JP2002330468A - 自動車錠管理システム - Google Patents

自動車錠管理システム

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JP2002330468A
JP2002330468A JP2001134705A JP2001134705A JP2002330468A JP 2002330468 A JP2002330468 A JP 2002330468A JP 2001134705 A JP2001134705 A JP 2001134705A JP 2001134705 A JP2001134705 A JP 2001134705A JP 2002330468 A JP2002330468 A JP 2002330468A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キー紛失の心配がなく、また、所有者が望む
数の人に直接会うことなくキーを貸すことができ、ま
た、自動車から離れた場所からエンジンをかけることが
可能な自動車錠管理システムを提供する。 【解決手段】 携帯端末1は自動車の所有者が所持する
携帯端末であり、インターネット4に接続されている。
自動車錠コントローラ5は、自動車の内部に取り付けら
れたコントローラであり、携帯電話機能およびロック解
除機能を有し、インターネット4に接続されている。管
理サーバ6は、自動車キーを管理するサーバであり、内
部のデータベースに自動車解錠情報を記憶保持してお
り、インターネット4を介して解錠情報を端末1および
コントローラ5へ送信する。そして、携帯端末1が短距
離無線通信によって解錠情報をコントローラ5へ送り、
コントローラ5がその解錠情報を受けて自動車のロック
解除、エンジン始動を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話を利用
した自動車錠管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のキーは、通常よくある金
属製のキーであり、1個のキーでエンジンの始動、ドア
の開閉、トランクの開閉等をいずれも行うようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のキーは、持ち運びが必要であり、紛失の恐れ
れもあり、また、1つのキーで全てのロックを解除する
ようになっているため、セキュリティ上問題があった。
また、キーを紛失した場合は、エンジン始動部、ドア、
トランク等のロック機構を全て交換する必要があった。
また、自分のキーを他人に貸す場合に、実物を渡すため
受け渡しに手間がかかる欠点があった。さらに、予備キ
ーの数が限られていることから、複数の人で同じ自動車
を使う場合に不便であり、また、エンジンをかけるには
必ず自動車に乗らなければならず、家の中等の離れた場
所からエンジンをかけることができない欠点があった。
【0004】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、その目的は、物理的なキーを不要とし、
キーに相当する解錠情報をロック箇所毎に変えることが
でき、また、通信ネットワークを介して解錠情報を渡す
ことができ、また、自動車から離れた場所からエンジン
をかけることが可能な自動車錠管理システムを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の課題を
解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明は、
錠を解錠するための解錠情報を管理する管理サーバと、
携帯端末と、前記自動車内に設けられた自動車錠コント
ローラと、前記管理サーバ、携帯端末、自動車錠コント
ローラを相互接続する通信ネットワークとからなる自動
車錠管理システムであって、前記管理サーバは、自動車
を特定するデータと該自動車が備える錠を解錠するため
の解錠情報とを対応ずけて内部の記憶手段に保持すると
共に、前記解錠情報を前記端末からの要求に応じて前記
端末および前記自動車錠コントローラへ送信し、前記携
帯端末は、前記解錠情報を記憶する記憶手段と、前記記
憶手段から前記解錠情報を読み出す制御手段と、前記解
錠情報を前記自動車錠コントローラへ送信する無線送信
手段とを有し、前記自動車錠コントローラは、前記管理
サーバから送信される前記解錠情報を記憶する記憶手段
と、前記携帯端末から送信された前記解錠情報を該記憶
手段内の前記解錠情報と比較し、その比較結果に従って
錠を解錠する解錠手段を有することを特徴とする自動車
錠管理システムである。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の自動車錠管理システムにおいて、前記自動車錠
コントローラは、前記携帯端末から送信された解錠情報
を前記記憶手段内の解錠情報と比較して前記記憶手段内
の解錠情報の中から一致した解錠情報を検出し、検出し
た解錠情報に対応する錠を解錠することを特徴とする。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の自動車錠管理システムにおいて、前記携帯端末
は、前記管理サーバから送信される解錠情報を前記記憶
手段に記憶させる手段を有することを特徴とする。ま
た、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の自動車
錠管理システムにおいて、前記管理サーバは、内部の記
憶手段内の解錠情報を変更し、変更後の解錠情報を前記
携帯端末および前記自動車錠コントローラへ送信するこ
とを特徴とする。
【0008】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載の自動車錠管理システムにおいて、複数個の携帯
端末の間で、前記通信ネットワークを介して前記解錠情
報を送信し、受信した携帯端末は、該解錠情報を内部の
記憶手段に書き込む受信手段と、該記憶手段から前記解
錠情報を読み出す制御手段とを含むことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の自動
車錠管理システムにおいて、複数個の携帯端末の中の特
定の携帯端末が管理サーバに要求し、錠に対応する解錠
情報を変更可能としたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、この発明の
一実施の形態について説明する。図1はこの発明の第1
の実施の形態による自動車錠管理システムの構成を示す
ブロック図である。この図において、符号1は自動車の
所有者が有する携帯電話、PHS等の携帯端末、2は自
動車の利用者(所有者の家族、会社の社員等)が有する
携帯端末であり、いずれも基地局3を介してインターネ
ット4に接続されている。5は自動車の内部に取り付け
られた自動車錠コントローラであり、内部に携帯電話と
同等の機能を有し、基地局3を介してインターネット4
に接続されている。6は自動車の解錠情報を管理する管
理サーバであり、内部のデータベースに自動車の登録番
号と対応して解錠情報を記憶保持しており、電話回線を
介してインターネット4に接続されている。
【0010】図2は管理サーバ6内のデータベースの一
例を示す図である。この図に示すように、データベース
には、自動車の登録番号に対応して、「使用者名」、
「区分」、「携帯端末電話番号」、「暗証番号」、「エ
ンジン解錠情報」、「ドア解錠情報」、「トランク解錠
情報」、「ボンネット解錠情報」、「ダッシュボード解
錠情報」が各々記録されている。なお、「−」はその解
錠情報が割当らていないことを示している。
【0011】図3は上述した携帯端末1,2の構成を示
すブロック図である。この図において、11は液晶ディ
スプレイ、12は電話番号入力用のテンキーおよびオフ
フックキー、オンフックキー等のファンクションキーか
らなるキーユニット、13は携帯端末の各部を制御する
制御部である。14は通信部であり、アンテナ15を介
して受信した基地局3からの信号を音声信号に変換し、
スピーカ16へ出力し、また、マイクロフォン17の出
力信号を搬送波に乗せ、アンテナ15から送信する。ま
た、この通信部14は、基地局3から受信した発信元の
電話番号、各種のデータを制御部13へ出力し、また、
制御部13から出力されるデータを搬送波に乗せ、基地
局3へ送信する。以上の構成は従来のデータ通信可能な
携帯端末の構成と同様である。符号19は短距離通信部
であり、制御部13から出力されるデータを微弱な搬送
波に乗せてアンテナ20から発信する。この場合、例え
ばブルートゥース規格が用いられる。21は不揮発性の
メモリであり、管理サーバ6から送信される解錠情報等
が記憶される。
【0012】図4は自動車錠コントローラ5の構成を示
すブロック図である。この図において、31は通信部で
あり、アンテナ32を介して受信した信号を復調して制
御部33へ出力し、また、制御部33から出力されるデ
ータを搬送波に乗せ、アンテナ32から送信する。メモ
リ34は解錠情報が記憶される不揮発性のメモリであ
る。制御部33は、通信部31を介して供給される解錠
情報に基づいて、エンジン始動用のセルモータ36、ド
アロック駆動用のドアソレノイド37、ダッシュボード
収納部のロック駆動用のダッシュボードソレノイド3
8、トランクロックを駆動するトランクソレノイド39
およびボンネットのロック機構を駆動するボンネットソ
レノイド40を各々駆動制御する回路である。出力部3
5は、制御部33の出力信号を増幅し、セルモータ3
6、ソレノイド37〜40へ出力する。
【0013】次に、上述した第1の実施形態の動作を説
明する。まず、携帯端末1のユーザ(以下、ユーザAと
いう)が自動車を購入すると、自動車会社によって、管
理サーバ6のデータベースに、図2に示す登録番号、使
用者名、区分、ユーザAの携帯端末電話番号、暗証番
号、各解錠情報が登録される。また、自動車のディーラ
からユーザAに各解錠情報が通知される。ユーザAは、
携帯端末1のキーユニット12において、所定のキー操
作をした後、通知された解錠情報を順次入力する。入力
された解錠情報は、メモリ21内に記憶される。また、
管理サーバ6は、販売された自動車内に設けられた自動
車錠コントローラ5へ、インターネット4を介して上記
の各解錠情報を送信する。送信された解錠情報は、アン
テナ32(図4)を介して通信部31において受信さ
れ、制御部33へ入力される。制御部33は、これらの
解錠情報をメモリ34に書き込む。
【0014】次に、ユーザAが自動車に乗ろうとした場
合、まず、ドアロックを解除すべく、携帯端末1のキー
ユニット12(図2)において、予め決められた所定の
キー操作(例えば、「#,1」)を行う。このキー操作
「#,1」が行われると、制御部13がこれを検知し、
メモリ21からドアロックの解錠情報を読み出し、短距
離通信部19へ出力する。短距離通信部19は、その解
錠情報を搬送波に乗せ、アンテナ20から送信する。送
信された解錠情報は自動車コントローラ5のアンテナ3
2(図4)を介して通信部31で受信され、復調されて
制御部33へ出力される。制御部33は、通信部31か
ら出力された解錠情報と、メモリ34内の解錠情報とを
比較することによってドアロック解錠情報が受信された
ことを検知し、ドアソレノイド37を駆動する駆動信号
を出力部35へ出力する。出力部35は、この駆動信号
を増幅し、ドアソレノイド37へ出力する。これによ
り、ドアソレノイド37が駆動され、ドアドックが解除
される。
【0015】次に、ユーザAが自動車に乗り、エンジン
を始動する場合、携帯端末1のキーユニット12におい
て、キー操作「#,2」を行う。このキー操作「#,
2」が行われると、制御部13がこれを検知し、内部の
記憶部からセルモータの解錠情報を読み出し、短距離通
信部19へ出力する。短距離通信部19は、その解錠情
報をアンテナ20から送信する。送信された解錠情報は
自動車コントローラ4のアンテナ32、通信部31を介
して制御部33において受信される。制御部33は、受
信した解錠情報と、メモリ34内の解錠情報とを比較す
ることによってセルモータの解錠情報が受信されたこと
を検知し、セルモータ36を駆動する駆動信号を出力部
35へ出力する。出力部35は、この駆動信号を増幅
し、セルモータ36へ出力する。これにより、セルモー
タ36が駆動され、エンジンが始動される。
【0016】次に、ユーザAがダッシュボード収納部の
ロックを解除しようとした場合は、携帯端末1のキーユ
ニット12において、キー操作「#,3」を行う。これ
により、ダッシュボード収納部の解錠情報が自動車コン
トローラ4の制御部33において受信され、制御部33
によってダッシュボードソレノイド38が駆動され、ロ
ックが解除される。同様に、ユーザAがトランクのロッ
クを解除しようとした場合は、携帯端末1のキーユニッ
ト12において、キー操作「#,4」を行う。これによ
り、トランクの解錠情報が自動車コントローラ4の制御
部33において受信され、制御部33によってトランク
ソレノイド38が駆動され、ロックが解除される。
【0017】次に、ユーザAが、離れた場所にいる携帯
端末2の所有者(ユーザBとする)に自動車の使用を許
可する場合について説明する。この場合、ユーザAは、
携帯端末1からインターネット4を介して管理サーバ6
へ使用者名(ユーザBの氏名)、区分、ユーザBの携帯
端末電話番号、暗証番号を通知し、次いで、使用を許可
する部分名を通知する。例えば、「エンジン」、「ド
ア」の使用を許可する場合はその部分名を通知する。管
理サーバ6はユーザAからの連絡を受け、まず、データ
ベース(図2参照)に使用者名、区分、ユーザBの携帯
端末電話番号、暗証番号およびエンジン、ドアの解錠情
報を登録する。次のユーザBの携帯端末2へインターネ
ット4を介してエンジンの解錠情報およびドアの解錠情
報を送信する。送信された解錠情報はアンテナ15を介
して通信部14において受信され、制御部13へ供給さ
れる。制御部13は、その解錠情報をメモリ21に書き
込む。
【0018】次に、ユーザBが自動車を運転する場合、
上記と同様に、キーユニット12においてキー操作
「#,1」行うと、ドアロックが解除され、キー操作
「#,2を行うと、エンジンが始動される。
【0019】次に、ユーザAが解錠情報を変更したいと
思った場合は、携帯端末1から管理サーバ6へ解錠情報
の変更要求を、自動車の登録番号と共に送信する。管理
サーバ6は、その変更要求を受け、現在設定されている
解錠情報を案内文と共に携帯端末1へ送信する。送信さ
れた解錠情報および案内文は、図5(a)に示すよう
に、液晶ディスプレイ11に表示される。ここで、ユー
ザAがカーソルを例えば「エンジン」に合わせ、数字キ
ー1を押すと、図5(b)に示すように、新しい解錠情
報を入力するスロットが案内文と共に表示される。ここ
で、ユーザAが例えば「5123」という新しい解錠情
報を入力すると、入力された解錠情報によってメモリ2
1が書き替えられると共に、同解錠情報が管理サーバ6
へ送信される。管理サーバ6はその解錠情報によってデ
ータベースを書き換え、次いで、新しい解錠情報を自動
車錠コントローラ5へ送信する。これにより、自動車錠
コントローラ5のメモリ34内の解錠情報が書き換えら
れる。
【0020】次に、ユーザAが前述したユーザBの使用
許可状態を変更する場合は、携帯端末1から管理サーバ
6へ使用許可状態変更要求を、自動車の登録番号と共に
送信する。管理サーバ6は、その要求を受け、現在設定
されているユーザBの使用許可状態を案内文と共に携帯
端末1へ送信する。送信された使用許可状態および案内
文は、図6(a)に示すように、液晶ディスプレイ11
に表示される。ここで、ユーザAがカーソルを例えば
「トランク」の使用許可状態「解錠不可」に合わせ、数
字キー1を押すと、管理サーバ6へユーザ操作が通知さ
れる。管理サーバ6はその通知を受けてユーザBにおい
て「トランク」が使用可能となったことを検知し、デー
タベースのユーザBの「トランク」の欄に解錠情報を書
き込む。次に、管理サーバ6は新しい使用許可状態をユ
ーザAの携帯端末1へ送信する。これにより、携帯端末
1の液晶ディスプレイ11に、図6(b)に示すよう
に、新しい使用許可状態が表示される。次いで、管理サ
ーバ6は、ユーザBの携帯端末2へ「トランク」の解錠
情報を送信する。送信された解錠情報は、携帯端末2の
メモリ21に記憶される。
【0021】なお、上記実施形態において、自動車購入
時の携帯端末1の解錠情報セットをユーザAがキーユニ
ットによって行うとしたが、これに代えて、自動車購入
時においても解錠情報変更時と同様に管理サーバ5から
解錠情報が送信されるようにしてもよい。また、上記の
実施形態において、自動車の運転席の近傍にアルコール
センサを付け、そのセンサの出力を制御部33に入力す
る。そして、そのセンサの出力が一定レベルを越えてい
た場合は、制御部33が、通信部31を介してエンジン
始動の解錠情報を受信した場合もセルモータ36を駆動
しないようにしてもよい。これにより、飲酒運転を防ぐ
ことができる。
【0022】次に、この発明の第2の実施形態について
説明する。この実施形態の全体構成は図1と同じであ
り、また、各部の構成も図2〜図4と同じである。この
実施形態が上述した第1の実施形態と異なる点は、携帯
端末1,2のメモリ21内に予め解錠情報が記憶されて
いない点および制御部13の動作、管理サーバ6の動作
である。以下、上記実施形態と異なる点のみ説明する。
【0023】ユーザAが自動車に乗ろうとした場合、ま
ず、ドアロックを解除すべく、携帯端末1のキーユニッ
ト12において、キー操作(例えば「#キー」押下)を
行う。このキー操作「#キー」押下が行われると、制御
部13がこれを検知し、管理サーバ6へ「#キー」押下
を通知する。管理サーバ6はこの通知を受け、現在ユー
ザAに使用が許可されている自動車の登録番号を全て携
帯端末1へ送信する。送信された登録番号は携帯端末1
の液晶ディスプレイ11に、図7(a)に示すように表
示される。ここで、ユーザAがカーソルによって、乗ろ
うとしている自動車の登録番号を選択すると、次に、管
理サーバ6が、図7(b)に示す暗証番号入力画面を携
帯端末1へ送信する。
【0024】ユーザAがこの画面において暗証番号を入
力すると、管理サーバ6が入力された暗証番号を内部の
データベースに登録されているユーザAの暗証番号と照
合する。そして、照合結果が「不一致」であった場合
は、その旨を案内する案内文を携帯端末1へ送信する。
一方、照合結果が「一致」であった場合は、次に、管理
サーバ6が、データベースにおいてユーザAに対して設
定されている解錠情報を検出し、検出した解錠情報を表
す文字を案内文と共に携帯端末1へ送信する(図7
(c)参照)。
【0025】ここで、ユーザAがカーソルによって、必
要な解錠情報を選択すると、管理サーバ6が選択された
解錠情報をデータベースから読み出し、携帯端末1へ送
信する。また、この時、管理サーバ6は、ユーザAへド
アの解錠情報を送信したことを、自動車登録番号、年月
日時刻と共に記録する。携帯端末1の制御部13は、管
理サーバ6からの解錠情報を受け、短距離通信部19へ
出力する。短距離通信部19はこの解錠情報をアンテナ
20から送信する。これにより、自動車コントローラ5
のドアソレノイド37が駆動される。ドアソレノイド以
外のソレノイド38〜40の駆動あるいはセルモータ3
6の駆動も全く同様の過程で行われる。また、ユーザB
の携帯端末2による自動車各部の解錠/施錠も同様にし
て行われる。
【0026】このように、上記第2の実施形態によれ
ば、管理サーバ6における暗証番号による確認がとれな
い限り自動車の各部の解錠/施錠ができず、これによ
り、従来のものより強固なセキュリティ確保を行うこと
ができる。また、この実施形態によれば、施錠/解錠の
記録が残る利点も得られる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、携帯端末が自動車キーとして機能するの
で、重いキーを所持する必要がない利点が得られる。ま
た、キーをロック箇所毎に変えることができ、セキュリ
ティの向上を図ることができると共に、多くの種類のキ
ーを分別し、必要な人に必要なキーを簡単に分配、貸与
することができる。例えば、運転免許を持っていない人
には、ドア解錠情報、トランク解錠情報のみを通知し、
セルモータの解錠情報は通知しないということが可能と
なる。また、請求項1の発明によれば、管理サーバの記
憶手段に解錠情報が保持されているので、携帯端末を紛
失した場合においても容易に解錠情報を再取得すること
ができ、キー紛失の心配が全くない。
【0028】また、請求項2に記載の発明によれば、携
帯端末から無線信号によって自動車のセルモータを駆動
することができるので、家の中等自動車から離れた場所
からエンジンをかけることが可能となる利点が得られ
る。また、請求項4または請求項6に記載の発明によれ
ば、管理サーバが内部の記憶手段内の解錠情報を変更
し、変更後の解錠情報を前記携帯端末および前記自動車
錠コントローラへ送信するので、解錠情報が他人に知ら
れた場合等において容易に解錠情報を変えることができ
る。
【0029】また、請求項5に記載の発明によれば、他
人の携帯端末に解錠情報を送信することができるので、
所有者が望む数の人に直接会うことなく自動車キーを貸
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1、第2の一実施形態による自
動車錠管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1における管理サーバ6内のデーターベー
スに一例を示す図である。
【図3】 図1における携帯端末1,2の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】 図1における自動車コントローラ4の構成を
示すブロック図である。
【図5】 この発明の第1の実施形態の動作を説明する
ための図である。
【図6】 この発明の第1の実施形態の動作を説明する
ための図である。
【図7】 この発明の第2の実施形態の動作を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1,2…携帯端末 3…基地局 4…インターネット 5…自動車錠コントローラ 6…管理サーバ 12…キーユニット 13…制御部 14…通信部 19…短距離通信部 21…メモリ 31…通信部 33…制御部 34…メモリ 36…セルモータ 37…ドアソレノイド 38…ダッシュボードソレノイド 39…トランクソレノイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/08 G08B 25/10 D 25/10 H04B 7/26 109M H04B 7/26 M (72)発明者 酒井 浩司 東京都港区芝四丁目4番10号 日本電気イ ンフォメーションテクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA21 BB08 BB48 BB59 CC16 CC26 CC29 DD06 EE02 FF24 FF36 GG08 GG13 HH01 JJ03 KK03 LL00 LL01 LL14 LL15 RR01 TT03 5C087 BB20 BB46 BB65 BB74 DD05 DD14 EE06 EE07 EE14 FF01 FF02 FF04 FF16 FF19 FF23 GG12 GG32 5K067 AA34 AA35 BB36 DD13 DD16 DD23 EE02 EE10 EE12 EE35 FF02 FF23 HH22 HH23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の錠を解錠するための解錠情報を
    管理する管理サーバと、携帯端末と、前記自動車内に設
    けられた自動車錠コントローラと、前記管理サーバ、携
    帯端末、自動車錠コントローラを相互接続する通信ネッ
    トワークとからなる自動車錠管理システムであって、 前記管理サーバは、自動車を特定するデータと該自動車
    が備える錠を解錠するための解錠情報とを対応ずけて内
    部の記憶手段に保持すると共に、前記解錠情報を前記端
    末からの要求に応じて前記端末および前記自動車錠コン
    トローラへ送信し、 前記携帯端末は、前記解錠情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段から前記解錠情報を読み出す制御手段と、
    前記解錠情報を前記自動車錠コントローラへ送信する無
    線送信手段とを有し、 前記自動車錠コントローラは、前記管理サーバから送信
    される前記解錠情報を記憶する記憶手段と、前記携帯端
    末から送信された前記解錠情報を該記憶手段内の前記解
    錠情報と比較し、その比較結果に従って錠を解錠する解
    錠手段を有することを特徴とする自動車錠管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記自動車錠コントローラは、前記携帯
    端末から送信された解錠情報を前記記憶手段内の解錠情
    報と比較して前記記憶手段内の解錠情報の中から一致し
    た解錠情報を検出し、検出した解錠情報に対応する錠を
    解錠することを特徴とする請求項1に記載の自動車錠管
    理システム。
  3. 【請求項3】 前記携帯端末は、前記管理サーバから送
    信される解錠情報を前記記憶手段に記憶させる手段を有
    することを特徴とする請求項1に記載の自動車錠管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記管理サーバは、内部の記憶手段内の
    解錠情報を変更し、変更後の解錠情報を前記携帯端末お
    よび前記自動車錠コントローラへ送信することを特徴と
    する請求項1に記載の自動車錠管理システム。
  5. 【請求項5】 複数個の携帯端末の間で、前記通信ネッ
    トワークを介して前記解錠情報を送信し、受信した携帯
    端末は、該解錠情報を内部の記憶手段に書き込む受信手
    段と、該記憶手段から前記解錠情報を読み出す制御手段
    とを有することを特徴とする請求項1に記載の自動車錠
    管理システム。
  6. 【請求項6】 複数個の携帯端末の中の特定の携帯端末
    が管理サーバに要求し、錠に対応する解錠情報を変更可
    能としたことを特徴とする請求項1に記載の自動車錠管
    理システム。
JP2001134705A 2001-05-01 2001-05-01 自動車錠管理システム Expired - Fee Related JP3597143B2 (ja)

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