JP5558950B2 - 携帯機 - Google Patents

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Description

この発明は、携帯電話に装着可能に構成される携帯機に関する。
従来、電子キーシステムは、ユーザが携帯する携帯機(電子キー)及び車両間でのIDコードを含む各種信号の送受信を通じて、ドアの施解錠等の制御が可能に構成されている。近年、利便性の観点から携帯機を携帯電話に装着可能に構成することが検討されている。これにより、携帯機及び携帯電話を別々に所有する必要がなくなるため、ユーザの利便性が向上する(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−147810号公報
ところで、上記特許文献1に示される携帯電話に装着される携帯機は、不正に抜き出されるおそれがある。この場合、携帯機単体で、若しくは携帯機が他人の携帯電話に装着されて、車両ドアの施解錠等が行われるおそれがある。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、セキュリティ性を向上させた携帯機を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、携帯電話に着脱可能に構成されるとともに、同携帯電話がライセンスを取得している場合に限り、前記携帯電話に装着された状態において前記携帯電話から通信許可信号を取得することで無線通信を通じた制御対象の遠隔制御が可能とされる携帯機であって、前記携帯電話は、マスターキーから送信される第1の無線信号に含まれる第1のIDコードを認識するとともに、その第1のIDコードを含むライセンス要求信号を通信ネットワークを介してセンタに送信し、前記携帯機は、前記センタにおいてライセンス要求信号に含まれる第1のIDコードの妥当性が確認されたときに前記携帯電話に送信されるライセンス付与信号に基づき前記ライセンスを取得した前記携帯電話から前記通信許可信号を取得することをその要旨としている。
同構成によれば、携帯電話がライセンスを取得していない場合、携帯機が携帯電話に装着されても同携帯機との無線通信を通じた制御対象の遠隔制御が不可となる。これにより、不正に携帯電話から携帯機が抜き出された場合であっても、その携帯機によって制御対象が遠隔制御されることが抑制される。
また、携帯電話はマスターキーから送信される第1の無線信号に含まれる第1のIDコードを認識すると、その第1のIDコードを含むライセンス要求信号を通信ネットワークを介してセンタに送信する。センタは、ライセンス要求信号に含まれる第1のIDコードの妥当性を確認する。センタは、第1のIDコードの妥当性を確認したときに、ライセンス付与信号を通信ネットワークを介して携帯電話に送信する。携帯電話は、受信したライセンス付与信号に基づきライセンスを取得し、携帯機に通信許可信号を送信する。携帯機は携帯電話から通信許可信号を取得することで無線通信を通じた制御対象の遠隔制御が可能となる。このように、センタで第1のIDコードの妥当性が確認されることで、マスターキーが正規のものである場合にのみ携帯電話にライセンスを付与すること、ひいては携帯機の上記無線通信を可能とすることができる。これにより、正規のマスターキーを所有しない者の携帯電話へのライセンスの付与を防止でき、セキュリティ性を向上させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の携帯機において、前記携帯機は、自身に固有の第2のIDコードを記憶するとともに、同第2のIDコードを含ませて制御を要求する旨の第2の無線信号を前記制御対象へ送信し、前記制御対象は、受信した第2の無線信号に含まれる第2のIDコードの妥当性を確認したとき要求された制御を実行することをその要旨としている。
同構成によれば、携帯電話がライセンスを取得していても、その携帯電話に装着される携帯機が正規のものでない場合には、制御対象において第2のIDコードの妥当性が確認されないため、その制御は実行されない。これにより、いっそうセキュリティ性を向上させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項又はに記載の携帯機において、前記携帯電話にはSIMIDコードが記憶されるSIMカードが着脱可能とされ、前記携帯機は、前記SIMIDコードを含ませて制御を要求する旨の第2の無線信号を前記制御対象へ送信し、前記制御対象は、受信した第2の無線信号に含まれるSIMIDコードの妥当性を確認したとき制御を実行することをその要旨としている。
同構成によれば、制御対象において、受信した第2の無線信号に含まれるSIMIDコードの妥当性が確認されたとき、その制御が実行される。これにより、携帯機が不正に盗まれて、ライセンスが取得された携帯電話に装着された場合であっても、SIMIDコードの妥当性が確認されず、不正に制御対象の制御が実行されることはない。特に、本発明を請求項3に適用した場合には、第2のIDコード及びSIMIDコードの両方の妥当性が確認されない限り、要求した制御が実行されない。よって、いっそうセキュリティ性が向上する。
本発明によれば、携帯機において、セキュリティ性を向上させることができる。
電子キーシステムの構成図。
以下、本発明にかかる携帯機を車両用の電子キーシステムに具体化した一実施形態について図1を参照して説明する。
図1に示すように、本例における電子キーシステムは、車両10と、携帯電話20と、マスターキー30と、携帯機40とを備える。マスターキー30は車両10との間での無線通信を通じて、車両ドアの施解錠を可能とする。また、携帯機40は、携帯電話20に装着された状態で、車両10との間での無線通信を通じて車両ドアの施解錠を可能とする。これにより、ユーザはマスターキー30を携帯していない場合においても車両ドアの施解錠を行うことができ、利便性が向上する。
<車両10>
車両10は、車載制御装置11と、近距離通信部12と、ドアロック装置13と、ドアハンドルスイッチ14と、を備える。車載制御装置11は、車両10の統括制御を行うとともに、メモリ11aを備える。メモリ11aには、第1及び第2のキーIDコード、ビークルIDコード、SIMIDコードが記憶される。詳しくは後述するが、第1のキーIDコード及びビークルIDコードはマスターキー30を認証する際に利用され、第2のキーIDコード及びSIMIDコードは携帯機40を認証する際に利用される。ドアハンドルスイッチ14は、車両ドアの各ドアハンドルに設けられるとともに、ユーザにより操作されるとその旨の操作信号を車載制御装置11に出力する。
車載制御装置11は、マスターキー30又は携帯機40に対して応答を要求する旨のビークルIDコードを含む応答要求信号を生成するとともに、近距離通信部12に出力する。近距離通信部12は、送受信アンテナ、送受信回路等を備える。そして、近距離通信部12は、応答要求信号をLF(Low Frequency)帯の信号に変調して、その変調した応答要求信号を電波として車両周辺に所定の発信周期で送信する。
<マスターキー>
マスターキー30は、マスター制御装置31と、近距離通信部32とを備える。マスター制御装置31は、マスターキー30の統括制御を行うとともに、メモリ31aを備える。メモリ31aには、車両10のメモリ11aに記憶されるコードと同一の第1のキーIDコード及びビークルIDコードが記憶されている。近距離通信部32は、送受信アンテナ、送受信回路等を備える。
マスターキー30を携帯するユーザが車両に近づくと、マスターキー30は近距離通信部32を通じて応答要求信号を受信する。近距離通信部32は応答要求信号を復調して、その復調した応答要求信号をマスター制御装置31に出力する。マスター制御装置31は、応答要求信号を認識すると、同応答要求信号に含まれるビークルIDコードと、メモリ31aに記憶されるビークルIDコードとの照合を行う(ビークルID照合)。マスター制御装置31は、ビークルID照合が成立したとき、車両10が自身の通信対象であると認識する。そして、マスター制御装置31は、メモリ31aに記憶される第1のキーIDコードを含む第1の応答信号を生成し、これを近距離通信部32に出力する。近距離通信部32は、第1の応答信号をRF帯(Radio Frequency)の信号に変調して、その変調した第1の応答信号を電波として車両10に送信する。
車両10の近距離通信部12は、マスターキー30からの第1の応答信号を復調して、その復調した第1の応答信号を車載制御装置11に出力する。車載制御装置11は、第1の応答信号を認識すると、同第1の応答信号に含まれる第1のキーIDコードと、メモリ11aに記憶される第1のキーIDコードとの照合を行う(キーID照合)。車載制御装置11は、キーID照合が成立したとき解錠許可状態となる。この解錠許可状態において、車載制御装置11は、ドアハンドルスイッチ14が操作された旨の操作信号を受けると、ドアロック装置13を介して車両ドアを解錠する。また、車載制御装置11は、解錠許可状態において、再びドアハンドルスイッチ14が操作された旨の操作信号を受けると、ドアロック装置13を介して車両ドアを施錠する。
<携帯電話20>
携帯電話20は、電話側制御装置21と、近距離通信部22と、遠距離通信部24と、スイッチ群25と、を備える。電話側制御装置21は自身の統括制御を行うとともに、メモリ21aを備える。
電話側制御装置21は、テンキー等からなるスイッチ群25のスイッチ操作に基づき、スイッチ群25から操作信号を受ける。電話側制御装置21は当該操作信号に応じて、遠距離通信部24を介して通信を行う。遠距離通信部24は、送受信アンテナ及び送受信回路等を備え、通信ネットワークを通じて通話、電子メール、インターネットに係る通信を行う。具体的には、電話側制御装置21は、遠距離通信部24を通じて、センタ50との間で情報のやり取りを行うことができる。
電話側制御装置21は、ユーザによるスイッチ群25の操作に応じて遠距離通信部24を介して、携帯機40に関する制御を行うアプリ(アプリケーションプログラム)をダウンロードし、同アプリをメモリ21aに記憶する。当該アプリはセンタ50のメモリ51aに記憶されている。
近距離通信部22は、車両10の近距離通信部12と同様に構成される。近距離通信部22はマスターキー30との間で通信を行う。
簡単に説明すると、携帯電話20は、マスターキー30との通信を通じて取得した情報に基づき、センタ50からライセンスを取得する。このライセンスとは、携帯機40の使用を許可するものである。
具体的には、電話側制御装置21は、マスターキー30に情報を要求する旨の情報要求信号を生成し、これを近距離通信部22に出力する。近距離通信部22は、情報要求信号を変調して、その変調した情報要求信号を電波としてマスターキー30に送信する。近距離通信部32は情報要求信号を復調して、その復調した情報要求信号をマスター制御装置31に出力する。マスター制御装置31は、情報要求信号を認識すると、メモリ31aに記憶される第1のキーIDコード及びビークルIDコードを含む情報応答信号を生成し、近距離通信部32を介して電波としてマスターキー30に送信する。例えば、情報要求信号はLF帯の電波とされ、情報応答信号はRF帯の電波とされる。情報要求信号の送信は、ユーザによるスイッチ群25の操作を通じて行われる。このとき、携帯電話20においてパスワード等の入力を求めることで、携帯電話20から不正に情報要求信号が送信されることが抑制される。
電話側制御装置21は、近距離通信部22を介して受信及び復調された情報応答信号を認識するとともに、同情報応答信号に含まれる第1のキーIDコード及びビークルIDコードを自身のメモリ21aに記憶する。電話側制御装置21は、遠距離通信部24を介して第1のキーIDコード及びビークルIDコードを含むライセンス要求信号を、通信ネットワークを通じてセンタ50に送信する。
ここで、センタ50のメモリ51aには、予め正規のマスターキー30の第1のキーIDコード、ビークルIDコード及びライセンスに関する情報が登録されている。この登録作業は、例えば、納車時にディーラにより行われる。
センタ50は、ライセンス要求信号に含まれる第1のキーIDコード及びビークルIDコードがメモリ51aに記憶される複数組の第1のキーIDコード及びビークルIDコードのうち何れかの組と合致するか否かを判断する。センタ50は、合致する旨判断した場合、メモリ51aに記憶されるライセンス情報を含むライセンス付与信号を、通信ネットワークを通じて携帯電話20の遠距離通信部24に送信する。電話側制御装置21は、遠距離通信部24を介して受信したライセンス付与信号に含まれるライセンス情報を自身のメモリ21aに記憶することで、ライセンスを取得する。合致しない旨判断された場合は、センタ50からライセンス付与信号は送信されず、携帯電話20においてライセンスが取得されることはない。以上の情報要求信号の送信からライセンスの取得までの一連の処理はメモリ21aに記憶されたアプリの実行を通じて行われる。
また、携帯電話20には、SIM(Subscriber Identification Module)カード5が装着されている。SIMカード5には、電話番号及び契約者を識別するための情報が記憶されている。SIMカード5は、携帯電話の機種変更の際にもとの携帯電話から抜き出して、新しい携帯電話に差し込むだけで自分の携帯電話として使用することができる。本例では、電話番号及び契約者を識別するための情報がSIMIDコードとして車両10における携帯機40及びそれが装着される携帯電話20の認証に利用される。
<携帯機40>
携帯機40は、携帯機側制御装置41と、近距離通信部42とを備える。ここで、既存の携帯電話には、メモリーカード等が挿入されるスロットが設けられている。携帯機40は、そのスロットに挿入可能とされている。携帯機40が携帯電話20のスロットに挿入されると、携帯機側制御装置41及び電話側制御装置21は通信可能に接続される。これにより、携帯機側制御装置41は、電話側制御装置21を介してSIMカード5に記憶されるSIMIDコードを認識したり、電話側制御装置21のメモリ21aに記憶されるビークルIDコードを認識したりできる。携帯機40の近距離通信部42は、マスターキー30の近距離通信部32と同様に構成される。また、携帯機側制御装置41のメモリ41aには、携帯機40に固有の第2のキーIDコードが記憶されている。
電話側制御装置21は、自身のメモリ21aにライセンスが記憶されているとき、携帯機側制御装置41に通信許可信号を出力する。携帯機側制御装置41は、電話側制御装置21からの通信許可信号の入力があるとき、近距離通信部42を通じて通信を行う。このとき、携帯機40は、マスターキー30と同様にして車両10と通信を行う。具体的には、携帯機40が装着される携帯電話20を携帯するユーザが車両に近づくと、携帯機40は応答要求信号を受信する。携帯機40の近距離通信部42は、応答要求信号を受信及び復調して、その復調した応答要求信号を携帯機側制御装置41に出力する。携帯機側制御装置41は、応答要求信号を認識すると、同応答要求信号に含まれるビークルIDコードと、電話側制御装置21を通じて認識したメモリ21aに記憶されるビークルIDコードとの照合を行う(ビークルID照合)。携帯機側制御装置41は、ビークルID照合が成立したとき、車両10が自身の通信対象であると認識する。
携帯機側制御装置41は、ビークルID照合が成立したとき、メモリ41aに記憶される第2のキーIDコードと、電話側制御装置21を通じて認識したSIMIDコードを含む第2の応答信号を生成し、これを近距離通信部42に出力する。近距離通信部42は、第2の応答信号をRF帯の信号に変調して、その変調した第2の応答信号を車両10に電波として送信する。
車両10の近距離通信部12は、受信した第2の応答信号を復調して、その復調した第2の応答信号を車載制御装置11に出力する。車載制御装置11は、第2の応答信号を認識すると、第2の応答信号に含まれる第2のキーIDコードと、メモリ11aに記憶される第2のキーIDコードとの照合を行った後(キーID照合)、第2の応答信号に含まれるSIMIDコードと、メモリ11aに記憶されるSIMIDコードとの照合を行う(SIMID照合)。車載制御装置11は、キーID照合及びSIMID照合が成立したとき、解錠許可状態となる。この解錠許可状態において、車載制御装置11は、ドアハンドルスイッチ14が操作された旨の操作信号を受けると、ドアロック装置13を介して車両ドアを解錠する。このように、ライセンスを取得した携帯電話20に装着される携帯機40を通じて車両ドアを解錠させることができる。また、車載制御装置11は、解錠許可状態において、再びドアハンドルスイッチ14が操作された旨の操作信号を受けると、ドアロック装置13を介して車両ドアを施錠する。
一方、携帯機側制御装置41は、電話側制御装置21からの通信許可信号の入力がないとき、つまり携帯電話20がライセンスを取得していないとき、近距離通信部42を通じた通信を行わない。従って、携帯機40が不正に抜き出された場合であっても、同携帯機40を装着する携帯電話がライセンスを取得していなければ、同携帯機40を通じた車両ドアの解錠が抑制される。これにより、携帯機40のセキュリティ性を向上させることができる。
上述のように、車両10のメモリ11aには、上記各種照合を行うために、第1のキーIDコードと、ビークルIDコードと、第2のキーIDコードと、SIMIDコードとが記憶されている。第1のキーIDコード及びビークルIDコードは、メインキーであるマスターキー30及び車両10間での照合に利用されるため納車時には登録されている。一方、携帯機40は、納車後において追加的に車両10に登録可能である。携帯機40の登録は、車両10のメモリ11aに第2のキーIDコード及びSIMIDコードを記憶させることで行われる。例えば、携帯電話20に装着される携帯機40及び車両10間での通信の実行を通じて車両10に第2のキーIDコード及びSIMIDコードを登録することができる。この登録は、携帯機40が装着される携帯電話20がライセンスを取得していることを条件として可能となるようにアプリにて制限されている。この条件に加えて、例えば、アプリを通じてパスワードの入力を求めたり、生体認証を求めたりすることで、登録作業を正規のユーザに限って許可することができる。
以上の構成によれば、ライセンスを取得した正規の携帯電話20から携帯機40が第三者によって不正に抜き出された場合であっても、第三者の携帯電話にライセンスはないため、同携帯電話に携帯機40を装着しても、携帯機40を通じて車両ドアを解錠させることはできない。
また、たとえ、第三者の携帯電話がライセンスを取得していた場合であっても、第三者の携帯電話に装着されるSIMカードのSIMIDコードは、正規の携帯電話20に装着されるSIMカード5のSIMIDコードと異なる。従って、車両10においてSIMID照合が成立せず、車両ドアが解錠されることはない。
さらに、正規の携帯電話20から携帯機40のみならず、SIMカード5が不正に抜き出されるおそれがある。しかし、SIMカード5が抜き出された場合には、携帯電話20を通じた通話等が不能となるところ、ユーザはSIMカード5の盗難に気が付く。よって、迅速に対策を講じることができる。具体的には、車両10のメモリ11aから第2のキーIDコード及びSIMIDコードを削除することで、携帯機40を通じた車両ドアの解錠を防止できる。
ところで、携帯電話20は、マスターキーが正規のものであるか否かの判断を行わないため、正規でないマスターキーからの情報応答信号も受信する。この情報応答信号に含まれる第1のキーIDコード及びビークルIDコードは正規のものでない。携帯電話20は、正規でない両コードをメモリ21aに記憶させるものの、この場合、携帯電話20がライセンスを求める際、センタ50において両コードがメモリ51aの各組のコードと合致しないため、ライセンス付与信号が送信されない。よって、携帯電話20はライセンスを取得できない。これにより、電話側制御装置21は携帯機側制御装置41に通信許可信号を出力することはなく、携帯機40を通じた車両ドアの解錠が規制される。以上のように、センタ50で照合を行うことで、正規でないマスターキーを利用して携帯電話20がライセンスを取得することが防止されるため、携帯機40のセキュリティ性が向上する。
以上、説明した実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)携帯電話20がライセンスを取得していない場合、携帯機40が携帯電話20に装着されても同携帯機40を通じた車両10の遠隔制御が不可となる。これにより、不正に携帯電話20から携帯機40が抜き出された場合であっても、その携帯機40によって車両10が遠隔制御されることが抑制される。よって、携帯機40のセキュリティ性を向上させることができる。
(2)携帯電話20はマスターキー30から送信される情報応答信号に含まれる第1のキーIDコード及びビークルIDコードを認識すると、それらコードを含むライセンス要求信号を通信ネットワークを介してセンタ50に送信する。センタ50は、ライセンス要求信号に含まれる第1のキーIDコード及びビークルIDコードの妥当性を確認する。センタ50は、両コードの妥当性が確認されたときに、ライセンス付与信号を通信ネットワークを介して携帯電話20に送信する。携帯電話20は、ライセンス付与信号に基づきライセンスを取得する。このように、センタ50で両コードの妥当性が確認されることで、マスターキー30が正規のものである場合にのみ携帯電話20にライセンスを付与することができる。これにより、正規のマスターキー30を所有しない者の携帯電話へのライセンスの付与を防止でき、セキュリティ性を向上させることができる。
(3)携帯電話20がライセンスを取得していても、その携帯電話20に装着される携帯機40が正規のものでない場合には、車両10において第2のキーIDコードの妥当性が確認されないため、解錠許可状態とならない。これにより、いっそうセキュリティ性を向上させることができる。
(4)車両10において、SIMIDコードの妥当性が確認されないとき、解錠許可状態とならない。これにより、携帯機40が不正に盗まれて、ライセンスが取得された携帯電話20に装着された場合であっても、SIMIDコードの妥当性が確認されず、セキュリティ性を確保することができる。
(5)SIMカード5又は携帯機40が盗難されたとき、携帯電話20を携帯するユーザが車両10に近づいても解錠許可状態とならず、ドアハンドルスイッチ14の操作をしても車両ドアを解錠できない。換言すると、ユーザは車両ドアの解錠が不可となることで、SIMカード5又は携帯機40が盗難されたことを早期に知ることができる。これにより、ユーザは、メモリ11aのSIMIDコード、第2のキーIDコードの抹消や、携帯電話の通話等の停止等の措置を早期に講じることができる。
(6)携帯機40からの第2の応答信号には、第2のキーIDコード及びSIMIDコードのみ含まれており、第1のキーIDコードは含まれていない。これは、携帯電話20がライセンスを取得した時点で、センタ50において第1のキーIDコードの照合は済んでいるからである。これにより、セキュリティ性を確保しつつ、第2の応答信号のビット数(情報量)が増大することが抑制される。また、車両10において第1のキーIDコードの照合を行う処理をなくすことができ、迅速に解錠許可状態とすることができる。
(7)正規のマスターキー30がなければ、携帯電話20はライセンスを取得できず、ひいては、携帯機40を車両10に登録することができない。よって、携帯機40が不正に車両10に登録されることを抑制できる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態においては、携帯電話20は、マスターキー30からの情報応答信号に基づき第1のキーIDコード及びビークルIDコードを取得していたが、両コードの取得方法はこれに限らない。例えば、携帯電話20は、車両10からの応答要求信号を受信し、同応答要求信号に含まれるビークルIDコードを取得する。また、携帯電話20は、車両10と同様に、取得したビークルIDコードを含む応答要求信号をマスターキー30に送信し、これに応答してマスターキー30から送信される第1の応答信号を受信し、同第1の応答信号に含まれる第1のキーIDコードを取得する。この場合、携帯電話20が両コードを取得するためだけに送受信される情報要求信号及び情報応答信号を省略することができる。
・上記実施形態においては、携帯電話20は、情報応答信号を通じてマスターキー30のメモリ31aに記憶される第1のキーIDコード及びビークルIDコードを取得していた。しかし、携帯電話20は、携帯機40を介して第1のキーIDコード及びビークルIDコードを取得してもよい。この場合、携帯機40は、携帯電話20と同様に、近距離通信部42を通じてマスターキー30との間で情報要求信号及び情報応答信号をやり取りする。ここで、携帯機40は、電話側制御装置21から通信許可信号の入力がなくても、情報要求信号及び情報応答信号に限って送受信できるように設定される。携帯機側制御装置41は、情報応答信号に含まれる第1のキーIDコード及びビークルIDコードを認識すると、それらコードを電話側制御装置21に出力する。これにより、電話側制御装置21は、第1のキーIDコード及びビークルIDコードを取得し、メモリ21aに記憶できる。また、第1のキーIDコード及びビークルIDコードを携帯機40のメモリ41aに記憶してもよい。
・上記実施形態においては、車外に存在するマスターキー30又は携帯機40と車両10との通信を通じて解錠許可状態とされていた。それに加えて、マスターキー30又は携帯機40を所持するユーザが乗車したとき、車内に存在するマスターキー30又は携帯機40と車両10との通信を通じてエンジン始動許可状態とされてもよい。具体的には、車載制御装置11は、近距離通信部12を通じて車内に応答要求信号を送信する。車載制御装置11は、車内に送信した応答要求信号に対して受信したマスターキー30からの第1の応答信号に含まれる第1のキーIDコードの照合が成立したとき、エンジン始動許可状態となる。同じく、車載制御装置11は、車内に送信した応答要求信号に対して受信した携帯機40からの第2の応答信号に含まれる第2のキーIDコードの照合及びSIMIDコードの照合が成立したとき、エンジン始動許可状態となる。車載制御装置11は、エンジン始動許可状態において、運転席近傍に設けられるエンジンスイッチが操作された旨の操作信号を受けると、エンジンを始動させる。
・上記実施形態においては、電子キーシステムとして車両10及びマスターキー30又は携帯機40間での双方向通信を通じて、ユーザがマスターキー30又は携帯機40を操作することなく、車両ドアを解錠させることができる、いわゆるキー操作フリーシステムが採用されていた。しかし、電子キーシステムであれば、上記キー操作フリーシステムに限定されない。例えば、マスターキー30又は携帯機40から車両10への単方向通信を通じて車両ドアを施解錠するワイヤレスキーシステムを採用してもよい。この場合、マスターキー30及び携帯機40にはロックスイッチ及びアンロックスイッチが設けられる。ロックスイッチが操作されると車両10に施錠を要求する旨の制御要求信号が送信され、アンロックスイッチが操作されると車両10に解錠を要求する旨の制御要求信号が送信される。マスターキー30から送信される制御要求信号には第1のキーIDコードが含まれ、携帯機40から送信される制御要求信号には第2のキーIDコード及びSIMIDコードが含まれている。すなわち、車両10は、マスターキー30からの制御要求信号については第1のキーIDコードの照合が成立したとき、携帯機40からの制御要求信号については第2のキーIDコードの照合並びにSIMIDコードの照合が成立したとき、車両ドアを解錠する。同様にして、ロックスイッチの操作により車両ドアが施錠される。上記実施形態と異なり、車両10からマスターキー30及び携帯機40に応答要求信号が送信されないため、各メモリ11a,21a,31a,51aに記憶されるビークルIDコードを省略することができる。
また、上記実施形態と同様に双方向通信であっても、異なる方式を採用してもよい。具体的には、マスターキー30又は携帯機40に非接触ICチップを設ける。車両10の通信部はその近傍に駆動電波を出力する。マスターキー30又は携帯機40が当該通信部にかざされることで、非接触ICチップは駆動電波を受けて起動し、上記実施形態と同様に第1又は第2の応答信号を送信する。本構成においては、駆動電波にビークルIDコードを含ませてもよいし、ビークルIDコードを省略してもよい。
・上記実施形態においては、携帯電話20及びマスターキー30間でやり取りされる情報要求信号はLF帯の電波であって、情報応答信号はRF帯の電波であった。しかし、情報応答信号には、秘匿性の高い情報が含まれているため、携帯電話20及びマスターキー30間での通信を極近距離でのみ可能としてもよい。具体的には、マスターキー30を上述のような非接触ICチップにて構成することが考えられる。この場合、マスターキー30を携帯電話20に極めて接近させたとき、情報応答信号が携帯電話20に送信される。
・上記実施形態においては、携帯機40からの第2の応答信号にはSIMIDコードが含まれ、車両10においてSIMIDコードの照合が行われていた。しかし、第2の応答信号にSIMIDコードを含ませなくてもよい。この場合、車両10は第2のキーIDコードの照合成立をもって、解錠許可状態となる。よって、車両10のメモリ11aにSIMIDコードを記憶させる必要はない。
・上記実施形態においては、携帯機40のメモリ41aには第2のキーIDコードが記憶されていたが、第2のキーIDコードは記憶されていなくてもよい。この場合であっても、携帯電話20がライセンスを取得していなければ、携帯機40によって車両ドアを解錠させることはできないからである。また、たとえ、第三者の携帯電話がライセンスを取得していた場合でも、車両10においてSIMIDコードの照合が成立せず、車両ドアが解錠されることはないからである。この場合、両メモリ41a,21aに第2のキーIDコードを記憶する必要がなくなり、場合によっては携帯機40のメモリ41aを省略して構成することができる。
・上記実施形態においては、第2の応答信号には第2のキーIDコード及びSIMIDコードが含まれていたが、これに加えてさらに第1のキーIDコードを含ませてもよい。この場合、車載制御装置11は、第1及び第2のキーIDコード、SIMIDコードの計三つの照合が成立したとき、解錠許可状態となる。これにより、いっそうセキュリティ性が向上する。
・上記実施形態においては、携帯電話20はセンタ50からライセンスを取得していた。しかし、ライセンスの取得方法はこれに限定されず、例えば、マスターキー30から取得してもよい。この場合、情報要求信号及び情報応答信号に加えて、ライセンス要求信号が携帯電話20からマスターキー30に送信され、ライセンス応答信号がマスターキー30から携帯電話20に送信される。この場合、セキュリティ性の観点から上述と同様に第2の応答信号に第1のキーIDコードを付加することが好ましい。
・上記実施形態においては、マスターキー30又は携帯機40の制御対象は車両であったが、制御対象は車両に限定されず、例えば住宅用ドアであって、その施解錠を制御してもよい。
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想をその効果と共に記載する。
(イ前記マスターキーは、前記第1の無線信号を前記制御対象に送信し、同制御対象は、受信した第1の無線信号に含まれる第1のIDコードの妥当性が確認できたとき、制御を実行する携帯機。
5…SIMカード、10…車両、12,22,32…近距離通信部、20…携帯電話、30…マスターキー、40…携帯機、50…センタ。

Claims (3)

  1. 携帯電話に着脱可能に構成されるとともに、同携帯電話がライセンスを取得している場合に限り、前記携帯電話に装着された状態において前記携帯電話から通信許可信号を取得することで無線通信を通じた制御対象の遠隔制御が可能とされる携帯機であって、
    前記携帯電話は、マスターキーから送信される第1の無線信号に含まれる第1のIDコードを認識するとともに、その第1のIDコードを含むライセンス要求信号を通信ネットワークを介してセンタに送信し、
    前記携帯機は、前記センタにおいてライセンス要求信号に含まれる第1のIDコードの妥当性が確認されたときに前記携帯電話に送信されるライセンス付与信号に基づき前記ライセンスを取得した前記携帯電話から前記通信許可信号を取得する携帯機。
  2. 請求項に記載の携帯機において、
    前記携帯機は、自身に固有の第2のIDコードを記憶するとともに、同第2のIDコードを含ませて制御を要求する旨の第2の無線信号を前記制御対象へ送信し、
    前記制御対象は、受信した第2の無線信号に含まれる第2のIDコードの妥当性を確認したとき要求された制御を実行する携帯機。
  3. 請求項又はに記載の携帯機において、
    前記携帯電話にはSIMIDコードが記憶されるSIMカードが着脱可能とされ、
    前記携帯機は、前記SIMIDコードを含ませて制御を要求する旨の第2の無線信号を前記制御対象へ送信し、
    前記制御対象は、受信した第2の無線信号に含まれるSIMIDコードの妥当性を確認したとき制御を実行する携帯機。
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