JP2006347432A - 車両盗難防止方法および車両盗難防止システム - Google Patents

車両盗難防止方法および車両盗難防止システム Download PDF

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Abstract

【課題】 車両の駐車場所によらずエンジン始動のロックおよびその解除を可能にし、盗難防止の効果を向上させた車両盗難防止システムを提供する。
【解決手段】 ドアロック解除要求信号を外部に送信し、外部から受信するエンジン始動ロック解除番号を表示し、エンジン始動ロック解除番号が入力されると、エンジン始動ロック解除番号を外部に送信する携帯端末30と、ドアロック解除要求信号を携帯端末から受信すると、ドアロックを解除させ、エンジン始動ロック解除番号を生成して格納し、エンジン始動ロック解除番号を携帯端末に送信し、携帯端末からエンジン始動ロック解除番号を受信すると、受信したエンジン始動ロック解除番号と格納されたエンジン始動ロック解除番号とが一致するか否かを判定し、これらのエンジン始動ロック解除番号が一致すると、車両に対して鍵によるエンジン始動を可能な状態にさせる車両端末12とを有する構成である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車などの車両について盗難を防止するための車両盗難防止方法および車両盗難防止システムに関する。
車両のエンジンの作動をロックするために、鍵によるエンジン始動を必要としたキーロック以外にも対策を施した車両盗難防止システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された車両盗難防止システムは、ユーザが指示を入力するためのユーザ端末と、車両に設けられた車両端末と、ユーザ端末および車両端末と情報を送受信する管理サーバ端末とを有する。ユーザ端末、管理サーバ端末および車両端末は通信ネットワークを介して通信接続される。
上記構成の車両盗難防止システムの動作について簡単に説明する。ここでは、エンジン作動をロックする場合とする。ユーザがユーザ端末を操作して認証パスワードを含む情報を入力すると、ユーザ端末は入力された情報を管理サーバ端末に送信する。管理サーバ端末は、ユーザ端末から受信した認証パスワード等で送信元を認証した後、ロックを解除するための動作パスワードを車両端末に送信する。車両端末は管理サーバ端末から動作パスワードを受信すると、動作パスワードを格納し、エンジン作動をロックさせる。
その後、管理サーバ端末は、ユーザ端末よりエンジンロック解除の指示の情報を受信すると、エンジン作動をロックする際に生成した動作パスワードを車両端末に再び送信する。車両端末は、管理サーバ端末から改めて受信した動作パスワードと格納された動作パスワードとが同一であることを確認すると、エンジン作動のロックを解除する。
上述のようにして、ユーザ以外の人が鍵を用いてエンジンを作動させようとしても車両端末によるロックを解除しない限り、エンジンを作動させることができず、車両を移動させることができない。
特開2005−88786号公報
各端末の通信ネットワークへの接続が従来の携帯端電話機の場合と同様に基地局を介して行われるとすると、地下や山間部など基地局からの電波が届きにくい場所に車両があるとき、各端末間で情報の送受信がスムーズに行われず、エンジン作動のロックおよびその解除をすることができなくなるおそれがあった。
本発明は上述したような従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、車両の駐車場所によらずエンジン始動のロックおよびその解除を可能にし、盗難防止の効果を向上させた車両盗難防止方法および車両盗難防止システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の車両盗難防止方法は、ユーザが指示を入力するための携帯端末と、車両に設けられ、該携帯端末と無線により通信可能に接続される車両端末とを有するシステムによる車両盗難防止方法であって、
前記携帯端末は、ドアロックの解除を要求する旨の指示が入力されると、該指示の情報を含むドアロック解除要求信号を前記車両端末に送信するステップと、
前記車両端末は、前記ドアロック解除要求信号を前記携帯端末から受信すると、前記車両にドアロックを解除させ、鍵によるエンジン始動を可能な状態にするためのエンジン始動ロック解除番号を生成して格納し、該エンジン始動ロック解除番号を前記携帯端末に送信するステップと、
前記携帯端末は、前記車両端末から前記エンジン始動ロック解除番号を受信すると、該エンジン始動ロック解除番号を表示するステップと、
前記携帯端末は、前記エンジン始動ロック解除番号が入力されると、該エンジン始動ロック解除番号を前記車両端末に送信するステップと、
前記車両端末は、前記携帯端末から前記エンジン始動ロック解除番号を受信すると、受信したエンジン始動ロック解除番号と格納されたエンジン始動ロック解除番号とが一致するか否かを判定し、判定の結果これらのエンジン始動ロック解除番号が一致すると、前記車両に対して鍵によるエンジン始動を可能な状態にさせるステップと、
を有するものである。
一方、上記目的を達成するための本発明の車両盗難防止システムは、
車両について鍵によるエンジン始動を可能な状態にするためのエンジン始動ロック解除番号を格納するための記憶部、該エンジン始動ロック解除番号を表示するための表示部、外部と無線で通信接続するための無線通信処理部、および、該車両のドアロックの解除を要求する旨の指示が入力されると、該指示の情報を含むドアロック解除要求信号を外部に送信し、外部から受信するエンジン始動ロック解除番号を該表示部に表示させ、該エンジン始動ロック解除番号が入力されると、該エンジン始動ロック解除番号を外部に送信する制御部を備えた携帯端末と、
前記車両に設けられ、前記エンジン始動ロック解除番号を格納するための記憶部、前記携帯端末と無線で通信接続するための無線通信処理部、および、前記ドアロック解除要求信号を前記携帯端末から受信すると、該車両にドアロックを解除させ、前記エンジン始動ロック解除番号を生成して該記憶部に格納し、該エンジン始動ロック解除番号を前記携帯端末に送信し、前記携帯端末から前記エンジン始動ロック解除番号を受信すると、該エンジン始動ロック解除番号と該記憶部に格納されたエンジン始動ロック解除番号とが一致するか否かを判定し、判定の結果これらのエンジン始動ロック解除番号が一致すると、該車両に対して鍵によるエンジン始動を可能な状態にさせる制御部を備えた車両端末と、
を有する構成である。
本発明では、携帯端末と車両端末とが無線で情報を送受信することで、車両の駐車場所によらず、携帯端末と車両端末との情報の送受信が従来よりもスムーズに行われる。また、エンジン始動のロック解除のための番号が車両端末から携帯端末に入力されるため、ユーザはエンジン始動ロック解除のための番号を予め設定したり、暗記したりする必要がない。
本発明によれば、携帯電話の電波が届きにくい場所に車両があっても、ドアロックおよびエンジン始動ロックをかけることが可能となり、車両の駐車場所によらずこれらのロック機能が働くため、車両の盗難防止効果がより向上する。
本発明の車両盗難防止システムは、ユーザが指示を入力するための携帯端末と車両に設けられた車両端末とが無線通信で直接情報を送受信可能にし、かつ、エンジン始動ロック解除のための番号を車両端末が生成するようにした構成である。
本実施例の車両盗難防止システムの構成について説明する。
図1は本実施例の車両盗難防止システムの構成例を示すブロック図である。
車両盗難防止システムは、自動車などの車両10に設けられた車両端末12と、ユーザが操作するための携帯端末30とを有する。本実施例では、携帯端末30に従来の携帯電話機の機能を備えているものとする。車両10には、ドアの施錠および開錠を行うドアロック処理部18と、鍵による操作でイグニションの始動を有効および無効にするためのエンジン始動ロック処理部22とが設けられている。ドアロック処理部18およびエンジン始動ロック処理部22は通信配線を介して車両端末12と接続されている。
次に、車両端末12の構成について説明する。車両端末12は、ユーザの携帯端末30と情報を送受信するための無線通信処理部14と、情報を格納するための記憶部15と、各部を制御する制御部17とを有する。制御部17には、図に示さないが、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、プログラムを格納するためのメモリとが設けられている。CPU(不図示)がプログラムを実行することで、通信相手を認証する認証処理部16と、ドアロック処理部18およびエンジン始動ロック処理部22を管理するロック管理部20とが制御部17内に仮想的に構成される。
認証処理部16は、携帯端末毎に異なる識別子と、ユーザを識別するための暗証番号と、識別子および暗証番号の登録を要求する旨の情報とを含む登録要求信号を携帯端末30から無線通信処理部14を介して受信すると、登録要求信号に含まれる識別子および暗証番号を読み出して記憶部15に格納する。そして、識別子および暗証番号の登録が終了したことを通知するための登録通知信号を無線通信処理部14を介して携帯端末30に送信する。この登録後、車両端末12は、受信する信号の送信元の携帯端末30を特定可能となり、識別子で特定される携帯端末30に対して応答のための信号を送信する。以下では、携帯端末30から車両端末12に送信される信号には、識別子の情報を含むものとする。
識別子としては、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)に準じたID(Identification)とする。このIDは携帯端末30の記憶部34に予め登録されている。
また、認証処理部16は、ドアロックを要求する旨の情報と暗証番号を含むドアロック要求信号を携帯端末30から無線通信処理部14を介して受信すると、ドアロック要求信号に含まれる暗証番号と記憶部15に保存した暗証番号とが一致するか否かを判定する。判定の結果、これらの暗証番号が一致する場合、ドアロック要求信号をロック管理部20に送出する。一方、これらの暗証番号が一致しない場合、暗証番号の再入力を要求する旨の暗証番号再入力要求信号を無線通信処理部14を介して携帯端末30に送信する。
また、認証処理部16は、ドアロックの解除を要求する旨の情報と暗証番号とを含むドアロック解除要求信号を携帯端末30から無線通信処理部14を介して受信すると、ドアロック解除要求信号に含まれる暗証番号と記憶部15に保存した暗証番号とが一致するか否かを判定する。判定の結果、これらの暗証番号が一致する場合、ドアロック解除要求信号をロック管理部20に送出する。一方、これらの暗証番号が一致しない場合、暗証番号再入力要求信号を無線通信処理部14を介して携帯端末30に送信する。
ドアロック管理部20は、ドアロック要求信号を認証処理部16から受信すると、ドアロック処理部18にドアを施錠させ、ドアロック解除要求信号を認証処理部16から受信すると、ドアロック処理部18にドアを開錠させる。また、ドアを施錠したことを示すドアロック完了信号をドアロック処理部18から受信すすると、ドアを施錠したことを通知するためのドアロック通知信号を無線通信処理部14を介して携帯端末30に送信する。なお、ドアロック管理部20は、ドアロック要求信号を認証処理部16から受信した際、上述したようにドアロック処理部18にドアを施錠させるとともに、エンジン始動ロック処理部22にイグニションの始動を無効にさせてもよい。
また、ドアロック管理部20は、ドアを開錠したことを示すドアロック解除完了信号をドアロック処理部18から受信すると、イグニションの始動を有効にするための番号であるエンジン始動ロック解除番号を生成して記憶部15に格納する。続いて、エンジン始動ロック解除番号とドアロックを解除した旨の情報とを含むドアロック解除通知信号を無線通信処理部14を介して携帯端末30に送信する。エンジン始動ロック解除番号の生成方法としては、複数のエンジン始動ロック解除番号が記述された表を予め記憶部15に格納し、その表からいずれか一つを選択するようにしてもよく、乱数生成のプログラムを予め制御部17のメモリ(不図示)に保存しておき、そのプログラムを実行することでエンジン始動ロック解除番号を生成してもよい。
さらに、ドアロック管理部20は、エンジン始動のロックの解除を要求する旨の情報とエンジン始動ロック解除番号を含むエンジン始動ロック解除要求信号を携帯端末30から無線通信処理部14を介して受信すると、信号に含まれるエンジン始動ロック解除番号と記憶部15に格納したエンジン始動ロック解除番号とが一致するか否かを判定する。判定の結果、これらのエンジン始動ロック解除番号が一致する場合、エンジン始動ロック処理部22にイグニションの始動を有効にさせる。一方、これらのエンジン始動ロック解除番号が一致しない場合、エンジン始動ロック解除番号の再入力を要求する旨の情報を含む解除番号再入力要求信号を無線通信処理部14を介して携帯端末30に送信する。
次に、携帯端末30の構成について説明する。なお、車両端末12との通信に関連する部分を中心に説明し、電子メールおよび電話等の通常の機能は従来と同様であるため、その詳細な説明を省略する。図1に示すように、携帯端末30は、車両端末12と情報を送受信するための無線通信処理部32と、受信した情報を格納するための記憶部34と、記憶部34に格納された情報を表示するための表示部36と、各部を制御する制御部41と、ユーザが指示を入力するための操作部42とを有する。制御部41は、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU41とプログラムを格納するためのメモリ43とを有する。
ユーザが携帯端末30の操作部42を操作して、携帯端末30をドライブモードに設定変更すると、制御部41は、通常の電話や電子メールの機能から車両端末12との通信機能に無線通信処理部32を切り換える。これにより、携帯端末30は車両端末12と無線で通信可能となる。ここで用いられる無線として、狭域無線通信(DSRC:Dedicated Short Range Communication)がある。
ドライブモードへの設定変更は、マナーモード設定ボタンを押すことで行われる。ユーザがマナーモード設定ボタンを押すと、鍵を用いないで車両のロックを操作可能なキーレス機能を有効とするためのメニュー画面が所定の時間表示される。そして、このメニュー画面が表示されている間に、ボタン操作をしなければ、通常のマナーモードに設定される。なお、本実施例では、マナーモード設定ボタンにドライブモードへの設定変更の機能を備えているが、他のボタンにその機能を備えてもよく、専用のボタンを設けてもよい。
記憶部34には、携帯端末30に入力されるエンジン始動ロック解除番号が格納される。また、携帯端末30がドライブモードに設定された後、ユーザが指示を入力するための操作用画面の情報が格納されている。操作用画面には、ドライブモードに設定するための「キーレス機能」を選択項目の一つとして表示するためのメニュー画面や、「キーレス機能」として「ドアロック」、「ドアロック解除」および「エンジン始動ロック解除」等の複数の種類を選択項目として表示するための画面や、暗証番号の入力を要求する旨を表示するための画面がある。
表示部36は、車両端末12から受信する信号に含まれる情報や上述の操作用画面を表示する。
ユーザが操作部42を操作して暗証番号を登録する旨の指示を入力すると、制御部40は、暗証番号の入力を求める画面を表示部36に表示させる。ユーザが操作部42を操作して暗証番号を入力すると、制御部40は、暗証番号を含む登録要求信号を無線通信処理部32を介して車両端末12に送信する。また、ユーザが操作部42を操作してドアロックを要求する旨を入力すると、暗証番号の入力を求める画面を表示部36に表示させる。そして、暗証番号を含むドアロック要求信号を無線通信処理部32を介して車両端末12に送信する。また、ユーザが操作部42を操作してドアロックの解除を要求する旨を入力する場合、ドアロックの場合と同様にして、暗証番号を含むドアロック解除要求信号を車両端末12に送信する。
また、制御部40は、無線通信処理部32から登録通知信号を受信すると、暗証番号の登録が終了した旨を表示部36に表示させる。また、無線通信処理部32からドアロック通知信号を受信すると、ドアロックがなされた旨を表示部36に表示させる。無線通信処理部32からドアロック解除通知信号を受信すると、ドアロックが解除された旨とエンジン始動ロック解除番号を表示部36に表示させる。さらに、ユーザが操作部42を操作してエンジン始動ロック解除番号を入力すると、エンジン始動ロック解除番号の情報を含むエンジン始動ロック解除要求信号を無線通信処理部32を介して車両端末12に送信する。
次に、車両端末12へのユーザ登録方法について説明する。図2はユーザ登録方法の手順を示すフローチャートである。なお、はじめに車両端末12の記憶部15には、識別子が格納されていないものとする。
ユーザが携帯端末30の操作部42を操作して、暗証番号の登録を指示する旨を入力すると、制御部40は、暗証番号の入力を要求する旨を表示部36に表示させる。続いて、ユーザが携帯端末30の操作部42を操作して、暗証番号を入力すると、制御部40は、識別子および暗証番号の情報を含む登録要求信号を車両端末12に送信する(ステップ101)。車両端末12は、携帯端末30から登録要求信号を受信すると、制御部17は登録要求信号に含まれる暗証番号および識別子を読み出して記憶部15に格納する。そして、暗証番号の登録が終了したことを通知するための登録通知信号を携帯端末30に送信する(ステップ102)。携帯端末30の制御部40は車両端末12から登録通知信号を受信すると、暗証番号の登録が終了した旨を表示部36に表示させる(ステップ103)。このようにして、識別子と暗証番号の両方が車両端末12に登録される。
次に、車両盗難防止システムの動作について説明する。ここでは、車両10のドアがロックされている状態から、エンジンを始動可能な状態にするまでの動作手順とする。
図3は車両盗難防止システムの動作手順を示すフローチャートである。
ユーザが携帯端末30の操作部42のマナーモード設定ボタンを押すと、携帯端末30はドライブモードに設定される。そして、表示部36にメニュー画面を表示する。ユーザがメニュー画面を見ながら、操作部42を操作して「キーレス機能」を選択すると、制御部40は「キーレス機能」の画面を表示部36に表示させる。画面には、「ドアロック」、「ドアロック解除」および「エンジン始動ロック解除」を含む選択項目が表示される。ユーザが操作部42を操作して「ドアロック解除」を選択すると、制御部40は、暗証番号の入力を求める旨の画面を表示部36に表示させる。ユーザが操作部42を操作して暗証番号を入力すると、制御部40は、暗証番号の情報を含むドアロック解除要求信号を車両端末12に送信する(ステップ201)。
車両端末12は、携帯端末30からドアロック解除要求信号を受信すると、制御部17の認証部16は、ドアロック解除要求信号に含まれる暗証番号と記憶部15に格納された暗証番号とが一致するか否かを判定する(ステップ202)。これらの暗証番号が一致すれば、ロック管理部20はドアロック処理部18にドアロックを解除させる(ステップ203)。そして、ロック管理部20は、ドアロック処理部18からドアロック解除完了信号を受信すると、エンジン始動ロック解除番号を生成して記憶部15に格納し、エンジン始動ロック解除番号を含むドアロック解除通知信号を携帯端末30に送信する(ステップ204)。なお、ステップ202で、これらの暗証番号が一致しなければ、認証部16は暗証番号再入力要求信号を携帯端末30に送信する(ステップ205)。
携帯端末30はドアロック解除通知信号を受信すると、制御部40は、ドアロック解除通知信号に含まれるエンジン始動ロック解除番号とドアロックが解除された旨の情報を表示部36に表示させる(ステップ206)。ユーザは、携帯端末30の表示部36を見てドアが開錠したことを確認すると、車両10のドアを開けて乗り込む。続いて、操作部42を操作して、表示部36に表示されたエンジン始動ロック解除番号を入力すると、制御部40は、エンジン始動ロック解除番号の情報を含むエンジン始動ロック解除要求信号を車両端末12に送信する(ステップ207)。
車両端末12のロック管理部20は、携帯端末30からエンジン始動ロック解除要求信号を受信すると、エンジン始動ロック解除要求信号に含まれるエンジン始動ロック解除番号を読み出し、読み出したエンジン始動ロック解除番号と記憶部34に格納されたエンジン始動ロック解除番号とが一致するか否かを判定する(ステップ208)。これらのエンジン始動ロック解除番号が一致すれば、鍵によるエンジン始動可能状態にエンジン始動ロック処理部22にさせる(ステップ209)。一方、ステップ208で、これらのエンジン始動ロック解除番号が一致しなければ、解除番号再入力要求信号を携帯端末30に送信する(ステップ210)。
本実施例の車両盗難防止システムでは、携帯端末30と車両端末12とが直接無線で情報をやりとりするため、携帯電話の電波が届きにくい場所でもドアロックおよびエンジン始動ロックをかけることが可能となり、車両の駐車場所によらずこれらのロック機能が働くため、車両の盗難防止効果がより向上する。
また、ユーザ以外の人が車両の鍵でドアを開錠しようとしても、ユーザの携帯端末30がなければドアロックを解除できない。また、ユーザ以外の人が携帯端末30を操作してドアロックを解除しても、車両の鍵がなければエンジンを始動できない。
また、エンジン始動ロック解除のための番号がドアロック解除の度に生成されてユーザに通知されるため、ユーザはエンジン始動ロック解除のための番号を予め設定したり、暗記したりする必要がない。
また、ドアロック解除のための暗証番号を設定しておけば、ユーザ以外の人が携帯端末30を手に入れても正しい暗証番号を入力できなければ、ドアロックを解除できない。
また、本実施例のように、従来の携帯電話機に携帯端末30の機能を備えれば、ユーザは携帯電話機を操作して、上述したようなドアロックおよびエンジン始動ロックならびにこれらの解除を行うことができる。
なお、本実施例では、ドアロックおよびその解除のために予め暗証番号を設定したが、指紋認証など他の手段でユーザを特定するようにしてもよい。また、車両のユーザが家族全員で、家族のうち誰であってもドアロックの解除を可能にしたい場合もあるため、暗証番号を設定しなくてもよい。
また、ドアロック解除通知信号にドアロックを解除した旨の情報を含み、その情報を携帯端末に表示させたが、ドアロックが解除されたことをハザードランプの点灯など他の手段でユーザに通知するようにしてもよい。この場合、ドアロック解除通知信号にドアロックを解除した旨の情報を含まなくてもよい。
本実施例の車両盗難防止システムの一構成例を示すブロック図である。 暗証番号および識別子を車両端末に登録するための手順を示すフローチャートである。 本実施例の車両盗難防止システムの動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
12 車両端末
14、32 無線通信処理部
15、34 記憶部
17、40 制御部
30 携帯端末

Claims (6)

  1. ユーザが指示を入力するための携帯端末と、車両に設けられ、該携帯端末と無線により通信可能に接続される車両端末とを有するシステムによる車両盗難防止方法であって、
    前記携帯端末は、ドアロックの解除を要求する旨の指示が入力されると、該指示の情報を含むドアロック解除要求信号を前記車両端末に送信するステップと、
    前記車両端末は、前記ドアロック解除要求信号を前記携帯端末から受信すると、前記車両にドアロックを解除させ、鍵によるエンジン始動を可能な状態にするためのエンジン始動ロック解除番号を生成して格納し、該エンジン始動ロック解除番号を前記携帯端末に送信するステップと、
    前記携帯端末は、前記車両端末から前記エンジン始動ロック解除番号を受信すると、該エンジン始動ロック解除番号を表示するステップと、
    前記携帯端末は、前記エンジン始動ロック解除番号が入力されると、該エンジン始動ロック解除番号を前記車両端末に送信するステップと、
    前記車両端末は、前記携帯端末から前記エンジン始動ロック解除番号を受信すると、受信したエンジン始動ロック解除番号と格納されたエンジン始動ロック解除番号とが一致するか否かを判定し、判定の結果これらのエンジン始動ロック解除番号が一致すると、前記車両に対して鍵によるエンジン始動を可能な状態にさせるステップと、
    を有する車両盗難防止方法。
  2. 前記車両端末は、予めユーザを特定するための暗証番号を前記携帯端末から受信すると、該暗証番号を格納するステップと、
    前記携帯端末は、ドアロックの解除を要求する旨の指示と前記暗証番号が入力されると、該暗証番号を含むドアロック解除要求信号を前記車両端末に送信するステップと、
    前記車両端末は、前記携帯端末から前記ドアロック解除要求信号を受信すると、該ドアロック解除要求信号に含まれる暗証番号と格納された暗証番号とが一致するか否かを判定し、判定の結果これらの暗証番号が一致すると、前記車両にドアロックを解除させるステップと、
    を有する請求項1記載の車両盗難防止方法。
  3. 前記携帯端末と前記車両端末との通信に狭域無線通信を用いる請求項1または2記載の車両盗難防止方法。
  4. 車両について鍵によるエンジン始動を可能な状態にするためのエンジン始動ロック解除番号を格納するための記憶部、該エンジン始動ロック解除番号を表示するための表示部、外部と無線で通信接続するための無線通信処理部、および、該車両のドアロックの解除を要求する旨の指示が入力されると、該指示の情報を含むドアロック解除要求信号を外部に送信し、外部から受信するエンジン始動ロック解除番号を該表示部に表示させ、該エンジン始動ロック解除番号が入力されると、該エンジン始動ロック解除番号を外部に送信する制御部を備えた携帯端末と、
    前記車両に設けられ、前記エンジン始動ロック解除番号を格納するための記憶部、前記携帯端末と無線で通信接続するための無線通信処理部、および、前記ドアロック解除要求信号を前記携帯端末から受信すると、該車両にドアロックを解除させ、前記エンジン始動ロック解除番号を生成して該記憶部に格納し、該エンジン始動ロック解除番号を前記携帯端末に送信し、前記携帯端末から前記エンジン始動ロック解除番号を受信すると、該エンジン始動ロック解除番号と該記憶部に格納されたエンジン始動ロック解除番号とが一致するか否かを判定し、判定の結果これらのエンジン始動ロック解除番号が一致すると、該車両に対して鍵によるエンジン始動を可能な状態にさせる制御部を備えた車両端末と、
    を有する車両盗難防止システム。
  5. 前記車両端末の記憶部に予めユーザを特定するための暗証番号が格納され、
    前記携帯端末の制御部は、ドアロックの解除を要求する旨の指示と前記暗証番号が入力されると、該暗証番号を含むドアロック解除要求信号を前記車両端末に送信し、
    前記車両端末の制御部は、前記携帯端末から前記ドアロック解除要求信号を受信すると、該ドアロック解除要求信号に含まれる暗証番号と記憶部に格納された暗証番号とが一致するか否かを判定し、判定の結果これらの暗証番号が一致すると、前記車両にドアロックを解除させる、請求項4記載の車両盗難防止システム。
  6. 前記携帯端末および前記車両端末の前記無線通信処理部が狭域無線通信方式による通信手段である請求項4または5記載の車両盗難防止システム。
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