JP6768580B2 - 車両制御システム、車両制御装置 - Google Patents

車両制御システム、車両制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、車両に備わる制御装置と、ユーザが所持する電子キーおよび携帯機とから構成される車両制御システムに関する。
電子キーを用いて車両のドアの施錠・解錠を行うシステムとして、キーレスエントリやパッシブエントリなどのシステムが実用化されている。キーレスエントリでは、電子キーを操作すると、電子キーから車両側に遠隔操作信号が送信され、この信号に基づいてドアの施錠・解錠が行われる。パッシブエントリでは、ユーザがドアのノブに接近または接触したことが検知されると、車両側から応答要求信号が送信され、この信号を受信した電子キーから返信される応答信号に基づいて、ドアの施錠・解錠が行われる。
また、電子キーだけでなく、ユーザの所有するスマートフォンなどの携帯機を用いることで、より利便性を高めた車両制御システムも種々提案されている。たとえば、ユーザが自分に適合したシート位置をカスタマイズ情報としてスマートフォンに登録しておき、乗車時にこの情報を車両側に送ることで、シート位置が自動調整されることなどはその例である。また、スマートフォンの操作によって、たとえば車両に搭載された空調装置やオーディオ装置などの設定を行ったり、ヘッドライトや室内灯を点灯・消灯させたりすることも可能である。特許文献1〜5にも、スマートフォンなどの携帯機を用いた車両制御システムが開示されている。
さらに、最近では、あらゆる物がインターネットにつながるIoT(Internet of Things)が急速に普及しつつあるが、この概念を車両に拡げたコネクテッド・カー(Connected Car)にも注目が集まっている。たとえば、スマートフォンを利用して車両をインターネットに接続し、スマートフォンのアプリケーションを用いて、音声や動画などのデータをダウンロードしたり、車両に搭載された制御装置の更新プログラムをダウンロードしたりすることができる。
しかしながら、このようなコネクテッド・カーにおいては、利便性の向上や新たな価値の創造というメリットがある一方で、インターネットに接続されることで、セキュリティ上のリスクが増大するという問題がある。たとえば、スマートフォンと車両との間の通信には、Bluetooth(登録商標;以下同様)のような近距離無線が用いられるが、近距離無線はオープン規格であって仕様が公開されていることから、悪意のある第三者によってハッキングされやすい。特に、近距離無線では、待ち受け時に車両側からビーコン(Beacon)信号が高頻度で送信されるため、これを足掛かりにハッカーが攻撃対象の車両を特定し、ユーザが車両から離れたのを見計らって車両に接近しハッキングを行うリスクが高い。
特開2011−247076号公報 特表2016−504777号公報 特開2013−62666号公報 特開2014−125779号公報 特開2016−56614号公報
本発明の課題は、携帯機を用いることによる利便性を保ちながら、携帯機と車両とを接続する際のセキュリティリスクを低減できる車両制御システムを提供することにある。
本発明による車両制御システムは、車両に搭載され当該車両を制御する車両制御装置と、ユーザにより所持され車両制御装置と通信が可能な電子キーと、ユーザにより所持され車両制御装置および電子キーと通信が可能な携帯機とを備えている。車両制御装置は、ユーザの乗車時または降車時に所定の条件が成立した場合に、電子キーとの通信に基づいて、当該電子キーの所在位置を判定する。そして、電子キーの所在位置が車内である場合は、車両制御装置は携帯機と直接通信を行う。また、電子キーの所在位置が車外である場合は、車両制御装置は、携帯機との通信を切断状態とするとともに、携帯機と電子キーとの間の通信を接続状態とし、電子キーを介して携帯機と通信を行う。
このような車両制御システムによると、電子キーが車外にある場合は、車両制御装置は携帯機と直接通信を行わず、電子キーを介して携帯機と通信を行う。このため、電子キーがゲートウェイの役割を果たし、セキュリティ性が向上する。また、電子キーが車外にある場合に、車両制御装置と携帯機との間の通信が切断されるので、当該通信にセキュリティ性の低い近距離無線が用いられていても、第三者によるハッキングを未然に防止できる。したがって、携帯機を用いて様々な機能を実現できる利便性を保ちながら、携帯機を車両に接続する際のセキュリティリスクを低減することができる。また、携帯機が車内にあるか車外にあるかを判別し、携帯機の所在位置に応じて、車両制御装置と携帯機との間の通信ルートを切り替えるので、ユーザが特別な操作をしなくても、最適の通信ルートを自動的に選択することができる。
本発明において、車両制御装置と携帯機との間で通信が確立している状態で、電子キーの所在位置が車外と判定された場合に、車両制御装置は、携帯機との通信を切断するとともに、電子キーと携帯機との間で通信を開始させるための通信開始コマンドを電子キーへ送信し、電子キーは、通信開始コマンドに基づいて、携帯機と通信を開始してもよい。
本発明において、電子キーと携帯機との間で通信が確立している状態で、電子キーの所在位置が車内と判定された場合に、車両制御装置は、電子キーと携帯機との間の通信を切断させるための通信切断コマンドを電子キーへ送信し、電子キーは、通信切断コマンドに基づいて携帯機との通信を切断し、その後、携帯機は車両制御装置と通信を開始してもよい。
本発明において、車両制御装置と携帯機との間で通信が確立する前に、携帯機は、所定の操作が行われたことに基づいて、電子キーとの間で通信を行い、電子キーは、当該電子キーの所在位置の判定に必要な情報を車両制御装置へ送信し、車両制御装置は、前記情報に基づいて電子キーの所在位置が車内と判定した場合に、電子キーと携帯機との間の通信を切断させるための通信切断コマンドを電子キーへ送信し、電子キーは、通信切断コマンドに基づいて携帯機との通信を切断し、その後、携帯機は、車両制御装置と通信を開始してもよい。
本発明において、電子キーと携帯機との間で通信が確立する前に、携帯機は、所定の操作が行われたことに基づいて、電子キーとの間で通信を行い、電子キーは、当該電子キーの所在位置の判定に必要な情報を車両制御装置へ送信し、車両制御装置は、前記情報に基づいて電子キーの所在位置が車外と判定した場合に、電子キーと携帯機との間の通信を継続させるための通信継続コマンドを電子キーへ送信し、電子キーは、通信継続コマンドに基づいて、携帯機との通信を継続してもよい。
本発明において、電子キーの所在位置が車内である場合に、車両制御装置と携帯機とは、近距離無線による通信を行い、電子キーの所在位置が車外である場合に、携帯機と電子キーとは近距離無線による通信を行い、電子キーと車両制御装置とは長距離無線による通信を行ってもよい。
本発明において、乗車時における所定の条件は、車両のドアが解錠されたこと、車両のドアが開かれまたは閉じられたこと、車両のエンジンを始動させる操作が行われたこと、の少なくとも1つを含むものであってもよい。また、降車時における所定の条件は、車両のドアが施錠されたこと、車両のドアが開かれまたは閉じられたこと、車両のエンジンを停止させる操作が行われたこと、の少なくとも1つを含むものであってもよい。
本発明の車両制御システムによれば、携帯機を用いることによる利便性を保ちながら、携帯機と車両とを接続する際のセキュリティリスクを低減することができる。
本発明による車両制御システムの概略図である。 車両制御システムのブロック図である。 通信ルートを切り替える手順を示したフローチャートである。 通信ルートを切り替える手順を示したフローチャートである。 通信確立前のペアリングの手順を示したフローチャートである。 通信確立前のペアリングの手順を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
まず、車両制御システムの構成を、図1および図2を参照しながら説明する。
図1に示すように、車両制御システム100は、車両Vに搭載された車両制御装置1と、この車両制御装置1と無線通信が可能な電子キー2と、車両制御装置1および電子キー2と無線通信が可能な携帯機3とから構成される。携帯機3は、たとえばスマートフォンである。電子キー2と携帯機3は、車両Vの所有者であるユーザAが所持している。ユーザAは、電子キー2を用いて車両Vのドアの施錠・解錠などを行い、また、携帯機3を用いて、車載機器の設定や操作を行ったり、データやプログラムのダウンロードを行ったりする。
図1の車両制御システム100は、キーレスエントリとパッシブエントリの双方の機能を備えている。なお、図1では、1台の車両Vを1人のユーザAが利用する場合を例に挙げているが、1台の車両Vを複数のユーザが共同利用するカーシェアリングなどの場合にも、本システムを適用することができる。
図1の車両制御システム100においては、電子キー2の所在位置に応じて、車両制御装置1と携帯機3との間の通信ルートが自動的に切り替えられる。その詳細については後述するが、概要を述べると以下の通りである。
図1(a)のように、ユーザAが車両Vに乗車している場合、つまり電子キー2が車内にある場合は、車両制御装置1と携帯機3との間で、直接通信が行われる。この通信は、たとえばBLE(Bluetooth Low Energy)などの近距離無線によって行われる。図1(a)では、ユーザAが車内にいるため、近距離無線通信を行っても、第三者が接近してハッキングを行うおそれはない。
一方、図1(b)のように、ユーザAが車両Vから降車している場合、つまり電子キー2が車外にある場合は、車両制御装置1と携帯機3との間の通信が切断され、携帯機3は電子キー2と通信を行う。この通信は、BLEなどの近距離無線によって行われる。また、電子キー2は車両制御装置1とも通信を行う。この通信は、UHF(Ultra High Frequency)通信などの長距離無線によって行われる。図1(b)では、車両制御装置1と携帯機3との間の近距離無線通信が切断され、また、UHF通信は仕様が非公開で送信頻度も低いため、ハッキングのリスクが低減する。
図2は、車両制御装置1、電子キー2、および携帯機3の具体的構成を示している。以下、それぞれについて詳細に説明する。
車両制御装置1は、第1制御部10A、第2制御部10B、および第3制御部10Cを備えている。第1制御部10Aには、LF(Low Frequency)送信部11、UHF受信部12、およびリクエストスイッチ13などが接続されている。第2制御部10Bには、近距離無線部14と長距離無線部15などが接続されている。第3制御部10Cには、ドア制御部16と車載機器制御部17などが接続されている。車両制御装置1には、これら以外にも各種のブロックが含まれているが、本発明に直接関係しないため、それらの図示を省略してある。
第1制御部10A、第2制御部10B、および第3制御部10Cは、それぞれ制御対象ごとに割り当てられたECU(Electronic Control Unit)からなり、CPUやメモリなどを備えている。第1制御部10Aは、キーレスエントリやパッシブエントリの動作を制御するECUであり、第2制御部10Bは、近距離無線通信や長距離無線通信を制御するECUであり、第3制御部10Cは、車両本体に備わるドアや車載機器などを制御するECUである。これらの制御部10A〜10Cは、共通のバス50に接続されている。
LF送信部11は、電子キー2の所在位置を確認するためのLF信号(応答要求信号)を送信する。UHF受信部12は、電子キー2から送信される第1UHF信号(応答信号)を受信する。リクエストスイッチ13は、ドアのノブ付近に設けられてユーザの手の接触(または接近)を検出するパッシブエントリ用のスイッチである。
近距離無線部14は、BLE(Bluetooth Low Energy)などの近距離無線によって電子キー2および携帯機3と通信を行うための、送受信回路やアンテナから構成される。長距離無線部15は、電子キー2との間でUHF通信を行うための、送受信回路やアンテナから構成される。
ドア制御部16は、車両のドアの施錠・解錠を行うドアロック装置や、ドアの開閉を行うドア開閉装置などからなる。車載機器制御部17は、シート、ミラー、ライト、空調装置、オーディオ装置、カーナビゲーション装置などの各種車載機器を駆動するための駆動回路や、この駆動回路の動作を制御する制御回路などから構成される。
電子キー2は、制御部20、LF受信部21、UHF送信部22、操作部23、表示部24、近距離無線部25、長距離無線部26、およびバッテリ27を備えている。電子キー2には、これら以外のブロックも含まれているが、本発明に直接関係しないため、それらの図示を省略してある。
制御部20は、CPUやメモリなどを備えており、電子キー2の動作を制御する。LF受信部21は、車両制御装置1のLF送信部11から送信された前述のLF信号を受信する。UHF送信部22は、応答信号である第1UHF信号を車両制御装置1へ送信する。操作部23は、電子キー2の本体に設けられた複数の操作ボタンから構成される。表示部24は、電子キー2の本体に設けられた複数のLEDランプから構成される。
近距離無線部25は、BLEなどの近距離無線によって車両制御装置1および携帯機3と通信を行うための、送受信回路やアンテナから構成される。長距離無線部26は、車両制御装置1との間で第2UHF信号による通信を行うための、送受信回路やアンテナから構成される。第2UHF信号の周波数f2は、前述の第1UHF信号の周波数f1よりも高い(f2>f1)。また、電子キー2が車両から遠く離れていても車両制御装置1との間で通信ができるように、第2UHF信号の通信エリアは、第1UHF信号の通信エリアと比較して、十分広くなるように設計される。バッテリ27は、リチウム電池などからなり、電子キー2の各部に電源を供給する。
携帯機3(スマートフォン)は、制御部30、操作部31、表示部32、通信部33、通話部34、近距離無線部35、およびバッテリ36を備えている。携帯機3には、これら以外にも各種のブロックが含まれているが、本発明に直接関係しないため、それらの図示を省略してある。
制御部30は、CPUやメモリなどを備えており、携帯機3の動作を制御する。操作部31は、携帯機3の本体に設けられた操作ボタンや、表示部32に表示される操作ボタンから構成される。表示部32は、携帯機3の本体に設けられた液晶パネルとその駆動回路などから構成される。通信部33は、インターネット回線に接続される通信回路やインタフェースなどから構成される。通話部34は、スピーカやマイクロフォンなどから構成される。近距離無線部35は、BLEなどの近距離無線によって車両制御装置1および電子キー2と通信を行うための、送受信回路やアンテナから構成される。バッテリ36は、リチウム電池などからなり、携帯機3の各部に電源を供給する。
次に、上記構成からなる車両制御システム100において、車両制御装置1と電子キー2と携帯機3との間の通信手順につき、図3〜図6のフローチャートを参照しながら説明する。以下では、乗車時と降車時にユーザが電子キー2と携帯機3の双方を所持していることが前提となる。
図3は、車両制御装置1と携帯機3との間で通信が確立している状態から、電子キー2の所在位置に応じて通信ルートが切り替えられる場合の手順を示している。
最初、車両制御装置1と携帯機3との間には、ペアリング(Pairing)によって通信が確立されており、車両制御装置1と携帯機3は、それぞれの近距離無線部14、35により、近距離無線通信を行っている(ステップS1、S31)。
この状態で、車両制御装置1の第3制御部10Cは、ユーザが乗車する時または降車する時に所定の条件が成立したか否かを監視している(ステップS2)。所定の条件とは、電子キー2の所在位置を確認する必要があるかどうかを判断するための条件であって、たとえば、乗車時の条件としては、車両のドアが解錠されたこと、車両のドアが開かれまたは閉じられたこと、車両のエンジンを始動させる操作が行われたこと、などが考えられる(それぞれの組合せも可能)。また、降車時の条件としては、車両のドアが施錠されたこと、車両のドアが開かれまたは閉じられたこと、車両のエンジンを停止させる操作が行われたこと、などが考えられる(それぞれの組合せも可能)。これらのうち、少なくとも1つがユーザにより行われると、ステップS2で所定条件が成立する。
所定条件が成立すると(ステップS2:YES)、車両制御装置1のLF送信部11は、電子キー2の所在位置を確認するためのLF信号を送信する(ステップS3)。このLF信号は、電子キー2のLF受信部21で受信される(ステップS21)。
電子キー2では、LF受信部21でLF信号が受信されると、制御部20においてLF信号の信号強度(RSSI)を測定し、その測定値を第1UHF信号(応答信号)に含めて、UHF送信部22から送信する(ステップS22)。この第1UHF信号は、車両制御装置1のUHF受信部12で受信される(ステップS4)。
車両制御装置1では、UHF受信部12で第1UHF信号が受信されると、第1制御部10Aにおいて、第1UHF信号に含まれている信号強度の値に基づき、車両から電子キー2までの距離を演算し、その演算結果から電子キー2の所在位置を判定する(ステップS5)。電子キー2が車両から離れると信号強度は小さくなり、電子キー2が車両に近づくと信号強度は大きくなるので、当該信号強度の値を所定の閾値と比較することで、電子キー2が車内にあるか車外にあるかを判別することができる。
ステップS5での判定の結果、電子キー2が車内にある場合は(ステップS6:NO)、ステップS1に戻って、車両制御装置1と携帯機3との間の近距離無線通信が継続される(ステップS2では、新たに条件が成立するまで判定はNOとなるので、ステップS1、S2が反復される)。
一方、ステップS5での判定の結果、電子キー2が車外にある場合は(ステップS6:YES)、車両制御装置1の第2制御部10Bは、携帯機3との間のペアリングを解除して、近距離無線通信を停止する(ステップS7、S32)。これによって、車両制御装置1と携帯機3との間の通信が切断される。
次に、第2制御部10Bは、電子キー2と携帯機3との間で通信を開始させるための通信開始コマンドを含む第2UHF信号を、長距離無線部15から電子キー2へ送信する(ステップS8)。この第2UHF信号は、電子キー2の長距離無線部26で受信される(ステップS23)。
電子キー2の制御部20は、長距離無線部26が受信した通信開始コマンドに基づいて、携帯機3との間でペアリングを実行する(ステップS24、S33)。そして、ペアリングが完了すると、電子キー2と携帯機3との間の通信が確立し、それぞれの近距離無線部25、35により近距離無線通信が行われる(ステップS25、S34)。
このようにして、車両制御装置1と携帯機3とが通信している状態で、電子キー2の所在位置が車外と判定された場合は、車両制御装置1と携帯機3との通信が切断され、電子キー2と携帯機3との通信に切り替えられる。この通信は、上述したように、近距離無線部25、35による近距離無線通信である。そして、これ以降、車両制御装置1は、電子キー2を介して携帯機3と通信を行うことになる。この場合の車両制御装置1と電子キー2との通信は、長距離無線部15、26によるUHF通信である。
このため、携帯機3の操作部31を操作して、たとえば車載機器を操作するための指令信号を近距離無線部35から送信した場合(ステップS35)、この指令信号は、電子キー2の近距離無線部25で受信される(ステップS26)。電子キー2は、受信した指令信号を中継し、長距離無線部26からUHF信号として車両制御装置1へ送信する。このUHF信号(指令信号)は、車両制御装置1の長距離無線部15で受信される(ステップS9)。車両制御装置1の第3制御部10Cは、電子キー2から受信した指令信号に基づいて、車載機器の操作などの処理を実行する(ステップS10)。
図4は、電子キー2と携帯機3との間で通信が確立している状態から、電子キー2の所在位置に応じて通信ルートが切り替えられる場合の手順を示している。
最初、電子キー2と携帯機3との間には、ペアリングによって通信が確立されており、電子キー2と携帯機3は、それぞれの近距離無線部25、35により、近距離無線通信を行っている(ステップS20、S31a)。
この状態で、車両制御装置1の第3制御部10Cは、前述した乗車時または降車時の所定条件の成立有無を監視している(ステップS2)。そして、所定条件が成立すると(ステップS2:YES)、車両制御装置1のLF送信部11から、電子キー2の所在位置を確認するためのLF信号が送信され(ステップS3)、電子キー2のLF受信部21が、このLF信号を受信する(ステップS21)。電子キー2は、LF信号の信号強度を含む第1UHF信号を、UHF送信部22から送信する(ステップS22)。車両制御装置1では、UHF受信部12がこの第1UHF信号を受信し(ステップS4)、第1制御部10Aが、第1UHF信号に含まれている信号強度の値に基づき、電子キー2の所在位置を判定する(ステップS5)。
ステップS5での判定の結果、電子キー2が車外にある場合は(ステップS6a:NO)、ステップS2に戻り、電子キー2と携帯機3との間の近距離無線通信が継続される(ステップS20、S31a)。
一方、ステップS5での判定の結果、電子キー2が車内にある場合は(ステップS6a:YES)、車両制御装置1の第1制御部10Aは、電子キー2と携帯機3との間の通信を切断させるための通信切断コマンドを含むLF信号を、LF送信部11から送信する(ステップS6b)。このLF信号は、電子キー2のLF受信部21で受信される(ステップS27)。
電子キー2の制御部20は、LF受信部21が受信した通信切断コマンドに基づいて、携帯機3との間のペアリングを解除して、近距離無線通信を停止する(ステップS28、S32a)。これによって、電子キー2と携帯機3との間の通信が切断される。
次に、車両制御装置1の第2制御部10Bは、携帯機3との間でペアリングを実行する(ステップS6c、S33a)。そして、ペアリングが完了すると、車両制御装置1と携帯機3との間の通信が確立し、それぞれの近距離無線部14、35により近距離無線通信が行われる(ステップS6d、S34a)。
このようにして、電子キー2と携帯機3とが通信している状態で、電子キー2の所在位置が車内と判定された場合は、電子キー2と携帯機3との通信が切断され、車両制御装置1と携帯機3との通信に切り替えられる。そして、これ以降、車両制御装置1は、電子キー2を介さずに、携帯機3と直接通信を行うことになる。この通信は、上述したように、近距離無線部14、35による近距離無線通信である。
このため、携帯機3の操作部31を操作して、たとえば車載機器を操作するための指令信号を近距離無線部35から送信した場合(ステップS35a)、この指令信号は、電子キー2で中継されずに、直接、車両制御装置1の近距離無線部14で受信される(ステップS9a)。車両制御装置1の第3制御部10Cは、携帯機3から受信した指令信号に基づいて、車載機器の操作などの処理を実行する(ステップS10)。
図5は、図3のステップS1、S31の通信が確立する以前の、車両制御装置1と携帯機3との間のペアリングの手順を示している。ここでは、電子キー2が「車内」にある場合を想定している。
携帯機3の操作部31において、ペアリングのための操作が行われると(ステップS301:YES)、まず、電子キー2と携帯機3との間でペアリングが実行される(ステップS201、S302)。そして、ペアリングが完了すると、電子キー2と携帯機3との間の通信が確立し、それぞれの近距離無線部25、35により近距離無線通信が行われる(ステップS202、S303)。
次に、電子キー2は、当該電子キーの所在位置の判定を要求する電子キー位置判定要求コマンドを含んだ第1UHF信号を、UHF送信部22から送信する(ステップS203)。この第1UHF信号が、車両制御装置1のUHF受信部12で受信されると(ステップS101)、車両制御装置1のLF送信部11は、電子キー2の所在位置を確認するためのLF信号を送信する(ステップS102)。このLF信号が、電子キー2のLF受信部21で受信されると(ステップS204)、電子キー2は、受信したLF信号の強度を測定し、信号強度を含む第1UHF信号(応答信号)を、UHF送信部22から送信する(ステップS205)。この第1UHF信号は、車両制御装置1のUHF受信部12で受信される(ステップS103)。
車両制御装置1の第1制御部10Aは、受信した第1UHF信号に含まれている信号強度の値に基づき、電子キー2の所在位置を判定するが、今の場合は電子キー2が車内にあると判定される(ステップS104)。そして、第1制御部10Aは、電子キー2と携帯機3との間の通信を切断させるための通信切断コマンドを含むLF信号を、LF送信部11から送信する(ステップS105)。このLF信号は、電子キー2のLF受信部21で受信される(ステップS206)。
電子キー2の制御部20は、LF受信部21が受信した通信切断コマンドに基づいて、携帯機3との間のペアリングを解除し、近距離無線通信を停止する(ステップS207、S304)。これによって、電子キー2と携帯機3との間の通信が切断される。
次に、車両制御装置1の第2制御部10Bは、携帯機3との間でペアリングを実行する(ステップ106、S305)。そして、ペアリングが完了すると、車両制御装置1と携帯機3との間の通信が確立し、それぞれの近距離無線部14、35により近距離無線通信が行われる(ステップS107、S306)。この後、図3の手順へ移行する。
図6は、図4のステップS20、S31aの通信が確立する以前の、電子キー2と携帯機3との間のペアリングの手順を示している。ここでは、電子キー2が「車外」にある場合を想定している。
図6において、携帯機3でペアリングの操作が行われてから(ステップS301)、車両制御装置1が第1UHF信号を受信する(ステップS103)までの手順については、図5の場合と同じであるので、説明を省略する。
車両制御装置1の第1制御部10Aは、受信した第1UHF信号に含まれている信号強度の値に基づき、電子キー2の所在位置を判定するが、今の場合は電子キー2が車外にあると判定される(ステップS108)。そして、第1制御部10Aは、電子キー2と携帯機3との間の通信を継続させるための通信継続コマンドを含む第2UHF信号を、長距離無線部15から送信する(ステップS109)。この第2UHF信号は、電子キー2の長距離無線部26で受信される(ステップS208)。
電子キー2の制御部20は、長距離無線部26が受信した通信継続コマンドに基づいて、電子キー2と携帯機3との間のペアリングをそのまま維持し、携帯機3との通信を継続する(ステップS209、S307)。以後は、図4の手順へ移行する。
以上説明したように、本実施形態においては、電子キー2の所在位置が車内である場合は、車両制御装置1は、携帯機3と直接通信を行う。一方、電子キー2の所在位置が車外である場合は、車両制御装置1と携帯機3との間の通信が切断され、車両制御装置1は電子キー2を介して携帯機3と通信を行う。このため、電子キー2がゲートウェイの役割を果たし、セキュリティ性が向上する。特に、本実施形態では、電子キー2が車外にある場合に、車両制御装置1と携帯機3との間のセキュリティ性の低い近距離無線通信が切断されるので、第三者によるハッキングを未然に防止することができる。また、本実施形態では、車両制御装置1と電子キー2との間の通信はUHF通信により行われ、UHF通信は、BLEなどと異なり、仕様が公開されておらず、待ち受け状態での送信頻度も低い(もしくは送信がない)ため、第三者のハッキングは容易でない。
したがって、本実施形態によれば、携帯機3を用いて様々な機能を実現できる利便性を保ちながら、携帯機3を車両に接続する際のセキュリティリスクを低減することができる。また、携帯機3が車内にあるか車外にあるかを判別し、携帯機3の所在位置に応じて、車両制御装置1と携帯機3との間の通信ルートを切り替えるので、ユーザが特別な操作をしなくても、最適の通信ルートを自動的に選択することができる。
本発明は、上述した実施形態以外にも、以下のような種々の実施形態を採用することができる。
図4のステップS28、S32a、および図5のステップS207、S304においては、電子キー2と携帯機3との間のペアリングを解除して、両者間の通信を切断した例を挙げたが、ペアリングを維持したまま、電子キー2と携帯機3との間の通信優先度を下げてもよい。たとえば、常時は電子キー2と携帯機3との間で通信を行わず、非常時などの場合に限って電子キー2と携帯機3との間で通信を行うようにしてもよい。
図6のステップS108においては、電子キー2から受信した信号強度に基づいて、電子キー2が車外にあると判定したが、他の方法で判定してもよい。たとえば、電子キー2が車から遠く離れた位置にあれば、車両制御装置1で電子キー2からの応答信号を受信できないので、LF信号を送信してから一定時間が経過しても応答信号を受信しなかった場合に、電子キー2が車外にあると判定してもよい。
図3および図4のステップS2においては、降車時の条件として、ドアの施錠、ドアの開閉、エンジン停止操作の有無を判定し、これらのいずれかが行われた場合に、電子キー2の位置を判定し(ステップS5)、電子キー2が車外にあれば、車両制御装置1と携帯機3との通信を切断した(ステップS7)。他の方法として、前記の条件のうち、エンジン停止操作が行われた場合は、電子キー2の位置を判定することなく、その時点で車両制御装置1と携帯機3との通信を切断してもよい。
前記の実施形態においては、車両制御装置1が、電子キー2から送信された信号強度に基づいて電子キー2の所在位置を判定したが、本発明はこれに限定されない。電子キー2が送信する情報は、電子キー2の所在位置の判定に必要な情報であればよい。たとえば、電子キー2が、受信したLF信号の信号強度に基づいて自身の所在位置を検出し、当該位置情報を車両制御装置1へ送信してもよい。この場合、車両制御装置1は、電子キー2から送信された位置情報に基づいて、電子キー2の所在位置を判定する。
前記の実施形態においては、近距離無線の例としてBLEを挙げたが、本発明はこれに限定されない。たとえば、Wi−Fi(登録商標)のような他の近距離無線を用いることも可能である。
前記の実施形態においては、携帯機としてスマートフォンを例に挙げたが、スマートフォンに代えて、他の携帯電話機や携帯型タブレットなどを携帯機として用いてもよい。
1 車両制御装置
2 電子キー
3 携帯機
100 車両制御システム
A ユーザ
V 車両

Claims (8)

  1. 車両に搭載され、当該車両を制御する車両制御装置と、
    ユーザにより所持され、前記車両制御装置と通信が可能な電子キーと、
    ユーザにより所持され、前記車両制御装置および前記電子キーと通信が可能な携帯機と、を備え、
    前記車両制御装置は、
    前記ユーザの乗車時または降車時に所定の条件が成立した場合に、前記電子キーとの通信に基づいて、当該電子キーの所在位置を判定し、
    前記電子キーの所在位置が車内である場合は、前記携帯機と直接通信を行い、
    前記電子キーの所在位置が車外である場合は、前記携帯機との通信を切断状態とするとともに、前記携帯機と前記電子キーとの間の通信を接続状態とし、前記電子キーを介して前記携帯機と通信を行う、ことを特徴とする車両制御システム。
  2. 請求項1に記載の車両制御システムにおいて、
    前記車両制御装置と前記携帯機との間で通信が確立している状態で、前記電子キーの所在位置が車外と判定された場合に、
    前記車両制御装置は、前記携帯機との通信を切断するとともに、前記電子キーと前記携帯機との間で通信を開始させるための通信開始コマンドを、前記電子キーへ送信し、
    前記電子キーは、前記通信開始コマンドに基づいて、前記携帯機と通信を開始する、ことを特徴とする車両制御システム。
  3. 請求項1に記載の車両制御システムにおいて、
    前記電子キーと前記携帯機との間で通信が確立している状態で、前記電子キーの所在位置が車内と判定された場合に、
    前記車両制御装置は、前記電子キーと前記携帯機との間の通信を切断させるための通信切断コマンドを、前記電子キーへ送信し、
    前記電子キーは、前記通信切断コマンドに基づいて、前記携帯機との通信を切断し、
    その後、前記携帯機は、前記車両制御装置と通信を開始する、ことを特徴とする車両制御システム。
  4. 請求項2に記載の車両制御システムにおいて、
    前記車両制御装置と前記携帯機との間で通信が確立する前に、
    前記携帯機は、所定の操作が行われたことに基づいて、前記電子キーとの間で通信を行い、
    前記電子キーは、当該電子キーの所在位置の判定に必要な情報を、前記車両制御装置へ送信し、
    前記車両制御装置は、前記情報に基づいて前記電子キーの所在位置が車内と判定した場合に、前記電子キーと前記携帯機との間の通信を切断させるための通信切断コマンドを、前記電子キーへ送信し、
    前記電子キーは、前記通信切断コマンドに基づいて、前記携帯機との通信を切断し、
    その後、前記携帯機は、前記車両制御装置と通信を開始する、ことを特徴とする車両制御システム。
  5. 請求項3に記載の車両制御システムにおいて、
    前記電子キーと前記携帯機との間で通信が確立する前に、
    前記携帯機は、所定の操作が行われたことに基づいて、前記電子キーとの間で通信を行い、
    前記電子キーは、当該電子キーの所在位置の判定に必要な情報を、前記車両制御装置へ送信し、
    前記車両制御装置は、前記情報に基づいて前記電子キーの所在位置が車外と判定した場合に、前記電子キーと前記携帯機との間の通信を継続させるための通信継続コマンドを、前記電子キーへ送信し、
    前記電子キーは、前記通信継続コマンドに基づいて、前記携帯機との通信を継続する、ことを特徴とする車両制御システム。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の車両制御システムにおいて、
    前記電子キーの所在位置が車内である場合に、前記車両制御装置と前記携帯機とは、近距離無線による通信を行い、
    前記電子キーの所在位置が車外である場合に、前記携帯機と前記電子キーとは近距離無線による通信を行い、前記電子キーと前記車両制御装置とは長距離無線による通信を行う、ことを特徴とする車両制御システム。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の車両制御システムにおいて、
    乗車時における前記所定の条件は、車両のドアが解錠されたこと、車両のドアが開かれまたは閉じられたこと、車両のエンジンを始動させる操作が行われたこと、の少なくとも1つを含み、
    降車時における前記所定の条件は、車両のドアが施錠されたこと、車両のドアが開かれまたは閉じられたこと、車両のエンジンを停止させる操作が行われたこと、の少なくとも1つを含むことを特徴とする車両制御システム。
  8. 車両に搭載され、ユーザの所持する電子キーおよび携帯機とそれぞれ通信を行い、前記車両を制御する車両制御装置であって、
    前記ユーザの乗車時または降車時に所定の条件が成立した場合に、前記電子キーとの通信に基づいて、当該電子キーの所在位置を判定し、
    前記電子キーの所在位置が車内である場合は、前記携帯機と直接通信を行い、
    前記電子キーの所在位置が車外である場合は、前記携帯機との通信を切断状態とするとともに、前記携帯機と前記電子キーとの間の通信を接続状態とし、前記電子キーを介して前記携帯機と通信を行う、ことを特徴とする車両制御装置。
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