JP2021084491A - テーブル付き車両用乗員保護装置 - Google Patents

テーブル付き車両用乗員保護装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021084491A
JP2021084491A JP2019213629A JP2019213629A JP2021084491A JP 2021084491 A JP2021084491 A JP 2021084491A JP 2019213629 A JP2019213629 A JP 2019213629A JP 2019213629 A JP2019213629 A JP 2019213629A JP 2021084491 A JP2021084491 A JP 2021084491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airbag
occupant
top plate
vehicle
protection device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019213629A
Other languages
English (en)
Inventor
美惠 徳山
Mie Tokuyama
美惠 徳山
博紀 茶屋
Hironori Chaya
博紀 茶屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2019213629A priority Critical patent/JP2021084491A/ja
Publication of JP2021084491A publication Critical patent/JP2021084491A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

【課題】乗員の身体のより多くの部位を拘束することができると共に、テーブルの天板部が厚くなること抑制することができるテーブル付き車両用乗員保護装置を得る。【解決手段】テーブル付き車両用乗員保護装置10では、テーブル16の脚部34にインフレータ42とエアバッグ44とが収納されている。そして、エアバッグ44が膨張展開して乗員12の上半身から下腿部までを拘束する。しかも、テーブル16の天板部36は、天板部36のシート14側の部分がシート14から離れる一方向に所定角度回動した状態において、ストッパ部18によって当該一方向の回動が規制されるため、天板部36によってエアバッグ44の展開反力を支持することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、テーブル付き車両用乗員保護装置に関する。
下記特許文献1には、乗員保護装置に関する発明が開示されている。この乗員保護装置では、車両用シートのシート前方側にガス発生装置及びエアバッグが内蔵されたテーブル(天板部)が配置されており、このテーブルは、支持機構に対して回動可能に支持されている。そして、ガス発生装置が作動するとエアバッグの膨張時の反力によってテーブルが回動し、エアバッグは、乗員とテーブルとの間に展開するようになっている。
国際公開WO2018/167899号公報
しかしながら、上記先行技術では、エアバッグによって拘束されるのは主に乗員の上半身であり、エアバッグによって乗員の身体のより多くの部位を拘束するという点において改善の余地がある。また、上述したように、上記先行技術では、テーブルにガス発生装置及びエアバッグが内蔵されているため、テーブルが厚くなることが考えられる。
本発明は上記事実を考慮し、乗員の身体のより多くの部位を拘束することができると共に、テーブルの天板部が厚くなること抑制することができるテーブル付き車両用乗員保護装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係るテーブル付き車両用乗員保護装置は、乗員が着座可能な車両用シートの前方側に配置された脚部と、前記脚部に前記車両用シートの幅方向回りに回動可能に取り付けられると共に通常時において上面に物品を載置可能とされた天板部と、前記天板部が当該天板部の前記車両用シート側の部分が当該車両用シートから離れる一方向に所定角度回動した状態において当該天板部の当該一方向の回動を規制可能なストッパ部と、前記脚部に収納されると共に作動することによりガスを噴出するインフレータと、前記脚部に収納されると共に前記インフレータからのガスが供給されることにより前記乗員と前記天板部との間において当該乗員側に向かって膨張展開して当該乗員の上半身から下腿部までを拘束可能なエアバッグと、を有している。
請求項1に記載の本発明によれば、乗員が着座可能な車両用シートの前方側に脚部が配置されており、当該脚部には、車両用シートの幅方向回りに回動可能に天板部が取り付けられている。そして、乗員は、通常時において、天板部の上面に種々の物品を載せることができる。
また、本発明は、インフレータとエアバッグとを備えており、インフレータが作動すると、インフレータから噴出されたガスがエアバッグに供給され、その結果、エアバッグが乗員と天板部との間において当該乗員側に向かって膨張展開する。
ところで、エアバッグの膨張展開時において、エアバッグによって乗員の身体の多くの部位が確実に拘束されることが好ましい。また、乗員と天板部との間のスペースを確保すること等を考えると、天板部を薄くできることが好ましい。
ここで、本発明では、エアバッグが膨張展開して乗員の上半身から下腿部までを拘束する。しかも、天板部は、当該天板部の車両用シート側の部分が当該車両用シートから離れる一方向に所定角度回動した状態において、ストッパ部によって当該一方向の回動が規制されるため、天板部によってエアバッグの展開反力を支持することができる。このため、本発明では、エアバッグによって乗員の上半身から下腿部までが拘束される確度を高めることができる。
また、本発明では、脚部にインフレータとエアバッグとが収納されており、インフレータとエアバッグとを天板部に収納するような構成に比し、天板部を薄くすることができる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明に係るテーブル付き車両用乗員保護装置は、乗員の身体のより多くの部位を拘束することができると共に、テーブルの天板部が厚くなること抑制することができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係るテーブル付き車両用乗員保護装置の構成を模式的に示す側面図である。 第1実施形態に係るテーブル付き車両用乗員保護装置の構成を模式的に示す正面図(図1の2方向矢視図)である。 第1実施形態に係るテーブル付き車両用乗員保護装置の作動時の状態を模式的に示す側面図である。 第1実施形態に係るテーブル付き車両用乗員保護装置の作動時の状態を模式的に示す背面図(図3の4方向矢視図)である。 第2実施形態に係るテーブル付き車両用乗員保護装置の作動時の状態を模式的に示す側面図である。 第2実施形態に係るテーブル付き車両用乗員保護装置の作動時の状態を模式的に示す背面図(図5の6方向矢視図)である。 第3実施形態に係るテーブル付き車両用乗員保護装置に設けられた衝撃吸収部周辺の構成を模式的に示す側面図であり、(A)は通常時の状態を示しており、(B)は衝撃吸収時の状態を示している。 第4実施形態に係るテーブル付き車両用乗員保護装置に設けられた衝撃吸収部の周辺の構成を模式的に示す側面図であり、(A)は通常時の状態を示しており、(B)は衝撃吸収時の状態を示している。
<第1実施形態>
以下、図1〜図4を用いて、本発明の第1実施形態に係る「テーブル付き車両用乗員保護装置10(以下、乗員保護装置10と称する)」について説明する。図1に示されるように、乗員保護装置10は、乗員12が着座可能な「車両用シート14(以下、シート14と称する)のシート前方側に配置された「テーブル16」と、一対の「ストッパ部18」と、テーブル16に設けられたエアバッグ装置20とを含んで構成されている。
なお、各図中に適宜示される矢印FR、矢印UP、矢印LHは、それぞれシート14の前側、シート14の上側、シート14の左側を示している。なお、本実施形態では、シート14の前側は、シート14が搭載された車両22の前側と一致しており、シート14の上側は、車両22の上側と一致しており、シート14の左側は、車両22の左側と一致している。
まず、シート14の概略構成について説明する。このシート14は、乗員12の臀部及び大腿部を支持するシートクッション24と、乗員12の背部を支持するシートバック26と、乗員12の頭部を支持するヘッドレスト28とを備えている。なお、シート14は、車両22のフロア部30の一部を構成するフロアパネル32に、図示しない支持部を介して支持されている。
一方、テーブル16は、図2にも示されるように、一対の「脚部34」と「天板部36」とを含んで構成されている。脚部34は、シート14の車両幅方向(シート幅方向)両側に配置されている。この脚部34は、外形が車両上下方向(シート上下方向)に延びる直方体状とされており、骨格を構成すると共に下端部がフロアパネル32に固定された鋼製の図示しないフレームと、外殻を構成する樹脂製のカバー部38とを含んで構成されている。
そして、車両左側の脚部34のフレームには、エアバッグ装置20が取り付けられると共に、エアバッグ装置20は、カバー部38で覆われた状態となっている。つまり、エアバッグ装置20は、車両左側の脚部34に内蔵された状態となっている。また、車両左側の脚部34のカバー部38におけるシート14側の側面部38Aには、所定の圧力を受けることで開裂する図示しないティア部が設けられている。なお、エアバッグ装置20は、車両右側の脚部34に設けられていてもよい。
天板部36は、平面視で矩形の板状とされており、一対の脚部34間に納まっている。また、天板部36の脚部34側の周縁部における中央部には、それぞれ車両幅方向に延びる図示しない軸部が設けられており、この軸部は、軸受け部40を介して、脚部34の上端部に車両幅方向回りに回動可能に取り付けられている。
また、軸受け部40は、ラチェット機構を有しており、天板部36は、車両左側から見て反時計回りの回動、すなわち天板部36のシート14側の部分がシート14から離れる一方向への回動のみが許容されている。そして、天板部36の板厚方向が車両上下方向とされた通常時において、天板部36の「上面36A」には、種々の物品を載置することが可能となっている。
ストッパ部18は、脚部34の車両前方側に配置されており、車両幅方向から見て車両後方側から車両前方側に向かうにしたがって縮幅された三角形状のブロック状とされている。そして、図3にも示されるように、ストッパ部18の車両上方側の支持面部18Aには、車両左側から見て反時計回りに回動した天板部36の下面36Bが当接されるようになっている。つまり、ストッパ部18は、車両左側から見て、天板部36が反時計回りに所定角度回動した状態において、天板部36の反時計回りの回動を規制可能とされている。なお、ストッパ部18は、図示しない取付部材によって脚部34に取り付けられている。
エアバッグ装置20は、「インフレータ42」と「エアバッグ44」とを含んで構成されている。インフレータ42は、両端部が閉止された円筒状とされた金属製の管材で外殻が構成されると共に、図示しないスクイブ(点火装置)及び燃焼することにより大量のガスを発生するガス発生剤等が内側に収容されている。
このインフレータ42は、車両22に設けられた図示しないコントローラと電気的に接続されており、このコントローラは、車両22に設けられた図示しない衝突検知センサやプリクラッシュセンサと電気的に接続されている。そして、衝突検知センサやプリクラッシュセンサによって車両22の衝突が検知されると、これらのセンサからコントローラに検知信号が入力されると共に、当該検知信号に基づき、コントローラからインフレータ42に作動信号が出力されるようになっている。そして、作動信号が入力されることでインフレータ42が作動し、インフレータ42に設けられた図示しない噴出孔からガスが噴出されると共に、当該ガスがエアバッグ44に供給されるようになっている。
一方、エアバッグ44は、一例として、2枚の基布の外周部が縫製されることで袋状に構成されており、折り畳まれた状態で脚部34のカバー部38に収納されている。このエアバッグ44は、図3に示されるように、インフレータ42からガスが供給されることで、カバー部38のティア部を開裂させつつ、乗員12と天板部36との間において、乗員12側に向かって膨張展開するようになっている。
また、エアバッグ44は、図4にも示されるように、エアバッグ44が膨張展開した状態において、車両前方側から乗員12の上半身から下半身までを覆った状態となっている。より具体的には、エアバッグ44は、車両前後方向(シート前後方向)から見て乗員12の頭部から下腿部までと重なる大きさに膨張展開して、乗員12を拘束可能とされている。
(本実施形態の作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果を説明する。
本実施形態では、図1に示されるように、乗員12が着座可能なシート14の車両前方側に脚部34が配置されており、脚部34には、車両幅方向回りに回動可能に天板部36が取り付けられている。そして、乗員12は、通常時において、天板部36の上面36Aに種々の物品を載せることができる。
また、乗員保護装置10は、インフレータ42とエアバッグ44とを備えており、インフレータ42が作動すると、インフレータ42から噴出されたガスがエアバッグ44に供給される。その結果、図3に示されるように、エアバッグ44が、乗員12と天板部36との間において乗員12側に向かって膨張展開する。このとき、エアバッグ44の膨張時の反力によって、天板部36は、車両左側から見て反時計回りに回動する。
ところで、エアバッグ44の膨張展開時において、エアバッグ44によって乗員12の身体の多くの部位が確実に拘束されることが好ましい。また、乗員12と天板部36との間のスペースを確保すること等を考えると、天板部36を薄くできることが好ましい。
ここで、本実施形態では、図4にも示されるように、エアバッグ44が膨張展開して乗員12の上半身から下腿部までを拘束する。しかも、天板部36は、天板部36のシート14側の部分がシート14から離れる一方向に所定角度回動した状態において、ストッパ部18によって当該一方向の回動が規制されるため、天板部36によってエアバッグ44の展開反力を支持することができる。このため、本実施形態では、エアバッグ44によって乗員の上半身から下腿部までが拘束される確度を高めることができる。
また、本実施形態では、図1に示されるように、脚部34にインフレータ42とエアバッグ44とが収納されており、インフレータ42とエアバッグ44とを天板部36に収納するような構成に比し、天板部36を薄くすることができる。
したがって、本実施形態に係る乗員保護装置10は、乗員12の身体のより多くの部位を拘束することができると共に、テーブル16の天板部36が厚くなること抑制することができる。
<第2実施形態>
以下、図5及び図6を用いて、本発明の第2実施形態に係る「テーブル付き車両用乗員保護装置50(以下、乗員保護装置50と称する)」について説明する。なお、上述した第1実施形態と同一構成部分については同一番号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係る乗員保護装置50は、車両左側の脚部34に乗員12の下半身拘束用の第1エアバッグ装置52が設けられており、車両右側の脚部34に乗員12の上半身拘束用の第2エアバッグ装置54が設けられている点に特徴がある。
第1エアバッグ装置52は、インフレータとしての「第1インフレータ56」と、エアバッグとしての「第1エアバッグ58」とを含んで構成されている。第1インフレータ56は、上述したインフレータ42と基本的に同様の構成とされており、作動することで第1エアバッグ58にガスを供給可能とされている。
第1エアバッグ58は、上述したエアバッグ44と基本的に同様の構成とされているものの、容量がエアバッグ44の容量よりも小さい容量に設定されている。詳しくは、第1エアバッグ58は、膨張展開した状態において、車両前後方向から見て乗員12の膝部から下腿部までと重なる容量とされており、車両前方側から乗員12の上記部位を覆うようになっている。
一方、第2エアバッグ装置54は、インフレータとしての「第2インフレータ60」とエアバッグとしての「第2エアバッグ62」とを含んで構成されている。第2インフレータ60は、上述したインフレータ42と基本的に同様の構成とされており、作動することで第2エアバッグ62にガスを供給可能とされている。
第2エアバッグ62は、上述したエアバッグ44と基本的に同様の構成とされているものの、容量がエアバッグ44の容量よりも小さくかつ第1エアバッグ58の容量よりも大きい容量に設定されている。詳しくは、第2エアバッグ62は、膨張展開した状態において、車両前後方向から見て乗員12の頭部から腰部までと重なる容量とされており、車両前方側から乗員12の上記部位を覆うようになっている。
このような構成によれば、基本的に上述した第1実施形態と同様の作用並びに効果を奏する。また、本実施形態では、第1エアバッグ58及び第2エアバッグ62の容量がエアバッグ44の容量よりも小さい容量に設定されているため、上述した第1実施形態よりも早期に乗員12を拘束することが可能となる。
<第3実施形態>
以下、図7を用いて、本発明の第3実施形態に係る「テーブル付き車両用乗員保護装置70(以下、乗員保護装置70と称する)」について説明する。なお、上述した第1実施形態と同一構成部分については同一番号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係る乗員保護装置70は、図7(A)に示されるように、脚部34をフロアパネル32に対して支持する支持部72と、脚部34と支持部72との間に介在する荷重吸収部74とを備えている点に特徴がある。
支持部72は、外形が直方体状のブロック状とされており、フロアパネル32と脚部34の下端部との間に介在すると共に、脚部34を車両下方側から支持した状態でフロアパネル32に固定されている。この支持部72は、車両前方側でかつ車両上方側の部分においてジョイント部76を介して脚部34と連結されると共に、ジョイント部76を中心として車両幅方向回りに脚部34と相対的に回動可能とされている。
また、脚部34の下端部には、脚部34の上端部側に凹んだ凹部78が形成されており、凹部78の内側には、荷重吸収部74が配置されている。
荷重吸収部74は、板ばねやコイルスプリングで構成されており、上端部が脚部34に連結されると共に、下端部が支持部72に連結されている。この荷重吸収部74は、自由長の状態で凹部78の内側に納まっており、脚部34が支持部72に対して回動することで伸長して張力を発生させるようになっている。なお、荷重吸収部74は、通常時において所定の大きさの張力が発生している状態で脚部34と支持部72とを連結するような構成とされていてもよい。
このような構成によれば、基本的に上述した第1実施形態と同様の作用並びに効果を奏する。また、本実施形態では、図7(B)に示されるように、エアバッグ44の展開反力をテーブル16が受けることで、脚部34が支持部72に対して相対的に回動し、荷重吸収部74が弾性変形する。その結果、エアバッグ44の展開反力が荷重吸収部74で吸収されるため、乗員12がエアバッグ44から受ける負荷を低減することができる。なお、本実施形態に係る構成は、上述した第2実施形態に係る乗員保護装置50にも適用可能である。
<第4実施形態>
以下、図8を用いて、本発明の第4実施形態に係る「テーブル付き車両用乗員保護装置80(以下、乗員保護装置80と称する)」について説明する。なお、上述した第1実施形態と同一構成部分については同一番号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係る乗員保護装置80は、図8(A)に示されるように、脚部34をフロアパネル32に対して支持する支持部82と、脚部34と支持部82との間に介在する荷重吸収部84とを備えている点に特徴がある。
支持部82は、フロアパネル32と脚部34の下端部との間に介在すると共に、脚部34を荷重吸収部84と共に車両下方側から支持した状態でフロアパネル32に固定されている。この支持部82は、外形が車両幅方向から見て車両後方側から車両前方側に向かうにしたがって縮幅されると共に車両下方側から車両上方側に向かうにしたがって縮幅された直角三角形状のブロック状とされている。
また、支持部82は、車両後方側でかつ車両上方側の部分においてジョイント部86を介して脚部34と連結されると共に、ジョイント部86を中心として車両幅方向回りに脚部34と相対的に回動可能とされている。
一方、荷重吸収部84は、ゴム等の弾性変形可能な材質で構成されている。この荷重吸収部84は、外形が車両幅方向から見て車両前方側から車両後方側に向かうにしたがって縮幅されると共に車両上方側から車両下方側に向かうにしたがって縮幅された直角三角形状のブロック状とされている。なお、荷重吸収部84は、図示しない接合部によって脚部34の下面及び支持部82の上面の少なくとも一方と接合されている。
このような構成によれば、基本的に上述した第1実施形態と同様の作用並びに効果を奏する。また、本実施形態では、図8(B)に示されるように、エアバッグ44の展開反力をテーブル16が受けることで、脚部34が支持部82に対して相対的に回動し、荷重吸収部84が圧縮変形する。その結果、エアバッグ44の展開反力が荷重吸収部84で吸収されるため、乗員12がエアバッグ44から受ける負荷を低減することができる。なお、本実施形態に係る構成は、上述した第2実施形態に係る乗員保護装置50にも適用可能である。
10 テーブル付き車両用乗員保護装置
14 車両用シート
16 テーブル
18 ストッパ部
34 脚部
36 天板部
36A 上面
42 インフレータ
44 エアバッグ
50 テーブル付き車両用乗員保護装置
56 第1インフレータ(インフレータ)
58 第1エアバッグ(エアバッグ)
60 第2インフレータ(インフレータ)
62 第2エアバッグ(エアバッグ)
70 テーブル付き車両用乗員保護装置
80 テーブル付き車両用乗員保護装置

Claims (1)

  1. 乗員が着座可能な車両用シートの前方側に配置された脚部と、
    前記脚部に前記車両用シートの幅方向回りに回動可能に取り付けられると共に通常時において上面に物品を載置可能とされた天板部と、
    前記天板部が当該天板部の前記車両用シート側の部分が当該車両用シートから離れる一方向に所定角度回動した状態において当該天板部の当該一方向の回動を規制可能なストッパ部と、
    前記脚部に収納されると共に作動することによりガスを噴出するインフレータと、
    前記脚部に収納されると共に前記インフレータからのガスが供給されることにより前記乗員と前記天板部との間において当該乗員側に向かって膨張展開して当該乗員の上半身から下腿部までを拘束可能なエアバッグと、
    を有するテーブル付き車両用乗員保護装置。
JP2019213629A 2019-11-26 2019-11-26 テーブル付き車両用乗員保護装置 Pending JP2021084491A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019213629A JP2021084491A (ja) 2019-11-26 2019-11-26 テーブル付き車両用乗員保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019213629A JP2021084491A (ja) 2019-11-26 2019-11-26 テーブル付き車両用乗員保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021084491A true JP2021084491A (ja) 2021-06-03

Family

ID=76086739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019213629A Pending JP2021084491A (ja) 2019-11-26 2019-11-26 テーブル付き車両用乗員保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021084491A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11465578B1 (en) * 2020-07-10 2022-10-11 Apple Inc. Safety systems
CN115158122A (zh) * 2022-07-13 2022-10-11 黄淮学院 一种智能网联汽车座舱及其使用方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11465578B1 (en) * 2020-07-10 2022-10-11 Apple Inc. Safety systems
US11772593B1 (en) 2020-07-10 2023-10-03 Apple Inc. Control system
US11904789B1 (en) 2020-07-10 2024-02-20 Apple Inc. Movable structures
CN115158122A (zh) * 2022-07-13 2022-10-11 黄淮学院 一种智能网联汽车座舱及其使用方法
CN115158122B (zh) * 2022-07-13 2023-09-22 黄淮学院 一种智能网联汽车座舱及其使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6673392B2 (ja) 乗員保護装置
JP6681893B2 (ja) エアバッグモジュール
JP2747238B2 (ja) 車両用の乗員拘束具膨張方法及び装置
JP6447432B2 (ja) ファーサイドエアバッグ装置及び車両用シート
JP5003299B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP2013082435A (ja) サイドエアバッグ装置
JP2003285713A (ja) サイドエアバッグ装置
WO2007049536A1 (ja) 乗員拘束装置及び座席
JP6918049B2 (ja) エアバッグ装置
JPWO2018211894A1 (ja) サイドエアバッグ装置
JP2021084491A (ja) テーブル付き車両用乗員保護装置
JP2007168599A (ja) 乗員保護装置
CN111086478A (zh) 侧面安全气囊装置
JP2020172232A (ja) サイドエアバッグ装置
JP5195771B2 (ja) エアバッグ装置
JP2010052621A (ja) エアバッグ装置
JP2009143283A (ja) 車両用シートおよびエアバッグ装置
JP2018149880A (ja) エアバッグシステム
JP5024257B2 (ja) エアバッグ装置
JP6898283B2 (ja) エアバッグ装置
WO2020071099A1 (ja) 車両用シート
JPWO2019073826A1 (ja) サイドエアバッグ装置
JP6551330B2 (ja) 車両用乗員拘束装置
JP6621323B2 (ja) エアバッグ装置
CN110871765B (zh) 气囊装置