JP2020144335A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高精度の画像濃度で画像をシートに形成できる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置100は、画像形成部と、制御部20と、記憶部80とを備える。記憶部80は、過去の印刷ジョブによって指定された過去の画像の印字率を記憶する。制御部20は、判定部20eと、第1算出部20bとを含む。判定部20eは、新たな印刷ジョブを受け付けたときに、新たな印刷ジョブによって指定された新たな画像の印字率と、記憶部80に記憶された過去の画像の印字率とを比較して、慣らし運転を実行するか否かを判定する。第1算出部20bは、新たな画像の印字率に基づいて、現像部から感光体ドラムに供給するトナーの量を算出する。慣らし運転は、シートに新たな画像を形成する前に、第1算出部20bで算出された量のトナーを現像部から感光体ドラムに供給することである。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1に記載された画像形成装置は、現像部と、制御部と、帯電量検知手段とを有する。現像部は、感光体ドラム上の静電潜像を現像してトナー像を形成する。帯電量検知手段は、トナーの帯電量を検知する。制御部は、帯電量検知手段の検知結果に基づいて、劣化したトナーを現像部から強制排出する。
特開2006−243114号公報
一般的に、トナーの帯電量は、トナーが現像部内を通過する状態に影響を受ける。少量のトナーが現像部内を通過するときには、トナーの帯電量が高い。一方、多量のトナーが現像部内を通過するときには、トナーの帯電量が低い。
しかし、特許文献1に記載された画像形成装置では、トナーの帯電量が高くならない劣化したトナーを現像部内から強制排出するが、シートに画像を形成するときのトナーの帯電量と、帯電量検知手段で直前に検知されたトナーの帯電量とが異なることがあった。よって、特許文献1に記載された画像形成装置では、高精度の画像濃度で画像をシートに形成できなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、高精度の画像濃度で画像をシートに形成できる画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の一局面によれば、画像形成装置は、画像形成部と、制御部と、記憶部とを備える。前記画像形成部は、シートに画像を形成する。前記制御部は、前記画像形成部を制御する。前記画像形成部は、感光体ドラムと、現像部とを含む。前記感光体ドラムには、前記画像に対応する静電潜像が形成される。前記現像部は、トナーによって前記静電潜像を現像する。前記記憶部は、過去の印刷ジョブによって指定された過去の画像の印字率を記憶する。前記制御部は、判定部と、第1算出部とを含む。前記判定部は、新たな印刷ジョブを受け付けたときに、前記新たな印刷ジョブによって指定された新たな画像の印字率と、前記記憶部に記憶された前記過去の画像の印字率とを比較して、慣らし運転を実行するか否かを判定する。前記第1算出部は、前記新たな画像の印字率に基づいて、前記現像部から前記感光体ドラムに供給するトナーの量を算出する。前記慣らし運転は、シートに前記新たな画像を形成する前に、前記第1算出部で算出された前記量の前記トナーを前記現像部から前記感光体ドラムに供給することである。
本発明の画像形成装置によれば、高精度の画像濃度で画像をシートに形成できる。
本発明の実施形態1に係る画像形成装置の構成を示す図である。 実施形態1に係る画像形成部の構成の一例を示す断面図である。 実施形態1に係る静電潜像が形成された感光体ドラムの構成の一例を示す平面図である。 実施形態1に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る制御部の処理の一例を示すフローチャートである。
[実施形態1]
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。実施形態において、X軸及びY軸は水平方向に沿っており、Z軸は鉛直方向に沿っており、X軸、Y軸、及びZ軸は互いに直交する。
まず、図1を参照して、実施形態1に係る画像形成装置100の構成について説明する。図1は、画像形成装置100の構成を示す図である。画像形成装置100は、例えば、カラー複合機である。
図1に示すように、画像形成装置100は、画像形成ユニット10、給送部30、搬送部40、定着部50、排出部60、制御部20、記憶部80、操作部120、原稿給送部90、スキャナー部91及び濃度センサー104を備える。
原稿給送部90は、原稿載置部90aを備える。原稿給送部90は、原稿載置部90aにセットされた原稿Gをスキャナー部91の読み取り位置に搬送する。
スキャナー部91は、露光ランプにより原稿Gを照射し、反射光をCCD(Charge Coupled Device)で受光することにより、原稿Gから画像を読み取って、画像を示す画像データを生成する。画像データは、例えば、複数の階調値をそれぞれ示す複数の画素データを含む。そして、スキャナー部91は、画像データを制御部20に出力する。
給送部30は、シートPを搬送部40へ供給する。搬送部40は、シートPを画像形成ユニット10、及び定着部50を経由して排出部60まで搬送する。シートPは、例えば、普通紙、コピー紙、再生紙、薄紙、厚紙、光沢紙、又はOHP(Overhead Projector)である。
画像形成ユニット10は、画像データに基づいてシートPに画像を形成する。定着部50は、シートPを加熱、及び加圧し、シートPに転写されたトナー像をシートPに定着する。排出部60は、シートPを画像形成装置100の外部へ排出する。
制御部20は、画像形成ユニット10、給送部30、搬送部40、定着部50、排出部60、原稿給送部90、スキャナー部91及び濃度センサー104を制御する。具体的には、制御部20は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサーを含む。
記憶部80は、記憶装置を含み、コンピュータープログラムを記憶する。具体的には、記憶部80は、半導体メモリーのような主記憶装置、並びに、半導体メモリー及び/又はハードディスクドライブのような補助記憶装置を含む。
操作部120は、表示部と操作キー部とを備える。表示部は、例えば、液晶ディスプレーである。表示部は、画像情報を表示する。また、表示部は、入力用のタッチパネルとしても機能する。
次に、画像形成ユニット10の構成について説明する。画像形成ユニット10は、複数の画像形成部11、露光部13、及び転写部12を備える。すなわち、画像形成部11は、複数である。
複数の画像形成部11には、それぞれ、互いに異なる複数色のトナーが供給される。トナーは多数のトナー粒子を含む。複数の画像形成部11の各々は感光体ドラム101を含む。例えば、複数の画像形成部11は、シアン色のトナーが供給される画像形成部11c、マゼンタ色のトナーが供給される画像形成部11m、イエロー色のトナーが供給される画像形成部11y、及び、ブラック色のトナーが供給される画像形成部11kを含む。画像形成部11c、画像形成部11m、画像形成部11y及び画像形成部11kの構成は、互いに略同一である。
露光部13は、複数の感光体ドラム101の各々にレーザー光を照射する。その結果、複数の感光体ドラム101の各々に静電潜像が形成される。そして、複数の画像形成部11は、それぞれ、複数の静電潜像を現像する。複数の静電潜像は、それぞれ、互いに異なる複数色のトナーによって現像される。その結果、複数の感光体ドラム101に、それぞれ、互いに異なる複数色のトナー像が形成される。
転写部12は、中間転写ベルト12aと駆動ローラー12bと従動ローラー12cとを備える。中間転写ベルト12aは、駆動ローラー12b、及び従動ローラー12cに張架される。中間転写ベルト12aは、駆動ローラー12bによって回転方向RAに回転駆動される。複数の画像形成部11が、中間転写ベルト12a上に、互いに異なる複数色のトナー像を転写する。複数色のトナー像が中間転写ベルト12a上で重畳されることで、中間転写ベルト12a上にトナー像(具体的にはカラー画像)が形成される。転写部12は、中間転写ベルト12a上に形成されたトナー像をシートP上に転写する。
濃度センサー104は、複数の感光体ドラム101よりも下流側に配置される。濃度センサー104は、中間転写ベルト12a上に形成されたトナー像の濃度を検知する。トナー像は、例えば、トナーの帯電量のキャリブレーション時にトナーの帯電量を算出するためのパッチ画像である。そして、トナー像の濃度は、単位面積当たりのトナー像を形成するトナーの質量を示す。よって、トナー像の濃度は、トナー像の厚みに基づいて算出される。実施形態1では、濃度センサー104は、トナー像の厚みHTを検知する。詳細には、濃度センサー104は、トナー像との間の距離LTを測定して、トナー像の厚みHTを検知する。更に詳細には、濃度センサー104は、下記式(1)を用いてトナー像の厚みHTを検知する。
(厚みHT)=(基準距離LTA)−(距離LT) (1)
なお、基準距離LTAは、濃度センサー104と中間転写ベルト12aの表面との間の距離を示す。
濃度センサー104は、例えば、レーザー変位センサーである。レーザー変位センサーは、半導体レーザーとリニアイメージセンサー(Linear Image Sensor)とを備え、三角測距を用いて距離LTを測定する。そして、濃度センサー104は、トナー像の濃度を示す検知信号SG1を制御部20に出力する。
次に、図2を参照して、実施形態1に係る画像形成部11の構成について説明する。図2は、画像形成部11の構成の一例を示す断面図である。
図2に示すように、画像形成部11は、感光体ドラム101に加えて、現像部110、帯電部102、クリーニング部103、及びトナーコンテナ116を更に備える。感光体ドラム101は、略円柱形状又は略円筒形状を有する。感光体ドラム101は、感光体ドラム101の回転軸線AXを中心として回転方向RBに回転する。感光体ドラム101は、例えばアモルファスシリコン(α−Si)感光体ドラム又は有機感光体(OPC:Organic PhotoConductor)ドラムである。
帯電部102は、感光体ドラム101の表面の全面を所定電位に帯電させる。帯電部102は、例えば、帯電ローラーを含む。そして、図1に示すように、露光部13は、感光体ドラム101の表面の所定領域を露光する。その結果、感光体ドラム101の表面の所定領域に静電潜像が形成される。
更に、現像部110は、複数のトナー粒子によって感光体ドラム101の表面の所定領域に形成された静電潜像を現像して、感光体ドラム101の表面の所定領域にトナー像を形成する。複数のトナー粒子は2成分現像剤に含まれている。
具体的には、2成分現像剤は、複数のトナー粒子(具体的には多数のトナー粒子)に加えて、複数のキャリア粒子(具体的には多数のキャリア粒子)を含む。複数のトナー粒子は粉体であり、複数のキャリア粒子は粉体である。トナー粒子は、例えば正帯電性トナー粒子である。正帯電性トナー粒子は、キャリア粒子との摩擦により正に帯電する。
トナー粒子の粒径は、例えば、体積基準のメディアン径(D50)で5.0μm以上8.0μm以下であり、好ましくは5.2μm以上6.7μm以下である。
キャリア粒子は、磁性を有する。キャリア粒子は、例えば、樹脂被覆型のキャリア粒子である。樹脂被覆型のキャリア粒子のコア粒子は、例えば、フェライト又はマグネタイトである。キャリア粒子の粒径は、例えば、体積平均粒径で20μm以上100μm以下であり、好ましくは25μm以上80μm以下である。
ここで、現像ローラー112と感光体ドラム101との間には、現像ニップ部が形成されている。そして、現像ローラー112に現像バイアスが印加されると、現像ニップ部に電界が形成される。従って、電界の作用によって、トナー粒子が現像部110から感光体ドラム101に移動する。その結果、トナー粒子によって静電潜像が顕像化されてトナー像が形成される。トナー像は、図1に示す中間転写ベルト12aに転写される。
現像部110は、現像ハウジング111と、現像ローラー112と、第1スクリューフィーダー113と、第2スクリューフィーダー114と、規制ブレード115とを備える。
現像ローラー112は、略円柱形状又は略円筒形状を有する。そして、現像ローラー112は、感光体ドラム101に対向して配置される。現像ローラー112は、スリーブ112Sと磁石112Mとを備える。磁石112Mは、スリーブ112Sの内部に配置されている。磁石112Mは、S1極、N1極、S2極、N2極及びS3極を備える。N1極は主極とし機能し、S1極及びN2極は搬送極として機能し、S2極は剥離極として機能する。また、S3極は、汲上極及び規制極として機能する。
スリーブ112Sは、非磁性の筒体(例えば、アルミニウムパイプ)である。スリーブ112Sは、例えばモーターによって駆動されて、磁石112Mの周りを回転方向RCに回転する。
従って、スリーブ112Sは回転方向RCに回転しながら、キャリア粒子を磁石112Mの磁力により引き付ける。その結果、キャリア粒子による磁気ブラシが現像ローラー112の表面に形成される。具体的には、複数の磁気ブラシが現像ローラー112の表面に形成される。複数の磁気ブラシの各々は複数のキャリア粒子からなる。つまり、複数の磁気ブラシの各々は、現像ローラー112の表面に穂立ちしたキャリア粒子クラスターである。トナー粒子はキャリア粒子の表面に担持される。すなわち、トナー粒子は磁気ブラシに担持された状態で現像ローラー112の表面に担持される。
規制ブレード115は、現像ローラー112に対して所定間隔をおいて配置される。規制ブレード115は、現像ローラー112の表面に形成された磁気ブラシの長さを規制する。
現像ハウジング111は、2成分現像剤を収容する搬送部を含む。例えば、搬送部は、第1搬送部131と第2搬送部132とを有する。第1搬送部131では、2成分現像剤が現像ローラー112の軸方向の一端側から他端側に向かう第1搬送方向に搬送される。第2搬送部132は、現像ローラー112の軸方向の両端部において第1搬送部131と連通する。第2搬送部132では、第1搬送方向とは逆の第2搬送方向に2成分現像剤が搬送される。
具体的には、第2搬送部132は第2スクリューフィーダー114を含む。第2スクリューフィーダー114は、回転方向REに回転され、2成分現像剤を第2搬送方向に搬送する。第1搬送部131は第1スクリューフィーダー113を含む。第1スクリューフィーダー113は、回転方向RDに回転され、2成分現像剤を第1搬送方向に搬送する。第1スクリューフィーダー113は、2成分現像剤を第1搬送方向に搬送しながら、現像ローラー112に2成分現像剤を供給する。
2成分現像剤に含まれるトナー粒子は、例えば、第1搬送方向及び第2搬送方向に循環搬送される間に、2成分現像剤に含まれるキャリア粒子との間で摩擦帯電する。
トナーコンテナ116は、補給用のトナー粒子を収容している収容部R1を有する。補給用のトナー粒子は、トナーコンテナ116の収容部R1から現像部110の第2搬送部132へ補給される。トナーコンテナ116は、補給量調整部材116aを備える。補給量調整部材116aは、トナーの補給量を調整する。トナーの補給量は、トナーコンテナ116から第2搬送部132へ補給されるトナーの量である。補給量調整部材116aは、例えば、制御部20により回転動作を制御されるスクリューシャフトから構成される。
画像形成部11は、駆動部23、電圧印加部21及び電流検知部22を更に備える。
駆動部23は、感光体ドラム101、現像ローラー112、第1スクリューフィーダー113、第2スクリューフィーダー114及び補給量調整部材116aを回転駆動させる。駆動部23は、例えば、モーターとギア機構とを有する。
電圧印加部21は、現像バイアスを現像ローラー112に印加する。現像バイアスとは、直流電圧に交流電圧が重畳されている電圧のことである。交流電圧は、例えばデューティー比が50%となる矩形波である。具体的には、電圧印加部21は、直流電源と交流電源とを有する。その結果、現像ローラー112の表面の現像バイアス電位は、電位Vdcである。
帯電部102は、感光体ドラム101の表面を所定電位V0(V)に帯電させる。電位VLと電位Vdcとの電位差が、帯電したトナー粒子を現像ローラー112から静電潜像に移動させる電位差となる。具体的には、現像ローラー112に担持されたトナー粒子は、電気的に引き付けられて、感光体ドラム101の静電潜像に向かって飛翔する。その結果、感光体ドラム101の静電潜像にトナー像が形成される。
電流検知部22は、感光体ドラム101と現像ローラー112との間に流れる電流の電流値を検知する。そして、電流検知部22は、感光体ドラム101と現像ローラー112との間に流れる電流の電流値を示す検知信号SG2を制御部20に出力する。
次に、図3を参照して、静電潜像GAが形成された感光体ドラム101の構成について説明する。図3は、静電潜像GAが形成された感光体ドラム101の構成の一例を示す平面図である。図4では、感光体ドラム101を、感光体ドラム101の回転軸線AXに直交する方向から見ている。以下、感光体ドラム101を、回転軸線AXに直交する方向から見ることを「平面視」と記載する場合がある。
図3に示すように、感光体ドラム101の表面の軸方向の長さは、第1長さLAである。
感光体ドラム101の表面は、第1領域EAと複数の第2領域EBとを有する。複数の第2領域EBは、第2領域EBAと、第2領域EBBとを有する。
第2領域EBAは、感光体ドラム101の周方向において第1領域EAよりも感光体ドラム101の回転方向RBの上流に位置する。また、第2領域EBBは、感光体ドラム101の周方向において第1領域EAよりも感光体ドラム101の回転方向RBの下流に位置する。
第1領域EAは、静電潜像GAと、部分白紙部EAAと、部分白紙部EABとを有する。静電潜像GAは、感光体ドラム101の軸方向において第2長さLBを有する。静電潜像GAは、感光体ドラム101の周方向において第3長さLCを有する。
静電潜像GAは、第1領域EA内の所定領域に形成されている。図1に示す露光部13は、例えば、光源、ポリゴンミラー、反射ミラー及び偏向ミラーを有する。詳細には、帯電部102によって所定電位V0(V)に帯電された後、露光部13によって所定強度又は所定光量を有するレーザー光が所定領域に照射されると、感光体ドラム101の表面に静電潜像GAが形成され、静電潜像GAの電位が電位V0から電位VL(V)に変化する。
図4を参照して、実施形態1に係る画像形成装置100の構成について説明する。図4は、画像形成装置100の構成を示すブロック図である。図4に示すように、制御部20は、取得部20a、第1算出部20b、トナー制御部20c、駆動制御部20d及び判定部20eを含む。そして、制御部20のプロセッサーは、記憶部80の記憶装置に記憶されたコンピュータープログラムを実行することによって、取得部20a、第1算出部20b、トナー制御部20c、駆動制御部20d及び判定部20eとして機能する。
取得部20aは、画像データを取得する。例えば、取得部20aは、新たな印刷ジョブを操作部120から受け付けたときに、画像データをスキャナー部91から受信する。印刷ジョブは、画像をシートPに形成する指示を示す。なお、取得部20aは、画像データを外部装置から受信してもよい。
第1算出部20bは、画像の印字率に基づいて、現像部110から感光体ドラム101に供給するトナーの量を算出する。詳細には、第1算出部20bは、画像データに基づいて、画像の印字率を算出し、トナーの量を算出する。従って、画像の印字率を精度よく算出できる。その結果、トナーの量を精度よく算出できる。
また、画像データが、複数色の画像が重畳されたカラー画像を示す情報を含む場合には、第1算出部20bは、シアン色のトナーの量CSc、マゼンタ色のトナーの量CSm、イエロー色のトナーの量CSy、及びブラック色のトナーの量CSkを算出する。
詳細には、第1算出部20bは、画像データに含まれる複数の画素データ毎に、CMYK値を算出する。第1算出部20bは、全画素データにおける複数の色毎に階調値の合計を算出する。具体的には、全画素データにおけるシアン色の階調値の合計値SMcを算出する。全画素におけるマゼンタ色の階調値の合計値SMmを算出する。全画素におけるイエロー色の階調値の合計値SMyを算出する。全画素におけるブラック色の階調値の合計値SMkを算出する。
そして、第1算出部20bは、合計値SMcとシアン色のトナーの量CScとの関係を示すテーブル又は式に基づいて、合計値SMcからシアン色のトナーの量CScを算出する。同様に、第1算出部20bは、合計値SMmからマゼンタ色のトナーの量CSmを算出し、合計値SMyからイエロー色のトナーの量CSyを算出し、合計値SMkからブラック色のトナーの量CSkを算出する。
トナー制御部20cは、シートPに画像を形成するときに、第1算出部20bで算出された量のトナーを現像部110から感光体ドラム101に供給するように画像形成部11を制御する。詳細には、トナー制御部20cは、シートPに画像を形成するときに、シートPを搬送しつつ、画像に対応する静電潜像を感光体ドラム101に形成する。
具体的には、トナー制御部20cは、シアン色の画像に対応する静電潜像を、画像形成部11cの感光体ドラム101に形成する。その結果、量CScのシアン色のトナーが現像部110内を摩擦帯電しながら通過した後、現像部110から感光体ドラム101に供給される。トナー制御部20cは、マゼンタ色の画像に対応する静電潜像を、画像形成部11mの感光体ドラム101に形成する。その結果、量CSmのマゼンタ色のトナーが現像部110内を摩擦帯電しながら通過した後、現像部110から感光体ドラム101に供給される。トナー制御部20cは、イエロー色の画像に対応する静電潜像を、画像形成部11yの感光体ドラム101に形成する。その結果、量CSyのイエロー色のトナーが現像部110内を摩擦帯電しながら通過した後、現像部110から感光体ドラム101に供給される。トナー制御部20cは、ブラック色の画像に対応する静電潜像を、画像形成部11kの感光体ドラム101に形成する。その結果、量CSkのブラック色のトナーが現像部110内を摩擦帯電しながら通過した後、現像部110から感光体ドラム101に供給される。
記憶部80は、過去の画像の印字率を記憶する。第1算出部20bは、画像データに基づいて、シートPに画像を形成したときには、過去の画像の印字率として、画像の印字率を日時とともに記憶部80に記憶させる。
判定部20eは、新たな印刷ジョブを受け付けたときに、新たな印刷ジョブによって指定された新たな画像の印字率と、記憶部80に記憶された過去の画像の印字率とを比較して、慣らし運転を実行するか否かを判定する。慣らし運転は、シートPに新たな画像を形成する前に、第1算出部20bで算出された量のトナーを現像部110から感光体ドラム101に供給することである。すなわち、慣らし運転とは、シートPを搬送せず、シートPに画像を形成するときのトナーの状態と、シートPに画像を形成する前のトナーの状態とを等しくする慣らし運転(エージング)のことである。また、過去の画像の印字率は、新たな印刷ジョブに基づいてシートPに画像を形成する直近に、シートPに形成された画像の印字率であることが好ましい。
従って、実施形態1によれば、新たな画像の印字率と過去の画像の印字率との差が小さいときには、シートPに画像を形成するときのトナーが現像部110内を通過する状態と、シートPに画像を形成する直近のトナーが現像部110内を通過する状態とが等しいので、慣らし運転を実行せず、画像をシートPに形成する。一方、新たな画像の印字率と過去の画像の印字率との差が大きいときには、慣らし運転を実行する。その結果、シートPに画像を形成するときのトナーが現像部110内を通過する状態と、シートPに画像を形成する直近のトナーが現像部110内を通過する状態とが異なっていたが、慣らし運転によって等しくなる。よって、シートPに画像を形成するときのトナーの帯電量と、シートPに画像を形成する前のトナーの帯電量とが等しくなる。従って、高精度の画像濃度で画像をシートPに形成できる。
トナー制御部20cは、判定部20eの判定結果に基づいて、シートPに画像を形成する前の慣らし運転として、第1算出部20bで算出された量のトナーを現像部110から感光体ドラム101に供給するように画像形成部11を制御する。
詳細には、トナー制御部20cは、新たな画像の印字率と過去の画像の印字率との差が閾値以上であるときには、慣らし運転を実行する。具体的には、新たなシアン色の画像の印字率と過去のシアン色の画像の印字率との差が閾値以上であるときには、画像形成部11cの慣らし運転を実行する。新たなマゼンタ色の画像の印字率と過去のマゼンタ色の画像の印字率との差が閾値以上であるときには、画像形成部11mの慣らし運転を実行する。新たなイエロー色の画像の印字率と過去のイエロー色の画像の印字率との差が閾値以上であるときには、画像形成部11yの慣らし運転を実行する。新たなブラック色の画像の印字率と過去のブラック色の画像の印字率との差が閾値以上であるときには、画像形成部11kの慣らし運転を実行する。
具体的には、トナー制御部20cは、第1算出部20bで算出されたトナーの量に対応する大きさを有する静電潜像を感光体ドラム101に形成して、第1算出部20bで算出された量のトナーを現像部110から感光体ドラム101に供給する。従って、実施形態1によれば、静電潜像の大きさを調整して、第1算出部20bで算出されたトナーの量を容易に供給できる。
詳細には、トナー制御部20cは、感光体ドラム101の軸方向において第2長さLBを有する静電潜像を感光体ドラム101に形成して、第1算出部20bで算出された量のトナーを現像部110から感光体ドラム101に供給する。第2長さBは、第1算出部20bで算出されたトナーの量に対応する。
また、トナー制御部20cは、感光体ドラム101の周方向において第3長さCを有する静電潜像を感光体ドラム101に形成して、第1算出部20bで算出された量のトナーを現像部110から感光体ドラム101に供給することを、実行時間実行する。第3長さLCは、第1算出部20bで算出された量のトナーを供給する実行時間に対応する。
判定部20eは、新たな画像の印字率と、過去の画像の印字率との差に基づいて、慣らし運転を実行する実行時間を決定する。具体的には、差が大きければ大きいほど、実行時間を長くする。一方、差が小さければ小さいほど、実行時間を短くする。従って、実施形態1によれば、差に基づいて、実行時間を決定するため、無駄な時間、慣らし運転を実行することを防止できる。
具体的には、トナー制御部20cは、第1算出部20bで算出されたシアン色のトナーの量CScに対応する大きさを有する静電潜像を、画像形成部11cの感光体ドラム101に形成する。その結果、量CScのシアン色のトナーが現像部110内を摩擦帯電しながら通過した後、現像部110から感光体ドラム101に供給されることを、実行時間実行する。トナー制御部20cは、第1算出部20bで算出されたマゼンタ色のトナーの量CSmに対応する大きさを有する静電潜像を、画像形成部11mの感光体ドラム101に形成する。その結果、量CSmのマゼンタ色のトナーが現像部110内を摩擦帯電しながら通過した後、現像部110から感光体ドラム101に供給されることを、実行時間実行する。トナー制御部20cは、第1算出部20bで算出されたマゼンタ色のトナーの量CSmに対応する大きさを有する静電潜像を、画像形成部11yの感光体ドラム101に形成する。その結果、量CSyのイエロー色のトナーが現像部110内を摩擦帯電しながら通過した後、現像部110から感光体ドラム101に供給されることを、実行時間実行する。トナー制御部20cは、第1算出部20bで算出されたマゼンタ色のトナーの量CSmに対応する大きさを有する静電潜像を、画像形成部11kの感光体ドラム101に形成する。その結果、量CSkのブラック色のトナーが現像部110内を摩擦帯電しながら通過した後、現像部110から感光体ドラム101に供給されることを、実行時間実行する。
従って、実施形態1によれば、複数色のトナーの量CSc、CSm、CSy、CSkを算出するため、高精度の画像濃度でカラー画像をシートPに形成できる。
駆動制御部20dは、駆動部23を制御して、感光体ドラム101、現像ローラー112、第1スクリューフィーダー113、第2スクリューフィーダー114及び補給量調整部材116aを回転駆動させる。例えば、駆動制御部20dは、第1算出部20bで算出された量のトナーを現像部110から感光体ドラム101に供給したときに、第1算出部20bで算出された量のトナーをトナーコンテナ116から現像部110に補給する。
次に、図5を参照して、実施形態1に係る制御部20の処理の一例について説明する。図5は、制御部20の処理の一例を示すフローチャートである。実施形態1に係る制御部20の処理は、ステップS101〜ステップS109を含む。
まず、ステップS101において、取得部20aは、新たな印刷ジョブを受け付けたときに、画像データを取得する。そして、処理はステップS102に進む。
次に、ステップS102において、第1算出部20bは、新たな画像の印字率に基づいて、現像部110から感光体ドラム101に供給するトナーの量を算出する。そして、処理はステップS103に進む。
次に、ステップS103において、第1算出部20bは、新たな画像の印字率を記憶部80に記憶させる。そして、処理はステップS104に進む。
次に、ステップS104において、判定部20eは、新たな画像の印字率と、過去の画像の印字率との差が閾値以上であるか否かを判定する。差が閾値未満であるとトナー制御部20cが判定した場合(ステップS104でNO)には、処理がステップS107に進む。一方、差が閾値以上であるとトナー制御部20cが判定した場合(ステップS104でYES)には、処理がステップS105に進む。
次に、ステップS105において、トナー制御部20cは、第1算出部20bで算出されたトナーの量に対応する大きさを有する静電潜像GAを形成するように、露光部13を制御する。そして、処理はステップS106に進む。
次に、ステップS106において、トナー制御部20cは、第1算出部20bで算出された量のトナーを現像部110から感光体ドラム101に供給するように、画像形成部11を制御して、トナー像を形成する。そして、処理はステップS107に進む。
次に、ステップS107において、トナー制御部20cは、画像に対応する静電潜像GAを形成するように、露光部13を制御する。そして、処理はステップS108に進む。
次に、ステップS108において、トナー制御部20cは、第1算出部20bで算出された量のトナーを現像部110から感光体ドラム101に供給するように、画像形成部11を制御して、トナー像を形成する。そして、処理はステップS109に進む。
次に、ステップS109において、制御部20は、画像形成ユニット10を制御して、シートPに画像を形成して、処理が終了する。
[実施形態2]
次に、図1〜図4を参照して、実施形態2に係る画像形成装置100について説明する。実施形態2では、新たな画像の印字率の平均値と、過去の画像の印字率の平均値とを比較する点で実施形態1と相違する。
取得部20aは、複数枚のシート毎に形成される画像を示す複数の画像データを取得する。例えば、取得部20aは、複数の画像データをスキャナー部91から受信する。
判定部20eは、新たな画像の印字率の平均値と、記憶部80に記憶された過去の画像の印字率の平均値とを比較して、慣らし運転を実行するか否かを判定する。具体的には、新たな画像の印字率の平均値と過去の画像の印字率の平均値との差が閾値未満であるときには、画像をシートPに形成する。一方、新たな画像の印字率の平均値と過去の画像の印字率の平均値との差が閾値以上であるときには、慣らし運転を実行する。また、過去の画像の印字率の平均値は、直近から、直近から過去の所定枚数までのシートにそれぞれ形成された複数の画像の印字率に基づいて算出された画像の印字率の平均値であることが好ましい。所定枚数は、30枚であることが好ましい。
従って、実施形態2によれば、特異的な画像の印字率に基づいて、慣らし運転を実行することを防止できる。
[実施形態3]
次に、図4を参照して、実施形態3に係る画像形成装置100について説明する。実施形態3では、トナーの帯電量を算出する点で実施形態1と相違する。
図4に示すように、制御部20は、第2算出部20fを更に含む。
第2算出部20fは、トナー制御部20cが慣らし運転を実行した後、シートPに画像を形成する前に、トナーの帯電量を算出する。具体的には、第2算出部20fは、慣らし運転を実行した後、シートPに画像を形成する前に、感光体ドラム101にパッチ画像を形成する。そして、第2算出部20fは、感光体ドラム101から中間転写ベルト12aに転写されたパッチ画像の濃度を示す検知信号SG1と、感光体ドラム101と現像ローラー112との間に流れる電流の電流値を示す検知信号SG2とに基づいて、トナーの帯電量を算出する。
従って、実施形態3によれば、シートPに画像を形成するときのトナーの帯電量と、シートPに画像を形成する直近のトナーの帯電量とが等しくできる。その結果、等しいトナーの帯電量を用いて、より高精度の画像濃度で画像をシートPに形成できる。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図1〜図5を参照して説明したように、本実施形態では、画像形成装置100がカラー複合機であるが、本発明はこれに限定されない。画像形成装置がシートPにトナー像を形成すればよい。画像形成装置が、例えば、カラープリンターでもよい。また、画像形成装置が、例えば、モノクロ複写機でもよい。
(2)本実施形態では、トナー制御部20cは、第1算出部20bで算出されたトナーの量に対応する大きさを有する静電潜像を感光体ドラム101に形成して、第1算出部20bで算出された量のトナーを現像部110から感光体ドラム101に供給したが、本発明はこれに限定されない。トナー制御部20cは、第1算出部20bで算出されたトナーの量に対応する電位VLを有する静電潜像を感光体ドラム101に形成して、第1算出部20bで算出された量のトナーを現像部110から感光体ドラム101に供給してもよい。詳細には、トナー制御部20cは、露光部13から出射されるレーザー光の所定強度又は所定光量を制御する。
本発明は、画像形成装置に関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
10 画像形成部
20 制御部
20b 第1算出部
20c トナー制御部
20e 判定部
80 記憶部
100 画像形成装置
101 感光体ドラム
110 現像部

Claims (9)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を制御する制御部と、
    記憶部と
    を備え、
    前記画像形成部は、
    前記画像に対応する静電潜像が形成される感光体ドラムと、
    トナーによって前記静電潜像を現像する現像部と
    を含み、
    前記記憶部は、過去の印刷ジョブによって指定された過去の画像の印字率を記憶し、
    前記制御部は、
    新たな印刷ジョブを受け付けたときに、前記新たな印刷ジョブによって指定された新たな画像の印字率と、前記記憶部に記憶された前記過去の画像の印字率とを比較して、慣らし運転を実行するか否かを判定する判定部と、
    前記新たな画像の印字率に基づいて、前記現像部から前記感光体ドラムに供給するトナーの量を算出する第1算出部と
    を含み、
    前記慣らし運転は、前記シートに前記新たな画像を形成する前に、前記第1算出部で算出された前記量の前記トナーを前記現像部から前記感光体ドラムに供給することである、画像形成装置。
  2. 前記判定部は、前記新たな画像の印字率と、前記過去の画像の印字率との差に基づいて、前記慣らし運転を実行する実行時間を決定する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記過去の画像の印字率は、前記新たな印刷ジョブに基づいて前記シートに前記画像を形成する直近に、前記シートに形成された画像の印字率を含む、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、画像データを取得する取得部を更に備え、
    前記第1算出部は、前記画像データに基づいて、前記画像の印字率を算出する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記取得部は、複数枚のシート毎に形成される画像を示す複数の前記画像データを取得し、
    前記第1算出部は、前記複数の画像データに基づいて、前記画像の印字率の平均値を算出して、
    前記判定部は、前記新たな画像の印字率の平均値と、前記記憶部に記憶された前記過去の画像の印字率の平均値とを比較する、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成部は複数であり、
    前記複数の画像形成部は、それぞれ、複数の前記静電潜像を現像し、
    前記複数の静電潜像は、それぞれ、互いに異なる複数色のトナーによって現像され、
    前記画像データは、前記複数色の画像が重畳されたカラー画像を示す情報を含み、
    前記第1算出部は、前記複数色の画像毎の印字率に基づいて、前記複数色のトナーの各々の量を算出する、請求項4又は請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記現像部は、前記トナー及びキャリアを収容する搬送部を含み、
    前記トナーは、前記搬送部内を移動する間に、前記キャリアとの間で摩擦帯電する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記慣らし運転を実行した後、前記シートに前記画像を形成する前に、前記トナーの帯電量を算出する第2算出部を更に含む、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1算出部で算出された前記トナーの量に対応する大きさを有する前記静電潜像を前記感光体ドラムに形成して、
    前記制御部は、前記量の前記トナーを前記現像部から前記感光体ドラムに供給するように前記画像形成部を制御するトナー制御部を更に含む、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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