JP2015031035A - キー権限貸出システム - Google Patents

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謙祐 鈴木
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圭吾 西本
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将弘 池山
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Tomoro Asai
智朗 浅井
修次 小縣
Shuji Chiisagata
修次 小縣
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Abstract

【課題】キー権限を容易に貸し出すことができるキー権限貸出システムを提供する。
【解決手段】第2端末13から通信端末21にサブキー権限を付与したい場合は、メインキー権限のリクエストSrqを第2端末13から第1端末5に送信する。第1端末5は、第2端末13からリクエストSrqを受信すると、使用制限を加えたメインキー権限を第2端末13に付与する。第2端末13は、第1端末5から付与された使用制限付きのメインキー権限によって作動することにより、通信端末21にサブキー権限を付与して、通信端末21を電子キーの1つとして動作可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、キー権限を他の端末に貸し出すキー権限貸出システムに関する。
従来、車両を家人や第三者等に貸し出すにあたり、電子キーのキー権限を車両貸出相手に貸与するキー権限貸出システムが周知である(特許文献1等参照)。このキー権限貸出システムとしては、例えば携帯電話を電子キーとして使用するシステムにおいて、メインキー権限が登録されている携帯電話から、車両貸出相手の携帯電話にサブキー権限を付与する技術が検討されている。サブキー権限とは、車両の使用が制限された状態で車両を操作することができる権限である。
特開2005−273264号公報
ところで、車両を借りた人が、その車両を更に他の人に貸し出す場合がある。このとき、メインキー権限が登録されている携帯電話を所持するユーザに問い合せ、この携帯電話をわざわざ用意する必要があるので、車両の貸し出し作業に手間がかかってしまう問題があった。
本発明の目的は、キー権限を容易に貸し出すことができるキー権限貸出システムを提供することにある。
前記問題点を解決するキー権限貸出システムは、キー操作対象を制限なく操作可能な第1端末は、当該第1端末においてキー権限の貸し出しに関する動作を行う第1登録部を備え、前記第1端末よりも位置付けの低い第2端末は、当該第2端末においてキー権限の貸し出しに関する動作を行う第2登録部を備え、前記第1登録部は、使用制限が設定されたメインキー権限を前記第1端末から前記第2端末に付与することにより、前記第2端末を制限付きであれ、メインキーのように作動可能とし、前記第2登録部は、前記第1登録部によって貸し出された前記メインキー権限により作動して、サブキー権限を通信端末に付与することにより、当該通信端末をキーとして使用可能とする。
本構成によれば、使用制限があるメインキー権限を第1端末から第2端末に付与することが可能である。このため、第2端末は、制限付きであれ、メインキーのように作動することが可能である。第2端末を所持するユーザが、通信端末にサブキー権限を付与したい状況となったとき、第2端末自体からサブキー権限を通信端末に付与して、通信端末をキーとして使用可能にできる。よって、第2端末のユーザが通信端末にサブキー権限を付与するとき、メインキー位置付けの第1端末をわざわざ手元に用意する必要がない。これは、キー権限を容易に貸し出すのに有利である。
前記キー権限貸出システムにおいて、前記第1登録部は、前記第2端末からキー権限貸し出しのリクエストを取得したとき、キー権限の登録動作を開始することが好ましい。この構成によれば、第2端末からリクエストを取得することを契機に、第1端末は第2端末へのメインキー権限の付与の動作を実行する。よって、例えばメインキー権限を要求していない第2端末に、メインキー権限を付与してしまう状況が生じ難い。
前記キー権限貸出システムにおいて、前記第1端末は、キー操作対象を制限なく操作可能なメインキーであり、前記第2端末は、前記キー操作対象を制限状態下で使用可能なサブキーであることが好ましい。この構成によれば、サブキー位置付けの第2端末では、本来、通信端末にサブキー権限を付与することはできないが、第1端末から第2端末にメインキー権限を付与することにより、第2端末でもサブキー権限を付与可能とする。よって、第1端末のみならず第2端末でも、サブキー権限であれ、キー権限を付与することが可能となるので、利便性がよくなる。
前記キー権限貸出システムにおいて、前記第1登録部は、キー権限の登録動作時、いまキー権限の登録対象となっている前記通信端末の正当性を確認し、当該通信端末が正当であると確認できたときのみ、登録動作を実行することが好ましい。この構成によれば、第1端末は通信端末の正当性を確認した上で、メインキー権限を第2端末に付与するので、セキュリティ性の確保に一層有利となる。
前記キー権限貸出システムにおいて、前記第2登録部は、キー権限の登録動作時、いまキー権限の登録対象となっている前記通信端末の識別情報を前記第1端末に通知し、
前記第1登録部は、前記第2登録部から取得した前記識別情報を基に、いまキー権限の登録対象となっている前記通信端末の正当性を確認することが好ましい。この構成によれば、通信端末の正当性を確認するにあたり、キー権限の付与動作時に通信端末から取得した識別情報を基に通信端末の正当性を判断するので、通信端末の正当性を、精度よく判断することが可能となる。
本発明によれば、キー権限を容易に貸し出すことができる。
一実施形態のキー権限貸出システムの構成図。 電子キーシステムの概要図。 キー権限貸し出しのシチュエーション図。 キー権限貸し出しの手順を示すフローチャート。 キー権限貸し出し時に通信端末の識別情報の正当性を確認する例の概要図。
以下、キー権限貸出システムの一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図2に示すように、キー操作対象(以下、車両1と記す)は、電子キー2と無線によりID照合を行う電子キーシステム3を備える。電子キーシステム3は、車両1からの通信を契機に狭域無線によりID照合を行うキー操作フリーシステムや、電子キー2からの通信を契機に狭域無線によりID照合を行うワイヤレスキーシステムや、近距離無線によりID照合を行う近距離無線通信システムなどがある。もちろん、これら以外の方式を使用したキーシステムでも構わない。電子キーシステム3でID照合が成立すると、車載機器(車両ドアの施解錠やエンジン始動等)の作動が許可又は実行される。
図1に示すように、電子キーシステム3は、メインキー(電子キー2)のキー権限をメインキーから他の端末に貸し出して、他の端末をキーとして作動可能とするキー権限貸出機能(キー権限貸出システム4)を備える。キー権限貸出システム4は、例えばメインキー位置付けのキーを第1端末5としたとき、この第1端末5からキー権限を他の端末に付与して、他の端末でも車両1の操作を可能とする。メインキーは、制限なく車両1を操作することができるキーである。
第1端末5は、第1端末5の動作を制御する端末制御部6と、各種画面を表示してタッチ操作が可能なタッチパネル7と、各種スイッチからなる操作部8と、各種電波を送受信する通信部9とを備える。第1端末5は、例えば高機能携帯電話であることが好ましい。第1端末5は、端末制御部6のメモリ10にメインキー権限情報11が書き込まれることにより、車両使用が全て許可されたメインキーとして作動可能である。メインキー権限情報11は、例えば電子キーIDや、メインキーとして作動可能であることのステータス等を含む情報群である。メインキー権限情報11は、例えばインターネット等を通じてサーバ等からダウンロードすることにより、メモリ10に書き込み保存される。通信部9の通信方式は、例えばブルートゥース(R)やNFC(Near Field Communication)などの規格に準じた通信が好ましい。
端末制御部6は、第1端末5においてキー権限の貸し出し(キー権限貸出機能)に関する動作を行う第1登録部12を備える。第1登録部12は、例えばインターネット等を通じてサーバからキー権限貸出機能用のアプリケーションを第1端末5にダウンロードすることにより、機能が実現される。
第2端末13は、第1端末5のサブキー(第1サブキー)となる電子キー2の一種である。第2端末13は、第1端末5と同様に、端末制御部14、タッチパネル15、操作部16及び通信部17を備える。第2端末13は、例えば高機能携帯電話であることが好ましい。第2端末13は、端末制御部14のメモリ18にサブキー権限情報19が書き込まれることにより、車両使用が一部制限されたサブキーとして作動可能である。サブキー権限情報19は、例えば電子キーIDや、サブキーとして作動可能であることのステータスや、どのような制限であるのかが分かる制限情報等を含む情報群である。サブキー権限情報19は、例えばインターネット等を通じてサーバ等からダウンロードすることにより、メモリ18に書き込み保存される。サブキーは、車両1を制限状態下において使用することができるキーである。通信部17は、ブルートゥース(R)やNFC等の規格に準じた通信が好ましい。
端末制御部14は、第2端末13においてキー権限の貸し出し(キー権限貸出機能)に関する動作を行う第2登録部20を備える。第2登録部20は、例えばインターネット等を通じてサーバからキー権限貸出機能用のアプリケーションを第2端末13にダウンロードすることにより、機能が実現される。
通信端末21は、第2端末13のサブキー(第2サブキー)となる電子キー2の一種である。通信端末21は、通信端末21の動作を制御する端末制御部22と、各種電波を送受信可能な通信部23とを備える。通信端末21は、例えば高機能携帯電話や電子キーなど、種々の端末が適用可能である。通信端末21は、通常、端末制御部22のメモリ24にキー権限情報(サブキー権限情報19等)が書き込まれておらず、キーとして使用できない状態となっている。通信部23の通信方式は、例えばブルートゥース(R)やNFC等の規格に準じた通信が好ましい。
端末制御部22は、通信端末21においてキー権限の貸し出し(キー権限貸出機能)に関する動作を行う登録機能部25を備える。登録機能部25は、例えば第2端末13等の他の端末からキー権限が付与されると、これをメモリ24に書き込むことにより、キーとして作動可能となる。なお、通信端末21は、例えば第2端末13よりもランク付けの低い第2サブキーの位置付けのキーであることが好ましい。
次に、図3〜図5を用いて、キー権限貸出システム4の動作を説明する。
図3に、キー権限貸出システム4の使用シチュエーションを図示する。前提としては、車両1のメインユーザがメインキー位置付けの第1端末5を所持し、そのサブユーザ(家族等)がサブキー(第1サブキー)位置付けの第2端末13を所持し、サブユーザが車両1をホテルマン等の第三者に貸し出す例を想定する。サブユーザは、貸し出す車両1を第三者の通信端末21でも操作可能とするにあたり、第2端末13からサブキー権限を通信端末21に付与できるように、使用制限が付与されたメインキー権限情報11を第1端末5から予め取得しておく。
図4に示すように、ステップ101において、サブユーザは、第2端末13から通信端末21にサブキー権限を付与するために、キー権限要求操作を第2端末13において実行する。キー権限要求操作は、例えば第2端末13においてタッチパネル15に入力画面を立ち上げ、入力画面に必要事項を入力した上で、画面上の開始操作ボタンがタッチ操作される態様などが好ましい。
ステップ102において、第2登録部20は、ステップ101でキー権限要求操作が入力されると、使用制限が加えられたメインキー権限の付与を要求するリクエストSrqを、通信部17を通じて第1端末5に送信する。なお、リクエストSrqは、第2登録部20が設定されている第2端末13でなければ送信することができない。
ステップ103において、第1登録部12は、外部からリクエストSrqを受信すると、使用制限を加えたメインキー権限を第2端末13に付与する。このとき、第1登録部12は、使用制限が書き加えられたメインキー権限情報11を、無線により第2端末13に送信することにより、使用制限を加えたメインキー権限を第2端末13に付与する。使用制限としては、例えばメインキー権限の使用回数、メインキー権限の使用時間(使用期間)などがある。なお、これ以外には、メインキー権限の一部のみ使用可能とする制限でもよい。
ステップ104において、第2登録部20は、第1端末5から取得したメインキー権限情報11をメモリ18に書き加えることにより、第2端末13をメインキーのように作動可能とする。これにより、第2端末13は、制限付き(一時的)であれ、メインキーとして作動することが可能となる。ちなみに、第2端末13は、元々、第1サブキーとして作動可能となっているが、メインキー権限を取得すると、メインキー権限を優先に作動する。第2端末13は、制限付き(一時的)であれ、メインキーとして作動可能となることで、通信端末21にキー権限を付与することが可能となる。
ステップ105において、サブユーザは、第2端末13から通信端末21にサブキー権限を付与するサブキー権限付与開始操作を、第2端末13において実行する。サブキー権限付与開始操作は、例えば第2端末13においてタッチパネル15に入力画面を立ち上げ、入力画面に必要事項を入力した上で、画面上のキー権限転送開始ボタンがタッチ操作される態様などが好ましい。
ステップ106において、第2登録部20は、サブキー権限付与開始操作が実行されると、第1端末5から付与されたメインキー権限によって作動することにより、サブキー権限を通信端末21に付与する。このとき、第2登録部20は、例えば第2端末13に登録されているものと同じサブキー権限情報19を、無線により通信端末21に送信することにより、サブキー権限を通信端末21に付与する。なお、第2端末13は、制限付きのメインキー権限で作動するので、メインキー権限を通信端末21に付与することはできない。
ステップ107において、登録機能部25は、第2端末13から付与されたサブキー権限情報19をメモリ24に書き込むことにより、通信端末21をサブキー(第2サブキー)として作動可能とする。このため、通信端末21は、サブキー権限に設定された制限の下、車両1を操作することが可能となる。
通信端末21は、例えばサブキー権限から決まる使用可能条件を満足しなくなると、メモリ24のサブキー権限情報19が消去され、キーとして作動しなくなる。サブキーとしての使用可能条件は、例えば使用回数、使用期間、使用可能エリアなどが好ましい。また、第2端末13は、例えばメインキー権限の使用制限から決まる使用可能条件を満足しなくなると、元のサブキー(第1サブキー)に戻る。メインキー権限の使用制限は、例えば使用回数、使用期限、使用可能エリアなどが好ましい。
図5に示すように、第1端末5は、メインキー権限を第2端末13に付与するとき、通信端末21の正当性を確認し、正当であると確認できたときにのみ、メインキー権限を第2端末13に付与してもよい。通信端末21の正当性の確認は、例えば通信端末21の識別情報(暗号化されたデータ等)DcをリクエストSrqに付与し、識別情報Dcの正当性を第1端末5で確認する方法がある。また、通信端末21の識別情報(IDコード等)Dcを予め第1端末5に登録しておき、第2端末13から受け付ける識別情報Dcと第1端末5に登録された識別情報Dcとが一致したときのみ、メインキー権限の付与を許可する方法でもよい。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)第2端末13から通信端末21にサブキー権限を付与したい場合は、メインキー権限のリクエストSrqを第2端末13から第1端末5に送信する。第1端末5は、第2端末13からリクエストSrqを受信すると、使用制限を加えたメインキー権限を第2端末13に付与する。第2端末13は、第1端末5から付与された使用制限付きのメインキー権限によって作動することにより、通信端末21にサブキー権限を付与して、通信端末21を電子キー2の1つとして動作可能とする。
このように、本例の場合、使用制限があるメインキー権限を、メインユーザの第1端末5からサブユーザの第2端末13に付与することにより、制限付きであれ、第2端末13をメインキーのように作動できるようにする。第2端末13には、使用制限が加えられたメインキー権限が付与されるので、メインキーとして作動可能としても、自由な使用は制限される。サブユーザが通信端末21にサブキー権限を付与したい状況となったとき、第2端末13自体からサブキー権限を通信端末21に付与して、通信端末21を電子キー2の1つとして使用可能にすることができる。よって、サブユーザが通信端末21の通信端末21にサブキー権限を付与する状況となったとき、第1端末5をわざわざ手元に用意する必要がないので、キー権限を容易に貸し出すのに有利となる。
(2)第2端末13に付与されるメインキー権限は、使用制限が加えられている。よって、第2端末13で通信端末21にサブキー権限を付与するにしても、第2端末13において例えばサブキー権限の付与回数等を制限すれば、第2端末13によって増殖できる電子キー2の数は、おのずと決まる。つまり、メインユーザは、第2端末13によって増殖された電子キー2の数を把握することができる。
(3)第2端末13からリクエストSrqを取得することを契機に、第1端末5は第2端末13へのメインキー権限の付与の動作を実行する。よって、例えばメインキー権限を要求していない第2端末13に、メインキー権限を付与してしまう状況が生じ難い。
(4)サブキー位置付けの第2端末13では、本来、通信端末21にサブキー権限を付与することができないが、第1端末5から第2端末13にメインキー権限を付与することにより、第2端末13でもサブキー権限を付与可能とする。よって、第1端末5のみならず第2端末13でも、サブキー権限であれ、キー権限を付与することが可能となるので、利便性がよくなる。
(5)第1端末5から第2端末13にメインキー権限を付与するとき、サブキー権限の付与対象である通信端末21の正当性が確認される。よって、キー権限の不正登録等に対するセキュリティ性を確保することができる。
(6)サブキー権限の付与時、通信端末21の正当性を確認するにあたり、いまキー権限付与対象となっている通信端末21から識別情報Dcを取得し、この識別情報Dcを基に通信端末21の正当性を判断する。よって、通信端末21の正当性を、精度よく判断することができる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・サブキーで制限される機能は、例えば車内のグローブボックスやラッゲージドアを開けることができない機能でもよい。
・第2端末13は、第1端末5からメインキー権限が付与された際、サブキー権限を自動で通信端末21に付与する動作をとってもよい。
・通信端末21に付与するサブキー権限は、第2端末13に登録されているものと異なる情報でもよい。
・第2端末13及び通信端末21は、ランク的に同じ位置付けのサブキーとしてもよい。
・第1端末5及び第2端末13は、一般的な携帯電話や、通常の電子キーなど、種々の端末に変更可能である。
・キー権限付与時に使用する無線通信は、RFID(Radio Frequency IDentification)などの種々の通信が使用可能である。
・リクエストSrqは、第2端末13から送信されることに限らず、例えば車両1やサーバから送信されてもよい。
・通信端末21は、例えばキー機能が書き込まれていないブランクキーでもよい。
・キー操作対象は、車両1に限らず、他の機器や装置に変更可能である。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)前記キー権限貸出システムにおいて、前記第2端末に付与されたメインキー権限は、使用制限から決まる使用可能条件を満足しなくなると、当該メインキー権限が使用不可となる。この構成によれば、第2端末に付与されたメインキー権限はいずれ使用不可となるので、セキュリティ性の確保に有利となる。
(ロ)前記キー権限貸出システムにおいて、前記通信端末に付与されたサブキー権限は、使用制限から決まる使用可能条件を満足しなくなると、当該サブキー権限が使用不可となる。この構成によれば、通信端末に付与されたサブキー権限はいずれ使用不可となるので、セキュリティ性の確保に有利となる。
(ハ)使用制限が設定されたメインキー権限を第1端末から第2端末に付与することにより、当該第2端末を一時的であれ、メインキーのように作動可能とするステップと、前記第1端末から貸し出された前記メインキー権限により前記第2端末が作動して、サブキー権限を当該第2端末から通信端末に付与することにより、当該通信端末をキーとして使用可能とするステップとを備えたことを特徴とするキー権限貸出方法。
(二)前記キー権限貸出方法において、メインキー権限を要求するリクエストを第1端末が第2端末から取得するステップを備え、前記第1端末は、前記リクエストの応答として、使用制限が設定されたメインキー権限を前記第2端末に付与する。
1…キー操作対象の一例である車両、2…キー(電子キー)、5…第1端末、12…第1登録部、13…第2端末、20…第2登録部、21…通信端末、Srq…リクエスト、Dc…識別情報。

Claims (5)

  1. キー操作対象を制限なく操作可能な第1端末は、当該第1端末においてキー権限の貸し出しに関する動作を行う第1登録部を備え、
    前記第1端末よりも位置付けの低い第2端末は、当該第2端末においてキー権限の貸し出しに関する動作を行う第2登録部を備え、
    前記第1登録部は、使用制限が設定されたメインキー権限を前記第1端末から前記第2端末に付与することにより、前記第2端末を制限付きであれ、メインキーのように作動可能とし、
    前記第2登録部は、前記第1登録部によって貸し出された前記メインキー権限により作動して、サブキー権限を通信端末に付与することにより、当該通信端末をキーとして使用可能とする
    ことを特徴とするキー権限貸出システム。
  2. 前記第1登録部は、前記第2端末からキー権限貸し出しのリクエストを取得したとき、キー権限の登録動作を開始する
    ことを特徴とする請求項1に記載のキー権限貸出システム。
  3. 前記第1端末は、キー操作対象を制限なく操作可能なメインキーであり、
    前記第2端末は、前記キー操作対象を制限状態下で使用可能なサブキーである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のキー権限貸出システム。
  4. 前記第1登録部は、キー権限の登録動作時、いまキー権限の登録対象となっている前記通信端末の正当性を確認し、当該通信端末が正当であると確認できたときのみ、登録動作を実行する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のキー権限貸出システム。
  5. 前記第2登録部は、キー権限の登録動作時、いまキー権限の登録対象となっている前記通信端末の識別情報を前記第1端末に通知し、
    前記第1登録部は、前記第2登録部から取得した前記識別情報を基に、いまキー権限の登録対象となっている前記通信端末の正当性を確認する
    ことを特徴とする請求項4に記載のキー権限貸出システム。
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