JP6781936B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
ある画像形成装置は、ドラムリフレッシュ機能を有する(例えば特許文献1参照)。ドラムリフレッシュ機能では、画像形成動作とは別に、感光体ドラムにトナーが供給され、感光体ドラム表面の付着物がそのトナーとともに回収される。
また、別の画像形成装置は、感光体ドラム上の残留トナーを回収するクリーニングブレードを備え、画像形成動作とは別に、クリーニングブレードと感光体ドラムとの間の摩擦を軽減するためにトナーを、感光体ドラムを介してクリーニングブレードに供給している(例えば特許文献2参照)。
特開2016−200680号公報 特開2007−065007号公報
図5は、画像形成時の画像形成装置の動作について説明するタイミングチャートである。図5に示すように、電子写真方式の画像形成装置は、画像形成動作の開始前に、感光体ドラムの回転を開始し(時刻T1)、帯電バイアスを徐々に増加することによって感光体ドラムの表面電位を所定値まで徐々に上昇させるように感光体ドラムを帯電するとともに(時刻T1〜時刻T3)、現像バイアスを所定値まで徐々に上昇させる。帯電バイアスおよび現像バイアスがそれぞれ所定値になった状態では、非画像領域のトナーかぶりが発生しないようにする、いわゆる「かぶり取り電圧」が感光体ドラムと現像ローラーとの間で確保される。
なお、現像バイアスは、帯電バイアスの上昇開始(時刻T1)から、帯電装置と現像ローラーとの配置角度差(具体的には、感光体ドラムの中心軸を中心として、帯電装置と感光体ドラムとの接触位置から現像ローラーと感光体ドラムとの最近接位置までの角度)を感光体ドラムの回転速度で除算して得られる時間td1が経過した時点(時刻T2)から上昇させる。
その後、感光体ドラムが所定回数回転して感光体ドラムの表面電位が安定してから画像データに基づく画像形成のための露光が行われるとともに(時刻T4〜時刻T6)、露光装置と1次転写位置との角度差(具体的には、感光体ドラムの中心軸を中心として、露光位置から1次転写ローラー23と感光体ドラムとの最近接位置までの角度)を感光体ドラムの回転速度で除算して得られる時間td2だけ遅延して1次転写バイアス(正バイアス)が印加される(時刻T5〜T7)。これにより、露光によって形成された静電潜像にトナーが付着してトナー像が形成され、そのトナー像が中間転写ベルトに1次転写される。その後、そのトナー像が2次転写されるまで、中間転写ベルトおよび感光体ドラムの駆動が継続され、2次転写が完了すると、中間転写ベルトおよび感光体ドラムの駆動が終了する。
また、画像形成動作の終了後に、帯電バイアスを徐々に減少することによって(時刻T8)感光体ドラムの表面電位が徐々に下降し、それに並行して、現像バイアスを0ボルトまで徐々に下降させる(時刻T9)。
このように、画像形成動作の開始前や画像形成動作の終了後に、帯電バイアスおよび現像バイアスを制御する際、非画像領域におけるトナーかぶりが抑制されるように、帯電バイアスおよび現像バイアスを徐々に変化させていく。
さらに、2成分現像剤の場合、トナーかぶりを抑制するだけでなく、キャリア現像(現像装置から感光体ドラムへのキャリアの付着)を回避する必要がある。そのため、非画像領域におけるトナーかぶりを抑制するために感光体ドラムの表面電位を上昇させるが、キャリア現像を回避するために、感光体ドラムの表面電位と現像バイアスとの差を、キャリアが飛翔しない程度にしなければならない。
なお、感光体ドラムの表面電位を直接的に測定して帯電バイアスをフィードバック制御することも可能であるが、そのようにすると、表面電位の測定センサーに起因して装置コストが増大してしまい、現実的ではない。そのため、通常、感光体ドラムの表面電位は、帯電バイアスを適宜補正することで、フィードフォワード制御される。
しかしながら、帯電バイアスと感光体ドラムの表面電位との関係は、非線形であり、さらに、温度変化、感光体ドラムの表面膜厚や表面状態の経時変化などに応じて変化する。そのため、上述のように、画像形成動作の開始前や画像形成動作の終了後に、帯電バイアスおよび現像バイアスを変化させても、非画像領域にトナーかぶりが発生することがある。
このような、トナーかぶりによって感光体ドラムに付着したトナーは、クリーニングブレードなどのクリーニング装置で回収される。そのため、トナーかぶりによって感光体ドラムに付着したトナーも、ドラムリフレッシュやクリーニングブレードへのトナー供給などといったメインテナンスに貢献している。
しかしながら、トナーかぶりによって感光体ドラムに付着したトナーを考慮せずに、メインテナンスのために感光体ドラムに付着させるトナーの量は、所定の固定値とされているため、メインテナンスのために余計なトナーが消費されている。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、余計なトナー消費を抑制する画像形成装置を得ることを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、感光体ドラムと、前記感光体ドラム上に光を照射して静電潜像を形成する露光装置と、帯電バイアスで前記感光体ドラムを帯電させる帯電装置と、現像バイアスでトナーを保持し、前記静電潜像に前記トナーを付着させる現像ローラーと、前記感光体ドラム上の残留トナーを回収するクリーニング装置と、前記静電潜像に前記トナーが付着して得られるトナー像を1次転写される中間転写体と、前記中間転写体上のトナーを検出するセンサーと、非画像形成時に前記露光装置、前記帯電装置、および前記現像ローラーを使用して前記感光体ドラムにトナーを付着させ、1次転写させずに前記クリーニング装置に回収させるメンテナンストナー供給処理を実行するメンテナンストナー供給処理部と、画像形成前の前記帯電バイアスおよび前記現像バイアスの上昇時、並びに画像形成後の前記帯電バイアスおよび前記現像バイアスの下降時の少なくとも一方において前記感光体ドラムに付着した非画像トナーを、前記中間転写体に1次転写させ、前記センサーの出力に基づいて、前記非画像トナーの量を特定する非画像トナー量特定部とを備える。そして、前記メンテナンストナー供給処理部は、特定された前記非画像トナーの量、並びに画像形成前の前記帯電バイアスおよび前記現像バイアスの上昇、並びに画像形成後の前記帯電バイアスおよび前記現像バイアスの下降の少なくとも一方の回数に応じて、前記メンテナンストナー供給処理において前記感光体ドラムに付着させるトナーの量を減少させるか、前記メンテナンストナー供給処理の回数を減少させる。

本発明によれば、余計なトナー消費を抑制する画像形成装置が得られる。
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機械的な内部構成の一部を示す側面図である。 図2は、図1における感光体ドラム1a周辺の各種装置の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の電気的な構成の一部を示すブロック図である。 図4は、図1〜図3に示す画像形成装置の動作について説明するタイミングチャートである。 図5は、画像形成時の画像形成装置の動作について説明するタイミングチャートである。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機械的な内部構成の一部を示す側面図である。図1に示す画像形成装置は、プリンター、ファクシミリ装置、複写機、複合機などといった、電子写真方式の印刷機能を有する装置である。
この実施の形態の画像形成装置は、タンデム方式のカラー現像装置を有する。このカラー現像装置は、感光体ドラム1a〜1d、露光装置2a〜2dおよび各色の現像装置3a〜3dを有する。感光体ドラム1a〜1dは、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4色の感光体である。露光装置2a〜2dは、感光体ドラム1a〜1dへレーザー光を照射して静電潜像を形成する装置である。露光装置2a〜2dは、レーザー光の光源であるレーザーダイオード、そのレーザー光を感光体ドラム1a〜1dへ導く光学素子(レンズ、ミラー、ポリゴンミラーなど)を有し、感光体ドラム1a〜1d上に光を照射して感光体ドラム1a〜1d上に静電潜像を形成する。
現像装置3a〜3dには、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4色のトナーが充填されたトナーコンテナーが接続されている。現像装置3a〜3dには、現像バイアスがそれぞれ印加され、現像装置3a〜3dと感光体ドラム1a〜1dとのそれぞれの電位差に基づいて、現像装置3a〜3dは、そのトナーコンテナーから供給されるトナーを感光体ドラム1a〜1d上の静電潜像に付着させてトナー画像を形成する。
この実施の形態では、2成分現像剤が使用され、現像装置3a〜3dにおいて、トナーは、キャリアとともに撹拌される。
感光体ドラム1a、露光装置2aおよび現像装置3aにより、マゼンタの現像が行われ、感光体ドラム1b、露光装置2bおよび現像装置3bにより、シアンの現像が行われ、感光体ドラム1c、露光装置2cおよび現像装置3cにより、イエローの現像が行われ、感光体ドラム1d、露光装置2dおよび現像装置3dにより、ブラックの現像が行われる。
図2は、図1における感光体ドラム1a周辺の各種装置の一例を示す図である。なお、図2では、感光体ドラム1a周辺の各種装置について図示しているが、感光体ドラム1b〜1d周辺についても同様の構成となっている。
図2に示すように、感光体ドラム1aの周辺には、現像装置3aの他、帯電装置21およびクリーニング装置22が設けられている。帯電装置21は、指定された帯電バイアスで感光体ドラム1aを帯電させる。この実施の形態では、帯電装置21は、感光体ドラム1aに接触する帯電ローラー21aを備え、帯電ローラー21aで感光体ドラム1aを帯電させる。クリーニング装置22は、感光体ドラム1aに接触するクリーニングブレード22aを備え、感光体ドラム1a上の残留トナーを回収する。また、中間転写ベルト4を挟んで感光体ドラム1aに対向する位置に1次転写ローラー23が設けられている。
現像装置3aは、筐体11と、攪拌スクリュー12と、磁気ローラー13と、現像ローラー14とを備える。
現像装置3aには、図示せぬトナーコンテナーが接続され、トナーコンテナーから図示せぬ補給口を介して筐体11内へトナーが補給される。筐体11内では、攪拌スクリュー12によってトナーとキャリアを含む2成分現像剤が攪拌される。キャリアには、磁性材料が使用される。
磁気ローラー13は、その表面に2成分現像剤をブラシ状に保持している。2成分現像剤のうちのトナーが、磁気ローラー13と現像ローラー14との間の電圧である搬送バイアスに応じて現像ローラー14に移行する。
現像ローラー14は、磁気ローラー13から移行してきたトナーをその表面にトナー薄層として保持する。現像ローラー14には現像バイアスが印加され、現像ローラー14の表面に形成されたトナー層は、現像ローラー14に対する感光体ドラム1aの電圧(現像バイアスと感光体ドラム1aの表面電位との差分)によって感光体ドラム1aに移行する。このようにして、現像ローラー14は、感光体ドラム1a上の静電潜像へトナーを供給する。
つまり、現像ローラー14は、現像バイアスでトナーを保持し、静電潜像にトナーを付着させる。
図1に戻り、中間転写ベルト4は、感光体ドラム1a〜1dから転写されるトナー像を担持する像担持体であり、無終端(つまり、環状)の中間転写体である。中間転写ベルト4は、駆動ローラー5に張架され、駆動ローラー5からの駆動力によって、感光体ドラム1dとの接触位置から感光体ドラム1aとの接触位置への方向へ周回していく。
つまり、中間転写ベルト4には、静電潜像にトナーが付着して得られるトナー像が1次転写される。
2次転写ローラー6は、搬送されてくる用紙を中間転写ベルト4に接触させ、中間転写ベルト4上のトナー画像を用紙に2次転写する。なお、トナー画像を転写された用紙は、定着器9へ搬送され、トナー画像が用紙へ定着される。
ローラー7は、クリーニングブラシを有し、クリーニングブラシを中間転写ベルト4に接触させ、用紙へのトナー画像の2次転写後に中間転写ベルト4に残ったトナーを除去する。なお、クリーニングブラシを有するローラー7の代わりに、クリーニングブレードを使用してもよい。
センサー8は、中間転写ベルト4上のトナーを検出する反射型光学センサーであって、キャリブレーション時などにおいてトナー濃度を検出するために、中間転写ベルト4に光を照射し、その反射光を検出する。キャリブレーション時には、センサー8は、中間転写ベルト4上に形成されたテストトナーパターンが通過する所定の領域に光を照射しその光の反射光を検出し、その検出した光量に応じた電気信号を出力する。同様に、センサー8は、後述の非画像トナーの濃度検出にも使用される。
図3は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の電気的な構成の一部を示すブロック図である。
感光体ドラム駆動回路31a,31b,31c,31dは、コントローラー35からの制御信号に従って、感光体ドラム1a,1b,1c,1dを回転させるモーターをそれぞれ駆動する。
帯電バイアス回路32a,32b,32c,32dは、コントローラー35からの制御信号に従って、感光体ドラム1a,1b,1c,1dに対応する帯電装置にそれぞれ帯電バイアスを印加する。例えば、帯電バイアス回路32aは、感光体ドラム1aに対応する帯電装置21の帯電ローラー21aに帯電バイアスを印加する。
現像バイアス回路33a,33b,33c,33dは、現像装置3a,3b,3c,3dの現像ローラーに対してそれぞれ現像バイアスを印加する。例えば、現像バイアス回路33aは、現像装置3aの現像ローラー14に対して現像バイアスを印加する。
1次転写バイアス回路34a,34b,34c,34dは、感光体ドラム1a〜1dと中間転写ベルト4との間にそれぞれ、1次転写バイアスを印加する。例えば、感光体ドラム1aについての1次転写バイアスは、1次転写ローラー23に所定の電位にすることで印加される。
コントローラー35は、感光体ドラム駆動回路31a,31b,31c,31d、帯電バイアス回路32a,32b,32c,32d、現像バイアス回路33a,33b,33c,33d、1次転写バイアス回路34a,34b,34c,34d、露光装置2a〜2dなどを制御して、トナー画像の現像、転写および定着、並びに給紙、印刷および排紙を実行させる。
具体的には、コントローラー35は、感光体ドラム駆動回路31a,31b,31c,31dを使用して、感光体ドラム1a,1b,1c,1dの回転のオン/オフおよび回転速度を制御する。また、コントローラー35は、帯電バイアス回路32a,32b,32c,32dを使用して、感光体ドラム1a,1b,1c,1dに対応する帯電装置21の帯電バイアスを制御する。また、コントローラー35は、現像バイアス回路33a,33b,33c,33dを使用して、現像装置3a,3b,3c,3dの現像バイアスを制御する。また、コントローラー35は、1次転写バイアス回路34a,34b,34c,34dを使用して、感光体ドラム1a,1b,1c,1dに対応する1次転写バイアス(1次転写ローラー23の電圧)を制御する。
コントローラー35は、例えば、制御プログラムで動作するコンピューター、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などを含む処理回路である。そして、コントローラー35は、メンテナンストナー供給処理部41、および非画像トナー量特定部42として動作する。
メンテナンストナー供給処理部41は、非画像形成時に露光装置2a(2b,2c,2d)、帯電装置21、および現像ローラー14を使用して感光体ドラム1a(1b,1c,1d)に静電潜像を形成しその静電潜像にトナーを付着させ、1次転写させずにクリーニング装置22に回収させるメンテナンストナー供給処理を実行する。
なお、メンテナンストナー供給処理部41は、所定の条件(前回のメンテナンストナー供給処理からの、印刷回数、印刷枚数、印字率、経過時間など)に従って、メンテナンストナー供給処理を実行するか否かを判定する。メンテナンストナー供給処理によって、ドラムリフレッシュやクリーニングブレード22aへのトナー供給が行われる。
非画像トナー量特定部42は、画像形成前の帯電バイアスおよび現像バイアスの上昇時、並びに画像形成後の帯電バイアスおよび現像バイアスの下降時の少なくとも一方において感光体ドラム1a,1b,1c,1dに付着した非画像トナー(つまり、トナーかぶりで非画像領域に付着したトナー)を、中間転写ベルト4に1次転写させ、センサー8の出力に基づいて、非画像トナーの量を特定する。
例えば、非画像トナー量特定部42は、センサー8により検出された非画像トナーの濃度および副走査方向の長さに基づいて、非画像トナー量を特定する。例えば、検出された非画像トナーの濃度と副走査方向の長さと所定の係数(定数)との積が非画像トナー量とされる。
ここで、非画像トナーの濃度は、センサー8の出力電圧レベルに応じて特定される。例えば、キャリブレーション時と同様に、中間転写ベルト4の表面地肌についてのセンサー8の出力電圧レベルと中間転写ベルト4上の非画像トナーについてのセンサー8の出力電圧レベルとの差に基づいて、非画像トナーの濃度が所定の計算式で特定される。また、非画像トナーの長さは、センサー8の出力信号において非画像トナーが検出された時間と既知の中間転写ベルト4の線速度との積で特定される。
そして、メンテナンストナー供給処理部41は、特定された非画像トナーの量に応じて、メンテナンストナー供給処理において感光体ドラム1a,1b,1c,1dに付着させるトナーの量を減少させるか、メンテナンストナー供給処理の回数を減少させる。
例えば、特定された非画像トナー量が、メンテナンストナー供給処理において感光体ドラム1a,1b,1c,1dに付着させるトナーの量(標準値)より少ない場合には、メンテナンストナー供給処理において感光体ドラム1a,1b,1c,1dに付着させるトナーの量が、標準値(デフォルト値)からその非画像トナー量を減算して得られる値へ変更され、そのトナー量に応じた静電潜像が形成される。一方、特定された非画像トナー量が、上述の標準値以上である場合には、メンテナンストナー供給処理が少なくとも1回キャンセルされる。
ここでは、メンテナンストナー供給処理部41は、(a)特定された非画像トナー量、並びに(b)画像形成前の帯電バイアスおよび現像バイアスの上昇、並びに画像形成後の帯電バイアスおよび現像バイアスの下降の少なくとも一方の回数(つまり、前回のメンテナンストナー供給処理の実行タイミング以降に発生した回数)に応じて、メンテナンストナー供給処理において感光体ドラム1a,1b,1c,1dに付着させるトナーの量を減少させるか、メンテナンストナー供給処理の回数を減少させる。
例えば、特定された非画像トナー量とその回数との積が上述の標準値より少ない場合には、メンテナンストナー供給処理において感光体ドラム1a,1b,1c,1dに付着させるトナーの量が、標準値(デフォルト値)から、標準値からその積を減算して得られる値へ変更され、そのトナー量に応じた静電潜像が形成される。一方、特定された非画像トナー量とその回数との積が上述の標準値以上である場合には、メンテナンストナー供給処理が少なくとも1回キャンセルされる。
なお、非画像トナー量特定部42は、所定の条件(前回の非画像トナーの1次転写および非画像トナー量の特定からの、印刷回数、印刷枚数、経過時間など)に従って、非画像トナーの1次転写および非画像トナー量の特定を実行するか否かを判定する。つまり、非画像トナー量特定部42は、所定の条件が成立する場合、非画像トナーの1次転写および非画像トナー量の特定を実行し、所定の条件が成立しない場合、非画像トナーの1次転写および非画像トナー量の特定を実行しない。そして、メンテナンストナー供給処理部41は、非画像トナー量特定部42により特定された最新の非画像トナーの量に応じて、メンテナンストナー供給処理において前記感光体ドラム1a,1b,1c,1dに付着させるトナーの量を減少させるか、メンテナンストナー供給処理の回数を減少させる。
次に、上記画像形成装置の動作について説明する。図4は、図1〜図3に示す画像形成装置の動作について説明するタイミングチャートである。
(a)非画像トナー量の測定
印刷ジョブやキャリブレーションなどの画像形成要求が検出されると、非画像トナー量特定部42は、所定の条件に従って、非画像トナーの1次転写および非画像トナー量の特定を実行するか否かを判定する。
非画像トナー量特定部42は、非画像トナーの1次転写および非画像トナー量の特定を実行すると判定した場合、図4に示すように、1次転写バイアスを制御する。
つまり、非画像トナー量特定部42は、画像形成前における帯電バイアスおよび現像バイアスの上昇に対応して、時刻Taから時刻Tcまで1次転写バイアスを印加する。ここで、時刻Taは、現像バイアスの上昇開始(時刻T2)から、現像ローラー14と1次転写位置との角度差(具体的には、感光体ドラム1a(1b,1c,1d)の中心軸を中心として、現像ローラー14と感光体ドラム1a(1b,1c,1d)との最近接位置から1次転写ローラー23と感光体ドラム1a(1b,1c,1d)との最近接位置までの角度)を感光体ドラムの回転速度で除算して得られる時間td3だけ遅延した時点であり、時刻Tcは、現像バイアスの上昇終了(時刻Tb)から所定時間td4(td4≧td3)だけ遅延した時点である。
また、非画像トナー量特定部42は、画像形成後における帯電バイアスおよび現像バイアスの下降に対応して、時刻Teから時刻Tfまで1次転写バイアスを印加する。ここで、時刻Teは、現像バイアスの下降開始(時刻Td)から、上述の時間td3だけ遅延した時点であり、時刻Tfは、現像バイアスの下降終了(時刻T9)から所定時間td4(td4≧td3)だけ遅延した時点である。
そして、上述のように非画像トナー量特定部42が1次転写バイアスを制御することで、帯電バイアスおよび現像バイアスの上昇時に感光体ドラム1a,1b,1c,1dに付着した非画像トナーが中間転写ベルト4へ転写され、その非画像トナーがセンサー8によって検出される。非画像トナー量特定部42は、そのセンサー8の出力に基づいて帯電バイアスおよび現像バイアスの上昇時に感光体ドラム1a,1b,1c,1dに付着した非画像トナーの量を特定する。
同様に、非画像トナー量特定部42が1次転写バイアスを制御することで、帯電バイアスおよび現像バイアスの下降時に感光体ドラム1a,1b,1c,1dに付着した非画像トナーが中間転写ベルト4へ転写され、その非画像トナーがセンサー8によって検出される。非画像トナー量特定部42は、そのセンサー8の出力に基づいて帯電バイアスおよび現像バイアスの下降時に感光体ドラム1a,1b,1c,1dに付着した非画像トナーの量を特定する。
非画像トナー量特定部42は、このようにして特定した帯電バイアスおよび現像バイアスの上昇時の非画像トナー量、並びに帯電バイアスおよび現像バイアスの下降時の非画像トナー量を図示せぬ不揮発性記憶装置(フラッシュメモリーなど)に記憶し、その非画像トナー量で、既に記憶されている非画像トナー量を更新する。このとき、非画像トナー量特定部42は、帯電バイアスおよび現像バイアスの上昇時の非画像トナー量、並びに帯電バイアスおよび現像バイアスの下降時の非画像トナー量を別々に図示せぬ不揮発性記憶装置に記憶してもよいし、帯電バイアスおよび現像バイアスの上昇時の非画像トナー量、並びに帯電バイアスおよび現像バイアスの下降時の非画像トナー量の和を図示せぬ不揮発性記憶装置に記憶してもよい。
例えば印刷ジョブやキャリブレーションなどの画像形成要求が検出されると、非画像トナー量特定部42は、所定の条件に従って、非画像トナーの1次転写および非画像トナー量の特定を実行するか否かを判定する。
一方、非画像トナーの1次転写および非画像トナー量の特定を実行しないと判定した場合、非画像トナー量特定部42は、図5に示すように、1次転写バイアスを制御する。この場合、非画像トナーは、中間転写ベルト4に転写されず、クリーニング装置22(クリーニングブレード22a)により回収される。また、この場合、非画像トナー量特定部42は、画像形成前の帯電バイアスおよび現像バイアスの上昇の回数を示すカウンターの値を1だけ増加させ、画像形成後の帯電バイアスおよび現像バイアスの下降の回数を示すカウンターの値を1だけ増加させる。その上昇回数とその下降回数とは通常同一であるため、1つのカウンターとしてもよい。なお、これらのカウンター値は、図示せぬ不揮発性記憶装置(フラッシュメモリーなど)に記憶される。また、非画像トナーの1次転写および非画像トナー量の特定を実行する場合には、これらのカウンター値は増加させない。
(b)メンテナンストナーの供給
メンテナンストナー供給処理部41は、所定の条件に従って、メンテナンストナー供給処理の実行タイミングが到来したか否かを判定する。
メンテナンストナー供給処理の実行タイミングが到来したと判定した場合、メンテナンストナー供給処理部41は、図示せぬ不揮発性記憶装置に記憶されている上述の非画像トナー量(ここでは、帯電バイアスおよび現像バイアスの上昇時の非画像トナー量、並びに帯電バイアスおよび現像バイアスの下降時の非画像トナー量の和)、および上述のカウンター値を読み出し、それらの積と、メンテナンストナー供給処理で供給すべき標準トナー量とを比較する。
その積が標準トナー量以上である場合には、メンテナンストナー供給処理部41は、このタイミングでのメンテナンストナー供給処理を実行しない。そして、メンテナンストナー供給処理部41は、上述のカウンター値をゼロにリセットする。
一方、その積が標準トナー量未満である場合には、メンテナンストナー供給処理部41は、標準トナー量からその積を減算して得られる値のトナーを、このタイミングでのメンテナンストナー供給処理でクリーニングブレード22に供給する。そして、メンテナンストナー供給処理部41は、上述のカウンター値をゼロにリセットする。
以上のように、上記実施の形態によれば、メンテナンストナー供給処理部41は、非画像形成時に露光装置2a(2b,2c,2d)、帯電装置21、および現像ローラー14を使用して感光体ドラム1a(1b,1c,1d)にトナーを付着させ、1次転写させずにクリーニング装置22(クリーニングブレード22a)に回収させるメンテナンストナー供給処理を実行する。非画像トナー量特定部42は、画像形成前の帯電バイアスおよび現像バイアスの上昇時、並びに画像形成後の帯電バイアスおよび現像バイアスの下降時の少なくとも一方において感光体ドラム1a(1b,1c,1d)に付着した非画像トナーを、中間転写ベルト4に1次転写させ、センサー8の出力に基づいて、非画像トナーの量を特定する。そして、メンテナンストナー供給処理部41は、特定された非画像トナーの量に応じて、メンテナンストナー供給処理において感光体ドラム1a(1b,1c,1d)に付着させるトナーの量を減少させるか、メンテナンストナー供給処理の回数を減少させる。
これにより、クリーニング装置22へ適切にトナー供給がなされるとともにメンテナンストナー供給処理で消費されるトナーが少なくなる。したがって、メンテナンスのための余計なトナー消費が抑制される。
なお、上述の実施の形態に対する様々な変更および修正については、当業者には明らかである。そのような変更および修正は、その主題の趣旨および範囲から離れることなく、かつ、意図された利点を弱めることなく行われてもよい。つまり、そのような変更および修正が請求の範囲に含まれることを意図している。
例えば、上記実施の形態では、中間転写体として中間転写ベルト4が使用されているが、中間転写体として中間転写ドラムが使用されてもよい。その場合においても、センサー8と同様のセンサーによって、非画像トナーが検出される。
また、上記実施の形態では、非画像トナー量特定部42は、トナー色ごとに、非画像トナー量を特定し、メンテナンストナー供給処理部41は、トナー色ごとに、クリーニング装置22へのトナー供給を行う。
また、上記実施の形態では、帯電バイアスおよび現像バイアスの上昇時および下降時の両方において非画像トナー量が検出されているが、それらの一方のみを特定するようにしてもよい。その場合、メンテナンストナー供給処理部41は、例えば、帯電バイアスおよび現像バイアスの上昇時の非画像トナー量と帯電バイアスおよび現像バイアスの下降時の非画像トナー量とを同一であるとみなして、特定された非画像トナーの量から帯電バイアスおよび現像バイアスの上昇時の非画像トナー量と帯電バイアスおよび現像バイアスの下降時の非画像トナー量との和を推定し、それに応じて、メンテナンストナー供給処理において感光体ドラム1a,1b,1c,1dに付着させるトナーの量を減少させるか、メンテナンストナー供給処理の回数を減少させるようにしてもよい。
本発明は、例えば、電子写真方式の画像形成装置に適用可能である。
1a〜1d 感光体ドラム
2a〜2d 露光装置
3a〜3d 現像装置
4 中間転写ベルト(中間転写体の一例)
8 センサー
14 現像ローラー
21 帯電装置
22 クリーニング装置
41 メンテナンストナー供給処理部
42 非画像トナー量特定部

Claims (3)

  1. 感光体ドラムと、
    前記感光体ドラム上に光を照射して静電潜像を形成する露光装置と、
    帯電バイアスで前記感光体ドラムを帯電させる帯電装置と、
    現像バイアスでトナーを保持し、前記静電潜像に前記トナーを付着させる現像ローラーと、
    前記感光体ドラム上の残留トナーを回収するクリーニング装置と、
    前記静電潜像に前記トナーが付着して得られるトナー像を1次転写される中間転写体と、
    前記中間転写体上のトナーを検出するセンサーと、
    非画像形成時に前記露光装置、前記帯電装置、および前記現像ローラーを使用して前記感光体ドラムにトナーを付着させ、1次転写させずに前記クリーニング装置に回収させるメンテナンストナー供給処理を実行するメンテナンストナー供給処理部と、
    画像形成前の前記帯電バイアスおよび前記現像バイアスの上昇時、並びに画像形成後の前記帯電バイアスおよび前記現像バイアスの下降時の少なくとも一方において前記感光体ドラムに付着した非画像トナーを前記中間転写体に1次転写させ、前記センサーの出力に基づいて前記非画像トナーの量を特定する非画像トナー量特定部とを備え、
    前記メンテナンストナー供給処理部は、特定された前記非画像トナーの量、並びに画像形成前の前記帯電バイアスおよび前記現像バイアスの上昇、並びに画像形成後の前記帯電バイアスおよび前記現像バイアスの下降の少なくとも一方の回数に応じて、前記メンテナンストナー供給処理において前記感光体ドラムに付着させるトナーの量を減少させるか、前記メンテナンストナー供給処理の回数を減少させること、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記非画像トナー量特定部は、所定の条件に従って、前記非画像トナーの1次転写および前記非画像トナーの量の特定を実行するか否かを判定し、
    前記メンテナンストナー供給処理部は、前記非画像トナー量特定部により特定された最新の前記非画像トナーの量に応じて、前記メンテナンストナー供給処理において前記感光体ドラムに付着させるトナーの量を減少させるか、前記メンテナンストナー供給処理の回数を減少させること、
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記非画像トナー量特定部は、前記センサーにより検出される前記非画像トナーの濃度および副走査方向の長さに基づいて、前記非画像トナーの量を特定することを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
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