JP4747778B2 - キーレスエントリーシステムとその方法、キー情報管理装置、車両、キー発行方法および車両動作制御方法 - Google Patents

キーレスエントリーシステムとその方法、キー情報管理装置、車両、キー発行方法および車両動作制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、キーレスエントリーシステムとその方法、キー情報管理装置、車両、キー発行方法および車両動作制御方法に関し、特には、携帯端末を用いて車両の動作を制御するキーレスエントリーシステムとその方法、キー情報管理装置、車両、キー発行方法および車両動作制御方法に関する。
従来、ユーザは、自動車を利用する際には、自動車の鍵を携行する必要があった。
ユーザは、その鍵を紛失した場合、ディーラーに鍵の再発行を依頼するが、鍵が再発行されるまでには時間がかかり、ユーザは、その間、自動車を利用できなかった。また、ユーザは、鍵を車内に閉じ込めてしまった場合、ロードサービス業者を呼んでドアを開けてもらわなければならなかった。
特許文献1(特開2004−187096号公報)には、自動車の鍵として携帯電話機を使用するキーレスエントリーシステムが記載されている。
このシステムのユーザは、キー情報を格納した携帯電話機を紛失すると、キー情報を変更する旨の無効信号をセキュリティサービスサイトに送信してキー情報を変更する。この変更されたキー情報は、代用携帯電話機に提供される。
なお、セキュリティサービスサイトは、使用者暗証番号を用いて代用携帯電話機の使用者を認証してから、その変更されたキー情報を代用携帯電話機に提供する。
その後、ユーザは、代用携帯電話に格納された更新キー情報を用いて自動車のロックを解除する。
よって、ユーザは、自動車の鍵となる携帯電話機を紛失しても、直ちに、代用携帯電話機を自動車の鍵にすることが可能になる。
また、特許文献2(特開2002−315068号公報)には、携帯電話機を鍵として使用する住宅監視システムが記載されている。
この住宅監視システムでは、監視制御装置は、鍵となる認証情報を、その認証情報の有効期限とともに携帯電話機に提供する。ユーザは、その有効期限まで、携帯電話機に提供された認証情報を鍵として使用する。
監視制御装置は、認証情報の有効期限が切れると、新たな認証情報を生成し、その新たな認証情報とともにその有効期限を、携帯電話機に無線送信する。
特開2004−187096号公報 特開2002−315068号公報
特許文献1に記載のキーレスエントリーシステムでは、紛失した携帯電話機が見つかっても、その携帯電話機に格納されているキー情報を自動車のキーとして使用することができない。よって、このシステムは、ユーザにとって使いやすくない。
また、特許文献2に記載の住宅監視システムでは、監視制御装置は、すべての鍵の有効期限をチェックしなければならない。よって、このシステムでは、有効条件をチェックする必要のない鍵まで、その鍵の利用条件をチェックしてしまう。
本発明の目的は、ユーザが使いやすく、また、不要な利用条件のチェックを解消できるキーレスエントリーシステム、キー管理装置、車両、キーレスエントリー方法、キー発行方法および車両動作制御方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のキーレスエントリーシステムは、車両と、前記車両を動作させるキーを含むマスターキーおよびコピーキーを発行するキー情報管理装置と、前記マスターキーを受け付ける第1の携帯端末と、前記コピーキーを受け付ける第2の携帯端末と、を含むキーレスエントリーシステムであって、前記キー情報管理装置は、前記コピーキーを発行する際に、該コピーキーの利用限度も発行し、前記第1の携帯端末は、前記キー情報管理装置が発行した前記マスターキーを前記車両に送信し、前記第2の携帯端末は、前記キー情報管理装置が発行した前記コピーキーおよびその利用限度を前記車両に送信し、前記車両は、前記マスターキーおよびコピーキーに対応して動作を実行する駆動部と、前記キー情報管理装置が発行したマスターキーと、前記第2の端末装置が送信したコピーキーの利用限度と、を保存する記憶部と、前記第1の携帯端末から前記マスターキーを受け付けると、該マスターキーに含まれるキーが前記記憶部に保存されている場合に前記駆動部を動作させ、また、前記第2の携帯端末から前記コピーキーを受け付けると、該コピーキーに含まれるキーが前記記憶部に保存され、かつ、該コピーキーの利用が前記記憶部に保存されているコピーキーの利用限度内の場合に前記駆動部を動作させる制御部とを含む。
また、本発明のキーレスエントリー方法は、車両と、前記車両を動作させるキーを含むマスターキーおよびコピーキーを発行するキー情報管理装置と、前記マスターキーを受け付ける第1の携帯端末と、前記コピーキーを受け付ける第2の携帯端末と、を含むキーレスエントリーシステムが行うキーレスエントリー方法であって、前記キー情報管理装置が、前記マスターキーを発行するマスターキー発行ステップと、前記車両が、前記マスターキーを受け付けて保存するマスターキー車両保存ステップと、前記第1の携帯端末が、前記マスターキーを受け付けるマスターキー受付ステップと、前記第1の携帯端末が、前記マスターキーを送信するマスターキー送信ステップと、前記車両が、前記第1の携帯端末から前記マスターキーを受け付けると、該マスターキー内のキーが保存されている場合に所定の動作を実行するマスターキー動作ステップと、前記キー情報管理装置が、前記コピーキーと、該コピーキーの利用限度と、を発行するコピーキー発行ステップと、前記第2の携帯端末が、前記コピーキーと、前記コピーキーの利用限度と、を受け付けるコピーキー受付ステップと、前記第2の携帯端末が、前記コピーキーの利用限度を送信する利用限度送信ステップと、前記車両が、前記コピーキーの利用限度を受け付け保存する利用限度保存ステップと、前記第2の携帯端末が、前記コピーキーを送信するコピーキー送信ステップと、前記車両が、前記第2の携帯端末から前記コピーキーを受け付けると、該コピーキー内のキーが保存され、かつ、該コピーキーの利用が該保存されているコピーキーの利用限度内の場合に前記所定の動作を実行するコピーキー動作ステップとを含む。
上記発明によれば、マスターキーには利用制限が課せられず、コピーキーに利用制限が課せられる。
このため、ユーザは制約なくマスターキーを使用でき、車両はマスターキーの利用条件をチャックする必要がなくなり、また、コピーキーが不正に使用される可能性を低くすることが可能になる。
なお、前記マスターキーは、マスターキー識別子を含み、前記コピーキーは、コピーキー識別子を含むことが望ましい。
上記発明によれば、マスターキーとコピーキーを確実に識別することが可能になる。
また、前記利用限度は、前記コピーキーの有効回数および有効期限であり、前記コピーキーの利用回数に応じて前記コピーキーの有効回数が更新されることが望ましい。
上記発明によれば、コピーキーの有効回数および有効期限に基づいて、コピーキーの利用を制限することが可能となる。
また、本発明のキー情報管理装置は、車両を動作させるマスターキーを前記車両および第1の携帯端末に提供し、前記車両を動作させるコピーキーを第2の携帯端末に提供するキー情報管理装置であって、前記マスターキーと、前記コピーキーと、前記コピーキーの利用限度と、を発行する発行部と、前記発行部にて発行されたマスターキーを前記車両および第1の携帯端末に提供し、前記発行部にて発行されたコピーキーおよびコピーキーの利用限度を第2の携帯端末に提供する提供部とを含む。
また、本発明のキー発行方法は、車両を動作させるマスターキーを前記車両および第1の携帯端末に提供し、前記車両を制御するためのコピーキーを第2の携帯端末に提供するキー情報管理装置が行うキー発行方法であって、前記マスターキーを発行するマスターキー発行ステップと、前記マスターキーを前記車両および第1の携帯端末に提供するマスターキー提供ステップと、前記コピーキーと、前記コピーキーの利用限度と、を発行するコピーキー発行ステップと、前記コピーキーおよびコピーキーの利用限度を第2の携帯端末に提供するコピーキー提供ステップとを含む。
上記発明によれば、利用制限が課されていないマスターキーと、利用制限が課されているコピーキーと、を発行することが可能になる。
このため、ユーザは制約なくマスターキーを使用することが可能になり、車両はマスターキーの利用条件をチャックしなくて済むようになり、また、コピーキーが不正に使用される可能性を低くすることが可能になる。
また、本発明の車両は、キー情報管理装置が発行した車両を動作させるキーを含むマスターキーを前記キー情報管理装置および第1の携帯端末から受け付け、該キー情報管理装置が発行した前記キーを含むコピーキーおよび該コピーキーの利用限度を第2の携帯端末から受け付ける車両であって、前記マスターキーおよびコピーキーに対応して動作を実行する駆動部と、前記キー情報管理装置から受け付けたマスターキーと、前記第2の携帯端末から受け付けたコピーキーの利用限度と、を保存する記憶部と、前記第1の携帯端末から前記マスターキーを受け付けると、該マスターキー内のキーが前記記憶部に保存されている場合に前記駆動部を動作させ、また、前記第2の携帯端末から前記コピーキーを受け付けると、該コピーキー内のキーが前記記憶部に保存され、かつ、該コピーキーの利用が前記記憶部に保存されているコピーキーの利用限度内の場合に前記駆動部を動作させる制御部とを含む。
また、本発明の車両動作制御方法は、キー情報管理装置が発行した車両を動作させるキーを含むマスターキーを前記キー情報管理装置および第1の携帯端末から受け付け、該キー情報管理装置が発行した前記キーを含むコピーキーおよび該コピーキーの利用限度を第2の携帯端末から受け付ける車両が行う車両動作制御方法であって、前記キー情報管理装置から受け付けたマスターキーを保存するマスターキー保存ステップと、前記第1の携帯端末から前記マスターキーを受け付けると、該マスターキー内のキーが保存されている場合に所定の動作を実行するマスターキー動作ステップと、前記第2の携帯端末から受け付けたコピーキーの利用限度を保存する利用限度保存ステップと、前記第2の携帯端末から前記コピーキーを受け付けると、該コピーキー内のキーが保存され、かつ、該コピーキーの利用が該保存されているコピーキーの利用限度内の場合に前記所定の動作を実行するコピーキー動作ステップとを含む。
上記発明によれば、マスターキーには利用制限が課せられず、コピーキーに利用制限が課せられる。
このため、ユーザは制約なくマスターキーを使用でき、車両はマスターキーの利用条件をチャックする必要がなくなり、また、コピーキーが不正に使用される可能性を低くすることが可能になる。
本発明によれば、ユーザは制約なくマスターキーを使用でき、マスターキーの利用条件をチャックする必要がなくなり、また、コピーキーが不正に使用される可能性を低くすることが可能になる。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例のキーレスエントリーシステムを示したブロック図である。
図1において、本キーレスエントリーシステムは、キー情報管理装置10と、第1の携帯端末20と、第2の携帯端末21と、車両30とを含む。
キー情報管理装置10と、携帯端末20および21と、車両30とは、インターネット等のネットワーク40を介して接続可能である。
キー情報管理装置10は、ディーラーなど、車両30を販売する業者にて使用される。携帯端末(第1の携帯端末)20は、車両30の所有者(以下「ユーザA」と称する。)にて携帯される。携帯端末(第2の携帯端末)21は、ユーザAにて使用される。
キー情報管理装置10は、マスターキー情報(マスターキー)、コピーキー情報(コピーキー)、および、コピーキー情報の利用制限を発行する。マスターキー情報およびコピーキー情報は、車両30を制御するためのキー値(キー)を含む。
図2は、キー情報管理装置10の一例を示したブロック図である。
図2において、キー情報管理装置10は、通信部101と、記憶装置102と、処理装置103とを含む。
通信部101は、提供部の一例であり、ネットワーク40と接続し、携帯端末20、携帯端末21、および、車両30と、データの送受信を行う。
記憶装置102は、種々のデータを保存する。
図3は、記憶装置102に保存されるユーザAの情報の一例を示した説明図である。
図示したように、ユーザAの情報は、携帯端末20の端末IDと、ユーザAがキー情報管理装置10に接続する際に用いるユーザ名およびパスワードと、キーIDと、キー存在制限値と、コピーキーIDと、コピーキーの利用制限情報である有効回数および有効期限と、コピーキーを格納する携帯端末21のメールアドレスとを含む。
キーIDは、マスターキー情報であり、マスターキー識別子(図3では“M”)とキー値(図3では“001ABC”)とを含む。
コピーキーIDは、コピーキー情報であり、コピーキー識別子(図3では“C”)とキー値(図3では“001ABC”)とを含む。
キーIDに含まれるキー値は、コピーキーIDに含まれるキー値と同じであり、これらは、車両30の動作を制御するためのキーである。
キー値は、他のユーザのキー値と異なる値に設定される。
キー存在制限値は、マスターキーとコピーキーを含めたキーの総数の制限値である。言い換えれば、キー存在制限値は、コピーキーの作成制限値である。
また、記憶装置102は、その他、ユーザ特定およびユーザ認証、ユーザへの連絡のために、必要に応じて、ユーザAの住所・氏名・電話番号、携帯端末20のメールアドレス、ユーザAの免許証番号等の情報を格納してもよい。
図2に戻って、処理装置103は、キー情報処理装置10全体を制御する。
処理装置103は、発行部の一例であり、マスターキー情報と、コピーキー情報と、コピーキー情報の利用制限情報とを発行し、そのマスターキー情報と、そのコピーキー情報と、コピーキー情報の利用制限情報と、を記憶装置102に保存する(図3参照)。
通信部101は、その発行されたマスターキー情報を車両30および携帯端末20に送信し、その発行されたコピーキー情報およびコピーキー情報の利用制限情報を携帯端末21に送信する。
図1に戻って、携帯端末20は、マスターキー情報を格納するICチップ205を含む。
携帯端末21は、コピーキー情報と、コピーキー情報の利用制限情報と、を格納するICチップ205を含む。
図4は、携帯端末20および21の一例を示したブロック図である。なお、本実施例では、携帯端末20と携帯端末21とは同じ構成であるものとする。このため、以下では、携帯端末20のみを説明する。
図4において、携帯端末20は、例えば、携帯電話機であり、通信部201、表示部202、記憶部203、通話部204、ICチップ205、操作部206、処理部207、バス208、アンテナ209および210を含む。
なお、携帯端末20は、携帯電話機に限らず適宜変更可能である。
通信部201は、アンテナ209およびネットワーク40を介して、キー情報管理装置10と通信する。例えば、通信部201は、キー情報管理装置10からマスターキー情報を受け付ける。
表示部202は、例えばLCDであり、種々の情報を表示する。
記憶部203は、例えば半導体メモリであり、種々の情報を格納する。
通話部204は、マイク、レシーバおよび音声処理装置を含む。
ICチップ205は、キー情報、具体的には、キー情報管理装置10から受け付けたマスターキー情報を格納する。
なお、携帯端末21のICチップ205は、キー情報管理装置10から受け付けた、コピーキー情報およびコピーキー情報の利用制限情報を格納する。
例えば、ICチップ205は、不揮発性メモリと無線通信チップとを備えた非接触ICチップで、不揮発性メモリに格納された情報を、非接触で、車両30のキー情報リーダライタ32に送信する。
操作部206は、ユーザから種々の情報を受け付ける。操作部206は、例えば、ユーザが情報を入力するためのキーボタンである。
処理部207は、携帯端末20全体の制御およびデータ処理を行う。
バス208は、各部を接続する。
アンテナ210は、車両30に、ICチップ205に格納されたマスターキー情報を送信する。
なお、携帯端末21のアンテナ210は、車両30に、ICチップ205に格納されたコピーキー情報およびコピーキー情報の利用制限情報を送信する。
図1に戻って、車両30は、例えば、携帯端末20および21にて動作が制御される自動車である。
車両30は、キー情報記憶装置31と、キー情報リーダライタ32と、駆動部33と、車両制御装置34とを含む。
キー情報記憶装置31は、記憶部の一例であり、キー情報管理装置10から受け付けたマスターキー情報を格納する。また、キー情報記憶装置31は、携帯端末21から受け付けた、コピーキー情報およびコピーキー情報の利用制限情報を格納する。
キー情報リーダライタ32は、携帯端末20および21のICチップ205と近距離無線通信によって情報の送受信を行う。
駆動部33は、キー情報記憶装置31に格納されたマスターキー情報に含まれるキー値に対応する動作を実行する。例えば、駆動部33は、車両30のドアのロック装置である。なお、駆動部33は、車両の30のエンジンを駆動させるエンジン制御部でもよい。
車両制御装置34は、制御部の一例であり、車両30全体を制御する。
車両制御装置34は、キー情報管理装置10からネットワーク40を介してマスターキー情報を受け付けると、そのマスターキー情報をキー情報記憶装置31に格納する。
また、車両制御装置34は、キー情報リーダライタ32が携帯端末20からマスターキー情報を受け付けると、そのマスターキー情報のキー値がキー情報記憶装置31に格納されているか否かを判断する。
車両制御装置34は、そのキー値がキー情報記憶装置31に格納されていると、駆動部33を動作させて車両30のドアのロックを解除し、一方、そのキー値がキー情報記憶装置31に格納されていないと、駆動部33を動作させずに車両30のドアのロックを維持する。
また、車両制御装置34は、キー情報リーダライタ32が携帯端末21からコピーキー情報の利用制限情報を受け付けると、そのコピーキー情報の利用制限情報をキー情報記憶装置31に格納する。
また、車両制御装置34は、キー情報リーダライタ32が携帯端末21からコピーキー情報を受け付けると、そのコピーキー情報のキー値がキー情報記憶装置31に格納されているか否かを判断する。
車両制御装置34は、そのキー値がキー情報記憶装置31に格納されていると、そのコピーキー情報の利用(具体的には、利用回数および利用日時)が、キー情報記憶装置31に格納されているコピーキー情報の利用制限情報に示された利用限度内であるか否かを判断する。
車両制御装置34は、そのキー値がキー情報記憶装置31に格納され、かつ、そのコピーキー情報の利用が、キー情報記憶装置31に格納されているコピーキー情報の利用限度内の場合、駆動部33を動作させて車両30のドアのロックを解除する。
一方、車両制御装置34は、そのキー値がキー情報記憶装置31に格納されていない、または、そのコピーキー情報の利用が、キー情報記憶装置31に格納されているコピーキー情報の利用限度を超えている場合、駆動部33を動作させずに車両30のドアのロックを維持する。
次に、動作を説明する。
図5は、ユーザAがマスターキーを利用する場合の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図5を参照して、ユーザAがマスターキーを利用する場合の動作を説明する。
まず、ユーザAは、車両30の購入時に、キー情報管理装置10に、端末ID、ユーザ名、パスワード、および、キー存在制限値を入力する。
キー情報管理装置10は、端末ID、ユーザ名、パスワード、および、キー存在制限値を受け付けると、ステップS101を実行する。
ステップS101では、キー情報管理装置10の処理装置103は、端末ID、ユーザ名、パスワード、および、キー存在制限値を、記憶装置102に保存する(図3参照)。処理装置103は、それらを保存すると、ステップS102を実行する。
ステップS102では、処理装置103は、マスターキーのキーID(図3参照)を生成して、そのキーIDを車両30と携帯端末20に送信する。また、処理装置103は、そのキーIDを記憶装置102に保存する。なお、このキーIDが、マスターキー情報すなわちマスターキーである。
車両30の車両制御装置34は、キーIDを受け付けると、ステップS103を実行する。ステップS103では、車両制御装置34は、その受け付けられたキーIDをキー情報記憶装置31に保存する。
一方、携帯端末20の処理部207は、キーIDを受け付けると、ステップS104を実行する。ステップS104では、処理部207は、その受け付けられたキーIDをICチップ205に保存する。
ユーザAは、車両30を利用するときには、携帯端末20にステップS105を実行させる。
ステップS105では、携帯端末20は、ICチップ205に保存されているキーIDを、アンテナ210から車両30に送信する。
例えば、ICチップ205が、RFIDで使用される非接触ICチップで構成されている場合、携帯端末20が、ユーザAによって、車両30のドア等に設けられているキー情報リーダライタ32にかざされると、ICチップ205はキーIDを送信し、そのキーIDは車両30で受信される。
車両30の車両制御装置34は、キーIDを受信すると、ステップS106を実行する。
ステップS106では、車両制御装置34は、その受信されたキーID内のキー値と、キー情報記憶装置23に保存されているキーID内のキー値とを照合する。
車両制御装置34は、両者が一致し、かつ、その受信されたキーID内の識別子がマスターキー(M)を示していると、ステップS107を実行し、一方、両者が一致しないとステップS108を実行する。なお、キーID内の識別子がコピーキー(C)を示している場合、車両制御装置34は、後述するステップS210を実行する。
ステップS107では、車両制御装置34は、駆動部33を動作させてドアロックを解除する。
一方、ステップS108では、車両制御装置34は、例えば、他人がドアロックを解除しようとした場合など、所定の時間内に所定回数の照合エラーが発生したときは、キー情報管理装置10にその旨を通知する。
キー情報管理装置10は、エラー発生を受信すると、ステップS109を実行する。
ステップS109では、キー情報管理装置10の処理装置103は、ユーザAに音声またはメール等で、エラー発生を通知する。
図6および図7は、コピーキーを利用する場合の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図6および図7を参照して、ユーザAが携帯端末20を紛失してしまった場合、または、ユーザAが友人に車両30を貸す場合など、コピーキーを利用する場合の動作を説明する。
まず、ユーザAは、電話等で車両の販売業者へコピーキーを利用する旨を連絡するか、または、ICチップ205が搭載された携帯端末21を用いてキー情報管理装置30に接続して、キー情報管理装置10に、コピーキー端末(具体的には携帯端末21)のメールアドレス、コピーキーの有効回数および有効制限を入力する。
キー情報管理装置10の処理装置103は、コピーキー端末のメールアドレス、コピーキーの有効回数および有効制限を受け付けると、ステップS201を実行する。
ステップS201では、処理装置103は、コピーキー端末のメールアドレス、コピーキーの有効回数および有効制限を記憶装置102に保存する(図3参照)。コピーキーの有効回数および有効制限は、コピーキーの利用制限情報の一例である。なお、コピーキーの利用制限情報は、これらに限らず適宜変更可能である。
処理装置103は、それらを保存すると、ステップS202を実行する。
ステップS202では、処理装置103は、コピーキーID(図3参照)を生成する。
ただし、コピーキーの生成数が、キー存在制限値を超えていた場合は、処理装置103は、コピーキーIDの生成を中止する。コピーキーIDは、コピーキー情報すなわちコピーキーである。
処理装置103は、コピーキーIDを生成すると、ステップS203を実行する。
ステップS203では、処理装置103は、コピーキーIDおよび利用制限情報をダウンロードするためのURLを生成して、携帯端末21のメールアドレスに、そのURLを記載したメールを通信部101から送信する。通信部101が、そのメールを送信すると、携帯端末21は、ステップS204を実行する。
ステップS204では、携帯端末21の処理部207は、アンテナ209および通信部201を介して、そのメールを受信する。処理部207は、そのメールを受信すると、ステップS205を実行する。
ステップS205では、処理部207は、そのメールに記載されたURLにアクセスする。
キー情報管理装置10の処理部103は、そのURLにアクセスされると、ステップS206を実行する。
ステップS206では、処理部103は、記憶装置102に格納されているユーザA情報のユーザ名とパスワードの入力を、携帯端末21に要求する。その後、処理部103は、携帯端末21から送信されたユーザ名とパスワードを、記憶装置102に格納されているユーザA情報のユーザ名とパスワードと照合する。
処理部103は、それらが合っていれば、ステップS207を実行し、それらが合っていなければ、動作を修了する。
ステップS207では、処理装置103は、コピーキーIDと、コピーキーの利用制限情報(有効回数および有効期限)と、を携帯端末21に送信する。
携帯端末21の処理部207は、コピーキーIDと、コピーキーの利用制限情報と、を受け付けると、ステップS208を実行する。
ステップS208では、処理部207は、コピーキーIDと、コピーキーの利用制限情報と、ICチップ205に保存する(以下、図7に続く。)。
ユーザAが携帯端末21を用いて車両30を利用するときは、ユーザAは、携帯端末21にステップS209を実行させる。
ステップS209では、携帯端末21は、ICチップ205に保存されているコピーキーIDを、アンテナ210から車両30に送信する。
なお、ICチップ205が、非接触ICチップで構成されている場合、携帯端末21が、車両30のドア等に設けられているキー情報リーダライタ32にかざされると、ICチップ205はコピーキーIDを送信し、そのコピーキーIDが車両30で受信される。
車両30の車両制御装置34は、キー情報リーダライタ32がコピーキーIDを受け付けると、ステップS210を実行する。
ステップS210では、車両制御装置34は、その受け付けられたID内のキー値を、キー情報記憶装置31に格納されているキー値と照合して、そのキー値がマスターキーIDのキー値と同一か否かを判別するとともに、マスタ/コピー識別子によって、受信したキー(ID)がコピーキーかどうかを判別する。
その受け付けられたID内のキー値がマスターキーIDのキー値と不一致の場合は、そのキー値は有効ではないため、車両制御装置34は、動作を終了する。
一方、その受け付けられたID内のキー値がマスターキーIDのキー値と同一で、かつ識別子がコピーキー(C)を示していた場合、車両制御装置34は、ステップS211を実行する。
ステップS211では、車両制御装置34は、その受け付けられたコピーキーIDがキー情報記憶装置31に保存済みか否かを調べる。
その受け付けられたコピーキーIDがキー情報記憶装置31に保存されていなかった場合は、車両制御装置34は、キー情報リーダライタ32を介して、利用制限情報(有効回数および有効期限)を携帯端末21に要求する。
携帯端末21は、その要求を受け付けると、ステップS213を実行する。
ステップS213では、携帯端末21のICチップ205は、ICチップ205に格納されている利用制限情報を送信する。
車両制御装置34は、キー情報リーダライタ32が利用制限情報を受信すると、ステップS214を実行する。
ステップS214では、車両制御装置34は、その利用制限情報をコピーキーIDとともにキー情報記憶装置31に保存する。車両制御装置34は、利用制限情報とコピーキーIDをキー情報記憶装置31に保存すると、ステップS216を実行する。
ステップS216では、車両制御装置34は、駆動部33を動作させてドアロックを解除する。
一方、ステップS211でコピーキーIDが保存済みであった場合は、車両制御装置34は、ステップS215を実行する。
ステップS215では、車両制御装置34は、コピーキーIDの利用状況が、利用制限情報の条件を満たしているか否かを判別する。
コピーキーIDの利用状況が、利用制限情報の条件を満たしていると、車両制御装置34は、ステップS216を実行してドアロックを解除する。
車両制御装置34は、ドアロックの解除後、ステップS217を実行する。
ステップS217では、車両制御装置34は、有効回数を減らす等、利用制限情報を更新して、終了する。
なお、以上説明した本実施例においては、車内にエンジン制御用のリーダライタを設け、携帯端末からキーIDを送信すると、エンジンがスタートできるようにしてもよい。
本実施例によれば、携帯電話機に自動車の鍵を開ける鍵情報を入力し、RFIDを用いて鍵の開閉を可能とするシステムにおいて、鍵(携帯電話機)を紛失してしまった際に、ネットワークを通じて別の携帯電話機に鍵情報をコピーし、利用制限を付けて鍵の開閉を可能とする。
本実施例によれば、以下の効果を奏する。
車両のキー情報を携帯端末に格納しているため、ユーザは、単体のキーを携行しなくてもよい。
また、ネットワークを経由して別の携帯端末にキー情報を格納できるため、キーあるいは携帯端末の紛失時などにおいても、別の携帯端末を用いてドアロックを解除することができる。
また、コピーキーを別の携帯端末に格納する際には、マスターキーを有するユーザAしか知らないユーザ名およびパスワードにより認証を行い、さらに、コピーキーの有効本数、有効回数および有効期限を設定できるため、十分なセキュリティが保たれる。
また、キー情報管理装置10と車両30は、マスターキーに利用制限を課し、コピーキーに利用制限を課さない。
このため、ユーザは制約なくマスターキーを使用でき、車両はマスターキーの利用条件をチャックする必要がなくなり、また、コピーキーが不正に使用される可能性を低くすることが可能になる。
また、本実施例では、マスターキーは、マスターキー識別子を含み、コピーキーは、コピーキー識別子を含む。この場合、マスターキーとコピーキーを確実に識別することが可能になる。
また、本実施例では、利用限度は、コピーキーの有効回数および有効期限である。この場合、コピーキーの有効回数および有効期限に基づいて、コピーキーの利用を制限することが可能となる。
また、キー情報管理装置10は、利用制限が課されていないマスターキーと、利用制限が課されているコピーキーと、を発行する。このため、ユーザは制約なくマスターキーを使用することが可能になり、車両はマスターキーの利用条件をチャックしなくて済むようになり、また、コピーキーが不正に使用される可能性を低くすることが可能になる。
また、車両30は、マスターキーには利用制限を課せず、コピーキーに利用制限を課す。このため、ユーザは制約なくマスターキーを使用でき、車両はマスターキーの利用条件をチャックする必要がなくなり、また、コピーキーが不正に使用される可能性を低くすることが可能になる。
なお、本実施例は、以下のように変更されてもよい。
キー情報管理装置10は、コピーキーIDを車両30に送信してキー情報記憶装置31に予め保存しておいてもよい。その場合、コピーキーのキー値をマスターキーのキー値と異なるものにすることによって、マスターキーが何らかの手段で解読され、その解読されたマスターキーによって車両30が不正に利用されることを防ぐことができる。
以上説明した実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
本発明の一実施例のキーレスエントリーシステムを示したブロック図である。 キー情報管理装置10の一例を示したブロック図である。 記憶装置102に保存されるユーザAの情報の一例を示した説明図である。 携帯端末20および21の一例を示したブロック図である。 本キーレスエントリーシステムの動作を説明するためのフローチャートである。 本キーレスエントリーシステムの動作を説明するためのフローチャートである。 本キーレスエントリーシステムの動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 キー情報管理装置
101 通信部
102 記憶装置
103 処理装置
20 携帯端末
201 通信部
202 表示部
203 記憶部
204 通話部
205 ICチップ
206 操作部
207 処理部
208 バス
209 アンテナ
210 アンテナ
21 携帯端末
30 車両
31 キー情報記憶装置
32 キー情報リーダライタ
33 駆動部
34 車両制御装置
40 ネットワーク

Claims (12)

  1. 車両と、前記車両を動作させるキーを含むマスターキーおよびコピーキーを発行するキー情報管理装置と、前記マスターキーを受け付ける第1の携帯端末と、前記コピーキーを受け付ける第2の携帯端末と、を含むキーレスエントリーシステムであって、
    前記キー情報管理装置は、前記コピーキーを発行する際に、該コピーキーの利用限度も発行し、
    前記第1の携帯端末は、前記キー情報管理装置が発行した前記マスターキーを前記車両に送信し、
    前記第2の携帯端末は、前記キー情報管理装置が発行した前記コピーキーおよびその利用限度を前記車両に送信し、
    前記車両は、
    前記マスターキーおよびコピーキーに対応して動作を実行する駆動部と、
    前記キー情報管理装置が発行したマスターキーと、前記第2の端末装置が送信したコピーキーの利用限度と、を保存する記憶部と、
    前記第1の携帯端末から前記マスターキーを受け付けると、該マスターキーに含まれるキーが前記記憶部に保存されている場合に前記駆動部を動作させ、また、前記第2の携帯端末から前記コピーキーを受け付けると、該コピーキーに含まれるキーが前記記憶部に保存され、かつ、該コピーキーの利用が前記記憶部に保存されているコピーキーの利用限度内の場合に前記駆動部を動作させる制御部と、を含み、
    前記マスターキーは、マスターキー識別子を含み、
    前記コピーキーは、コピーキー識別子を含む、キーレスエントリーシステム。
  2. 請求項に記載のキーレスエントリーシステムにおいて、
    前記利用限度は、前記コピーキーの有効回数および有効期限であり、
    前記制御部は、前記コピーキーの利用回数に応じて前記コピーキーの有効回数を更新する、キーレスエントリーシステム。
  3. 車両を動作させるマスターキーを前記車両および第1の携帯端末に提供し、前記車両を動作させるコピーキーを第2の携帯端末に提供するキー情報管理装置であって、
    前記マスターキーと、前記コピーキーと、前記コピーキーの利用限度と、を発行する発行部と、
    前記発行部にて発行されたマスターキーを前記車両および第1の携帯端末に提供し、前記発行部にて発行されたコピーキーおよびコピーキーの利用限度を第2の携帯端末に提供する提供部と、を含み、
    前記マスターキーは、マスターキー識別子を含み、
    前記コピーキーは、コピーキー識別子を含む、キー情報管理装置。
  4. キー情報管理装置が発行した車両を動作させるキーを含むマスターキーを前記キー情報管理装置および第1の携帯端末から受け付け、該キー情報管理装置が発行した前記キーを含むコピーキーおよび該コピーキーの利用限度を第2の携帯端末から受け付ける車両であって、
    前記マスターキーおよびコピーキーに対応して動作を実行する駆動部と、
    前記キー情報管理装置から受け付けたマスターキーと、前記第2の携帯端末から受け付けたコピーキーの利用限度と、を保存する記憶部と、
    前記第1の携帯端末から前記マスターキーを受け付けると、該マスターキー内のキーが前記記憶部に保存されている場合に前記駆動部を動作させ、また、前記第2の携帯端末から前記コピーキーを受け付けると、該コピーキー内のキーが前記記憶部に保存され、かつ、該コピーキーの利用が前記記憶部に保存されているコピーキーの利用限度内の場合に前記駆動部を動作させる制御部と、を含み、
    前記マスターキーは、マスターキー識別子を含み、
    前記コピーキーは、コピーキー識別子を含む、車両。
  5. 請求項3に記載のキー情報管理装置から前記マスターキーを受け付け、該マスターキーを請求項4に記載の車両に送信する携帯端末。
  6. 請求項3に記載のキー情報管理装置から前記コピーキーと前記コピーキーの利用限度とを受け付け、請求項4に記載の車両に前記コピーキーの利用限度を送信し、請求項4に記載の車両に前記コピーキーを送信する携帯端末。
  7. 車両と、前記車両を動作させるキーを含むマスターキーおよびコピーキーを発行するキー情報管理装置と、前記マスターキーを受け付ける第1の携帯端末と、前記コピーキーを受け付ける第2の携帯端末と、を含むキーレスエントリーシステムが行うキーレスエントリー方法であって、
    前記キー情報管理装置が、前記マスターキーを発行するマスターキー発行ステップと、
    前記車両が、前記マスターキーを受け付けて保存するマスターキー車両保存ステップと、
    前記第1の携帯端末が、前記マスターキーを受け付けるマスターキー受付ステップと、
    前記第1の携帯端末が、前記マスターキーを送信するマスターキー送信ステップと、
    前記車両が、前記第1の携帯端末から前記マスターキーを受け付けると、該マスターキー内のキーが保存されている場合に所定の動作を実行するマスターキー動作ステップと、
    前記キー情報管理装置が、前記コピーキーと、該コピーキーの利用限度と、を発行するコピーキー発行ステップと、
    前記第2の携帯端末が、前記コピーキーと、前記コピーキーの利用限度と、を受け付けるコピーキー受付ステップと、
    前記第2の携帯端末が、前記コピーキーの利用限度を送信する利用限度送信ステップと、
    前記車両が、前記コピーキーの利用限度を受け付け保存する利用限度保存ステップと、
    前記第2の携帯端末が、前記コピーキーを送信するコピーキー送信ステップと、
    前記車両が、前記第2の携帯端末から前記コピーキーを受け付けると、該コピーキー内のキーが保存され、かつ、該コピーキーの利用が該保存されているコピーキーの利用限度内の場合に前記所定の動作を実行するコピーキー動作ステップと、を含み、
    前記マスターキーは、マスターキー識別子を含み、
    前記コピーキーは、コピーキー識別子を含む、キーレスエントリー方法。
  8. 請求項に記載のキーレスエントリー方法において、
    前記利用限度は、前記コピーキーの有効回数および有効期限であり、
    前記コピーキーの利用回数に応じて前記コピーキーの有効回数を更新する更新ステップを含む、キーレスエントリー方法。
  9. 車両を動作させるマスターキーを前記車両および第1の携帯端末に提供し、前記車両を制御するためのコピーキーを第2の携帯端末に提供するキー情報管理装置が行うキー発行方法であって、
    前記マスターキーを発行するマスターキー発行ステップと、
    前記マスターキーを前記車両および第1の携帯端末に提供するマスターキー提供ステップと、
    前記コピーキーと、前記コピーキーの利用限度と、を発行するコピーキー発行ステップと、
    前記コピーキーおよびコピーキーの利用限度を第2の携帯端末に提供するコピーキー提供ステップと、を含み、
    前記マスターキーは、マスターキー識別子を含み、
    前記コピーキーは、コピーキー識別子を含む、キー発行方法。
  10. キー情報管理装置が発行した車両を動作させるキーを含むマスターキーを前記キー情報管理装置および第1の携帯端末から受け付け、該キー情報管理装置が発行した前記キーを含むコピーキーおよび該コピーキーの利用限度を第2の携帯端末から受け付ける車両が行う車両動作制御方法であって、
    前記キー情報管理装置から受け付けたマスターキーを保存するマスターキー保存ステップと、
    前記第1の携帯端末から前記マスターキーを受け付けると、該マスターキー内のキーが保存されている場合に所定の動作を実行するマスターキー動作ステップと、
    前記第2の携帯端末から受け付けたコピーキーの利用限度を保存する利用限度保存ステップと、
    前記第2の携帯端末から前記コピーキーを受け付けると、該コピーキー内のキーが保存され、かつ、該コピーキーの利用が該保存されているコピーキーの利用限度内の場合に前記所定の動作を実行するコピーキー動作ステップと、を含み、
    前記マスターキーは、マスターキー識別子を含み、
    前記コピーキーは、コピーキー識別子を含む、車両動作制御方法。
  11. 携帯端末が行う通信方法であって、
    請求項3に記載のキー情報管理装置から前記マスターキーを受け付け、
    前記マスターキーを請求項4に記載の車両に送信する、通信方法。
  12. 携帯端末が行う通信方法であって、
    請求項3に記載のキー情報管理装置から前記コピーキーと前記コピーキーの利用限度とを受け付け、
    請求項4に記載の車両に前記コピーキーの利用限度を送信し、
    請求項4に記載の車両に前記コピーキーを送信する、通信方法。
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