JP6780387B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ等の画像形成装置に用いられ、用紙などの記録媒体に画像を定着する定着装置として、交換や修理を容易に行えるように画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたものが知られている。
また、定着装置を画像形成装置本体に対して着脱しやすいように、定着装置にガイド突起を設け、このガイド突起を画像形成装置本体に設けられたレール部材に沿わせながら着脱する構成が提案されている{特許文献1(特開2014−224992号公報)参照}。
しかしながら、定着装置の外装部を外側に突出させてガイド突起を形成すると、定着装置の幅寸法が大きくなり、装置の大型化に繋がるといった課題がある。
上記課題を解決するため、本発明は、記録媒体に画像を定着させる熱を与える加熱手段と、画像形成装置本体に対する着脱時に前記画像形成装置本体に設けられた本体側ガイド部に沿って案内される凸状のガイド部とを備える定着装置であって、前記加熱手段の端部が、前記ガイド部における前記本体側ガイド部に対して摺動する部分の内部に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、加熱手段の端部をガイド部内に配置してガイド部内の空間を有効活用することで、定着装置の幅寸法の増大を抑制し、小型化を図ることができる。
本発明の実施の一形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 前記画像形成装置に設けられる定着装置の概略断面図である。 定着装置の外装部の上部分を取り除いた状態の平面図である。 定着装置の外装部の上部分を取り除いた状態の斜視図である。 定着装置の正面側を斜め上方から見た斜視図である。 定着装置の背面側を斜め上方から見た斜視図である。 定着装置の背面側を斜め下方から見た斜視図である。 定着装置の背面側を斜め上方から見た斜視図である。 定着装置を左側から見た側面図である。 定着装置が装着された状態の装置本体の概略断面図である。 装置本体に設けられたガイドレールの概略図である。 第1取っ手部の持ち方の一例を示す図である。 定着装置を取り外す様子を示す図である。 定着装置を取り外す様子を示す図である。 定着装置を取り外す様子を示す図である。 第2取っ手部を使用して定着装置を取り外す様子を示す図である。 開閉カバーを閉じた状態を示す図である。 定着装置の外装部の上部分を取り除いた状態の幅方向一端部側を示す斜視図である。 ガイド突起内に配置される加熱手段端部の例を示す図である。 ガイド突起の部分で切断した断面図である。 ガイド突起を斜め下方から見た斜視図である。 定着ベルトを備える定着装置の概略構成図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
図1は、本発明の実施の一形態に係る画像形成装置の概略構成図である。まず、図1を参照して、画像形成装置の全体構成及び動作について説明する。
図1に示す画像形成装置は、モノクロ画像形成装置である。その装置本体(画像形成装置本体)100には、作像ユニットとしてのプロセスユニット1が着脱可能に装着されている。プロセスユニット1は、表面に画像を担持する像担持体としての感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3と、感光体2上の潜像を可視画像化する現像手段としての現像装置4と、感光体2の表面をクリーニングするクリーニング手段としてのクリーニングブレード5等を備える。また、感光体2に対向する位置に、感光体2の表面を露光する露光手段としてのLEDヘッドアレイ6が配置されている。
プロセスユニット1には、画像形成用の粉体であるトナーを収容する粉体収容器としてのトナーカートリッジ7が着脱可能に装着されている。トナーカートリッジ7は、未使用のトナーを収容する未使用トナー収容部8と、使用された廃トナーを収容する廃トナー収容部9とを有する。
また、画像形成装置は、記録媒体としての用紙に画像を転写する転写装置10と、用紙を供給する給紙装置11と、用紙に転写された画像を定着させる定着装置12と、用紙を装置外へ排出する排紙装置13と、タイミングローラとしての一対のレジストローラ17とを備える。
転写装置10は、転写部材としての転写ローラ14を備える。転写ローラ14は、プロセスユニット1を装置本体100に装着した状態で感光体2と接触するように配置されている。また、転写ローラ14は、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が印加されるようになっている。
給紙装置11は、用紙Pが収容される給紙カセット15と、給紙カセット15に収容されている用紙Pを給送する給紙ローラ16とを備える。なお、用紙Pには、普通紙のほか、厚紙、薄紙、はがき、封筒、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ等も含まれる。さらに、用紙以外に、OHPシートやOHPフィルム等を記録媒体として用いることも可能である。
定着装置12は、用紙に画像を定着させる定着部材としての定着ローラ18と、定着ローラ18に対向して配置される対向部材としての加圧ローラ19とを備える。定着ローラ18は、ヒータ等の加熱手段によって加熱される。加圧ローラ19は、定着ローラ18側へ加圧され、定着ローラ18に接触して定着ニップを形成している。
排紙装置13は、用紙を装置外に排出する一対の排紙ローラ20を備える。また、装置本体100の外装上面部には、排紙ローラ20によって排出された用紙を載置するための排紙トレイ21が形成されている。
また、装置本体100内には、給紙カセット15から、レジストローラ17、転写ローラ14と感光体2との間の画像転写部(転写ニップ)、定着装置12を経由して、排紙ローラ20まで用紙Pを搬送するための搬送路R1が設けられている。さらに、画像形成装置100内には、両面印刷する際に定着装置12を通過した用紙Pを画像転写部に再度搬送するための両面搬送路R2が設けられている。
続けて、図1を参照しつつ、本実施形態に係る画像形成装置の作像動作について説明する。
作像動作が開始されると、感光体2が回転駆動され、帯電ローラ3によって感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。次いで、読取装置又はコンピュータ等からの画像情報に基づいてLEDヘッドアレイ6が感光体2の帯電面を露光し、静電潜像が形成される。そして、現像装置4によって感光体2上の静電潜像にトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
また、作像動作が開始されると、給紙ローラ16が回転駆動を開始し、給紙カセット15から用紙Pが送り出される。送り出された用紙Pは、レジストローラ17によって搬送を一旦停止される。その後、所定のタイミングでレジストローラ17の回転駆動を開始し、感光体2上のトナー画像が画像転写部に達するタイミングに合わせて、用紙Pを画像転写部へ搬送する。
そして、用紙Pが画像転写部に搬送されると、転写ローラ14に所定の電圧が印加されることにより生じた転写電界によって感光体2上のトナー画像が用紙P上に転写される。また、このとき用紙Pに転写されなかった感光体2上のトナーは、クリーニングブレード5によって除去され、トナーカートリッジ7の廃トナー収容部9へ回収される。
トナー画像が転写された用紙Pは、定着装置12へと搬送され、定着ローラ18と加圧ローラ19とによって形成される定着ニップを通過することにより加熱及び加圧されて、用紙P上のトナー画像が定着される。そして、用紙Pは、排紙ローラ20によって装置外に排出され、排紙トレイ21上に載置される。
また、両面印刷を行う場合は、定着装置12を通過した用紙Pを装置外に排出せずにスイッチバックさせて両面搬送路R2に送る。用紙Pは両面搬送路R2を通ってレジストローラ17の手前側で搬送路R1に送り込まれ、レジストローラ17によって画像転写部へ再度搬送される。そして、用紙Pの裏面に画像が転写され、定着装置12によって裏面側の画像が定着された後、用紙Pは装置外へ排出される。
図2は、定着装置12の概略断面図である。
図2に示すように、定着装置12は、内部に定着ローラ18や加圧ローラ19が収容される外装部を構成する樹脂製のフレーム部材23を有する。フレーム部材23の正面には、定着装置12内に用紙を進入させるための入口部23aが形成され、フレーム部材23の背面には、定着装置12から用紙を排出するための出口部23bが形成されている。なお、ここでいう定着装置12の「正面」とは、定着装置12が画像形成装置に装着された状態で画像形成装置の正面、すなわち作業者が画像形成装置に設けられた操作部(操作パネル等)で印刷指示をする際に立つ側の面を意味する。また、定着ローラ18内には発熱体としてのハロゲンヒータ22が設けられている。加圧ローラ19は、後述の加圧部材によって定着ローラ18に対して加圧されており、定着ローラ18と加圧ローラ19とが圧接する箇所には定着ニップNが形成されている。
図3は、定着装置12の外装部の上部分を取り除いた状態の平面図である。
図3に示すように、定着ローラ18の一端部には、装置本体100に設けられた駆動ギヤに連結するための定着ギヤ18Gが設けられている。このため、定着装置12を装置本体100に装着し、定着ギヤ18Gが駆動ギヤと連結された状態で、装置本体100側の駆動源から定着ローラ18に駆動力が伝達されると、定着ローラ18は図2中の矢印Aで示す方向に回転駆動する。また、加圧ローラ19は、回転駆動する定着ローラ18に対して図2中の矢印Bで示す方向に従動回転するように構成されている。このように、定着ローラ18が回転駆動し、加圧ローラ19が従動回転することで、両ローラ18,19によって用紙が挟持されながら搬送されるように構成されている。なお、本実施形態とは反対に、加圧ローラ19を駆動ローラとし、定着ローラ18を従動ローラとしてもよい。
図2を参照しつつ、定着装置12の動作について簡単に説明する。
ハロゲンヒータ22から発せられる輻射熱によって定着ローラ18が所定の温度に加熱され、定着ローラ18と加圧ローラ19とが回転している状態で、用紙が図2中の矢印C1で示す方向から定着ニップNへ進入すると、用紙は定着ローラ18と加圧ローラ19とによって挟持されながら搬送される。このとき、用紙上の未定着画像が、定着ローラ18の熱によって加熱されると共に、定着ローラ18と加圧ローラ19とによって加圧されることで、用紙に画像が定着される。そして、画像が定着された用紙は定着ニップNから図2中の矢印C2方向へ排出される。
以下、定着装置12の詳細な構成について説明する。
図4は、定着装置12の外装部の上部分を取り除いた状態の斜視図、図5は、定着装置12の正面側を斜め上方から見た斜視図、図6は、定着装置12の背面側を斜め上方から見た斜視図、図7は、定着装置12の背面側を斜め下方から見た斜視図、図8は、定着装置12の背面側を斜め上方から見た斜視図である。
図4に示すように、フレーム部材23の長手方向の一端部側と他端部側とには、それぞれ金属製の支持部材25が取り付けられており、各支持部材25に設けられた軸受26,27によって定着ローラ18と加圧ローラ19は回転可能に支持されている。定着ローラ18を支持する軸受26は、各支持部材25に設けられた円形の孔である軸受嵌合部25e内に嵌め込まれて固定されている。一方、加圧ローラ19を支持する軸受27は、各支持部材25に設けられた長方形状の孔である軸受ガイド部25d内に移動可能に嵌め込まれている。このように、加圧ローラ19を支持する軸受27が移動可能に構成されていることで、加圧ローラ19は定着ローラ18に対して接近離間する。また、フレーム部材23の長手方向の一端部側の下部と他端部側の下部には、それぞれ加圧ローラ19を定着ローラ18に対して加圧する加圧部材としての金属製の加圧レバー31が取り付けられている。加圧レバー31は、支点Dを中心として回動することで、加圧ローラ19を定着ローラ18に対して接近させる方向とこれとは反対方向とに移動させることができる。これにより、加圧ローラ19は、定着ローラ18に対して接近して通常の加圧力で加圧された状態と、定着ローラ18に対して退避して通常よりも小さい加圧力で加圧された状態とに切替可能となっている。
図5〜図8に示すように、フレーム部材23には、定着装置12を装置本体100に対して着脱する際に作業者が把持する第1取っ手部41と第2取っ手部42とが設けられている。第1取っ手部41は、フレーム部材23の背面の左右端部にそれぞれ設けられ、第2取っ手部42は、フレーム部材23の上面の左右方向中央に設けられている。
一対の第1取っ手部41は、互いに左右対称の形状に構成されている。具体的に、各第1取っ手部41は、上下方向に延びる把持部41aと、把持部41aの上端部及び下端部から前方(正面側)に延びる一対のアーム部41bとを有し、把持部41aが一対のアーム部41bを介してフレーム部材23の背面に固定されている。そして、各把持部41aとフレーム部材23の背面との間には、作業者が手又は指を挿入可能な空間部S1が形成されている。
一方、第2取っ手部42は、フレーム部材23に対して回動可能に設けられている。詳しくは、第2取っ手部42は、左右方向に延びる把持部42aと、把持部42aと直交又は交差する方向へ延びる一対のアーム部42bとを有し、各アーム部42bの先端部が支軸43を介してフレーム部材23に対して回動可能に取り付けられている。第2取っ手部42が支軸43を中心に回動することで、第2取っ手部42は図6に示す倒れた状態と図8に示す起立した状態とに切り替えられる。図6に示す状態では、第2取っ手部42が、フレーム部材23の上部に設けられた凹状の収納部44内に収納されている。これに対して、図8に示す状態では、第2取っ手部42が、図6に示す収納状態よりも外側(上方)に突出し、取っ手として使用可能な使用状態となる。すなわち、使用状態では、第2取っ手部42の把持部42aとフレーム部材23(収納部44)の上面との間に作業者が手又は指を挿入して把持部42aを把持することが可能な空間部S2が形成された状態となる。
収納部44には、第2取っ手部42を収納状態から使用状態に切り替える際に第2取っ手部42に指を引っ掛けやすくするための2つの凹部45,46が設けられている。1つは、収納部44の後端縁中央を前方に窪ませて形成された第1凹部45であり(図7参照)、もう1つは、収納部44の上面中央を下方に窪ませて形成された第2凹部46である(図8参照)。
さらに、フレーム部材23には、装置本体100に対して定着装置12を位置決めするための複数の位置決め部47〜49が設けられている(図5参照)。複数の位置決め部47〜49は、フレーム部材23の正面右端部に設けられた第1位置決め突起47と、フレーム部材23の左側面及び右側面の正面側にそれぞれ設けられた一対の第2位置決め突起48と、フレーム部材23の左側面及び右側面の背面側にそれぞれ設けられた一対の第3位置決め突起49とで構成される。
また、フレーム部材23の左側面及び右側面には、それぞれ定着装置12を装置本体100に着脱する際に後述の本体側ガイド部に沿って案内される凸状のガイド部としてのガイド突起50が設けられている。各ガイド突起50は、矩形(略長方形又は略正方形)に形成されており、それぞれの上平面及び下平面が本体側ガイド部に対して摺動する摺動面50a,50bとして機能する。特に、本実施形態では、定着装置12の着脱時に、定着装置12におけるガイド突起50以外の部分は装置本体100に対して摺動しない(ガイド機能を発揮しない)ようにすることで、摺動抵抗を少なくし、操作性を向上させている。
図9は、定着装置12を左側から見た側面図である。
図9に示すように、定着装置12には、定着装置12を装置本体100に装着した状態で離脱しないように固定するロック部53が設けられている。ロック部53は、第1取っ手部41に回動可能に設けられた回動部材51の一部に設けられている。回動部材51は、略L字型に形成されており、その回動中心(支点52)から前方(正面側)に延びる部分の先端部にロック部53が設けられている。一方、回動部材51の回動中心(支点52)から上方に延びる部分は、作業者が回動部材51を回動操作するための操作部54である。
また、ロック部53は、その上面とフレーム部材23の下面との間に配置されている付勢部材としてのコイルバネ55によって常時下方へ付勢されている。このため、回動部材51が作業者によって回動操作されない状態では、回動部材51の下部が下側のアーム部41bの底部410に当接し、ロック部53の先端部(下端部)が下側のアーム部41bの底部410よりも下方へ大きく突出した状態(図9中の実線で示す状態)で保持される。この状態では、ロック部53が、装置本体100側に設けられた後述の係合部に対して係合可能なロック可能状態となる。
これに対して、作業者がコイルバネ55の付勢力に抗して回動部材51を図9における反時計回りに回動させた場合は、ロック部53の先端部が上方へ退避し、装置本体100側の係合部に対して係合しないロック不可状態(図9中の二点鎖線で示す状態)となる。このように、作業者が操作部54を操作して回動部材51を回動させることで、ロック部53をロック可能状態とロック不可状態とに切り替えることが可能である。なお、回動部材51は右側の第1取っ手部41にも同様に設けられている。
図10は、定着装置12が装着された状態の装置本体100の概略断面図である。
図10に示すように、装置本体100の背面(図における左側の面)には開閉カバー101が設けられている。開閉カバー101は、図10中の矢印H方向に回動することで開閉する。図10に示す状態は、開閉カバー101が開いて装置本体100の背面に開口部102が形成された状態である。この状態で、定着装置12を開口部102から後方へ取り外すことが可能である。なお、定着装置12の着脱方法については後で詳しく説明する。
また、開閉カバー101には、両面搬送路R2の一部を構成する両面搬送ユニット104が一体的に設けられている。このため、図10に示すように、開閉カバー101を開いた状態にすると、両面搬送ユニット104は開閉カバー101と一緒に回動し、定着装置12の背面近傍から退避した状態となる。
装置本体100の左側壁及び右側壁の各内面には、それぞれ定着装置12を装置本体100に着脱する際に定着装置12を案内する本体側ガイド部としての一対のガイドレール103が設けられている。各ガイドレール103は、上側のガイド面103a及び下側のガイド面103bを有している。定着装置12の着脱時に、これらのガイド面103a,103bに対して上記ガイド突起50の上側の摺動面50aと下側の摺動面50bとが摺動することで定着装置12が案内される。
また、図11に示すように、各ガイドレール103の上側のガイド面103a及び下側のガイド面103bは、開口部102から遠い奥側で略水平方向に延びる奥側水平面105a,105bと、奥側水平面105a,105bから開口部102側(手前側)に向かって上方へ傾斜しながら延びる手前側傾斜面106a,106bとを有している。さらに、下側のガイド面103bは、手前側傾斜面106bよりも開口部102に近い手前側に略水平方向に配置された手前側水平面107bを有している。
また、図10に示すように、装置本体100には、装置本体100に対する定着装置12の位置決めを行う複数の本体側位置決め部108〜110が設けられている。複数の本体側位置決め部108〜110は、定着装置12に設けられた第1位置決め突起47と係合して主に定着装置12の左右方向の位置決めを行う第1本体側位置決め部108と、定着装置12に設けられた第2位置決め突起48と係合して主に定着装置12の前方向と上下方向の位置決めを行う第2本体側位置決め部109と、定着装置12に設けられた第3位置決め突起49と係合して主に定着装置12の第2位置決め突起48を中心とする回転方向の位置決めを行う第3本体側位置決め部110とで構成される。
また、装置本体100には、定着装置12のロック部53が係合する係合部111が設けられている。図10に示す状態は、係合部111に対してロック部53が係合した状態であり、この状態で、定着装置12の後方向の位置決めがなされ、離脱方向の移動が規制される。
以下、定着装置12の着脱方法について説明する。
定着装置12を装置本体100から取り外す場合は、まず、図10に示すように、開閉カバー101を開いた状態にする。そして、装置本体100の開口部102を通して第1取っ手部41を両手で把持する。例えば、作業者は、図12に示す例のように、親指を第1取っ手部41の上側のアーム部41b上に載せ、その他の指で把持部41aと操作部54とを一緒に握る。この状態で、操作部54を図12中の矢印J方向に引いて回動させることで、装置本体100側の係合部111に対するロック部53の係合が解除される。そして、ロック部53をロック解除状態(ロック不可状態)としたまま、定着装置12を離脱方向(図12中の矢印K方向)に引き動かす。
これにより、図13に示すように、定着装置12は装置本体100側のガイドレール103に沿って図の左方向(離脱方向)に移動し、定着装置12に設けられた各位置決め突起47〜49が装置本体100側の各装置本体側位置決め部108〜110に対して離脱する。また、定着装置12を引き動かし始めると、初めのうちは定着装置12のガイド突起50がガイドレール103の奥側水平面105a,105bに対して摺動し、定着装置12は略水平方向に移動する。次いで、図14に示すように、ガイド突起50はガイドレール103の手前側傾斜面106a,106bに対して摺動するため、定着装置12は斜め上方に移動する。その後、図15に示すように、定着装置12は装置本体100から完全に引き出されて取り外された状態となる。
このように、本実施形態では、定着装置12を両面搬送ユニット104に対して当接させないように斜め上方向に案内して取り外すことができる。ここで、仮に、定着装置12を水平方向のみに案内するように構成すると、両面搬送ユニット104に対する定着装置12の当接を回避するために、定着装置12の装着位置や開口部102の上端位置を高くしなければならず、装置本体100の高さが高くなってしまう。これに対して、本実施形態の場合は、定着装置12の装着位置や開口部102の上端位置を高くしなくても両面搬送ユニット104に対する定着装置12の当接を回避することができるので、装置本体100の高さを低くすることができ、小型化を図れるようになる。
また、上記のようにして定着装置12を引き出す途中で、第2取っ手部42を用いてもよい。その場合、図16に示すように、ガイド突起50をガイドレール103の手前側水平面107bに載せた状態で、第2取っ手部42を収納状態から起立させて使用状態にするのがよい。作業者は、第2取っ手部42を切替操作する際に、一時的に定着装置12を片手で保持しなければならないが、定着装置12をガイドレール103の手前側水平面107bに載せておくことで、第1取っ手部41を把持する手(片手)にかかる荷重を軽減できる。これにより、定着装置12を安定した姿勢で保持しつつ第2取っ手部42の切替操作が可能である。さらに、本実施形態では、ガイド突起50が、定着装置12の幅方向(左側方又は右側方)から見て、定着装置12の重心G付近に設けられているため、定着装置12をガイドレール103上で安定した姿勢で支持することができる。また、ガイド突起50が重心G付近に設けられていることで、定着装置12をガイドレール103に沿って安定して移動させることができ、着脱操作が行いやすい。
上記のように、第2取っ手部42を使用状態に切り替えることで、作業者は第1取っ手部41から第2取っ手部42に持ち替えて定着装置12を取り外すことができる。また、第2取っ手部42は、第1取っ手部41よりも定着装置12の重心G側に設けられているので(図16参照)、第1取っ手部41を把持する場合に比べて手に作用する重力方向の力が小さくなる。これにより、より手に負担がかかりにくい状態で定着装置12を保持することができるようになるため、定着装置12の取り外しや、その後の持ち運び又は梱包箱への出し入れなどが行いやすくなる。
次に、定着装置12を装置本体100に装着する場合は、上記取り外し時の手順とは逆の手順で行えばよい。すなわち、第1取っ手部41と操作部54とを把持しながら、定着装置12をガイドレール103に沿って装置本体100内に挿入し、各位置決め突起47〜49が各本体側位置決め部108〜110に係合した時点で、第1取っ手部41及び操作部54を握る力を緩める。これにより、ロック部53がコイルバネ55の付勢力によって装置本体100側の係合部111に係合し、ロック状態となる。なお、本実施形態では、その後、定着装置12に駆動力が伝達される際に、装置本体100側に設けられた駆動ギヤと定着ローラ18の端部に設けられた定着ギヤ18Gとの間で装着方向の力が作用するため、定着装置12の位置決めがより確実になされる。
また、定着装置12を装着する際にも第2取っ手部42を用いてもよい。ただし、第2取っ手部42を把持したままで定着装置12の装着を完了することはできないので、途中で第1取っ手部41に持ち替える必要がある。このとき、図16に示すように、ガイド突起50をガイドレール103の手前側水平面107bに載せた状態で、第2取っ手部42を倒して収納状態に切替操作すれば手に負担がかかりにくい。また、第2取っ手部42を収納状態にする切替操作をし忘れたとしても、第2取っ手部42は自動的に収納状態に切り替えられる。本実施形態では、第2取っ手部42は、定着装置12の装着方向とは反対方向(図16における左方向)に倒れるように構成されているので、第2取っ手部42が使用状態のままであったとしても、第2取っ手部42が装置本体100の開口縁部102a(図16参照)に当接することで、第2取っ手部42が無理なく倒れて収納状態となる。これにより、第2取っ手部42や装置本体100が破損することなく定着装置12を装着できる。
また、このような方向に第2取っ手部42が倒れて収納状態となることで、作業者は定着装置12の取り外し時に第2取っ手部42を引き起こして使用状態にしやすい。すなわち、収納状態では、第2取っ手部42の把持部42aが作業者に対して手前側に配置されているので、第2取っ手部42を引き起こして使用状態にする際に、奥側へ手を伸ばさなくてもよく、操作しやすくなる。
また、図17に示すように、本実施形態では、開閉カバー101を閉じると、左右の第1取っ手部41の間に両面搬送ユニット104が配置される。このように、第1取っ手部41の間に両面搬送ユニット104が配置されることで、第1取っ手部41間の空間を両面搬送路R2の一部として有効活用することができ、一層の小型化が図れる。さらに、本実施形態では、定着装置12のフレーム部材23の下面に複数のリブ56を設け(図7参照)、フレーム部材23の下面が両面搬送路R2を通過する用紙を案内する搬送ガイドとしての機能を兼ねるように構成されている。
ところで、上記実施形態のように、定着装置12に一対のガイド突起50が設けられていると、定着装置12の着脱作用が行いやすくなる一方、定着装置12の幅寸法が大きくなるといった課題がある。そこで、上記実施形態では、定着装置12の幅寸法の増大を抑制するため、以下のような対策を講じている。
図18は、定着装置12の外装部の上部分を取り除いた状態の幅方向一端部側を示す斜視図である。
本実施形態では、発熱体としてハロゲンヒータ22を用いており、図18に示すように、各ハロゲンヒータ22の端部には、装置本体100側の電源から各ハロゲンヒータ22に給電するための給電線61が接続されると共に、セラミックス等から成る絶縁性のベース部材60が取り付けられている。これらの部材によって構成される加熱手段30は、定着装置12の構成部材の中でも特に幅方向の設置スペースが必要となるため、加熱手段30の端部30aは他の構成部材の端部と比較して定着装置12の幅方向外側に突出する傾向にある。なお、ここで言う「加熱手段の端部」とは、加熱手段を構成する部材の中で、定着装置の幅方向端部側に配置される部材又は部分のことであり、本実施形態では、ハロゲンヒータ22の端部や、ベース部材60、給電線61のハロゲンヒータ22側の端部が、「加熱手段の端部」に含まれる。
また、上記ガイド突起50も定着装置12の幅方向外側へ突出しているという点で加熱手段30の端部30aと共通する。そこで、この点に着目し、図18に示すように、ガイド突起50の内部に加熱手段30の端部30aを配置している。すなわち、幅方向外側に突出する部分として共通する加熱手段30の端部30aとガイド突起50とを、互いに同じ箇所に配置することで、ガイド突起50の内部空間を有効活用する。これにより、ガイド突起50以外の部分の幅寸法を小さくすることができる。本実施形態では、図3に示すように、フレーム部材23のガイド突起50以外の部分の幅寸法W1を加熱手段の幅寸法W2よりも小さくして、定着装置12の幅寸法の増大を抑制し、小型化を図っている。
なお、ガイド突起50内に配置されるのは、図19(a)に示すように、ハロゲンヒータ22の端部、ベース部材60、給電線61のハロゲンヒータ22側の端部の全てであってもよいし、同図(b)に示すように、ベース部材60と給電線61のハロゲンヒータ22側の端部のみ、あるいは、同図(c)に示すように、給電線61のハロゲンヒータ22側の端部のみであってもよい。また、給電線61が接続されていない側の端部においては、ハロゲンヒータ22の端部とベース部材60とがガイド突起50内に配置されてもよいし、ベース部材60のみがガイド突起50内に配置されてもよい。また、ガイド突起50内に配置されるのは、加熱手段30の両方の端部30aに限らず、片方の端部30aのみであってもよい。いずれの場合であっても、定着装置12の幅寸法の増大を抑制することが可能である。
図20は、ガイド突起50の部分で切断した断面図である。
図20に示すように、本実施形態では、フレーム部材23に加熱手段30の端部30aを保持する加熱手段保持部としての保持リブ62が設けられている。フレーム部材23は、ガイド突起50の箇所を通過する図20中の一点鎖線を境界として、上側の分割体231と下側の分割体232とに分離可能に構成され、各分割体231,232に保持リブ62が設けられている。各分割体231,232が互いに組み付けられることで、上下の保持リブ62によってベース部材60が挟持され、ハロゲンヒータ22が所定の位置で保持される。また、フレーム部材23がガイド突起50の箇所で分離可能に構成されていることで、加熱手段30の端部30aをガイド突起50内へ設置する際の作業が容易となる。
図21は、ガイド突起50を斜め下方から見た斜視図である。
本実施形態では、第1取っ手部41と第2取っ手部42とが設けられているため、基本的に作業者はこれらの取っ手部41,42を把持して定着装置12の着脱作業を行うと想定されるが、場合によっては作業者がガイド突起50を把持することも考えられる。しかしながら、ガイド突起50は、内部に加熱手段30の端部30aが配置されているため、熱くなりやすくなっている。斯かる事情から安全性を考慮して、図21に示すように、ガイド突起50の下面には複数の凸部50cを設けることが好ましい。これにより、作業者の指がガイド突起50の下面に触れたとしても、下面と指との接触面積が少なくなるため、熱さを感じにくくすることができる。また、凸部50cは、ガイド突起50の下面だけでなく、その他の外面(上面や側面等)にも設けてよい。また、凸部50cに代えて凹部を設けてもよい。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。上述の実施形態は、加熱手段としてハロゲンヒータを有するものを例に説明したが、本発明はこれに限らず、IH(電磁誘導加熱方式)ヒータ、抵抗発熱体、又はカーボンヒータ等の加熱手段を備える定着装置においても適用可能である。また、加熱手段は、加圧ローラ(対向部材)を加熱するものであってもよい。この場合も、上述の実施形態と同様に、加熱手段の端部をガイド突起内に配置することで、定着装置の幅寸法の増大を抑制することが可能である。
また、上述の実施形態の定着装置は、定着部材として定着ローラを備えるものであるが、本発明を適用可能な定着装置は斯かる定着装置に限らない。例えば、図22に示すように、定着部材として無端状の定着ベルト80を備え、加圧ローラ19が定着ベルト80内に配置されたニップ形成部材81に当接することで、定着ベルト80と加圧ローラ19との間に定着ニップNが形成される定着装置に対しても本発明を適用可能である。
また、上述の実施形態は、装置本体100の背面側から定着装置12を着脱する構成であるが、これに限らず、定着装置12は、装置本体100の正面側、右側面側又は左側面側のいずれの方向から着脱可能に構成されてもよい。
さらに、本発明を適用可能な画像形成装置は、図1に示すようなモノクロ画像形成装置に限らず、カラー画像形成装置であってもよい。また、画像形成装置には、プリンタのほか、複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等も含まれる。
12 定着装置
18 定着ローラ(定着部材)
22 ハロゲンヒータ(発熱体)
23 フレーム部材(外装部)
30 加熱手段
30a 加熱手段の端部
50 ガイド突起(ガイド部)
50c 凸部
60 ベース部材
61 給電線
62 保持リブ(加熱手段保持部)
100 装置本体(画像形成装置本体)
103 ガイドレール(本体側ガイド部)
231 分割体
232 分割体
G 重心
特開2014−224992号公報

Claims (9)

  1. 記録媒体に画像を定着させる熱を与える加熱手段と、
    画像形成装置本体に対する着脱時に前記画像形成装置本体に設けられた本体側ガイド部に沿って案内される凸状のガイド部とを備える定着装置であって、
    前記加熱手段の端部が、前記ガイド部における前記本体側ガイド部に対して摺動する部分の内部に配置されることを特徴とする定着装置。
  2. 記録媒体に画像を定着させる熱を与える加熱手段と、
    画像形成装置本体に対する着脱時に前記画像形成装置本体に設けられた本体側ガイド部に沿って案内される凸状のガイド部とを備える定着装置であって、
    前記加熱手段の端部が前記ガイド部内に配置され
    前記定着装置における前記ガイド部以外の部分は、前記画像形成装置本体に対する着脱時に前記画像形成装置本体に対して摺動しないように構成されていることを特徴とする定着装置。
  3. 前記本体側ガイド部に沿って案内される前記ガイド部を一対備え、
    前記加熱手段の両端部が、前記各ガイド部における前記本体側ガイド部に対して摺動する部分の内部に配置される請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記加熱手段は、前記記録媒体に接触する定着部材を加熱する発熱体と、前記発熱体の端部に取り付けられるベース部材と、前記発熱体に給電するために前記発熱体の端部に接続される給電線とを有し、
    前記発熱体の端部、前記ベース部材、前記給電線の前記発熱体側の端部のうち、少なくとも前記給電線の前記発熱体側の端部が、前記ガイド部における前記本体側ガイド部に対して摺動する部分の内部に配置される請求項1から3のいずれか1項に記載の定着装置。
  5. 定着装置の外装部は、前記ガイド部の箇所で分離可能な複数の分割体で構成されている請求項1から4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記各分割体は、加熱手段保持部を有し、
    前記加熱手段の端部は、前記各分割体を互いに組み付けることで、前記加熱手段保持部によって挟持される請求項5に記載の定着装置。
  7. 前記ガイド部の外面に複数の凸部又は凹部が設けられている請求項1から6のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 前記ガイド部は、定着装置の幅方向から見て、定着装置の重心付近に設けられている請求項1から7のいずれか1項に記載の定着装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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