JP6778490B2 - インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 - Google Patents
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図1は、この実施形態に係るインクジェット記録装置10の全体斜視図である。このインクジェット記録装置10は、カラー画像又はモノクロ画像を形成するプリンタ本体12と、プリンタ本体12との間で通信可能に接続されるRIP(Raster Image Processor)装置14とから構成される。
図2は、図1に示す第2キャリッジ部34の概略平面透視図である。第2キャリッジ部34は、複数色のインクをそれぞれインク滴Dとして吐出可能な吐出ユニット42と、吐出ユニット42の両側に配される光源ユニット43、44とを含んで構成される。
図3は、図1に示すプリンタ本体12の電気ブロック図である。プリンタ本体12は、操作部26(図1)、第1キャリッジ部30、第2キャリッジ部34、吐出ユニット42、光源ユニット43、44、駆動回路46(いずれも図2参照)の他、プリント制御部60、印刷I/F62、記憶部64、及び移動機構66を含んで構成される。
図4は、図1に示すRIP装置14の電気ブロック図である。RIP装置14は、制御部80と、通信I/F82と、UI(ユーザインターフェース)部84と、印刷I/F86と、記憶部88と、を備えるコンピュータである。
この実施形態に係るインクジェット記録装置10は以上のように構成される。続いて、インクジェット記録装置10の動作について、主に図5のフローチャートを参照しながら説明する。以下、記録モードに応じた画像の形成方法を中心に述べる。ここで、「記録モード」とは、吐出制御部70による吐出制御、及び/又は、照射制御部72による照射制御に関する条件セットを意味する。
以上のように、インクジェット記録装置10は、[1]下地色を含む複数色のインクをそれぞれインク滴Dとして吐出可能な吐出ユニット42と、[2]吐出ユニット42に対して記録媒体Mを相対移動させる移動機構66と、[3]移動機構66による相対移動の下、吐出ユニット42の吐出制御を行う吐出制御部70と、[4]吐出制御の条件が異なる複数の記録モード(下地無しモード及び下地有りモードを含む)の中からいずれか1つを指定するモード指定部94と、を備える。
続いて、下地層100を設けた成果物112〜114の積層構造の具体例について、図10及び図11を参照しながら説明する。ここでは、主に反射光により画像を視認する観察形態(いわゆる「反射画像」)を想定しているが、主に透過光により画像を視認する観察形態(いわゆる「透過画像」)にも適用し得る。
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
14‥RIP装置 16‥本体ユニット
18‥印刷ユニット 30‥第1キャリッジ部
34‥第2キャリッジ部 42‥吐出ユニット
43、44‥光源ユニット 46‥駆動回路
48(c/m/y/k/w/cl)‥ノズル列
50、51‥吐出ヘッド 60‥プリント制御部
66‥移動機構 68‥信号処理部
70‥吐出制御部 72‥照射制御部
80‥制御部 94‥モード指定部
96‥画像処理部 98‥印刷指示部
100‥下地層 101、104‥画像層
102‥反射層 103‥保護層
106‥下地ドット 108‥画像ドット
111〜114‥成果物 D‥インク滴
M‥記録媒体 P1、P2‥位置
Claims (5)
- 下地色を含む複数色のインクをそれぞれインク滴として吐出可能な吐出ユニットと、
前記吐出ユニットの吐出制御を行う吐出制御部と、
第1記録モード及び第2記録モードを含む、前記吐出ユニットの吐出制御の条件が異なる複数の記録モードの中からいずれか1つを指定するモード指定部と
を備え、
前記吐出制御部は、
前記モード指定部により前記第1記録モードが指定された場合、前記複数色のインク滴を吐出することで記録媒体の上に画像層が形成されるように、前記吐出ユニットの吐出制御を行い、
前記モード指定部により前記第2記録モードが指定された場合、前記下地色のインク滴を吐出することで前記記録媒体の上に下地層が形成され、かつ前記複数色のインク滴を吐出することで前記下地層の上に前記画像層が形成されるように、前記吐出ユニットの吐出制御を行い、
前記複数色のインクは、活性光線によって硬化する光硬化型インクであり、
前記複数色のインク滴を硬化させる前記活性光線を照射可能な光源ユニットと、
前記光源ユニットの照射制御を行う照射制御部と
を更に備え、
前記モード指定部は、更に、前記下地層の形成における前記光源ユニットの照射制御の条件が異なる複数の下地硬化モードの中からいずれか1つを指定し、
前記照射制御部は、前記第2記録モードが指定された場合、前記記録媒体の上にある前記下地色のインク滴に向けた前記光源ユニットの照射制御を前記下地硬化モードに応じて行うものであり、
前記照射制御部は、着弾後の前記インク滴を硬化させるタイミングを制御し、
前記下地層の形成時間は、前記画像層の形成時間よりも短いことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記吐出制御部は、前記第2記録モードが指定された場合、前記下地層及び前記画像層が同一の記録解像度によって形成されるように、前記吐出ユニットの吐出制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記記録媒体の色及び前記下地色はそれぞれ透明であり、
前記吐出制御部は、前記第2記録モードが指定された場合、前記画像層をなす前記複数色のインク滴を吐出する位置にのみ、前記下地層をなす前記下地色のインク滴を吐出するように、前記吐出ユニットの吐出制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。 - 前記モード指定部は、前記インク又は前記記録媒体の種類に応じて、前記第1記録モード及び前記第2記録モードのうちいずれか一方を指定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 下地色を含む複数色のインク滴を吐出可能な吐出ユニットを備え、前記吐出ユニットの吐出制御を実行可能なインクジェット記録装置を用いる方法であって、
第1記録モード及び第2記録モードを含む、前記吐出ユニットの吐出制御の条件が異なる複数の記録モードの中からいずれか1つを指定する指定ステップと、
前記第1記録モードが指定された場合、前記複数色のインク滴を吐出することで記録媒体の上に画像層が形成されるように、前記吐出ユニットの吐出制御を行い、前記第2記録モードが指定された場合、前記下地色のインク滴を吐出することで前記記録媒体の上に下地層が形成され、かつ前記複数色のインク滴を吐出することで前記下地層の上に前記画像層が形成されるように、前記吐出ユニットの吐出制御を行う制御ステップと
を備え、
前記複数色のインクは、活性光線によって硬化する光硬化型インクであり、
前記複数色のインク滴を硬化させる前記活性光線の照射制御を行う照射制御ステップを更に備え、
前記指定ステップでは、更に、前記下地層の形成における前記活性光線の照射制御の条件が異なる複数の下地硬化モードの中からいずれか1つを指定し、
前記照射制御ステップでは、前記第2記録モードが指定された場合、前記記録媒体の上にある前記下地色のインク滴に向けた前記活性光線の照射制御を前記下地硬化モードに応じて行うものであり、
前記照射制御ステップでは、着弾後の前記インク滴を硬化させるタイミングを制御し、
前記下地層の形成時間は、前記画像層の形成時間よりも短いことを特徴とするインクジェット記録方法。
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