JP6769705B2 - 胎盤抽出物の製造方法 - Google Patents

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本発明は、胎盤抽出物に関し、特にメラニン生成抑制作用が増強されている胎盤抽出物に関する。
しみやそばかすなどの色素沈着を抑えて皮膚をより白くする(美白)ことが、美容上の観点から強く望まれている。
色素沈着は、紫外線照射、酸化的刺激、ホルモン異常などの影響で表皮に存在する黒色素細胞(メラノサイト)が活性化され、メラニン色素の生成が著しく亢進することにより生じている。
メラニンの生成、色素沈着についてより具体的に説明すると、まず、酵素であるチロシナーゼの働きにより、アミノ酸の1種であるチロシンが酸化されてドーパが生成される。チロシナーゼはこのドーパにも作用し、ドーパからドーパキノンが生成される。次いで、ドーパキノンがドーパクロムに変換された後、自動酸化することによりメラニンが生成される。そして、生成したメラニンが皮膚中で沈着することにより、いわゆる「しみ」や「そばかす」などの色素沈着となる。
そのため、色素沈着を抑えて美白するための技術が提案されている。
例えば、メラニンの生成原因となる紫外線から皮膚を守る日焼け止めクリームなどが広く用いられている。
また、チロシナーゼを阻害してメラニン生成を抑制することも提案されている。例えば、チロシナーゼを阻害する物質としてビタミンC、アルブチン、コウジ酸などがこれまでに見出されており、これらを用いてメラニン生成を抑制する方法が知られている。
また、牛や豚などの胎盤からの抽出物(プラセンタエキス)にもチロシナーゼの阻害作用があることが知られており、当該プラセンタエキスを用いたメラニンの生成抑制も提案されている。
特開2009−079026号公報
しかしながら、胎盤(プラセンタ)に含まれる成分についてはチロシナーゼ遺伝子の発現を促進するとの報告もある(Saha B et al., Glycoconj J., 2006 23, 259-68; Sarkar C et al., Mol Cell Biochem. 2006 285, 133-42; Mallick S et al., Pigment Cell Res., 2005 18,25-33)。また、色素沈着の抑制については、さらなる効果の改善が求められている。
本発明はこのような事情に基づきなされたものであり、胎盤抽出物のメラニン生成抑制作用を増強できる新規な技術を提供することを目的とする。
本発明者は、胎盤の水抽出物について、チロシナーゼ活性を阻害する作用があることを確認した。
さらに、本発明者は鋭意研究の結果、胎盤の水抽出物に対しオイルを用いての精製処理を行ったところ、未処理の胎盤の水抽出物を用いた場合と比較してメラニン生成抑制作用を増強できることを見出し、本発明を完成させた。
本発明の要旨は以下のとおりである。
[1] 胎盤の水抽出物をオイルを用いての抽出により精製することを含む、メラニン生成抑制作用の増強された胎盤抽出物の製造方法。
[2] 前記精製処理を、中鎖脂肪酸油、オリーブ油、ブドウ種子油、菜種油、大豆油、米胚芽油、サフラワー油、ゴマ油、シソ油、亜麻仁油、月見草油、卵黄油、スクワレン、およびヤシ油からなる群から選択される1種または2種以上のオイルを用いてのオイル抽出により行う[1]に記載の胎盤抽出物の製造方法。
[3] 前記胎盤の水抽出物を、乳化剤および前記オイルを含む混合液を用いての抽出により精製する[1]または[2]に記載の胎盤抽出物の製造方法。
[4] 前記乳化剤として、グリセリン脂肪酸エステル、有機酸モノグリセリド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、レシチン、および酵素分解レシチンからなる群から選択される1種または2種以上の乳化剤を用いる[3]に記載の胎盤抽出物の製造方法。
本発明によれば、胎盤抽出物のメラニン生成抑制作用を増強できる新規な技術を提供することができる。
実施例の精製抽出液とチロシナーゼの活性との関係を表すグラフである。 実施例の精製抽出液とL−DOPAとチロシナーゼを24時間インキュベートした後の黒化度を水抽出物の黒化度と比較したグラフである。 実施例の精製抽出液とL−DOPAとチロシナーゼを24時間インキュベートした後の黒化度を水抽出物の黒化度と比較したグラフである。
以下、本発明の1つの実施形態について詳述する。
本実施形態はメラニン生成抑制作用の増強された胎盤抽出物の製造方法に関し、胎盤の水抽出物をオイルを用いての抽出により精製することを含む。
以下の説明においては、本実施形態の方法により得られる水抽出物を精製抽出物とも称す。本実施形態に係る精製抽出物においてメラニン生成抑制作用が増強される理由については、胎盤の水抽出物からメラニンの合成過程におけるチロシナーゼ遺伝子の発現を促進する物質(以下、黒化促進物質ともいう)が上記の精製処理により除去されるためと考えられる。
本明細書において、胎盤の水抽出物とは、胎盤(凍結・融解等の処理が行われていてもよい)または胎盤の分解物を必要に応じて水に浸漬または混合した後、不溶物等を除くことにより得られる抽出液、この抽出液から水分を除去したもの、あるいは上記抽出液や水分除去物を適当な溶剤を用いるなどして溶解、分散、希釈したものなどをいう。
なお、胎盤を水で抽出するに当たり、用いる水の温度や量などは特に限定されない。また、胎盤の水抽出物として市販品を用いてもよい。
また、本明細書において、胎盤の分解物とは、ヒト、サル、ウシ、ブタ、ウマ、ヒツジ、マウスなどの動物の胎盤に対し成分を分解する処理を行うことにより得られる組成物をいう。成分を分解する処理としては公知の方法を用いることができ、例えば酵素分解、加水分解、酸・アルカリ分解などが挙げられる。
具体的な分解処理の条件等は、特に限定されない。例えば回収された胎盤について洗浄等を行った後、上記に例示した分解処理を行う。次いで、得られた反応物について必要に応じてろ過等による残渣の除去、濃縮や乾燥処理が行われてもよい。
酵素分解により胎盤の分解物を得る場合に使用される酵素は特に限定されないが、タンパク質分解酵素が挙げられる。タンパク質分解酵素としては特に限定されず例えば胎盤分解物を得るために使用可能な公知のタンパク質分解酵素を利用することができ、具体的には、エンドペプチダーゼ、エキソペプチダーゼ、アミノペプチダーゼ、ジペプチダーゼ、カルボキシペプチダーゼ等を挙げることができる。
また、本明細書において、オイルを用いての抽出による精製処理とは、オイルと、当該オイルと分離する性質を有し、処理対象物(プラセンタの水抽出物)を含有する液(処理対象液)とを接触させることにより、オイルに溶解等する成分を処理対象液から除去する処理をいう。本実施形態において、処理対象液は、例えば、胎盤の水抽出液、または粉体等の胎盤の水抽出物を水に溶解または分散させたものとすることができる。
本実施形態において、具体的な精製処理の条件や方法、例えば精製処理において用いられるオイルの量などは特に限定されず、当業者が適宜設定することができる。
精製処理に用いることができるオイルについては特に限定されず、当業者が適宜設定することができる。例えば、当該オイルとして、中鎖脂肪酸油(炭素数が8〜12の脂肪酸により構成されているオイル、MCT)、オリーブ油、ブドウ種子油、菜種油、大豆油、米胚芽油、サフラワー油、ゴマ油、シソ油、亜麻仁油、月見草油、卵黄油、スクワレン、およびココナツ油などのヤシ油からなる群から選択される1種または2種以上のオイルを用いて行うことができる。
また、本実施形態においては、メラニン生成をより抑えることができる観点から、オイルとともに乳化剤を含む混合液を用いて胎盤の水抽出物の精製処理を行うことが好ましい。具体的には、乳化剤を添加したオイルを処理対象液と接触させることにより、上記精製処理を行うなどすればよい。
乳化剤の種類は特に限定されず、例えばグリセリン脂肪酸エステル、有機酸モノグリセリド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、レシチン、酵素分解レシチン等が挙げられる。本実施形態においては、例えばこれらのうち1種または2種以上を乳化剤として用いるようにしてもよい。メラニン生成をさらにより抑えることができる観点から、本実施形態においては、乳化剤としてグリセリン脂肪酸エステルおよび/または卵黄レシチンなどのレシチンを用いることがより好ましい。
得られたメラニン生成抑制作用の増強された胎盤抽出物は、様々な形態で用いることができ、特に限定されないが、例えば、他の成分と混合し、飲食品や化粧料等の組成物を構成することができる。さらに、本実施形態に係る胎盤抽出物を含む組成物は、医薬品、医薬部外品等であってもよい。
本実施形態に係る胎盤抽出物を含む組成物が飲食品である場合、例えば、特定保健用食品、栄養機能食品、または機能性表示食品といった保健機能食品、特別用途食品、一般食品とすることができる。具体的には、錠剤、口腔内速崩壊錠、カプセル、顆粒、細粒などの固形投与形態や清涼飲料水のような液体投与形態のものを挙げることができる。
飲食品として構成される場合、他の成分は、食品用として使用可能なものを適宜選択して配合でき、特に限定されない。
また、本実施形態に係る胎盤抽出物を含む組成物が化粧料である場合、例えば、乳液、クリーム、化粧水、パック、分散液、洗浄料、メーキャップ化粧料、頭皮・毛髪用品等の化粧品などとすることができる。配合される他の成分も化粧料を製造する際に認められている成分を適宜選択して用いることができ、特に限定されない。
以上、本実施形態によれば、チロシナーゼを阻害する作用を有する胎盤の水抽出物をオイルを用いて精製していることにより、メラニン生成抑制作用が増強された精製抽出物を得ることができる。当該精製抽出物を配合することにより、メラニン生成抑制作用が高められた飲食品や化粧料等を得ることが可能である。
以下の実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されない。
実施例、比較例においては、胎盤の水抽出物として、以下に示す酵素処理することにより得られた豚由来の胎盤の水抽出物を使用した。
プラセンタエキス末100TP(BIOFAC社製)・・・プラセンタエキス末(1)
プラセンタエキスパウダーTYPE‐B(A.Costantino & C.S.p.a.社製)・・・プラセンタエキス末(2)
スノープラセンタゴールド純末DPS(スノーデン社製)・・・プラセンタエキス末(3)
[比較例1、2、3:胎盤の水(DW)抽出液の調製]
プラセンタエキス末(1)(比較例1)、プラセンタエキス末(2)(比較例2)、またはプラセンタエキス末(3)(比較例3)の粉末に蒸留水(DW)を0.2 g/mlになるように加え、室温で60分間緩やかに攪拌して溶解させた。その溶液を1,500×gで10分間遠心分離して上清を回収し、次いで遠心フィルター(Ultrafree-MC-HV Centrifugal Filters PVDF 0.45μm:メルク株式会社)を用いて12,000×gで5分間ろ過した。得られたろ液を比較例である胎盤の水(DW)抽出液として用いた。
[実施例1、2:中鎖脂肪酸油を用いた実施例の精製抽出液の準備]
プラセンタエキス末(1)またはプラセンタエキス末(2)の粉末にDWを0.2 g/mlになるように加え、室温で60分間緩やかに攪拌して溶解させた。そこにDWの40倍量の中鎖脂肪酸油(パナセート810、日油社製)を加え、再度室温で60分間緩やかに攪拌した。その溶液を1,500×gで10分間遠心分離して、水層部分のみ回収し、遠心フィルターを用いて得られたろ液を実施例である精製抽出液として用いた。なお、プラセンタエキス末(1)を用いて得られたものを実施例1と、プラセンタエキス末(2)を用いて得られたものを実施例2とした。
[実施例1−1〜4:中鎖脂肪酸油および乳化剤を用いた実施例の精製抽出液の準備]
中鎖脂肪酸油に代えて表1に示す乳化剤を添加した中鎖脂肪酸油を用いた以外は実施例1と同様の方法で実施例1−1〜4の精製抽出液を得た。乳化剤を添加した中鎖脂肪酸油は、0.5質量%になるように中鎖脂肪酸油に対して乳化剤を添加した後、室温で60分間緩やかに攪拌して溶解させることにより調製した。
[実施例2−1〜2:中鎖脂肪酸油および乳化剤を用いた実施例の精製抽出液の準備]
中鎖脂肪酸油に代えて表2に示す乳化剤を添加した中鎖脂肪酸油を用いた以外は実施例2と同様の方法で実施例2−1〜2の精製抽出液を調製した。乳化剤を添加した中鎖脂肪酸油は、実施例1〜4と同様の方法で調製した。

[実施例3−A〜C:各種オイルを用いた実施例の精製抽出液の準備]
プラセンタエキス末(1)に代えてプラセンタエキス末(3)を抽出対象とし、オリーブ油(実施例3−A)、サフラワー油(実施例3−B)、またはココナツ油(実施例3−C)を用いて精製処理を行ったほかは実施例1と同様の方法で実施例3−A〜Cの精製抽出液を得た。
[試験例1:チロシナーゼ活性の測定]
リン酸バッファは0.1MでpH6.5となるように調整して使用した。3-(3,4-Dihydroxyphenyl)-L-alanine (L-DOPA)(和光純薬工業株式会社)とチロシナーゼ(Sigma-Aldrich社)はリン酸バッファに溶解して用いた。 96ウェルプレートを用い、L-DOPAは最終濃度が1mM、チロシナーゼは最終濃度が100unit/mlになるように添加し、そこに実施例3−A〜Cの精製抽出液または比較例3の水抽出液、あるいはDW(コントロール)を添加した。また、ブランクとしてはL-DOPAの代わりにリン酸バッファのみを加えたものを用い、そこにサンプルを加えた。
具体的には、サンプル溶液あるいはDW7.5 μlに、L-DOPA原液30 μlとチロシナーゼ原液26.25μl、リン酸バッファ86.25 μlを加えることで150μlに合わせた。
マイクロプレートリーダー(ARVO-SX:株式会社パーキンエルマージャパン)を用いて495 nmの吸光度を5分おきに90分まで測定した。チロシナーゼ活性は、L-DOPAを加えたウェル(表3のA)の吸光度からDWを加えたウェル(表3のB)の吸光度を差し引くことで算出した。また、実施例3−A〜Cの精製抽出液または比較例3の水抽出液を加えなかったものをコントロールサンプルとして用いた。
実施例3−A〜Cおよび比較例3についてチロシナーゼ活性を比較した結果を図1に示す。
図1から理解できるように、胎盤の水抽出物および当該胎盤水抽出物のオイル抽出により精製された実施例の精製抽出物の作用により、チロシナーゼの活性が阻害されていることが理解できる。
[試験例2:黒化度の測定]
試験例1と同様の方法で調製した試料について、試料を96ウェルプレートにいれたまま室温で24時間インキュベートした。その後、プレート遠心機を用いて700×gで30分間遠心分離し、生成したメラニンの沈殿を作製した。
プレートの底に残った沈殿はプレートごと乾燥し、実体顕微鏡下で撮影を行った。その後画像解析ソフト(ImageJ)を用いて画像の輝度を測定した。L-DOPAの入っていたウェル(表3のA)の沈殿の輝度からL-DOPAの入っていないウェル(表3のB)の沈殿の輝度を差し引き、その値をメラニン生成の指標(黒化度)として用いた。
プラセンタエキス末(1)を用いて調製された実施例1等の結果を図2に、プラセンタエキス末(2)を用いて調製された実施例2等の結果を図3に示す。プラセンタエキス末(1)、プラセンタエキス末(2)のいずれに由来する抽出物の場合も、オイル抽出を行うことによりメラニンが含まれる沈殿画分において黒化度が低下している。また、黒化度の低下は、オイルに乳化剤を添加することによりさらに顕著となっている。
当該結果から、オイル抽出を行うことによって得られた実施例の精製抽出物の作用によりメラニン生成(黒化)が阻害されていること、さらに、乳化剤を加えたオイルを用いることで当該メラニン生成抑制作用がさらに高まったことが理解できる。

Claims (4)

  1. 胎盤の水抽出物を炭素数が8〜12の脂肪酸により構成されている中鎖脂肪酸油、オリーブ油、サフラワー油、およびココナツ油からなる群から選択される1種または2種以上のオイルを用いての抽出により精製することで得られるメラニン生成抑制作用が増強された胎盤抽出物を含む、メラニン生成抑制用組成物。
  2. 前記精製処理を、前記中鎖脂肪酸油を用いてのオイル抽出により行う請求項1に記載のメラニン生成抑制用組成物。
  3. 前記胎盤の水抽出物を、乳化剤および前記オイルを含む混合液を用いて精製する請求項1に記載のメラニン生成抑制用組成物。
  4. 前記乳化剤として、グリセリン脂肪酸エステル、有機酸モノグリセリド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、レシチン、および酵素分解レシチンからなる群から選択される1種または2種以上の乳化剤を用いる請求項3に記載のメラニン生成抑制用組成物。
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