の発生を表示する。
図4を参照すると、本実施形態に係るユニット3は、ユニット筐体10、電源端子11、電源変換回路12、電気回路13、給電受電回路14、電流制限回路16、および表示灯17を含む。ユニット筐体10、電源端子11、電源変換回路12、電気回路13、および給電受電回路14の構成及び機能は、第1の実施形態と同様であるので、重複する詳細な説明は省略する。
電流制限回路16は、電源変換回路12と給電受電回路14との間に接続される。電流制限回路16は、給電受電回路14が、ケーブル15を介してユニット筐体10の外に内部電源121を給電する際、所定の量を超える電流が流れる過電流状態となる場合に、内部電源161の供給を遮断することができる。電流制限回路16は、一般的な過電流遮断器によって実現可能であるので、本実施形態における詳細な説明は省略する。
表示灯17は、LED(Light Emitting Diode)などのランプである。表示灯17は、過電流状態の発生によって、電流制限回路16が内部電源161の供給を遮断している場合に点灯する。
本実施形態において、ショート状態の故障が発生したユニット3を取り外す作業の手順は、第1の実施形態と同様であるので、ケーブル15を接続するまでの詳細な説明を省略する。
故障したユニット3および別の正常なユニット3の互いの給電受電回路14をケーブル15によって接続すると、正常なユニット3の電源変換回路12が過電流状態となる。すなわち、電源変換回路12から電流制限回路16に対して供給される内部電源121の電流が過剰となる。電流制限回路16は、所定の量を超える電流(内部電源121)が流れる場合、電流(内部電源161)を遮断する。このようにして、電源変換回路121は所定以上の過電流状態とならない。したがって、内部電源121の電圧低下が防がれる。
さらに、電流制限回路16が電流を遮断した場合、表示灯17が点灯する。ケーブル15を接続した作業員は、表示灯17の点灯によって、過電流状態の発生を知ることができる。すなわち、作業員は、故障したユニット3がショート状態で故障したことを認識できる。
以上、説明したように、本実施形態には、上述した第1の実施形態と同様の効果がある。そして、本実施形態には、さらに、移動させようとしているユニット3がショート状態で故障した場合に発生する過電流状態によって、電源を供給する正常なユニット3の動作に悪影響が及ぶことを防ぐことができるという効果がある。
その理由は、電流制限回路16が、所定の量を超える電流が流れる過電流状態となる場合に、故障しているユニット3への電源供給を遮断することにより、過電流状態を防ぐからである。
また、本実施形態には、受電する側である故障したユニット3がショート状態で故障したことを表示できるという効果がある。
その理由は、表示灯17が、電流制限回路16が電流を遮断した場合に点灯するからである。
なお、本実施形態の変形例としては以下のようなものが考えられる。
例えば、本実施形態は、表示灯17を実装しない構成であっても、過電流状態の発生を知ることができるという効果はないが、過電流状態の悪影響を防ぐように動作することが可能である。
<第3の実施形態>
次に、上述した第1および第2の実施形態を基本とする第3の実施形態について説明する。以下では、第1および第2の実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明する。第1および第2の実施形態と同様な構成を有する第3の実施形態の構成要素には、第1および第2の実施形態で付した参照符号と同一の参照符号を付し、その構成要素について重複する詳細な説明は省略する。
まず、図5を参照して、以下に本実施形態の構成を説明する。図5は、本発明の第3の実施形態に係るユニット4の構成を示すブロック図である。図5において、破線の矢印は、電源(電流)を表す。破線の矢印の向きは、電源(電流)の方向を表す。また、図6は、第3の実施形態に係る複数のユニット4a〜4cを含むユニット組込装置にケーブル15を接続した際の外観の一例を示す斜視図である。なお、図5において、受電回路18および給電回路19の両方にケーブル15が接続されているが、ケーブル15は、実動作に際しては、各ユニット4のどちらか片方に接続される。また、図6においては、説明を明確にする目的で、符号の末尾に付した[a」〜「c」の記号によって、同じ機能を有する3つのユニット4を区別する。
本実施形態では、ケーブル15を介した給電と受電とを、それぞれ別の機能部が実現する点が、第1および第2の実施形態と異なる。すなわち、第1および第2の実施形態における給電受電回路14は、本実施形態では、受電回路18および給電回路19として実現される。本実施形態に係るユニット4は、第1および第2の実施形態と同様に、図1に示すユニット組込装置に対してユニット2の代わりとして組み込むことができる。
図5を参照すると、本実施形態に係るユニット4は、ユニット筐体100、電源端子11、電源変換回路12、電気回路13、電流制限回路16、表示灯17、受電回路18および給電回路19を含む。電源端子11、電源変換回路12、電気回路13、および表示灯17の構成および機能は、第1および第2の実施形態と同様であるので、重複する詳細な説明は省略する。
ユニット筐体100は、第1および第2の実施形態におけるユニット筐体10を基本とする。図6を参照すると、本実施形態のユニット筐体100は、外部からケーブル15を接続する接続口23を2つ備える点が、ユニット筐体10と異なる。ユニット筐体100構成および機能は、上述した点以外は第1および第2の実施形態と同様であるので、重複する詳細な説明は省略する。
受電回路18は、一方の接続口23に接続されたケーブルを介して受電し、受電した電源181を電気回路13に対して給電することができる。
給電回路19は、電源変換回路12から内部電源121を受電し、他方の接続口23に接続されたケーブルを介して、ユニット筐体100の外に内部電源161を給電する。
本実施形態において、電流制限回路16は、電源変換回路12と給電回路19との間に配置される。電流制限回廊16の構成および機能は、第2の実施形態と同様であるので、重複する詳細な説明は省略する。
次に、上述した構成を備える本実施形態の動作について詳細に説明する。図6に示す本実施形態の一例において、故障したユニット4aを取り外そうとする場合の手順を説明する。
まず、作業員は、故障したユニット4aの受電回路18aに、ケーブル15の一端を接続する。次に、作業員は、故障していないユニット4bの給電回路19bに、ケーブル15の他端を接続する。なお、本実施形態においても、故障したユニット4aと接続するユニット4は、正常に動作しているユニット4であれば、いずれのユニット4であってもよい。また、ケーブル15を接続する順序は、上述した以外の順であってもよい。
ケーブル15を接続する以外の作業の手順は、第1および第2の実施形態と同様であるので、重複する説明は省略する。
以上、説明したように、本実施形態には、上述した第1および第2の実施形態と同様の効果がある。すなわち、本実施形態にも、ユニット4aに対する電源供給を途中で切ることなく、電源が供給されたまま移動させることができるユニット4aを提供できるという効果がある。また、本実施形態にも、移動しようとしているユニット4aがショート状態で故障した場合、発生する過電流状態によって、電源を供給する正常なユニット4bの動作に悪影響が及ぶことを防ぐことができるという効果がある。その場合、本実施形態にも、受電する側である故障したユニット4aがショート状態で故障したことを表示できるという効果がある。
なお、本実施形態の変形例としては以下のようなものが考えられる。
例えば、本実施形態は、表示灯17を実装しない構成であっても、過電流状態の発生を知ることができるという効果はないが、過電流状態の悪影響を防ぐように動作することが可能である。
<第4の実施形態>
次に、上述した第3の実施形態を基本とする第4の実施形態について説明する。以下では、第3の実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明する。第3の実施形態と同様な構成を有する第4の実施形態の構成要素には、第3の実施形態で付した参照符号と同一の参照符号を付し、その構成要素について重複する詳細な説明は省略する。
まず、図7を参照して、以下に本実施形態の構成を説明する。図7は、本発明の第4の実施形態に係るユニット5の構成を示すブロック図である。図7において、破線の矢印は、電源(電流)を表す。破線の矢印の向きは、電源(電流)の方向を表す。なお、図7において、受電回路18および給電回路19の両方にケーブル15が接続されているが、ケーブル15は、実動作に際しては、各ユニット5のどちらか片方に接続される。また、本実施形態に係るユニット5は、第1乃至第3の実施形態と同様に、図1に示すユニット組込装置に対してユニット2の代わりとして組み込むことができる。
本実施形態では、受電回路18または給電回路19とに対して、逆にケーブル15が接続された場合に対応する電源整流回路20をさらに含む点が、上述した第3の実施形態と異なる。
図7を参照すると、本実施形態に係るユニット5は、ユニット筐体100、電源端子11、電源変換回路12、電気回路13、電流制限回路16、表示灯17、受電回路18、給電回路19、および電源整流回路20を含む。ユニット筐体100、電源端子11、電源変換回路12、電気回路13、電流制限回路16、表示灯17、受電回路18、給電回路19の構成および機能は、第3の実施形態と同様であるので、重複する詳細な説明は省略する。
電源整流回路20は、受電回路18と電気回路13との間の経路と、給電回路19と電源変換回路12との間の経路との双方にまたがるように配置される。電源整流回路20は、給電回路19に対して、ケーブル15を介して受電した場合に、給電回路19と電気回路13とを接続する。また、電源整流回路20は、受電回路18に対して、ケーブル15を介して給電が求められる状態となった場合に、電源変換回路12と受電回路18とを接続する。すなわち、受電回路18または給電回路19とに対して、逆にケーブル15が接続された場合、電源整流回路20が、電流が正しい方向に流れるように整流することにより、正しくケーブル15を接続した場合と同様の接続状態となる。
電源整流回路20は、例えば、2つのダイオード21および22によって実現することができる。図8は、第4の実施形態に係る電源整流回路20の構成の一例を示す図である。
図8を参照すると、ダイオード21および22のどちらにケーブル15が接続された場合であっても、ダイオード21および22が、同じ方向に流れる電流を同じ経路に流すよう構成されている。電源整流回路20は、図8に示した以外の構成によっても実現することができる。
以上説明したように、本実施形態には、上述した第3の実施形態と同様の効果に加えて、さらに、受電回路18または給電回路19とに対して、ケーブル15をつなぎ間違えた場合にも、正しく動作するという効果がある。
その理由は、電源整流回路20が、電流が正しい方向に流れるように整流することにより、正しくケーブル15を接続した場合と同様の接続状態となるからである。
なお、本実施形態の変形例としては以下のようなものが考えられる。
例えば、本実施形態は、表示灯17を実装しない構成であっても、過電流状態の発生を知ることができるという効果はないが、過電流状態の悪影響を防ぐように動作することが可能である。
1 ユニット取付板
2、2a〜2c、3、4、4a〜4c、5 ユニット
10、100 ユニット筐体
11 電源端子
12 電源変換回路
13 電気回路
14 給電受電回路
15 ケーブル
16 電流制限回路
17 表示灯
18 受電回路
19 給電回路
20 電源整流回路
21、22 ダイオード
23 接続口

Claims (8)

  1. 外部電源から電源が供給される電源端子、および外部からケーブルが着脱可能な接続口を備える筐体と、
    前記電源端子を介して供給される前記電源を、給電の対象である電気回路に応じた内部電源に変換し、前記内部電源を前記電気回路に供給する電源変換回路と、
    前記接続口に接続されたケーブルを介して受電し、受電した電源を前記電気回路に対して給電する、または、前記電源変換回路から前記内部電源を受電し、前記接続口に接続された前記ケーブルを介して、前記筐体の外に前記内部電源を給電する給電受電回路と
    を含むユニット。
  2. 前記給電受電回路が、前記ケーブルを介して前記筐体の外に前記内部電源を給電する際、所定の量を超える電流が流れる過電流状態となる場合に、前記内部電源の供給を遮断する電流制限回路を、前記電源変換回路と前記給電受電回路との間に、
    さらに含む請求項1記載のユニット。
  3. 前記筐体の外面に表示灯をさらに備え、
    前記電流制限回路が、前記内部電源の供給を遮断している場合に、前記表示灯を点灯させる
    請求項2記載のユニット。
  4. 前記筐体は、ケーブルが着脱可能な接続口を2つ備え、
    前記給電受電回路に替えて、
    一方の前記接続口に接続されたケーブルを介して受電し、受電した電源を前記電気回路に対して給電する受電回路と、
    前記電源変換回路から前記内部電源を受電し、他方の前記接続口に接続されたケーブルを介して、前記筐体の外に前記内部電源を給電する給電回路と
    を備える請求項1記載のユニット。
  5. 前記給電回路が、前記ケーブルを介して前記筐体の外に前記内部電源を給電する際、所定の量を超える電流が流れる過電流状態となる場合に、前記内部電源の供給を遮断する電流制限回路を、前記電源変換回路と前記給電回路との間にさらに含む請求項4記載のユニット。
  6. 前記筐体の外面に表示灯をさらに備え、
    前記電流制限回路が、前記内部電源の供給を遮断している場合に、前記表示灯を点灯させる
    請求項5記載のユニット。
  7. 前記受電回路と前記電気回路との間の経路と、前記給電回路と前記電源変換回路との間の経路との双方にまたがるように電源整流回路をさらに配置し、
    前記電源整流回路は、前記給電回路に対して、前記ケーブルを介して受電した場合に、前記給電回路と前記電気回路とを接続し、
    前記受電回路に対して、前記ケーブルを介して給電が求められる状態となった場合に、前記電源変換回路と前記受電回路とを接続する
    請求項4乃至6のいずれか1つに記載のユニット。
  8. 複数の請求項1乃至7のいずれか1つに記載のユニットと、
    前記複数のユニットを保持し、前記複数のユニットの前記各電源端子に対して、それぞれ外部電源を供給するユニット取付板と
    を含むユニット組込装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62221835A (ja) * 1986-03-19 1987-09-29 松下電器産業株式会社 回路ユニツトの接続離脱装置
JP2000152496A (ja) * 1998-10-30 2000-05-30 Hewlett Packard Co <Hp> 電源をセグメント又はリングに接続することによって冗長電力を供給する方法及び装置
JP2002229686A (ja) * 2000-12-15 2002-08-16 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 電力故障に対する耐障害性を実現する方法とシステム

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