JP7234683B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
特許文献1に記載の画像形成装置は、現像電源と、フォトセンサーとを備える。現像電源は、現像ローラーに現像バイアスを印加する。現像電源は、感光体ドラムに形成された静電潜像を現像してトナー像を形成するときに現像電流を検知する。フォトセンサーは、感光体ドラムに形成されたトナー像のトナー付着量を検知する。
特許文献1に記載の画像形成装置では、現像電源で検知された現像電流の電流値は、現像ローラーから感光体ドラムに移動したトナーの電荷量を示す。トナーの電荷量とトナーの付着量とからトナーの帯電量が算出される。
特開2005-189790号公報
特許文献1に記載の画像形成装置では、トナーの電荷量を検知できる。しかし、濃度の高いトナー像を形成する場合、現像電流が過大になって規定の電流レンジを超える可能性がある。したがって、現像電流を規定の電流レンジ内で適切に検知できない可能性がある。一方、画像形成装置では、濃度の高いトナー像を利用する処理が必要になることもある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、濃度の高いトナー像を利用する処理を実行しつつ、規定の電流レンジ内で適切に電流を検知できる画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る画像形成装置は、感光体ドラムと、露光部と、現像部と、検知部と、制御部とを備える。前記露光部は、感光体ドラムに光を照射して、前記感光体ドラムの周方向に並ぶ第1静電潜像と第2静電潜像とを形成する。前記現像部は、トナーによって前記第1静電潜像及び前記第2静電潜像を現像して、前記第静電潜像に基づく第1トナー像と前記第2静電潜像に基づく第2トナー像とを前記感光体ドラムに形成する。前記検知部は、前記第1静電潜像が現像される時に、前記感光体ドラムと前記現像部との間に流れる前記電流を検知する。前記制御部は、前記第1静電潜像と前記第2静電潜像とを前記感光体ドラムに形成するように前記露光部を制御する。前記第1トナー像の濃度は、前記第2トナー像の濃度よりも低い。
本発明の一局面に係る画像形成方法は、静電潜像を形成するステップと、トナー像を形成するステップと、検知信号を出力するステップと、制御するステップとを備える。前記静電潜像を形成するステップは、感光体ドラムに光を照射して、前記感光体ドラムの周方向に並ぶ第1静電潜像と第2静電潜像とを形成する。前記トナー像を形成するステップは、トナーによって前記第1静電潜像及び前記第2静電潜像を現像して、前記第静電潜像に基づく第1トナー像と前記第2静電潜像に基づく第2トナー像とを前記感光体ドラムに形成する。前記検知信号SGを出力するステップは、前記第1静電潜像が現像される時に、前記感光体ドラムと現像部との間に流れる前記電流を検知して前記電流の電流値を示す検知信号SGを出力する。前記制御するステップは、前記第1静電潜像と前記第2静電潜像とを前記感光体ドラムに形成するように前記露光部を制御する。前記第1トナー像の濃度は、前記第2トナー像の濃度よりも低い。
本発明によれば濃度の高いトナー像を利用する処理を実行しつつ、規定の電流レンジ内で適切に電流を検知できる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る露光部の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成部の構成の一例を示す断面図である。 (a)は、本発明の実施形態に係る感光体ドラムに形成された静電潜像を示す図である。(b)は、本発明の実施形態に係る感光体ドラムに形成されたトナー像を示す図である。 本発明の実施形態の第1トナー像を形成するときの検知部の検知結果と第2トナー像を形成するときの検知部の検知結果とを示すグラフである。 本実施形態の制御部が実行する処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。実施形態において、X軸及びY軸は水平方向に沿っており、Z軸は鉛直方向に沿っており、X軸、Y軸、及びZ軸は互いに直交する。
まず、図1を参照して、本実施形態に係る画像形成装置100の構成について説明する。図1は、画像形成装置100の構成を示す図である。画像形成装置100は、例えば、カラー複合機である。
図1に示すように、画像形成装置100は、画像形成ユニット10、給送部30、搬送部40、定着部50、排出部60、制御部20及び記憶部21を備える。
給送部30は、シートPを搬送部40へ供給する。搬送部40は、シートPを画像形成ユニット10、及び定着部50を経由して排出部60まで搬送する。画像形成ユニット10は、シートPに画像を形成する。定着部50は、シートPを加熱、及び加圧し、シートPに形成された画像をシートPに定着する。排出部60は、シートPを画像形成装置100の外部へ排出する。
次に、画像形成ユニット10の構成について説明する。画像形成ユニット10は、複数の画像形成部11、露光部13、及び転写部12を備える。
複数の画像形成部11には、それぞれ、互いに異なる色の複数のトナーが供給される。トナーは多数のトナーを含む。複数の画像形成部11の各々は感光体ドラム101を含む。例えば、複数の画像形成部11は、シアン色のトナーが供給される画像形成部11c、マゼンタ色のトナーが供給される画像形成部11m、イエロー色のトナーが供給される画像形成部11y、及び、ブラック色のトナーが供給される画像形成部11kを含む。画像形成部11c、画像形成部11m、画像形成部11y及び画像形成部11kの構成は、互いに略同一である。
露光部13は、感光体ドラム101に光を照射して、感光体ドラム101の表面に静電潜像を形成する。露光部13については、図2を参照して後述する。
そして、複数の画像形成部11の各々は、感光体ドラム101に形成された静電潜像を現像して、感光体ドラム101にトナー像を形成する。その結果、複数の感光体ドラム101に、それぞれ、互いに異なる複数色のトナー像が形成される。
転写部12は、中間転写ベルト12aと駆動ローラー12bと濃度検知部104とを備える。中間転写ベルト12aは、駆動ローラー12bによって回転方向RAに回転駆動される。複数の画像形成部11が、中間転写ベルト12a上に、互いに異なる複数色のトナー像を転写する。複数色のトナー像が中間転写ベルト12a上で重畳されることで、中間転写ベルト12a上にトナー像(具体的にはカラー画像)が形成される。転写部12は、中間転写ベルト12a上に形成されたトナー像をシートP上に転写する。その結果、シートPに画像が形成される。
濃度検知部104は、中間転写ベルト12aに転写されたトナー像の濃度を検知する。本実施形態では、トナー像の濃度は、単位面積当たりのトナー像を形成するトナーの質量を示す。トナー像の濃度は、例えば、トナー像の厚みに基づいて算出される。よって、濃度検知部104は、所定面積のトナー像の厚みを検知する。詳細には、濃度検知部104は、トナー像との間の距離を測定して、トナー像の厚みを検知する。
濃度検知部104は、例えば、レーザー変位センサーである。レーザー変位センサーは、半導体レーザーとリニアイメージセンサー(Linear Image Sensor)とを備え、三角測距を用いて距離を測定する。そして、濃度検知部104は、トナー像の濃度を示す検知信号を出力する。検知信号は、例えば、電圧信号である。
制御部20は、画像形成ユニット10、給送部30、搬送部40、定着部50、排出部60のような画像形成装置100の各要素を制御する。制御部20は、CPU(Central Processing Unit)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)のようなプロセッサー、及び記憶装置を含む。
記憶部21は、記憶装置を含み、データ及びコンピュータープログラムを記憶する。具体的には、記憶部21は、半導体メモリーのような主記憶装置、並びに、半導体メモリー及び/またはハードディスクドライブのような補助記憶装置を含む。記憶部21は、リムーバルメディアを含んでもよい。
次に、図1及び図2を参照して、露光部13の構成について詳細に説明する。図2は、露光部13の構成を示す図である。図2では、理解を容易にするために、感光体ドラム101を図示している。
図2に示すように、露光部13は、光源151と、コリメーターレンズ152と、ポリゴンミラー153と、光学系154とを備える。
光源151は、制御部20から送信されたON/OFF信号に応じてレーザー光を出射する。光源151から出射されたレーザー光は、コリメーターレンズ152を介してポリゴンミラー153へ導かれる。ポリゴンミラー153は、複数のミラー面を有し、回転する。ポリゴンミラー153は、回転することによって、コリメーターレンズ152から導かれたレーザー光の反射角度を変更する。ポリゴンミラー153によって反射されたレーザー光は、fθレンズなどの光学系154を介して感光体ドラム101に照射される。これにより、主走査方向X1に静電潜像が感光体ドラム101上に形成される。
更に、露光部13は、感光体ドラム101の回転に応じて、主走査方向X1へのレーザー光の照射動作を繰り返す。したがって、副走査方向Y1に静電潜像が感光体ドラム101上に形成される。この結果、主走査方向X1と副走査方向Y1とに静電潜像が感光体ドラム101上に形成される。
次に、図3を参照して、本実施形態に係る画像形成部11の構成について説明する。図3は、画像形成部11の構成の一例を示す断面図である。
図3に示すように、画像形成部11は、感光体ドラム101に加えて、クリーニング部103と、現像部110、及び帯電部102を更に備える。
感光体ドラム101は、略円柱形状または略円筒形状を有する。感光体ドラム101は、感光体ドラム101の回転軸線AXを中心として回転方向RBに回転する。感光体ドラム101は、例えばアモルファスシリコン(α-Si)感光体ドラム101または有機感光体(OPC:Organic Photo Conductor)ドラムである。
感光体ドラム101は、所定の回転速度で回転する。感光体ドラム101の回転速度は、制御部20によって制御される。
帯電部102は、感光体ドラム101の表面を所定電位に帯電させる。帯電部102は、例えば、帯電ローラーを含む。帯電部102が感光体ドラム101の表面を所定電位に帯電させた後、露光部13が感光体ドラム101の所定領域に露光することで、感光体ドラム101の所定領域に静電潜像が形成される。
現像部110は、トナーによって静電潜像を現像して、静電潜像に基づくトナー像を感光体ドラム101に形成する。
現像部110は、現像ハウジング111と、現像ローラー112と、第1スクリューフィーダー113と、第2スクリューフィーダー114と、規制ブレード115と、吸引ファン(不図示)とを備える。
現像ハウジング111は2成分現像剤を収容する。現像ハウジング111は、第1搬送部131と第2搬送部132とを含む。第1搬送部131では、2成分現像剤が現像ローラー112の軸方向の一端側から他端側に向かう第1搬送方向に搬送される。第2搬送部132では、現像ローラー112の軸方向の両端部において第1搬送部131に連通される。第2搬送部132では、第1搬送方向とは逆の第2搬送方向に2成分現像剤が搬送される。
具体的には、第2搬送部132は第2スクリューフィーダー114を含む。第2スクリューフィーダー114は、回転方向REに回転され、2成分現像剤を第2搬送方向に搬送する。第1搬送部131は第1スクリューフィーダー113を含む。第1スクリューフィーダー113は、回転方向RDに回転され、2成分現像剤を第1搬送方向に搬送する。第1スクリューフィーダー113は、2成分現像剤を第1搬送方向に搬送しながら、現像ローラー112に2成分現像剤を供給する。
2成分現像剤は、複数のトナー(具体的には多数のトナー)と、複数のキャリア(具体的には多数のキャリア)を含む。複数のトナーは粉体であり、複数のキャリアは粉体である。トナーは、例えば正帯電性トナーである。正帯電性トナーは、キャリアとの摩擦により正に帯電する。キャリアは、磁性を有する。キャリアは、例えば、樹脂被覆型のキャリアである。樹脂被覆型のキャリアのコアは、例えば、フェライトまたはマグネタイトである。
現像ローラー112は、トナーを担持する。現像ローラー112は、感光体ドラム101に対向して配置される。現像ローラー112は、スリーブ112Sと磁石112Mとを備える。現像ローラー112は、所定の速度で回転する。現像ローラー112の回転速度は、制御部20によって制御される。
スリーブ112Sは、非磁性の筒体(例えば、アルミニウムパイプ)である。スリーブ112Sは、例えばモーターによって駆動されて、磁石112Mの周りを回転方向RCに回転する。
磁石112Mは、スリーブ112Sの内部に配置されている。磁石112Mは、キャリアを磁石112Mの磁力により引き付ける。その結果、キャリアによる磁気ブラシがスリーブ112Sの表面に形成される。トナーはキャリアの表面に担持される。すなわち、トナーは磁気ブラシに担持された状態で現像ローラー112の表面に担持される。
規制ブレード115は、現像ローラー112に対して所定間隔をおいて配置される。規制ブレード115は、現像ローラー112の表面に形成された磁気ブラシの長さを規制する。
吸引ファンは、感光体ドラム101と現像ローラー112との間で浮遊するトナーを吸引する。
クリーニング部103は、感光体ドラム101の表面に付着しているトナーを除去する。クリーニング部103は、クリーニングブレード103aを含む。
クリーニングブレード103aは、感光体ドラム101の表面と摺接する。感光体ドラム101の表面とクリーニングブレード103aの先端とが摺接することで、感光体ドラム101の表面に残留するトナーが除去される。
また、クリーニング部103は、感光体ドラム101の表面を研磨する。具体的には、クリーニング部103のクリーニングブレード103aは、感光体ドラム101の表面に形成された予め定められた形状のトナー像を感光体ドラム101の表面に押し付け、トナー像を構成するトナーを移動させる。この結果、感光体ドラム101の表面を研磨できる。
引き続き図3を参照して、画像形成装置100の詳細を説明する。図3に示すように画像形成装置100は、電圧印加部23と、及び検知部70とを更に備える。
電圧印加部23は、現像ローラー112に現像バイアス(所定の電圧)を印加する。現像ローラー112に現像バイアスを印加することで電圧印加部23は、感光体ドラム101と現像ローラー112との間に電位差を付与する。
現像ローラー112に現像バイアスが印加されて、感光体ドラム101と現像ローラー112との間が所定の電位差になると、現像ローラー112に担持されたトナーが、電気的に引き付けられる。そして、トナーが現像ローラー112から感光体ドラム101の静電潜像に向かって飛翔し、現像ローラー112から感光体ドラム101に向けてトナーが移動する。この結果、感光体ドラム101の表面にトナー像が形成される。
検知部70は、感光体ドラム101と現像部110との間に流れる電流を検知する。具体的には、現像ローラー112から感光体ドラム101に向けてトナーが移動する際に感光体ドラム101と現像部110との間に流れる電流を検知部70は、検知する。
次に、図2~図4を参照して、静電潜像とトナー像とについて詳しく説明する。
図4(a)は、感光体ドラム101に形成された静電潜像Eを示す図である。静電潜像Eは、幅WA、及び長さLAを有する。幅WAは、感光体ドラム101の軸方向の長さを示し、長さLAは、感光体ドラム101の周方向の長さを示す。長さLAは、長さLA1と長さLA2とを含む。
静電潜像Eは、第1静電潜像E1と第2静電潜像E2とを含む。第1静電潜像E1は、幅WA及び長さLA1を有する。第2静電潜像E2は、幅WA及び長さLA2を有する。長さLA1は、長さL2よりも短い。
図4(b)は、感光体ドラム101に形成されたトナー像G示す図である。トナー像Gは、幅WB、及び長さLBを有する。幅WBは感光体ドラム101の軸方向の長さを示し、長さLBは感光体ドラム101の周方向の長さを示す。幅WBは幅WAと等しく、長さLBは長さLAと等しい。トナー像Gの形状と静電潜像Eの形状とは等しい。トナー像Gは、矩形状のソリッド画像である。
トナー像Gは、第1トナー像G1と第2トナー像G2とを含む。第1トナー像G1は、幅WA及び長さLA1を有する。第2トナー像G2は、幅WA及び長さLA2を有する。長さLA1は、長さL2よりも短い。長さLA1は長さLB1と等しく、長さLA2は長さLB2と等しい。
第1トナー像G1と第2トナー像G2とは、現像部110によって感光体ドラム101の周方向に並ぶように形成される。また、第1トナー像G1の面積は第2トナー像G2の面積よりも小さい。また、第1トナー像G1の濃度と第2トナー像G2の濃度とは、異なる。
第1トナー像G1と第2トナー像G2とを感光体ドラム101に形成する場合、制御部20は、露光部13が感光体ドラム101に光を照射して、感光体ドラム101の周方向に並ぶ第1静電潜像E1と第2静電潜像E2とを形成するように、露光部13を制御する。そして、制御部20は、現像部110がトナーによって第1静電潜像E1及び第2静電潜像E2を現像して、第1静電潜像E1に基づく第1トナー像G1と第2静電潜像E2に基づく第2トナー像G2とを感光体ドラム101に形成するように、現像部110を制御する。また、第1トナー像G1の濃度は、第2トナー像G2の濃度より低い。
更に、検知部70は、第1静電潜像E1が現像される時に、感光体ドラム101と現像部110との間に流れる電流を検知する。したがって、第1トナー像G1を形成するときに流れる電流は第2トナー像G2を形成するときに流れる電流よりも小さい。つまり、濃度の小さい第1トナー像G1に流れる電流を検知することで電流が規定の検知レンジを超えることを抑制できる。この結果、濃度の高いトナー像を利用する処理を実行しつつ、規定の電流レンジ内で適切に電流を検知できる。
例えば、図4(b)に示す第1トナー像G1は、第2トナー像G2よりも濃度が小さい。つまり、第1トナー像G1を形成する場合、第2トナー像G2より少量のトナーを使用する。したがって、現像ローラー112から感光体ドラム101に移動するトナーの単位時間当たりのトナーの移動量は少ない。つまり、現像部110から感光体ドラム101に流れる電流の電流値は小さい。この結果、第1トナー像G1の電流を検知することで規定の検知レンジ内で適切に電流を検知できる。
また、図4(b)に示す第2トナー像G2は多量のトナーを使用するソリッド画像である。図4(b)に示すように、濃度の薄い第1トナー像G1と濃度の濃い第2トナー像G2とを感光体ドラム101に形成するため、濃度の高いトナー像を利用する処理を実行しつつ、規定の電流レンジ内で適切に電流を検知できる。
また、本実施形態の制御部20は、第1静電潜像E1を感光体ドラム101に形成するときの光の光量または光の強度が、第2静電潜像E2を感光体ドラム101に形成するときの光の光量または光の強度よりも弱くなるように、露光部13を制御する。
したがって、現像部110が第1静電潜像E1を現像する際に、第1静電潜像E1の光の光量または光の強度に応じた量のトナーが第1静電潜像E1に移動する。また、現像部110が第2静電潜像E2を現像する際に、第2静電潜像E2の光の光量または光の強度に応じた量のトナーが第2静電潜像E2に移動する。この結果、第2トナー像G2の濃度よりも低い濃度の第1トナー像G1を容易に形成できる。
例えば、第1静電潜像E1を感光体ドラム101に形成する場合、制御部20は、光の照射時間が第2静電潜像E2を形成するときの光の照射時間よりも短い時間にする。したがって、第1静電潜像E1に移動するトナーの量が第2静電潜像E2に移動するトナーの量よりも少なくなる。この結果、第2トナー像G2の濃度よりも低い濃度の第1トナー像G1が形成できる。
また、本実施形態の第1静電潜像E1と第2静電潜像E2とは、リフレッシュ処理を実行するときに形成される。リフレッシュ処理は、感光体ドラム101の表面を研磨する処理である。
リフレッシュ処理を実行するときに、制御部20は、露光部13が第1静電潜像E1と第2静電潜像E2とを感光体ドラム101に形成するように、露光部13を制御する。したがって、リフレッシュ処理で消費するトナーを使用して電流の検知が可能となる。この結果、電流の検知のためだけにトナーを消費する場合と比較して、トナーの消費を抑制できる。
また、本実施形態の制御部20は、露光部13が第1静電潜像E1と第2静電潜像E2とが接触するように感光体ドラム101に第1静電潜像E1と第2静電潜像E2とを形成する。第1静電潜像E1と第2静電潜像E2とを現像部110が現像することで、第1トナー像G1と第2トナー像G2とが接触するように、感光体ドラム101に形成される。したがって、第1トナー像G1のトナーと第2トナー像G2のトナーとを使用して、感光体ドラム101の表面を研磨できる。この結果、効果的にトナーを使用することができる。
次に、図2~図5を参照して、リフレッシュ処理時の検知部70の処理ついて詳しく説明する。
検知部70は、感光体ドラム101と現像部110との間に流れる電流を検知して、検知部70が検知した電流の電流値を示す検知信号SGを出力する。具体的には、検知部70は、第1静電潜像E1が現像される時の電流の電流値を示す検知信号SGを出力する。制御部20には、検知信号SGが入力される。したがって、検知部70は、規定の検知レンジ内の電流値を示す検知信号SGを出力できる。この結果、制御部20によって検知信号SGの入力レンジが一定の範囲に制限される場合に、検知信号SGのレベルが入力レンジを超えることを抑制できる。
なお、本実施形態では、制御部20の入力レンジが一定の範囲に制限される。例えば、制御部20の入力レンジを超える検知信号SGを制御部20に入力しても、制御部20は感光体ドラム101と現像部110との間を流れる電流の適正な電流値を取得できない。適正な電流値を取得するためには、制御部20の入力レンジを超えないレベルの検知信号SGを検知部70から出力する必要がある。したがって、制御部20の入力レンジに合わせて、検知部70の検知レンジを規定している。
図5は、第1トナー像G1を形成するときの検知部70の検知結果と第2トナー像G2を形成するときの検知部70の検知結果とを示すグラフである。図5では、検知部70が出力した検知信号SGは、電圧で表される。図5では、検知部70の検知結果は、折れ線Cによって表される。折れ線Cは、実線部分と破線部分とを含む。折れ線Cの実線部分は、制御部20の入力レンジに含まれる。折れ線Cの破線部分は、制御部20の入力レンジに含まれない。
図5において、横軸は時間(T)を示し、縦軸は検知部70から出力された電圧値(V)を示す。
横軸には、時刻T1と時刻T2と時刻T3とが表される。時刻T1は、第1トナー像G1の形成を現像部110が開始した時刻を示す。時刻T2は、現像部110が第1トナー像G1の形成を終了した時刻を示す。また、時刻T2は、第2トナー像G2の形成を現像部110が開始した時刻を示す。時刻T3は、検知部70の検知結果が制御部20の入力レンジを超えたときの時刻を示す。
縦軸には、電圧値Vaと電圧値Vbと電圧値Vcと電圧値Vdとが表される。電圧値Vaは、制御部20の入力レンジにおいて最小の値を示す電圧値である。電圧値Vbは、制御部20の入力レンジにおいて最大の値を示す電圧値である。電圧値Vcは、静電潜像Eが形成されていない部分の電圧値を示す。電圧値Vdは、第1トナー像G1を形成している際に検知した電圧値を示す。
また、本実施形態の検知部70は、感光体ドラム101と現像部110との間に流れる電流の電流値が小さくなればなるほど、大きな電圧値を示す検知信号を出力する。一方、検知部70は、感光体ドラム101と現像部110との間に流れる電流の電流値が大きくなればなるほど、小さな電圧値を示す検知信号を出力する。
例えば、図5に示すように、検知部70は、時刻T1までの期間に電圧値Vcを出力している。時刻T1までの期間では、感光体ドラム101において静電潜像Eが形成されない部分と現像ローラー112とが対向する。静電潜像Eが形成されない部分には、現像ローラー112からトナーが移動しない。したがって、時刻T1までの期間で検知部70が検知する電流値は小さくなり、検知部70は大きい電圧値を出力する。
また、検知部70は、時刻T1から時刻T2までの期間に電圧値Vdを出力している。時刻T1から時刻T2までの期間では、感光体ドラム101のうちの第1静電潜像E1が形成された部分と現像ローラー112とが対向する。第1静電潜像E1には、現像ローラー112からトナーが移動する。したがって、時刻T1から時刻T2までの期間で検知部70が検知する電流値は大きくなり、検知部70は小さい電圧値を出力する。
また、検知部70は、時刻T3以降の期間に電圧値Vaを出力している。時刻T3以降の期間では、感光体ドラム101のうちの第2静電潜像E2が形成された部分と現像ローラー112とが対向する。第2静電潜像E2には、現像ローラー112からトナーが移動する。したがって、時刻T3以降の期間で検知部70が検知する電流値は大きくなり、検知部70は小さい電圧値を出力する。また、時刻T3以降の期間は、時刻T1から時刻T2までの期間で検知した電流値よりも大きい電流値が検知される。したがって、時刻T3で出力された電圧値は、時刻T1から時刻T2で出力された電圧値Vcよりも小さい電圧値Vaが出力される。また、検知部70は電圧値Vaを連続して出力している。したがって、時刻T3以降の検知部70の検知結果は、制御部20の入力レンジを超える。
図5に示すように、第1トナー像G1と第2トナー像G2とを形成することで、第1トナー像G1を形成するときの電流の電圧値を示す検知信号SGを制御部20に入力できる。また、第2トナー像G2を利用してリフレッシュ処理を実行できる。したがって、検知信号SGのレベルが制御部20の入力レンジを超えることを抑制でき、リフレッシュ処理のようなトナーを多く消費する処理も同時に実行できる。
また、本実施形態の制御部20は、第1静電潜像E1が現像される時の検知部70の検知結果に基づいて、シートPに画像を形成するときの条件を設定する。この結果、第1静電潜像E1が現像される時の検知結果に基づいて、画像形成装置100がシートPに画像を形成するときの条件を設定できる。
検知部70の検知結果からトナーの帯電量を推定できる。したがって、推定した帯電量からシートPに画像を形成するときの条件を設定できる。この結果、適切な条件でシートPに画像を形成できる。例えば、検知部70の検出した電流が大きい場合、トナーの帯電量も大きいと推定できる。また、検知部70が検出した電流が小さい場合、トナーの帯電量も小さいと推定できる。つまり、検知部70が検出した電流の電流値からシートPに画像を形成するときの条件を設定できる。
また、本実施形態の制御部20は、第1静電潜像E1が現像される時の検知部70の検知結果に基づいて、現像部110から感光体ドラム101に供給されるトナーの量と、現像部110の現像ローラー112の回転速度と、現像ローラー112に印加する現像バイアスと、感光体ドラム101の表面電位と、現像部110において飛散したトナーを吸引する吸引ファンの出力とのうちの少なくとも1つを調整する。
したがって、検知部70の検知結果の変化からシートPに画像を形成するときの条件を設定できる。この結果、画像濃度の低下、かぶりの発生、トナー飛散の増加を抑制し、適切な条件でシートPに画像を形成できる。
例えば、制御部20は、第1静電潜像E1が現像される時の検知部70の検知結果に基づいて、帯電部102が感光体ドラム101の表面を所定電位に帯電させる際の電位を調整する。この結果、画像濃度の低下を抑制できる。例えば、制御部20は、第1静電潜像E1が現像される時の検知部70の検知結果に基づいて、電圧印加部23が現像ローラー112に現像バイアスを印加する際の現像バイアスを調整する。この結果、画像濃度の低下とかぶりの悪化を抑制できる。例えば、制御部20は、第1静電潜像E1が現像される時の検知部70の検知結果に基づいて、現像ローラー112の回転速度を調整する。この結果、画像濃度の低下を抑制しつつ、かぶりの悪化を抑制できる。
また、制御部20は、第1トナー像G1のトナーの量と、検知信号SGとに基づいて、トナーの帯電量QPMを算出してもよい。具体的には、制御部20は、記憶部21から第1トナー像G1のトナーの量Mを取得する。更に、制御部20は、検知信号SGを、検知部70から受信する。そして、制御部20は、受信した検知信号SGに基づいて、第1トナー像G1を形成しているトナーの電荷量Qを算出する。
更に、制御部20は、第1トナー像G1のトナーの量Mとトナーの電荷量Qとに基づいて、トナーの帯電量QPMを算出する。具体的には、トナーの帯電量QPMは、QPM=Q/M、によって表される。したがって、トナーの帯電量QPMは、単位質量当たりのトナーの電荷量を示す。
制御部20は、トナーの帯電量QPMに基づいて、シートPに画像を形成するときの条件を設定する。したがって、トナーの帯電量QPMの変化からシートPに画像を形成するときの条件を設定できる。この結果、適切な条件でシートPに画像を形成できる。
また、制御部20は、トナーの帯電量QPMに基づいて、現像部110から感光体ドラム101に供給されるトナーの量と、現像部110の現像ローラー112の回転速度と、現像ローラー112に印加する現像バイアスと、感光体ドラム101の表面電位と、現像部110において飛散したトナーを吸引する吸引ファンの出力とのうちの少なくとも1つを調整してもよい。
次に、図6を参照して、本実施形態の制御部20が実行する処理を詳細に説明する。図6は、本実施形態の制御部20が実行する処理のフローチャートである。制御部20が実行する処理は、ステップS201~ステップS213を含む。
ステップS201において、制御部20はリフレッシュ処理を実行するか否かを判定する。リフレッシュ処理を実行しない場合(ステップS201において、No)、処理はステップS210に進む。リフレッシュ処理を実行する場合(ステップS201において、Yes)、処理は、ステップS202に進む。
ステップS201でYesの場合、ステップS202において、制御部20は、露光部13が感光体ドラム101に第1静電潜像E1を形成するように、露光部13を制御する。処理は、ステップS203に進む。
ステップS203において、制御部20は、露光部13が感光体ドラム101に第2静電潜像E2を形成するように、露光部13を制御する。処理は、ステップS204に進む。
ステップS204において、制御部20は、現像部110が感光体ドラム101にトナーを供給するように、現像部110を制御する。処理は、ステップS205に進む。
ステップS205において、制御部20は、現像部110が、トナーによって第1静電潜像E1を現像して、第1静電潜像E1に基づく第1トナー像G1を感光体ドラム101に形成するように、現像部110を制御する。処理は、ステップS206に進む。
ステップS206において、制御部20は、現像部110が、トナーによって第2静電潜像E2を現像して、第2静電潜像E2に基づく第2トナー像G2を感光体ドラム101に形成するように、現像部110を制御する。処理は、ステップS207に進む。
ステップS207において、制御部20は、検知部70の検知信号SGを受信する。受信した検知信号SGは、制御部20に入力される。処理は、ステップS208に進む。
ステップS208において、制御部20は、検知部70の検知信号SGに基づいて、シートPに画像を形成するときの条件を設定する。例えば、制御部20は、検知部70の検知信号SGに基づいて、現像部110から感光体ドラム101に供給されるトナーの量と、現像部110の現像ローラー112の回転速度と、現像ローラー112に印加する現像バイアスと、感光体ドラム101の表面電位とのうちの少なくとも1つを調整する。処理はステップS209に進む。
ステップS209において、制御部20は、クリーニング部103が感光体ドラム101の表面を研磨するように、クリーニング部103を制御する。処理は、終了する。
ステップS201でNoの場合、ステップS210において、制御部20は、露光部13が感光体ドラム101に静電潜像Eを形成するように、露光部13を制御する。処理は、ステップS211に進む。
ステップS211において、制御部20は、現像部110が感光体ドラム101にトナーを供給するように、現像部110を制御する。処理は、ステップS212に進む。
ステップS212において、制御部20は、現像部110が、トナーによって静電潜像Eを現像して、静電潜像Eに基づくトナー像Gを感光体ドラム101に形成するように、現像部110を制御する。処理は、ステップS213に進む。
ステップS213において、制御部20は、画像形成部11がシートPに画像を形成するように、画像形成部11を制御する。処理は、終了する。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、上記の各実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の速度、材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、画像形成装置及び画像形成方法の分野に利用可能である。
13 露光部
20 制御部
70 検知部
100 画像形成装置
101 感光体ドラム
110 現像部
E 静電潜像
E1 第1静電潜像
E2 第2静電潜像
G トナー像
G1 第1トナー像
G2 第2トナー像
P シート
SG 検知信号

Claims (8)

  1. 感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムに光を照射して、前記感光体ドラムの周方向に並ぶ第1静電潜像と第2静電潜像とを形成する露光部と、
    トナーによって前記第1静電潜像及び前記第2静電潜像を現像して、前記第1静電潜像に基づく第1トナー像と前記第2静電潜像に基づく第2トナー像とを前記感光体ドラムに形成する現像部と、
    前記第1静電潜像が現像される時に、前記感光体ドラムと前記現像部との間に流れる電流を検知する検知部と、
    前記第1静電潜像と前記第2静電潜像とを前記感光体ドラムに形成するように前記露光部を制御する制御部と
    を備え、
    前記第1トナー像の濃度は、前記第2トナー像の濃度よりも低く、
    前記感光体ドラムの表面を研磨するリフレッシュ処理を実行するときに、前記制御部は、前記第1静電潜像と前記第2静電潜像とを前記感光体ドラムに形成するように、前記露光部を制御し、
    前記制御部は、前記第2静電潜像が現像される時に、前記感光体ドラムと前記現像部との間に流れる電流に基づかず、前記第1静電潜像が現像される時の前記検知部の検知結果に基づいて、シートに画像を形成するときの条件を設定する、画像形成装置。
  2. 前記露光部は、前記第1静電潜像の周方向の長さが、前記第2静電潜像の周方向の長さよりも短くなるように、前記感光体ドラムに前記第1静電潜像と前記第2静電潜像とを形成する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムに光を照射して、前記感光体ドラムの周方向に並ぶ第1静電潜像と第2静電潜像とを形成する露光部と、
    トナーによって前記第1静電潜像及び前記第2静電潜像を現像して、前記第1静電潜像に基づく第1トナー像と前記第2静電潜像に基づく第2トナー像とを前記感光体ドラムに形成する現像部と、
    前記第1静電潜像が現像される時に、前記感光体ドラムと前記現像部との間に流れる電流を検知する検知部と、
    前記第1静電潜像と前記第2静電潜像とを前記感光体ドラムに形成するように前記露光部を制御する制御部と
    を備え、
    前記第1トナー像の濃度は、前記第2トナー像の濃度よりも低く、
    前記感光体ドラムの表面を研磨するリフレッシュ処理を実行するときに、前記制御部は、前記第1静電潜像と前記第2静電潜像とを前記感光体ドラムに形成するように、前記露光部を制御し、
    前記露光部は、前記第1静電潜像の周方向の長さが、前記第2静電潜像の周方向の長さよりも短くなるように、前記感光体ドラムに前記第1静電潜像と前記第2静電潜像とを形成し、
    前記制御部は、前記第1静電潜像が現像される時の前記検知部の検知結果に基づいて、シートに画像を形成するときの条件を設定する、画像形成装置。
  4. 前記露光部は、前記第1静電潜像と前記第2静電潜像とが接触するように、前記感光体ドラムに前記第1静電潜像と前記第2静電潜像とを形成する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1静電潜像を前記感光体ドラムに形成するときの光の光量または光の強度が、前記第2静電潜像を前記感光体ドラムに形成するときの光の光量または光の強度よりも弱くなるように、前記制御部は、前記露光部を制御する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記第1静電潜像が現像される時の前記検知部の検知結果に基づいて、前記現像部から前記感光体ドラムに供給されるトナーの量と、前記現像部の現像ローラーの回転速度と、前記現像ローラーに印加する現像バイアスと、前記感光体ドラムの表面電位と、前記現像部において飛散したトナーを吸引する吸引ファンの出力とのうちの少なくとも1つを調整する、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 感光体ドラムに光を照射して、前記感光体ドラムの周方向に並ぶ第1静電潜像と第2静電潜像とを露光部が形成する露光ステップと、
    トナーによって前記第1静電潜像及び前記第2静電潜像を現像して、前記第1静電潜像に基づく第1トナー像と前記第2静電潜像に基づく第2トナー像とを前記感光体ドラムに現像部が形成する現像ステップと、
    前記第1静電潜像が現像される時に、前記感光体ドラムと前記現像部との間に流れる電流を検知して前記電流の電流値を示す検知信号を検知部が出力する出力ステップと、
    前記第1静電潜像と前記第2静電潜像とを前記感光体ドラムに形成するように露光部を制御する制御ステップと
    を包含し、
    前記第1トナー像の濃度は、前記第2トナー像の濃度よりも低く、
    前記感光体ドラムの表面を研磨するリフレッシュ処理を実行するときに、前記制御ステップにおいて、前記第1静電潜像と前記第2静電潜像とを前記感光体ドラムに形成するように、前記露光部を制御し、
    前記現像ステップにおいて、前記第2静電潜像が現像される時に、前記感光体ドラムと前記現像部との間に流れる電流に基づかず、前記第1静電潜像が現像される時の前記検知部の検知結果に基づいて、シートに画像を形成するときの条件を設定する、画像形成方法。
  8. 感光体ドラムに光を照射して、前記感光体ドラムの周方向に並ぶ第1静電潜像と第2静電潜像とを露光部が形成する露光ステップと、
    トナーによって前記第1静電潜像及び前記第2静電潜像を現像して、前記第1静電潜像に基づく第1トナー像と前記第2静電潜像に基づく第2トナー像とを前記感光体ドラムに現像部が形成する現像ステップと、
    前記第1静電潜像が現像される時に、前記感光体ドラムと前記現像部との間に流れる電流を検知して前記電流の電流値を示す検知信号を検知部が出力する出力ステップと、
    前記第1静電潜像と前記第2静電潜像とを前記感光体ドラムに形成するように露光部を制御する制御ステップと
    を包含し、
    前記第1トナー像の濃度は、前記第2トナー像の濃度よりも低く、
    前記感光体ドラムの表面を研磨するリフレッシュ処理を実行するときに、前記制御ステップにおいて、前記第1静電潜像と前記第2静電潜像とを前記感光体ドラムに形成するように、前記露光部を制御し、
    前記露光ステップにおいて、前記第1静電潜像の周方向の長さが、前記第2静電潜像の周方向の長さよりも短くなるように、前記感光体ドラムに前記第1静電潜像と前記第2静電潜像とを前記露光部が形成し、
    前記現像ステップにおいて、前記第1静電潜像が現像される時の前記検知部の検知結果に基づいて、シートに画像を形成するときの条件を設定する、画像形成方法。
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