JP6782352B2 - 乗員保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の衝突または衝突予測時に乗員とテーブルとの間でエアバッグを展開して乗員を保護する乗員保護装置に関する。
特開2009−208566号公報には、車両衝突時に乗員の上半身の正面に配置されたテーブルを乗員の膝部の正面に移動させることにより、乗員とテーブルとの接触を避けることが示される。更に、この特許公報には、移動後のテーブルからエアバッグを展開させることにより、乗員の膝下部位を拘束して保護することが示される。
特開2009−208566号公報の技術によれば、車両衝突時に乗員の膝下部位がエアバッグで保護される。しかし、乗員の上半身の保護という観点では改良の余地がある。例えば、乗員がテーブル使用時にシートベルトを装着しない場合、膝下部位のエアバッグのみでは心もとない。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、テーブルを設けた車両において乗員の上半身を好適に保護することができる乗員保護装置を提供することを目的とする。
本発明の第1態様は、
シートバックと対向する位置に設けられるテーブルと、
前記テーブルに設けられるエアバッグと、
前記テーブルの一部または全体が幅方向と略平行する回転軸を中心にして回転できる状態で、前記テーブルを支持する支持機構とを備え、
前記テーブルの一部または全体は、前記エアバッグの展開時に発生する力により回転して、前記エアバッグの非展開時に下方を向く前記テーブルの裏面を前記シートバックの正面に着座する乗員に向ける
ことを特徴とする。
上記構成によれば、テーブルの通常使用位置、すなわち乗員の上半身の高さでエアバッグが展開するため、乗員の上半身を好適に保護することができる。また、エアバッグの展開位置が乗員に近いため、エアバッグを小型にすることができる。また、簡易な構造でエアバッグの反力面を形成することができる。
本発明の第2態様は、
シートバックと対向する位置に設けられるテーブルと、
前記テーブルに設けられるエアバッグと、
前記テーブルの一部が幅方向と略平行する回転軸を中心にして回転できる状態で、前記テーブルを支持する支持機構とを備え、
前記テーブルは、前記回転軸で互いに支持される表面側の第1部位と裏面側の第2部位とを有し、
前記第1部位は、前記エアバッグの展開時に発生する力により回転して、前記エアバッグの非展開時に下方を向く前記第1部位の裏面を前記シートバックの正面に着座する乗員に向け、
前記エアバッグは、前記第1部位と前記第2部位の間から展開する
ことを特徴とする。
上記構成によれば、テーブルの通常使用位置、すなわち乗員の上半身の高さでエアバッグが展開するため、乗員の上半身を好適に保護することができる。また、エアバッグの展開位置が乗員に近いため、エアバッグを小型にすることができる。また、簡易な構造でエアバッグの反力面を形成することができる。また、展開時にエアバッグが第1部位と第2部位の2面で支持されため、エアバッグをより安定して支持することができる。
本発明の第1態様において、
前記エアバッグは、前記テーブルの前記裏面のうち前後方向の中央よりも前記シートバック側から展開してもよい。
上記構成によれば、エアバッグの展開時にテーブルの裏面が乗員に向き、テーブルの表面が乗員と反対側に向く。このため、エアバッグの展開前にテーブルの表面に置いてあった物がエアバッグの展開時に乗員側に移動することを抑制できる。
本発明の第2態様において、
前記エアバッグは、前記第1部位の前記裏面のうち前後方向の中央よりも前記シートバック側から展開してもよい。
本発明の第1態様において、
前記支持機構は、前記テーブルの前端に前記テーブルの全体の前記回転軸を有してもよい。
上記構成によれば、テーブルが前端に有する回転軸を中心に回転することによって、通常状態と比べてエアバッグの展開位置が高くなる。このため、乗員の上半身を保護しやすくなる。
本発明の第2態様において、
前記支持機構は、前記第1部位の前端に前記第1部位の全体の前記回転軸を有してもよい。
図1Aは第1実施形態に係る乗員保護装置の左側面を示す模式図であり、図1Bは第1実施形態に係る乗員保護装置の正面を示す模式図である。 図2A〜図2Cは第1実施形態に係る乗員保護装置の状態遷移図である。 図3A〜図3Cは第2実施形態に係る乗員保護装置の状態遷移図である。 図4A〜図4Cは第3実施形態に係る乗員保護装置の状態遷移図である。
以下、本発明に係る乗員保護装置について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明では助手席に設けられる乗員保護装置10を想定するが、乗員保護装置10は後部座席や自動運転車両の運転席等にも設けることができる。
図1A、図1Bを用いて本発明に係る乗員保護装置10に関して各実施形態(第1実施形態〜第3実施形態)で共通する部分の説明をする。車室内には乗員が着座するシート90が設けられ、シート90の正面には乗員保護装置10が設けられる。以下の説明ではシート90(およびシートバック96)の正面方向を前方向とし、シート90の背面方向を後方向とする。また、シート90およびテーブル12を横切る方向を幅方向とする。前後方向と幅方向は略直交する。
シート90は、床パネルに対して前後方向に移動可能および/または上下方向を中心軸として回転可能に取り付けられる基部92と、基部92の上部に固定され乗員O(図2A等)が着座するシートクッション94と、シートクッション94の後端から上方の延び且つ前後方向にスイング可能なシートバック96と、シートバック96の上端に固定されるヘッドレスト98と、を備える。
乗員保護装置10は、シートバック96と対向する位置に設けられるテーブル12と、テーブル12に設けられるエアバッグユニット14と、テーブル12を支持する支持機構16、16と、を備える。
テーブル12は、シートバック96の正面に着座する乗員O(図2A等)の上半身UBの正面に位置する。テーブル12は、一部または全体が幅方向と平行する回転軸18を有する。テーブル12の一部または全体はエアバッグ22の展開に伴う推進力を受け、回転軸18を中心にして前方向に回転する。但し、アクチュエータの駆動力によりテーブル12を前方向に回転させてもよい。この場合、後述するエアバッグECU24がアクチュエータの駆動回路に対して駆動信号を出力する。前方に回転したテーブル12の一部または全体は、後述するエアバッグ22が展開する際に反力面として機能する。
エアバッグユニット14は、エアバッグECU24により制御されるインフレータ等のガス発生装置20と、エアバッグ22と、を有する。エアバッグECU24は、センサ26(Gセンサ、圧力センサ等)から出力される信号に基づいて衝突判定を行い、衝突が発生した旨の判定をした場合にガス発生装置20に対してガス発生指令を出力する。ガス発生装置20は、エアバッグECU24から出力されるガス発生指令に応じて火薬に着火してガス発生剤を燃焼させることによりガスを発生させる。エアバッグ22は、発生したガスを受けてシートバック96とテーブル12との間、すなわち、シートバック96の正面に着座する乗員Oの上半身UB(図2A等)とテーブル12との間で展開する。エアバッグ22の展開方向はテーブル12の反力面の形状と姿勢、エアバッグ22の形状等により決められる。
支持機構16、16は、シート90を挟んで右側と左側に設けられてテーブル12の左右両側を支持する。支持機構16、16としては、例えばアームレストやコンソール等を利用可能である。なお、支持機構16は、シート90の右側と左側のいずれか一方に設けられてテーブル12の片側を支持するようにしてもよい。また、支持機構16、16は、シート90のいずれかの部位、例えば基部92に取り付けられてもよい。この場合、支持機構16、16は、シート90と共に移動し、回転する。また、支持機構16、16が1以上の関節を有し、テーブル12を前後、上下に移動可能にすることも可能である。また、テーブル12が、一方の支持機構16に対して前後方向と平行する軸で回転可能に支持され、他方の支持機構16に対して着脱可能に支持されてもよい。また、テーブル12が、一方の支持機構16に対して上下方向と平行する軸で回転可能に支持され、他方の支持機構16に対して着脱可能に支持されてもよい。テーブル12が、支持機構16に対して着脱可能である場合、装着時にロックする機構が設けられてもよい。
[1 第1実施形態]
図2A〜図2Cを用いて第1実施形態の説明をする。第1実施形態に係る乗員保護装置10においては、テーブル12の全体が前後方向に回転自在である。テーブル12は、略前端に幅方向と平行する回転軸18を有する。支持機構16、16は、テーブル12を、回転軸18を中心にして回転できる状態で支持する。支持機構16、16は、テーブル12の回転範囲を制限機構(不図示)により制限する。例えば、支持機構16、16は、テーブル12を略水平となる位置(図2A)と略垂直となる位置(図2C)との間で回転可能とする。テーブル12の回転範囲は適宜設定可能である。
テーブル12は、前後方向の中央よりも後端側にエアバッグ22を収納する。更に、テーブル12の裏面12Bの後端は、ガスの供給を受けるエアバッグ22が押し破ることができる程度の強度である。このため、エアバッグ22は、テーブル12の裏面12Bから裏面12Bの略垂直方向に向かって展開することができる。
図2Aで示されるように、通常使用時に、テーブル12はシート90に着座する乗員Oの正面(前方向)に配置される。このときテーブル12は略水平である。裏面12Bは下方向に向けられる。衝突発生時に、エアバッグECU24(図1)はガス発生指令を出力し、ガス発生装置20はガスを発生させる。瞬間的なガスの膨張によりテーブル12の後端に上向きの推進力が作用する。一方、テーブル12の前端は支持機構16により回転自在に支持されている。このため、図2Bで示される矢線Aのように、テーブル12は回転軸18を中心にして前方向に回転する。また、テーブル12の回転と共に、エアバッグ22がテーブル12の裏面12Bから乗員Oの正面に展開する。そして、図2Cで示されるように、テーブル12が略垂直になると、テーブル12の前方向の回転動作は支持機構16、16の制限機構により規制される。エアバッグ22は、テーブル12の裏面12Bを反力面として乗員Oの上半身UBとテーブル12との間で展開し、前方向に移動する乗員Oを拘束する。
[2 第2実施形態]
図3A〜図3Cを用いて第2実施形態の説明をする。第2実施形態に係る乗員保護装置10においては、テーブル12の全体が前後方向に回転自在である。テーブル12は前後方向の中央と前端との間に幅方向と平行する回転軸18を有する。回転軸18の前後方向の位置を除き、第2実施形態に係る乗員保護装置10の構造は、第1実施形態に係る乗員保護装置10の構造と同じである。
[3 第3実施形態]
図4A〜図4Cを用いて第3実施形態の説明をする。第3実施形態に係る乗員保護装置10においては、テーブル12の一部が前後方向に回転自在である。テーブル12は、表面側の第1部位121と裏面側の第2部位122とを有する。テーブル12が水平方向と略平行となる状態で、第1部位121は第2部位122の上方に配置される。第1部位121は、略前端に幅方向と平行する回転軸18を有する。第2部位122は、第1部位121を、回転軸18を中心にして回転できる状態で支持する。支持機構16、16は、第2部位122を、前後方向に回転しないように支持する。テーブル12は、第1部位121の回転範囲を帯状部材123により制限する。帯状部材123は、一端が第1部位121に固定され、他端が第2部位122に固定される。更に、帯状部材123はテーブル12の幅方向両側に設けられる。例えば、帯状部材123は、第1部位121が第2部位122に対して略直角となる位置(図4C)で張った状態となる。つまり、帯状部材123は、第1部位121を略水平となる位置(図4A)と略垂直となる位置(図4C)との間で回転可能とする。第1部位121の回転範囲は適宜設定可能である。
第1部位121は、前後方向の中央よりも後端側にエアバッグ22を収納する。更に、第1部位121の裏面121Bの後端は、ガスの供給を受けるエアバッグ22が押し破ることができる程度の強度である。このため、エアバッグ22は、第1部位121の裏面121Bから裏面121Bの略垂直方向に向かって展開することができる。
図4Aで示されるように、通常使用時に、テーブル12はシート90に着座する乗員Oの正面に配置される。このときテーブル12は略水平である。第1部位121の裏面121Bと第2部位122の表面122Fは接触している。衝突発生時に、エアバッグECU24(図1)はガス発生指令を出力し、ガス発生装置20はガスを発生させる。瞬間的なガスの膨張により第1部位121の後端に上向きの推進力が作用する。一方、第1部位121の前端は第2部位122により回転自在に支持されている。このため、図4Bで示される矢線Aのように、第1部位121は回転軸18を中心にして前方向に回転する。また、第1部位121の回転と共に、エアバッグ22が第1部位121の裏面121Bから乗員Oの正面に展開する。そして、図4Cで示されるように、第1部位121が略垂直になると、第1部位121の前方向の回転動作は帯状部材123により規制される。エアバッグ22は、第1部位121の裏面121Bおよび第2部位122の表面122Fの2面を反力面として乗員Oの上半身UBとテーブル12との間で展開し、前方向に移動する乗員Oを拘束する。
[4 変形例]
第1実施形態および第2実施形態ではエアバッグ22がテーブル12に収納されるが、エアバッグ22がテーブル12の裏面12Bの取り付けられてもよい。
第3実施形態ではエアバッグ22が第1部位121に収納されるが、エアバッグ22が第2部位122に収納されてもよい。この場合、第1部位121は瞬間的なガスの膨張により跳ね上げられる。また、エアバッグ22の展開方向を乗員Oに向けるために、第2部位122に対する第1部位121の回転角度を直角よりも小さくすることが好ましい。
[5 実施形態のまとめ]
各実施形態に係る乗員保護装置10は、シートバック96と対向する位置に設けられるテーブル12と、テーブル12に設けられるエアバッグ22とを備える。エアバッグ22は、シートバック96の正面に着座する乗員Oの上半身UBとテーブル12との間で展開する。上記構成によれば、エアバッグ22が乗員Oの上半身UBとテーブル12との間で展開するため、乗員Oの上半身UBを好適に保護することができる。また、エアバッグ22の展開位置が乗員Oに近いため、エアバッグ22を小型にすることができる。
また、第3実施形態に係る乗員保護装置10は、次のような側面も持つ。すなわち、乗員保護装置10は、シートバック96と対向する位置に設けられるテーブル12と、テーブル12に設けられるエアバッグ22とを備える。テーブル12は、表面側の第1部位121と裏面側の第2部位122とを有する。エアバッグ22は、第1部位121と第2部位122の間から展開する。上記構成によれば、テーブル12の通常使用位置、すなわち乗員Oの上半身UBの高さでエアバッグ22が展開するため、乗員Oの上半身UBを好適に保護することができる。また、エアバッグ22の展開位置が乗員Oに近いため、エアバッグ22を小型にすることができる。また、展開時にエアバッグ22が第1部位121と第2部位122の2面で支持されため、エアバッグ22をより安定して支持することができる。
また、各実施形態に係る乗員保護装置10は、次のような側面も持つ。すなわち、乗員保護装置10は、シートバック96と対向する位置に設けられるテーブル12と、テーブル12に設けられるエアバッグ22と、テーブル12の一部または全体が幅方向と略平行する回転軸18を中心にして回転できる状態で、テーブル12を支持する支持機構16とを備える。テーブル12の一部または全体は、エアバッグ22の展開時に発生する力により回転して、テーブル12におけるエアバッグ22の反力面をシートバック96の正面に着座する乗員Oに向ける。上記構成によれば、テーブル12の通常使用位置、すなわち乗員Oの上半身UBの高さでエアバッグ22が展開するため、乗員Oの上半身UBを好適に保護することができる。また、エアバッグ22の展開位置が乗員Oに近いため、エアバッグ22を小型にすることができる。また、簡易な構造でエアバッグ22の反力面を形成することができる。
第1実施形態および第2実施形態において、反力面は、エアバッグ22の非展開時に下方を向くテーブル12の裏面12Bである。エアバッグ22は、テーブル12の裏面12Bのうち前後方向の中央よりもシートバック96側から展開する。上記構成によれば、エアバッグ22の展開時にテーブル12の裏面12Bが乗員Oに向き、テーブル12の表面12Fが乗員Oと反対側に向く。このため、エアバッグ22の展開前にテーブル12の表面12Fに置いてあった物がエアバッグ22の展開時に乗員O側に移動することを抑制できる。
第1実施形態において、支持機構16は、テーブル12の前端にテーブル12の全体の回転軸18を有する。上記構成によれば、エアバッグ22の展開位置を高くすることができる。このため、乗員Oの上半身UBを保護しやすくなる。
上記構成によれば、テーブル12が前端に有する回転軸18を中心に回転することによって、通常状態と比べてエアバッグ22の展開位置が高くなる。このため、乗員Oの上半身UBを保護しやすくなる。

Claims (6)

  1. シートバック(96)と対向する位置に設けられるテーブル(12)と、
    前記テーブル(12)に設けられるエアバッグ(22)と、
    前記テーブル(12)の一部または全体が幅方向と略平行する回転軸(18)を中心にして回転できる状態で、前記テーブル(12)を支持する支持機構(16)とを備え、
    前記テーブル(12)の一部または全体は、前記エアバッグ(22)の展開時に発生する力により回転して、前記エアバッグ(22)の非展開時に下方を向く前記テーブル(12)の裏面(12B)を前記シートバック(96)の正面に着座する乗員に向ける
    ことを特徴とする乗員保護装置(10)。
  2. シートバック(96)と対向する位置に設けられるテーブル(12)と、
    前記テーブル(12)に設けられるエアバッグ(22)と、
    前記テーブル(12)の一部が幅方向と略平行する回転軸(18)を中心にして回転できる状態で、前記テーブル(12)を支持する支持機構(16)とを備え、
    前記テーブル(12)は、前記回転軸(18)で互いに支持される表面側の第1部位(121)と裏面側の第2部位(122)とを有し、
    前記第1部位(121)は、前記エアバッグ(22)の展開時に発生する力により回転して、前記エアバッグ(22)の非展開時に下方を向く前記第1部位(121)の裏面(121B)を前記シートバック(96)の正面に着座する乗員に向け、
    前記エアバッグ(22)は、前記第1部位(121)と前記第2部位(122)の間から展開する
    ことを特徴とする乗員保護装置(10)。
  3. 請求項に記載の乗員保護装置(10)において
    記エアバッグ(22)は、前記テーブル(12)の前記裏面(12B)のうち前後方向の中央よりも前記シートバック(96)側から展開する
    ことを特徴とする乗員保護装置(10)。
  4. 請求項2に記載の乗員保護装置(10)において、
    前記エアバッグ(22)は、前記第1部位(121)の前記裏面(121B)のうち前後方向の中央よりも前記シートバック(96)側から展開する
    ことを特徴とする乗員保護装置(10)。
  5. 請求項に記載の乗員保護装置(10)において、
    前記支持機構(16)は、前記テーブル(12)の前端に前記テーブル(12)の全体の前記回転軸(18)を有する
    ことを特徴とする乗員保護装置(10)。
  6. 請求項2に記載の乗員保護装置(10)において、
    前記支持機構(16)は、前記第1部位(121)の前端に前記第1部位(121)の全体の前記回転軸(18)を有する
    ことを特徴とする乗員保護装置(10)。
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