JP6774604B2 - 車両のルーフ前端部構造 - Google Patents
車両のルーフ前端部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6774604B2 JP6774604B2 JP2017043058A JP2017043058A JP6774604B2 JP 6774604 B2 JP6774604 B2 JP 6774604B2 JP 2017043058 A JP2017043058 A JP 2017043058A JP 2017043058 A JP2017043058 A JP 2017043058A JP 6774604 B2 JP6774604 B2 JP 6774604B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- top plate
- header
- roof panel
- front header
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 26
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 10
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 8
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 8
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
上記課題を解決する車両のルーフ前端部構造は、車両におけるルーフの前端部に車幅方向に延びるように設けられて車体の右側部と左側部とを繋ぐフロントヘッダを備えており、そのフロントヘッダの前端部上側には車両におけるルーフパネルの前端部及びウインドシールドガラスの後端部が支持される。また、フロントヘッダは、その上方を車両の前後方向に通過するルーフパネルに対し下方に突出した状態となるよう車幅方向に亘って屈曲して底壁と立壁とを有している。上記車両のルーフ前端部構造においては、フロントヘッダとルーフパネルとの間に位置して同ルーフパネルに対し対向している天板と、その天板における車幅方向両端部のうちの少なくとも一方から下方に突出するように設けられ、且つ、フロントヘッダの底壁と立壁との少なくとも一方に対し連結されている支持板と、を有するバルク部材が設けられている。そして、上記天板と上記ルーフパネルとの対向面間には充填材が設けられている。
この構成によれば、フロントヘッダとルーフパネルとの間の空間がバルク部材の支持板によって車幅方向において分断されるため、上記空間を空気が車幅方向に流れることに伴って同空気の流通音が発生することを抑制できる。
この構成によれば、フロントヘッダにおける車両の前席に対応する部分で、ルーフパネルとバルク部材の天板との対向面間に設けられた充填材により、ルーフパネルの振動を抑制することができるため、ルーフパネルからの振動音が前席の乗員に聞こえることを効果的に抑制できる。
図1に示すように、車両1におけるルーフ2の前端部には、フロントヘッダ5が設けられている。このフロントヘッダ5の前端部上側には、車両1におけるルーフパネル3の前端部及びウインドシールドガラス4の後端部が支持されている。このフロントヘッダ5は、その上方を車両1の前後方向に通過する上記ルーフパネル3に対し下方に突出した状態となるよう車幅方向(図1の紙面と直交する方向)に亘って屈曲して底壁5cと立壁5bとを有している。
図4及び図5は、車両1の走行中にサスペンション装置の振動及び内燃機関の振動が車体1aに対し伝達され、それらの振動に基づく力がフロントヘッダ5に作用したとき、フロントヘッダ5にバルク部材6が設けられていないと仮定した場合のフロントヘッダ5の変形態様、及び、フロントヘッダ5周辺の変位態様を示している。図4に示すようにフロントヘッダ5の変形が生じていない状態で、上記振動に基づく力が矢印Y1,Y2で示すようにフロントヘッダ5に対し作用すると、同フロントヘッダ5が図5に示すように変形する。更に、上記フロントヘッダ5の変形に伴い、同フロントヘッダ5によって支持されるルーフパネル3及びウインドシールドガラス4が図4に示す位置から図5に示す位置に変位する。
(1)路面の凹凸に伴う車両1のサスペンション装置の振動が車体1aに伝達されたり車両1における内燃機関の振動が車体1aに伝達されたりすると、それら振動に基づく力がフロントヘッダ5に作用する。しかし、そうした力の作用に伴いフロントヘッダ5が変形することを抑制できるとともに、その変形に伴うこもり音を車両1の乗員が感じることを抑制できる。
(4)バルク部材6と充填材9とがフロントヘッダ5に対し車幅方向における同じ位置に設けられているため、それらバルク部材6及び充填材9の設置スペースを小さく抑えることができる。
・バルク部材6の天板7は、必ずしもルーフパネル3に沿って延びるよう湾曲している必要はなく、平板状に形成されているものであってもよい。このように天板7を平板状に形成することにより、同天板7の強度を高めることができるようになる。
・天板7において、後側接合部13を車幅方向に間隔をおいて三箇所以上所設けるようにしてもよい。
・天板7において、前側接合部12及び後側接合部13をそれぞれ、車幅方向に間隔をおいて二箇所以上設けるようにしてもよい。
Claims (5)
- 車両におけるルーフの前端部に車幅方向に延びるように設けられて車体の右側部と左側部とを繋ぐフロントヘッダを備えており、
前記フロントヘッダの前端部上側には車両におけるルーフパネルの前端部及びウインドシールドガラスの後端部が支持されており、
前記フロントヘッダは、その上方を車両の前後方向に通過する前記ルーフパネルに対し下方に突出した状態となるよう車幅方向に亘って屈曲して底壁と立壁とを有している車両のルーフ前端部構造において、
前記フロントヘッダと前記ルーフパネルとの間に位置して同ルーフパネルに対し対向している天板と、
前記天板における車幅方向両端部のうちの少なくとも一方から下方に突出するように設けられ、且つ、前記フロントヘッダの底壁と立壁との少なくとも一方に対し連結されている支持板と、を有するバルク部材が設けられており、
前記天板は、前記フロントヘッダの前端部に接合される前側接合部、及び、前記フロントヘッダの後端部に接合される後側接合部を有しており、
前記天板の上面は、前記ルーフパネルに対し平行な状態であり、前記天板と前記ルーフパネルの対向面間を埋めるように充填材が設けられていることを特徴とする車両のルーフ前端部構造。 - 前記支持板は、前記フロントヘッダの底壁及び立壁に対し車両の前後方向に亘って接している請求項1に記載の車両のルーフ前端部構造。
- 前記前側接合部と前記後側接合部との少なくとも一方は、車幅方向に間隔をおいた複数箇所に設けられている請求項1又は2に記載の車両のルーフ前端部構造。
- 前記バルク部材は、前記フロントヘッダにおける車両の前席に対応する部分に設けられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両のルーフ前端部構造。
- 前記天板は、前記フロントヘッダの前端部に接合される前側接合部、及び、前記フロントヘッダの後端部に接合される後側接合部を有するものであり、
前記前側接合部と前記後側接合部とが一つずつ前記天板における車幅方向の中央に近い方の端部に設けられている一方、それら前側接合部及び後側接合部とは別に前側接合部と後側接合部との少なくとも一方が前記天板の前記端部から車幅方向外側に離れた位置に設けられており、
前記支持板は、前記天板の前記端部から下方に突出するように設けられており、且つ、前記フロントヘッダの底壁に対し連結される部分として同底壁に対し接合される下側接合部を有している請求項4に記載の車両のルーフ前端部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017043058A JP6774604B2 (ja) | 2017-03-07 | 2017-03-07 | 車両のルーフ前端部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017043058A JP6774604B2 (ja) | 2017-03-07 | 2017-03-07 | 車両のルーフ前端部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018144706A JP2018144706A (ja) | 2018-09-20 |
JP6774604B2 true JP6774604B2 (ja) | 2020-10-28 |
Family
ID=63589371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017043058A Active JP6774604B2 (ja) | 2017-03-07 | 2017-03-07 | 車両のルーフ前端部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6774604B2 (ja) |
-
2017
- 2017-03-07 JP JP2017043058A patent/JP6774604B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018144706A (ja) | 2018-09-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5879938B2 (ja) | 車両後部の側部パネルの補強構造 | |
JP4815979B2 (ja) | 自動車の下部車体構造 | |
JP6583358B2 (ja) | 車両のパワートレインマウント構造 | |
JP6462554B2 (ja) | 車体後部構造 | |
JP5142073B2 (ja) | 後部車体構造 | |
WO2005077738A1 (ja) | 車両の車体用補強装置 | |
JP4910882B2 (ja) | サスクロスメンバ取付け構造 | |
JP2017144946A (ja) | 車体構造 | |
JP2008260331A (ja) | 自動車の前部構造 | |
JP2019217889A (ja) | 車両の後部車体構造 | |
JP2019038301A (ja) | 車体構造 | |
JP2014151657A (ja) | 車両の前部車体構造 | |
JP2009179243A (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
JP6774604B2 (ja) | 車両のルーフ前端部構造 | |
JP2012187948A (ja) | 自動車の車体前部構造 | |
JP5352741B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP2016150700A (ja) | 車両の上部車体構造 | |
JP5061067B2 (ja) | 車両用のダイナミックダンパ | |
JP4506695B2 (ja) | 車体補強構造 | |
JP2008024236A (ja) | 車体構造 | |
JP4848857B2 (ja) | 自動車の車室フロア | |
JP6052605B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP4485847B2 (ja) | 車体構造 | |
JP6033705B2 (ja) | 自動車の後部フロア構造 | |
JP3659004B2 (ja) | 自動車のステアリングメンバ配設構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190516 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200303 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200410 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200901 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200914 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6774604 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |