JP6772990B2 - ピッキング設備 - Google Patents

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本発明は、物品を収容した第一容器を搬送する第一コンベヤと、第二容器を搬送する第二コンベヤと、前記第一容器から前記第二容器に物品を移載する移載装置と、を備えたピッキング設備に関する。
かかるピッキング設備の従来例が、特開2015−203596号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1のピッキング設備は、第一コンベヤ(第1搬送装置1)により第一容器(入出庫用容器C1)を第一搬送位置P1に搬送し、第二コンベヤ(第2搬送装置2)により第二容器(ピッキング用容器C2)を第二搬送位置P2に搬送する。第一搬送位置P1と第二搬送位置P2とは、コンベヤの幅方向に並んでおり、移載装置3により、第一搬送位置P1に位置する第一容器から物品を取り出し、第二搬送位置P2に位置する第二容器に物品を収容するようにして、第一容器から第二容器に物品を移載している。
特開2015−203596号公報
このようなピッキング設備において、移載装置による移載の途中に移載装置が保持していた物品を落とす等により移載装置による移載を継続することができなくなった場合は、移載装置を一旦停止させる。そして、作業者が第一コンベヤと第二コンベヤとの間に進入して第一搬送位置と第二搬送位置との間に立ち、移載装置が移載できなかった物品を作業者が移載し、作業者が退出した後に、移載装置を作動させることで、移載装置によるピッキング作業を再開するようにしていた。
しかし、移載装置の小型化やピッキング設備の省スペース化により、第一コンベヤと第二コンベヤとの間隔、特に、第一コンベヤにおける第一搬送位置が設定されている第一部分と第二コンベヤにおける第二搬送位置が設定されている第二部分との間隔が、作業者が入れない間隔となっている場合がある。このような場合には、作業者が第一位置と第二位置との間に進入してピッキング作業を行うことができない。
そこで、第一部分と第二部分との間隔が狭い場合でも作業者によるピッキング作業が可能なピッキング設備の実現が望まれる。
上記に鑑みた、ピッキング設備の特徴構成は、物品を収容した第一容器を搬送する第一コンベヤと、第二容器を搬送する第二コンベヤと、前記第一容器から前記第二容器に物品を移載する移載装置と、を備え、
前記第一コンベヤは、前記第二コンベヤの第二部分と平行な第一部分を有し、前記第二部分の搬送方向に対して、平面視で直交する方向を幅方向として、前記第一部分は、前記第二部分に対して前記幅方向において作業者が入れない間隔で設置され、前記第一部分に、第一搬送位置が設定され、前記第二部分に、第二搬送位置が設定され、前記移載装置は、前記第一搬送位置に位置する前記第一容器から前記第二搬送位置に位置する第二容器に物品を移載し、前記第二部分における、前記第一搬送位置に対して前記幅方向に並ぶ位置で且つ前記第二搬送位置に対して前記搬送方向に並ぶ位置に作業エリアが設定され、前記第二コンベヤは、前記作業エリアに設けられた可動コンベヤ部を備え、前記可動コンベヤ部は、前記搬送方向に前記第二容器を搬送する搬送状態と、前記作業エリアに作業者が入れる状態となるように前記作業エリアから退避する退避状態と、に切り換え自在なコンベヤ部を備えている点にある。
これらの特徴構成によれば、第一搬送位置が設定された第一部分と、第二搬送位置が設定された第二部分と、が幅方向において比較的狭い間隔で配設されるため、ピッキング設備の省スペース化を図り易くなると共に、第一搬送位置の第一容器と第二搬送位置の第二容器とを近づけることができるため、第一容器から第二容器に物品を移載する移載装置の小型化を図り易くなる。
そして、可動コンベヤ部を搬送状態から退避状態に切り換えることで、可動コンベヤを作業エリアから退避させることができ、作業者が作業エリアに進入することができる。作業エリアは、第一搬送位置に対して幅方向に並んでおり、また、第二搬送位置に対して搬送方向に並んでいるため、作業エリアの作業者は、第一搬送位置に位置する第一容器や第二搬送位置に位置する第二容器に対して作業を行うことができる。
ピッキング設備の平面図 架台を切り欠いたピッキング設備の平面図 可動コンベヤ部を退避状態としたピッキング設備の平面図 第二コンベヤの側面図 制御ブロック図 別実施形態のピッキング設備の平面図 別実施形態の第二コンベヤの側面図 別実施形態の第二コンベヤの側面図
1.実施形態
ピッキング設備の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1から図3に示すように、ピッキング設備には、第一容器C1を搬送する第一コンベヤ1と、第二容器C2を搬送する第二コンベヤ2と、第一容器C1から第二容器C2に物品Wを移載する移載装置3と、第一コンベヤ1や第二コンベヤ2や移載装置3が設置されている設置領域Eで囲う柵4と、が備えられている。
第一コンベヤ1は、ローラコンベヤ等により構成されており、図1〜3に矢印で示すように、第一容器C1を一方向に搬送する。第一コンベヤ1の搬送経路の途中に、第一搬送位置P1が設定されている。第一コンベヤ1は、図外の第一搬送元から第一搬送位置P1に搬送すると共に、第一搬送位置P1から図外の第一搬送先に搬送する。第一コンベヤ1により第一搬送位置P1に搬送される第一容器C1には物品Wが一つ以上収容されており、一つの第一容器C1には同じ種類の物品Wが収容されている。
第二コンベヤ2は、ローラコンベヤ等により構成されており、図1〜3に矢印で示すように、第二容器C2を一方向に搬送する。第二コンベヤ2の搬送経路の途中に、第二搬送位置P2が設定されている。第二コンベヤ2は、図外の第二搬送元から第二搬送位置P2に搬送すると共に、第二搬送位置P2から図外の第二搬送先に搬送する。第二コンベヤ2により第二搬送位置P2に搬送される第二容器C2には物品Wは収容されていないが、第二搬送位置P2から搬送される第二容器C2には、移載装置3により移載された一種類又は複数種類の物品Wが収容されている。
つまり、ピッキング設備では、物品Wを収容した第一容器C1が第一コンベヤ1により第一搬送位置P1に搬送され、空の第二容器C2が第二コンベヤ2により第二搬送位置P2に搬送される。そして、移載装置3は、第一搬送位置P1に位置する第一容器C1から物品Wを取り出し、その取り出した物品Wを第二搬送位置P2に位置する第二容器C2に収容するようにして、物品Wを第一容器C1から第二容器C2に移載する。
取り出すべき物品Wが全て取り出された第一容器C1は、第一コンベヤ1により第一搬送位置P1から搬送される。また、収容すべき物品Wが全て収容された第二容器C2は、第二コンベヤ2により第二搬送位置P2から搬送される。
次に、第一コンベヤ1、第二コンベヤ2、及び移載装置3について説明を加える。尚、これらの装置を説明するにあたり、第二コンベヤ2が沿う方向を長手方向Xと称し、長手方向Xにおける第二コンベヤ2の搬送方向を長手第一方向X1と称し、その反対方向を長手第二方向X2と称する。また、平面視で長手方向Xに対して直交する方向を幅方向Yと称し、幅方向Yにおいて第二コンベヤ2に対して第一コンベヤ1が存在する方向を幅第一方向Y1と称し、その反対方向を幅第二方向Y2と称する。
尚、長手第一方向X1が、第一部分1Aの第一搬送方向に相当する。長手第二方向X2側が、第二部分2Aの搬送方向の上流側に相当する。
図2及び図3に示すように、第一コンベヤ1は、第一搬送部5と第二搬送部6と第三搬送部7とを備えている。第一搬送部5は、第一容器C1を長手第一方向X1に搬送して第一容器C1を第三搬送位置P3に搬送する。第二搬送部6は、第一容器C1を幅第二方向Y2に搬送して第一容器C1を第三搬送位置P3から第四搬送位置P4に搬送する。第三搬送部7は、第一容器C1を長手第一方向X1に搬送して、第一容器C1を第四搬送位置P4から第一搬送位置P1に搬送すると共に第一容器C1を第一搬送位置P1から長手第一方向X1に搬送する。
このように第一コンベヤ1は、第一搬送部5と第二搬送部6と第三搬送部7とをクランク状に配置している。そして、第三搬送位置P3には、第一搬送部5の長手第一方向X1の端部と第二搬送部6の幅第一方向Y1の端部とが位置している。また、第四搬送位置P4には、第二搬送部6の幅第二方向Y2の端部と第三搬送部7の長手第二方向X2の端部とが位置している。
第一搬送部5は、その長手第一方向X1の端部に、長手第一方向X1に搬送された第一容器C1を受け止める第一受止部9を備えている。第一搬送部5により第一容器C1を第三搬送位置P3に搬送するときに、当該第一容器C1が第一受止部9により受け止められことで、長手方向Xにおいて第一コンベヤ1に対して適正な位置に第一容器C1が位置する。
第二搬送部6は、その幅第二方向Y2の端部に、幅第二方向Y2に搬送された第一容器C1を受け止める第二受止部10を備えている。第二搬送部6により第一容器C1を第四搬送位置P4に搬送するときに、当該第一容器C1が第二受止部10により受け止められることで、幅方向Yにおいて第一コンベヤ1に対して適正な位置に第一容器C1が位置する。
第一コンベヤ1は、第二コンベヤ2の第二部分2Aと平行な第一部分1Aを有している。第一搬送位置P1は、第一部分1Aに設定されており、この第一部分1Aは、第一コンベヤ1における第三搬送部7に備えられている。
第一部分1Aは、第二部分2Aに対して幅方向Yにおいて作業者が入れない間隔Dで設置されている。ここで、本実施形態では、一般的な作業者の腹部の前後幅(腹部厚径)を200mmとして、間隔Dを、この200mm未満としている。具体的には、150mmとしている。間隔Dとしては、一般的な作業者の膝の前後幅(膝厚径)を100mmとして、この100mm未満に設定する、又は、第一部分1Aと第二部分2Aとを接触させて0mmとする等、適宜変更可能である。尚、本実施形態では、間隔Dを、当該間隔Dを利用して第一部分1Aと第二部分2Aとの間に架台19の脚を設置できる間隔としている。
図2及び図3に示すように、第二コンベヤ2は、第二容器C2を長手第一方向X1に搬送して第二容器C2を第二搬送位置P2に搬送すると共に第二容器C2を第二搬送位置P2から長手第一方向X1に搬送する。第二搬送位置P2は、第二コンベヤ2の第二部分2Aに設定されている。第二搬送位置P2は、第一コンベヤ1の第一搬送位置P1よりも長手第二方向X2側に設定されており、長手方向Xにおいて移載装置3と同じ位置に設定されている。
第二部分2Aにおける、第一搬送位置P1に対して幅第二方向Y2に並ぶ位置で且つ第二搬送位置P2に対して長手第一方向X1に並ぶ位置に作業エリアE1が設定されている。作業エリアE1の長手方向Xの幅は、第一部分1Aと第二部分2Aとの間隔Dより幅広に形成されている。作業エリアE1の長手方向Xの幅は、500mm以上としており、本実施形態では、作業エリアE1において作業者が作業を行い易くするために800mm以上となっている。
つまり、第二コンベヤ2の第二部分2Aの一部は作業エリアE1に設置されている。そして、第二部分2Aにおける作業エリアE1に位置する部分は、可動コンベヤ部12に構成されている。可動コンベヤ部12は、作業エリアE1の長手第一方向X1側から長手第二方向X2側に亘って位置している。
可動コンベヤ部12は、作業エリアE1より長手方向Xに幅広に構成されている。そして、可動コンベヤ部12の長手第一方向X1の端部は、第一コンベヤ1の他の部分に幅方向Yに沿う軸心周りに揺動可能に連結されており、可動コンベヤ部12の長手第二方向X2の端部は、第一コンベヤ1の他の部分により下方から支持されている。そのため、可動コンベヤ部12の長手第二方向X2の端部を上方に移動させることで、可動コンベヤ部12を、長手第一方向X1の端部に位置する幅方向Yに沿う軸心周りに回転させ、姿勢を変更可能に構成されている。
そして、可動コンベヤ部12は、図1、図2及び図4(仮想線で示す状態)に示すように、長手方向Xに沿う水平姿勢とした状態では、第二容器C2を長手方向Xに搬送する搬送状態となり、図3及び図4(実線で示す状態)に示すように、搬送状態から長手第二方向X2の端部を上方に持ち上げるように揺動させて起立姿勢とした状態では、作業エリアE1に作業者が入れる状態となるように作業エリアE1から退避する退避状態となる。このように、可動コンベヤ部12は、搬送状態と退避状態とに切り換え自在に構成されている。
上述の如く、第二コンベヤ2の第二部分2Aに、第二搬送位置P2が設定されていると共にこの第二搬送位置P2とは異なる位置に可動コンベヤ部12が設置されている。そのため、第二搬送位置P2に第二容器C2が存在している状態で、可動コンベヤ部12を搬送状態から作業状態に切り換え可能となっている。
作業エリアE1は、第二搬送位置P2に対して長手第一方向X1に隣接する位置に設定されており、幅方向Yにおいて第二搬送位置P2と同じ位置に位置している。そして、作業エリアE1の作業者が、第二搬送位置P2の第二容器C2に手が届き、第二容器C2に物品Wを収容できるように、作業エリアE1は設定されている。
また、作業エリアE1は、第一搬送位置P1に対して幅第二方向Y2に隣接する位置にあり、長手方向Xで第一搬送位置P1と同じ位置にある。そして、作業エリアE1の作業者が、第一搬送位置P1の第一容器C1に手が届き、第一容器C1から物品Wを取り出すことができるように、作業エリアE1は設定されている。
柵4は、第一コンベヤ1の幅第一方向Y1側に設置された第一柵4Aと、第二コンベヤ2の幅第二方向Y2側に設置された第二柵4Bと、を有する。第一柵4Aは、第一コンベヤ1に沿って設置されており、第二柵4Bは、第二コンベヤ2に沿って設置されている。
第二柵4Bの一部に、設置領域Eの作業エリアE1と設置領域Eの外部とに移動可能な出入口15が形成されている。この第二柵4Bの出入口15は、開閉自在な扉16で閉じられている。そして、出入口15に対して、扉16の開閉状態を検出する扉検出センサ17が備えられている。扉検出センサ17は、リミットスイッチ等により構成されており、扉16が出入口15を閉じている閉じ状態のときは扉16を検出する検出状態となり、扉16が閉じ状態から開き操作された状態のときは扉16を検出しない被検出状態となる。このように、扉検出センサ17は、扉16が閉じ状態か否かを検出する。
作業エリアE1に対して幅第一方向Y1で且つ第一柵4Aに対して幅第二方向Y2に、作業内容を表示する表示部13が備えられている。表示部13には、作業内容として、第一容器C1から取り出す物品Wの種類や数、第二容器C2における第一容器C1から取り出した物品Wを収納する位置等の情報が表示される。また、表示部13は、タッチパネルに構成されており、作業エリアE1の作業者が、作業エリアE1において行った作業内容を入力操作可能に構成されている。
移載装置3は、架台19上に設置されている。架台19は、第一コンベヤ1における第四搬送位置P4の真上に位置しており、第一部分1Aにより搬送される第一容器C1の上端より上方に設置されている。第一コンベヤ1により搬送される第一容器C1は、架台19の下方を通過する。移載装置3は、第二搬送位置P2に対して幅第一方向Y1に隣接する位置に設置されており、長手方向Xにおいて第二搬送位置P2と同じ位置に設置されている。また、移載装置3は、第一搬送位置P1に対して長手第二方向X2に隣接する位置に位置しており、幅方向Yで第一搬送位置P1と同じ位置に設置されている。
図5に示すように、ピッキング設備には、第一コンベヤ1、第二コンベヤ2及び移載装置3を制御する制御装置Hと、移載装置3を人為的に操作するための操作盤24と、が備えられている。
第一搬送位置P1の上方に、第一搬送位置P1に位置する第一容器C1の内部を撮像する第一撮像装置21が設置され、第二搬送位置P2の上方に、第二搬送位置P2に位置する第二容器C2の内部を撮像する第二撮像装置22が設置されている。制御装置Hは、上位のコントローラ(図示せず)からのピッキング情報に基づいて、ピッキング対象の物品Wが収容されている第一容器C1を第一搬送位置P1に搬送すると共に空の第二容器C2を第二搬送位置P2に搬送するように、第一コンベヤ1と第二コンベヤ2とを制御する。また、制御装置Hは、ピッキング情報と、第一撮像装置21の撮像情報に基づいて、第一容器C1に収容されている物品Wを保持して第一容器C1から取り出し、第二撮像装置22の撮像情報に基づいて、第二容器C2に収容する。
制御装置Hは、移載装置3による移載の途中に移載装置3が保持していた物品Wを落とす等のエラーが生じた場合は、移載装置3による物品Wの移載を中断して移載装置3を停止させる。また、制御装置Hは、操作盤24の停止ボタンが操作された場合や、扉検出センサ17により扉16の開き操作が検出された場合に、移載装置3による物品Wの移載を中断して移載装置3を停止させる。そして、扉検出センサ17により扉16の閉じ状態が検出されている状態で操作盤24の復旧ボタンが操作された場合は、移載装置3を作動させて移載装置3による物品Wの移載を再開する。
制御装置Hは、移載装置3が移載を中断した場合、移載を中断したことを示す情報を表示部に表示させることや、警告灯やブザー等の報知装置を作動させる非常状態とする。作業者は、操作盤24の停止ボタンを押し操作して非常状態を解除した後、扉16を開けるとともに可動コンベヤ部12を搬送位置から退避位置に移動させて、作業エリアE1に進入する。作業エリアE1の作業者は、第一容器C1からの物品Wの取り出しや第二容器C2への物品Wの収容するピッキング作業を行った後、行った作業内容を表示部13に入力する。ピッキング作業を終えた作業者は、作業エリアE1から退出して可動コンベヤ部12を退避位置から搬送位置に移動させ、扉16を閉じた後、操作盤24の復旧ボタンを押し操作する。制御装置Hは、停止ボタンが押し操作されるに伴って非常状態を解除し、復旧ボタンが押し操作されるに伴って、移載装置3が移載を中断したときの作業状況と表示部13に入力された作業情報とに基づいて、ピッキング作業を再開する。
2.その他の実施形態
次に、ピッキング設備のその他の実施形態について説明する。
(1)上記実施形態では、移載装置3を、平面視で、第一搬送位置P1に対して長手方向Xに並び且つ第二搬送位置P2に対して幅方向Yに並ぶ位置に設置したが、移載装置3を、第一搬送位置P1及び第二搬送位置P2の一方又は双方と平面視で重なるように吊り下げた状態で設置する等、移載装置3の設置位置は適宜変更可能である。
(2)上記実施形態では、架台19を、平面視で第一コンベヤ1の第一部分1Aと重なるように設置したが、架台19を、平面視で第二コンベヤ2の第二部分2Aと重なるように設置してもよい。尚、この場合は、架台19は、第二部分2Aにより搬送される第二容器C2の上端より上方に設置される。また、架台19を、平面視で第一部分1A及び第二部分2Aの双方と重ならないように設置してもよい。
(3)上記実施形態では、第一コンベヤ1に第一搬送部5と第二搬送部6と第三搬送部7とを備えて、第一コンベヤ1をクランク状に設置したが、例えば、図6に示すように、第一コンベヤ1を長手方向Xに沿って直線状に設置する等、第一コンベヤ1の設置形状は適宜変更してもよい。また、第二コンベヤ2を直線状に設置したが、第二コンベヤ2をクランク状に設置する等、第二コンベヤ2の設置形状は適宜変更してもよい。
(4)上記実施形態では、可動コンベヤ部12を上方に揺動させることで、可動コンベヤ部12の状態を搬送状態から退避状態に切り換えたが、例えば、図7に示すように、可動コンベヤ部12を下方に揺動させることや、図8に示すように、長手方向Xにスライド移動させることや、可動コンベヤ部12を第二コンベヤ2の他の部分から取り外すことで、可動コンベヤ部12の状態を搬送状態から退避状態に切り換えるようにしてもよい。尚、図7に示す第二コンベヤ2における可動コンベヤ部12を下方から支持する部分は、長手第二方向X2に引退可能に構成されており、当該部分を引退させることで可動コンベヤ部12を退避位置に切り換え可能となる。また、図8に示す第二コンベヤ2は、チェーンコンベヤにて構成されており、可動コンベヤ部12を構成するチェーンコンベヤと、第二コンベヤ2における可動コンベヤ部12以外のチェーンコンベヤと、は搬送される第二容器C2の幅内において幅方向Yにずらした状態で設置されており、可動コンベヤ部12は、第二コンベヤ2のその他の部分に対して長手方向Xにスライド移動可能に構成されている。
(5)上記実施形態では、第一部分1Aの搬送方向と第二部分2Aの搬送方向とを同じ方向としたが、第一部分1Aの搬送方向を長手第二方向X2とし、第二部分2Aの搬送方向を長手第一方向X1として、第一部分1Aの搬送方向と第二部分2Aの搬送方向とを異ならせてもよい。
(6)上記実施形態では、移載装置3が移載を中断した場合に、第一搬送位置P1に位置する第一容器C1からの物品Wの取り出しと、第二搬送位置P2に位置する第二容器C2への物品Wの収容と、のうちの何れか一方を一回又は双方を一回ずつ行ったが、移載装置3が移載を中断した場合に、第一搬送位置P1に位置する第一容器C1からの物品Wの取り出しと、第二搬送位置P2に位置する第二容器C2への物品Wの収容とを、繰り返し行うようにしてもよい。
具体的には、例えば、作業エリアE1の作業者が操作可能な位置に、第一コンベヤ1及び第二コンベヤ2を操作するための搬送操作盤を備える。制御装置Hは、搬送操作盤により第一容器C1を第一搬送位置P1から搬送する操作が行われた場合に、第一搬送位置P1にある第一容器C1を下流側に搬送すると共に、次の第一容器C1を第一搬送位置P1に搬送するように、第一コンベヤ1を制御する。また、第二搬送位置P2の第二容器C2は、物品Wを収容する前又は物品Wを収容した後に、作業者によって第二コンベヤ2における作業エリアE1より下流側の部分に移動させる。そして、制御装置Hは、搬送操作盤により第二容器C2を第二搬送位置P2から搬送する操作が行われた場合に、作業者によって移動された第二容器C2を下流側に搬送すると共に、次の第二容器C2を第二搬送位置P2に搬送するように、第二コンベヤ2を制御する。このように、作業者が搬送操作盤を操作して第一容器C1を第一搬送位置P1に順次搬送すると共に第二容器C2を第二搬送位置P2に順次搬送して、第一搬送位置P1に位置する第一容器C1からの物品Wの取り出しと、第二搬送位置P2に位置する第二容器C2への物品Wの収容とを、繰り返し行うようにしてもよい。
(7)なお、上述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
3.上記実施形態の概要
以下、上記において説明したピッキング設備の概要について説明する。
ピッキング設備は、物品を収容した第一容器を搬送する第一コンベヤと、第二容器を搬送する第二コンベヤと、前記第一容器から前記第二容器に物品を移載する移載装置と、を備え、
前記第一コンベヤは、前記第二コンベヤの第二部分と平行な第一部分を有し、前記第二部分の搬送方向に対して、平面視で直交する方向を幅方向として、前記第一部分は、前記第二部分に対して前記幅方向において作業者が入れない間隔で設置され、前記第一部分に、第一搬送位置が設定され、前記第二部分に、第二搬送位置が設定され、前記移載装置は、前記第一搬送位置に位置する前記第一容器から前記第二搬送位置に位置する第二容器に物品を移載し、前記第二部分における、前記第一搬送位置に対して前記幅方向に並ぶ位置で且つ前記第二搬送位置に対して前記搬送方向に並ぶ位置に作業エリアが設定され、前記第二コンベヤは、前記作業エリアに設けられた可動コンベヤ部を備え、前記可動コンベヤ部は、前記搬送方向に前記第二容器を搬送する搬送状態と、前記作業エリアに作業者が入れる状態となるように前記作業エリアから退避する退避状態と、に切り換え自在に構成されている。
この構成によれば、第一搬送位置が設定された第一部分と、第二搬送位置が設定された第二部分と、が幅方向において比較的狭い間隔で配設されるため、ピッキング設備の省スペース化が図り易くなると共に、第一搬送位置の第一容器と第二搬送位置の第二容器とを近づけることができるため、第一容器から第二容器に物品を移載する移載装置の小型化も図り易くなる。
そして、可動コンベヤ部を搬送状態から退避状態に切り換えることで、可動コンベヤを作業エリアから退避させることができ、作業者が作業エリアに進入することができる。作業エリアは、第一搬送位置に対して幅方向に並んでおり、また、第二搬送位置に対して搬送方向に並んでいるため、作業エリアの作業者は、第一搬送位置に位置する第一容器や第二搬送位置に位置する第二容器に対して作業を行うことができる。
ここで、前記第二搬送位置は、前記第一搬送位置よりも前記搬送方向の上流側に設定され、前記移載装置は、平面視で、前記第一搬送位置に対して前記搬送方向の上流側に並び且つ前記第二搬送位置に対して前記幅方向に並ぶ位置に設置されていると好適である。
この構成によれば、第一搬送位置は、移載装置の搬送方向の下流側に並び、第二搬送位置は、移載装置の幅方向の一方向に並んでいるため、移載装置は、第一搬送位置に位置する第一容器及び第二搬送位置に位置する第二容器の双方と近い位置に設置することができ、移載装置による第一容器から第二容器への物品の移載を効率よく行える。
また、前記幅方向における前記作業エリアに対して前記第一搬送位置が存在する方向を幅第一方向として、前記作業エリアに対して前記幅第一方向に、作業内容を表示する表示部が備えられていると好適である。
この構成によれば、作業エリアに対して、第一搬送位置が存在する方向と同じ方向に表示部を備えることで、作業エリアの作業者が見やすい位置に表示部を設置できる。そして、作業エリアの作業者は、表示部に表示されている作業内容を見ながらピッキング作業を行えるため、ピッキング作業を行い易くなる。
また、前記第一部分が前記第一容器を搬送する方向を第一搬送方向として、前記第一コンベヤは、前記第一容器を前記第一搬送方向に搬送して前記第一容器を第三搬送位置に搬送する第一搬送部と、前記第一容器を前記幅方向に搬送して前記第一容器を前記第三搬送位置から第四搬送位置に搬送する第二搬送部と、前記第一容器を前記第一搬送方向に搬送して前記第一容器を前記第四搬送位置から前記第一搬送位置に搬送する第三搬送部と、を備え、前記第一搬送部又は第三搬送部は、前記第一搬送方向に搬送される前記第一容器を受け止める第一受止部を備え、前記第二搬送部は、前記幅方向に搬送される前記第一容器を受け止める第二受止部を備えていると好適である。
この構成によれば、第一搬送部又は第三搬送部により第一容器を搬送するときに第一受止体により受け止めることで、第一搬送方向における第一容器の位置を位置決めすることができる。また、第三搬送部により第一容器を搬送するときに第二受止体により受け止めることで、幅方向における第一容器の位置を位置決めすることができる。このように、容器を位置決めするために幅方向や第一方向に第一容器を移動させる専用の装置が必要なく、第一容器を位置決めする構成の簡素化を図ることができる。
また、前記移載装置は、架台上に設置され、前記架台は、前記第一部分により搬送される前記第一容器の上端と、前記第二部分により搬送される前記第二容器の上端と、のうちの少なくとも一方より上方に設置されていると好適である。
この構成によれば、第一部分により搬送される第一容器の上端より上方に架台を設置することで、第一部分の真上に架台を設置できる。また、第二部分により搬送される第二容器の上端より上方に架台を設置することで、第二部分の真上に架台を設置できる。このように第一部分や第二部分の真上に架台を設置することで、移載装置を設置するための専用のスペースが必要なくなり、ピッキング設備の省スペース化を図ることができる。
本開示に係る技術は、容器を搬送するコンベヤと物品を移載する移載装置とを備えたピッキング設備に利用することができる。
1:第一コンベヤ
1A:第一部分
2:第二コンベヤ
2A:第二部分
3:移載装置
5:第一搬送部
6:第二搬送部
7:第三搬送部
9:第一受止部
10:第二受止部
12:可動コンベヤ部
19:架台
C1:第一容器
C2:第二容器
D:間隔
E1:作業エリア
P1:第一搬送位置
P2:第二搬送位置
P3:第三搬送位置
P4:第四搬送位置
W:物品
X1:長手第一方向(搬送方向、第一方向)
Y:幅方向
Y1:幅第一方向

Claims (5)

  1. 物品を収容した第一容器を搬送する第一コンベヤと、第二容器を搬送する第二コンベヤと、前記第一容器から前記第二容器に物品を移載する移載装置と、を備えたピッキング設備であって、
    前記第一コンベヤは、前記第二コンベヤの第二部分と平行な第一部分を有し、
    前記第二部分の搬送方向に対して、平面視で直交する方向を幅方向として、
    前記第一部分は、前記第二部分に対して前記幅方向において作業者が入れない間隔で設置され、
    前記第一部分に、第一搬送位置が設定され、
    前記第二部分に、第二搬送位置が設定され、
    前記移載装置は、前記第一搬送位置に位置する前記第一容器から前記第二搬送位置に位置する第二容器に物品を移載し、
    前記第二部分における、前記第一搬送位置に対して前記幅方向に並ぶ位置で且つ前記第二搬送位置に対して前記搬送方向に並ぶ位置に作業エリアが設定され、
    前記第二コンベヤは、前記作業エリアに設けられた可動コンベヤ部を備え、
    前記可動コンベヤ部は、前記搬送方向に前記第二容器を搬送する搬送状態と、前記作業エリアに作業者が入れる状態となるように前記作業エリアから退避する退避状態と、に切り換え自在に構成されているピッキング設備。
  2. 前記第二搬送位置は、前記第一搬送位置よりも前記搬送方向の上流側に設定され、
    前記移載装置は、平面視で、前記第一搬送位置に対して前記搬送方向の上流側に並び且つ前記第二搬送位置に対して前記幅方向に並ぶ位置に設置されている請求項1に記載のピッキング設備。
  3. 前記幅方向における前記作業エリアに対して前記第一搬送位置が存在する方向を幅第一方向として、
    前記作業エリアに対して前記幅第一方向に、作業内容を表示する表示部が備えられている請求項1又は2に記載のピッキング設備。
  4. 前記第一部分が前記第一容器を搬送する方向を第一搬送方向として、
    前記第一コンベヤは、前記第一容器を前記第一搬送方向に搬送して前記第一容器を第三搬送位置に搬送する第一搬送部と、前記第一容器を前記幅方向に搬送して前記第一容器を前記第三搬送位置から第四搬送位置に搬送する第二搬送部と、前記第一容器を前記第一搬送方向に搬送して前記第一容器を前記第四搬送位置から前記第一搬送位置に搬送する第三搬送部と、を備え、
    前記第一搬送部又は第三搬送部は、前記第一搬送方向に搬送される前記第一容器を受け止める第一受止部を備え、
    前記第二搬送部は、前記幅方向に搬送される前記第一容器を受け止める第二受止部を備えている請求項1から3のいずれか一項に記載のピッキング設備。
  5. 前記移載装置は、架台上に設置され、
    前記架台は、前記第一部分により搬送される前記第一容器の上端と、前記第二部分により搬送される前記第二容器の上端と、のうちの少なくとも一方より上方に設置されている請求項1から4のいずれか一項に記載のピッキング設備。
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