JP5446084B2 - 車両用電子キーシステム - Google Patents

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本発明は、複数の電子キーのそれぞれに付与された作動権限に応じて車載機器の作動を許可する車両用電子キーシステムに関する。
従来、ユーザーに携帯された電子キーから送信されるユーザーIDを、予め登録されたユーザーIDと照合し、この照合結果に基づいて車両ドアの開錠やエンジン始動を許可する電子キーシステムが、スマートエントリーシステムやイモビライザーシステム等の名称で知られている。
こうした電子キーシステムにおいて、電子キーは複数個設定されるのが通常である。また、一時的に電子キーとして機能するコピーキーを設定することも想定される(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、コピーキーを発行する際に有効回数や有効期限等を設定し、その限度内でコピーキーによる車両ドアの解錠等を許可することについて記載されている。
特開2007−113306号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のシステムでは、コピーキーにおいて所定の車載機器の作動を制限することについての考慮がなされていない。従って、例えば限定的な用途のためにコピーキーを設定して他人に貸与する際に、車両のセキュリティが低下するおそれが生じる。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、セキュリティ性能の低下を抑制しつつ、ユーザーの利便性を高めることが可能な車両用電子キーシステムを提供することを、主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、
複数の電子キーと、
各電子キーを検知可能な検知手段と、
該検知手段により検知された電子キーに付与されている作動権限に応じて車載機器の作動を許可する車載機器作動許可装置と、を備える車両用電子キーシステムであって、
ユーザー操作に応じて、前記複数の電子キーの一に付与された作動権限の一部又は全部を、他の電子キーに付与することが可能であることを特徴とする、
車両用電子キーシステムである。
この本発明の一態様によれば、作動権限を制限した電子キーを他人に貸与する等の利用が可能となるため、セキュリティ性能の低下を抑制しつつ、ユーザーの利便性を高めることができる。
本発明の一態様において、
前記複数の電子キーに含まれ、全ての作動権限を有するマスターキーが車両内に在るときに、前記複数の電子キーに含まれ、部分的な作動権限を有するサブキーに全ての作動権限が付与された場合には、前記車両内に在るマスターキーから車両走行に関する作動権限が一時的に削除されることを特徴とするものとしてもよい。
こうすれば、車両内にマスターキーを置いたままユーザーが車両から一時的に降りて、直ぐ戻ってくるような状況において、車両盗難を防止することができる。
また、本発明の一態様において、
前記複数の電子キーは、自己が有する作動権限に関する情報を保持することを特徴とするものとしてもよい。
こうすれば、作動権限を付与する際に必ずしも車両を介する必要がなくなるため、電子キーと車両との通信負荷を軽減することができる。
また、本発明の一態様において、
ユーザー操作に応じて、前記電子キーを2以上の電子キーに分割することが可能であり、
前記車載機器作動許可装置は、前記分割された2以上の電子キーの全てを検知した場合に車載機器の作動を許可することを特徴とするものとしてもよい。
こうすれば、分割された何れかの電子キーを紛失した場合には車載機器の作動が許可されないため、セキュリティ性を向上させることができる。
また、本発明の一態様において、
前記複数の電子キー及び前記車載機器作動許可装置と通信可能な設備であって、前記複数の電子キーに付与された作動権限に関する情報を保管可能な保管設備を備えることを特徴とするものとしてもよい。
こうすれば、電子キーを紛失した場合でも、保管設備との通信によって再設定することが可能となる。また、保管した際に電子キーを一時的に無効にする手続きを行なえば、情報を保管している間に車両が走行することがありえないため、車両盗難を早期に発見することができる。
本発明によれば、セキュリティ性能の低下を抑制しつつ、ユーザーの利便性を高めることが可能な車両用電子キーシステムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
以下、本発明の一実施例に係る車両用電子キーシステムについて説明する。車両用電子キーシステムは、複数(何個あってもよい)の電子キーと、各電子キーに付与された作動権限に応じて車載機器の作動を許可する車載機器作動許可装置と、を基本的な構成要素とする。以下の実施例では、車載機器作動許可装置が作動許可可能な全ての作動権限を有する親キー、部分的な作動権限を有する子キー、各電子キーに作動権限を付与するためのデバイスとしての携帯電話、各電子キーを検知可能な車両側送受信装置、及び車載機器作動許可装置として機能する照合ECU(Electronic Control Unit)を有するものとして説明する。
[構成]
図1は、車両用電子キーシステム1の全体構成の一例を示す図である。車両用電子キーシステム1は、親キー10と、子キー20と、携帯電話30と、車両側送受信装置40と、照合ECU50と、センター70と、を備える。
親キー10は、例えば、有線又は無線通信を行なう送信部11及び受信部12と、キーIDやアクセスIDを記憶したメモリ13と、を有する。子キー20も同様に、例えば、有線又は無線通信を行なう送信部21及び受信部22と、キーIDやアクセスIDを記憶したメモリ23と、を有する。親キー10や子キー20は、どのような形状でも構わない。例えば、自動車メーカーにより製造された専用機器であってもよいし、携帯電話やICカード、PDA等の汎用機器であっでもよい。
携帯電話30は、送信部31と、受信部32と、内部コンピュータがROM等に記憶されたプログラムを実行することにより実現される機能ブロックとしての分割処理部33、複写処理部34、移転処理部35、アクセス制限設定部36、及びIDバンク預け入れ・引出処理部37と、キーIDやアクセスIDを記憶するメモリ38と、を備える。なお、携帯電話に代えて、PCやPDA等通信機能をもった装置であればどのような装置を用いてもよい。
車両側送受信装置40は、例えば、車両ドアやラゲージドア付近、車室内等に配設され、親キー10や子キー20との通信を行なう送受信装置、及び携帯電話網を利用してセンター70と情報の授受を行なう装置を含む。
照合ECU50は、例えば、CPUを中心としてROMやRAM等がバスを介して相互に接続されたコンピューターユニットであり、その他、HDD(Hard Disc Drive)やDVD(Digital Versatile Disk)等の記憶媒体やI/Oポート、タイマー、カウンター等を備える。ROMには、CPUが実行するプログラムやデータが格納されている。また、照合ECU50は、ROMに記憶されたプログラムをCPUが実行することにより機能する主要な機能ブロックとして、キーID照合部51と、在宅有無照合部52と、アクセスID照合部53と、アクセスレベル判定部54と、キーIDを記憶したメモリ55と、を備える。
照合ECU50には、各席のドアロック状態を制御するドアロック装置60や、トランク駆動装置61、ステアリングロック駆動装置62、エンジン制御装置63、シフト制御装置64、アクセル制御装置65等が接続される。照合ECU50は、これらの機器に許可信号又は不許可信号を送信することにより、車載機器の作動を許可又は不許可とすることができる。
[基本動作]
親キー10及び子キー20は、車両側送受信装置40と無線通信を行なって、周知のスマートエントリーシステムを実現する。すなわち、ユーザーがこれらのキーを携帯して車両のドアに近づくと、キーと車両側送受信装置40との間で無線通信が行われ、キーIDと車両側の照合IDが一致すれば、ドアロックが自動で解除され、さらにキーをシリンダーに差し込まなくてもスタートボタンを押せばエンジンが起動するように照合ECU50が許可信号又は不許可信号を発信する。
親キー10は、車載機器の全ての作動権限を有する。すなわち、これを保有するユーザーは、本システムにより制御される全ての車載機器を作動させることができる。一方、子キー20は、車載機器の一部の作動権限を有する。すなわち、これを保有するユーザーは、本システムにより制御される車載機器の一部を作動させることができない。
こうした制限を実現するために、親キー10及び子キー20はアクセスID及びキーIDを保持している。図2は、アクセスID及びキーIDの詳細例を示す図である。
まずキーIDについて説明する。キーIDの構成は、種別ID+車両ID+更新IDから構成される一例として、種別は親キー、一時子キー、子キー、一時親キー、分割キ一A、分割キ一B、等と分類され、それぞれIDが割り当てられている。どれにも該当しない場合は無効キーとなる。車両IDは車両側のキーID照合部51に記憶されているIDと、所有者が携帯している電子キーが保持するキーIDとが一致するかどうかを判定するためのものであり、更新IDとセットで判定される。更新IDは車両IDに付帯される1Dであり、親キーを移管したり、IDバンクから引き出した時に更新される情報である(IDバンクについては後述する)。
次に、アクセスIDについて説明する。アクセスIDの構成は、機能ID十制限レベル情報(制限項目十制限レベル)から構成される。機能IDには、キーが持っている各機能、つまりドアロックの施錠・開錠機能、エンジン始動に関連する機能とエンジンが始動した場合に、車両を走行させることが可能かどうかを表す走行機能を意昧するIDが付与されている。制限レベル情報は、各機能に対応した制限項目を表すIDと制限レベルから構成される。例として、アクセスIDの構成を2byte情報の構成とし、1byte目の上位4bitを機能ID、下位4bitを制限項目、2byte目を制限レベルとして説明する。機能IDは1h、2h、3hのいずれかのデータと施錠・開錠、エンジン始動、走行の各機能が割り当てられる。制限項目は、機能IDに対する制限項目が割り当てられる。制限レベルは、上位byteで規定された機能と制限項目が実際にどのような制限を受けるのかを示す。例として、1111hは施錠・開錠機能の開錠が許可されていることを示し、1411hは、開錠が許可されているのはD席のみであることを示す。1901hは、有効回数が1回であることを示し、2311hはエンジン始動許可、3188hは走行禁止を示す。この例の場合、アクセスIDは例えば、所有者が先に自分以外の者に車のドアロックを解除してエンジンを始動し、エアコンを掛けておいてほしいといった状況可で効果的である。この状態ではこのアクセスIDが付与された子キーを所有した者は、車に乗り込みエンジンを始動してエアコンをかけることはできるが、車を走行させようとしても制限がかかっているため、走行させることができない。この為、必要以外の機能を与えない事で安全を確保しつつ所有者以外のものに目的に応じた鍵を与える事が可能となる。ここで、走行を禁止とは、例えば下記のような方法で実現される。
(1)シフト操作デバイス(シフトレバー等)の位置をP(パーキング)にロックする。又はシフト操作がされてもP(パーキング)から変わらないように制御する。(2)アクセルペダルを踏み込めないよう固定する。又はアクセルペダルを踏み込んでも、エンジン回転数が上がらないように制御する(3)ステアリングホイールをロックする。又はステアリングホイールが操作されても、タイヤへ動力が伝わらないように制御する。(4)車両を走行させる動作を検出した場合、エンジンを自動的にオフにする。
なお、アクセスIDは、施錠・開錠機能においては開錠・施錠を許可する場合に、どの席までを有効とするか、或いは有効回数や有効期限、日時指定ができるようになっている。エンジン機能においては、ACC=ONまでを可能とするか、IG=ONまで可能とするか、或いはエンジン始動まで可能とするかを制限することが可能である。走行機能においては、走行を許可するかどうかを制限する事が可能である。
係る構成によって、子キー20に対して所望の作動権限が与えられることとなる。
[複写]
以下、本実施例の車両用電子キーシステム1が実現可能な機能の一つである、電子キーの複写について説明する。電子キーの複写とは、電子キーとなりうるハードウエアにキーIDを書き込み、子キー20とすることである。図3は、複写を行なう様子を概念的に示す図である。ここで、電子キーとなりうるハードウエアとは、送信部、受信部、メモリを備えるものであって、前述の如く、専用機器、携帯電話、ICカード、PDA等が考えられる。以下、こうしたハードウエアを「キートークン」と称し、また図示する。
図4は、複写を行なう際の手順を示す図である。
S101;まず、予め、ユーザー操作により携帯電話30の画面にて子キー20に許可するアクセスレベルを以下のように選択して決めておく。
例;D席のみ開錠許可、○月○日のみ使用可、2回使用可、エンジン始動許可、走行禁止。
ここで、アクセスレベルを全て許可にすれば、親キー10の作動権限の全てを複写する事になる。アクセスレベルを一部制限すれば、親キー10の作動権限の一部を複写することになる。
S102;次に、ユーザー操作に応じ、携帯電話30から親キー10に読み出し要求を出す。
S103;親キー10は、自分が持っているキーIDを携帯電話30に応答する。例えば、(11 1234 00h)となる。以下、必要に応じて括弧内に処理後のキーIDを示す。なお、末尾の「h」は、16進数を表すhexの省略形である。
S104;携帯電話30は、親キー10からキーIDを取得すると、車両ID+更新IDの頭にタイプID=21hを付与し、子キーIDとしてキートークンに対して書き込み要求を行う(21 1234 00h)。
S105;書き込みが完了すると、キートークンは新しく子キーIDが付与された子キー20になる。S102〜S105までの流れは、利便性を考え、一操作によって一連の動作で行われる事が望ましい。
なお、親キー10を元に子キー20を複写するのに限らず、子キー20を元に子キー(孫キー)を複写することを許容しても構わない。
[移転]
次に、本実施例の車両用電子キーシステム1が実現可能な機能の一つである、キーの移転について説明する。電子キーの移転とは、1つの電子キーが有する作動権限を他の電子キーに移すことをいう。図5は、移転を行なう様子を概念的に示す図である。例えば、親キー10が車両のキーシリンダーに挿入されてエンジン始動して走行している状態で、車から一時的に降りて、直ぐ戻ってくるような状況では、親キー10をつけたまま離車する人もおり、ドアロックできずに車から離れるため、一瞬の隙に車を盗難されてしまうといった被害が実際に発生している。本発明ではこのような状況も、解決できる。親キー10が車内にある場合、離車する為に一時的に子キー20を親キー10として持ち出すことが可能である。この場合、車両に残っている親キー10は一時的にアクセス制限を設定された(走行権限が一時的に削除された)子キー20となり、もし車両に人が残っていたり、盗難されそうになっても車両は走行することができない。これは親キー10から子キー20に仮IDを発行することで実現される。
図6は、移転を行なう際の手順を示す図である。
S111;まず、予め、ユーザー操作により携帯電話30の画面にて一時的に離車する為に仮IDを親キー10から受け取るための設定を行う。この時、一時的に子キー20となる親キー10に対して行うアクセス制限の設定をあらかじめしておく(例えば走行禁止)。
S112;そして、ユーザー操作に応じ、携帯電話30から親キー10に仮IDの読み出し要求を出す。
S113;親キー10は、仮ID(12 1234 00h)を携帯電話30へ応答する。
S114;そして、仮IDを子キー20に発行したことにより、自身のキーIDを仮子キーIDに書き換える(11 1234 00h→22 1234 00h)。
S115;書き換え完了後は、親キー10は一時的に子キー20になり、その後、車両と通信を行う。すると車両は一時子キーが持つアクセス制限に応じて車両側の制限を実施する(走行禁止)。
S116;携帯電話30は、次に、子キー20に仮IDを書き込み要求する。子キー20は、書き替えが完了すると一時親キーとなるため(12 1234 00h)、車外に出ても車の施錠を行い、セキュリティ状態を保って離車することが可能である。
図7は、その後、ユーザーが車両に戻ってきたときの処理を行なう様子を概念的に示す図である。また、図8は、係る処理を行なう際の手順を示す図である。
S121;ユーザーが車両に戻ってきたときは、一時親キーと車両の間で通信を行い、ID照合し、仮親キーIDを確認して車両へのアクセスを許可する。
そして、車両ドアを開け、車両へ戻り、携帯電話30から一時親キーの仮IDを返却する手続きを行う。
S122;まず、一時親キーと通信を行い、仮IDを返却要求を出す。
S123;一時親キーは、仮IDを応答し、自身のキーIDを子キーIDに書き換える(12 1234 00h→21 1234 00h)。
S124;携帯電話30は、仮ID(12 1234 00h)を受け取ると、一時子キーに書き換え要求を出す。一時子キーは、仮ID(一時親)の書き換え要求を受け取ると、自分が仮IDによる一時子キーであるため、一時親キーから仮IDを返却されたと判断する。
S125;その後、自身のIDを親IDに書き換えて(22 1234 00h→11
1234 00h)、親キーに戻る。このようにして、一時離車する場合の親キー移転が実現される。ここでは、携帯電話30を介して通信した例で説明したが、例えば離車する時の操作は車載モニター上、或いは親キー10又は子キー20の操作パネル上で操作できるようにしても良い。また一時離車から戻ってきた場合も、携帯電話からの操作で返却する例で説明したが、ドアを開けた段階で、自動的に通信が行われ、自動でIDの返却が行われるようにしても良い。
[IDバンクの利用]
また、親キー10からキートークンに対して親キーIDを送信して、キートークンのメモリを書き換え、親キーのIDを消去すれば、今までの親キー10が単なるキートークンとなり、新しく親キーIDを付与されたキートークンが新しい親キー10となる。移転するためには、例えばID80バンクを経由する。図9は、IDバンクを経由した移転を行なう様子を概念的に示す図である。
係る制御を実現するために、携帯電話網を介して携帯電話30と通信可能なセンター70は、IDバンク80と通信を行なう。センター70は、例えば自動車メーカーの情報通信サービスを行なう設備である。また、IDバンク80は、例えばデータベース設備である。
IDバンク80は、送信部81と、受信部82と、更新ID付与部83と、預入・引出管理部84と、所定の記憶媒体上に記憶されたIDデータ85と、を有する。
ユーザーは、携帯電話30等(センター70と通信可能なPCやPDAでもよい)を用いて、保有するキーIDをIDバンク80に預け入れることができる。そして、預け入れることにより、手元に電子キーを持たない状態とすることができる。これにより、セキュリティ性をさらに高める事が可能となる。例えば、IDバンク80にIDを預けている間に、車両側になんらかの異常(ドアが開いた、車両が動かされた等)が発生した場合、盗難などの被害にあっている可能性があるため、直ちに通報する事が可能となる。また、キーIDを預けた後の電子キーでなくなったキートークンを紛失.盗難されても、電子キーとしての作動権限を有していないため、車両が被害を受ける事はない。
IDバンク80への預け入れ、及び引出しの具体的手法について説明する。図10は、預け入れ処理を行なう際の手順を示す図である。
S131;まず、ユーザー操作により親キー10から受け取ったキーID(11 1234 00h)に関して、携帯電話30からセンター70を経由してIDバンク80にキーIDの預け入れ要求を出す。
S132;IDバンク80がIDの保管を確認すると、携帯電話30に応答を返す。
S133;IDバンク80で保管が完了したことを確認すると、携帯電話30は、親キー10に対してキーIDの消去を指示する。
S134;そうすることで、親キー10は電子キーとしての役割を持たないキートークンになる。なお、手元に電子キーを残しておきたいときは、キーIDの消去をしないことも選択できる。
図11は、引出し処理を行なう際の手順を示す図である。
S141;携帯電話30からIDバンク80に対し、キーIDの引き出し要求を行うと、IDバンク80はキーIDの返却時に保管していたキーIDに新たな更新IDを付与して返信する(11 1234 01h)。
S142;IDバンク80からキーIDの返却を受信すると、携帯電話30は対象となるキートークンにキーID書き込み要求を送信する。
S143;キートークンはメモリに新しく更新IDが付与されたキーIDを書き込むことで親キー10となる。この時、これまで使っていたキートークンに書き込めば、親キー機能を預けて、引き出したことになり、新しい別のキートークンに書き込めば、親キー機能を別のキートークンに移転した事になる。
S144;IDバンク80は、更新IDを付与した新たなキーIDを携帯電話30に返却したことを確認すると、今度は、センター70を通じて、当該ユーザーの保有する車両の車両側送受信装置40と通信を行う。そして、携帯電話30に返却した新しいキーID(11 1234 01h)を車両側に送信し、書き換え要求を行う。
S145;照合ECU40では、IDバンク80からの要求に対して、キーIDを書き替えることで、ユーザーの親キー10と車両のIDが一致し、車両へアクセスすることが可能となる。またIDバンク80では一度預けられたキーIDは所有者の希望により消去しないようにしておけば、手元に親キー10を持ちながら、常にIDバンク80から新たな更新IDが付与されたIDを引き出し可能な状態になるため、例えば親キー10を紛失・盗難した場合でも、直ちに新しいIDを発行して車両とキーのIDを変更することで、車両盗難から守る事ができ、セキュリティ性が向上する。
[分割]
次に、本実施例の車両用電子キーシステム1が実現可能な機能の一つである、キーIDの分割について説明する。前述の実施例を用いて、キー機能を複写、移転、預け入れすることが可能であるが、ここで取り扱ったキーIDを分割して、別々のキートークンに持たせることで、よりセキュリティ性能を向上させることができる。分割とは、電子キーを2以上の電子キーに分割し、分割された2以上の電子キーの全てを照合ECU50が検知した場合に車載機器の作動を許可する制御をいう。図12は、分割を行なう様子を概念的に示す図である。
例えば、2種類のキートークンを持ち、分割IDの一つをカードタイプのキートークンに書き込み、分割親キ一Aとし、財布等に閉まっておく。もう一方の分割IDを車両キータイプのキートークンに書き込み、分割親キ一Bとしてボケットに入れておく。こうすることで、車両へのアクセス時、二つの分割IDがそろって初めて車両へのアクセスを許可されるため、分割キ−親キーの一方又は双方を紛失・盗難しても車両盗難を防ぐことができる。また、分割キーBを持っていても車両ドアが開かないような場合には、例えば財布を家に忘れてきたことを車両に乗り込む前に知る事ができる。
分割キーは、例えば、前述した複写時の方法で携帯電話30から複写用のIDを書き込むときに、分割したIDを書き込むことで実現する。
図13は、分割を行なう際の手順を示す図である。
S151;まず、ユーザー操作に応じ、携帯電話30から親キー10へ読み出し要求を行う。親キー10は、キーIDを応答する(11 1234 01h)。
S152;携帯電話30は、親キーから受け取ったIDを分割処理する(11 1234 01h→31 1234 01h and32 1234 01h)。
S153;携帯電話30は、親キー10に分割AのIDを書き込み要求する(31 1234 01h)。
S154;書き込み完了後、親キー10は分割親キーAとなる。
S155;また、携帯電話30は、任意のキートークンに分割BのIDを書き込み要求する(32 1234 01h)。
S156;書き込み完了後、キートークンは分割親キーBとなる。
[在宅判定]
以下、本実施例の車両用電子キーシステム1が実現可能な機能の一つである、在宅判定を含む車両側の処理について説明する。電子キーが接近した事を車両側送受信装置40が検知すると、自動的に車両側送受信装置40と電子キーの間で通信が行われる。図14は、その後、照合ECU50の各機能ブロックの協働により実行される特徴的な処理の流れを示すフローチャートである。
照合ECU50は、まず、在宅情報を参照して、ユーザーが在宅しているか否かを判定する(S200)。在宅情報は、ユーザーが在宅しているか否かを家側システム90で判断し、センター70を通じて、車両へ送信する。なお、在宅判定を行なわない場合は、本ステップは省略される。
ユーザーが在宅中であることの確認は、家側システム90の具体的構成によって、如何なる手法に依ってもよい。例えば、在宅中であることを示すボタンが押されたことや、ユーザーの携帯電話30等の通信機を、家側システム90の有する通信機で検出したこと等をもって、ユーザーが在宅であることが確認できる。このために、家側システム90は、送信部91と、受信部92と、電子回路又はコンピュータから構成される在宅判定部93その他のハードウエア構成を有するものとする。
ユーザーが在宅中であった場合、アクセスを拒否する(S202)。この場合、所有者が在宅しているにも拘わらず、所有者の許可なく車両のキーが持ち出され、使用されようとしている状況、すなわち電子キーが盗難にあった可能性があるからである。係る制御により、正規の電子キーが盗難された場合でも、ユーザー在宅中である場合は車両の発進等が不可能となり、セキュリティ性を高めることが可能となる。
ユーザーが在宅中でなければ、種別IDが分割キーであるか否かを判定する(S204)。
種別IDが分割キーでない場合は、電子キーから送信されたキーIDを車両が記憶しているキーIDと照合する(S206)。電子キーから送信されたキーIDと車両が記憶しているキーIDが一致しなければ、アクセスを拒否する(S202)。
電子キーから送信されたキーIDと車両が記憶しているキーIDが一致した場合は、電子キーが親キー10であるか否かを判定する(S208)。電子キーが親キー10である場合は、車両へのアクセスを全て許可する(S210)。
一方、電子キーが子キー20である場合は、アクセスIDの内容を確認し、どの機能がどのレベルまで許可されているかを判定する(S212)。そして、アクセスレベル判定結果によって、車載機器の作動の一部を許可する(S214)。
S204において種別IDが分割キーであると判定された場合は、分割された双方のキーIDと車両が記憶しているキーIDが一致するか否かを判定する(S216)。キーIDが一致しなければ、アクセスを拒否し(S202)、キーIDが一致した場合は、S208以下の処理を実行する。
なお、本フローはあくまで一例であり、例えばユーザーが在宅中であるか否かの判定をID照合の後に行なう等、如何なる順序変更等も許容される。
[まとめ]
以上説明した本実施例の車両用電子キーシステム1によれば、複写、移転、IDバンクの利用、分割、在宅判定等の制御を行なうことができるため、セキュリティ性能の低下を抑制しつつ、ユーザーの利便性を高めることができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、複写、移転、IDバンクの利用、分割、在宅判定の全てが実現可能である必要はなく、一部のみが可能であってもよい。また、機能範囲に応じて一部のハードウエア構成を省略してよい。
また、各電子キーがメモリを備え、アクセスIDが記憶されるものとしたが、各電子キーがキーIDのみを保持し、車両側でアクセスIDを記憶するものとしてもよい。
本発明は、自動車製造業や自動車部品製造業等に利用可能である。
車両用電子キーシステム1の全体構成の一例を示す図である。 アクセスID及びキーIDの詳細例を示す図である。 複写を行なう様子を概念的に示す図である。 複写を行なう際の手順を示す図である。 移転を行なう様子を概念的に示す図である。 移転を行なう際の手順を示す図である。 ユーザーが車両に戻ってきたときの処理を行なう様子を概念的に示す図である。 ユーザーが車両に戻ってきたときの処理を行なう際の手順を示す図である。 IDバンクを経由した移転を行なう様子を概念的に示す図である。 預け入れ処理を行なう際の手順を示す図である。 引出し処理を行なう際の手順を示す図である。 分割を行なう様子を概念的に示す図である。 分割を行なう際の手順を示す図である。 照合ECU50の各機能ブロックの協働により実行される特徴的な処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 車両用電子キーシステム
10 親キー
11、21、31、81、91 送信部
12、22、32、82、92 受信部
13、23、55 メモリ
20 子キー
30 携帯電話
33 分割処理部
34 複写処理部
35 移転処理部
36 アクセス制限設定部
37 IDバンク預入・引出処理部
40 車両側送受信機
50 照合ECU
51 キーID照合部
52 在宅有無判定部
53 アクセスID照合部
54 アクセスレベル判定部
60 ドアロック装置
70 センター
80 IDバンク
90 家側システム

Claims (4)

  1. 無線通信機能を有し、自己を識別するキーID、又は該キーID及び車載機器の作動権限に関する情報を保持する複数の電子キーと、
    前記複数の電子キーと無線通信を行う車両側送受信装置と、
    前記車両側送受信装置により前記電子キーから取得された情報に応じて車載機器の作動を許可する車載機器作動許可装置と、
    を備える車両用電子キーシステムであって、
    ユーザー操作に応じて、前記複数の電子キーの中の一の電子キーに付与された作動権限を読み出して、読み出された作動権限を他の電子キーに移転することが可能であることを特徴とする、
    車両用電子キーシステム。
  2. 前記複数の電子キーに含まれ、全ての作動権限を有する親キーが車両内に在るときに、前記複数の電子キーに含まれ、部分的な作動権限を有する子キーに全ての作動権限が付与された場合には、前記車両内に在る親キーから車両走行に関する作動権限が一時的に削除されることを特徴とする、
    請求項1に記載の車両用電子キーシステム。
  3. ユーザー操作に応じて、前記電子キーを2以上の電子キーに分割することが可能であり、
    前記車載機器作動許可装置は、前記車両側送受信装置により前記分割された2以上の電子キーの全てが検知された場合に車載機器の作動を許可することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の車両用電子キーシステム。
  4. 前記複数の電子キー及び前記車載機器作動許可装置と通信可能な設備であって、前記複数の電子キーに付与された作動権限に関する情報を保管可能なIDバンクを備えることを特徴とする、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両用電子キーシステム。
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